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2023-10-02 21:35

三浦裕一・2023年 ハセツネCUP 大会前インタビュー【ポッドキャスト Run the World 119】

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今年も10月8日日曜日に日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)が開催されます。東京・あきる野市の五日市中学校をスタートして、あきる野・奥多摩の山岳コース 71.5km をぐるりと一周して五日市に戻るコースで開催される大会は、1993年の初開催以来多くのランナーに愛され、今日では事実上のトレイルランニングの日本選手権といえる存在感を持っています。


2018年のハセツネCUPチャンピオンの三浦裕一 Yuichi MIURA さんは昨年はハセツネダブルに挑戦して3位となっています。しかし、ここ数年は足のケガに苦しみ、思うように走れないもどかしい日々が続いていたといいます。回復して思うように走れるようになったのは最近のことで、先月には台湾の100kmウルトラマラソンで優勝するまでになりました。


三浦さんには、トレイルランニングの世界を深く知り、プロトレイルランナーとして挑戦するきっかけを与えてくれたというハセツネCUPへの想いを聞きました。さらに最近のセミナーや講習会の予定についても伺いました。


OSJ TEAM MIURA SESSIONや地元横浜を拠点に活動する三ツ池トレイルランニングクラブについては三浦さんのSNSアカウントをご覧ください。


三浦裕一さんのFacebookページ https://www.facebook.com/yuichi.miura.716

三浦裕一さんのInstagramアカウント https://www.instagram.com/yuichimiura_official/?hl=ja


ハセツネCUP・日本山岳耐久レース 2023 プレビュー https://dogsorcaravan.com/2023/09/30/2023-hasetsune-preview/


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サマリー

2023年のハセツネCUPに出場する三浦裕一選手の大会前インタビュー。三浦選手は怪我からの復帰を果たし、ハセツネCUPに向けての気持ちは楽しさと完走を目指すことであると語る。 → 2023年のハセツネCUPに出場している三浦裕一選手の大会前インタビューが行われています。三浦選手は怪我から回復し、ハセツネCUPへの意気込みは楽しみながら完走を目指すことだと話しています。 三浦裕一さんは、2023年のハセツネCUPでのレース経験について話しました。彼は2週目のコンディションの難しさやゴールまでの苦労を振り返りました。 → 三浦裕一さんは、2023年のハセツネCUPでのレース経験についてお話しになりました。彼は2周目のコンディションの難しさやゴールまでの苦労について repackageりました。

