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穂志乃愛莉
そして、DV虐待貧困の連鎖を防ぐための啓発活動となっています。
受益者の声ですね。
こちら、DV被害からシェルターに避難してきました中学生の男の子。
高見知英
プレゼンテーションの画面が見えてないので、次のスライドに映ってないんですけれど大丈夫ですか。
ちょっと一旦終了しますね。
穂志乃愛莉
最大の表示で映していただければ良いかなと思います。
わかりました。ちょっと待ちくださいね。すいません。
もう一回表示しますね。すいません。
どうでしょうか。
高見知英
ごめんなさい。
画面の共有の仕組みでプレゼンテーションモードを途中で立ち上げてしまうとそのプレゼンテーション表示できないんですよ。
穂志乃愛莉
そうなんですね。
高見知英
なので、このままの画面で進めていただければ。
穂志乃愛莉
わかりました。
これも漢字ですね。
高見知英
こちらであれば大丈夫です。
穂志乃愛莉
今私たちが抱えている中での母子家庭とか子ども世帯の貧困の連鎖とかがあるんですけれども、
こちらの中で数字を見ていくと、私たちの被害を受けたといって相談に来ている方たちの102名のうち約半数以上が被害。
自分も幼い頃に被害を受けた。DVの被害とか虐待の被害とか受けていたという人がいらっしゃいます。
また、加害者側はどうだったかというと、こちらもほぼ同じ50%以上の人が受けているという連鎖があるということがあります。
私どものところに来ている子どもたちなんですけれども、
こちらが登録しているお子さんのうちの26名のうち、約8割が年収200万円以下の世帯のお子さんとなっています。
そして9名のお子さん、約35%、3人に1人が親や兄弟の面倒を見ている、ヤングケアラーの状態になっているということになっております。
そういった背景から、ここに来ている子どもたちなんですけれども、
課題が多くありまして、まず課題の中、母子家庭になった後は収入が少なくなってしまって、
貧困という新たな悩みが出てきてしまうということで、そこから教育に差が出てしまうということで、
他の世帯のお子さんたちは学習塾とかに行っていたりするわけなんですけれども、
こちらのお子さんたちはなかなか行けないということがあります。
また、ゲーム依存症とか、変色、孤食などのリスクがあるんですけれども、
これはやはり収入が少ないというお母さんが、ダブルワークで夜はラーメン屋さんに働きに行くなどということがあります。
昼間はジムで、夜はまた飲食店で働くなどということをしていると、
お子さんが長時間一人でオフスマンするリスクが高くなってしまいまして、
そこから昼夜が苦天してしまったり、ゲーム依存症、変色、孤食などができてしまう。
結局、そういうところから生活習慣面でのお子さんへの影響が非常に多く増えるところとなっています。
また、時には夫からのDV被害を受けた影響で、お母さん自身が精神疾患になってしまって、
働くこともままならず、家事や育児もできなくなってしまうというお母さんもいらっしゃいます。
そうなると、お子さん自身に兄弟の面倒を見なければいけなかったりとか、
家事をお子さん自身がしなきゃいけないなどという状況も出てきております。
これがいわゆるヤングケアラーの問題ということで、
こちらの世帯のお子さんたちには非常にそういったことが多く出てきております。
そのような中で、私たちはどのようなことをしているかということなんですけれども、
子ども支援としまして、毎週月曜日、水曜日、金曜日に居場所の支援をしております。
主にサッカー教室とか英語教室、エンパワーメントラボ、それからイベントの開催、スイカワイルドバーベキューなどです。
このエンパワーメントラボというのは、夏休みぐらいから始めているんですけれども、
道徳的なことをはじめ、やっぱりお父さんからお母さんへの支配的な言動を見てきた子どもさんとかは、
横のつながりが同等で感覚が苦手ということで、自分より上か下かでしか見ることができない、
