無理ゲーなプロジェクトの特徴
こんにちは、さきです。
今日はですね、無理ゲーなお仕事の見極め方についてお話をしていきたいと思います。
はい、ちゃんと考えているのに、一生懸命やっているのになぜか全然進まない仕事ってありませんか?
はい、例えばですね、もうかれこれ1年以上定例会を毎週毎週重ねているけれども、何にも決まらない。
あとは関係者の中にこうちょっと敵対視している人がいて、もうあの物事を前に進めるっていうよりかは、もう相手の意見をとりあえず反対するみたいな。
とりあえず反対意見を言ってみるみたいな、なんか国会かな?みたいな感じの案件だとか、
あとはですね、こう一生懸命提案を考えて持って行って、お打ち合わせの場でクライアントさんにお話をして、
じゃあこれで進めましょうねっていうふうに握ったはずなのに、次に会った時に決まっていたことが巻き戻る。
これが日常的に起こっていく延々と続く先祖帰りプロジェクト。
もうですね、現場はアイデア100本ノック祭りみたいな感じで、もう触れません。もう腕が痺れました。
これいつまで続くんですか?みたいな、そういうプロジェクト。
これですね、本当に苦しいですよね。
で、こういうことが起こった時って、つい自分を責めてしまいがちですよね。
自分の説明の仕方が悪かったのかな?とか、準備が足りてなかったのかな?とか、何か分かりにくかったのかな?とか、
もう少し頑張れば何とか前に進めるだろうか?っていうふうにですね、頑張ってもがくんだけど、
まあなかなか前に進まないっていうことですね。
これですね、これ辛いですよね。
でもですね、それはもしかするとあなた個人の問題ではないかもしれません。
仕事には頑張れば進むものと、頑張っても進めない、難しいものっていうのがあるんです。
今日はですね、その違いについてブランナーの視点で整理をしていきたいと思います。
成功するプロジェクトの構造
改めましてこんにちは、さきと申します。
広告業界出身のフリーランスです。
私は会社員時代を含めると7年以上でコミュニケーションブランナーというお仕事をやってきました。
本当にいろいろなプロジェクトに携わってきました。
年単位、億単位のプロジェクトもあれば、数ヶ月単位、数百万円単位のプロジェクトもありました。
代理店さんを挟むプロジェクトもあれば、クライアントさんの社長やCDOの方々と直接お取引をする案件など、いろいろなお仕事というものに携わってきました。
そんな中ですね、1年かけても何にも変わらなかったなっていうお仕事もあれば、3ヶ月でものすごいスピードで進んでいった、そんなプロジェクトもありました。
で、こういったプロジェクトの何が違うんだろうっていうことを考えていったんですよね。
運とか感情論とか根性でどうにかとかそういうことではなくて、明確な一つのことにですね、気づいたんですよ。
それが構造の違いです。
どういうことかっていうのはですね、ちょっと具体例を交えてお話をしていきたいと思います。
例えばですね、ある会社で社内の制度を見直すっていうですね、そういうプロジェクトがありました。
これですね、最初はすごく熱量高く見えました。
毎週毎週集まって、こうだったらいいよね、ああだったらいいんじゃないか、いろんな意見が出ていました。
でもですね、何にも決まらないんですよ。
で、そのうちだんだん場が硬着していって、だんだん苦しい雰囲気になっていく。
もう何十回と回を重ねるうちにだんだん限界が見えてきたっていう部分がありました。
そんな感じ。
で、結果ですね、2年かけてもほぼほぼ何も変わらなかった。
ちょっと苦い思い出です。
でもですね、うまくいかなかった理由、そのなかなか何も変えることができなかった理由っていうのはすごくはっきりしているんですね。
何かというとですね、構造でした。
構造ですね。決められない構造だったということなんです。
どういうことかっていうと、プロジェクトに参加した人全員が当事者だったんですね。
言ってみたら全員が利害関係にあるっていうことで、何かを変えたいっていう時って何かを捨てなきゃいけないですよね。
何かを採用する、決めるということはそうではない。
他のものを削るとか捨てるとか、もう何らかする必要があると思うんですけど、
Aっていう意見を採用すると、こっちのBっていう立場の人が不利益をこむる。
Bを維持しようとしたら、Aの人たちにとっては何も変わらないっていうような、そういう構造になってしまっていた。
つまり何らか変えようとすれば既得権益を手放さなければいけない人が現れる。
そんな構造になっていたんですね。
全員の合意を取り付けるのは絶対的に無理ですよね。
だからといって多数決っていうのも。
となるとですね、決定権者が当事者だと大幅な改革っていうのがどうしても難しくなってきます。
これはもう当事者すぎて、っていうことなんですよね。
