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こんにちは、さきです。6月の第一月曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はですね、あと20分ほどしたら生骨院にメンテナンスに行ってくるので、ちょっとその前にお話をしたいなと思っております。
はい、今日のテーマはですね、ちょっとどうしようかなと思っていまして。
というのも先ほどですね、朝の散歩をしながら、5月にちょっといいなと思ったルートがありまして、朝家を出てカフェに行って、カフェの外ベンチで収録をするっていうのが結構ですね。
視界が開けているし、目の前が芝生とか緑なので気持ちいいなと思っていたので、それをやろうと思っていたんですけど。
今日は京都で運動会。運動会じゃなくて体育祭か。
昨日日曜日は近隣の小学校がみんな運動会をやっていたみたいです。
それでちょっと朝も昼も街がどこ行ってもごった返しているという感じだったんですけど、
今日は京都で近隣の高校が体育祭をやっていまして、もうその声がですね、わーきゃーってものすごい盛り上がっていまして、
あのー、なんだっけな。
騎馬戦とか。
騎馬戦やってたみたいです。
今時、騎馬戦をやる高校って珍しいわね。どこもかしこも禁止されているのに、みたいなことをお話しされていたマダムがいらっしゃったので、
騎馬戦やってたんだと思います。
どうでしょうね。私が中学生、高校生の頃はまだ騎馬戦やっていましたね。
やっぱり怪我はしやすい競技なので、救急車が来てた記憶はありますね。
なんですけど、今はそうなんだと思いながら、ちょっと大変な盛り上がりだったので、さすがにこれラジオ撮っても何も聞こえなくなりそうかなというか。
そうですね、と思ったので。
じゃあちょっとカフェは諦めて、近所の公園に行きましょうかと思って、近所の公園に歩いたらですね、それはそれで幼稚園?保育園?
なんかカラフルな帽子をかぶったちびっ子たちがいっぱい、わーわーキャキャーって数十人いまして、何事?と思ったんですけど。
4月、5月の時はまだそんなに人はいなかったんですけど、何でしょうね、急に人が増えたのか、それともやっぱりちょっと出る時間が遅かったからなんでしょうかね。
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今本当に朝方の生活を何時ぐらいにするのがいいのか、何時ぐらいだったら人が少ないのか。
でもあんまり早すぎてもまだ公園もカフェもどこも空いてないみたいなことになっちゃうので、今ちょうどいい時間帯ってどこなんだろうというのを日々探しています。
で、実は撮ってたんですよ。
反骨精神って大事だよねっていうテーマで結構語ってたんですけど、今ちょっと声とかいろいろ入っていたので、ちょっと断念して今ですね。
そうだな。
マニュアル。
マニュアルって今後価値なくなっていくよねっていうそんなお話にしようかなと思ってます。
はい、マニュアル。
どうでしょうか。
何かと言いますと、自分がですね、若い頃、若い頃というか30くらいまでの時は仕事って何かマニュアルがあると思ってたんですよね。
マニュアル、どうですか。
法廷式っていうんですかね。
で、私は広告業界でプランナーとして働いていたんですけれども、当時いた3社目の会社ではプランナーっていう職種がですね、前例がなかったんですよ。
というのも代理店ではなくて製作会社にいましたので、製作会社にはプランナーっていうものはもともと必要なかった。
プランニングをするのは代理店の人たちのお仕事で、製作会社は製作の部分、クリエイティブの部分に特化した、そういう分業体制が長らく続いていたんですね。
そこからちょっと代理店を挟まずに事業会社さん、クライアントさんと直接お取引をするということで、そうなると自社、私のいた会社にもプランナーが必要であるという話が持ち上がり、プランナーの部署が作られました。
当時、私と先輩と上司の3人だけ、数十年間プランナーなしでやってきた会社の初プランニング部署というものが立ち上げられたのですが、そうすると日々不安なわけですよね。
お手本となるものとかがやっぱりないですし、プランナーがいる案件を代理店と一緒にやるかといったら直クライアントしかやらないので、代理店さんが書かれている企画書を見るとか、代理店さんの人たちがどういうふうにプランニングをしていっているのかというのはやっぱり見ることがない。
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というので、ずっと手探り手探りでやりながら、これでいいのかな、これでいいのかなと思っていました。
そこからいろいろあって、4社目の会社はブランディングエージェンシーというところに行くんですが、そこがブランディングのノウハウ、ナレッジア・ノウハウなんでしょうね、マニュアルという言い方をしていたかちょっと忘れちゃったんですけど、体系立てたブランディングのご支援をしますというふうに謳っている会社でした。