人とのつながりが苦手というお子さんも結構多くいらっしゃるので、
なぜ人に圧力をかけていうことを聞かそうとするのは良くないのかという話とか、
男性と女性の性の違い、力が強かったり、女性の方が子どもを産める、でも一緒に子育てはできるよねとかね、
男性も女性も平等だよという話とか、あとは困ったときにSOSを出し方とか、
そういったようなこと、本当は家庭でいろいろお話できればいいんですけれども、
そういったことまでママならないお母さんなんかも結構いらっしゃるということで、
そういったことを家庭で教えてあげてほしい、社会に出るまでに分かってほしいことを少しずつ伝えるという講座をやっています。
そして学習支援ですね。来ている子どもたちに毎日30分以上の宿題をしてもらったり、自主学習の支援をしています。
穂志乃愛莉
そのほか、不登校で学校に行けなくなってしまったお子さんたち向けに昼間もあけておりまして、
東方で勉強していただいて、こちらは近隣の小中学校はお家で勉強していただくと、
こちらは出席扱いになるということで現在やっております。
このように宿題を見てもらったりとか、多くは現在常勤のスタッフ一人おりますし、
また大学生などのボランティアさんなども来てくださって、このように学習支援をしております。
そのほか、放課後、勉強も終わって、そして英語教室とかひととぎのものが終わった後は、
UNOとかみんなでカードゲームをするなどということもしています。
こちらがサッカー教室の様子です。
こちらは毎回3名から6名ぐらいの子どもたちが来ております。
地域のサッカー教室のコーチなんかにも来ていただいて、本格的に教えていただいております。
そのほか、夏休みはイベントの開催もしました。
一番大きかったのは今年夏祭りの開催です。
8月21日にDV虐待等の事情で避難している子どもたちと、
お宿家庭の子どもたちのために夏祭りを開催しました。
こちらは総勢70名以上の方がいらしてくださいまして、
ボランティアの方も含めてなんですけれども、多くのお子さんたちが楽しんでいただけました。
そのほか、思い出旅行もいたしました。
不登校のお子さんたちと一緒に千葉県立山市に行って、
ノコギリ山のハイキングや杉大県、温泉探検などをいたしました。
そのほか、毎週水曜日に夕食のお弁当を家族分配布いたしまして、
だいたい20食から25食お配りしました。
そして、2、3日分の冷凍食品なども配布いたしました。
こちらが夏祭りの様子となっています。
非常に多くの方にお越しいただきました。
こちらスタッフさん、総勢20名を超えるスタッフさんで夏祭りを開催することができました。
今回は多くの寄附もいただきまして、
多くの企業さんからの協賛などをいただいて開催することができました。
こちらが夏に不登校のお子さんたちと一緒に旅行に行った時の様子の写真です。
釣り体験をしたり、ノコギリ山に登ったりしました。
そのほか、うちの団体では母子向け支援として、
DVとか虐待の相談支援、またシェルター運営などを行っています。
昨年度のシェルター利用者は延べ1271名の方利用してくださいました。
また、アフターフォロー支援の一番大きなものとしては食支援となります。
昨年度の利用者は延べ1219名でした。
そして啓発活動の一環としてセミナーを開催しておりました。
昨年作家者は延べ380名です。
こちらも今年も引き続きやっております。
こちらがシェルターの一部の写真となります。
非常にきれいなところになりまして、
利用者さんが快適に過ごせる場所を目指して管理しております。
そしてこちらが食支援の様子です。
東都生協さんとか、コープ共済連さん、またフードバンクかながわさんなどと提携して食品をいただいて、
また地域農家さんからも食材をいただいてお配りをさせていただいております。
そのほか、カウンセリングとかセミナーなども開催しております。
穂志乃愛莉
BV対策センターの連絡先、また最後にお伝えしたいと思いますけれども、
ホームページもありますし、またメール、電話、それからLINEとかですね、
