ポロコはこんな雑誌なんですけれども、
ポロコでもいろんなイベントを紹介しています。
ただ、今ちょうどお盆とか夏休みが終わって、
ビャガーでも終わったタイミングなので、ちょっと一休みして、
9月からいろんなイベントが目白押しかなという感じなんですけれども、
まずは、札幌オータムフェスト、ポロコでも紹介しております。
こちらが、9月の12日から10月4日のロングランで行われる、
秋の食のイベントです。
実は、札幌オータムフェストの4丁目会場ですね、
ポロコグルメストリートというのが4丁目にありまして、
ポロコって書いてあるので、4丁目通る人はぜひ見ていただきたいなと思うんですけれども、
スイーツやピザなどのフード5店舗がポロコグルメストリートに入っています。
ここだけのご褒美スイーツがあったりとか、
ちょっと食べやすいチョップドサラダ?
ちょっとオシャレなメニューがあったりしますので、
オータムフェストに行く方はぜひ覗いていただければと思います。
そして、9月10日からノーマップスというのも始まります。
ノーマップス2025、
こちらは世界がもっと面白くなるテクノロジー・エンタメ・クリエイティブの総合フェスティバルということで、
いろんなコンテンツがありすぎて、
私もどこを見に行っていいかわからないくらいなんですけれども、
こちらは食のコンテンツもあります。
なので、食についてのお仕事をしている方とかも楽しめるようなコンテンツが盛りだくさんで、
もう一言で説明しきれないくらいいろんなコンテンツがあるので、
こちら気になる人はホームページなどを見てみたほうがいいんじゃないかなと思います。
では、これからの2時間、私、福崎さとみにお付き合いください。
これは、
誰ですか?
あれ、ひげ?
これ、ひげだ?
いません。
違った。全然違った。
なんか今、結構かかってますよ。
ネット系とか若者に人気なの。
ネット系とか若者に人気なやつらしいです。
みなさん、見てくれてますか?
YouTubeがこっちか。
カメラ位置が、
それが外ですね。
外。
こっちがYouTube。
聞いてくれてますか?
それで2椅子行ったんですよ。
そして、半分遊びなんですけど。
素晴らしいですね。
一番いいパターンですよね。
半分遊び。
それで、2椅子が、街が素晴らしいんですけど、
隣にモナコなんですよ。
そうなんだ。
モナコも行ったんですけど、
もうF1の、街がF1になっちゃうから、
タイヤの跡がついてるんですよ、普通のところで。
モナコ。
すごい素敵な、
海は地中海だしっていう。
それがおすすめです。
モナコって、あれ、
F1のか何かありましたよね。
F1レースです。
街中。
それで、そこの住んでる、
モナコに住んでる方自体がお金持ちなんですけど、
そのレースのある真ん前のところのマンションのベランダは、
席、10万ドルかはするんですよ。
席、席。
お相撲みたいな、末席みたいな感じで。
でも、そこに座って、特等席でF1が見れるってことですね。
いいなぁ。
モナコ行くことあるかなぁ。
リースはいければ行きたいけど、
モナコは行く機会あるかなぁ。
で、そのツアーガイドの方が、
じゃあモナコ、F1コース走ってみますか、とか言って、
タイヤの跡ついてるとこ走りました。
車で?
車で。
運転させてもらうんですか?
いえいえいえ。
乗せて、巡ってくる?
ワゴンのただの車です。
でも、ちゃんとそういうところにも日本人のガイドさんいるんだなぁ。
結構皆さん聞いてくれてありがとうございます。
20秒前。
今、曲かかってるのでもう少々お待ちください。
20秒前?
インスタとかに聞いてくれる人増えてきた。
さて、改めまして福崎里美の美酒美食。
担当する私、福崎里美についてお話ししたいと思います。
現在私はポロコという雑誌の統括編集長をしております。
ポロコはスタジオの前にも飾ってますし、
こんな感じのグルメ情報誌、
サッパロコミュニケーションマガジンでポロコと言います。
そもそも私は出身は、
出身というか幼少期は熊本にいまして、
その後、朝日川、小樽、札幌に住んでいます。
子供の時は特になりたかった職業はちゃんとないんですけど、
コロコロ変わって、
CAさんかっこいいなとか、
私もテレビに出るにはどうしたらいいんだろうとか、
ちょっと民派でした。
でもこの世界に入ったのが、
ずっと本だけは好きだったんですよね。
うちの実家があんまりテレビを見せてくれないで、
本は与えられてたのが本が好きだったり、
あと大学時代に小樽にいたんですけれども、
カフェ巡りとか、
すごく観光地なので素敵なお店がいっぱいあって、
こんなこと仕事にできるんだらいいなと漠然と思っていました。
今だったらインフルエンサーさんがいたり、
YouTuberとかが仕事としてあるんですけど、
その時あんまり仕事がなくて、
現実的じゃないなと思いながら、
小樽でいろんなお店巡りを満喫していました。
あとは大学時代に学校祭のパンフレットを作ったことがあって、
ちょっとそれも楽しいなと思ったのがきっかけかなと思います。
統括編集長ってどんな仕事かと言いますと、
私は編集長もやっていて、
そちらがどちらかというと編集ページですね。
雑誌って編集ページと広告ページで成り立っているんですけれども、
編集ページを作るのの責任者だったんですが、
今はその両方ですね。
あとポロコ以外にポロコの別冊である札幌の美食店とか、
札幌カフェボンとか、いろんな雑誌あるんですけども、
その編集人であり、編集営業部門の責任者です。
実際には例えばの雑誌のコンセプトをどうするか、
