これが今日のハイライトだ。よく聞け。
余計なお世話も、ありがた迷惑も、おせっかいも、どんどんしていくべきやと僕は思います。
俺ら次。
理不尽な社会にもんやり、こんなんおかしいやろ、と思うのは私だけ?
そんなストレス社会を生き抜く、あなたのために、愛と勇気のエールをお届けする、
知った激励考察トークプログラム、アラサーゲイの吠えたいラジオ。
社会の闇を、吠えパに代わって、お仕置きよ。
はおー。本日のテーマはこちら。
3LDKの牢獄 :囚われの子供たち。
吠えパの皆さんは、まさかそんな、と思うような出来事に遭遇したことはありますでしょうか。
僕はですね、大学時代からの仲のいい女友達というのが2人ほどいるんですけれども、
年一くらいの頻度でランチをしながら、近況報告をし合うような仲なんですね。
ほんで、こないだ聞いた話がですね、すごいというか、ちょっといろいろ考えさせられるような話だったんですね。
なので、今日の吠えラジは、その話をちょっとさせていただきたいんですね。
でもね、わりとこうしんどい話というか、つらいお話で、
その分、僕からのメッセージ性というのも、いつも以上に強いものになるかと思います。
僕自身も話すかどうかというのを、しばらく迷ったトピックスでございます。
なので、聞いてくださる皆さんに、押し付けるつもりとかは一切ないんですけれども、
聞いてくださるかどうかというのは、ご自身の判断でお願いいたします。
その大学の友達というのは、もうすでに結婚されておりまして、
友達夫婦になるんですけれども、都内近郊のマンションに住んでるんですね。
その旦那さんは、なんとそのマンションの管理人のお仕事をしているらしいんですよ。
だから、通勤時間はほぼゼロで、うらやましいよね、なんていう話をしてたんですけども、
まさかね、そのマンションで暮らすこの二人が、こんな事件に巻き込まれることになるなんていうことは誰も予想はしてなかったんですよね。
ある日ですね、僕の友達がいつものように仕事へ行くためにマンションを出たんですよ。
そしたら、なんとマンションのエントランス、もうドア開けてすぐんとこらへんでしょうね。
反袖短パン姿の男の子が立ってたらしいんですよ。
その日はもう、10月とか11月やから、10度ぐらいの肌寒い日で、友達も、え、この寒さでその格好?ってギョッとしたらしいんやけど、
パジャマのまま親にゴミ出しを頼まれたけども、鍵を持たずに家に出ちゃったんかなくらいに思って、
自分も仕事行かなあかんしってことで、時間ないから急いで通勤電車に乗り込んだらしいんよ。
家を自分が出たことでエントランスのドアは開いたんやけど、その男の子はそこに突っ立ったままオートロックのエントランスの中に入る様子もなかったみたいなんですよね。
なんかそれはおかしいやん。
エレベーターを動かすにもカードキーかなんかが必要みたいで、エントランス入ったとこで自分家には多分帰られへんらしいんやけども、
とはいえさ、エントランスに入ればさ、ある程度寒さをしのげるというか風も深いんやろうし、ある程度はね、あったかいと思うんですよ。
外はもう絶対寒いはずやねん。
だからさ、一応ね、僕のお友達もね、旦那さんになんか変な子おったでと、
この寒い中半袖短パンでーって一通り状況説明のラインをしといたらしいんよ。
そしたらさ、昼前に旦那さんも仕事で外に出たんやけども、
まだその子がおそらくその僕の友達がラインしたタイミングに立ってたところに同じように立ってたらしいんよ。
しかもね、おそらく朝と全く同じ格好、半袖短パンのままで、
ごちつつ談もまあまあ衝撃なんでしょ。
なんとその子の母親から友達の旦那さんの会社に電話がかかってきたらしいねん。
旦那さんはこのマンションの管理してるんやから、
まあ電話番号ぐらいわかるよね。
うん、あのその、なに、同じマンションに住んでるんやからさ。
虐待ママからすればそんなもん電話番号なんてすぐわかるよね。
でさ、その虐待ママからの電話の内容がこんな感じだったらしい。
とか言うたらしいんよ。
とんでもないモンスターぶりを発揮してきたんよ。
たまたま旦那さんも電話をスピーカーホンにして話してたもんやから、
その会話の一部指示をさ、僕の友達も聞いとったわけですよ。
結果、僕の友達はブチギレですよ。
旦那さんに、おいお前電話代われ!私が話すわ!つって、
電話代わって、
てめえそれでも母親か!
