【食変 】食べて出会う新たな価値観。この番組は、食を通して価値観が変わるという体験をしたパーソナリティ2人が、
食というテーマを通して、新しい価値観に触れていく番組です。最も身近で自然にある食という営みを捉え直すことで、より豊かな食体験を探求していきます。
パーソナリティを務めます、そうまです。ひなつです。今回は前回引き続き、ゲストにマサさんをお迎えして、
また話していきたいと思います。よろしくお願いします。マサです。よろしくお願いします。今回はマサさんが、また新たにテーマを持ってきてくださったということで、
早速テーマ発表をしてみよう。お願いしようかな。今回のテーマは何ですか?
自分の中の新規開拓vs定番の攻め合い。チャレンジか安定か、どちらを取るか問題です。
新規開拓か定番か。ありがとうございます。これめっちゃ面白くない?
これ攻め合ってない人いないんじゃない?いつも。そうまんも攻め合うの?そうなんだ。興味ないと思ってた。興味ないなりね。
はいはいはい。ということで話していきたいんだけど、これをテーマにしようと思ったきっかけというか背景みたいなところを共有してもらってもいいですか?
そうですね。マサさんがこのテーマを持ってきた理由。
例えばお店でお昼ご飯食べようみたいなのを持ったときに、やっぱり迷うんですよね。
入ったことのないお店に入ってみようかなっていうふうに思う反面で、いやいや、なんかハズレを引いたら嫌だなみたいな。
もう安定した、もう間違いのないあそこのお店で食べようかなみたいなのを考えるときに、どっちにするべきかみたいなのを考えるみたいなところがあって、
これ他の人ってどうやってるのかなとか、いやそもそも迷ってるのってなんか僕だけなのかなみたいなところも持って、
なんかちょっとこれってなんかちょっと話してみたらなんかいいのかなって思って、ちょっとテーマにさせてもらいました。
はい。ありがとうございます。めっちゃわかる。これってさ、本当は新規開拓したいけど失敗したくないみたいなあれだよね。よっきぃのね、たぶん。
あるある。失敗したくないだよね。
失敗したくないだよね。でも、なんか同じとこ行くのはなーみたいな。その感覚があるってこと?
ですです。
それってどういう感じですか?まささん。もう少し詳しく。同じところ行くのはなーっていうのはどういう感覚なんですか?
えーっと、そうですね。これもう2つあるのかなって思って、1つは、やっぱり安定して自分が、ここのお店は美味しい、このお店のこのメニューだったら美味しいっていうのだったら、間違いないっていう安心感。
っていうのがあるっていうのが1つ。なので、そういうふうに自分の中でのこのお店であれば、もう外さないっていうふうな安心感があるんですけども、一方で、だけども新しいフロンティアを求めたいなっていう、まだ見ぬ、もっと美味しい、今の僕の安定のこれの上を行く美味しさであったり、あるいはそのお店のなんか面白さとか、
あるいはなんかそこでなんか出会うその人のなんかワクワク感みたいのがあるんじゃなかろうかっていう。
開拓者なんですね。
まだ見ぬなんかそういうフロンティアを求めたいっていう心もあるっていう。
で、自分の中でやっぱりその、例えばその外食なら外食、お昼ご飯ならお昼ご飯っていうふうなのを考えたときに、やっぱそれも有限だよなっていうふうな思いがあって。
はいはい、確かに確かに。
もちろん僕自身、じゃあ平均寿命までって言ったらあと何十年かはあるけども、それまでは本当に果たして生きるんだろうか。
何かあって、例えば交通事故にでもあってしまったらもうそこで人生終わっちゃうしなっていう。
確かに。
そうですよね。
って考えると、そこも自分の命も有限ですし、反対にそのお店の命もまた有限である。
確かに確かに。
十年も、数年もったらすごいですもんね、そもそもがね。
確かに確かに。
だから何かあのお店気になるな、行ってみたいな、だけどどうしようかな、今日は安定した定番のあっちのお店にしとこうみたいなのを繰り返していって、
