1. SBCast.
  2. SBCast.#122 ローカルメディア..
今回はローカルメディア森ノオトにて、主に横浜市北部を中心とした地域情報や暮らしに関する情報の発信、ライター育成、情報発信のノウハウ周りの団体に伝授するなど、さまざまな活動を行う団体、認定NPO法人森ノオトの北原まどかさんに、活動の内容や想いを伺いました。
森ノオトの活動
北原まどか
ローカルメディアとか、コミュニティデザインっていう部分であったりとか、実はあえてホームページでは歌ってないんですけれども、我々SDGsそのものだなというふうに思っています。
森ノオト、ローカルメディアっていうのは、地域の中でSDGsを知ることのできる、本当プラットフォームというか、輪っかそのものなんだなというふうに思ったんですね。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY のポッドキャスト番組、SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITYにてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、ウェブメディアとして様々な情報を発信する森ノオトを運営する認定NPO法人森ノオト、北原まどかさんでございます。北原さんどうぞよろしくお願いいたします。
北原まどか
はい、よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
北原まどか
はい、私、認定NPO法人森ノオトの理事長の北原まどかと申します。現在横浜市青葉区の方に住んでおりまして、今高校1年生と小学校4年生の娘、そして夫との4人暮らしであります。
基本的には本業NPOでいろいろと町づくりであったりとか、情報発信とかを行いながらも、結構最近はお母さん業も忙しくやっておりまして、現在子供のミュージカルであったりとか、長女の部活の応援だったりとか、そうしたちょっと子供に関わることも最近ちょっと忙しくしております。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではまず森ノオトについてのお話を伺っていければと思います。
森ノオトの事業内容
高見知英
こちらのNPO法人森ノオト、どのような活動をしていらっしゃるのでしょうか。
北原まどか
現在NPOとしては丸11年経ちまして12年目になります。
現在4つの授業を行っておりまして、1つがメディア授業ですね。
我々のオウンドメディア森ノオトというローカルメディアを作っておりまして、日々そこで青葉区を中心とした暮らしの情報の発信をしております。
森ノオトの授業の中ではライターの育成をして、ライター養成講座を年に1回行って、毎年10名ほどの新しいライターさんが森ノオトにジョインをしてきまして、
そうした方々の取材をサポートしたりとか、記事の編集を行ったりという、市民が生活者だからこそ感じる課題であったりとか、こんな街を作りたいなという願いとか思いみたいなものを、
ちゃんと社会との接点とか客観性を持った文章で発信をしていくということを行っています。
もう1つ森ノオトのメディア授業から発展したローカルメディアデザイン事業部というものがありまして、
こちらは森ノオトの方で独自にライター育成を行っている、そうしたノウハウを各地に横展開をしていったりですとか、
NPO、市民活動団体さんがせっかくいい活動をしているのに情報発信があまり上手ではないがために受益者とつながる、あるいは支援者とつながるようなチャンスを逃しているケースというのが往々にしてあるんですけれども、
そうした方々に本当に誰に対してどんな情報を発信したいのか、そして組織の中でどんな体制でその情報発信の仕組みを作っていくのかということを個別伴走支援をしながらサポートしていくという、
これ神奈川県からの委託事業で行っていますけれども、NPOの情報発信サポート事業なども行っております。
そして3つ目がコミュニティデザイン事業と言いまして、森ノオトの青葉区を拠点としたウェブメディアをやっておりますので、
その取材をもう十何年続けておりますと青葉区の中でかなりいろいろな地域団体の方ですとか、行政の方ですとか商店の方とかとのネットワークが生まれてきますので、
こうした方々と持続可能なまちづくりをするにはどうしたらいいのかなというところで、環境ですとか福祉とか、それから例えば公園愛護会といったまちづくりの活動ですね、
持続可能にしていくようなそのような事業を行政の方々と一緒に行っております。
そして最後がファクトリー事業部と申しまして、森ノオト自体は本当にサスティナブルな社会を作っていこうということで発足しました団体です。
その中で本当に具体的に我々が通した事業を通して資源循環であったりとか環境に調和した社会を作るということを目指せるのかなというところで、
森ノオト女性が多い団体なんですけれども、ものづくりが好きな女性たちをこうした循環型社会に参加できるようなきっかけはないかなということでいろいろ考えまして、
古くなった布とか使われなくなった手芸資材とかそうしたものを使ってものづくりをしたりとか、
あと現在はリサイクル、リユース手芸店というような形で全国から使われなくなった布や手芸資材を集めてとてもお安く販売する、
捨てると作るを楽しくつなぐという事業として巡る布市というものを毎月7日間行っております。
現在このメディア事業、ローカルメディアデザイン事業、そしてコミュニティデザイン事業、ファクトリー事業の4事業を行っております。
高見知英
ありがとうございます。
森ノオトのビジョンミッション
高見知英
こちらのウォンのメディアやローカルメディアデザイン、コミュニティデザイン、ファクトリー事業など本当にいろいろとやってらっしゃいますね。
本当にあとはライター育成も非常にいろいろな形で行っていらっしゃるということで、ありがとうございます。
そうですね、本当にコミュニティデザインっていうキーワードって本当にいろいろな活動をしているとすごく見えてくるところっていうのもすごくありますし、