問い合わせ先、ホームとかからご相談ができますので、ぜひご利用いただきたいと思います。
はい、一旦、共有停止します。
高見知英
はい、ありがとうございます。
はい。
ありがとうございます。
シルターの様子を改めて見させていただきましたけど、思った以上に広いですね。
そうですね。
こういうような場所はあまり自分は知らないので、割と狭いところなのかなというような感覚を持っていたんですけれども、結構広いですね。
穂志乃愛莉
そうですね。いろんなタイプ、今4カ所運営しておりまして、いろんなタイプがあるんですけれども、
今お見せしたところは複数世帯入れるところということで、お見せしているリビング部分とかダイニング部分は共用になっていて、
個室は6畳程度、鍵がかかるところもあります。
住宅の事情によって鍵がかからないものはあるんですけれども、鍵がかかるところも用意しておりまして、
複数組入る場合は鍵がかかるところをご案内するということにしております。
高見知英
ありがとうございます。本当にいろいろなパターンがあるんですね、やはり。
そういうふうにシェルターに入らなければというような事情についても、前回お話を伺っていたときよりも非常に多岐に渡る内容になっていて、
学生の方々、お子さんのヘルプのような状況になっているという。
穂志乃愛莉
そうですね。やはり、ここ1,2年で避難されてくる世帯の方も増えてきまして、半分ぐらい、半分以上かな、
ご自身の実家に行かれるとか、親戚の家とかお友達の家のそばに住まいを構えるという方もいらっしゃったり、
他県、九州、北海道にシェルターなどに行くという方もいらっしゃるんですけれども、半分ぐらいは、私どもの居場所のそばに新居を構えるという方もいらっしゃったりもするので、
そういった方たちには職支援とかですね、またお子さんへの学習支援を継続していくというところで、アフターフォロー支援に最近は力を入れています。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。やはり、世代間の摩擦ですとか、そういった事情から、やはりちょっと一緒にいるのが大変になってしまうとか、
いうようなこともあるんですね。
穂志乃愛莉
そうですね。世代間の摩擦、親子とかですかね。
高見知英
そうですね。
穂志乃愛莉
うちに来ている、避難されたり来たときに、ご自身が働ける余力を残して避難してくださっている方ももちろんいるんですけれども、
もう我慢して、我慢して、我慢して、もう耐えられない限界だよっていうときに、避難されてくる状況だと、だいぶ精神的にもちょっと迷ってしまっていて、
お母さん自身が少し社会に出るためには、療養の時間が必要だよねっていう方も少なくないんですね。
そうすると、やっぱりちょっとお子さんの学習を見るとか、環境を整えるとか、お食事を提供するっていうのはちょっと難しい方などもいらっしゃったりするので、
なるべくそこを私たちがフォローできるといいなというので、ちょっと我慢できるところではあります。
高見知英
【佐藤】ありがとうございます。本当に今回お話を伺って、本当にいろんなところまで活動の幅を広げていらっしゃるなというのは改めて知りました。
時々こちらの方でも開催しているSIDE BEACH CITY.の関係の方々の活動についてのお話でも、いくつかの話は伺ってたんですけども、想像以上の内容だなと思いました。
コメントをいただいておりますね。世代差があっても本当にお互いに理解を受け入れられる家庭が幸せな家庭だと思います。
やはり、特に親子っていう関係になると、かなり今、ここ最近30、今の30代、20代ぐらいの世代ですごく考え方が変わってきているというところもありますので、
そういうところで差が生まれるっていうことはすごく多いのかなというような感覚がありますね。
穂志乃愛莉
確かに本当にそうですね。今、私たちが毎週やっているエンパワーメント講座の中で、生きる性と男性女性の性、性と性のついての講座をしたときに、男性ってどういうイメージ?女性ってどういうイメージ?