末にあれ、あのお店閉まっちゃったの?ってなっちゃったら、行ってみたかったのにじゃあもう遅いしなっていう。
確かにそういうのあるわ。
あるよね。
なんか閉じちゃったみたいなね。
だから何か、一つにはその新しいフロンティアを求めたいっていう思いと、一方ではやっぱり有限なその自分であったりお店であったりっていうふうの出会いっていうのを、どうこうマネジメントしていくかっていう。
マネジメント。
マネジメント。
すごい。
ちょっと何か緊張して難しい言葉を言おう言おうとしてる気がしないでもないか。
緊張してる?緊張してる?全然何か見えなかったですけど。
そうそう、っていう何かこの二軸が自分の中ではあるのかなって思うんですね。
結局、攻めき合って最後どうなっていくんですか?まささんは。
最近の中での僕の何か考え方の一つの軸としては、もう疲れてるときは定番を行こうっていう。
心に余裕があるときは、それをチャレンジしてみようっていうっていうのを、ちょっと一つふんわりと自分の中では基準になってますね。
なるほど。余裕があるかないかでちょっと分かれるんですね。
余裕がないときにハズレを引いちゃってダメージを食らうと余裕なんかつるいなっていう。
確かに。
そうそう、っていうところで、心が疲れてるときには定番をっていう。
あと、僕の特性として、初めてのお店に入るときってすごい緊張するんですよね。
めっちゃ分かります。
確かに確かに。
そこでのハードルみたいなのがあって、お店って大体この食券機を置いてるかどうかって、券売機があるのかないかみたいなのが一つハードルになって。
お店に入るときに、このお店って食券なんだろうかな、そうじゃないのかなみたいなところをちょっとドキドキしながら。
っていうふうに、お店に入るときにも結構ドキドキするし。
で、お店に入って案内されてのファーストオーダーみたいなのどうしようみたいなときのドキドキも、割と自分の中では意外とエネルギーを使うみたいなところがあって。
分かるな。
それを考えると、ちょっとそこは心の余裕があるときにっていうふうに心が働くっていう。
食券機があるのってラーメンとか牛丼とか定食屋とかのイメージなんですけど、基本なくないですか、食券機。
ないほうが緊張する。
あるかないかはどっちでもいいんですよ。
ただ、これは多分僕の記憶すらもないですけども、僕の過去の体験で、お店に入ったときに普通に店内の中にスーッと入っていこうとしたときに、
食券買ってくださいって言われて、はいはいドキドキみたいな。
何か僕の中で、食券システムなんだけどもそれに順応できなかった自分みたいなトラウマが何かどうやら。
そうなんですか、トラウマレベルですか、それ。
トラウマって、こんなレベルでトラウマって言っちゃ本当に怒られそうなんですけども。
何がトラウマやるか分からないですね。
確かに確かに。結構僕サブウェイとか恐怖症かもしれない。
オーダーしてカスタムするやつね。
分かる分かる、コミュニケーション取りたくないときは絶対行かないよね。
あ、そうね、何かちょっと負荷高いですね。
それこそ、スタバなんかも多分僕心の余裕がないときは厳しいんですよ。
スタバですか、そうなんですか。
今でこそ何かシステムがもう何か結構当たり前化してるんであるんですけども、
何かスタバというお店がオシャレなお店があるらしいと。
しかも何か入店すると呪文のごとく何かオーダーをしないといけないらしいみたいなドキドキ。
何かカスタムできるもんね、スタバ。
あるよね。
っていうので、やっぱり何か初めての新規のお店に入るときのちょっと心の負担みたいなっていうのが、
食券みたいなのも一つの例ですけども、
自分の中にはやっぱりこの初めての新規のお店に入るときのちょっとハードルみたいな。
ただ単にその味の当たり外れだけではない、
その何かお店に踏み込むときの何かこのドキドキ感であったりっていうのは何かある気がしますね。
でも一方でただ僕あれなんですよ、これは何かちょっと僕の特性なんですけども、
何かすごく何かこうもう何かすごく味のあるお店も好きなんですよ。
ちょっとノレンがくたびれたみたいな。