それをもとにいろいろな形でどうやって地域の人たちとつながっていくのかとか、どういうようなつながりをコミュニティを作っていけばいいのかとか、
そういうところっていろいろと手が広がっていく、活動の幅が広がっていくというところは多くなるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
これらの活動をするようになった理由っていうのをまず伺えればと思うのですが、いかがでしょうか。
北原まどか
はい、もともとは設立のきっかけでもある部分なんですけれども、私自身が森ノオト始める前ですね、森ノオト始めたのは子どもの出産と同時期だったんですけれども、
それの前にですね、長いこと環境とか本当にサスティナピリティ、今でいうSDGsに関わるようなですね、ライティングの仕事をずっと私の方は関わってきておりまして、
そこで特に地球温暖化、環境問題がですね、かなり厳しい状況にこの先の未来を見据えたときになっていくのではないかという、
本当世界的にどんどん気候変動の影響でですね、山風が起きたりとか洪水が起きたりということが、
2007、8年ぐらいからですね、よく言われるようになってきていまして、こうした何かものを少しでも完全に止めることはここまで進んでしまっている以上難しいんだけれども、
そのスピードを少しでも緩やかにしていくためには、やっぱり私たち生活者一人一人が行動変容をしていかなければいけないというところで、
企業とか行政とか政府とかの動きっていうのは大きく進んではいるものの、やっぱり一人一人生活者の納得とか実感がない限りは、
社会って変えていけないのではないかということで、だったら私はボトムアップ担当でいこうというところで、ちょうど出産というのがターニングポイントになるんですけれども、
それまで割とちょっといろいろ外の方に出て取材をしていたのも、本当は血の身を抱えながらですと、自分が動ける範囲っていうのはかなり限られてきますので、
だったら足元を半径15分っていう物理的な距離の軸と、15分という時間軸っていうのは本当にちょっと異なる軸なんだけれども、
実際、乳幼児を抱えた生活圏ぐらいの身近な範囲から何かを変えていけないかなというところから、
私の得意技である情報発信というものを使って、周りの人たちと暮らしを変えていこう。
そしてその結果、地域や社会をちょっとずつサスティナブルなものにしていこうというところから、2009年にスタートしたのが森ノオトになります。
高見知英
ありがとうございます。
元々、環境とかサスティナビリティに関する記事を作成されていたところ、
出産を機に、やっぱりそういうような環境を一人一人が考えを改めていかなければいけない。
ただ、そのためには生活者の納得感が必要ということで、そういうような記事を作成していこうと、こちらの森ノオトという団体を立ち上げ、活動を始められたということなんですね。
北原まどか
はい、そうなります。
高見知英
そうですね。やはり、生活者の納得感って本当に必要なところはあると思いますし、
やっぱりなんでこういうことをしなければならないんだろうという不公平感が頭の中に残っている限り、結局根本的には変わらないので、
そこについて気づきを与えられるような内容を書いていくっていうのはとても大事なことかなと思います。
ありがとうございます。
このような活動、いろいろな活動に通して目的とされていることがあれば、こちらをお伺いできますでしょうか。
北原まどか
森ノオトのビジョンミッションにも書いていることなんですけれども、
一人一人が一歩を踏み出すっていうことが大事かなと思っておりまして、環境にいいことをしましょうみたいなことを言っても、
その標語だけが伝わっていてもあまり意味がないかなというところがあって、
やっぱり一人一人が本当にサスティナブルっていう持続可能な選択をしていくっていうことに対する日々の行動の積み重ねなのかなというふうに思うんですね。
例えば、ペットボトルでお茶を買ってお水を飲む、そこも今とても便利にそういうのを安く買えてどこでも買えるものなんだけれども、
それを前ボトル持っていることによってわざわざプラスチックのゴミを出すということとか、
リサイクルできる資源ではあったとしてもリサイクルコストっていうのがかかってくるので、
そういう環境の仕組みってあったりとか、資源とかがどのように回っていくのかみたいなところをちょっとでも森ノオトの中で見える化していくと、
だったら水飲むんだったら水筒持っていけばいいじゃないっていうような、そんな簡単な選択が日々納得感を持って積み重ねていくことって大事なんじゃないかなというふうに思うんです。
一方で、ペットボトル今本当にあるし便利だし、それ飲むこと自体は悪いことではないので、
ペットボトルでドリンクを飲んだら、やっぱりキャップは洗って包装は剥がして、そして軽く湯水で捨てるっていうだけで、
今度そのペットボトルのリサイクルっていうものの成績もとても良くなってくるんですよね。
とてもいい資源になってくるので、そうした資源の巡り方であったりとか、自分の行動が環境にどう汚していくのかっていうところが、
一つ一つの行動がちょっとずつ納得感を持って知ることができると、
何か一人一人の行動の、ペットボトルはリサイクルしなさいって言われてるからするんじゃなくて、
その理由が分かってやると定着をするし、定着した行動自体っていうのは本当に変わらずに人々の生活様式になっていくと思うので、
そうしたサスティンぶりに向かっていくような行動様式とか行動変容みたいなものを、
ちょっとずついろんなメニューで積み重ねていけるといいのかなというふうに思ってるんです。
ですので対象としている人とか変えたい人っていうのは、たぶん本当に生活をしている人、みんななんですけれども、
それぞれ刺さってくるフックっていうのは違うと思うので、
地域の情報発信者
北原まどか
あと入ってくる情報源も全然異なってくると思うので、森ノオト見てくださいっていうだけだと絶対通じないので、森ノオトにもいっぱいいろんな記事があるし通じないので、