ポロコはどういうコンセプトにするかとか、
今年の札幌の美食店はどういうコンセプトにするかとか、
あとは発行スケジュールとか、あとどんな企画とか、
あと予算ですね。
何部印刷してどれぐらい売れたらいいかとか、
その辺を考えるのが仕事になっています。
雑誌の仕事は私は楽しいと思って続けているんですけれども、
やっぱり新しい情報にすぐ触れられる、
他の人よりも新しい情報に触れられることが多いです。
あとは毎月毎月いろんな企画を立てて実施しなきゃいけないので、
逆に自分で考えたことすぐ実施しやすい。
でも逆に大変なところはやっぱり締め切り近くなると本当に大変です。
精神的に追い込まれていく感じがしますね。
あとは今紙は変革期にいろいろ来ているので、
紙を作るだけではなくてウェブとかアプリとか、
あとポロコのイベントもいろいろやっているんですけれども、
あと職に関するアドバイザーなど、
さまざまなことをやるようになってきています。
やることが増えてきてすごく大変なんですけれども、
それが楽しいなと思います。
今のゲストが目の前に来てくれました。
もうちょっとしたら登場なので皆さんお待ちください。
雑誌の魅力というと、
皆さん今情報はネットで取る人が多いと思うんですけれども、
ピンポイントの情報ですよね。
雑誌はパラパラめくるのでそれ以外の情報も入ってくる。
あと写真を見比べることができたりとか、
あと紙質もたまにポロコって地味に変えてるんですよ。
だから紙の手触りも一緒に楽しんだりとか。
あと一冊の解読率が高いので、
みんなで一緒に雑誌を見ることができたりしますし、
紙って一回印刷したら取り消せないんですよ。
他の紙媒体も新聞とかもそうだと思うんですけれども、
なのでその分ちょっと何人もの人がチェックをして、
信頼性が高い媒体であるように頑張って作っています。
ポロコはさっき札幌コミュニケーションマガジンの略というような話をしましたが、
札幌そして北海道の食と暮らしの魅力を発見してお伝えしている雑誌です。
なんですが、ただ見つけるだけではなくて、
さらに新たな価値を作って、
人と街をつなぐコミュニケーションマガジンとなっていきたいと思って、
日々私もスタッフたちで奮闘していますので、
書店コンビニで見つけましたら、
ぜひ取っていただけると嬉しいです。
さてここからは福崎のマンスリー推しものとして
毎月私のおすすめなことものを紹介していく時間です。
今月の福崎の推しものはなんとサウナについて。
サウナ好きな人多いですよね。
私もなんでサウナの話をしようかなと思ったかというと
先ほど先週末マウレ山荘にずっと行ってたって話したんですけども
3泊何をしてたかというと温泉とサウナばっかりです。
まずは飲んでばっかりで本当に幸せな日々を過ごしたんですけども
そこをマルセップのマウレ山荘にポッケの湯とサウナがあって
私やっぱりサウナで一番好きなのが外気浴なんですよ。
入っているときは暑くてだんだん暑いな、汗いっぱい出てくるなと思うんですけども
水風呂入ってその後の外でちょっとのんびり休むのが好きなんですが
それが室内じゃなくて外、森の中なんですよね。
森の中でぽやーんと木々を見ながら自然の風を感じながらの外気浴
本当に気持ちよくて私はこのポッケの外気浴が大好きで行っているようなものです。
好きなサウナ他にもいろいろあって
たくさんありすぎて今日話しきれないぐらいなんですが
私がサウナを本当に好きになったきっかけが
帯広の北海道ホテルって有名ですよね。
サウナ好きな人からとってもすごく有名だと思うんですけども
そこですね、もともとモール温泉が楽しめるんですが
サウナの中でモール温泉の蒸気が来るので
サウナって慣れてないと皮膚がビリビリって痛くなるんですけども
そこはしっとりするんですよ。
でもすぐ汗が出るというか
汗がすごく出てしかも肌がしっとりするんですよね。
ちょっと白樺の香りがしたりもするので
私ここのサウナで本当にサウナって好きだなって思うようになりました。
あと地味に一番よく行っているのが
大通りにあるガーデンズキャビンなんですけど
ここも知っている人は知っているんですが
本当は大通り西4丁目くらいだっけな
ホテルの中なんですけども日帰りサウナも楽しめるんですが
街中で気軽に楽しめるんですよ。
だからここは本当に行きやすいし広いし
あと女性の方はもちろんドライヤーとかも全部ついてるから楽っていうのもあるんですが
飲みに行く前にちょっと時間があったらここに入ってから行くっていうことを
休みの人はしちゃいます。
他にも南区の森の中で楽しめるマウンテンマンっていうところがあって
そちらちょっと人数がある程度いないとなかなか入れないんですけど
そこもすごく外気浴が気持ちよくて
川の中で水風呂側に入ったりもできるんですよ。
あとグラウンドホテルの中には女性専用のサウナがあったり
北広島のエスコンフィールドの中のサウナも綺麗で
でも中で水が来たままビールが飲めたりとか
球場を見れる。
何より新しい施設って楽しいじゃないですか。
本当にまだまだまだまだサウナの話はすごいしたいんですけれども
私も結構サウナが好きで
旅に行く時の目的の一つとしてサウナがあると
リフレッシュされるのがより深くリフレッシュできるような気がして
気に入っています。
皆さんね、サウナ好きな人多いと思うんですけれども
一体どんなサウナが好きでしょうか。
はい、では引き続きまたお楽しみください。
では曲の後、今日の一人目のゲストをお迎えしたいと思います。
久本さんこんにちは。ありがとうございます。聞いていただいて。
