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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、結構前にSNSでポストしたんですけど、
名曲とかね、名番とかね、まあいい曲、いいアルバムとかね、
そういう分類に似た分類で、名イントロ、イントロが良い、すごい良い、歴史に残る良いイントロっていうのがあるんですよね、名イントロが。
その名イントロの価値っていうか、というのを最近よく感じてて、
例えばポップスで言えば、皆さんが知っているのって何なんだろうな、例えば自分の世代でいけばミッシュチルの
トゥモローネワーノースとかね、イントロすぐ思い浮かぶ人は思い浮かぶだろうし、若い世代の人はあんまり知らないかもしれませんけど、
ピアノでタンタンタンタンタン、タララララン、タラララランってあるんですよ。結構長いんですけど、
タンタンタンタンタン、タララララン、タラララランって言って、ルルルルルルルルって言って、ちょっと長めに言ってから、櫻井さんがとどまることを知らないって言うんですよね。
そのイントロがあるから、曲がすごいグッてそこに引き付けられるっていうかね、曲に引き付けられる魅力が出るっていうか、
そういうメインイントロの価値が、最近特に価値あるなって思ってて、
最近やっぱサブスク音楽サービス文化なんで、デジタル文化なんで、CD1枚にじっくり向き合うっていう風習というか習慣がなくなってきてますよね。
もう一曲聴いて、どんどん次行くみたいな。曲も短くなってるし、タイパー時代っていうかね、タイパーを意識するがあまり、ファスト映画とかね、あったりしますけど、
音楽もどんどん無駄を省いて、どんどん本編に行って、作曲をどんどん終わらせるみたいな、どんどん短くなっていくっていう風潮にある中で、イントロもどうしても軽視されてるっていうかね、そういう傾向があるんでしょうね。
で、最近イントロなくしてる曲が多くて、名イントロっていうイントロにすごい価値があるっていう事実があるにも関わらず、イントロなくしちゃう曲があまりにも最近多いんですよね。
だからイントロなんかどうでもいいから、どんどん始めて、どんどん終わるよみたいな、そういうスタイルが多いんですよね。
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で、曲作りする時もやっぱりそれに、身毛ならえで、イントロなくしちゃおうっていうね。イントロなし。イントロなしでもう曲いけない入るよっていうように作ろうとしちゃうケースがやっぱり多い。
私もイントロがない曲がね、K-POPとかね、スパッと始まってスパッと終わる気持ちがあっていいなと思う反面で、イントロなくすってことは賛成できるんですけど、それとも別の視点として名イントロっていうイントロの価値っていうのがあるんで。
だから私が言いたいのは、イントロなくす昨今のタイパーでなくしちゃうっていう、そういう文化に疑問を持たずに。
あとね、イントロ結構考えるの大変なんで、考えるの大変っていうのを上手く今のタイパーにすり替えて、イントロなしでいいよねっていう風にやっちゃわないで、この曲にイントロあったらいいかなって一回立ち止まってほしいみたいな。
そんな風に思ってますね。イントロの価値がある。だからイントロで曲にすごい引きつかせることができるというその事実があると。だから曲作るときにイントロを考えるの大変とか思いつかないとか、そういうのを上手くすり替えてイントロなしなしっていう風に一気にいっちゃうんじゃなくて、なんかイントロあった方がいいかなって立ち止まって、その立ち止まったことによって曲をより良くすることも一度考えてみてほしいみたいな。
そんな風に思いますね。で、やっぱり願わくばイントロは作ってほしいっていうか、短くてもいいんであった方がいいんじゃないかなって私は思います。私は割と自分の曲作るときはイントロ結構作るんで、メインイントロの価値をよく理解してるんで。
イントロって曲に向き合ってもらう準備期間みたいな、そんな感じなんですよね。で、ワクワクするっていうか、曲が始まるぞっていう気持ちになれるっていうかね、そのイントロがあることで。そういう要素もやっぱあるんで。だからやっぱイントロはそんなに長ったらしいものじゃなくてもいいんで、短いものでもいいんでやっぱあった方がいいですよね。
