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2025-12-26 1:07:26

SBCast.#157 あずましい、青森の子育でを目指して(NPO法人子育て応援隊 ココネットあおもり 沼田久美さん、吉田圭子さん、奈良岡典子さん)

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今回は、青森県青森市にて、カナダ発祥の親支援プログラムNPプログラムの実施から始まり、家庭訪問型子育て支援ホームスタート、広場運営ココかれっじ、青森市からの委託で実施している青森市つどいの広場さんぽぽ、個人向け託児のココはぐなど、子育て中の親とその子供に向けた様々な支援活動を行う、NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの沼田久美さん、吉田圭子さん、奈良岡典子さんの3人に活動の内容や思いを伺いました。

サマリー

青森での子育て支援に焦点を当てるNPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの活動が紹介され、ママたちの支援を目指す姿勢が語られます。この団体は地域の親たちに心地良い子育て環境を整え、さまざまなプログラムを通じて子育ての力を引き出すことを目指しています。青森での子育てを支援するココネットあおもりの活動について、地域の優しさや協力の重要性が強調され、特に育児を支えるための人々の関わりが焦点となり、地域の子どもたちや親たちへの思いやりの必要性が語られます。NPO法人ココネットあおもりは地域のママたちに充実感を得られる幅広い活動を提供し、ボランティア参加を通じて多様な働き方の選択肢を示しています。また、ITを活用した情報発信や地域とのつながりを重視し、人と人との直接的な関わりを楽しむことの重要性を強調しています。NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりは、あずましい青森の子育てを目指し、地域のママやパパを支援する活動を行い、子育て支援だけでなく、コミュニティ全体でのつながりを大事にしながら、地域で子育てする喜びを広めています。

NPO法人の理念と活動
沼田 久美
あずましい青森の子育てを目指してというのを、一番最初のトップページに持ってきています。
あずましい、心地いい、ちょうどいい、気持ちがいい、青森の子育てを目指してとして、これからも頑張っていこうと思っています。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、NPO法人子育て応援隊ココネットあおもり、沼田久美さん、吉田圭子さん、奈良岡典子さん、お三方でございます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
沼田 久美
よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまず簡単にではございます、自己紹介という形でお願いできますでしょうか。
沼田 久美
NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの代表理事の沼田久美です。今日はよろしくお願いいたします。
吉田 圭子
副代表理事の吉田と申します。よろしくお願いします。
奈良岡 典子
理事の奈良岡典子です。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではこちらの活動についてということでまずお話を伺っていければと思いますが、
まずこのNPO法人子育て応援隊ココネットあおもり、活動の内容についてお伺いできますでしょうか。どのような活動を行っておりますでしょうか。
沼田 久美
青森市内を中心に子育て応援をしています。
週に子育て中の0歳から3歳、就学前のご家庭を応援する活動をしています。
ママの元気が子どもの元気、子育て中のママに寄り添い応援をする、そして支援者自身も常にスキルアップをし楽しく活動するということを目指して活動をしています。
活動の柱はママとパパたちのマインドアップ、支援者のスキルアップ、地域の子育て、パワーアップ、この3つを柱に活動を主に行っています。
高見知英
よろしくお願いします。
本当にこちらのお話を調べていて、子育て支援の団体はいっぱいあるんですけれども、本当にいろんな範囲に活動を広げていらっしゃるということを、こちらの資料を読んで確認をして驚いたところではあります。
具体的に主にどういうようなことをやっているとか、いくつかかいつまんでご紹介いただけますでしょうか。
沼田 久美
基本的にはNPプログラムという、カナダの親支援のプログラムから始まったココネットの活動です。
そしてそのママたちが、ママ自身がグループトークの中で自分らしい子育てを見つけていくNPプログラムを始めているうちに、直接ママたちの困っているご家庭にも行きたいなということで、家庭訪問型子育て支援、ホームスタートを始めました。
これが2本牧。そしてその活動を2つやっていたときに、実際にかわいいちびちゃんたちやママたちとも直接会いたいということで、広場をやりたいということで、県立保健大学でココかれっじというのを月3回やり始め、
そして平成30年に青森市がやる委託事業として、さんぽぽという子育て広場を受託して今活動をしております。
平成20年からココかれっじのほかにも応援をしたいということで、働く場としてココはぐといってシッター事業も始めました。
なので、学ぶこと、そして寄り添うこと、そして集うこと、この3つを柱にしながら、それぞれの活動を行っています。
以上です。
NPプログラムの導入
高見知英
本当に、まずは一番最初のNobody's Perfect、NPプログラムというところから始められて、どんどん広がっていったということなんですね。
沼田 久美
はい、そうです。
高見知英
本当にたくさんのことをやっているなというふうに思いますし、いろんな方も巻き込んで活動されているんだなというのが伝わってきます。
沼田 久美
はい、ありがとうございます。
高見知英
もともとはどういうような経緯から、このNPプログラムというのを始められたのでしょうか。
沼田 久美
