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2019-09-27 40:33

SBCast.#07 家庭内の負の連鎖から抜け出す(ラフェリーチェ 穂志乃愛莉さん)

ゲスト四人目は、青葉区にて、ラフェリーチェという、モラハラ・DV・虐待に悩んでいる人向けのカウンセリングや、母子家庭支援の団体を立ち上げて活動している、穂志乃さんに、ラフェリーチェの様々なイベントの紹介と、この団体を立ち上げた経緯についてのお話を伺いました。
00:10
高見知英
NPO法人、まちづくりエージェント、SIDE BEACH CITYのボッドキャスト番組、SBCastです。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
まちづくりエージェント、SIDE BEACH CITYとしてどのように関わっていけるかということを話し合っていくボッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてIT関連活動、アプリ開発、講師、出版などを行いながら、
このNPOの理事を務めている高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
この番組は図面の出力、製本ならお任せください。
株式会社トレースのサポートにてお送りいたします。
それでは今回は、青幅区のラフェリーチェという団体のお話をすることになりますので、
今回はNPOの理事である志田さんと一緒に収録させていただければと思います。
それではよろしくお願いします。
穂志乃愛莉
よろしくお願いします。
高見知英
では、まず自己紹介をお願いします。
穂志乃愛莉
青幅区でラフェリーチェという団体を活動しております、
穂志乃愛莉と申します。よろしくお願いします。
高見知英
どうもよろしくお願いします。
志田健一
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.で活動しています。志田と申します。よろしくお願いいたします。
高見知英
はい、どうもありがとうございます。
それでは今回はこちらのお二人と、自分の三人ということでお話を進めていきたいと思います。
ではまずこちらの団体、ラフェリーチェが何をやっている団体かということで教えていただけますでしょうか。
穂志乃愛莉
ラフェリーチェはですね、今年の5月1日に立ち上がった団体です。
主に目的二つございまして、一つはオラハラ、DV、虐待などで悩んでいる人を救いたいということで、
カウンセリング、また見えるためのノウハウの提供などを行っております。
そしてもう一つが、無事に離婚できた後の母子家庭の支援を行っております。
母子家庭はですね、今のところよく半数以上が貧困で苦しんでいると言われておりまして、
経済事情が苦しいという方も多くいらっしゃいます。
そんな中でですね、経済の差がそのまま教育の差になっていくことは非常に残念なことと思いまして、
そういった家庭の子供に対して、お子様に対しての教育支援、
03:01
穂志乃愛莉
例えばプログラミング教室、化学実験教室などの子供向け講座や、
親子で学ぶ観作り教室、またママが学んでいる講座などを提供し、
婚姓会の開催などをしております。
志田健一
ありがとうございます。
それでは難題として目指していることなどあれば教えていただけますでしょうか。
穂志乃愛莉
こちらのラフィリーチェなんですけれども、
まず居心地のいい場所、いろんな人が集まってきて癒される場所、楽しい場所を目指しています。
先ほど相談の場所という風にも申し上げましたけれども、
そちらは私個人がやっているんですけれども、
それ以外で教育の場として提供しているものは、
月に一度か二度イベントという形で、
不特定多数の人を来ていただきまして楽しい場所としております。
ラフィリーチェに行けば、新しい誰かとつながれる、また新しい知識を得られる、
それから子ども同士、異年齢で交流ができるなど、
さまざまなモチベーションアップにつながっていけばいいなと思っております。
志田健一
ちょっぴんでどんなイベントやったかとか、
しずきも含めて教えていただけると。
穂志乃愛莉
ありがとうございます。
そうしましたら、まだ立ち上がって日がないので、
ちょっと順番を追って説明したいと思います。
5月2日にオープニングイベントをこちらでいたしました。
10時から2時まで行ったんですけれども、
当日はちょっと残念ながら雨模様だったんですけれども、
それでもお子様7名、そして大人の方もお客様としては12名ほど来たんですが、