で、そのメインイントロの例で、さっきミスチルの例えば花火とは。花火もね、もうちょっと前の曲なんであんまり知らない人いるかもしれませんけど、花火はもう一回もう一回って曲ですね。で、花火のイントロはタラランララン、タラランララン、タラランララン、Bメロのメロディーをイントロにしてるんですよね。
で、そういうね、そのBメロ持ってきますみたいな、そういう発想とか。あとは何だろうな、ドリカムのラブラブラブ。結構古いですね。90年代多めになってきますよ、どうしても。ラブラブラブって曲があってね。どうしてって曲ですね。すごくすごくってね。
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で、その曲のイントロが、何だろうな、曲としてはチェンバロみたいな感じで、ちょっとクラッシックっぽい鍵盤っぽい感じの、タララララララってきて、指の指パッチンがパチッパチッって入るんですよね。で、パチッパチッってね、どうしてっていくっていう。
で、そのイントロが三段画面みたいになってて、イントロの中でちょっとドラマがあるっていうかね。そんな風にイントロで結構世界作れたりするんですよね。
そういうアイディアもあり、世界も作れる、そのイントロの深さがやっぱあるんで、だからそれをあまりに何も考えずにイントロなしなしっていう風にしちゃうのが、やっぱね、ちょっと寂しいっていうかね。
名イントロを知ってる側としては、名イントロの価値をよく考えて体感してる側としては、ちょっと寂しさを感じますよね。だから、なるべくそのイントロ作りっていうのを、そんなにおっくいにならずに、イントロでなんかいい世界見せらんないかなとか、そういう風にしてやってほしい。
K-POPの音楽とかも割とね、さっき言った短いんですけど、イントロがあったりするんですよね。ニュージーンズのETAも結構短いけど、パッパッパッパラパってイントロがあったりとか。
あとDITってね、ニュージーンズのDITっていう曲、DITもフーフーフーっていうのが結構長いんですよ。で、フーフーフーであってダダダダダンって歌のが始まるんですけど、そのイントロで、曲に向けあうよっていうね、そういう気持ちにさせられるんで。
だから、再現の曲が全部その辺をカットしているかと思いきや、意外とイントロに力を入れているようなアーティストもいるんで。
その辺も改めてチェックしていただいて。
で、是非名イントロを自分で生み出すんだっていうぐらいの気持ちで、イントロ作りも是非丁寧に向き合ってほしいっていうね。
そんなような話でしたね。イントロについて熱く語るエピソードみたいなね。そんな感じでしたけど。
私はもうほんとね、結構イントロでグッとくる。私のね、個人的に好きなのは、チャゲヤスのラブソングっていう曲があるんですよ。
ラブソングのイントロが良くて、ラブソングはこれ知らない人もいると思う。知らない曲ばっか今日はね、イントロを歌う回になってますけど。
ラブソングのイントロは、ターンターンターンって音が入ってきて、そこからドラマがドスドスと入ってくるみたいな。
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ラブソングも二段構えっぽい感じになってるんですけど。
90年代の曲は結構良いイントロ多いですよね。
イントロ作りの勉強になるし、色々聞いて欲しいんですけど。
そのイントロの良さっていうのを改めて体感していただきつつですね。
その辺を是非、うやむやにせずに向き合って。
それで、やっぱりこの曲は無しで行こうとかね。イントロ無しでいきなり入ろうとかね。
昔の曲もイントロ無い曲ありますよね。
例えばBeatlesのHelpとかね。結構あるんで。No Replyとかね。
だからイントロ無くても全然いいし、無い曲も昔の曲でもあるっていうのも理解できるんで。
考えた上で無しなら無しでいいんで。
一回立ち止まって欲しいっていうね。そんなことを思っております。
というわけで、今回はメインイントロがあるんで、イントロ大事にしてくださいねっていうね。
そんな話をしてみました。お話した内容を是非参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。