っていうことを子どもたちに聞いたんですけれども、うちに来ている子どもたちは母子家庭のお子さんが多いっていうのもあると思うんですけれども、女性が家事をしなきゃいけないとは思わないと
口々に言ってくれたので、すごいなと思って、そこはだいぶ変わってきてるんだということで、自分もちょっと感動したところではあったんですけれども、やっぱり私たちの世代とか、私たちの親世代ですね。昭和の時代に生きてきたような
人たちは、まだまだ結婚したら、女性が家を守らなきゃいけないとか、男性がお金を稼いでこなきゃいけないみたいな感覚を持っている人たちがまだまだ多くいまして、例えばDVとか虐待が家庭の中でもしあったとしても、それを親に相談したときに、結婚した以上は実家に戻ってきてはいけないとか
多少のことは我慢しなきゃいけない。女であるあなたは我慢しなきゃいけないとか、男性が稼いでいる以上は男性のことを聞かなきゃいけないみたいなことを、まだまだ言う人が多い世代が残っているというところで、そのために家族というか、親の世代に理解が得られなくて逃げるのが遅くなってしまったという人も非常にまだ多いですね。
そうするとやっぱり子どもにも我慢をさせなきゃいけないということで、お母さん、あなたたちと一緒に逃げたいけれども、逃げる場所がないよとか、実家の両親は反対しているから無理だと思うみたいなところで我慢している人がたくさんいる。
それはまだまだ現実としてある中で、行政に相談に行ったりというのもあると思うんですけど、行政もどんどんDV被害に対しての支援というのが広がってきているんですけれども、それでも例えば神奈川県なんかを例にとると、まだ殴られたりとか蹴られたりしてあざができるとか、血だらけになっている、骨折しているという人はすぐにシェルターに案内できるけれども、
モラルハラスメント、殴るまではいかないけれども言葉で、言動でちょっと傷つけてくる。お前なんか生きている価値がないとか、死んだ方がマシだろうみたいなところで、こちらを攻めてくるようなことに対しては、もう少し我慢できませんかとか、言葉だけだったらいいじゃないですか、などと言われて、骨折シェルターには入れてもらえないという時も結構あるようなんですね。
あとは大事なペットと一緒に逃げたいとか、中学生以上の男の子と一緒に逃げたい人が相談に行くと、現在、中学生以上の男の子は母子と一緒に、小さなお母さんとお母さんはシェルターに行くんですけれども、中学生以上の男の子さんは大体児童養護施設とかそういった関係の施設に行かなければいけないケースがほとんどで、
そうすると離れてしまうんですね、母子が。そうすると、その後半年とか会えなくなってしまうということも実際あるので、私たちはどんな世代の母子でも一緒に逃げられるように提供していきたいというところで、今ちょっと頑張っていますね。
高見知英
【佐藤】本当にやはり、行政の対策もまだまだ、やはり全部カバーしきれないという問題もあると思いますけれども、地域圏の行政の人たちの考え方を変えるっていうのも、なかなか難しいところがあるんだろうなぁというのかな。
穂志乃愛莉
【森】そうですね。私どもは携帯電話なんかも、公的シェルターは必ず預けなきゃいけないっていうのが今原則、規則になってますけれども、私たちは見つかったら殺されてしまうというほどまで、ちょっと重症ではない方が多いということもあるんですけれども、
高見知英
【佐藤】ありがとうございます。やはり支援者がそばにいるって分かっていても、話すのにはそれなりに勇気がやっぱり必要になってしまうなっていうのがありますので、話すまでの1ステップが大変なんですよね。
穂志乃愛莉
【森】わかります。やっぱり通行生の子どもたちから見たら、私もちょっと年上のね、見る人から見れば、お母さんと同じような世代でちょっと話しづらいなぁみたいなのもね、多分あると思うので、今のうちの子ども支援の方は20代の方に入ってもらったりとかして、ちょっと話しのしやすいお兄さんみたいな感じのところで、
ゲームの話とか好きなアニメの話とかね、そういうところから仲良くなってもらうところからやってもらって、仲良くなって初めてちょっと一緒に散歩に行ってみないとか、それも慣れてきたらちょっと勉強してみないという感じで、なので勉強まで持っていくには結構時間はかかりますね。やっぱり3ヶ月半年ぐらいはかかる。
その子その子の意欲にもよりますけどね。勉強していきたいという子もいれば、勉強なんか僕はいらないとかいう人もいたりもするので。