そういう体系立てた何かというものが学べるのかなと思って行ったわけなんですけど、結論、そんなものはないという結論に至りました。
なぜならば、一応体系立てるということはできなくはないとは思うんですけど、それって最大公約数でしかないわけですよね。
最大公約数でしかない。だからどういうことかというと、100とか200とか、どれくらいなんでしょうね、その当時入ったのが企業10年目、9年目か10年目くらいの、まだベンチャーかなという状態で入ったので、事例が何ケース累計されていたのかはわからないんですけど、
そうやって集めた事例の中から、こういう時にこういうことをしておくとうまく回りやすいとか、こういう時にこういう働きかけをした方がいい結果が得られやすいという傾向をまとめたものがマニュアルとかナレッジ、ノウハウというものになると思うんですけど、
じゃあそれがあったらそれ通りにやっていたらいいのかというと、そうじゃないですよね。これは考えてみたらそりゃそうだというお話なんですけど、何もかもが予測可能なわけではないし、何もかもが予定調和で進んでいくわけではなくて、
仕事ってやっぱり日々形を変えていくものですし、最大公約数は最大公約数でしかないので、やっぱり一人一人、一社一社ごとに最適なアプローチというのは変わってくる。
だから何でしょうね、一つの型に当てはめることなんてできないなというのがその時私が思ったことでした。これはどうでしょうね、もしかすると仕事によって異なるのかもしれないですね。
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正解がある仕事とか、工場でベルトコンベア式に何かをやる、ライン工場でのお仕事とかであればマニュアルというものがうまく機能するし、マニュアルがあったほうが良いと思うんですけど、
ブランディングとかコミュニケーション領域でクライアントさんのありたい姿であったりとか、現在の姿というものを言語化していって、ディスカッションの中で今どこにいて、これからどこに向かいたくて、そのためにネックになっているのは何か。
じゃあ何から解決していったらいいんだろうとか、そういうことを考えていくとなると、やっぱりケースバイケースとしか言いようがないなということは思ったんですよね。
これが私と全く同じルートを通った友人も全く同じことを言っておりました。
何かというと広告会社からブランディングエージェンシーに私より約1年遅れで進んだ友人がいました。
この友人はとても優秀だったので、本当にブランディング会社といったらそこが多分元祖というかすごい老舗で、かつ本当にグローバル企業で平均年収が1000万超えというような大きな会社、老舗、エリートみたいなそういう会社に行ったんですね。
そこでやっぱりナレッジ・ノウハウ・ブランディングの体系立てたブランディングという同じようなことを言っていて、友人もそこで何かを学べるんじゃないかなと思って入社したと言っていました。
今度その友人は、そうですね予定通りに行けば今月末で会社を辞める。本当に1年単位で同じルートを通っている。面白いですね。
去年の6月末で私が会社を辞めたんですけど、その友人は今年の6月末に辞める予定だと言ってました。面白いですね。
でも職業は違うし会社も違うんですよ。全然違うデザイナーさんですね。デザイナーとかアートディレクターをやっている友人なんですけど、ちょっと余談でした。
その友人がですね、どうって聞いたんですよ。その大手に行って、そこの秘伝のタレみたいなことですよね。それどうだったって聞いたら、そんなものはないって言ってました。
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やっぱりですね、事件は現場で起きているので、事件は現場で起きているし、正解はない。正解もなければ形もないお仕事になっていくんですよね。
デザイナーさんであればまだ形あるものを作れるので、それは企業の名刺を作ることであったりとか、コーポレートサイトを作ることであったりとか、ブランドさんの、なんでしょうね。
例えば生活詳細であれば、スーパーやドラッグストアに並ぶパッケージデザインを考えることであったりとか、ロゴとかタグラインとかそういったもの。
あと何があったかな。私がやってたのだと商品名とか、ブランドの名前がこれで良いか、ブランド名を考えたいとか、そういうのもありましたがね。
そこまでいくと実際に世の中に出ていくアウトプットになるので、形あるものになるんですけど、だからコピーライターとかデザイナーさんとかはそういう形あるものを最終的にアウトプットできるのですが、その手前っていうのは形がないんですよね。
その手前をやるのがプランナーのお仕事、コミュニケーションプランナーのお仕事だったりするので、本当にケースバイケースですね。
マニュアルできるのって本当にロゴができた後とかだったりしますね。ロゴができました、このロゴはこういうふうに使ってくださいねっていうVIガイドラインとかロゴマニュアルって呼ばれるものを作ったりします。
本当に大きな企業になるとそれだけで数十ページとか100ページぐらい、100ページは言い過ぎですかね。でもグローバルだとそれぐらいあるかもしれないですね。
