実はですね、この毎週さよなら招致始まって半年が経ちました。
気がついたら毎週毎週なんかいろんなお話をしてたのを聞いてくださってた方もいらっしゃるということで、ちょっとそんなお話をしていきたいなと思っています。
毎週さよなら招致の人事戦略。
ここは毎週のように退職者が出る架空の会社、毎週さよなら招致。
会社側も働く側も長く一緒に仕事をしたいと思っていたはずなのに、続かなくなってしまう理由は何なのか。
人事部の太田リエが、インターン生のレオくんと、ああでもない、こうでもないと語り合いながら、より良い働き方を模索していく番組です。
じゃあ最初なんで、なんかちょっとこの半年を振り返っていきたいなぁと思ったりしますが、小林さんなんか印象的な回とかってありましたか?
小林 ああ、そうですね、私が印象に残っているのは理想の上司っていうのをテーマにした会で。
寺田 ありましたね。
小林 自分が評価される立場として、やっぱりすごく考えさせられた会でした。
寺田 具体的にはどんなことを考えたんですか?
小林 というのも、理想の上司っていうのが、一つの正解、固定した正解があるわけではなくて、やっぱり社員一人一人のその時の状況とか、あとは価値観とか経験によって、どんどん更新されていくものだと思うんですよね、理想っていうのは。
寺田 ああ、確かに。
小林 なので変わっていくので、理想を探すというよりかは、自分がどうありたいのかっていうことを考えるような企画になりました。
寺田 ちなみになんか普段上司として意識されていることとかってあるんですか?
小林 そうですね。
寺田 これは皆さんに聞いてみたいな、他の方にもちょっと聞いてみたいです。小林さんまずどうですか?
小林 私はやっぱり働き甲斐のある職場のために、やっぱり信頼関係っていうのはやっぱり大切にしたいっていうのと、あともう一つは自分の仕事に誇りを持つっていう二つを働き甲斐のために考えてやってます。
寺田 なるほど。そういう確かに誇りを持って働いてる上司の方がいると背中見ますもんね。素敵です。ありがとうございます。ちなみに、哲吉さんいかがですか?
哲吉 僕は全部、僕的にはすごい自分の今の置かれてる状況とかとマッチしてるところもあったので面白かったんですけど、見てる中で結構5時10分前。
小林 はい、ありましたね。
哲吉 あれが自分の世代とも結構面白くて、ギャップを感じたのはすごく覚えてるなっていうのは。
小林 ちなみに哲吉さん5時10分前は何時ですか?
哲吉 4時50分。
小林 これ皆さんどうなんだろう。片ぱるちゃんとかは5時10分前は何時なんですか?
片ぱる 5時10分前は5時。
小林 5時。どうぞどうぞ、そのまんまで大丈夫です。
片ぱる はいはい。
小林 5時。
片ぱる はい。
小林 ああ、なるほど。そういうことですね。5時10分の前だから5時ですね。
片ぱる 5時10分の、10分前じゃなくてってことですね。5時10分、10分の10分前じゃなくて、5時の10分前か。4時50分か。
小林 そう、そうなんですよね。これでも私もこの回ですごく失敗したなと思ってしまったのが、4時50分って私も言い切ってしまった回だったんですよね。
小林 で、実際には確かにその4時10分の前っていうふうに感じる方もいるので、そう、そうなんですよ。片ぱるちゃんが言うみたいに5時10分前って言って5時って思う方もいるっていう回。
小林 その、なんていうんですかね、コミュニケーションのそごが起こりやすいところだよっていう回だったんですけど、たかさん、どっちですか?
たかさん 僕は4時50分の世代。
小林 世代なんですかね、どうなんだろう。哲吉さん。
たかさん 世代かなって僕も思いましたね。周りで今ちょうど若い人たちもやっぱりいるので、その頃に同じような感じの時間の説明をしたときに、実はそのお客様のお宅で待ってる時間で待ち合わせてこうねってなったら、
たかさん だから近いことで1時10分前ねって言ったら、1時10分の前から1時5分くらい来て、確か遅れてないってことが実際起こったので、やっぱりそうなんだなって思うと。
小林 あ、実際にあったんですか、リアルで。
たかさん ありがとうございます。実際それでこれの回があった後に一度試してみたらそういうのがあったので、やっぱり違うんだなっていうのはちょっと思いました。
たかさん その子は20代の後半の子でしたけどね。
たかさん その頃はこんな感じだったので、やっぱりギャップってあるのかなと思ったりとか。
たかさん やっぱりレオ君が言ってたような、はっきりと時間を言えばいいのにって言われることも実際なんか意味はわかったなって思った。
小林 そうですよね。こちら世代というか、上の世代って言っていいですかね。4時50分だと思う世代だと、そういうふうに思う人がいるって知らないと、なんで来ないんだってなっちゃうし、レオ君みたいに、じゃあちゃんと時間をはっきり言ってくださいよって思う人がいるってことも知らないとコミュニケーションを直そうとも思えないので、
小林 結構難しいところだなと思ったりしました。今の話を聞いてて、片ぱるちゃんとかはどんなふうに受け取りましたか。