もうくたびれた、何かノレンもくたびれてて、何か扉も何かすごいもう長い年月を経てみたいな。
看板も何かちょっとすすけていてみたいな感じの。
常連しかいなさそう。
めっちゃ緊張する、それ。
めっちゃ緊張するよね。
だからもうよく何かこれもう世に言われるようなテンプルみたいな、
あのお店に入ったらガラガラって入ったら、え、誰?みたいな感じの感じで、
お店の人とか常連さんから目を向けられたらどうしようみたいな感じの、
ただでもああいうお店に何かとても心惹かれてしまうみたいなところもあって、
めっちゃ分かる、分かる。
そうそう、さっきも言ったように食券が、食券機の券売機があるのないのみたいなのでドキドキするぐらいの人間が、
だけども何かそういう風な味のあるお店を求めてしまうということによるジレンマみたいなのもあったりはしつつで、
なおこのこと何かこの入店のハードルが高くなるみたいなところっていう。
あるよね。
確かに。
ひなつくんはどんな感じなの?その辺りは。
いや俺もあって、今日さ、食券毎回ご飯とか飲み物とか持ち寄って食べて、
2時間ぐらい断食した後に、やばい時間ないって言って撮るよね、収録するんだけど、
今日は俺歩いてくる道に麻婆豆腐の写真が出てる中華屋さんがあって、
おいしそうと思って、で、パッて見たらテイクアウトもしてますって書いてあったから、
行こうかな、でもなんかちょっと不安だなっていう、なんか行ったことないと普通に不安になる。
だけど麻婆豆腐がおいしそうすぎてちょっと入ってみてテイクアウトできますかみたいな。
日本語もあんま伝わんなかったんだけど、メニューとかでこうやってやって、
だったらできるっていうので買ってきたんだけど、やっぱちょっと勇気使った。
確かに。
勇気使ったけど、なんか今日勇気使った時の感覚としては、
なんかまあ、これで入って頼めなかったりとかうまくいかなくても何にもなんねえかと思って入るっていう。
失うものは一切ないね。
ないかっていうのを認識して入るみたいな感じかな、そんな感じですね。
確かに、そこで何か起こったとて何も起きないっちゃ起きないから。
そうそうそう、っていうのでも毎回そのあれマインドセッティングする必要は結構あるかも。
毎回なんかちょっと入ったことのない店だとちょっと構えるかな。
注文の勝手が分からないって結構な緊張感あるよね。
あるある。
っていうのと同時に、僕ラーメン屋とか結構感じるんだけどさ、
なんかこう謎のマシマシな野菜なのとかさ。
味老系とかね。
勝手分かんないみたいな。
分かる。
で、まんま前言ってきた人とのやつをまんま同じこと言って大失敗するみたいな。
マシマシとかにする。
恐ろしい量のもやしが。
調べていかないんだそういうの。
全然調べない。
そうなんだ。
分からん。
新規開拓に挑む方も全然それぞれあるなって聞いて思ったかも。
そうですよね。
二郎で言うと、自分もずっと行ったことなくて、一昨年か今日ぐらいに初めて同僚と行って、
めっちゃ調べていきましたもんね。
ほんとすごいと思う。
日本やばいと思う。平均クオリティが高すぎる。
そうなの?
相馬は新規開拓エピソードみたいなのあんの?
新規開拓のよくあるエピソードは、
新規開拓だと、ごめん。
大丈夫?残ってる?
残ってる。何故か残ってる。
さっきからちょっとなんか、サワークリームがプリングルスが喉に。
ちっちゃいから入っちゃう。
なんだっけな、そうそうそう、新規開拓ね。
新規開拓って、たぶん新規開拓したはずなのに忘れて新規開拓だと思っていって、
あるいは前に失敗したやつだっていうものを2回食べたりとか3回食べたりを結構するタイプ。
こだわりなさすぎるから毎回新規開拓しちゃうみたいな。
そうね、こだわりがなさすぎて、なんか新規開拓したことすらあんま残ってないみたいな。
で、また新規開拓だと思ってたら新規開拓じゃなくて、普通にミスったところにまた行くってこと?
あ、そうそうそう、あ、これミスったとこだっていう。
それ、え、相馬がこだわりないのにミスと感じるものは何?ミスったとどういうこと?