シングルマザーだかなんだか知らんけども、
どんな事情があろうとこの寒空の下、子供に満足に飯も食わせてやらんと半袖短パンで放り出すなんて、
母親としてありえねえよ!
頭おかしいんじゃねえの!てめえが死ねえよクソババア!
って電話越しに怒鳴りしらかしたらしいんですね。
当然、相手の女は逆情するし、
結果逆情した相手の女を旦那さんがなだめて電話を終えたらしく、
後日その虐待ママの元旦那さんから電話があって、
うちの元嫁がご迷惑おかけしてすみませんつって連絡があったらしいんよ。
でまぁ友達の旦那さんもうちの嫁も気が強くてすみませんってお互い謝ってこの事件は終わってったらしいんよね。
この虐待内容の一つである食べるものを与えないというのもさ、
単純に例えばよ、物価上昇についていけないとかさ、
ワーキングプアであるだとか、働き口が見つからないとか、
そういう金銭的事情でかつ頼れるかもしれへん窓口だとか、
公的機関があることを知らないとか、
そういう理由でさ、そういう生活を子供たちにも敷いているというのであれば、
こっちも力になる方法を考えたりすることもできるけれどもさ、
そもそもこの人たちはそういう金銭的事情とかではなさそうらしいんですね。
マンションの家賃もいくらかとあれば僕らもあんまり聞いてないんですけど、
都内まで電車で30分、県内とかの駅地下の3LDKの物件とだけ言ってますね。
そうなればさ、当然そこそこの家賃がかかるわけじゃないですか。
でも家賃の滞納歴とかは一度もないんやって。
で、その男の子が占め出されてた理由っていうのは、
その男の子が学校に行きたくないって言ってることが原因やったらしいんよ。
言うたら投稿拒否ですよね。
何かしら理由があって学校に行きたくないということに対して、
母親が外に、そんなんやったらもう外へ行っときみたいな感じで占め出すみたいですわ。
ざっくりとですね、僕が聞いた話の内容で覚えてる情報っていうのはこんな感じなんやけれども、
皆さんどう思いましたでしょうか。
ここまでの話を聞いてどう思いましたでしょうか。
感情的な話をするとですね、
僕もこの暴言吐いてた友達とほぼ同意見で、
この母親の行為って最低やと思います。
許されへんよ、こんなこと。
怒りも感じるし、とっても悲しいなと思いました。
これが感情における話ね。
僕には子供もおらんし、
この先の人生においても子供を持つようなことなんて、
僕の人生には無縁やと思うんですけど、
多分今ホエラジオ聞いてくださっているホエパの中には、
僕と同じように子供を持つ予定がない方もいらっしゃれば、
お父さん、誰かのお父さんであるだとか、
誰かのお母さんであるという方も多くいらっしゃると思うんですよね。
そういった方々、皆さんが感じる怒りだとか悲しみって、
将来僕は子供持たへんしって思ってるような、
僕が感じてる怒りとか悲しみとはもう気にならないものやと思うんですよ。
やっぱり自分の子供がおるっていう感覚の人と比べると、
僕が感じてる怒りとか悲しみってすごい小さいかもしれへんよなとは思うんですよね。
僕の友達もね、2人の男の子のままやったんで、
自分が住んでるマンションの他の住民がそんなことしてるなんて思ったら、
めちゃくちゃショックやったんちゃうかなと思ったんでしょう。
こんなに身近でそんなことが起きてるっていう事実はショックやったと思うんですよ。
しかしですね、一旦その悲しいとか怒りの感情を切り離して考えると、
これはね、実際問題めちゃくちゃ難しい問題ちゃうかなと僕は思ってるんですね。