私たちはたぶん情報発信者として、たぶん身の回りにいる隣の人、隣に住んでる人はどんな人かなとか、下に住んでるおじいちゃんにはどうやったら届くかなとか、
子供を抱えたお母さんは忙しくて情報を見る暇もないけど、でもそんな人に届けるにはどうしたらいいのかなということで、
割とありとあらゆる手段を使って、持続可能な暮らしっていうものにつながる情報を発信していけたらいいなというふうに思っています。
なので私たちもかなりいろいろな手法をチャレンジしているというふうに言えます。
高見知英
ありがとうございます。
本当に一人一人が一歩を踏み出すための情報をこちらから発信していくということなんですね。
本当に評価だけではいけないですし、日々の行動の積み重ねが、自分の行動がこういうところに関わっているんだよっていうことがわかるっていうことが本当に第一歩になるんだろうなと思います。
生活している人はみんな服は違うって本当にその通りで、やっぱりどういうような情報がどういうような形であれば届くのかっていうのって本当にみんな違ってくるのかなと思います。
だからこそやっぱり本当にこれにいろいろな情報を発信していても、いろいろなイベントなどを開催していても、すごく自分たちも考えなければいけないなと思っているのが、
本当にここに来なかった人たちのことを考えるということがとても大事なのかなと思います。
やっぱり来た人たちのことって、見れば普通に考えてしまうんですけれども、ただ来てくれた人たちっていうのはもう自分たちの情報、今までの情報源に気づいてくれた人たちであって、
そうでない人たちのことを考える、そうでない人たちにどうやったら届くのかっていうのを考えるっていうのが一番大事になってくるのかなっていうふうには思いますね。
北原まどか
はい、まさにその通りで、やはり私たちも森ノオトのこと、イベントとか知ってくれている人っていうのは本当にありがたくて、もうすでに届いている方々なんですね。
そういう人たちはより深いファンになっていただくっていうようなコミュニケーションをしていく必要があると思いますし、逆に本当に知らない人に届けていくっていうためには、本当常にチャレンジをし続けていかなければいけないので、
我々、行政と共同をたくさんしているんですけれども、行政共同をしている理由っていうのはそこがすごく大きいんですね。
行政の場合ですと、それでも情報は届かないけれども、広報横浜っていうものであれば、少なくともこの青枠に住んでいる人たちには一応全員届くっていうようなものになっていますし、
民間だけで拾いきれないものを公の力をお借りしながら一緒に発信していく。一方で公でも絶対届かない人もいるので、民間とか、あと本当に子ですね、友人、知人っていうような関係とか、子どもを通してとか、
多分本当に手段ってありとあらゆる情報を届ける手段があるので、いろんなものにチャレンジをしながら、その中でじゃあ効果的なのは、こういう思想に届けるのに効果的な発信の仕方は何かなとか、
あとは新たなツールが出てきたときに、新たなツールをあえて使ってみる。失敗するかもしれないし、うまくいかないかもしれないけど、まず使ってみないことには届かないかもというようなところから、いろいろチャレンジをしているところになります。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。本当により深いファンになるっていうのと、他にいろんな人に届けるという2つの軸っていうのがすごく大きな課題といいますか、ポイントになりますよね。そのためのチャレンジをいろいろと行っていらっしゃるということなんですね。ありがとうございます。
地域活動への参加
北原まどか
やはりこの辺りについては本当に難しいところで、インターネットについても今プラットフォームがとにかく増えていますし、どこに誰がいる、どこにどんな人が集まっているっていうのは特に決まっていないので、だからここに情報を届けるのなら、こういうようなところに情報を出せばいいっていうのも決まった答えがないっていうのが本当に難しいところですね。
高見知英
ありがとうございます。
それではぜひこちらもお伺いしたいのですが、特にこういうような取材等を通していて課題に感じたことなど、こちらもお伺いできればと思うのですが、いかがでしょうか。
北原まどか
そうですね。この5、6年というかもっと7、8年くらいになりますかね。私自身森ノオトを始めてから15年経つんですけれども、やっぱりライフスタイルの変容っていうのはすごく激しくて、この数年でいうとやっぱりコロナっていうのは大きかったと思いますし、逆にそこから5年前くらいを遡ってみると、いわゆる子育て中の女性が本当にフルタイムワーカーとして復帰するなど、
その流れが早くなって、そして育休期間がどんどん短く、1歳に保育園だと間に合わないから0歳のうちにも保育園入れて復帰をしなきゃっていうような、そのお母さんたちが地域と接する時間っていうのがとっても短くて、その中で孤立孤独っていうものが生み出されやすかったりとか、市民活動の担い手がどんどん減ってきてるみたいなことがあるなと思っています。
今から15年前、私が長女を産んだ時を振り返ってみると、もう少し子育てを楽しみながら地域の中で自分のスキルを発揮したいなっていうママが多くて、割とママを生き生き元気に地域で輝かせるようなビジネスみたいなのが流行ってた時期もあったりということで、
結構その時の働き方とか地域での関わり方っていうののトレンドが、かなりの短いスパンで変わってきているなというようなことがあるので、やっぱり私たちは地域にいながら、この時代の変化とか地域の中での生活者のライフスタイルの変容みたいなことにもっと敏感でありたいと思うし、
そう変わってきたものの中で、中断に今こういうライフスタイル、忙しいライフスタイルを送っている人でもどうやったら地域の活動に参加をできるのかなっていう、こちら側からちょっとイベントの設計とかを歩み寄ってみたりとか、いろんな工夫が必要だなというふうに思っています。
