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2025-04-14 09:25

SBCast. Ch2 #082 エージェント フィーネ・ラグサズさん/AIの活用事例-情報解析編

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今回はフィーネ・ラグサズさんと、SIDE BEACH CITY.でのAI活用事例(非テクノロジー分野)についての話をしました。 #NPO #AI

サマリー

今回のSBCastでは、高見知英さんがAIを地域で活用している事例として、ダイジェストの作成や情報整理におけるAIの利用方法について説明しています。また、AIの特性や各サービスの使い分けについても考察しています。

AIの地域活用事例
高見知英
SIDE BEACH CITY.の今をお伝えするSBCast. Ch2、今回はフィーネさんに私高見知英が質問を受け付けていこうと思います。
フィーネさんどうぞよろしくお願いいたします。
フィーネ
はい、よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
それではまず今回どんなような内容で質問いただけますでしょうか。
フィーネ
では、最近仕事でも生成AI絡みでどうやって使おうかとか、どこに気をつけようかみたいな話をしているのですが、
地域活動で何かこう使われている事例とか質問とか受けていたらちょっとどうなっているのかなと聞いてみたいですね。
高見知英
なるほどですね。
地域関係でAIをどう使うとかそういう話をする機会っていうのが意外とないんですが、
自分のSIDE BEACH CITY.で特に使ってる事例で言うと、
例えばSBCast.やSBC.オープンマイクのダイジェストを作成していますけれども、
このダイジェスト動画でどこを切り抜けばいいのかっていうのは、
結構AIにサポートしてもらってたりはしています。
この文章、LISTENに今この音声は全部上がっているので、
LISTENって文字起こしがされるんですね。
このLISTENの文字起こしをダウンロードしてきてAIに読んでもらって、
例えばMermaid記法で、Mermaid記法っていろんな図表を文字だけで作成できるっていう記法があるので、
それを使ってマインドマップを書いてくださいとか、
あとはハッシュタグをあげてくださいとか、
そういうようなことをやってもらったり、
あとはその他だと、
NotebookLMっていうGoogleのAIだと、
しっかりと一言一句違わずその文章を引用して書いてくれるので、
この中で各段落ごとに、この人どういうことを言ってますか、
まとめてくださいっていうようなことを言ったり、
その後、この段落、それぞれの段落をこういうふうな感じでまとめの文章を書きようと思いますっていうことで、
まとめの文章を書いてもらったり、
その他、この中からダイジェストをだいたい40秒ぐらいで作ろうと思います。
構成案を5個挙げてくださいって言って、
挙げてもらったものの中から良さげなところを取捨選択して動画作ったりっていうような形はしています。
あとはSBCast.とかSBC.オープンマイクのゲストさんって、
どういう活動をしてるのかわからないことも多いので、
ITの方の団体名を入れて、
どんなことをしていますか、どんな目的を持っていますか、
どんな課題を持っていますかっていうのを事前に調べておくとか、
そもそもどんな団体がいますかっていうのを全体的に質問をしたりとか、
そういうようなものを結構使ってたりはしています。
AIサービスの使い分け
高見知英
それぞれ使ってるAIサービスは全部違うもので、
出てきたインタビューの内容をまとめてもらうっていうときはNotebookLM、
あとは創作的な、例えばマインドマップを作ってもらうとかいうときはChatGPT。
そして全体的にその人の団体とか、
いろんな団体、どんな団体があるのかっていうのを調べたいときには、
Perplexityっていうものをそれぞれ使っています。
フィーネ
なるほど。
使い分け大事ですね。
高見知英
やっぱりすごい性格というわけではないんですけども、
AI性質がすごい偏っているというかところはあります。
例えばChatGPTにこれこれこういうような文章をまとめてください。
文章に極力この人の発言を引用してくださいって言っても、
文意は確かに同じなんだけども、
そういう表現してないよねみたいなことを平気で返ってくるので、
必ずしも引用にはならないんですね。