語弊を恐れずに言いますと、
この問題は誰が悪いのかという責任の所在がとても難しい問題やという風に僕は思ってるんですね。
どう考えても、どんな理由があろうと、
この母親の行為は最低で最悪で愚かな行為であるということには間違いはないんですよ。
しかしですね、この母親が母親だけが悪いっていう風に片付けてしまうと、
こういった児童虐待の問題って何の解決にも繋がらへんのちゃうかなという風に僕は思うんですよ。
仮にですよ、児童虐待は金庫何年に処すとかっていう法律ができたとして、
この母親が豚箱に収監されたとしましょう。
この家庭の男の子、その兄弟にはもしかしたら平和が訪れるかもしれませんよね。
でもこの子たち以外で虐待を受けている家庭についてはどうでしょうかというところなんでしょう。
こういった虐待問題を根絶やしにできてますでしょうかと。
できてるわけないよね。
たまたま僕の友達が気づいて行動を起こしたから、この家庭の虐待が明るみに出て、
たまたま外に放り出されてた男の子だけが児童相談施設に保護されたんやけどさ。
この子の兄弟はまだ同じ家で虐待に耐えてるはずなんですよ。
しかも一回こうやって警察沙汰になってるからさ。
この母親も多分虐待するにしても対策を打ってくると思うんですよね。
ということはもっと見えにくくなってしまってるんですよ。
僕の友達が動いたことを否定したいわけではなくて動くべきやったと思うし、
行動を起こした僕の友人というのは正しいことだと僕は思っております。
けれども保護された男の子も弟や妹のことは心配してるやろうし、
もしかしたら弟や妹からお兄ちゃんだけ逃げ出したって逆恨みされてないかなとかって不安に思ってるかもしれへんよね。
保護されたからといって保護されたその子が幸せかとは限らん気がするんですよ。
少し話がどんどんどんどんと脱線していってしまったんで、誰が悪いのかという話に一旦戻しますね。
そもそもこういう問題家庭内の問題に限らずなんですけれども、
母親だからとかっていう既成概念で他人を見たらあかんと僕は思うんですよね。
男だから、女だから、若いから、年を食ってるからとかいろいろね無駄な既成概念があるんやけどさ世の中には、
このケースで言うと母親だからっていう既成概念だけで、
例えば母性本能があるとか女性は男性よりも子育てが上手だとかさ、
そういう母親であれば当然みたいな古い昔の社会の重圧がこうやって歪んだ形で生まれてきてしまったんじゃないかなというふうに僕は思うんですよね。
うんと伝わってるかななんかうまいこと言えてる気がしないんですけど、
これだけ sns が発達してインターネットが普及をして誰でも簡単に自己発信をすることができる時代やから、
例えばやけどハッシュタグワンオペ育児つらいとかっていうふうに声を上げられるような世界にはなってるはずなんですよ。
そのはずなんやけどさ誰にも助けを求められないこの母親っていうのは、
なんていうんだろう、そういう処方法があるっていうのに気づかれへんぐらいに追い詰められてる状況になってたんじゃないかなと。
その場合はさこの女が母親である前に人間として崩壊してしまってるというふうに僕は思うんですよね。
現にこの母親は僕の友達に人の家庭に口出しをするなと、うちじゃ普通のしつけやというふうに言ったわけですよ。
自分が自分の子供に何をしているのかきちんと正しく理解ができてないんですよ。
そのくらいまでにこの母親は母親である前に人間として壊れてしまってると僕は思うんですよね。
物事は僕らの目に映るものだけが全てじゃないんです。