小林 そうですね。世代なのか、本当に伝わる認識の違いなのか。私もよく認識の違いがちょこちょこいろんな人と起きたなって思ったりするんで、復唱するようにはしてるんですけど、自分の中でも理解し損ねると迷惑がかかることもあるんで気をつけようって思ってます。
小林 そうね、お互いに歩み寄りというか、でも本当に何か当たり前だと思いすぎてるから、そのまま言ったら伝わってないっていうことがあったりするのかなと思って結構難しいですよね。
はい、ありがとうございます。じゃあちょっとこのまま行っちゃいますね。片ぱるちゃんちなみに印象に残った回とかありましたか。
小林 私は結構自分の知らなかった言葉が出てきた、最初の方のやりがい搾取の回を選び、やりがい搾取って言葉を初めて聞いて、すごく興味深い話をお二人が出たので、ちょっと聞き入ってました、すごく。
小林 ありがとうございます。ちなみにやりがい搾取って感じたこととかありますか。
小林 これまで自分の働き方を聞きながら振り返ってみたんですけど、あんまり意識したこともなく感じたこともなかったんですけど、周りから見たらそう見えた時もあったのかなとか思いつつ、
小林 リエさんが結構、自分が納得してるならオッケーみたいなことをおっしゃってたって、私も結構リエさん寄りの考えなのかなって、レオくんみたいな考えもあるんだなとか思いながら聞いてましたね。
小林 はい、それなりのいただけるものもあって、っていうのが一応ホワイト企業というふうに言われるっていう、ちょっとわかりにくいお話だけだと伝わりにくいかもしれないんですけど、
小林 そう、やりがいに任せて結構劣悪な条件で働かせられたりっていうのがやりがい搾取っていう話でしたね。何か思い当たることって皆さんあったりしますか。特にないですかね。
小林 ちょっとまたこの話はじゃあ後ほど言ってみたいと思います。このままじゃあタカさんどうですか。何か印象に残った回とかありますか。
タカ そうですね。さっき小林さんがおっしゃった理想の上司っていうこともずっと働いてた時には、自分自身がずっとサラリーマン時代ですね、追求し続けてた部分なので、そこと迷った部分があって、僕が選んだのは失敗を恐れない社員をどう作る。挑戦を後押しするフード作り。
ここが本当に自分自身がずっと入社以来ずっと30年近く悩み続けてきたところだったので、これはどう、なんかいろんな方の話を聞いてみたいなっていうところもあって選んだって感じですね。
小林 どういうところですか。皆さんに聞いてみたいなと思うのは。
タカ そうですね。皆さん、僕自身は常にチャレンジをするっていう。何かやってみたい。だから上司とか会社に掛け合う。でも大体潰される。常に、じゃあそれでお前はいくら稼ぐんだと。それで損失出した分をお前はどうやって補填するんだ。マンションで持ってくるのかっていう。これがずっと続いてたんですよね。
小林 結構すごいですね。
タカ それでいつも、この自分がやりたい。最初はうちの会社って本当にスタートアップから始まってるんで当然。常にリサーチデベロップ部門っていうのはすごい新しいものをどんどん開発してくれるような部門なんですけど。
タカ それをマーケットに広げていくときには、なんか違う、過去の栄光に縋ってるおじさんたちの、自分たちのやり方に従わないと挑戦させてもらえない文化っていうのがあって。
タカ そこには何の企業化精神っていうのは働いてなくて。常に1から広げていく。01じゃなくて1からプラスアルファの世界で、かつ自分たちが成功した世界観の中で話が常に戦わなきゃいけなくて。
タカ そういうふうにずっとあえぎ、抗いあえぎ続けたっていうのが。
寺田 それはタカさんが何十代頃の話ですか。
タカ それはでも入社してからだから、もう20、30年前くらいから。
寺田 じゃあ20代30代。
タカ 20代30代、でも40代。
寺田 結構長い。
タカ 営業やってた頃はもうずっとそこの戦いでしたね。
寺田 その頃は部下もいて、上もいてという。
タカ 部下もいたときもありますね。部下もいて。
タカ そう、やっぱり新しい、会社が傾いたときにやっぱりさらに新しいビジネスで利益を追求していかなきゃいけないといったときに、自分たちがずっと練り上げて温めてきたものをここだと思って提案したら、いとも何年もかかったものが簡単に、それ成功する保証あんのかの一言で。
タカ ここがすごく自分の中ではもうずっと本当に抗い続けたけど、やっぱりなかなか通せなかったっていう思いがあって、それがこうね、他の皆さんどういうチャレンジして、どういうふうに思って会社生活過ごしてらっしゃるのか。
タカ 両方ありますもんね。そうですよね。部下としてはやっぱりこう、新たなチャレンジをしていきたいって思いもありますし、上司としてというか会社としてはやっぱり売り上げをしっかり作っていかないといけないっていう現実もありますし。そこら辺は、哲吉さんはなんか今お話聞いて思うところはありますか。
哲吉 スケールが大きすぎてあれなんですけど。どうでしょうね。でもチャレンジの代償っていうのはやっぱりあるのかなと思うんですけど。
哲吉 実は今、難しいですよね。でも何かしら続けて勝ち続けることってすごく大事なので、チャレンジすることの内容にもよるとは思うんですけど。