全然間に合いましたね、余裕で。
すみません、逆にちょっと伸びちゃった。お待たせしました。
よろしくお願いします。
車じゃないと言ってましたもんね。
軽めの赤ワインです。
ありがとうございます。
赤でも冷えてるんですね。
軽めだからですね。
すっごいワイン作るの下手なんだけど。
人にやってもらってばっかりで、めちゃめちゃ垂れたんだけど。
この辺も大変です。
本当?すみません。
いろいろ面白くて。
これぐらいにしとくか。
これが私のインスタライブとスタンドFMで
ここの中の会話も聞こえてます。
ここがYouTubeでして、
ここの会話は聞こえたかな。
これは外のサイネージに映ってます。
大画面に。
見てきましたよ。
カドーの音ですよね。
っていうのがいろんなところに流れているので、
この中の会話も気を抜きすぎるとやばいっていう。
インスタには流れてます。
インスタには流れてます。こっちとこっちには流れてます。
こっちは流れないですよね。
外にもこれをしてたらありますけど、
話すときこれをキュッと上げていただいたら
そっとYouTubeに声が流れるという。
これじゃあ僕が主導でやるんですか。
そうなんです。ここだけ。
いいですか。その作業して。
いいです。ここだけキュッと。
で、初めに私が軽く自己紹介をするので、
そしたら乾杯って言って飲みながら、
あとはダラダラ話すっていう感じでございます。
分かりました。
今回も好きな曲。
007の曲。
カジノロワイヤル。
私ちょっとよく分かんないけど、
皆さんめっちゃ詳しいから。
みんな言う。さすがラジオ関係の方は曲詳しすぎでしょ。
そうですか。
私も知らなすぎますもん。
いつもこれかかって何の曲って聞いてます。
僕あの映画が好きで、
あの映画のこのシーンで使われたスーツ作ってくれって
いつもスーツ屋さんに頼むんですよ。
おしゃれ。
そしたら、ついに僕の名前が載らなかった。
え、かっこいい。
かっこいいのこれ。
かっこいい。
俺の名前書いてないじゃん。
え、かっこいい。
タムさん怒んないですよね。
なんか今田村社長のスーツに007って入ってました。
見えてました?
007ってまさかの。
あれ体って結構鍛えてるんですか?
え?
自然に?結構だって肩幅とかすごくないっすよ。
うーん、まあうん。
なんか首も結構しっかりしてるんですよね。
やってないじゃんやってないんだけどやってるじゃんやってるんですよ。
どういうこと?
毎日1分間だけやってるんですよ。
え?
毎日朝1分間だけ。
こぐれてもろたでてけんたて伏せを110回。
え、110回1分でできるの?
ショートピッチなんでチャンチャンチャンチャンって
10回に1回ジャンプでこうやっていって。
なんかこんな感じになる。
わ!なんか喧嘩したみたいですよこれ。
喧嘩強い人に見えますね。
強そうな人ですよ。
私体で昔やってたら2002杯ですからすごくないですか?
2002杯?
完璧に負けるんですよ。
2002杯。
いや私そもそも腕立て伏せが1回もできないですよ。
だからあの、壁でたまにこうやって。
壁で。できます?腕立て伏せ。
2、3回はできるような気がしますけどね。
ちょっとやってみてください。本当に曲がんないですか?
壁で攻めてやる。
はい。はい。はい。
ワイン少なかったかな?田村さん。
田村少なかったかな?
なんかいい感じですよ。コルクも入ってて。
何かきっかけってあるんですか?レンジャーとかになりたかった。
特に。何となく。
じゃあ頭使うんじゃなくて体で勝負しようみたいな。
そうなんですよ。
ヒーローになりたいとか。
どうだろう。ノリと勢いで生きてきてます。
アメラたちはノリと勢いで生きてきてるそうです。
では子供の時からの経歴で言うと、小学校、中学校は札幌で石狩の高校に行って。
石狩南高校。
その後は。
そのまま肉屋さんになりまして。
じゃあもうあれでしょうね。1代目の親御さんが初代で始めたのが北市ミートってことなんですね。
お父さんはどうして北市ミートをやろうとしたんですかね。
その辺のことは聞いてるんですか。
聞いてるんですよ。長いけどします?
なるべくコンパクトに。
だって気になりますよ。2代目だし。
ずっと4トン車で北海道中央行、洋トン城じゃないな。洋トン城だ。
洋トン城を回って、もう子供産まなくなった親豚とかを買って、土築場に持ち込んでお肉に変えてから、
ハム、ソーセージメーカー、原料肉として売ってるっていう一人の親方肉屋さんをやってて。
ある時、遠くあばしりのドライブインで4トン車止めて休憩してたっけ。
1978年の12月24日。
クリスマス。
あれって札幌に神さんってうちの母ちゃんがいるよなって。母ちゃんのお腹の中には妹がいるよなって。
その時、妹がどうかわかったのかな。子供がもうすぐ生まれるし、ちっちゃい長男もいるしなとか。
俺この商売やってていいんかなって言って、翌年1979年10月11日の朝4時に、
中央卸売市場の場外市場でシャッターガラガラっと開けた。これが北市ミートのスタート。
この仕事やってていいんかなって。あちこちあかしとかいろんなところに行くのが家族を置いてみたいな感じが良くないからってことですか。
そうですね。拠点を設けていつまでも自分がトラックで走れる。
その時ちょっと羽繰り良かったみたいなんですよね。お金が。
当時腹巻きの中にサラサラ入れて商売するみたいな。
その時うちの親父の好きな俳優が菅原文太。トラック野郎。
菅原文太、私も好きですよ普通に。
そうですか。
渋い。
そんな感じです。
開業したのがそのガラガラが1979年に創業ってことは今50年ぐらい?