とにかく本当に時代の変化のスピードが早いなっていうところと、あとは地域というものに対してちょっとじっくりと腰を据えて関われる時間が短い方が多くなっているなということをちょっと考えています。
高見知英
本当にそうですね、本当に5,6年ほど通してライフスタイルってすごく変わってきた。特に本当にコロナ前とコロナ後って本当に変わってきているなというのは確かにその通りですね。
ありがとうございます。やっぱり子育て真っ盛りの人が働く、保育園に霊災児から入れて働くとか、そういうのこともそうだし、やっぱり市民活動に相手が減少している。減少しているという言葉自体は本当に10年近く前から聞いていた言葉ではありますけれども、それがさらに現実味を帯びてきたという感覚はありますね。
北原まどか
ありがとうございます。
一方でフルタイムワーカーの方なんかが割とパワフルに在宅勤務とかも活用しながら地域活動をしているみたいな実感もあるので、なんかその二極化が激しいなというような気持ちはあって、
そうしたソーシャルな活動に感度が高い人は忙しくてもどんどん飛び込んでいくし、全くやっぱりそういうところに接点を持ちにくい人っていうのも一方でいらっしゃるので、なんか本当にこういう関わり方でもあなた参加できるんだよとか、義務ではなくてその楽しさとして地域とつながるベネフィットみたいなものをいかに伝えていけるかっていうのは本当チャレンジでもあるので、
森ノオトの中でも本当にいろんなタイプの人が今ライターさんにいるので、いろんなタイプのライターがいろんな自分の関わり方みたいなものを、言葉は悪いですけど、カタログじゃないけれどもこんな関わり方もあるんだっていう関わりしろのありようが多彩な色合いで見えるといいなっていうふうに思ってて、
答えは一つじゃないので、その人らしさを自分で見つけられるようにするっていうような、なんかそういうヒントを提案できればいいなといつも思っています。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。本当にフルタイムワーカーが地域に関わる事例もあるということで、実際にそうですね、自分の知人でもやっぱりそういう仕事をしながらでも地域に関わったり、何らかの活動をされるっていう方いらっしゃる。
一方、やっぱりいろんな活動を通して、自分たちでコミュニティを作っていても、一切地域の話題は出さないし、自分たちの仕事の話題しか出さないで、でも他の会社の人たちとはつながっているというようなコミュニティも非常にあって、すごく二分化されているなという感覚はあります。
そしてやっぱり自分たちもいろんなところで地域活動をしていても、やっぱり地域に若い人がいないっていう状況もあって、なかなかやっぱりいないところにはいないっていうところがついろく出てしまっているなと感じるところはとてもありますね。
自分も40歳ですけども、本当に40代が最年少だったりするっていうことが少なくはないという状況があって、もう少し若いメンバーもサイドベースにいたりはしますけれども、やっぱりそういう人たちが自分と同じ世代の人がいないとかいうようなことになってしまうっていうことは非常に多いというふうに話は聞いていますね。
ありがとうございます。
個々の選択を尊重する社会
高見知英
ちなみにこちらについてですが、どのように取り組んでいきたいとか、森ノオトとしての方針などは何かございますでしょうか。
北原まどか
そうですね。私、ちょっと古い話なんですけど、森ノオトのライターをいろんな人を応募してライター寄せ講座とかを始めた頃なんかによく感じていたのは、ライターイコールと組もって読者モデルみたいな感じで、
結局そのライター自身が地域活動に参加をしているロールモデルでもあるので、その人たちにもっと輝いてほしいなというか、その人たちを全面に応援してPRしていきたいなというふうに思いがあって、
そういう方々もいろいろ、今は本当に60代の方もいれば、男性もいれば、子育て真っ盛りの人もいれば、もう30代、最近は本当少し若返ってきたりとかもして、いろんなタイプの方がいるんですけれども、
関わっている人の顔が見えるというか、そういうふうにどんどんなっていけばいいなというふうに思っているんですね。そうすると、私もこういうふうにできるんだなとか、私も参加できるんだなというふうに思ってもらえるので、
一つのカテゴリーの人とかフルタイムワーカーがこんなに頑張っている団体が森ノオトなんですって見えるんじゃなくて、もっともっといろんなタイプの、今、あえて働かないで子育てを満喫するというふうな選択をしている人もいて、それもすごく自分の選択が素敵だなというふうに思いますし、
それぞれが自己決定してここに参加をしているっていう、そのことの奇跡みたいなものですね。一人一人のかけがえのない選択っていうのがとっても尊いんだよっていうことを、森ノオト自体がそうやって需要していくような団体でもあり、
つつ、社会全体に個々がですね、しっかりと自分の選択を持って生きてるっていうことが素敵なんだよっていう認め合えるような姿っていうのも森ノオト自身が見せていけるといいなといつも思っています。
高見知英
ありがとうございます。なるほど。ライター自身がロールモデルにある。だからこそPRしていきたいっていうのは、なるほどその通りですね。確かにこのような人がいて、このような人が活動しているっていうような事例があると、そういうような方向に、そういうような人を目指してやっていくってやりやすくなりますもんね。
北原まどか
その人が決してスーパーウーマンなのではなくて、あなたの身近にいる隣のママ友なんですよとか、近所のおばちゃんなんですよっていうようなところで、でもその一人一人がかけがえがないから、決してスーパーウーマンで頑張っている人だけがこういうことをやってるんじゃなくて、みんなのちょっとずつの力をこうやって街を良くすることに貸してもらえるときっと街はもっと楽しくなるんじゃないかなみたいなことを思っています。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。本当にこういうふうに活動している人がいて、こういうふうなことをしていれば、やっぱりこういうような結果があるんだよっていうような事例がもっともっと増えていくと、もっともっと見えるようになっていくといいんじゃないのかなというふうに思いますね。ありがとうございます。
