コード進行の基本:ダイアトニックコード
耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、
コード進行のちょっとひねりがあるというかね、個性的な雰囲気が感じられるような、
そういうコード進行を作れるようになりたいっていう風に考えている人は、
作曲やってる中で結構多いと思うんですけど、
その辺の作り方というか、どういう発想でそういうちょっとひねりがある進行を作っていけばいいかみたいな、
そんな話をちょっとまた改めてしてみたいと思ってまして、
こないだSNSでそういうポストをしたらそれなりに反応してもらえたので、
皆さんそういう興味は高いのかなと思ってちょっと選んでたんですけど、
コード進行で一番初めに皆さんがなんとなく触れていくものって、
ダイアトニックの基本的にそのキーの音を使ったコードのメンバーっていう風になってくると思うんですよね。
だからまず一番初めのステップとしては、そのダイアトニックコードによるある意味スタンダードな進行、
そういうのを使っていくっていうね、そこから始まるっていう感じなんですけど、
ダイアトニックっていうのはCメジャーで言えばドレミファソラシっていうキーの音があって、
そのドレミファソラシの音を使ってドレミのドレミファソラシの7音を土台にして、
で、3度でね、ドレミのドとミと、ミからミファソでミとソ、
ドとミとソでCっていうコードを作るよみたいな感じで、キーの音を積み重ねて作るコードの標準的なメンバーって感じですね。
そのダイアトニックコードっていうCメジャーの音だけを使って作られたコードのグループか、
そのコードのグループを使って定番のよくある進行っていうのが作られていくんですけど、
その辺をまず初めに使いこなすっていう局面に入っていきますよね。
だから基本的なメロディに合わせる基本的なコードっていう、
そういう用途では定番のそういう進行があればね、こと足りると思うんですよね。
それもよくあるカノン進行とか4536とか1625とか、
そういう定番進行としてよく知られているものがたくさんそういう情報も皆さん教えてくれてますんで、
そういうのをちょっと仕入れながら、
ダイアトニックのメンバーをそういう定番の形として組み替えていくだけである程度そういうのは作れてしまうんで、
割とそこは皆さんね、すんなりと使っていける進行かなと思うんですよね。
個性的なコード進行へのアプローチ:装飾と変形
で、そこからひねりがあるっていうゾーンに入っていくんですけど、
ひねりがあるっていう定番の進行から先にあるものっていうのが2つルートがあって、
で、1つは定番の進行を構造は維持したまま響きだけをちょっと華やかにするっていう、
ちょっと装飾っぽいようなやり方が1つあるんですよね。
定番の中身はそんなに変えないで、中身っていうか、骨組みは変えずに響きを変えるみたいな感じですかね。
サウンドの華やかさを変えるみたいな、それが装飾っていうやつで、
で、もう1個が定番進行にないものをそこに盛り込むっていう、定番進行を本当に変形させるみたいな、
骨組みさえも変形させるみたいな、その2つ、装飾と変形みたいながあるんですよね。
装飾っていうのは、例えばさっきのCで言えばCのコードがダイアトニックコードの3和音っていう3つの音から成り立つコードなんですけど、
それを4つにして7thをそこに加えることができるんですよね。
ダイアトニックコードの7thバージョンみたいな。
7thバージョンのダイアトニックを使うと、さっきのCメジャーキーにおけるCっていうコードはCM7っていう7thが付いたコードになったり、
あとは同じようにCメジャーダイアトニックのAmっていうコードがAm7っていうコードになったりとか、
とにかくそのコードに7が付いてくる、メジャー7か7が付いてくるって感じなんですけど。
で、その7thバージョンの方のダイアトニックコードを定番の進行として使うっていう発想が持てますよね。
定番進行なんですけど、定番進行の安定感というか親しみやすさというか説得力っていうか、それもあるんだけど、
さらにそのサウンドがちょっと7thで華やかになってますよみたいな感じの方に持ってきますよね。
で、同じようにその7thから例えばテンションとかね、よりさらにそこに9thを足すとか、
あとは7thを何だろうな、9thもそうだし11thも13thもその他のテンションもそうだし、
フラット9とかシャープ9とかそのテンションそのものをまたちょっと変形させるっていうね、そういうのもあるんですけど。
あとはそのコードをちょっと中身を組み替えて、分数コードとかって言われるやつで、
Cメジャーなんだけど、Cのコードなんだけど、ルート音をCじゃなくてEとかにね、ConEとか。
でドミソっていうメンバーは同じなんだけど、Cっていうコードのね、その本体の構成音っていうか構造化は同じなんだけど、
ドじゃなくてミの音をベースに持ってくる。それはConEっていうコードになったり。