私自身が子育てが一段落した時に、これから何をしていこうというふうに考えた時に、それまでPTA活動で役員をやっていて、いろいろな研修の場に出ることがあり、
親教というコミュニケーションを学ぶスキルに出会いました。
自分自身は何もスキルがなかった時に、地域で活動をこれからしていく時に、やはり免許がないと普通の主婦は何も外に出た時に活動できないんだなということを実感しながら、
インストラクターの資格を取り、それから子育ての応援をしていきたいということもあって、いろいろな研修。
WAMとか、それからNWEC、国立女性会館の勉強会などに行って、NPプログラムやホームスタートのインターネットというか、メーリングリストに出会って、そこからいろいろな情報を得るようになって、
青森でもNPプログラムをやりたいということで、自分で一人でやるのは地域に戻って、受けることはできてインストラクターにもなれるけれども、一人では活動できないというのが、親教のインストラクターをやっていて実感していたので、地元で仲間を探し、
ちょうどその時に、県の教育センターの方で、いろいろ支援者を養成する講座をやっていて、それがきっかけでそこで仲間と出会い、NPプログラムを一緒にやってほしいということで、いろいろなやり方も勉強しながら仲間を作りながら、
NPプログラムを青森で養成講座を開き、そして青森で実施できるような体制を作っていたのが始まりで、そこからココネットの任意団体を立ち上げるという風な、そんな流れから始まりました。
地域との連携と子育ての広がり
沼田 久美
それがちょうど、21年、2年前ぐらいでココネットという任意団体を立ち上げて、今年で20周年、今年20周年で今活動をしています。
そんな感じで、地域でやはり一人じゃなく、みんなで力を合わせながら子育て応援をしていきたいという思いから立ち上げたのが、このココネットあおもりです。
高見知英
まず子育てが一段落したところから応援のほうに参加していきたいということで、勉強会などにも参加し、そこで見つけたこのNPプログラム、Nobody's Perfectのプログラムを青森でもやってみたいということで、こちらのほうでも団体として立ち上げて活動を始められたということなんですね。
沼田 久美
はい、そうです。
高見知英
そうですね。やっぱりこういうのは親って周りにどういうふうにやればいいのかっていうのはわからないことも多いので、抱え込んでしまう、抱え込みすぎてしまうということも多いと思います。
だからこそやっぱりこういうのは完璧な親なんていないっていうメッセージのもと、自信をつけてもらうことを目的に考えられたプログラムっていうのがあるのはとても良いことなんだろうなというふうに思いますね。
沼田 久美
そうですね。あと私自身の経験として、夫のUターンで2歳の子と9か月の2人の子どもを連れて青森にIターンをしてきたので、私自身が周りの人に本当に助けていただいて子育てをしたという経験から、やはり自分が一段落したときに、今度は自分が地域のママやパパたちに恩返しという意味もあって、子育てをしたいという気持ちも強くあります。
高見知英
なるほど。自己自身がIターンで青森に来て感じた経験からというところもあるんですね。
沼田 久美
はい、そうです。
高見知英
そうですね。やっぱりこういうようなときに、まずは最初、本当にまだ全く右も左もわからないような環境で生活をすることになって、いろいろ助けられたっていうような経験があって、それを他のところでも活かしていきたいというのはとてもよくわかります。
いろいろな活動を通していて、もちろん今NPプログラム以外にも非常にいろいろな活動を行っていると思いますが、この状況で特に何か目的としていることなどあれば、こちらをお伺いできますでしょうか。
沼田 久美
目的。最初に言ったママとパパのマインドアップということで、ママたち自身、パパたちが自分の子育てに力をつけてほしい、それの応援をしたいということもありますし、それから応援する私たち支援者もスキルアップを常にしながら楽しく活動ができるように、それを心掛けています。
そのことが地域の子育てのパワーアップ、みんなで子育てをする社会づくりにつながっているというふうに信じて頑張っています。
なので、今おっしゃったように何を気をつけているかというより、この最初に言ったスピリットをいつも振り片鱗ながら、今やっている活動が大丈夫かなというのは気をつけながら、そして自分たちだけでやっているんじゃない、私だけでやるんではない、みんな仲間でやるんだということも心掛けています。
高見知英
みんなで子育てをしていきたい、その思いを貫いていくということですね。
本当にそのお話は、今回いろいろと内容を調べさせていただいていてもすごく感じるところでした。
その言葉がすごく強く表現されているなというふうに感じます。
沼田 久美
ありがとうございます。
高見知英
特にこちらのお話を調べていてすごく特徴的だなというふうに思ったのは、子育てをしていない人に向けても、なかなかの活動をしている、考えているということなのかなというふうに思いました。
やはりみんなで子育てをするということって、子育て支援の場ではすごく非常によくいろんなところで言われている言葉ではあるものの、
実際にその団体を見てみると、子育てをしている人以外の人ってなかなか関われないというようなところはあります。
やっぱり実際に子育てを街でやっていくというようなことをおっしゃっている方もいるものの、その街の中に入っているのって本当に今いる人すべてなのか。
子育てをしていない人や子育てが一段落ついた人が入っていないのではないかというふうに思うところが非常にありました。
そんな中でも、ちゃんと子育てをしていない人に向けた情報発信等も行っているのが非常に特徴的なところだなというふうに思いました。
何かこちらの現在ココネットあおもりでやっている子育てしていない人との関わりについても、改めてこちらでお伺いできますでしょうか。
沼田 久美
はい。今お話ししていたことがあまり意識していない分はやっていたんですが、逆に言うと地域の活動にも目を向けるというか発信をするということで、年一度世界的な祭りになったかな。
ねぶた祭りというのに、うちの団体として現役ママたちとパパと一緒にねぶた祭りにも出演をしています。