続きましてこちらもお伺いできればと思うんですけれども、森ノオトとしてITについてどうかっていきたいなど何かございますでしょうか。
北原まどか
はい、結構本当それは日々考えているところで、我々自体は森ノオトをウェブメディアとして運営していて、多少スタッフはみんなPCマークとか使いながらいろいろ情報を発信したり、
LINEとか各種SNSですね、インスタとかフェイスブック各種SNSも使いこなしながら、いろいろとSNSの特性なんかも分析して一生懸命工夫して発信してくれてますし、
そうした既にあるウェブプラットフォームっていうものはできる限り活用しているかなというふうに思うんですけど、一方でまだ手をつけていない分野で私自身がとても関心があるのが、AIのところにとても興味があってですね、
AIの進化によるライターの変化
北原まどか
AIがこれだけ発達をしてくると真っ先になくなる仕事の一つがライターなんじゃないかっていうちょっと危機意識があるんです。情報だけだったらもうインターネット上にあるものを掴んできて、あとはパパパパとAIに読み込んでもらってまとめてもらうっていうことをすれば簡単にまとめられるっていうか、私自身もちょっとそういうのを今トレーニングしながら試してやっているんですけれども、
そうなった時にやっぱりライターの意義って何なんだろうなっていうふうに思うんです。今私の一つの仮説としては、インターネットに載ってないような情報っていうのをどれだけ拾ってこれるかっていうところで、それはもう生活しているからこそ、日々生きている人間としての感情を伴う実感があるからこそ見つけられるものっていうのがあると思うんです。
なのでその視点っていうのをより磨いていかないと、ライターっていう仕事も活動もどんどん淘汰されてしまうんじゃないかって思ってしまうんです。
一方もう一つがやっぱり人としてやっぱり聞く力っていうのが非常に大事だなと思っておりまして、
ただ提携の質問を聞いて、それを相手が答えたものをまとめてっていうのはもう、私もAI議事録とか最近使ってるんですけどすごく進化しているので、その提携の質問をただ投げて、それを答えてもらったものをまとめるだけっていうところだったら、もうライターとかインタビューはいらないんじゃないかなっていうふうに思うぐらいになってきているかな。
ここ数年でなるだろうなと思ったときに、大事なのって本当質問力だと思っていて、聞き手がどれだけいろんなものを見聞きして経験して、また自分自身の考えも持ちながら、自分だからこそ引き出せる質問みたいなのは何なんだろうかとか、相手との共通点とか接点とかそこから生み出される共通価値って何なんだろうみたいなものをいかに引き出せるかってそういう力が必要なんだと思います。
たぶんこれから1、2年は私は特に意識的にそのことを学んでいこうというふうに思ってますし、私だからこそ聞けることが何なんだろう、その人だから、森ノオトのこのライターだからこそできることって何なんだろうっていうところをしっかりとより見つめていくというか、自分自身が問われていく時代になるんじゃないかなというふうに思うんですけど、
一方で本当にインタビューしたものを持ち起こしていくとか、そういうことに関する労力っていうのはかなり軽減される時代になっているだろうなというふうに思うので、より良い人と人がインタビューされて新しく共通価値を見出せるような素晴らしいインタビューのセッションの機会みたいなものが増えていって、アウトプット自体も良質なものができていく。
一方でその作業自体は軽減されていくっていうところに今とても興味がありますし、積極的に活用していきたいなって思っています。
高見知英
おだしょー ありがとうございます。実際に今使っているところはウェブメディアのほかLINEや各種SNSなど常にあるプラットフォームに色々あるもののほか、AIにも非常に興味を持って学んでいらっしゃる。
おだしょー 本当にAIについては自分も非常によく使っていますし、例えばちょっとわからないこととかこういうようなことについて調べてもらってというようなサービスによってはどういうようなサイトを参照したかというような情報も出てきますので、それを見るとさらに情報について理解を深めるということもできたりしますし、そこはすごく良いですね。
一方やはりまだまだ文脈がしっかりわかっていなかったりすることもあるし、それを原稿をそのまま起こせるような記事を書かせることもAIにはできるけれども、それをするためには非常に長いこちらから命令文を書かなければいけなくて、それまでするんだったら自分で書いたほうが早いとかいうようなものになったりすることも多いという非常にやかい性質を持っているのがAIだなという特徴はあるなと思っています。
しかしだからこそやっぱりそういうのAIにないもの、聞く力を持ってまとめていくっていうような質問力を持っていくっていうのが大事だと思います。
実際に自分も他の方がAIに自分の作ったものについてのデビュー記事を書いてほしい、質問形式でいろいろ質問したものをまとめてほしいっていうような質問されてるっていうような事例を聞いて、非常にAIの切り返しも非常にうまくて、声を超えないといけないなっていうふうに思うことが非常に多くありました。
北原まどか
だから例えば本当にAIの内容を使って、質問力を鍛えるために使うなんていうのもできるのかなっていうふうにここ最近は思っております。
聞く力と質問力の重要性
高見知英
だからこういうようないろいろなツールができることによってできることが増えて、じゃあできるようになったことから、じゃあその次自分たちはどうするのかっていうのを考えていかなければいけないっていうところでありますね。
ありがとうございます。
それでは続きまして、これを聞いている人に何をしてほしいなどありますか?