46期。
そこが今の場所なんですか?
それが千代卸売市場だから。
千代卸売市場の近くに初め創業があって、今の場所には?
3年後。
ちょっと前に建て替えましたもんね。綺麗なオフィスになりました。
新しく新築して旧社屋も使ってるんですよ。
そういうことか。
それは昭和59年に作られたんだ。
私ね今のところはお邪魔したことがあるんですけどとっても素敵なオフィスですが、それはいつ?
それは2018年。
だからまだ新しいですね。
じゃあ今その2箇所で拠点としてやっているってことですか?
北市ミートさんって私はすごく知ってるんですけど、具体的にどんなことをやっている会社か?
初めは卸売だけだったって感じなんですかね?
今でもほぼ卸売だけなんですけど、当時シャターガラガラと開けて肉屋やったら売れなかったと。
困った当時父27歳の勝政さん。若いですよね。
それなのにここにお金入れてたんですか?
そうなんですよ。
27にして?
全日型警部だったら28歳の設定ですからね。
当時はそういう感じなんですよ。
それで取ったって言われてるんだよ。
そっか。
時代がね。
それを置いといて、全日型警部の話したいんですけどね。
置いといて。
なので近くのレストランとか焼肉屋とかラーメン屋さんに肉買ってくれって料理長のおっちゃんに頼み込んだと。
27歳の青年だと。
そこから始まって同じ営業スタイルで今に至ると。
だから卸しなので、飲食店さんとかに肉を卸すがメインの事業っていうところなんですよね。
私も田村さんになってからなのですごくいろんなことをしているイメージなんですけども、メインは卸しでありながら他どんなことをされてるんですか?
ずっとあれですか、田村さんになる前までは食肉卸しっていうところだったんですか?
そうですね。ほぼ100%飲食店卸しの肉屋さんで、ちょっとこう、最近様変わりっていうか新しい業態に卸すようになってきて。
リゾートもそうだし、あとは量販店さん、スーパーマーケットの方。
なるほど、はいわかりました。これでね皆さんちょっと期待値ミートとは、ミートってね謝名についていますが何なのかというのが少し分かっていただいたかと思います。
では一曲挟みましてまだまだお話をお聞きしていきます。
ありがとうございます。
次は田村さんが代表になって以降の、私のイメージではこう飲食店やられてからお会いしているので、シャルキトリとかのイメージです。
あれもね、まさに僕の代から始まったような感じなんですけどね。
あと熟成肉とかなんか、ちょっとだからこだわりの肉のイメージです。
でも前お伺いしたとき、大部分は普通の一般の卸しだよっておっしゃってたので。
一般の卸しが伸びるのも、やっぱりそういう熟成肉とか生ハムとかシャルキトリやっていると、一味も二味も違う本格的に肉の変態集団みたいになって、
余計にそのお客様みたいなところがどんどん増えると。
ただのお肉ではもちろんいいけど、ちょっとこだわりがすごいっていう感じが。
そうなんですよ。
すごい本当にね、肉の話を始めたら田村さん終わらないんですよ。
はい。
多分ずっと話しますね。
次の高橋さんに行けなくなる。
その時なんか、止まれって言ってくださいって。
一緒にお酒飲んだときに半分は肉の話聞いてます。
そういうのがすごい楽しいんです。食べるの好きだから私、聞いてるんだから私。
そうなんですよ。
まだセシーナはあるんですか?
ありますよ。セシーナは今種類増やして。
先日も香港エキスポかな、そこに出展してセシーナ大好評。
なんか今そのお店がないからどこで食べようと思って。
この前柳さんのとこ行ったときにセシーナ、あそこにおろしてるんですかね。
はい、あそこのセシーナのうちです。
柳さんもお肉についてめっちゃ熱く語ってましたよ。
変態ですからね、あの方もね。
似た匂いを感じます。
一回出てもらいました。
あ、そうですか。
聞きたい。
肉の変態っぽい感じを。
大変態ですよ、あの人。
なんかすごいいい肉入ったとかをめっちゃ嬉しそうに話す顔が、
なんかね、車買ったとかそういうのではなく、
肉が、いい肉手に入るとか嬉しそうすぎて。
そうなんですよ。
肉好きなんだなみたいな。
人の口にいかにお肉を入れるかってことになんか情熱燃やしちゃってるんで。
その人の顔がどんなふうになるかを変態のように。
良気、良気的な人です。
でも私から見るとどっちかというと田村さんの方がちょっと良気的ですね。
まだ柳さんの方がちょっと。
10秒前で。
ワイン足りてます?大丈夫ですか。
地味地味やってます。
さて引き続き、今日は北市ミート株式会社代表取締役田村健一さんに来ていただいてお話を伺っています。
初めは北市ミートってどういう会社なのっていうのをお伺いしたんですけれども、
ここからは田村さんのお仕事について聞いていきたいなと思います。
田村さんが2代目ということで、2代目になったのって何年前なんですかね。
2019年。
じゃあ6年くらい経ってるんですね。
その前から北市ミートさんにはずっと入られてるってことですね、高校卒業してから。
そこに入ろうって思ったのは迷いとかはなかったんですか。
さっきレンジャーになりたかったとかいろいろ夢があったのに、
2区っていうところで行こうと思ったのは何かあるんですか。
一応親父に、高校出たらどうすんだって聞かれたんで、
自衛隊行きたいって言ったら、お前自衛隊なんか行ったって何にもならねえぞって自衛隊に行く人すいません。
すいません。
すごいたくさん素晴らしい方いらっしゃるんですけど、当時ね、父がそう言ったと。
あ、そう?じゃあ辞めたってなったんですよ。
はっさり?