そういうことで地域のお祭りの中で自分たち子育てしていても地域のお祭りを楽しむ、一緒に楽しむということをしながら、こういう団体が地域にはあるよということを大きなねぶた祭りでも発信していますし、
それから赤い羽の1月から3月にあるその団体に寄付をするという、どこの団体に寄付をするのではなく、ちゃんと指定をしてそこの団体に寄付をする、そういう協働募金のイベントがあるんですが、
その時にもチラシを地域の方やそれから会員の皆さんにご協力をいただいたり、いろいろなところでアピールをするようにしています。
イオンの黄色いレシートにも参加をして、ことがある段階に自分たちだけではなく地域の方たちに子育て応援を一緒にしましょうと言ったり、こういう活動をしている団体が地域にはありますという意味では発信なり活動をしているかなというふうに、今言っていただいて改めて感じました。
高見知英
地域にも目を向けていろんなネグタですとか、赤い羽根募金などですとか、いろんな場所にも関わるようにしているということなんですね。
そういうところから自分たちの子育てをしていない人にも届くような活動を現在行っているのですね。
沼田 久美
あまり意識していなかったんですが、そういうふうに外から見たら気がついていただけるというのは、逆に私たちが今回とてもいい指摘を受けるというか、もっとここを伸ばしていけるかなというふうにも感じました。ありがとうございます。
高見知英
そうですね。特に今やはり子育てには不寛容な街ができつつあるというお話も他のところで聞く機会もあり、やはり子育てをしている人にあまり暖かくあたれないような人が増えているという話も聞きます。
例えば本当に子どもが騒いでいるところに不寛容な人とかそういう人が増えてしまっているのではないかと言われているということもありますが、そういうところについては子どもと出会う機会がそもそもないから、それは不寛容になるのではないのかというふうに自分は思っていまして、
地域の子育てへの理解
高見知英
やっぱり子どもと出会って、子どもはこういうところはさすがにうるさくするよねとか、子どもってこういうことするよねっていうことが多くの人、子育てをしていない人にも当たり前のように認識としてあるようであれば、もっと寛容になれるのではないかというふうに思うところも非常にありましたので、
沼田 久美
このココネットあおもりさんこういうことをやってるんだなというふうに改めて見て思ったところでありましたので、ぜひこちらのほうもお伺いできればということでお話しさせていただきました。
うちの副代表とそれから理事の奈良岡さん2人は民生委員も地域でやっていらして、やはりそういうところから直に年寄りの多い地域だとやはり公園で子どもを遊ばせるなみたいなチラシがあるねとか、
それから民生委員の児童部会ではこういう活動をしているよというような話を聞きながら、月1回会員広報みたいなのを出すんですけれども、そこでも吉田さんが地域の公園で子どもが遊ばせないでくださいみたいなチラシが立ってとても悲しいとかっていうメッセージも伝えてくれているので、
そういうところからも私たち自身がやっぱりこれからもっと頑張っていかなきゃいけないなっていう、そういうメッセージを読んだときに会員も気がついてくれてるかなというふうには考えています。
高見知英
そうですね。やはりそういうようなことで子どもに落書き当たるとか、子どもの騒いでるところうるさいと思ってしまうとかいうようなことは非常によく聞いていますし、そのような状態に対応するための取り組みってすごく重要なんじゃないかなというふうに思っています。
自分自身も前に住んでたところの近くに幼稚園があって子どもの声聞き慣れてたっていうのもありますし、自分自身今子どもに関する活動をよく行っているので、子どもと話す機会ってあるから特に当たり前と思って過ごしてるっていうのもあるんですけども、やっぱりそういうようなことってのは決して多くないはずなので、
そういう人に子どもと関わるって、別に結婚してなくても子どもがいなくてもそういうことはできるよっていうことをもっと知ってもらえればいいなというふうには自分自身も思っています。
何かこのココネットあおもりの活動で特に対象としている人、もちろん乳幼児をお持ちのお母さんお父さんももちろんなんですけども、それ以外に何かちょっと関わっててほしいなとか、そういうのかと思っている方っていらっしゃいますか。
沼田 久美
今おっしゃってたように、子育てが一段落している方たちはほとんどというか、今、共働きの家庭がとても多くなっているので、子どもに関わるというよりも自分の子どもには関わるけれども地域の子どもたちには関わりが少ないとか、
私たちが子育てしていたときのように、PTA活動をするだとか、部活動を手伝うだとか、そういうことが本当に少なくなってきているので、やはり地域で子育てを応援するとか、いろんなイベントで手伝ってくれるとか、
もう少し人々が、子育てに優しい眼差しというか、優しい気持ちを持って子どもたちを育てているママやパパ、そして子どもたちにも優しい声がけをしていただけるとありがたいなというふうに、
実際に動かなくても、スーパーでちょっと子どもが泣いてたら、すごいキッと睨むんじゃなくて、大変だねって声をかけてくれるとか、何か嫌なことあるのかなってニコッと笑ってあげるとか、そういう優しさがあると優しい子育てができる地域になるんじゃないかなというのは感じています。
実際に動かなくても、気持ちの上で応援しているよという、そういう優しさというか、子どもが泣いたらうるさいって睨むんじゃなくて、大変だねってママの方に頑張れってサインを送るとか、大丈夫だよって言ってあげるとか、そういう優しい気持ちを表現していただけるといいなって思います。
前、テレビの宣伝で、年取っているおばあさんがレジに並んでて、お金をなかなか出せないときに、後ろのすごい強面の若者が、いいよ、ゆっくりでって言ってくれて、おばあちゃんがポンとした、あの宣伝すごく好きで、子育てしているママたちやパパたち、子どもが泣いてギャーギャー騒いでるときに、大丈夫だよとか、大変だねって最近も言いましたけど、
そういう同じような優しさが、社会の中にいっぱい蔓延するといいな。なので、ココネットは、社会全体で子育てをしようとか、それから地域の子育てのパワーアップっていうことも意識しています。
高見知英