北原まどか
そうですね、なんか率直なところで言うと、実は森ノオトっていうのは広告モデルではない形で寄付っていうですね、共感を通じてそれを財源にしてメディアを運営しています。
他の事業はきちんと委託事業ですとか、物販とかで対価を得ているっていうところで事業を成り立たせているんですけれども、
今多分皆さんウェブの記事とかを読んでいると、すさまじい広告の量で、次のページに行こうとするとポップアップがどんどん出てきて、消し方も分からないで困ってるっていう人結構多いんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
やっぱり良質な情報を発信しようとすると、かなり手間とコストというのがかかっていて、
我々もプロの編集者がライターの記事をちゃんと読めるものにしていくまでには、もう2回3回と構成をして、2人編集者、時には3人の編集者が入って、
ライター取材相手の方っていうところでかなり手間をかけてですね、記事1本の記事を送り出しているんです。
そうしたものの、やっぱり信頼性とか情報の信頼性とか、そこに関わるチェック機能というものを担保していくのにはやっぱり財源が必要で、
でもその財源をパパパパっていうポップアップですとか、そういうものに頼らずに、こういう記事を読みたいなっていう方々の共感を集めるということで、
ご寄付を集めるというモデルでウェブメディアの方を運営していきたいと考えております。
だいたい今、森ノオトをですね、今やっているメディアを運営していくのには年間600万くらいですね、だいたいコストがかかるというふうに試算をしているんですけれども、
現状多分その半分ぐらいなんとか寄付とかですね、ライター講座の収益とかでなんとか回しているという形で、
その他事業の方の収益を回してなんとか法人としては生きているという感じではあるんですけれども、
今森ノオトマンスリーサポーターというですね、制度を行っておりまして、月々1000円ぐらいからのですね、ご寄付で、
皆さんが読みたい記事応援したい記事っていうものですね、書いていきたいというふうに思っております。
ぜひ森ノオトを読んでいただけますと、ぜひご寄付をお願いしますというコーナーがありますので、興味を持っていただきましたら、
広告とかそうしたものを財源に頼らずに、ライター一人一人が尊重される身近なサスティナビリティの情報を読める、
あなたの本当にお気に入りのメディアとして、ぜひ応援をいただければ嬉しいなと思っておりますので、
そして、我々寄付社会というものも作っていきたいなというふうに考えています。
今多分、このSBCast.の方ね、私もバックナンバーを読ませていただいたんですけれども、
様々なNPOの方が出ていらっしゃって、時には福祉であったりとか、困難な問題を抱える方々をサポートしていらっしゃるような団体もあります。
こうした経済的な収益ベースだけには乗らないような、そうした活動を支えるのにはね、寄付っていうのがすごく大事なんですね。
寄付って、私、ペイフォーワードっていう言葉がとても好きなんですけれども、
未来に向かって何かペイをしていくっていうことによって、より良い未来を作るための応援になっていく、
定財のようなものだなというふうに思うので、もちろん森ノオトへのご寄付もとても嬉しいですけれども、
なんか世の中、ここに寄付してみようかなとか、このNPOを応援してみようかなっていうところをですね、
一つでも皆さんには見つけていただいて、応援が巡り巡って未来を作っていくっていうところにご参加いただけると嬉しいなと思います。
これがまさに自分が活動するわけではなくて、間接的に活動を応援することを通じての市民参加、社会参加というものになるのではないかなというふうに思います。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。
寄付ですとか応援っていうのはとても今の社会によって大事なものになってくるのかなというふうに思います。
やはり本当に情報のプラットフォームも多くて、見過ごされてしまうことも多い中、やっぱりコメントによって支えられるですとか、
誰かの助言によってこういうものあるよっていうような応援のコメントによって支えられるっていうとか、
あとは本当に先ほどの通り、寄付だとか、金銭的な支援によって支えられるということは非常に多くありますので、
やっぱりそういうものによって支えられる社会作り、社会の基盤っていうのも一つあるのではないのかなというふうに最近はとても感じます。
本当に芸能でも本当に先ほどの最初の話の通り、広告っていうのは本当に自分も思ってしまいましたけど、
本当に最近すごく多く、自分もアプリケーションの制作などで広告の仕組みについては多少知っていることもあるんですけど、
あれ、この広告の出し方って規約に違反してるんじゃないかなってぐらい、全画面に出たりとか、
×ボタンの閉じるボタンがすごく押しづらくて、ごたっぽを誘うような広告とかが増えてきてしまっていて、
ローカルメディアとコミュニティデザイン
高見知英
本当に広告って昔はもうちょっといい広告、面白い広告いっぱいあったのになぜこんなになっちゃったんだろうっていうふうに思ってしまうこともあるぐらいな状況ではありますし、
やっぱり何かこういう広告っていうもの自体が変わるっていうのも何かこういう寄付の文化が増えていって、
それだけじゃダメだぞっていうことが伝わっていくことによって影響を受けていってくれると嬉しいなというふうにちょっと思ったりしますね。