高見知英
そうですね。やっぱり自分も常々感じておりますけども、勉強したいっていう、何のために勉強するのかっていうのが分かってないと、やっぱりなかなか動き出せない。それは本当に子どもも大人も同じだと思うんですけれども。
穂志乃愛莉
そうですね。
高見知英
特にその必要性が見えづらい。
そうですね。
穂志乃愛莉
なので、私たちも何のために勉強すると思うっていうのは、ラボの中でよくやってます。声かけもしてるし、こうだからなとか、義務教育ってなんだと思うとか、義務と権利の話とか、そういったところもしていくんですけれども、中学生の子に私がちょっとアドバイスとしてよくお話しするのは、定期テストがあるじゃないですか。
定期テストに向けて頑張る。そして結果が出るっていうことに関しては、この科目で例えば目標値を立てる。70点取りたいと思って勉強する。結果を見たら60点だった。ちょっと足りなかったな。
じゃあ次は今度別な勉強方法してみようか。そしたら目標値70点いった。じゃあこれでいいんだ。これにプラスアルファしよう。じゃあ次は80点目指そうかなみたいな。トライアンドエラー、これを実験する場所であって、それっていうのは社会人になっても仕事を始めても絶対出てくることだから、そこの練習をしてるんだよっていうことはよく伝えてます。
高見知英
そうですね。それはいいですね。やはり学び方ってやはり人によってその方が向いてる、実は向いてないってではありますからね。やっぱりそれについては他人がどうこう言えばどうにかなるってものではないので、実際に自分の身で体験して、これはこのやり方だったらやりやすそうだなとか、逆にこのやり方だったら難しそうだなっていうのを体感してみないとわからない。
穂志乃愛莉
そうですね。それぞれにあったやり方を見つけていただくのが一番いいなというふうに思っているのと、もちろん高い点数と低い点数を比べたら高い点数の方がいいってみんな思うんだろうと思うんですけど、でもそこを高い点数をとることだけが目的じゃないよねっていうところで、自分のあったやり方で頑張ってみて結果を検証してみる。
そしてまた次チャレンジするっていう、それを繰り返すこと、その経験がすごく大事っていうふうに伝えてて、それを経験が大事と考えたら点数なんてぶっちゃけどうでもいいんだよっていう部分もあるよねっていうことで、だから点数低くていいみたいなふうに言っちゃうと違うかもしれないんだけれども、自分で目標を立ててみる。
で、頑張ってみるっていう。それでもう素晴らしいんだよっていうところで、声書きはね、してるようにしてます。
高見知英
本当に目標を立てるっていうことと、実際にそれに向けてどうすればいいかなっていうのを考えるっていう経験、そういう経験を積んでみるっていうことはすごく大事だと思いますので、そういうことを他の人と一緒に話し合いながらやれるってすごくいいなと思います。
穂志乃愛莉
あとやっぱり親御さんにも伝えてるんですけど、親御さんにはお子さんに成人になるまでにたくさん失敗させてあげてくださいって伝えてます。失敗するチャンスを奪わないように。
高見知英
やっぱり失敗って普通に道端で転ぶのと同じような感覚で、大きくなればなるほど大怪我になってしまうので、だからあらかじめ本当に非常に安全なうちに転び慣れておくっていうのってすごく大事だな。本当にコメントにいただいてるとおり少子高齢化社会家族する中で本当にヤングキャラの支援とか、そういうふうにどうやって学んでいくのかっていう感覚を得るってすごく大事。
そうですね。
穂志乃愛莉
あとはヤングキャラの子で一番ちょっと問題だなって思うのは、本人がね、自分がヤングキャラの状態にあるっていうことがわからない子が多いんですよね。
大人になってから私ってヤングキャラだったんだって後から気づくケースがすごく多くて、その場ではうちだけじゃないみんなも同じような状況なんじゃないかって思い込んでしまってっていうのはあると思うんですけれども。
高見知英
ごめんなさい。コメントが消えてしまいましたけど、コメントありがとうございました。
本当にやはり見えづらいっていうのはその通りだなというふうに思いますし、なかなかやっぱり自分でわかっているつもりであってもわかってないとか、他の人の状況を見るっていうのはなかなかやろうと思っても難しいとか、そういうことってすごくありますよね。
穂志乃愛莉
そうなんですよね。