三浦裕一選手の現在の状況
DogsorCaravanのインタビュールームへようこそ。ハセツネCUPが近づいております。
今週末に行われる2023年のハセツネCUPですね。
今回、DogsorCaravanでは、私がDogsorCaravanとして気になる選手の皆さんに事前にお話を伺って、
この大会に向けて一緒に盛り上がっていきたいと思っております。
このセッションでお話を伺いますのは、2018年ハセツネCUPチャンピオンの三浦裕一さんです。
三浦さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
去年のハセツネWフィニッシュされたところ、私も取材ではなくてライブ配信のお手伝いをしていたので、
その姿も目の前で拝見したけれど、お話を伺うことはできなかったんですけれども、
素晴らしいフィニッシュでした。
直接こうやってそのことについてお話しするのは、三浦さんとお話しするのは久しぶりということで、
今日は楽しみにしていました。
三浦さん、大会が近づいていますけれども、今のコンディション、仕上がり具合というのか、緊張というのか、
何度も出ていらっしゃいますけれども、今回のハセツネに向けての今の気持ちはいかがでしょうか。
結構長い間怪我があったので、昨年のハセツネWが、コロナが始まってからずっと怪我続きで、
昨年のハセツネのWで、久しぶりにある程度いい走りができたかなというようなところではあったので、
今年に入ってからまた別のところの怪我があったりしたんですけれど、今やっと少し調子が上がってきているような状況なので、
でもちょっと結果を狙うという感じにはなっていないので、楽しく走り切って、ある程度の順位では完走できたらいいなとは思っています。
この今回のインタビューに先立って、私もちょっと予習のつもりで少し調べて、
三浦さんのFacebookの投稿とかも拝見していて、特に去年のWの後の振り返りとかも拝見したんですけど、
なかなか足というか、いろんな怪我とかが長く続いてというのは苦しい時期だったと思います。
まして三浦さんは今、プロのランナーと言いますか、走ること自体の楽しさを伝えていくということを仕事にしていらっしゃるという立場からすると、
なかなか思うように走れないというのは非常に辛い時期だったんじゃないかなと思うんですけれども、
今はだいぶそういうのも克服しつつあるということなんですかね。
そうです。怪我が一番ひどい時は、本当に5分間走るっていうのもできないぐらい痛い状態で、
昨年の夏前ぐらいから多少走れるようにはなってきて、
昨年のハセツネではある程度気持ちよく走れるようになってきてというところで、
それこそから徐々に調子は上がっていたんですけれど、
今年に入ってまだちょっと無理が少したたってしまったのかちょっとわからないんですけれど、また怪我をしてしまってというのがありました。
でも今はだいぶ足の痛みも収まってきたので、すごい楽しく毎日走れるようになっています。
素晴らしいですね。
ちょっとそれで見て、7月でしたっけ、今年の7月だったんですかね、台湾の100キロのウルトラレースですよね。
そっちにも出られて見事優勝ということもあったということですよね。
それ今年のことですよね。
2週間前ぐらいです。
ちょうど2週間前ですか。
確か、はい。
そうなんですか。
9月の話ですね。
そうなんですね。
じゃあむしろ今リカバリーの途中ぐらいのイメージですか。
台湾のウルトラマンソンのコミュニティが熱いコミュニティだというふうに聞いたことがあるので、
三浦さんの気持ちにもまたプラスに働いたんじゃないかと思いますけれども。
そういう中でやっぱりこのハセツネカップ、2週間しかまだ経ってないんですけれど、
ハセツネ今年やるなら走ってみようっていうのは、
この大会について三浦さん特別な気持ちというか、
走ってみたいという気持ちにさせられる何かがあるということなんでしょうか。
そうですね。
2014年、トレーニングを本格的に始めたのが2014年で、
その年のハセツネで想定していた以上のタイムでは走れ、
その時は完走できて、
それ以降だいぶ僕の中でのトレーニングの位置づけが変わってきたので、
この大会は本当に思い出のある大会の一つなので、
できる限り毎年怪我をしていなければ出たいなと思っているので、
今年もちょっと連戦で疲れは残っているんですけれど、
ぜひスタートしたいなと思ってエントリーしています。
過去のハセツネCUPでの成績と意義
2014年に8時間6分17秒で、
翌年の2015年に2位でフィニッシュされて、
ハセツネでは注目の若田選手みたいな感じで、
このところからいろんな人の注目を浴びていらっしゃった姿をよく覚えていますが、
2018年に優勝されて、
それが確か私の記憶ではトレーニングにもっとやりたいというか、
それまでのお仕事を辞めてトレーニングの方にプロとしてやっていこうと思ったきっかけも、
やっぱり18年の優勝とかだったですかね。
違ったかな。そんなお話聞いた記憶があるんですけど。
18年のハセツネの優勝と、
その年にスカイランニングの世界選手権でトップ10になれたということが、