ミスったとき?あ、あの、どっちかっていうとなんか市場の対価と釣り合わないとかいう感じかもしれない。
割高だなーみたいな。
とか、なんか量が少ないとか、なんかサービスがちょっとあんま良くないとかに関する方が見ちゃうかもしれないね。
まあそうだよね。シンプルにそれは嫌だよね。
あ、そうそうそう。
安くてクオリティが低かったらまあそうかってなるけど、高くてクオリティ低かったらなるよね。
なる。
なるほど。
で、ひなつくんは?
新規開拓ね、基本でも良い思い出が多いかなって。
なんか1個でも面白かったのが、えっと、あのなんだっけ、沖の島。
沖の島に一人旅に行ったときがあって、2年前かくらいのときに。
そう、沖の島は沖諸島だね。軍島っていうのかな。
あの島根県の上にある4つぐらいの島から構成されてる。
あ、そうか。
近いですもんね。
そう。行く、その全舶を境港っていう。
あれは何県?境港。
鳥取。
あれ鳥取ですか。そう。鳥取の境港っていう空港の近くに、あの、北楼?
北楼の。
水木しげるさん。
水木しげるさんの、なんか道がある。
はい。
水木しげるロードみたいなのありますよね。
あるある。
あるんだけど、夜マジで栄えてなさすぎて、誰もいない。真っ暗で。
でも、その妖怪のモニュメントとかめっちゃあるわけよ。
めっちゃ怖いよ。
で、木もなんか、普通の木じゃなくて、めっちゃこうウネウネした、本当に妖怪とかお化けが出てくるような木が生えてるんだよね。
で、夜死ぬ、ただただただ怖い。
ガチゼンになっちゃった。
で、そこに全舶して行ったところに、何もないけど、なんかどっか行きたいなと思って、スナック探してたんだよ。
はいはいはい。
で、めっちゃ怖いじゃん、スナック。
スナックしかない。
多分地元のやつでしょ?
うん。料金体系もわかんないし、レビューにも書いてないし、っていうので、ランダムなスナック入って行ったんだけど、
なんかめっちゃ良かった。
新規開拓して良かったなと思ったんだけど、隣に座った本当に酒臭いおっちゃんが、
マジで方言がやばすぎて、何もわかんなかったんだけど、なんかずっと楽しかった。
え、じゃあ全然言ってることはわかんなかったの?
全然わかんない。
へー。
全然わかんないんだけど、めっちゃおっちゃん楽しそうだし、なんかママもなんかすごい楽しそうだし、で、オススメの場所教えて、みたいな言ったら、
堺港にオススメの場所なんて無いって言われた。
もともこもって言ったよ。
みたいな、なんかやっぱコミュニケーションがすごいあると、なんか良かったなって思うことが多いね。
確かに確かに。
いろいろあるけど、あんまやっぱ失敗はないかも。
つまり新規開拓した方が良いってこと?
そうだね。失敗ってそもそも何なんだろうね、定義として。
確かに。失敗をあんま覚えてないのも面白いな。失敗してるはずなのに。
確かに。確かに。
普通に新宿でぼったくられたとこあるけど、歌舞伎町で。
普通にキャッチで、キャッチに連れられて入ったところでぼったくられるみたいなのもあったけど。
そうか。
まささんの中では、じゃあもう結論としては、疲れたらいつも行ってるところって、余裕があったら新規で行く感じなんですか?
そうですね。
新規で選ぶときの基準みたいなの、どうやって選んでるとかってあるんですか?
えっと、もう直感ですね。
直感。
調べるとかじゃなくてですか?
ですね。もうあえて事前情報は見ないっていう。
え?孤独のグルメじゃないですか。
孤独のグルメみたいな。
いいじゃないか、いいじゃないか。
歩いててってことですか?