はい、そんな感じです。
そして辞めたから次何やろうかっていうと、お父さんの会社で学び?というか働こうかなと思ったんですか。
そうですね、普通に。
父はね、僕が3歳の頃からどうやらね、豚飼いになるって言ってたらしい。
へー、豚飼いなんだ。
母ちゃんがそう言ってました。
お肉はずっと好きだったんですか。
お肉はね、好きでしたよ。
好きっていうか普通ですよね。
一体肉屋になりたいっていう小学生に会ったことないですよ。
まあね。
でもなんか今の田村さんを知っていると、その時くらいから肉屋だったのかなってちょっと思っちゃいましたけど。
じゃあまあそこに入られて、6年前ですか2代目の代表になって、何か会社で変わったこととか。
さっき卸がほとんどっておっしゃってましたけど、取扱い商品も田村さんだって増えたんですもんね。
それはどういうものが増えてきたんですかね。
そうですね、シャルキトリって言われるフレンチ肉総材ですよね。
そういったものが宴会だとかそういう宴会場だとかこういうところ、主に本州ですね。
大阪とか東京にたくさん売れてるんですけれども。
料理人不足のところだったり、リゾートだったりそういうところ。
あとお節の中身とか。
そっちの方もやっていこうってなったのは何かあるんですか。きっかけは。
そっちの販路を持っている人がうちの会社に就職したのがきっかけですよね。
なるほど。
こんなものを作ったらああいうところに売れるよみたいな感じのがあって、それでベースができて、それももうかれこれ20年以上やってるな。
そうなんだ。
当時は全然技術させたことなかったんで、どんどん本物のシェフが入ってきたりとか。
フランス経験あるシェフが入られましたもんね。
ここで言っていいのかな。
そのシェフね、今退職して三国の料理長やってます。
すごいですよね。
札幌三国の料理長今、高橋英人さん聞いてますか。今言ってますよ。
え、札幌三国変わったの。今私もここで知るっていう。
高橋さん。うちにいた工場の技術主任。
あの方今札幌三国なんですか。
土船は今生ハム職人としていますけど、その前の飲食店の高校のシェフが工場に入って、彼のレシピの料理を量産して、美味しくなったフレンチをどどっと売って、退職しますって言われて、
分かりましたって言って。
やることはやったけど。
頑張ってねって言ったら驚くし、見てくださいってホームページがうちの社員からスクショが送られてきて、総料理長高橋英人さんって。
え、そっか、新しくなったの食べに行きたい。なるほど。
すいませんね、高橋さん。言ってしまいました。
パンクロさんですね。
食べに行きます。
あとね、私結構札幌さんと親しくなってから、それこそ生ハムがとても印象的で、
何でしたっけ、生ハムの何かありましたよね、札幌で生ハム工場でやってた、何だっけ、生ハムフェス?
はいはい。
なんか生ハムフェスっていうものがあるんですよ、まさかの。
そこを札幌に持ってきたりとか、ごじいちゃんのところにも札幌クラフト生ハムっていうのがすごく美味しくて、
それがこだわりのあるお店とかに結構入ってますよね。
あれはどういうこだわりとかがあるんですかね。
よくぞ聞いてください。ペラペラ喋りますよ。
私2006年から趣味で生ハム作ってたんですよ。
趣味で、趣味が生ハム作り。
そういう趣味がされて生ハム作り一緒にやったんですよ。
ノースコンチネントのハンバーガー屋さんの河童社長、当時彼が2006年のとき、
田村さんってちょっと一緒に作りませんかって言って、本を読みながら身を見真似で、
そこから毎年2,3本、4本、5本とか作ってて、
量産する気なかったんですけど、コロナになったじゃないですか、2020年の2月から。
そのとき河童社長の売上が95%ダウンして。
それすごくないですか、皆さん聞きました?
95%ダウン、だって飲食店さん営業できないんですもんね。
取引がほとんど飲食店だったってことですもんね。
特にその料理工場の料理が宴会場に持っていくものなので、宴会がこの世から消えたんですよ。
はいはい。
それで。
それで、もともと趣味みたいな感じで少し作っていたのを、ちょっと本格的にそれがきっかけでやろうかなって思ったんですよ。
保健所の許可も取るのがすごい大変な商品でして、
ただ、何も量産しないのって言われたけど、1年以上時間がかかるし、
そんなの作る人、頭おかしいよねって思ってたんですよ。
そしたら、どうせ何も休んで誰も工場に出てもらうと困りますからね。
雇用調整助成金をもらうためにも、休んでもらっているんです。
真っ暗な工場で、ここに生ハムのジャングル作ったらイタリアみたいになるぞって言って、
それでワクワクしちゃって。
1人で毎週8本仕込み出してます。
1人で!?