北原まどか
本当ですね、本当本当。
高見知英
本当に自分がインターネットを始めたのは本当に20年30年ぐらい前ではありますけど、その頃の広告ってもっともっと単純明快でわかりやすくて、
北原まどか
そうですよね。
高見知英
単純にごたっぽを誘うとごクリックを誘うみたいなことは一切せずに、すごく何を言いたいのかっていうのがはっきりわかるようなものが多かったような気がするんですけど、
何かそういうようなものってもっと戻っていかないのかなっていうふうに思うことはありますね。
北原まどか
本当そのね、なんか事情作業みたいなものがどこかであるといいなというふうに願ってますし、
本当はサイドビーティシティさんもこうした活動をされている中で、NPOの世界からまずちょっとずつ変えていこうよというところを発信していかないとなって、皆さん気づいてますかっていうところをきちんと訴えていかなきゃなというふうに思っています。
高見知英
ありがとうございます、そうですね。
それでは続きまして、今後何かやりたいことややってみたいことなど何かございますでしょうか。
北原まどか
そうですね、ちょっと個人的には6月後半からちょっとAIのスクールに2ヶ月ぐらいあと入会を決めて、ちょっと個人的にはもうこの2ヶ月とか今年後半はちょっとAIのことをしっかり使えるようになっていこうっていうところをやろうと思っています。
あと今後ですね、個人的にはやっぱりこれまで森ノオトでいろいろやってきている実践というものを私自身ももう15年やって、メディアの創刊から15年経つということもあると結構総括していく時期になるだろうなというふうに思いますので、
何か本を書いたりとか、何か今までやってきたことをちょっと3年前に終始論文を書いてまとめたんですけれども、それをもうちょっと世の人たちに使ってもらえるようなものにまとめていくっていうことを総括していくことはやっていきたいなというふうに思います。
そういうのをちょっとやりきった後にまた見えてくる世界もあるのかなというふうに思うので、何か私自身も気づいたら40代後半になってしまったので、その先の未来の人たちに森ノオトがやってきたことをどうバトンタッチしていけるのかということをちょっと意識的にここから数年というのは動いていきたいなと思っています。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。本当にいろいろとこれからもこういうものを勉強していこう学んでいこうというような勢いがすごくあるなというふうに思います。AIを学ぶとか、あとは本とか論文の発信等もやっていきたいということで、本当にすごくいろいろとやってらっしゃるなというふうに改めて思います。ありがとうございます。
それでは続きまして、今後インターネットで森ノオトの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
北原まどか
はい、基本情報はすべて森ノオトというウェブメディアの方に集約していますので、ぜひ皆さんの方で時々見ていただけると嬉しいんですけれども、我々にとってはとっても嬉しいことは、まずメルマガに登録をしていただいたりとか、公式LINEの方に登録していただくと、月に2回程度ですね、森ノオトのおすすめ記事がダイジェストで入ってきますので、
そうするとプッシュの情報になってきますので、皆さんも見逃しにくくなってくるかなというふうに思います。ぜひですね、メルマガ登録、LINE登録というのをですね、探してみていただけると嬉しいです。
高見知英
ありがとうございます。ウェブメディアのほか、メルマガや公式LINEの方も見てほしいということですね。
こちらのポッドキャストの概要欄にも記載ございますので、ぜひ見ていただければと思います。
ありがとうございます。
北原まどか
よろしくお願いします。
高見知英
それでは最後の方になってまいりますけれども、森ノオトの活動のキーワード、こちらお伺いできますでしょうか。
北原まどか
そうですね。事業名そのものかなと思うんですけど、ローカルメディアとかコミュニティデザインという部分であったりとか、実はあえてホームページでは歌ってないんですけれども、我々SDGsそのものだなというふうに思っています。
2015年にSDGsが国連の方から発表される前から、サスティナビリティとかローカルとかオーガニックということをずっと歌っておりまして、
ずっと我々最初の頃はエコっていうところでエコなメディアっていうふうにも見られていたと思うんですけれども、
エコロジーだけではなくて、社会のいろいろな福祉とか教育とかの情報を発信しているうちに、エコ縛りが苦しくなってきたりとか、あるいは当初、創刊当初のママ縛りが苦しくなってきたりとか、そういうことがあったんですけれども、
2015年以降、SDGsに出会ったおかげで、私、そういう縛りの苦しさが全部取れてきたというか、我々社会のいろいろな課題であったりとか、こういうことを良くしていきたいという思いっていうのは、SDGsの輪っかのようなものだなというふうに思っているんです。
あるとき、私の中でふっと思いついたのが、森ノオト、ローカルメディアっていうのは地域の中でSDGsを知ることのできる、本当プラットフォームというか輪っかそのものなんだなというふうに思ったんですね。