何といってもお手伝いをしてくださるNPO法人の方などがたくさん参加してくれまして、
トータルで最終的に46名の方が参加してくれました。
その時にはお菓子のつかみ取りやプラ板工作、またプログラミングの体験、
それからダンボールトンネルなどを開催させていただきました。
また続きまして5月11日には母の日イベントとしまして、
子どもがママのためにプレゼントとして、
アートフラワーでママのプレゼントを作るというイベントを行いました。
この日も大人と子どもを合わせて約10名が参加してくださいました。
そして6月には第1回のプログラミング教室を行いまして、
しらさん率いますサイドビーチシティですね、
高見さんの協力、また山口さんの協力などをいただきまして、
第1回目のプログラミング教室を行いました。
06:00
穂志乃愛莉
この時参加してくださったお子様が9名おりまして、
またプログラミングは2回部分で行ったんですけれども、
1回部分ではママたちもお茶を飲んでいるということで、
いろいろな話、子育ての悩みとかですね、
また離婚したい人の悩みなどを皆さんに話し合うという場を作りました。
その際に下の子ちゃんなどの面倒ですね、
しらさんなどにも来てもらってましたよね。
志田健一
はい。
穂志乃愛莉
しらさん、どんなことをしましたっけ、その時。
志田健一
その時一緒に盲導ゲームをやったり、遊ばさせていただきました。
穂志乃愛莉
お庭のうち広いんですよね。
なので結構みんなでシャボン玉したりとかね、いろいろして遊べるということで、
その時も小勢ボランティアの方も合わせて24名ほど参加をしてくれております。
またその翌月には親子パン作り教室、
パン作り教室の後にはラフェリーチェ婚新会として、
また20名近くの人が参加して、
ラフェリーチェ婚後どういうふうにのばにしてほしいかという意見交換などをさせていただきました。
つい最近行ったのが8月25日ですね。
体に優しいコーヒーと食育講座ということで、
ご参加の方の中でお二人の助成の方に講師になっていただきまして、
そしてそれぞれ食育の話やコーヒーの話をしていただいたという講座を受けました。
志田健一
ありがとうございます。
高見知英
それではこの団体を立ち上げた経緯、
志田健一
またかっこわっているという理由なども含めて、
何かそちらの辺もお伺いできますでしょうか。
穂志乃愛莉
実はですね、私自身が夫のひどいムラハラとかDVから逃げた経験がありまして、
その時に連れて来れなかった上の子供がいました。
いつ逃げたら上の子供を一緒に連れて来れたのかという重い課題が自分の中に残りまして、
しばらくは悩み苦しみ、そして心理学の勉強をしてまいりました。
その時にカウンセリングの資格を取得しまして、
また同時に多くのムラハラDV被害者の方とお話をしてまいりました。
そうしているうちにかなりの深い割合で、
そういったことで悩んでいる人が世の中多いんだということに気づかせていただきまして、
自分が経験してきたことを生かして、
そういった方々を助けることができないかなと思ったことがきっかけです。
さまざまに学んでいく中で、今大きく分かっていることが2つありまして、
1つはムラハラDV虐待はかなり高い確率で連鎖を起こしてしまうということがあります。
09:02
穂志乃愛莉
もう1つが、それらを放置しておいても自然に良くなるということは決してありませんで、
むしろどんどんひどくなる、悪化していくという現実がある、この2つが分かりました。
その2つを踏まえていくと、子どものために離婚するのは諦めるというよりも、
むしろ子どものために離婚をする勇気を持っていく方が大事なのではないかというふうに気づきました。
そのために悩んでいる方にですね、そういった悪い環境から抜け出せる方法を一緒に考えてあげることということで、
このようなアフリーズというグループをつなげさせていただきました。
志田健一
モラルハラスメントやドメスティックバイオリンスのことですね。
穂志乃愛莉
はい、そうです。
そのようなと受けられたということなんですけれども、ご主人様のようなことなんですけれども。
モラハラとか暴力があったというと、ヤクザみたいに怖い人だったんでしょうとか言われることがあるんですが、
実は全然そんなことはなくて、今でも見た目は優しそうに見える人で、
結婚前もとても優しそうな人ということで、お付き合いをして結婚しても大丈夫かなといった印象がありました。
ただあまり自分の意見を言う人ではなかったので、どちらかというと、
これはどうしましょうかというと、いいよそっちで決めといてという、そういう感じの人でした。
ただ一つだけものすごく大きなこだわりを持っていまして、