行政さんも少しずつですけど、若者のユースプラザとか横浜にもありますけど、若者の場所みたいなところもちょっとずつ開けているので、そういったところとも連携しながら、
お家には帰りづらい子とか、ちょっと追い出されそうとかね、そういったお子さんたちが来れるような居場所づくりを今後も広げていけたらいいなというふうに思ってますね。
高見知英
【佐藤】これについては本当にコメントもいただいてますね。
家庭は閉鎖的な環境なので、ヤングキャラの自覚を持つのは難しいですよね。
全くその通りだと思います。
ありがとうございます。
穂志乃愛莉
【佐藤】ありがとうございます。
ピックジェイトさんもね、少子高齢化社会が加速する中で、ヤングキャラの支援も大きな社会問題ですね。
本当ですね。ありがとうございます。
高見知英
やはり特にここ最近は、自分はオンラインのイベントに参加する機会も多くて、よく考えてるんですけれども、その後に先日から中学校の授業にもちょこっと関わってきて。
穂志乃愛莉
素晴らしいですね。
高見知英
やっぱりそうやっていて思うのは、今ってオンラインとか、いろんな場所に行く場所ってたくさんあると思うんですけれども、大人は案外それを選択できるんですよね。
自分の手で、こういう場所があるんだ、行きたいと思ったら行けるし、特に今だったら行きたいけどちょっとさすがにここまで行くの大変かなと思ったら、普通にオンラインでつなげばいいだけの話で。
高見知英
でも先日、台北の台湾の台北で行われてる100人会議のイベントにも参加したんですけども、あれはもう直接行くことはまず無理ですよね。
もう本当に。交通費だけで何万円かかってしまう。
穂志乃愛莉
そうですよね。オンライン参加が可能だから出られるんですよね。
高見知英
オンラインだったらすぐに行けるっていうところがあって。
でも、お子さんってそれを選択できないんですよね。
オンラインがあるからそれ行こうよって、たまたまそういうことが言える間柄であればいいのかもしれない。
そうでなければ、まず自分でズームを立ち上げてとかいうふうにしなければいけないし、親の制限でつなげないんだったらその時点で道は断たれてしまうし、ということで。
結構道が狭いなっていう感覚が、すごく中学生の方々と実際に自分も関わっていてすごく思ったっていうところがあります。
穂志乃愛莉
そうですね。中学生ぐらいってやっぱりまたすごく純粋で、親との関わりはまだまだ大きい時期なんですよね。
反抗期だったりとかしますけど、そこからやっぱり抜け出たいっていう思いで反抗期には突入するんですけれども。
だからといって、友達にも本音がまだ言えなかったりとか、いろいろして、私たちの子ども時代っていうのはコンビニでタブロしてたりとかして、
ちょっと親と離れている場所とかもあったと思うんですけど、今それもないのでね、見えない、本当に家にこもる的な逃げ場がSNSだけになってたりとか。
高見知英
時間的余裕もなかったり。
穂志乃愛莉
そうですね。こもっていくような感じ。外からどんどんどんどん見えないような時代になっているなというのは感じますね。
コメントをいただいてます。ありがとうございます。真面目な子ほど自覚するのは難しいかもしれないですね。
そうですね。中学生ぐらいでね、やっぱり親の言うことは絶対みたいに思っている子ほどやっぱり、
家で行われていることは他の家庭でも同じことが行われているに違いないってやっぱり思ってしまうと思いますよね。
高見知英
本当に姿勢をうまく崩すことっていうのが大事なんですけども、なかなか崩す暇をどこで崩せばいいのかっていうのは分かりづらい。
穂志乃愛莉
そうですね。
佐藤勲さんありがとうございます。私の子供の頃にもこうした存在が身近にあれば、私も人生がもっと大きく変わっていたでしょう。
多くの人にこの存在を知ってもらいたいですね。ありがとうございます。
高見知英
本当にそうですよね。やっぱり意外とそういうところって探せば確かにあるのかもしれないけれども、探すのって結構大変で、
自分も以前、子育てというよりは学生さんの居場所とかいうスペースはいくつか聞いてもらったことはありますけれども、
そんな場所にあるのっていうぐらいびっくりするぐらい、名前聞かない場所にあったりして。
穂志乃愛莉
そうですね。
高見知英
横浜はなのかもしれないですけども、やはり横浜駅に行く道はいっぱいあっても、実際それ以外の場所に行くのって意外と難しいので、
