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こんにちは、さきです。今日は、仕事とは、要するに愛だ、というテーマでお話をしていきたいと思います。
この言葉なんですけれども、私がまだ20代の頃、会社員として働いていたときに、先輩からいただいた言葉です。
私は会社員として3回転職をして、4社経験をしていて、今はフリーランスなんですけれども、その3社目の会社で尊敬する先輩からいただいた言葉です。
まだ、違う会社から未経験だった広告会社というところに転職をしてきて、アシスタントというようなところからやっていた時代にもらった言葉なんですけれども、
最近、この言葉に立ち返るというか、この言葉をよく思い出すし、周りのですね、それこそ同年代の30代の方から、今、自分がやっていることが愛せないんですけど、どうしたらいいでしょう、というような
相談を最近受けることがよくあるなと思っていて、多分、この仕事を愛せるかどうか、仕事とは何なのか、みたいなことって、すごくですね、ある一定年齢を重ねてくると考えることなのかなというふうに今思っています。
それこそ、その先輩がこの言葉を私にくれた時も、多分30代、40近かったけど、30代ですね。
一定その仕事とは何ぞや、仕事に対して真剣に向き合ってきた人っていうのは、多分この仕事を愛せるのか、仕事を愛しているのか、みたいなところって、一つテーマになってくるんだろうなというふうに思っています。
この20代の時に聞いた時は、そんなに深く受け止めていなかったんですね。
ちょっと何の文脈で言われたか忘れてしまったんですが、会社のコピー機の前の作業台で、多分クライアントに持っていく提案資料を整えている時、出力したものを整えながらお話をしていた時に言われたんですけど、
要するに愛なんだよ。その先輩はすごく細かいところまで目を配る人でした。どうしてそこまでできるんだろうなって思っていて、それは体力的にも当時、夜中の3時まで会社に居残りするみたいなことがよくあって、
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そういう状態でも、きちっとお仕事をしていく方で、多分コピー機の前だったので、簡単な作業をしていた時だと思うんですけど、そういう時にも、こうしたらクライアントさんが資料が見やすいんじゃないかとか、そういう流れだったと思うんですけどね。
そういう一見つまらないと思えるようなことを一つとっても、相手の立場にどれだけ立って考えられるか、それはすなわちお客様のことをどれだけ愛しているかということが現れてくるんだよみたいな、そういうお話だったかなって思うんですけど。
でも、本当にそうだなと思っていて、これをやったら、相手、クライアントは喜んでくれるんじゃないだろうか。今、これをくださいって言われていないけど、これをお渡しした方が、この人は前に進めるんじゃないだろうか。
ここまで言われていないけど、ここまでやってあげた方が、クライアントは喜んでくれるんじゃないだろうかっていうふうに、目の前の相手をよく観察して、その人に必要なことは何かっていうのを自分なりに考えて行動する、与えてあげる、そういうことが仕事なんだっていうことだと理解しているんですけど。
だから、本当に目の前の人をよく観察しなさい。それで自分ができることをやりなさいっていうことだと思うんですが、これってすごく仕事の本質をついているし、これが自発的にできる状態っていうのが理想の仕事の状態だなと思うんですね。
私たちは人間なので、感情ってあるじゃないですか。すごく愛せる相手だったら、そういうことをしたいなって思えるはずだし、たぶん気づけるはずなんですよ。
ちょっと変な例え話をすると、今日ですね、夕方ぐらいにお散歩をしてたんですよ、家の近所を。
陸道を歩いて、片道40分ぐらいかけて歩いて、ちょうど夕方だったので、近隣に住んでいるマダムたちがワンちゃんを連れていっぱいお散歩をしてたんですね。
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その時に何人かのマダムと何匹ものワンちゃんが集まっている集団のところを通り過ぎた時に、この子は丸顔だからみたいなお話をしているのが聞こえてきて、丸顔とかあるんだみたいなのがすごい衝撃だったし、愛おしいなって思いながら通り過がったんですけど、
トイプードルかな、私の目からすると3匹とか飼っている方だったんですけど、犬ってピキであってましたっけ、トウでしたっけ、いたんですよ。
犬を飼ったことがない人、私から見るとみんなトイプードルっていう人くくりなんですけど、やっぱりそのワンちゃんを愛して日々接している方からすると、この子は丸顔っていうふうにちゃんと区別がつくし、
たぶんこの子が喜ぶのはこういうこととか、この子はこういう性格だからこういう関わり方の方がいいなとかわかるんですよね。それって愛だなと思っていて。
でもそれをマダムは丸顔ちゃんにやっているときに苦しいかって言ったら、たぶん全然苦しくなくて楽しいとかなんですよ。たぶん喜びを得ている状態になっていて、それが理想の状態だなっていうのを思ったんですね。
愛をもって接することができるから、相手のことがよく観察、観察というか洞察できる。もっと喜ばせてあげたいとか、より良い関係を築いていきたいと思うから、じゃあそのために必要な行動は何だろうというふうに自分で考えてアクションしていける。
相手もそれをありがとうというふうに喜んでくれる。これが相互ハッピーな状態、これが理想の仕事だなというのをすごく思ったんですね。
だから最近よく寄せられる今やっている案件が愛せなくなってしまったみたいなのはやっぱりすごく重要な問題だなというふうに思っていて、どうしたら愛せるのかとか、そもそも愛すべき相手なのかどうかとか。
そうじゃないんだとしたら、相手もそうですし、やっている内容を愛せるのかどうかというのもありますよね。
そこに違和感を持ったのだとしたら、何か今のお仕事の仕方なり、相手なり環境なり、何かが多分合ってないんだろうなと思っていて。
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そこの愛せるというところにバチッとはまったら、すごく、もちろん仕事なので苦しい局面とか汗かく場面はあるんですけど、
でもそのかく汗がですね、嫌な冷や汗とか油汗じゃなくて、運動をしてはーきつかった、きつかったけど疲れたけど爽快な汗をかきましたみたいな、そういういい汗のかき方になっていくと思います。
そういうお仕事にはきっと出会えると思っています。
はい、なのでもしですね、今自分のお仕事のモチベーションがすごく下がっている方っていうのは、これは本当にモチベーション動向というか、愛せるものなのかっていうところを考えていけるといいんじゃないかなというふうに思いました。
はい、いかがだったでしょうか。
今日のお話が何か考えるヒントになれば幸いです。
それではまたお会いしましょう。またねー。