かなり大きな自信になったので、
もう少し力を入れていきたいなと思ったきっかけです。
そういう意味では大げさにかもしれませんけど、
人生の背中を押してくれた大会ではあるという言い方をしても、
言い過ぎでもないのかもしれないですね。
そういうハセツネの大会、そういうきっかけを与えてくれた大会ということはあるんですけど、
コースあるいはレースとして見ると、なかなか楽なものではないというのか、
大会自体も苦しむことが成功への道だというんですが、
結構マッチョな大会からのメッセージもあって、
しりごみしてしまうような人も多いとは思うんですけれども、
三浦さんから見ると、そういうこの大会のコースとかタフなところもあると思うんですけど、
ハセツネCUPのコースと特徴
どんなところが苦しいところあるいは楽しいところだというふうに思われますか。
他の大会との違いで、エイドが一箇所しかないというところがあるので、
そこが自分の戦略というか、いろいろ考えて、水分補給だったりエネルギー補給のタイミングだったりを考えて、
走らなきゃいけないというところで、他のレースとは本当に違う、
唯一性があるような大会で、本当に山の力を試されるというような、
本当に日本一を決める大会と位置づけられているような良い大会というか、面白い大会だなとは思います。
みなさんはこのOSJのチームミューラーさんの主催していらっしゃる練習会とかやっていらっしゃったりとか、
地元で三ツ池公園のランニングのチームとかでもいろんな人と一緒に走っていらっしゃると思うんですけど、
そういう中でも柱を走るんですという仲間の方もいらっしゃると思うんですけれども、
そういう方がいろんなアドバイスとか、みなさんに聞かれることも多いと思うんですけれども、
どんなところがそういう、特に割とエントリーレベルというか、これから頑張ろうという人に対しては、
どんなアドバイスをみなさんだったらされていらっしゃったりしますか。
そうですね、前半戦、横断をひっくり返したようなコースレイアウトなので、
前半の三藤さんまでが上り基調で、後半は比較的下り基調なところで、
前半がきつくて後半は楽っていうようなコンディションというか、コースレイアウトではあるので、
前半は無理せず、なるべく力を温存して、後半楽しく走れるようにっていうような話をすることが多いので、
前半は比較的飛ばしすぎちゃって、千元峠だったり埼原峠だったり、
30キロあたりぐらいで力尽きちゃうっていう方が結構多い印象なので、
そうですよね。
千元峠まで本当にウォーミングアップみたいなイメージで行くぐらいの気持ちで行った方が、
三藤さんもそこまで苦しまずに登れるんじゃないかなと思います。
私自身の遠い過去の経験と照らしても、そうだったのだと、腹に落ちるアドバイスだと、そうですよね。
思想とか言っても、埼原峠まで行こうと思っていても、千元峠がやっとみたいなところで、
まず最初の衝撃を受けるみたいなことが多い人も、私自身もそういう経験ありますし。
なるほど。ちょっとね、私の話しすぎてしまいましたけれども。
あと三浦さんにこの機会にぜひ伺おうと思ったんですけど、
今度のハセツネの話から離れてしまいますけれども、
昨年のハセツネダブルですね、3位でフィニッシュされてということだったんですけれども、
なかなか他の人に経験する機会をすることが難しいイベントだったと思うんですけれども、
三浦さんはハセツネのコースのことも大会の転校のこととかもよくご存知だと思うんですけれども、
いかがでしたか。ある程度想定通りにいけるような感じなんでしょうか。
あるいは驚きの出来事ばっかりだったというような感じなんでしょうか。
ちょっとこの機会に少し伺いたいと思ったんですけれども。
昨年のだと1週目は想定が10時間ぐらいでいけたらいいなと思ってたんですけれど、
蓋を開けてみたら9時間19分ぐらいで1週目を通過しました。
想定より全然40分ぐらい早いタイムで通過したんですけれど、
本当にハセツネコースってこんな楽だったかなって思うぐらい余裕がある状態で1週目いけたので、
なので2週目も同じぐらいでいけちゃうんじゃないかなって思っていたんですけれど、
ハセツネCUPの2週目の詳細
昨年大雨で地面が本当にぐちゃぐちゃにぬかるんでいる状態だったので、
想像以上に2週目の2000人以上が踏み荒らしたっていう言い方もあれですけれど、
耕したルートが本当に一歩二歩進んだら転んでみたいな状態だったので、
本当に2週目は今までにないぐらいのきつさで、
途中からも逆に開き直ったというか、逆によくわからないコンディションを楽しみながら、
でも普通に行けばゴールまではいけるなっていうのはあったので、
ひどいコンディションを楽しみながらなんとか2週目、ゴールまで進みました。
なるほど。
やっぱり2週目はまたちょっと1週目と全然違う顔ということになるんでしょうかね。
確かに三浦さんのようなレベルの選手であれば、
多分前を走る選手は大会当日だけに限っていえば、ほんの数人だったり10人ぐらいだったりするわけだろうから、
2000人が走った後とは走る経験というのは当然そんなあまりないでしょうから、
なおさらそういう驚きもあったんだろうなという、