本当に自分の子どもとか、自分に関わっていない子ども、自分に直接関係がない子どもにも関わってほしいなっていうところ。本当にそこの話が聞いていて、ああいいなというふうに思うところでした。
やっぱり自分の子育てが終わったですとか、そもそも子どもはいないもんももちろん入るんですけども、そういうときに今の子どもを見るっていうことをもっともっとしてほしいなっていうふうには個人的にも思います。
やっぱり実際に、子ども自身に子どもがいなかったとしても、じゃあ子どもと関わる必要がないのかっていうと、全然そんなことはないので、そういうところで子どものことを見ていてほしいし、今の子育てをしている人にもとってもちゃんと見ていてほしいというふうに思いますね。
沼田 久美
今お話をしていて思い出したんですが、うちの年配というか、スタッフがよく言うのが、私たちの老後を支えてくれるのは今のパパや、それからこのちびちゃんたちなんだよねってよく言うんですよ。
私たちが長生きして、老後が安心して暮らせるのは、このパパやママ、そしてちびちゃんたちが元気に育って社会を支えてくれることが、自分たちの老後を支えることになるんだよね。
時々話すんですね。本当にそれが当たり前のことなんですけど、そういう老人にもそういう意識を持って、やっぱり子どもたちや子育てしている世代に優しく関わってくれるっていうことが、自分たちの生活も支えてもらってるんだっていう意識を持って、お互い様というところを大切にしていったら、
もっといい地域になったりするんじゃないかなと思います。
高見知英
そうですよね。やっぱり結構な色んな局面で自分を支えるのって、その一つ下の世代の人たちだったり、あるいは自分の一つ上の世代の人だったりするっていうことって結構あると思うので、それは直接自分の親族とかではなくても関わっていく必要があるし、支えていく必要があるのではないのかなっていうふうにやったと思います。
今、関わりたい人と周りの世代っていうのを見ていくっていうのが大事だなっていうふうには自分も思いますし、それをしているこの子育て支援団体というのは、とても良いなというふうに自分は思って見ていました。
沼田 久美
ありがとうございます。あと、とてももう一つ大事にしていることは、よく会員のメッセージに伝えるんですけど、青森で子育てしてよかった、青森が好き、楽しかったっていう、その青森で子育てしてたことが誇りに思えるというか、地域を誇りに思っていつまでも大切にするという、
そんな最初の出だしの時に、子育てが青森でして楽しかったというような思いをママにもパパにも、そしてそれが子どもたちにも伝わるといいなっていうふうに思っています。
やはり地方で出身、特に青森は昔のイメージが強くて、昔から北の果てみたいな演歌だといつも悲しいどっかに行くというのが、北の果ての青森にとか津軽にって出てくるんですけど、そういうイメージよりは、子育てを青森でして楽しかった。
雪が大変で子育て大変だったけど、雪祭りもあったし、雪の中での人との助け合いもあったしっていうような、そんな風に青森で暮らしたこと、青森で育ったことが誇りになるというような、そういう思いまでつながると、とても嬉しいなというふうに思っています。
みんな東京に行ったり都会に行ってしまうんだけど、でも行っても青森を離れたとしても、いつか青森に戻りたいとか、いつか青森のために何かやりたいとか、自分は青森で育って楽しかったっていうような、そんな思いを持ち続けてもらえると。
ココネットとして応援をしていくときに、自分たち自身、支援者自身が誇りを持って活動できるかなというふうには意識して伝えています。
高見知英
そうですね。青森でしてよかった、楽しかったって思ってもらえるようになればいい。本当に土地土地でこういうようなことができてよかったって思ってもらえるっていうのはとても良いなというふうに思います。
やっぱりなかなか単純にものとか情報だけを見ると、やっぱり都会の方がすごいな楽しいなっていうふうに思う人もいるのかもしれませんけれども、じゃあ別にそういうのがない場所であればない場所なりに何かできること、面白いこと見せられるものあるんじゃないかっていうのは考えていきたいところではありますね。
そのほか、それでは活動に関して何か課題に感じているなど何かございますでしょうか。
沼田 久美
どういうふうに寄り添えるかとか、どういうふうに応援できるかということを常にニーズを見極めながら活動していきたいなと思っています。
そしてもう一つの課題としては支援者ですね。昔のように専業主婦で自分の時間を地域のためにとか、それから何かやりたいと思っている方たちの年齢層が上がって、なかなかスタッフとして、そしてココネットの働く場の働き方ではなかなか人が集まらない。
支援者を募集するときの応援する人たちのなかなか人が集まらないというか、そういうスタッフ探しにはとても苦労しています。
この支援者としての問題というか課題、それプラス子育てをしている世代の課題というのもやはり変わってきているので、そこをちゃんと意識して見ていかなきゃいけないなというふうに思っています。
高見知英
そうですね。
友働きの世代が多くなって、やっぱりそういうところで特に転勤が多いような方のご家庭の妻さんが、やっぱり働きづらい、働けないというようなところがあるという問題。
そしてそこで、いわゆる孤立の子育てになってしまいがちなところがあるというような課題。
そしてもう一つは、支援者の方も高齢化が進んでいるので、やっぱり自分の時間を地域のために使えるというような方が、今の若い世代には少なくなっているということですね。
ボランティアによる社会貢献
高見知英
確かに本当にその通りで、異動が多い人だと異動が多いのは、例えば夫さん本人だったら夫さん、妻さんとどちらかは家庭によって変わると思いますけども、
どちらかの親がやっぱり転勤をすることが多くなると、やっぱりもう一人の親が働きづらくなるっていうところは、やはり現代的な課題としてあるなというふうに思います。
そういうところってどういうふうにしていけばいいのかっていうのは本当に難しいところではありますよね。
沼田 久美
逆に言うと、ココネットの場合は、ママボノというご存知ですか、活動。プロボノのママたちに特化したボランティアの活動があるんですけれども、
県から何年か前その活動の団体として受託をして、ママボノという事業をしました。
それは逆に言うと子育てをしながらでも社会貢献をしていく、自分のスキルを活かしてボランティアとして活動するというママボノという活動なんですけど、