それは自分の父親に対してなんですけれども、
実は夫の父親はものすごく高圧的な態度、威圧的な態度をする、
典型的なモラハラ夫、モラハラ父親だったんですね。
その父親のことをとても嫌悪しておりまして、
自分は絶対に父親みたいにはなりたくない。
母親が苦しんでいる様子を見て、同じようには絶対にならない。
これは決めているんだと、とても激しい口調で言うことがありました。
ちょっとそのこだわりの強さを逆にちょっと不安には思ったんですけれども、
ここまで言い切っている人だから大丈夫だろうと思って結婚をいたしました。
金銭に関しては意外に無頓着な人で、
自分が欲しいものは払うことを考えずに何でもポンポンと買ってしまうところがありましたので、
結婚当初は私が賭けを握っていたんですけれども、
支払いの代になるとカードの引き落としが5万、6万、7万ときて非常に大変だったので、
独身時代に貯めておいたお金をちょっとずつ削って固定したりということで、
非常に苦労した中、それでもなんとか子どもの名義の貯金だけはちょっとずつ貯めるというような生活を結婚当初はしておりました。
志田健一
結婚を絶えてから村原DVを受けたということですが、
12:01
志田健一
どのようなタイミングでそのようなことを受けるようになったんでしょうか。
穂志乃愛莉
最初は私が賭けを持っていたときはうまくいっていたんですけれども、
結婚5年目ぐらいのとき、突然家計費を私から夫が取り上げるということが分かりました。
子どもの貯金は少ないながらも一生懸命貯めていたんですけれども、
夫が自由に使えるお金が溜まっていないということで急に怒り出しまして、
家計費はこれから俺がやると思っていってしまったんですね。
それと同時に食費が使いすぎということでかなり食費を削られてしまうということが起きまして、
そこから経済的DVが始まっていたということです。
食費が極端に減らされましたので、しかも分けてくれるようになったりしたんですね。
10日間で5000円でやれとか非常に苦しい状況が続いておりましたので、
これではちょっとやりきれないというふうに申し上げると、
お前の買い物の仕方がおかしいと言って、じゃあ俺が買ってきてやるというふうになるんですが、
買ってきたものを見ると安かったからこれで1週間やれって見せられたものが、
大根が2本、じゃがいもが10個、ひき肉が300g、これで1週間作れというわけなんですよ。
とてもそれでは普通はできない状態なんですけれども、
結構真顔でそれでやれという状態だったんですね。
あまりにも家計費が苦しかったために、働かざるを得ないというようなことがありました。
働いて一生懸命働いたお金が入ったら、今度はそのお金もまた搾取される、
持っていかれてしまうということがあって、かなり困窮をしている時期でした。
最終的には実家に頭を下げて借金をしたりとか、
そういうような生活費を固定しておりました。
あまりにもこの時はちょっと悩んでいたので、大きな病気になってしまいまして、
入院手術をこの時に再建いたしました。
手術した後も結構長い期間入院していたので、
それを見かねた実家の母親がですね、うちのちっとの夫に、
ちょっとこれじゃあまりにもかわいそうだから、
もう少し世間の平均並みの生活費を渡してあげてほしいと入院時に懇願しましたので、
一旦はその時に生活費は人並みに戻ったということがあったんですが、
それも徐々に徐々にまた下げられて、
家を出る直前には最後の1年間は一戦も生活費をもらえないというようなことがありました。
志田健一
お腹や経済的DVを受けていたということですね。
他には肉体的なDVなど受けましたでしょうか。
穂志乃愛莉
そうですね、今経済的な話を中心にしてしまったんですけれども、
15:00
穂志乃愛莉
村原の中には暴言がかなりありましたので、
お前なんて生きていく価値がない、そこから飛び降りて死んでみろ、
お前なんかにやる金は一銭もない、というようなことをしょっちゅう思っておりました。
あとはですね、殴るとかいうことは少なかったんですけれども、
それよりも村原の延長で大事な人と会わせてもらえない、
友達に会わせてもらえない、実家の両親になかなか会わせてもらえない、
また大事なものを捨てるということもありました。
友人からの手紙だったりとか、大きなものをかなり捨てられまして、
食洗機とか、一番大きいものは食器棚を捨てられたこともありました。
私がですね、これはとても便利で気に入っているんだ、という話をすると、
もうそのものに対して、
ものには気持ち悪という言い方が変ですけれども、
なんかもうそのものを敵対しすぎるんですね。