1年間で440本になって。
そうか、従業員を来させられないから、1人で仕込んでたんですか?
生ハムって塩すり込んだら40日後に乾燥させて、
53日後に保湿してとか、作業が何日後とかなんですよ。
一気にできないってことですね。
待つのが仕事みたいな。
あとは空調とか環境とか。
今しかできないことは今やろう!
逆に時間があるのを逆手にとってって感じですかね。
だから時間が空いて、コロナ開けてしまう。
その前にこれを完成させねば。
普通だと95%減ってしまうって、
会社の存続的には大変じゃないですか。
それを新しい発想で乗り越えられたっていうのは、
ちょっとみんなの参考になるかなと思うんですけども、
それはどうやってその気持ちを切り替えることができたんですか。
もう終わる。
もともとやりたかったんですか?
やりたかったはやりたかったですけどね。
でも、これは潰れてしまう。
普通になりますよね。
思うのと、よし今しかできないこと今やろうぜって。
時間なくなってきたぞとかやって、
どっちを選んでもコロナかは変わらない。
どっちを選んでも自由ですよ。
だから社長さんが批判してもそれは自由ですよ。
ひたすらこれは死なないように頑張るんだって人もいれば、
今のうちにやっちゃおうぜって人もいれば。
そういうたくましく楽観的な前向きなところがすごく田村さんのすごいところかなと思うんですけれども、
もちろんすごいお肉の専門家として、
肉へのこだわりはいっぱいあると思うんですけども、
北市ミートのお肉はここがこだわってるとか、
他と違うって言えることってあるんですか。
他と違う。
お肉屋さんはだいたい同じようなものを取り扱ってるんですけどもね。
和牛もそうだし海外産のアメリカ産のサーロインタとか鳥乳とかもそうですけど、
こだわってるのは工場の中が毎日同じ温度。
16度。どこもかしこも。
あとはそうですね、
よく機械とかも熱持ったりするじゃないですか、
機械が入っているその工場自体がもう冷えてるんですよ。
なので引き肉の機械も機械が冷えてるんで、
肉も適度な温度だし、
その後加工してすぐ冷蔵庫にしまったり冷凍庫にしまうと、
同じ原料肉を同じようにスライス加工して出荷しても、
お店に届くときの状態は結構違うらしいです。
これが僕らの外から聞いた、
なんか北市さん違うんだよね、いいんだよねって言われるのはあります。
じゃあその温度に気を使っているから、
フレッシュなままなのかな、届けることができるってことなんですかね。
パラパラスライスの1キロの塊をほぐすのに
普通解凍しないとほぐれないんですけど、
僕らグリってやったらトランブルみたいにパラパラパラってなるんですよ。
使いやすいってことですかね。
そう、肉はドリップ出ない。
なるほど、それ大きいですよね。
じゃあお肉もそうですけど、さっきちょっと話題に出ていた、
ハムのこだわりというか、
そもそも許可取るのが大変ってお話でしたけど、
札幌で生ハムをそうやって作れるところってあんまりない?
そう、Jクラフト生ハムの認証を持っているのが、
北海道に今、北海道でウチとセタナとかな。
へー、Jクラフトって日本の?
Jクラフト生ハム職人の認証を持っているのが、
札幌だと私だけで。
会社につくんじゃなくて人につくんですか?
そうです。
田村さんがついているってことですか?
認定職人。
田村さんは認定職人だそうです。
名誉職人みたいな人に、
帯広地区産大学の三上正之大巨匠がいらっしゃいます。
そもそも持っている方が田村さんだけっていうことで、
他の生ハムとはここが札幌で、
例えば札幌クラフト生ハムはここが違うって言えることってあるんですか?
札幌の空気でつくっているので、札幌のテロワールなんですよ。
だからね、もうどうしてもない。
札幌でつくっているから。
札幌の味になっちゃうんです。
なぜこの曲をリクエストしたんですか?
僕がボンドのつもりだからです。
なんですって。さっき田村さんのスーツを見せていただいたんですけど、
スーツの中のネーム入れるところがなぜか007となってました。
それで、なるほど。ボンドのつもり。
こちら007のカジノロワイヤルですね。2006年の映画らしいんですけれども、
そちらの曲を最後にかけてお別れしたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
そうだったんだ。ボンドのつもりだったんだ。
あのシーンの、あの007のスペクターの冒頭ブーム、
メキシコでボンドがビルぶっ壊すシーンがあるんですけど、
その時着てたボンドのスーツを作ってって言ったら、
これできてきたんです。
これがこれなの?ずっと形同じのを使ってるんですか?
体型がね。
体型が変わらない限り?
体型変えないために運動するしかないんで、
胸もちっちゃくなってもデカくなってもダメなんでやるんですよ。
面白いんですよ。ベルトのループがないんでベルトできないんですよ。
映画でもね、白いブルーシーズン。
そこまでやるかみたいな。
かっこいい。
よく作る方も作ってくださいましたね。
マニアックな人なんですよ、また。
エドワード・タロウってやつなんですけど。
調べなきゃわからないですよね。
彼はね、映画が頭に全部入ってるから、
あ、オッケーですオッケーです。
かっこいい。
それシャッポロのお店?
一人で仕立てやってて、
普段川崎に住んでます。
で、僕はエドワードと言いまして、
スカイフォールの一番最初、
イスタンブールでボンドが電車で格闘するシーンがあるでしょ。
あのスーツ作ってって言ったらちゃんとグレーのスーツと、
グレーのネクタイと、
衿の形も全部ボンドのようなのが出てくるんですよ。
これ着てるコーンのこれもそうなんですか?