SDGs、17個の目標が一つ一つの色が重なっていくと輪っかになるんですけれども、まさに皆さんが身近でSDGsを実践するためのプラットフォームとして森ノオトを見ていただければ嬉しいなと思っています。
高見知英
ありがとうございます。ローカルメディア、コミュニティデザイン、そしてSDGsそのものについてのということですね。ありがとうございます。
本当にいろいろなNPOの活動、Zip on Touch、SIDE BEACH CITY.も見てまいりましたけれども、やはりSDGsでどこに当たるっていうと、大体どこかに当たるというふうに思いますし、それは多分企業の活動についてもそうだと思います。
やっぱりそういうようなものを見て、全体を見ながら、じゃあどことどうやってつながっていけば、より輪に近づいていけるかとか、そういうところまで見ていけると良いのではないかな、面白いのではないかなというふうに思います。
そして仮にそれが、場の中のどこかのピースが自分の地域になかったとしても、やっぱりこういうようなインターネットのメディア、本当に非常に多くなってますので、やっぱりそういうようなところを参照することによって、空いたピースも見つかっていくのではないのかなと思います。
まずは見てみること、読んでみることを続けていただければと思いますね。ありがとうございます。
それではその他何か、これは言い残したな、これを言っておきたいな、何かございますでしょうか。
北原まどか
そうですね、毎月ですね、めぐる布市というものをですね、月に7日間森ノオトの事務所でやっております。
森ノオトの方にもめぐる布市の情報がありますし、布市に来ていただけると森ノオトってどんなものかなというものをですね、リアルに体感していただけると思います。
9月14日、15日にはですね、横浜の港の真ん中の方、ゾウの花テラスで出張めぐる布市やっておりますので、ゾウの花テラスがもう布とか種芸取材でバッと一体になるとても素敵なイベントです。
それから森ノオトそのもの、リアル森ノオト感じられる大きなフェスが11月23日、青葉を食べる収穫祭というイベントがございます。
ここはもう森ノオトで取材をしたお店ばっかりが出てくる、とても賑やかで何千人も来るお祭りですので、ちょっと先にはなりますけれども、こうしたイベントで皆さんにお会いできる機会もあると思うので、ぜひイベント情報もチェックして遊びにいらしてください。
高見知英
ありがとうございます。本当にめぐる布市やリアル森ノオトなど本当にいろいろなイベントがありますので、そちらの方も見ていただければということですね。
本当にやっぱりこういうような場に実際に行ってみることによって見えてくるもの、わかってくるものってあると思いますので、こちらの音声を聞いて気になった方、ぜひこちらのイベントなどにも顔を出していただければと思います。
ありがとうございます。
それでは今回のゲストは、NPO法人森ノオト、北原まどかさんでございました。
北原さんどうもありがとうございました。
北原まどか
はい、高見さん、皆さんどうもありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
今回はローカルメディア森ノオトにて、主に横浜市北部を中心とした地域情報や暮らしに関する情報の発信、ライター育成、情報発信のノウハウを周りの団体に伝授するなど様々な活動を行う団体、認定NPO法人森ノオトの北原まどかさんに活動の内容や思いを伺いました。
地球温暖化、気候変動、環境問題、今でいうSDGsに関するライティングの仕事に長く関わってきた北原さん。
こうした変化のスピードを少しでも緩やかにしていくためには、やっぱり私たち生活者一人一人が行動変容をしていかないといけない。
地域や社会を少しずつサステナブルなものにしていこうという目標の下、北原さんは森ノオトとしての情報発信を始めました。
一人一人が一歩を踏み出す、本当にサステナブルな持続可能な選択をしていくために。
なぜこのようなことをするのか、どうしてこうした方がいいのか、納得感を持って環境に良い行動をするために、森ノオトは日々情報発信をし続けています。
とはいえ、人それぞれ情報の受け方は変わる。情報源も変わっていく。
SDGsへの移行
高見知英
森ノオトを見てください、というだけでなく、どのようにしたら多くの人に情報が届くのか、それを考えありとあらゆる手段を使って持続可能な暮らしにつながる情報を発信していく森ノオト。
森ノオトの活動のキーワードは、ローカルメディア、コミュニティデザイン、そしてSDGs。
エコから始まり、エコロジーだけでなく、社会のいろいろな福祉や教育とかの情報発信をしているうちに、やがてSDGsという白いくくりでの情報発信に移行した北原さん。
ローカルメディアというのは、地域の中でSDGsを知ることができるプラットフォームというか、輪っかそのものなのだなと北原さんは言います。
森ノオトは様々な情報発信のほか、めぐる布市などの様々なイベントを開催しています。
皆さんも森ノオトの記事を読み、できることから日々の暮らし、見つめ直してみませんか?
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今後も、この番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCast.を終了します。
お聞きいただきありがとうございました。
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