それをもう排除するという声が順をかけました。
そしてあとはですね、経済的利益のほかに、
一番最後につながったのが、子どもたちへ洗脳をし始めたというのが後半でございました。
こちらはお母さんの出来が悪いから、お父さんを治すためにひどい言葉を言っているのか、
だからお前たちも一緒に嫌なことがあったらお母さんのせいにすればいい、
などというのがつらい、森原っぽいと思います。
家を出る前に衝撃的な事件が一つありました。
その頃ですね、もうだいぶ末っ子の情緒が不安定になっていましたので、
私は家を出る準備を進めておりまして、
すでにアパートを借りて契約して準備をしておりました。
しかし夫から末っ子への脅迫もかなり進んでおりまして、
その日の夜、夫は今日は俺と寝るからなと言って、
末っ子を無理やり自分の部屋に連れて行ってしまいました。
私は不安でなかなか見つけなかったんですけれども、
夜中に突然末っ子の大泣きする声が聞こえてきました。
私は慌てて末っ子のいるところに行ったらですね、
末っ子はおにしょをしてしまっていました。
ですが夫は全く起きようとしません。
布団も濡れてしまって、パチマも全部濡れてしまっていたので、
私は抱き上げて末っ子を連れて行って、シャワーをきれいにしてあげて、
ママの布団で寝ようかと言って二人で眠っていました。
すると三十分ぐらい経った頃、夫が突然走ってきて、
お前、俺から末っ子を奪い上がって、と言って激しく私を蹴飛ばし始めました。
18:06
穂志乃愛莉
私は一生懸命、そんなことないよ、おにしょで濡れたから、
こちらに連れてきただけだよ、と、
シーツを買ってくれればお返しするよ、と言ったけれども、
それでもおにしょなんかしてるわけねえ、
俺から奪ったんだ、と言って蹴飛ばすことをやめません。
そして最後には末っ子のことを、
俺と寝るんだからこっち来い、と言って無理矢理私から連れ戻そうとしたんですが、
末っ子は、いやだ、ママがいい、と言って私にしがみついて離れることはなかったんですね。
それを見て、この野郎、と言って、今度は末っ子と私共々蹴飛ばし始めました。
かなりの勢いで蹴飛ばしていたので、
末っ子も大泣きで、かなりの修羅場だったと思います。
そんな様子の時に、長男がやってきました。
どうしたんだ、こんなお作業して来たんだけれども、
その時におにしょをして、濡れてたからママと寝てたんだよ、という話をしても、
パパをこんだけ怒らせたのはお前が悪いに決まってる、と長男が言ったんですね。
その洗脳の怖さに、ダブルでその時はショックを受けまして、
もうその時の末っ子の恐怖に赴いた顔を見て、
もうこのままでは絶対いけないと思って、
この次の朝にこの家を出るということを決意いたしました。
志田健一
ありとあらゆるモラハラDVを受けてこられたということですが、
穂志乃愛莉
早く離婚することはできなかったのでしょうか。
こちらはだいぶ私も悩みまして、実家の母などにも相談をしていたんですけれども、
実は私の父もひどいモラハラだったんですね。
ですので母はそれを耐えていたということがあります。
父の父もひどいモラハラで、母の父もかなり威圧的な態度をするということで、
まさに連鎖の中で出来上がっている過程だったわけなんです。
そんな中だったので、母はひどいモラハラで耐えていく中で、
離婚せずにいる中でですね、これぐらいは一般家庭にもあるものだと、
自分で思い込ませる必要があったようだったんですね。
なのでおかしいとは思わずに、これぐらいは普通だ、これぐらいの暴力や、
これぐらいの暴言は当たり前だからということで耐えてきたために、
私が母に向かって結婚生活こんなに辛いんだと打ち明けたときに、
これぐらいは当たり前の範囲じゃないのかという指摘があったんですね。
これぐらいどこの家庭でも我慢していると思うから、離婚するまでじゃないよという意見だったので、
なかなか離婚まで私も行けなかったということで、
周りにそれはおかしいから離婚しなよって言ってくれる人がいなかったのも非常に大きいことだと思います。
21:06
穂志乃愛莉
これもやはりモラハラの原則の中で起きてしまっていることだと思うので、
モラハラとかDVを受けた人はそういう人の気持ちがわかるでしょと世間の人は思うんですけれども、
実際は脳の中でこれは当たり前のことと思わないとやりきれないという現状で生きてきたということがあるので、
そういう人が実は理解してくれない、これぐらい我慢して当たり前という考えを持ってしまっているという怖いことがあります。
これもすべて連鎖の中で起きている感じなのかなというふうに私は思いました。
そのために離婚が遅れたということですね。
その中で一番怖かったエピソードはありますか?