これはスペクター。
メキシコでビルぶっこしたの。
あ、じゃあ、いろんなのがあるってこと?
あのシーンのシーンのシーンの。
いろんなのがあるんだ。
はー、すごい。
バカでしょ?
いや、なんかね、
至る所の変態振りを炸裂していただきありがとうございます。
ありがとうございます。
本当に肉話めっちゃ楽しいです。
冬用のコートもね、
スペクターでボンドがメキシコから帰ってきて、
あの、あそこ、
MI6に、Mに呼ばれて怒られるシーンがあるんですよ。
何やってるんだと。
バカンスでしたって。
お前はしばらく停職だって。分かりましたって。
ここってMI6の中庭を歩く15秒のシーンがあるんですよ。
その時着てたコート作ってたら作ってくれるんですよ。
え、すっごい。
そういうのね、ベイビーのコート作ってくれて。
出来ましたって言ってありがとうございます。
これこれって言って。
じゃあこの曲は、
主題歌?今回ですか?
カジノ・ロワイヤルの。
こだわりいっぱいで、
ありがとうございます。
こっちの話もラジオで沢山したかったけど、
細かすぎて分からない。
じゃあ、次、10時にまた。
10時にお待ちしてます。
この間時間中抜けですもんね。
お腹仕事ですね。
10時にお待ちして。
情緒とかとお待ちしてます。
場所も送りましたもんね、私。
写真撮ったんですか?
もう一枚行きまーす。
ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
次のゲストの方ってご存知ですよね?
多分ね、夜の10時もいることは言うんですよ。
夜の10時もいることは。
プラノワイン。
今ワインのいろんなコーサルをやっていて。
はい、いいですよ。
大丈夫です。
あと思いなかった。
もう一回。
あと15秒。
面白いですね。
すっごい面白いです。
こだわりがすごくてね。
ちょっと待って。
はい、なんかね、田村さんのお話楽しかったですよね。
さて、楽しくてまだまだ聞きたかったし、
まだまだお話したいことがあったそうです。
田村さんありがとうございます。
さて時刻は16時を過ぎました。
ここからはポロコの情報をいろいろお話したいなと思います。
今月のポロコですね。
発売中のポロコは9月号。
じゃん。
こちらになりますが、
ポロコ9月号は
札幌10区のすべてを網羅。
1000人が選んだ札幌のいいお店という
タイトルになっています。
実はポロコにちょっと書いてるんですけど、
ポロコは28周年。
この号が創刊記念号になります。
28周年記念として
皆さんにご協力いただいて
すごく豪華なプレゼントがいっぱい入ってるんですよ。
例えば
新千歳空港を台湾行きの往復旅行に
新千歳空港を台湾行きの往復航空券とか
あと
ホテルとか温泉の一泊二食付きのペア宿泊券なども入っているんですけども
例えばおいらせ渓流ホテルですね。
おいらせ渓流のふもとにあるようなホテルとか
貝ポロコとか
新しいホテルとか
湯本小金沢とか
さっき言った私が大好きなサウナが
売りになってるホテルとか
プレゼント盛りだくさんで
そのプレゼントはポロコのアプリから応募していただけます。
アプリはダウンロードは無料ですので
気になるなって方は
ぜひダウンロードして応募してください。
ポロコの実際の関東特集自体は
1年間で
ポロコ読者の方からいろんな
お店についてアンケートを取ってるんですけども
それが今1000人以上になっているんですけども
その人がどんなお店に行きたいかとか
どういうコンテンツが気になるかっていうのを
いろいろ声を通っているんですけども
そこで皆さんの声をもとに紹介している一冊なので
普段ポロコじゃ全然登場しないようなお店がいろいろ載っています。
あとこういうお店知りたいっていう声にも応えていますので
これはねちょっと私自身も読んでて
なかなか取り上げないお店なので
面白いなと思うんですけれども
札幌のいい店
すごくシンプルで分かりやすいタイトルかなと思いますが
発売中のポロコ9月号もぜひチェックしてください。
その中で私がやっているコーナーが
この今月のひと皿というコーナーがありまして
こちら今回紹介しているのが
南市東にありますポトゥイユというレストランです。
こちらはとにかく雰囲気がいいんですよ。
時間が緩やかに流れるような素敵な空間で
今年の4月にシェフが変わったんですけれども
そのシェフが長年フレンチのホテルで作っていたシェフなんですけれども
その方が手がけるワインにぴったり合うようなお料理が味わえます。
そこのブルーチーズのペンネリガーテ
ブルーチーズが香るペンネを紹介しているんですけれども
ワインにぴったりですしお酒好きにはぜひ行ってほしい。
あと雰囲気が本当にいいので
デートでもそして女子会とかにもお勧めだ
ポトゥイユというお店を紹介しております。
そして最後にポロコは雑誌でももちろん読めるんですが
今アプリでプレゼントを応募できますよとお伝えしましたが
アプリも今あるんです。
なんかね、農家さんとのいろんなやりとりがあったというのを
一緒に飲んだ時にお聞きしたんですけど
それはその辺りからやり始めたんですか、栽培の。
栽培の担当になった初年度に
農家のお父さんたちとやんやんやってですね
だいぶお叱りを受けながら
皆さんにご理解をいただいたという1年がありましたね。
だからそれまでは醸造をメインでやられていたけど
本当に武道自体、作るところ自体から
関わるようになったので
武道の農家さんたちとの接触が増えてきたということですね。
言える範囲でどうやんややんやがあったのか