そうですね。歩いてか、あるいはもう本当にストロークさんのGoogleマップとかで、例えば近くでレストランみたいなのをやるとポイントが出てきて。
ただ、それで実際そのポイントを見てしまうとそこに星とかがついてるんで。
そうですよね。4を超えてないと不安になったりとかしますね。
確かに。
なので、その星はとにかく極力、どうしても詳細情報を見ようと思うと目に触れちゃうこともあるんですよ。
極力星は見ないで、とにかくその位置関係とお店のどこにあってみたいなことだけを頼りにして。
実際、あとはもう本当に店構えで、ここどうかなっていう。
で、さっきの話に戻って、新規開拓を特に意識して出したのってこの2年ぐらいなんですって言ったと思うにもちょっと関連してるんですけども。
なんでその中、新規開拓を意識して出したかっていう、これも一つ理由があって。
木下ひとしさんっていう社会企業家というか、まちづくり専門家みたいな人がいるんですよ。
高校生の頃からまちづくりにたどり触っていて、高校の頃から会社をやっていてみたいな。
すごく破天荒かつ武闘派な感じの人なんですけども。
で、その人が言ってたのが、自分のところにいろんな人が来ると。
で、その中に時たまいるのが、いや自分やりたいことはないんですと、っていうふうに来る人がいると。
で、そういう人が来たときに、私が勧めていることが2つあると。
で、1つは毎日の通勤ないし通学の経路を変えてみましょうと。
ある種の新規開拓。
で、もう1つは知らない飲食店に自分の直感で入ってみましょう。
新規開拓か。どっちも新規開拓か。
で、なぜそれをお勧めしているのかというと、やりたいことないんですっていうふうな人は来るんだけども、
やりたいことがないっていう人は基本的に自分の中ではいないと。
きっとみんなやりたいことっていうのはどこかしらにあるんではなかろうかというふうに自分は思ってると。
だけども、何かしらの理由でそれが見つけれてない、あるいはあることに気づけていないんではなかろうかっていうのが自分の仮説であると。
で、見つけれてないし気づけてないっていうふうな理由としては、
主には、もともとなんかそういうのがあるんだけども、それがその成長の過程とか、今の職場ないし学校とかの場で、
何かしら抑圧されていたりだとか、自分のやりたいことを抑えていくっていうふうなことを繰り返しているうちに、
自分のやりたいことっていうのが分からなくなっているのではなかろうか。
こういうふうな仮説に基づいて、自分としては、じゃあどうやったらそういうふうに自分のやりたいことみたいなのが見つけられるだろうかっていうふうに考えて、
そうそう、こんなことやってみたらって言ってるのが、さっき言ったような2つ。
通勤通学の経路を毎日変えてみてはどうかっていうことと、新規の飲食店に直感で入ってみるっていうこと。
で、こういうことなんかをしていると、なんかその人が本来思ってることとかやりたいことに気づきやすくなるのではなかろうかっていうふうなことを言われてて、
なるほどなっていう。
で、それこそこれこそ日向さんのさはらまささんに、なんか僕がなんかいいなって思ったところもあれなんですけども、
僕の中ではやっぱりやりたいことがない人間なんですよ。
え、まささんも?
はいはいはい。
そうなんだ。
で、特にやっぱりそのなんかやりたいこと自分って何なんだろうなっていうのがある中で、
その話を今から2年、2年というか1年半くらい前か、一昨年の暮れぐらいにその話を聞いて、
よっしゃ、でもあの通勤で言うと僕ってそれこそあの落納会、もう家が落納をやってるので、
通勤経路あんまり変えようがないんですよ。もう家のすぐそばっていうようなところなんで。
あ、じゃあもうその近くなんですね、職場が。
自分で決めるんじゃなくて、ランダムなんだけど、誰か行く人に決めてもらうみたいな。
とか、レコメンドされたとこにとりあえず行くみたいなのをやっちゃうかもしれない。興味なくても。
そうか。新規だけどレコメンドがあるから。
そうそう。し、多分自分だと絶対行かないみたいな。
確かにね。それあるかも。だから、他の人がここオススメなんだよって言ってくれるのめっちゃありがたい。
なんかやっぱ、不安ちょっと欲しいかも新規開拓に。
なんか不安になりたくないと思いつつ、不安結構良くないですか?