それをやってみて、本当にいろんなスキルを持っていたり、それから何かやりたいと思っている子育て中のママがいるということに、
子高校がいても社会貢献もできるし、それから自分の子育てだけじゃなく地域に出て何か役に立つんだという体験をしていただきながら、
その活動を応援というか一緒にやりながら、やっぱりここがもしかしたら何かできる道になるかなと思ったり、
それからそういうところでつながったママたちに、フルタイムでは働けないけれども、余った時間ができた時にココネットのスタッフとして働かない、一緒にやらないというような、
そういう人材のつながりというか、そういうこともつながってきているので、やはり人材が、子育てが終わった世代だけではなく、
自分の働き方を模索している方たちの働き方の一つ提案にはなるなというふうに感じています。
そして実際何人か青森市から受託している広場のスタッフにもなっていただいたり、ココネットで始めたココはぐというシッター事業の事務局というか、まだまだ動き出したばっかりですけれども、
そういうところの事務スタッフというか、私を補佐して一緒にやってもらうスタッフとして、若いママにも事務局をやってもらっています。
そういうふうに一つ一つの活動に、なるべくママものとかママスタッフとして関わってもらった方たちとつながりながらスタッフになってもらえるようなつながりを大切にしてきて、
ココネットの活動とママボノ
沼田 久美
ママたちにしてみると、ちゃんとしたフルタイムよりは全然金銭的にも少ないけれどもやりがいだとか、それから将来自分の子育てにも役に立つというか、研修とかそういうのにもたくさん出てもらうようにしますし、情報もお伝えしますし、
そういうふうにお金ではないところでココネットと関わっていることがママたちにもメリットになるように意識をして、そして活動に参加してもらっています。
なので、働き方という金銭を得るだけじゃない働き方の提案もNPOだからこそできるのかなっていうふうに、そこは意識して伝えたりお話をしたり、実際にやってもらって充実感を得てもらうというような、そういう機会も意識して作っています。
そうですね。まずは本当にママボノという形なども含めて、生活にも役に立つものも得られながら、やっぱり仕事、他のフルタイムの仕事ということではないけれども、しっかり仕事ができるような環境を作っていくというような形での活動をされているのですね。
ママボノは賃金は発生しないんですね。ホランティアとして関わるんですけれども、その先にやりがいがあったり、それからママボノをやったことで地域の会社につながってお勤めをするとか、そのママでも働けるような環境がある会社とつながってそこに勤めたという方もいらっしゃったりとか、
逆にココネットのそういうフルタイムでは働くことはできないけれども、賃金も安いけれども、やりがいを感じて働けるよというような、そういうお金ではないやりがいや楽しみや自己検査だったり、そういうところにできる方たちも地域にはいらっしゃるので、
そういう方たちを一緒にココネットを支えてもらうということでつながっていけたらいいなというふうに意識しています。
沼田 久美
そうですね。そういうような形の仕事から、カマモノから仕事につながっていくという形なんですね。
高見知英
そういう仕事の形っていうのは本当にいろいろな種類があると思いますので、まずは本当にそういうところも見ていてほしいなっていうふうに思いますし、そういうようなところに気づくきっかけをこのココネットでも提供していくようなことをやられているんですね。
沼田 久美
なので、今は実際にはないですけど、ママの部活を応援するということで、ママの手仕事を作ったものをイベントなどでフリーマーケット風に売るとか、
そういうときに個人ではできないけど、ココネットのスタッフですというか、ココネットの所属でそういうフリーマーケットに出るというようなこともしてもらってたこともありますし、それから何かスキルを身につけて、
例えばベビーマッサージだったりをインスタの免許を取ったんですけど、一人でまだ活動できなくてというときに、ココかれっじという大学でやっている広場で、ママが研修というか自分のやりたいことを形にするというので、ココネットが応援してチラシの作り方を一緒にやったり、
インスタにあげてあげたり、それからこういうチラシを作るといいんだよという風にやって、いろんなインスタの撮ったママが社会に何かやりたいと言って勉強したことを形にするのも応援をしています。
今、育休中に英語の先生だった方が、子どもたちに英語を教えるほのぼとした会話、教室ではなくて日常会話を楽しくやりたいというママがココかれっじに来ていて、
そこでココかれっじでママと一緒に触れ合い英語という風な形で、自分がやりたいことを形にするということで応援もさせてもらって、そのママはココかれっじで最初に講座をやって、
高見知英
あとは地域の市民センターにもともと通ってらしたらしくて、そこの市民センターでも講座をやらせてもらうということになって、やはりやるきっかけをやりたいという話を聞いたら、こうしたらできるんじゃないというような応援もさせていただいています。
そうですね、やっぱりそういうような何らかのサポート支援があれば、そういう仕事もできる仕事の形を探せるというところもあると思いますので、やっぱりそういうところ、積極的にいろんな支援がいろんな形があるといいですよね。
沼田 久美
そこにつなげるということも、ココネットの一つの活動の大きなつながりだと思っていて、定款の中に青森市内で活動する子育て支援団体の株となるというところが偉そうに書いてあります。
それはやはりいろいろなところとつながりながら、そのつながりを生かして、子育て世代を応援していくというところ、支援者も応援していくというところの、本当に核になる活動ができたらいいなっていうのも意識して行っています。
高見知英
ちなみに、もう一つの支援者の高齢化について何か考えていることはございますでしょうか。
沼田 久美
あります?何かありますか。
自分自身も高齢化になっているので、そこはきついかな。
高齢化に関しては逆に言うと、歳を取っていることが決してマイナスではないけれども、やっぱり今の時代にバトンタッチをしていきながら、自分自身も常にスキルアップして邪魔にならないような、そんな高齢世代になりたいな。