トップレベルのアスリートだからこそできる経験だったのかもしれないですよね。
あとは多分時間帯としても、夜スタートして朝帰ってくるみたいな、
2週目の時間帯というのはなかなか、練習とかではそういうこともされるのかもしれないけれど、
そういう違う時間帯のコースをまた経験するというのも魅力というか、
一つ新しい経験だったかもしれないなと思ってたんですけれども。
確か、三浦さん、午前中ぐらいに最後をフィニッシュ、2週目をフィニッシュされたような記憶があるので、
朝とかは午前山とか、あの辺とかで迎えるような感じだったんですかね。
確かその辺りだったと思います。
そんな感じですもんね、きっと。
21時間半かからないぐらいだったので、
多分午前10時前後ぐらいにゴールしたと思うので、
確か午前山か、その辺りで夜明けを迎えたと思います。
いつもの節寝カップだったら、もう既に暗くなっている中でのレッスンだったと思うので。
今回は節寝カップのダブルはないですけれども、
いつ再開というかまたあるのかどうか聞いてませんけれども、
三浦さんのそういうお話を聞いて、自分もやってみたいなという方もいらっしゃると思うので、
三浦裕一の今後の目標とイベント
三浦さんの経験が貴重なお話なのかなと思いました。
時間も随分いただいてしまいましたけれども、
先の話はまだ早いのかもしれませんけれども、
今の時点で三浦さんプロとして、指導とかいろんなイベントで
トレーニングについていろんなことをお話しされたりすると思うんですけれども、
ご自身のアスリートとしての予定というか目標とか、
今考えていらっしゃることをこの機会にぜひ聞けたらと思ったんですけれども、いかがでしょうか。
そうですね、100キロ前後の距離だとある程度リザルトは出せてはいるんですけれども、
100マイルってなるとなかなか思ったより結果につながっていないということもあるので、
国内外問わずちょっと100マイルである程度リザルトを残したいというところではあります。
今年UTMBのTDSにはエントリーしていたんですけれど、
それも怪我で見送りになってしまったので、ちょっとまだ出る機会があれば、
そこである程度結果を残して、ある程度名前を残していけたらなとは考えています。
あの時はウルトラトレイルマウントフジでかなり上位走られてたけれども、
寒さで、あれ2019年の時でしたですかね。
確かそうです。
確か雪が降った年でした。
雪で打ち切りというか。
打ち切り、そうですね。一部の選手だけ乾燥したという年でしたので、そうでしたね。
あの時も素晴らしい走りだったので、これは三浦さんの新しい力を発揮できるチャンスかなと思って惜しかったという記憶があるので。
今見てましたけれども、今年の3月に熊川リバイバルトレイルで100マイルを乾燥された経験されてますよね。
これ26時間で乾燥されてますよね。
はい。
ということで、この分野でもこれからまたいろんな選手としての三浦さんの活躍の姿も見られると思います。
あと、それ以外で三浦さんのイベントというか、今僕先回りして言ってしまいましたけれども、OSJとかどんなところで三浦さんと一緒に走りたいという方いらっしゃった場合、
どんな機会があるかご紹介させていただけたらいいかなと思うんですけど。
ありがとうございます。今お話ししていただいた通りで、OSJのほうでチーム三浦セッションというのでチームやらせていただいていて、
僕が今住んでいる横浜市にある公園だったり、神奈川東京近辺の山で三つ池トレイルランニングクラブっていうチームもやっていて、そこでも練習会をやっていて、
もしご興味がある人がいたら、そのOSJチーム三浦の方は年末に募集が開始されるので、そちらご確認いただいて、三つ池の方は申し込むだったり、
僕のインスタグラムのプロフィールのところにもリンクが貼ってあったりするので、そちらをご確認いただけると、申し込みだったり内容だったり確認できると思うので、そちらを見ていただければなと思っています。
一応今まだ全然確定ではないんですけれど、ちょっと大会をできたらなと思って、若干調整しているところではあります。
三浦さんが手がける、プロデュースする大会っていうのは今準備が進んでいるということですか。
まだ確定ではないんですけれど、今できるかなと思って調整中です。
わかりました。じゃあまたそういうニュースも、新しいニュースも出てくるかもしれませんので、ぜひ決まったら私にも教えていただけたら、告知ということを紹介させていただけると思いますので、ぜひぜひお知らせいただければと思います。よろしくお願いします。
ということで、初心者の方からハセツネを極めたいという方も、多分三浦さんのアドバイス、きっといろいろ参考になると思いますので、ぜひ概要欄に紹介しておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
ということで、いろいろな話をさせていただきましたけれども、まずは週末のハセツネカップ、三浦さんの活躍楽しみにしています。
21:35

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