大きな反対の声っていうものに会うと、結局中央に落ち着いていくということは、ほぼほぼ何も変えられないっていう事態になっていくのが必然だったっていう、そういうことになるんですね。
改善のための視点
こういったケースではですね、外部の人を連れてこないといけなかったということなんですよ。
大幅な改革をしたい時ってどうしても難しい、痛みを伴う決断になるので、外部から人を呼んで引っ張ってもらうとか、
内部の利害関係にある人だけ、プロジェクト内部の人間だけで決めるのではなくて、その利害関係にない第三者っていうものを連れてきて決定をするっていう、そういう構造にする必要があったということなんです。
他にもですね、例えば本当に大きな会社さん、縦割りになっていて各部署の担当者が連携できないとか、その全体を変えるプロジェクトにしたいけれども全体を見る人、全体に責任を負う人が不在のプロジェクトであるとかですね。
これよくある現象なんですよね。うん、なんですけどそういうのって構造的にとても無理がある、そういうお仕事になってきます。
一方でですね、似たテーマでも3ヶ月でバーって進んでいった、そういうお仕事もあります。
何が違ったかというと最初からですね、決定権者がそこにいた、もう全責任は自分が取りますっていう人がそこにいた、決めてトップダウンで下ろしていきますよっていう体制になっていたとかですね。
意見をヒアリングする場には当事者も呼ぶけれども、何か議決するときにはですね、本当にキーマンとなる経営者、そうですね、だけで少人数で決めていくなど、そういう組織構造でプロジェクトが進められたときですね。
はい、さまざまなプロジェクトを通じて本当にですね、感じることは無理ゲーな仕事には共通点があるなっていうことです。
それは個人の問題ではなくて構造の問題ですね。構造に無理があるということです。
ですので、頑張っても状況が変わらない、プロジェクトがいくら働きかけてもなぜかスタックしてしまう、そういう時にはですね、自分自身の努力とかアプローチ方法っていうのを見直すのもそうなんですが、
同時に相手さんのですね、構造がどうなっているのか、そこも併せて冷静に見てほしいなって思います。
で、プランナーとしてですね、それは無理ゲーなのか、それとも頑張って続けたらきっと面白いことになるっていうふうに判断をするのか、その判断プロセスですね、ちょっとお話しして終わりにしたいと思います。
まずやってほしいのは構造を見るということですね。
次にスコープを切り直すということです。
例えば100のことをしたいんだっていうふうにクライアントの担当者Aさんという方があなたにご相談をしてきてくれたとします。
ぜひやりましょうって言ったとする。Aさんもすっごくいい人だったりするんですよね。
だけど、蓋を開けてみたらとか、よくよく話を聞いてみたら、Aさんにその権限ないなっていうこともですね、起こりうるんですね。
そう、つまりAさんの気持ちとしてはやりたいかもしれないけれども、実際の裁量権は100のうちのここまで50っていうところまでですよっていうことがわかったとします。
その場合ですね、感情論とか根性論とかそういうことではなくて、Aさんよりも裁量権が高い人、つまり100まで責任を負える人を連れてきていただく。
Aさんにお願いしてこの100までOKって言える人を連れてきてくださいってご依頼をするか、Aさんのここの範囲で擦り合わせるっていうことですね。
100、やりたいかもしれない。
でも、今現実的に50っていうところですね。
今回は50までにしましょうっていう風に扱えるサイズに仕切り直すっていうこと。
このどちらかを試してほしいなと思います。
はい、で構造を見ました。構造を見た上で交渉もしました。
それでもダメなら、もうここはですね、線を引くっていう判断も時に必要だと思います。
これはこれ以上構造上無理ゲーだなっていう判断をするということ。
はい、お仕事にはですね、頑張って何とか前に進める、何とかなるお仕事と何ともならないお仕事っていうのが正直あると思います。
この見極めって、特に最初のうちは難しくて、ついですね、マリアな人ほど、やっぱり何でしょうね、自分を責めたりしがちなんですけれども、その構造的にいけるかなっていうことは冷静に見極めてほしいなって思います。
大事なのは、どんな構造になっているっていうことを見極めることですね。
そしてですね、物事を構造から見るっていうこの視点ですね、これを鍛えること自体がブランナーとして大事な力になってくると思います。
はい、いかがだったでしょうか。
今日はですね、無理ゲーなお仕事の見極め方についてお話をしてみました。
本日のお話がですね、何かヒントにしてもらえたらとっても嬉しく思います。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。
また別の動画でお会いしましょう。
かきでした。