何かうまく言えてないかな。
自分が若い頃の世代が上の方たちに、アドバイスというか教えを受けたときにあまりいい思い出がなくて、
親切というおせっかい、そっとしておく思いやりという、今いつも語っているんですけども、やっぱり親切だと思ってやってあげてるんだとか、アドバイスをするというような高齢者にはなりたくないし、
そっとしておく、そういう思いやりを持っている高齢者になりたいと思って、
そういうことを意識して言い続けることで仲間にも伝えていきたいな。
高齢者が悪いのではなくて、歳を取っている良い経験をどうやって伝えられるのかとか、そういうことも自分自身もそうですし、同じ世代の人たちにも、
うるさがれない、嫌がられない高齢者になるためにはどうしたらいいかね、みたいな。
正直、ココネットのスタッフ募集をするときには、それをすごく意識します。
なので、誰でもいいということではなく、高齢者だからダメとかっていうのではなくて、高齢者でもやはり柔軟な考え方や、それから自分自身を知っている人たちもたくさんいますし、
自分の弱みだとか強みだとかを知っている方たちの方が、あと素直で、素顔と言ったら変だけど柔軟な方、そういう方じゃないと活動は一緒にできないなというふうに思っているので、
それは高齢者だけじゃなく、どんな方でもスタッフとして一緒に働くとか、一緒に活動するときにはとても大事にしているところです。
高見知英
そうですね。やはりこのちょうどいい距離感を保つと言いますか、そういう考え方ってとても大事になりますし、それがうまくできていると別に本当に年齢関係なくいろんな方とつながり合うことってできるんだろうなと。
そういうものを大事にしつつ、いろんな人を招き入れられるように、なるべくいろんな人と関われるようにできればいいなというふうに思いますね。
そういうふうに人数が多くなることによって、例えば本当に自分の時間を直接フルタイムで費やせないというような人であっても、トータルでいろんな人が集まっていれば一人分の力が出せるというような状況にするというのも今の若い人たちの地域との関わり方の方向の一つかなというふうにも思いますので、やっぱりそういうようなものがどんどん増えていくといいですよね。
沼田 久美
今ちょうど先ほども言いましたように、ココネットちょうど20周年で12月に大きなイベントを計画しているんですが、そこの周知活動はママスタッフを募集して、周知に関してやってくださいというふうに子育て中のママたちに声をかけて、
働いている、フルタイムではないんですけど働いているママも、それから自分のスキルを生かしていろいろな活動を始めたいというか、そういうスキルを持ってそこで社会で自分で活動、活動というか稼いでいきたいというママもスタッフになってくださって、今チラシを作って今週配布をする作業まで今進んでいるんですけども、
それも本当にママ子のと同じような、ほぼ無償ボランティアに近いんですけれども、それでも一緒にやってくださる。そんなことがママたちのやりがいだったり、自分でもできるんだということにつながっているような気がしますし、私たちが持っていないスキルをすごく
駆使してあっという間に周知活動につなげるというすごい力があるなっていうところも、先ほど多分この先に質問があるんでしょうけど、相手関係のそういうインスタだったり、それからThreads、今私がよく分かっていないThreadsというもので発信するとか、本当に今のママたちは
オンラインとオフラインの活用
沼田 久美
スマホ一つで読んだことをするので、そういう力も借りながら、やはり今に合わせていくというか、そういうことも意識しながらやっていかないといけないなって思っています。もしかして質問とちょっと違う答えをつくのか。
高見知英
いやいや、とてもいい内容だと思います。本当にそういうような姿勢が重要になるのかなと思います。やっぱりそういうようなInstagramですとかThreadsですとか、そういうような今のインターネットサービスへの情報発信ですとか、そういうものってすごく大事になってくるんじゃないのかなっていうふうに思いますし、何かそういうようなところでどういうふうに発信をしていくのか。
そういうのは本当にいろんな人たちの力を合わせて、自分の得意分野を生かして話をしていくっていうのがとても重要になるんだろうなっていうふうに思います。
沼田 久美
ちょっと怖いなと思うのは、コロナのあの時代というか、あの2年、3年があって、人と会うことに抵抗を感じたり、人と話したりすることが億劫だと思っている方たちも正直いらっしゃったり。
ZoomやこのインスタのLINEで会わなくても、今回もそうですけども、会わなくても連絡が取れたり情報が取れ合えたりする。こういう便利なものがある反面、私たちみたいな人を応援する、人と関わることでその人に寄り添うということを大事にしている団体というか、こういう活動はやっぱり人と会うこと。
その人と目を見て話すこと。その人と赤ちゃんと触れ合うことで子どもが安心して笑顔になるっていうのを感じ取れるとか、そういう会うということもやっぱりすごく大事だなって思っていて。
やはり今、少しずつ研修会だとか講演会だとか訪問だとか、人と会うということも復活してきているときに、やっぱりその人と直接会うことの大事さとか、関わることの楽しさだったり充実感だったり、信頼関係が生まれるっていう、そういうものもやっぱり大切にして忘れずに。
ココネットとしては大事にしていきたいなっていうふうに、先日の研修会と今、無用具にあったばっかりなので、やっぱりそういう、やっぱり会うってすごい楽しいよね。
その直接やっぱり目を見て話せるとか、元気だったってお互いにハグしてみたりとか、そういう関わり方って、やっぱり特に子育て応援をしている私たちにはとても忘れてはいけないことだなって思っています。
なので情報の周知や発信ということで、ネットやITを利用することはもちろんですけれども、そこだけではない。自分たちの活動の根本は何かっていうのを忘れちゃいけないなって思っています。
高見知英
そうですね。やっぱりITを使うっていう点についても、やっぱり自分たちの活動の真をしっかりと思っておいて、その上でどう使うか考えるということが重要なんですよね。