でも気づいてみたらそれすごいそばにある駅の向こうだけどとか、そういうふうな形になっちゃって、なかなか知らないって多いですよね。
高見知英
【佐藤】そこはすごくわかります。自分も学生さんのコミュニティ、特にSVキャストでも時々学生さんのコミュニティ、主に大学生の方ですけども、
それだけでもすごくわかることがある。自分としても、こういう配慮足りてなかったなっていうのもわかるし、こういう考え方があるんだなっていうのもわかりますし、
あとは高校生、中学生の話をラジオで聞く機会もあるんですけども、やっぱりそういうところで聞いても、今の子ってこういうことやってるんだとか、これだけできるんだっていう。
だったら自分こうしなきゃなっていうような動画って思ったりはします。
穂志乃愛莉
【佐藤】すごいですね。やっぱり関わりの中で高見さんも学んでらっしゃるんですね。素晴らしい。コメントいただいています。
【高見】本当にありがとうございます。
【佐藤】ありがとうございます。ゆりおさん、配布会などのイベントは、こういった場所につながっていただく窓口としてとても良いと思います。ありがとうございます。
【高見】そうですね。配布会とか、この前夏祭りもやったんですけど、夏祭りは大盛況でおかげさまでスタッフさんを合わせて70名以上の方がいらしていただいたんですね。
先ほども写真ちょっとあげたんですけれども、そういうところでまた新しい方が来始めてくれたりとかしてくれるということで、非常にいい場所になったなと思います。
そうですね。これですね。結構大勢のスタッフさんが来てくださって、とても楽しい場所になりました。
こういうイベントの時は、利用者さんが楽しんでいただくのももちろんなんですけれども、関わってくれるボランティアさん自身が、やってよかったな、楽しかったなっていう場所であることがとても大事だと思っています。
やはり支援する側も、される側も、みんなが充実できる場所、楽しい場所、何か行けば自分にお土産としてよかったなという思いを持って帰れる場所であるといいなというふうにはいつも思っています。
高見知英
本当にその通りだと思います。それこそ楽しむことっていうのが一番大事ですよね。やっぱり楽しくなければお互いに続かないですからね。
そうですね。
まずは楽しいっていうふうに思うことっていうのがすごく大事だなと思います。
はい。
穂志乃愛莉
ありがとうございます。
ありがとうございます。
高見知英
それではその他何か、これは是非に言っておきたい何かございますか。
穂志乃愛莉
そうですね。ちょっとここは写真になかったですけど、SBCさん、今の写真もSBCさんでよくカメラマンしてくださっている藤森さんに撮っていただきましたしね。
はい、これすごく綺麗な写真撮っていただきました。
他にもセミナーをやるときに、この今写真を撮ってるのはまちBiz続きでやってるんですけども。
高見知英
そうですね。まちBizさんですね。
穂志乃愛莉
そうですね。まちBiz続きでやるときとか、あとあの設定をですね、他の場所でやってるときのセミナーとかにSBCの山口さんとかにね、ちょっと来ていただいて、
Zoomのね、設営をしていただいたり、マイクの設営をしていただいたりして、配信の手伝いをしてもらうなどもあります。
はい。
あとSBCさんのね、メンバーの方にもいろんなメンバーさんがいらっしゃって、いろんな意見、いろんな知識が豊富な方が多いので、たまには登壇していただいたりとかして、
こういったセミナーとかにもね、尽力していただいているので非常に助かっております。ありがとうございます。
高見知英
はい。ありがとうございます。また今度はこちらのような形で、いろいろと自分たちサイトビーチシティも関わっていければいいなというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
穂志乃愛莉
はい。どうぞよろしくお願いします。
高見知英
ありがとうございます。
穂志乃愛莉
ありがとうございます。
高見知英
それでは、今回、SBCオープンマイクNo.61ということで、今時の子どもと親の生活時代をお話をさせていただきました。
はい。どうもありがとうございます。
穂志乃愛莉
ありがとうございました。
高見知英
今回のゲスト、DV対策センター、穂志乃愛莉さんでございました。穂志乃さんどうもありがとうございました。
穂志乃愛莉
はい。どうもありがとうございました。