フィーネ
ChatGPTは自分で話を広げちゃうとか、
解釈自由にしちゃう感じがありますね、やっぱり。
高見知英
だからここ最近、自分個人のほうでも音声配信の内容を1週間分まとめて、
この文章を内容にしてブログの記事作成してくださいっていうときに、
表現を2割増しにして書いてくることがあるんですね。
フィーネ
それはだいぶ。
高見知英
基本的にこういうことをやったらこうなりますっていうような表現をしたときには、
こういうようなことをすると必ずこうなりますみたいな表現に変えてくる。
フィーネ
おっと、それはよくないですね。
高見知英
こうすることが一般的ですみたいな。
フィーネ
それは強いです。
高見知英
なんか主張が強いなっていう感じはするので。
逆にブログにするんだったらちょっと過剰な表現のほうが面白いってときもあるので、
決して悪いってわけではないものの、
ちょっとそこらへんは割り引いて考えたほうがいいかなっていう感じなんですね。
フィーネ
なるほど。
ちょっと陽気な感じしますよね、ChatGPTは。
オーバーリアクション気味の、ステレオタイプよくないですけど、
アメリカの映画の登場人物みたいな雰囲気を感じる。
高見知英
だからなんかその辺も含めて、やっぱりすごく使い分けっていうのが必要になるなっていう感じがすごくします。
あとはその他のGeminiとかそれぞれ他のAIサービスなんかも、
こういうところに向いてるとか逆にこういうところ苦手だなとか、
結構そういう得意不得意あるし、文章の表現の仕方にもいろいろあるので、
だから特にSBC.コラムの原稿をちょっと書いてくださいっていうときは、
あえてChatGPTとGeminiに同じ文章を出力してもらったりとか、
あとはClaudeっていう別のサービスもあるので、これでも同じ文章を出力してもらったりとかして、
その中から一番良さそうな段落を一段落ごとに選んである程度使うとか、
そんな工夫をしてます。
情報整理の新たなアプローチ
フィーネ
Claudeは比較的なんか落ち着いて返してくれるイメージありますね。
僕も使ってるんですが。
高見知英
ブログの文章なんか書いてもらうときは、
やっぱりこちらから与えられる情報ってすごい少ないので、
自分は起承転結でこんな文章にしようと思いますっていうのは投げるんですけども、
その文章をどれだけ尊重するのかとか、
その文章をどういうふうに解釈するのかっていうのが、
環境ごとにみんな違うので。
だからやっぱりそこは一つのAIに頼るってなると、
結構文章のタイプが似通ってきちゃうっていうことがあるのかな。
だからあえてバラバラにして、
その中から自分はどの段落を使うのが一番意味が伝わりやすいかっていうのを選んでやるっていうのが、
結構ちょうどいいラインなのかなって思ってます。
フィーネ
なるほど。
一本でまとめて書く話は聞くんですけど、
複数組み合わせていいとこ取りをしていくっていうスタイルは初めて聞きました。
確かにいいスタイルですね。
高見知英
着眼点がみんな段落が少しずつ違ったりするので、
これを見てるだけでも面白いし、
それをいかに伝えるにはどれを使えばいいのかなっていうのが結構分かれてくるし、
やっぱりそこいう面でも、読む側というか使う側というか、
こちら側の知識、経験とか感覚とかも大事になってくるなっていうのをものすごく感じるところではありますね。
フィーネ
一見楽ができるようで、結構センスが問われるっていう、なかなか面白い事象が。
高見知英
楽ができることには変わりはないんですけども、
やっぱり楽ができるっていう形がちょっと違うかなっていう。
文章1からひねり出す大変さは確かにないけれど、
やっぱり文章を新しい方向性で考えるっていう感覚が必要になるのかなって感じがしますね。
フィーネ
下書きの段階が省略できて、その下書きの中から良いものを選ぶっていうフェーズがいきなり襲ってくる感じですね。
高見知英
そうですね。
自分の内容なんかは基本的に自分AIの聞いたことについてどうしても秘密なこと以外はNotionに自分は公開をしているので、
アドレスとかも概要欄にあるのでそちらなんかを見ていただければと思います。
ではまずはこんなところで、生成AIの地域での活用事例についてのお話をいたしました。
フィーネさんどうもありがとうございました。
フィーネ
こちらこそありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
09:25

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