やはり自分自身も今岩手での活動も行っている中ですと、岩手って青森ももちろんですけども結構広いので、なかなか隣の街の人と会って話をしようっていつでも話せるかって話せないので、やっぱりそういうときにオンラインもオフラインもうまく使うっていうことが大事なのかなっていうふうに思ってはいます。
やっぱりいつか会うためのオンライン。特にどんなに都市部であっても、じゃあいつでもオフラインで直接会ってられるかとは言っても終電ありますし終バスもありますしっていうところもあるので、やっぱりそういうときにオンラインでいつか次に会おうと思うときのための準備をするとか。
奈良岡 典子
あとはいつもずっとオフラインで話をしていても時間が来たり終電終バスの時間が来たりしたらじゃあ続きはオンラインでねみたいな感じで軽く話ができるみたいな。そんな感じになればいいかな。
高見知英
そういうような選択ができるような環境にするっていうのもすごく良いことなのかな。必要なことなのかなっていうふうに思います。だからやっぱりそういうようなことを適切に選べるような間柄になれるといいなっていうふうには思いますね。
オンライン研修とつながりの重要性
沼田 久美
本当にそうですね。実はこの間の研修もそうでしたし、それからホームスタートの東北大会に行ったときに今ホームスタートは結構オンラインでのやり取りが多かったりするので、やっぱり全国組織になって、それからエリア東北エリアだけで研修をするとかいうときに打ち合わせもそうですし、それからコロナのときに本当にオンラインでやるときに、
本当にオンラインでのZoomでの研修会だったりしたときに、この間夏に踏み上げで会ったときに、Zoomでご一緒にしましたよねっていうふうに声をかけていただいて、今おっしゃってくださったオンラインで関わった方たちが実際に会ったときにあのときご一緒でしたよねっていうような、そういうつながりができていたっていうのも
今お話を聞いていて思い出したんですけれども、うまくそういうふうにオンラインを活用したり、それから次に会うときの準備だったりっていうのはすごくいいなっていうふうにお話を聞いてて思いました。
高見知英
そうなんですよね。だからこそ本当に、どっちもうまく使える人。それってただ、例えばツールとしてZoom使えますよ、Instagram使えますよじゃなくて、もっとそこであたかも会っているかのような話し方ができる、そういう感覚が持てる人っていうのはすごく大事なんだろうなっていうふうに思っています。
そういうところの考え方の応援をしていきたいなというふうには自分も思いますね。
それでは今後インターネットでNPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
沼田 久美
そうですね、ネットを検索するときに、たぶん青森市子育て応援って探すと、たぶんココネットが最初に出てきてくれるかなというふうに思っています。
それからインスタでもマメに2週間に1回はアップするようにしていますし、それのつながり、検索したときにヒットするようにいろいろな工夫も若いママたちというかスタッフと一緒に頑張っていますので、
ネットでつながるとかITでつながるというときに、スタッフが言ってたんですが、待ってる人たちには何も届かない応援は、自分で動かなければ自分の求めている応援や困ったことの解決策は降ってこないというか届かない。
やはり今インスタとかスマホですぐ調べられる、その調べることを自分たちで動かない限り、自分が動かない限りそれは自分のところには届かないというところがあるので、そういう困っているママたちがネットで探したときにココネットとつながるような周知活動もそうですし、
それから信頼される活動をこれからも続けていくことが、たぶんネットやITでつながることにつながっていくかな。
何かまとまってないですけど、ママたちが結構今、Threadsで、ここカレッジに行くよとか、今日はさんぽぽに行くよとかって言ってくれると、その日はなぜかそれを見ているママたちが広場に集まるという現象も起きているので、やはりそこのITの力ってすごいなと思いながら、そこに逆に言うと不満とか不平を抱えている。
不満とか不平を抱えたらもう一発でアウトなので、そういうものは残ってしまうので、やはり信頼される活動をするということが、ココネットとしては一番大事なことだろうと思います。
ネットでの活動と必要な配慮
沼田 久美
間違った発言はしないし、それから今、とても顔を写しちゃいけないとか、いっぱい制約が出てきているところも意識しながら、やっぱり情報を発信していかなきゃいけないし、活動を周知するときに手紛もしていかなきゃいけないなというふうに考えています。
高見知英
そうですね。
やはり本当にインターネットでいろいろな見る機関があるからこそ、やっぱり気をつけなければいけないことって非常に増えてはいますので、
そういうところに気をつけつつ、今ホームページでの情報発信、その他だとFacebookとかブログも結構行われているようですけども、そちらのほかも見ていただければという感じで、なんでしょうか。
沼田 久美
ブログもホームページの方から入れますし、ブログは満州ココかれっじ、月3回やっているココかれっじの情報をスタッフが真面目にアップしてくれてますので、そういうところもやっぱりすごく気を使って、言葉とか名前も出さないようにしてますし、もちろん。
あと、子どもたちのネーム、ママもそうですけど、ネームを貼るんですけど、それも見えないようにとか、いろいろそういう当たり前の個人情報がわからないようなふうにもしてますし、そういうところでは信頼されているかなというふうには思っています。
もちろん写真を撮るときにネットに上げるかもしれないけどいいって言ってOKを受けてる人たちしか写してないんですけど、それでも顔がアップにしないようにとかぼやかったとか、この4月からはすごくそういうところも気にして見てあげていますね。
高見知英
そうですね。やっぱりそういうところを気をつけなければいけないところがたくさん増えてきてますもんね。
そうですね。
ぜひやっぱりそういうところから、ココネットあおもりの活動を見ていただければいいなというふうに思います。
沼田 久美
ありがとうございます。
ココネットは信頼される活動を心がけて、ママの応援をしています。
そこは胸を張ってスタッフと一緒にいつも共有しているところなので、ぜひ安心してココネットに関わっていただきたいなというふうに思います。