そういうマニュアルを作ったりするんですけど、それはできたものをどう使っていくかっていう指示書ですね。指示書なのでなんですけど。
無から有を生み出すとか、なんかはっきりしないけどもやもやしているんですよねみたいなところに伴奏していくときって本当にケースバイケースですね。
だからなんでしょうね、ぴったり当てはめるということがやっぱり難しくて、最大公約数を知っておくに越したことはないけれども、それを頼りに何か仕事が全部進められるかって言ったら全くそんなことはないっていうのが答えでした。
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今日これが言いたかった。マニュアル体系立てるっていうことは最大公約数にはなるけれども、一つ一つの案件、一つ一つのお取引、クライアントさんにとって最適解になるかといったらそうではない。
すごく違和感を感じていたのが、マニュアルに当てはめようとする仕事の仕方をする人が多かったですね。
マニュアルとか、あとは仕組みですね。っていうものに当てはめて、それありきで考えようとするっていう人がとっても多くて、そうするとクライアントさんが本当にやりたいこととか本当に求めていることっていうものにたどり着けないことっていうのもよくありましたし、
それこそですね、制作物ありきで物事が進んでいくっていう時もあって、制作会社であればそれでいいと思うんですけど、だって制作でお金をいただく制作のプロなので、そこは制作ありきでやっていいと思うんですけど、
そうではないって言っているのにもかかわらず、制作ありきで物事が進んでいくとか、制作物のマニュアルありきで進んでいくことも結構あったりしましたね。
そっちの方がどうなんでしょうね。楽なのかもしれないですけれども、それでいいのかなっていうのはちょっとあったなと思いますね。
だから、自分がどういうところに価値とか面白さを見出していて、どういうところで稼いでいきたいのかっていうのは結構はっきりさせる必要があるなと思いましたし、
それがはっきりしていないと企業もうまくいかなくなるなっていうのはすごく見てて思いました。
というのも、私が言った4社目の会社は結局経営がうまくいっていなくて、もう仕組みが破綻していたんですね。
儲かる仕組み、稼ぐ仕組みっていうものが破綻していました。
みんな忙しいのに利益を出せる仕組みになっていないっていう構造的な問題がありましたね。
これも余談ですね。
ちょっとこれはこれで今度考えてみようかなと思うんですけど、
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今日言いたかったことは、ついマニュアル・ノウハウ・ナレッジ・ハウツーっていうんですかね。
ハウツーに頼りたくなるんだけど、でも正解がないお仕事とか、クライアントさんと一緒に作っていくタイプのお仕事においては、
それに当てはめるっていうことが必ずしも善ではない。
プログラム、プログラムですね。
プログラムに当てはめるっていうことが必ずしも良いとは限らないし、
どうでしょうね、自分自身が顧客として体験して思ったこともありますね。
自分自身がプログラムに外れちゃうからここは受けられないんだなとか、
プログラムに当てはめたいからここは急いで進めていくんだなっていうことが見えたときって、
ちょっとやっぱり買い手として、あ、そうですかっていうような気持ちになったりもするかななんてことを思いましたね。
なので、プログラムとかマニュアルナレッジノウハウを得て安心をしたいっていう風に思う人がいたとしたら、そんなものはない。
そんなものはない中で、それでもやっていくっていうですね、そういう道を選んでるんじゃないかなって思いました。
どうでしょうか。今回のお話は特にオチはないんですけれども、最近ですね、自分がちょっとモヤモヤと考えていたことをお話ししてみました。
まとめると、仕事には2種類あると思っていて、それは正解がある仕事と正解がない仕事ですね。
終わりがある仕事と終わりがない仕事って言ってもいいかもしれないです。いついつまでにこれをやる、こういう形でっていう、そういう仕事とそうではない仕事っていうものがありますと。
で、マニュアルとかプログラムっていうものが相性がいい仕事とあんまり相性がよろしくない仕事がありますと。
そういうお話でした。だから、ついですね、ハウツーに頼りたくなるプログラムがあったらいいのにって思うかもしれないけど、正解がないお仕事でできるのは最大公約数までであって、
これにのっとれば正解であるっていうことはそもそもできないっていう、そういうことなんじゃないかなというお話でございました。
はい、いかがだったでしょうか。今日のお話ですね、面白いなと思ってくださった方、あるいはここまでお付き合いいただいた方はですね、最後まで聞きましたよの合図にいいねをしていただけるととっても嬉しく思います。
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それではまた次の配信でお会いしましょう。最後までお聞きいただきありがとうございました。サキでした。