それも何となく響きが変わってくるんですけど。
そういうふうにしてサウンドを装飾っていうか、響きをコントロールするみたいな感じかな。
っていうのがまず一つ方向としてあると。
で、それは装飾方向じゃないですか。それが一つのルートで。
で定番を装飾するだけでもそれなりにサウンドとしてはちょっと個性的な感じっていうかね。
より三和音の定番よりはちょっとアイデアが一個そこに入っているような感じになるんですよね。
で、それとまた別のルートで定番進行そのものを変形させちゃうっていう。
装飾と変形の組み合わせと応用
そこにないコードを入れるっていうのがあって。
それはもう本当にさっきのCで言えばCからAmっていくんですけど。
C、Amの間に謎の例えばCシャープディミニッシュとかね。
そういうのを入れちゃうとか。そういうBフラットディミニッシュとか入れるとか。
そういうやつが変形のやつですね。
で、そこの変形はある意味ちょっと装飾よりはちょっとレベルが高いっていうか。
装飾は単純にダイアトニックのセブンスとか分数コードとか。
テンションをちょっと踏み込むところなんですけど。
その辺のことを考えながらやれちゃうんですけど。
変形は全然違うものをそこに盛り込まなきゃならないんで。
ちょっとここなんか別の知識がいるんですけど。
そういうノンダイアトニックコードって言われるものをそこに盛り込むっていう。
そういうフェーズがありますよね。
だから定番があり、そこから枝分かれして装飾方向と変形方向があるみたいな。
ダイアトニックのメンバーから定番を使って進行を作り定番をより華やかにするのか。
定番の響きを豊かにするのか。
あるいは定番をもうちょっと変えちゃう、変形させちゃうのかっていうルートがある。
それで2パターン、枝分かれするじゃないですか。
さらに、そこでも結構それなりに個性的なものは作れるんですけど。
そこから最後、最後と言ってもいいかもしれませんが、装飾と変形を組み合わせるっていうのがあるんですよね。
だからセブンスとか響きもそこそこバリエーションがあって。
さらに定番進行の骨組みさえも変形できてるみたいな。
ってなると、もうかなりコードとしてはひねってある感じっていうか、あんまり定番として見ないようなものとかが出てくるっていうか。
それも元をたどると、つまりは定番だったりするんですよね。
だから世の中にあるすごい謎のコード進行、難しいなって思うような見た目からしてもよくわかんないような進行。
何なのかっていうと、それを紐解くと結局定番の進行を響きを華やかにして、定番進行にないコードをそこに盛り込んで、
人アイディア加えたような、そういう発想でできてたりするんですよね。
だから最終的なすごいひねりがあって、特徴的な進行っていうと、おそらく最後の装飾と変形を組み合わせたようなものを皆さんイメージすると思うんですけど。
だからそこに最終的にできれば行きたいっていうか、使えるような作曲体力というか筋力というかみたいなものは持っていて、それを使うか使わないかはその時々でいいと思うんですけど。
そういうことを目標にしたいじゃないですか。
そのためにはまず定番を知って、定番の前にダイアトニックを知るっていうのがまずあるんです。
ダイアトニックを知って、ダイアトニックを使った定番を知って定番を作れるようになって、
今度はそこから2つのルートに枝分かれしする定番を装飾する、セブンスとかテンションとか分数とかそっちで装飾するパターンと定番にない音を入れる、ノンダイアトニックを入れるっていう1つのルートがある。
装飾と変形ってルートが2つあると。
で、さらにその先に装飾もするし変形もするよみたいな、そのルートがあるみたいな、そんな感じですね。
だからそのルートをちょっとイメージしてもらうと、最後の目標になり得るすごい個性があるというか、特徴的なコード進行っていうのがイメージできると思うんで、そこまで向かっていけると思いますんで。
ぜひですね、そんなルートで。
もし今定番を使いこなせているんであれば、それをセブンスにするとか、そこにないコードを入れるとか、そういうところに踏み込んでいけばいいし、定番さえも使いこなせていないなら、まず定番を使いこなすところから入っていくとかね、ノンダイアトニックをまず知るところから入っていくとか。
定番のセブンスも使えてるし、装飾もできてるし、変形もある程度できてるっていうんであれば、今度それを組み合わせて、もう結構自分なりにいろいろアレンジしていくっていうところに入っていけばいいし。
そんな感じの段階で考えてもらうとですね、個性的でひねりがある進行っていうのを作っていけると思いますんで、ぜひそんなステップでやっていっていただければというふうに思います。
そんなわけで今回はちょっとひねりがあるコード進行の作り方というか考え方についてお話ししてみました。
お伝えした内容ぜひ参考にしてみてください。では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。