高見知英
それでは最後の方にはなって参りますけれども、NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの活動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか。
沼田 久美
いつも何かの時に、あずましい青森の子育てを目指してというのを、一番最初のソフトページに持ってきています。
それはパンフレットもそうですし、20年前に作った最初のパンフレットから、あずましい青森の子育てを目指してというのをキャッチコピーにして頑張っています。
あずましいというのは、青森の人はわかる、ちょうどいいとか具合がいいという津軽弁ですよね。
心地いいという風なのがあずましいということらしいんですけれども、あずましい、心地いい、ちょうどいい、気持ちがいい青森の子育てを目指してとして、これからも頑張っていこうと思っています。
高見知英
この言葉に何か思いとかも一つあれば、軽く伺えればと思うんですが、いかがでしょうか。
吉田 圭子
吉田です。私たちは子育て支援をしているものなので、もちろん子育て中の方とか子どもに寄り添った活動はしていきますけれども、
あずましい青森の子育て、地域にいても自分たちの子育て、子どもたちが支えられているなという風に思っていただけるような一歩進んだことができるのがココネットかなと思っておりますので、それを目指して頑張っていきたいと思います。
高見知英
本当にあずましい青森の子育てを目指してという言葉はすごく良いなというふうに思います。シンプルで良いなと思いますし、やっぱりそういうのはすごく大事だなというふうに思います。
沼田 久美
だからこそぜひこの言葉をみなさん見て関わっていただければいいなというふうに思いますね。
吉田 圭子
長岡です。地域の元気がママたち、パパたち、お子さんたちの元気につながっていくと思うので、地域全体で子育てを応援していきたいと思います。
高見知英
そうですね。そういうような町があるというのはとても良いなというふうに思います。
そういうところを中心として、このココネットあおもり、みなさん見ていただければと思います。
沼田 久美
そのほか何か、これは言い忘れたな、これ言ってきたいなって何かございますでしょうか。一言いただければと思います。どうでしょうか。
吉田 圭子
私は主にNPプログラムを担当しているので、やはり一言言いたいのは、完璧な親はいないんだよ、完璧な子どももいないんだよ、子育て、子どもや子育てじゃなくて、先ほどおっしゃったように寛容さというのがとても大事だなと思っております。
あずましい青森の子育てを目指して
沼田 久美
以上です。
吉田 圭子
私は広場を担当しているんですけれども、笑顔です。とにかく笑顔を忘れない。泣いてるお子さんにママは困った顔をしてるんだけども、スタッフは笑顔で大丈夫だよ、とにかく笑顔で接しています。大事にしてます、笑顔。
沼田 久美
それぞれ担当で頑張っていますので、それを伝えていただければありがたいです。よろしくお願いします。
高見知英
それでは今回のゲストは、NPO法人子育て応援隊ココネットあおもり、沼田久美さん、吉田圭子さん、奈良岡典子さんでございました。皆様どうもありがとうございました。
沼田 久美
今日はありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
はい。
NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの沼田久美さん、吉田圭子さん、奈良岡典子さんの3人に活動の内容や思いを伺いました。
夫さんのUターンにより、青森に2歳の子と生後9ヶ月の子2人を連れてアイターンしてきた沼田さん。
自分自身、周りの人に本当に助けてもらって子育てをしたという経験から、今度は自分が地域のママやパパに恩返しをしたいという意味もあって、子育ての応援に関わる活動を始めました。
ママたち自身、パパたち自身が自分の子育てに力をつけてほしい。それの応援をしたい。そして応援する私たち、支援者もスキルアップを常にしながら楽しく活動ができるようにしたい。
そのようなことが地域の子育てのパワーアップ、みんなで子育てをする社会づくりにつながっている。そんな思いから沼田さんは活動を続けています。
その働き家庭の多さや、転勤族のママが働きたいけどスキルを持っていてもなかなか働けないという問題。孤独に子育てをしているという現状がある課題。
それに対して子育て中でも自分のスキルを活かしてボランティアとして活動するママボノという仕組みを創出。金銭を得るだけじゃない働き方の提案。NPOだからこそできるような支援の形をしていきたい。
青森で子育てしてよかった。青森が好き楽しかったっていう青森で子育てしてたことが誇りに思えるような経験をママやパパ、そして子どもたちに提供し支援者自身も誇りを持って活動ができることにつなげていきたい。
NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの活動のキーワードは、あずましい青森の子育てを目指して。
あずましいとは、心地いい、ちょうどいい、気持ちがいいなどといった津軽地方の方言。地域にいても自分たちの子育て、子どもたちが支えられているなというふうに思っていただけるような一歩進んだことができるのがココネットかなと吉田さんは言います。
子育てがひと段落した方や地域住民に対して優しい気持ちで関わることが大事という沼田さん。実際に動いて支援活動に参加できなくても優しい眼差しというか、優しい気持ちを持って子どもたちを育てているママやパパ、そして子どもたちにも優しい声掛けをしていただけるとありがたいな。
皆さんもココネットの青森の活動を見て、今の子育て応援の形、見て関わってみませんか。
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今後もこの番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCastを終了します。お聞きいただきありがとうございました。
01:07:26

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