やはり後半でありました上野子を洗脳し始めたということが最も恐ろしいと感じたことでした。
あるとき上野子がですね、お父さんひどいよ、お母さんそれじゃかわいそうだよと言ってくれたことがありました。
すると、俺に歯向かうやつは家から追い出すからな、高校の授業料払わねえからな、このつもりでいろよと脅しました。
上野子は本当にショックを受けて家出をしてしばらく帰らないというようなことがあって大変な騒ぎになったんですけれども、
しばらくしてから上野子が私のところに来て、お母さんの方が正しいと思うこといっぱいあるけど、
ここではお父さんに従ってないと自分の立場が危なくなるからこれからは味方できないと思う、ごめんねと言ってきました。
そのような形で夫の理不尽な要求に上野子もつたがっていくようになりました。
そして両見ても夫の方がおかしいことでも、夫が上野子に向かって、
お母さんができてないからこれはお母さんのせいだよなということをしょっちゅう言うようになりまして、
お前たちもそう思うだろ、これはママが悪いよな、ママのせいだろと何度も何度も言って、
それを言わないとその子を逆に叩くというような状況、異常な支配関係が出来上がってきました。
志田健一
それが一番恐ろしいと思ったことです。
まだ小さかった先輩がいらっしゃると思いますが、どのような様子でしたでしょうか。
穂志乃愛莉
そうですね、まだ2歳3歳だった先輩は父親が酷い暴言暴力があっても一応そういうものにせずに、
何を言われてもママが一番良い、ママが一番大好きと思ってくれることを変えませんでした。
2歳の息子をめくるっていたのか、その子の前では何度もナイフを出して私を刺すとか落とすということがありましたけれども、
24:05
穂志乃愛莉
その度に末っ子はママをいじめるなと大泣きをして私の前にちっちゃい体で立ったりとかしてくれていました。
それでも家を出る直前は必要に夫がですね、その末っ子に対してもママに甘えるな、
ママのご飯を食べるな、ママと一緒に寝るな、ママと風呂に入るな、などと迫っておりました。
ある時は洗面所に連れて行き、ママに甘えたら山に捨てていくからなと言っていたこともあります。
そしてそのことをしょっちゅうしょっちゅう聞かさげていた末っ子はだんだん夫の前では体が硬直して笑えなくなってしまいました。
そして夫が出社した後にわーっと大泣きをしてママがいいのに、ママに甘えたいのにと言って大泣きをするようになりました。
その姿を見てこの子を連れて家を出ようと決めることになりました。
志田健一
家を出られるの?
穂志乃愛莉
家を出る直前に上の子にもこのままではこの末っ子の情緒の発達に非常に悪影響があるから私とこの子はもう出るしかないよということで一緒に行こうよというふうに声をかけたんですけれど
上の子は高校も行きたいし高校の後大学とか専門学校とかも先に進みたいからお金を持っている父親の方を選ぶと言われてしまいました。
最後は生活費を出してくれなかったんですが子供の教育費だけは出す夫だったのでお金も私よりもよく稼いでおりましたからそういったところで子供が自ら自分で夫の元に残ると決めて家を出ました。
末っ子は最初は私と一緒に二人になった時には家を出る度にこっちに進むとパパが来ないかとかパパがどこかから追いかけてこないかパパに蹴飛ばされないかなとかなりビクビクしていたんですけれども
それでも大丈夫だよここは来ないよということで声をかけましたらじゃあこれで蹴飛ばされないで住むねということで一緒に安心して眠るようになりました。
志田健一
その後上のお子さんたちはどのようにやりましたでしょうか。
穂志乃愛莉
上の子にはしばらく会えなかったんですが、半年ぶりに長男に会った時のことなんですけれどもその時は長男は何も読んでいました。
27:09
穂志乃愛莉
お母さんに会えないことはとても寂しかったけどでも家を出てくれてよかった長男がいました。
そして時々は家の中では父親からお母さんをいじめろお母さんを追い詰めろみたいなことを常に言われていてそういうことをあえて言わなきゃいけなかったことが本当に僕は辛かったんだよと言ってくれました。
父親の支配のないところでこうやって会うことができることが本当に嬉しいというふうに言っていました。
彼もまたもらはら父親の支配に苦しんでいたんだなと気づきました。
志田健一
吉野さんにとってもらはらDV、客帯が減っていくために大切だと思うことを教えてください。
穂志乃愛莉
ありがとうございます。
私の方でいろいろ経験した中で分かってきたことで重要な皆さんに分かっていただきたい知識が3つございます。
1つはもらはらDV、客帯は放棄して良くなることは決してないということです。