それを打ち破った時の快感がある。
確かにね。ありがたい。
それも含めの新規開拓みたいな。
確かに。
やっぱノンストレスだと、多分そんなにお店に入った後に喜びみたいなのも多分ないのかなって。
確かに。
だからさっき僕も入ってみて、それが美味しかったりだとか、お店の雰囲気が好きだったりだとか、
そこにいるお客さんとか店員さんの話し声とかが良かったなみたいなのも、
ノンストレスで入ってそんなにそこは、もちろんそれはそれで良かったと思うんですけども、
なんかグッと来たかなって思うと、そうじゃないかもっていうふうに今聞いてると思って。
やっぱ、どうしようかな、入ろうかなっていうふうなドキドキをくぐり抜けて、
とりあえず席に着いだし、とりあえずメニューみたいなところのドキドキがあって、
グッと落ち着いた時に、美味しいとか、お店の雰囲気が良いなみたいな、頑張って入って良かったみたいなのが、
その辺の掛け合わせみたいな感じで、自分の中でそんなに外れなかったなって思ったところに繋がったのかなみたいなのを今ちょっと聞いてて思います。
確かに。
境港で入ったあのスナック自体は、僕がただよく全然わかんない方言を2時間ぐらい聞いてたっていうので、
そこだけ見たらあれかもしれないけど、めっちゃドキドキしながら入って、
それでああいう経験ができたっていう、総合体験、新規開拓の総合体験みたいな良さがあったってことなのかなと今思いました。
そこも含めた職体験、楽しかったんだろうね。
楽しかったね。良かった、ぼったくられなさそうだし、結果はすごい良かったみたいな。
なるほど、そうか。
いい話だね。キャリア論から見てもすごくいい話だと思う。
新規開拓。
新規開拓、とりあえず行ってみるみたいな。
そうだよね。仕事で捉えるとさ、転職とかってめっちゃハードル高いじゃん。
確かにね。
だから基本的には今いる仕事、今よくわかってる業界で今よくわかってる仕事をしようみたいになって、新しいところ行きづらいみたいなのがめっちゃあるけど、
新しく飛び出してみたら意外と自分がその時思ってたよりも、案外いけるじゃんみたいなことがめっちゃある気がしてるから、
職だけに関わらず新規開拓、いいね。
いいね。
しかも負荷があるからこそ喜びがあるみたいに2人も言ってたけど、まさにそうだと思う。
そうだね。その瞬間はきついけどね、ちゃんと。
そうだね。ちゃんとドキドキしてるもんね。
はいはい。そうだ。
で、これもなんか今までいろいろ言ってきた中で、さらに僕の中での最近の新規開拓のモチベーションの1つみたいなのがあって、
新規開拓を最近し始めた中で何か思い出すことがあって、
それが僕は小さい小学校ぐらいの時かな、地元にスーパーがあって、そのスーパーがあって、その横に併設でゲームセンターがあったんですよ。
で、そのスーパーからゲームセンターに向かうその途中のスーパーの一角に喫茶店があったんですよ。
で、外にガラス系ショーウィンドウがあって、そこにいろいろこのいろんなパフェだとか、メロンソーダみたいな食品サンプルのディスプレイがあって、木製のドアがあると。
で、それだけで窓らしい窓があったのかなどうなのか分からないんですけど、店内は全然様子は伺い知れないみたいな。
で、そんな喫茶店がありましたよと。
でも本当に田舎の本当に何でもないようなスーパーで、何でもないような本当におそらくは喫茶店だったと思うんですけども、
そのスーパーでうちのお母さんが買い物してるときにゲームセンターの方に行こうって言って、
で、ゲームセンターに行ってガチャガチャを回したりだとか、そんなことをしてた感じだったんですけども。
で、その行きすがらに喫茶店があって。
で、なんか分かんないけども、なんかこの重厚な木のドア。
当時の僕が思う重厚なんで、今から見れば全然そんなことない。
普通の多分木の扉だったと思うんですけども。
なんだかその重厚そうな扉。
で、その向こうにはなんだか大人の世界がありそうな、そんなお店を横目で見ながらゲームセンターに通ってたんですよね。
で、今にしてなんかお店を思い出して、今だと本当にもう記憶の中でおぼろげで、