教えていただければ。
やはり武道は買い入れするんですけれども
その時に品質がある一定レベルのものじゃないと買わないというルールがあるんです。
糖度であったり、あるいは病気がついていたらダメだとか
未熟なのダメだとかってあるんですけれども
やっぱり人によってはそこがきれいに選別されていないで
そのまま出荷されるケースがあるんですけれども
そういうのではいわゆる作れないと
徹底的にそれを弾いてですね
農家の方々に返したんですけど
そんな人はフランのワインシールドに今まで誰もいなかったようでして
今まで誰もいなかったと
それがですね
今まで良かったのに
なんで急にお前が担当になってからダメなんだ
急に担当になって1年目からやり始めたってことですよね
それで皆さんから大分おしっかりを受けて
やり方も悪くてですね
いきなりもうダメだって100%シャットアウトしたけれども
皆さんは良いものを作りたいと
それなりに頑張ってやってきたところの
思いは全く汲み取らずに
ダメなものはダメですと
やったところで大分おしっかり受けたんですね
さっきね引っ込み事案な子供時代って言ってたのに
全然ここから強気エピソードが入ってきているんですけど
やっぱりもうそこは
美味しいワインを作るためにはっていうことなんですかね
そうです
そうこうしてきて
やっぱり高橋さんが入ってきて
そういう交渉もあったからっていうこともあると思うんですけど
フラのワインがこう変わったっていうこととかはあるんですかね
そうですね
まず農家の方々の意識が変わったかなと思うんですけれども
非常にそのやりとりがあった後以降ですね
そういう良くないブドウは全く入ってこなくなって
それとともに畑もものすごく綺麗になって
もう皆さんちゃんとしたブドウを作ろうという努力をしているというのが
よく見えるようになって
基本的に入ってくるブドウの品質がかなり良くなったというのが
大きなポイントだと思いますよね
だからそうやって初めは反発されたと思うんですけど
それをどうやって自分の良いと思うブドウを作ってもらえるように
お願いして
していけたんですか
そこもですね
多分今まで誰もやったことないことの一環なんですけれども
冬の間に農家一軒一軒訪ねまして
ちょっとそのままじゃまずいなと思って
ちょっとお話聞いてもらえませんかと一軒一軒行ったところ
中には話すことないってドアバーンと閉められたところもあるんですけど
とりあえず聞いてくれと
こういう理由で良いワインを作るために必要なんです
その方々も怒ってた方々もそれは分かると
俺たちだって良いものを作ろうと思って頑張ってる
だけどいきなりダメだって言われたらこっちも腹立つだろう
おっしゃる通りです
それはやり方が悪くて申し訳ありませんでしたと
頭は下げましたけれども
でもこれからはこういうものづくりをしないとやっていけないんです
という話をして
大会の人たちはそれは分かったという風になって
実はそこから毎年農家の家を訪ねるという形にしたんですよね
一軒目怒ってたおいちゃんとかも
2年目来たらよく来て上がってけ上がってけって
また話が長くなったぐらいにして
締めには孫の話が始まったりして
非常に距離が近くなって
こっちからのお願いもしやすくなったし
皆さんからご意見もいただきやすくなって
家事の疎通がかなり取りやすくなったってなりますよね
でも今までやってなかったからなっていうところもありますし
なかなかできることじゃないと思うんですけど
冬はちょっと暇な期間だからですか?
そうですね、農家の方々は比較的時間を取っていただけるので
何軒ぐらいですか?
最初やった当時は多分30何軒より逆だったと思います
それを一軒一軒っていったら数ヶ月かかりますよね
時間はかかりましたけれども
それがあったからこそ今があるというふうに思います
それは本当にすごいことだと思います
そこまでやっぱりしないと
一緒に同じ方向を見れなかったんじゃないかなと思うんですけど
そうやってちょっとずつ質の良い葡萄が入ってくるようになったということなんですが
高橋さんはワイン作り、フランの先生とやられていたワイン作りへのこだわりとか
何かあれば教えていただきたいんですけど
私は全くこだわりみたいなのがないんですよ
そうなんですか?
そもそもお酒好きな人生ではなく
ワインも飲んだことないところからフランのワインに来てやっているので
ワインってこういうものでしょってイメージが何もないんです
なるほど
逆に白いキャンバスに自分で絵を描いている途中みたいなものでして
それも一つ一ついろんな人がいろんなことを教えてくれるんですけど
正しいことを教えてくれる人もいれば
そうでないことを正しいと思って教えてくれることがあったり
そういうの結構最初の頃にあったので
これはダメだなと
自分で全て検証しようと
人から聞いた話を鵜呑みにするのはやめようということで
自分がいろいろ見聞きしたことをさらに検証しつつ
思いついたことをさらに試験していて
良かったことを採用してという
これの繰り返しをずっとやり続けているんですよね
なるほど
お酒あんまりって言ったけど
すごい私、坂井さんに知り合ってから
めちゃめちゃ飲むイメージしかなくて
ちょっと今意外だったんですけど
ワインをどんだけ一緒に飲んだんだろうという感じなんですけど
そっか、だから結局始めはこだわりはなく
検証してだんだんだんだん
今というか少し前までの鵜呑みのワインの形にしていったという形なんですかね
はい、では一曲挟んでまだまだお話聞いていきたいと思います