多くの場合は悪化していく、またはひどい場合は子どもに向かっていきます。これは客帯の始まりです。
そういったことがある非常に危険なものなのだという認識を広く多くの皆さんに持ってもらいたいと思っています。
そして2番目に、親の暴言暴力を見て育った子どもは脳の一部が傷ついてコミュニケーション能力に難が出るということが分かっております。
肯定的発達障害になりやすい可能性が極めて高いということですね。
このような知識も幅広く多くの人に持ってもらいたいなと思っています。
そして3問目に、非常に高い確率でもらはらDVは連鎖していくということがありますので、こちらもご理解していただけたらなと思います。
その上で対策と課題になりますけれども、早期解決がとにかく何よりも大事ということですので、
社会全体がわらはらDVは人権侵害行為だという認識して、そういうことがあったら、
そういう相談を受けたらそれはおかしいから、そのような状況から抜け出すべきだということで声をかけてあげてほしいと思います。
また何かがおかしいと気づいたときに相談できる場所や対処してくれる場所がもっと必要かなと思っております。
特に子どもの虐待が発覚した場合は一時的に避難できる場所はあるんですけれども、そこにはお母さんは入ることはできません。
親子で暴力を受けた場合は子どもだけが入れて、お母さんは行く場所がないというのが現実なので、
親子が一緒に、母子が一緒に逃げられる一時避難施設というのも急に必要なのではないかと思っております。
30:01
穂志乃愛莉
現在ではシェルターと呼ばれる長期的な場所がありますけれども、そこはかなり厳しい入居条件がありますので、緊急性としては当たらない場所なのかなと思いますので、
そういったところでラフェリーチェでも今後そういった場所を提供していったりとか、いろんな専門家につなげるというところで提携してまた協力していけたらと思っております。
ラフェリーチェではですね、家庭内で理不尽な暴言・暴力に悩んでいる方の相談に則っております。
結婚せずに何とか解決したいという方で、パートナーも直していきたいという意思がある場合は夫婦で加護性に向けたコンセルにも行っております。
残念ながらこれ以上パートナーと一緒にいることは不可能と判断した場合は、円滑に逃げるための準備から段取りまでご指摘しておりまして、
必要な場合には弁護士先生、強制処置さんなどのご紹介をいたしておりますので、ぜひこれを聞いて悩んでいるという方がいらっしゃいましたらご相談いただけたらと思います。
志田健一
本当に想像を超えたものなんですけど、なかなかコメントがせずられたことがありましたけれども、
今後ということで、ラフェージーは先ほどの通り相談の受付などもいろいろやっているということですので、
関わってみたいとかいうことがあれば、まずはどこに連絡をいただければいいらしいですか。
穂志乃愛莉
そうですね。後ほどホームページとか載せていただきたいなと思っておりますけれども。
志田健一
こちらのブログのショーノートに載せていただきますけれども、主にはラフェリーチェのホームページに。
穂志乃愛莉
そうですね。ラフェリーチェのホームページやブログのところからお問い合わせはこちらというところで載せておりますので、そこから入っていただければと思っております。
ラフェリーチェの相談業務は個人的に私がひっそりとやっておりますので、特に大勢の方に目に耳に触れる場所ではありませんので、
秘密もきっちり守られますので、ご安心していただきたいと思います。
志田健一
じゃあ次にラフェリーチェのイベント、これからどんな感じでやっていこうかというのがありますか。
穂志乃愛莉
はい。ラフェリーチェの親子イベントについて今後の予定なんですけれども、
9月22日14時から16時までこちらのラフェリーチェにおきまして、第2回プログラミング教室をご覧予定でおります。
こちらは先着10名となっておりますので、ご希望の方はお本にお問い合わせください。
また10月13日には科学実験教室を、殺戮が丘のケアプロザで、9時30分から12時まで科学探検工房さんと対話して行います。
33:07
穂志乃愛莉
その日は同時開催といたしまして、発達障害を提供した一人芝居も行う予定でおりますので、ママたちはぜひそちらを見ていただけたらと思います。
そして11月10日10時から14時は同じ町内の方のお家でバーベキュー大会をやる予定でおりますので、
今後もそういった楽しい予定を盛りだくさんでおりますので、ぜひ参加してみたいなということがありましたら、
お問い合わせの方から私の方にご連絡いただけたらと思います。
志田健一
今後9月の後なんかもプログラミング教室とか、そういうのもどんどんやっていこうということですか?