しかもお店の中も分かんない、どんなお店だったかも分かんないし、
多分中に入ったところで大したお店ではなかったんでしょうけども。
なんか今あのお店に入れたらなって思うんですよね。
なんか自分の当時の僕からすると、扉の向こうには自分の知らない世界が広がってるような気がして。
で、最近その自分が新規開拓しようかなって直感でみたいな話もしてましたけども、
なんかお店を眺めて、なかなかこの外観いいなみたいな。
いいけど怖いなどうしようかなみたいな。
だけども、そのさっきみたいに、やっぱり自分もお店も有限っていう中で、
ここでもし自分入らなかったら、
永遠にこの中を知らないまま、小さい子供の頃のスーパーの喫茶店みたいに中を知られることなく、
なんか終わるのかなとか思うと、ちょっと勇気出してみようかなみたいに思って。
そうっていうのが今のちょっと自分の新規開拓のちょっとしたモチベーションになってたりするのと、
もしタイムマシンに乗れたらみたいな話がよくありますけども、
昔のそれこそ歴史の現場を見てみたいとか、恐竜を見てみたいとかも思うんですけども、
僕じゃあタイムマシンに乗れたらみたいな時にふと思うのが、
なんかそれこそあのくらいの時にふと戻ってみて、
あの時の自分の小さい頃の街並みだとか、あの辺を眺めて、
で、自分が知り得なかった喫茶店の中に入れたらなんか素敵だなみたいなのを、
ちょっと無双してみるみたいなっていうのをちょっと思ってみたりするっていう、
なんかちょっと僕の現体験みたいな話でした。
めっちゃいい話しだった。
なんか文学的だいですよね。なんかポエミですごい。
めっちゃいい話しだった。
でもなんかそう考えると、新規開拓でドキドキするなみたいな時でも、
なんかこの扉の向こう、なんかそこでちょっと勇気出したら知れるのかなっていう。
で、それが開けてみたらそうでもなかったみたいになるかもしれないんですけども、
でもなんかそれも含めて、自分のなんか知らなかった世界っていうところに、
ちょっと一歩踏み込めたみたいなのは、なんかそれはそれで価値があるのかなっていう。
いいですね。
なんか自分がずっと行きたいと思ってるけどまだあんまり行けてないのが、
歌舞伎町ゴールデン街。
新宿ゴールデン街ね。
あ、そうなんだ。行きたかったんだ。
そうそう。一回ね、連れてってもらったんだよね。その人が行ったことある。
安代ね。安代が行ったことあるみたいな。
ゴールデン街ってめっちゃディープだったから入りたいんだけど、
入りにくいんですよね、あそこ。
いやー、めっちゃ怖いんですよね。
なんか、あの狭い路地裏の中のさらに狭いお店の中行って、
もうなんかもう肩と肩が当たるぐらいの距離感で5、6人がギュッて入ってるみたいな。
中で、なんかこう、触れざるを得ないみたいな、お互いみたいな。
そうそう。で、そんな中でそんなルーキーが行っていいのかみたいな。
なんか全く知らない中でめっちゃ怖くて、あんま入れないみたいな。
はいはいはい。
ゴールデン街だけじゃなくて、いろんなとこにあるんだよね、そういう入りづらい。
なんかこう、勇気出してね、このまま死ぬの嫌じゃないですか。
うん。
知らないままで勇気出せずに死んでいくの嫌だなみたいな。
確かにね。
めっちゃ思った。
じゃあ、次の、次なる食品体験はゴールデン街に1人で行く。
ゴールデン街、1人はやばいなマジで。
1人はすごいよ。
1人やばいね。でも1人で行った方が、豊かな体験できると思うんだよね。
あ、そうだね。
さっき言った、怖いとかの、1人で乗り越えた方がね。
確かにね。
ゴールデン街。
ゴールデン街。
ゴールデン街1人か、やばー。
たぶん最後ね、肩組んでるところに。
あ、そうだね。酔ってしまえば関係ないから。
酔ってしまえば。
異国の方々とか。
わー、いいですね。あの扉の向こう側に知らずに死ねないっていう。
いやー、なんかちょっと哀愁となんか、なんか切なさと悲しさもちょっとありつつの希望もある感じがすごいいい話でしたね。
いやー、これめっちゃ面白いな。新規開拓VSなんだ、定番。
定番。
定番もいいけどね。