穂志乃愛莉
プログラミング教室はSBCさんが協賛していただきまして、今のところ3ヶ月に1回必ずやっていただけるということで、
ビスケットを使ってやってくださっております。
タブレットなんかもご用意いただいていますので、お子様は何も持たずに身軽に来ることができますので、ぜひ参加いただけたらと思います。
志田健一
科学の方もまた今後も検討ということですか?
穂志乃愛莉
そうですね。科学も定期的にできるようにNPO法人と科学探検工房さんとお話を詰めているところですので、
ぜひ今後も続けていきたいと思っております。
志田健一
ありがとうございます。それでは次ですが、これを聞いている方に何かをしてほしいとかそういうのってありますか?
穂志乃愛莉
私たちは主に母子家庭支援などもやっておりますので、今後、現在でもお米とかお菓子とかいただいたものをお配りしたりなどもしております。
そのようなフードバンク事業にもつなげていけたらと思っておりますので、
もしそういったルートをお持ちの方は賞味期限間近なもので構いませんのでご提供いただけたらありがたいなと思っております。
また報酬としては高いものは出せないですけれども、ぜひ母子家庭のママや子どもたちに向けて何か自分で講座をやってみたいという方がいらっしゃいましたら、
そちらも募集しておりますのでお声掛けいただけたらと思います。
志田健一
それでは最後ですが、こちらもラフィーチェの活動にあたりまして、何かキーワードのようなものを皆さんに知っておきたいとか言っておきたいみたいな。
穂志乃愛莉
家庭内の枠の連鎖から抜け出すというところですかね。
36:01
穂志乃愛莉
そして楽しい母子家庭というか、一人親世帯は苦しいものではなく楽しいもの、広がりのあるもの、夢のあるものにしていきたいという目標があります。
志田健一
それでは今回はこのような形でラフィーチェさんにいろいろとお話を伺ってまいりました。
それでは今回は星野さん、それからサイドビジネスの下田さんも来ていただきまして、梅下さんもどうもありがとうございました。
穂志乃愛莉
ありがとうございました。
高見知英
今回は横浜市北部青葉区にて、ラフィーチェというモラハラDV、弱体に悩んでいる人向けのカウンセリングや母子家庭支援の団体を立ち上げ活動している星野さんに、
ラフィーチェの様々なイベントの紹介と、この団体を立ち上げた経緯についてのお話を伺いました。
ラフィーチェでは、プログラミングや科学の実験教室、対話会など、お子様向け、保護者向けのイベントを行っています。
いろいろな人が集まって癒される場所、楽しい場所。
ラフィーチェに行けば、新しい誰かとつながれる、新しい知識を得られる、子供同士の異年齢交流ができる、など、参加者がより豊かになれる場所を目指している団体です。
また、家庭内の虐待に関する相談も受け付けています。
ポッドキャストのショーノートに掲載しているホームページのアドレスなどから、どうぞご連絡ください。
ラフィーチェとは、私たちまちづくりエージェントサイドビーチシティも深く関わっており、プログラミング教室やその他のイベント支援などを行っています。
今後もプログラミングなどの様々なイベント支援に関わっていきますので、どうぞご注目ください。
家庭内の負の連鎖から抜け出すために、他の家庭の内部を知る機会はどうしても少なく、客観的に自分の家庭環境を見直すことは、そう簡単なことではありません。
どのような分野であっても、人に直接聞く、相談することは、とても有力な解決策の一つです。
1対1の相談はハードルが高いと思ったら、まずはラフィーチェや周辺の団体に話しかけてみる。そんなところから始めてみてはいかがでしょうか。
最後に感想の受付ですが、このポッドキャストの感想は、ツイッターやフェイスブックなどで受付しております。
39:00
高見知英
ハッシュタグSBCast045で投稿いただけると幸いです。
それらが使えないという方は、まちづくりエージェントサイドビーチシティサイトのお問い合わせフォームなどからご連絡いただければと思います。
今後もこの番組では、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読、ないしチャンネル登録などをして、次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCastを終了します。お聞きいただきましてありがとうございました。
この番組は図面の出力、製本ならお任せください。
株式会社トレースのサポートにてお送りいたしました。
40:33
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