DogsorCaravanのインタビュールームへようこそ。ハセツネCUP、今年も2023年のハセツネCUPが今週末に近づいております。
今年はですね、私が注目する有力選手の皆さんを事前にお話を伺うシリーズをやっております。
このインタビューはですね、相原千尋さんです。相原さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
直接こうやってお話しするのが初めてなんですけども、私の方では初めてという気持ちはあまりしていなくて、
すでにITJだったり、ウルトラトレイルマウント富士だったりで、ライブ配信をしながら相原さんの活躍する姿をずっと見ていたので、
非常に親しみがあるんですけれども、こうやってお話しできて嬉しいんですけども。
相原さん、今週末にハセツネCUP迫ってますけれども、今、まだそんな緊張とかってことはないですかね。どんなお気持ちでしょうか。
そうですね、緊張とかはあまりなくて、すごい楽しみな気持ちの方が大きいなっていう感じです。
なるほど。私の記憶しているところだと、私実は毎週、日本各地というか、トレイルラーニング大会があったら、そのリザルトをいろいろ探して紹介するというようなことを毎週やってるんですけれども、
そういう中で、相原さんの名前から早石から、中国地方四国の大会で上位に入っていらっしゃることを紹介してきたと思うんですけど、
関東というか、私の身近なところでもその名前を拝見するようになったのは、やっぱり2020年かな。
ITJ is トレイルジャーニーの時くらいからかなと思うんですけれども、それ以来、活躍されるスカイラーニングだったりとか、いろいろ活躍される場面が増えてると思うんですけれども、
そういう山を走るようになるというか、トレイルラーニングというか、そういうことを始められるようになったのは、いつぐらいからなんですか。
そうですね。競技として始めたのは、3年前くらいからなんですけれども、トレイルラーニングというものを知って、年に1回とか、レースをちょこちょこ走り始めたのが、もう10年前くらいのことになります。
なるほど。そうするともう学生時代からとか、そんな感じなんですか。
そうですね。
なるほど。そういう意味では、かなり長い経験を持っていらっしゃると思うんですけれども、周りでやってみようというか、誘ってくれる人とかいたとかっていうことなんでしょうか。
そうですね。一番初めにトレイルラーニングを始めたきっかけっていうのが、高校時代と大学途中まで陸上をやっていまして、ちょっと大学の時に怪我をしてしまって走れない時期が多かったんですけれども、
その時に、結果も気にせずに出れる大会ないかなって探してた時に、中場トレイルラン・ヒルゼンっていう、順位はつかずに記録測定だけやるっていうトレイルラーニングの大会があって、それにはちょっと山足下波引きになるんじゃないかと思って出てみたっていうのがきっかけですね。
そうすると、その頃、高校から大学にかけてとか、やっぱり長距離っていうか、マラソンとか駅伝とか、そういうような競技をメインに取り組んでらっしゃったっていう感じなんですか。
そうですね。1500とか3000とか、トラック競技とか駅伝とか、走っていました。
やっぱり、プレッシャーというか練習も厳しいし、そこで怪我、そういう中でもうちょっとリラックスして走れるというか、順位がつかないような大会というのはちょっと新鮮に見えたということだったんですかね。
そうですね。
なかなかこれ面白いなというか楽しいなという感じ、走られてみて思われたわけですか。
はい、そうですね。本当はリハビリのつもりで走ったんですけれど、走ってみたら想像以上に登りはきついし、下りもすごい危険で、リハビリにはならなかったんですけど。
でもその時に出た大会がすごく景色が綺麗で、すごく楽しかったのが印象に残ってて、それで山を走るのが好きになったっていう感じですね。
そうですね。ちょうどその頃だったと思います。
なるほど。あのときも、吉見さんだと、秋山さんかな、秋山ほのかさんとか、その頃すでにいろんな日本のトップ選手といわれる活躍をしてた人たちと競う方を並べて走ってらっしゃった姿を覚えてますので、やっぱりそこはこの機会にどれだけ自分の力を試せるかという気持ちがモチベーションがすごくあった、持ってらっしゃったということなんでしょうね。
そうですね。ただちょっとスタートリストを見たときにメンバーがすごすぎて、どれぐらいで走れるのかなっていうのはすごい思っていたんですけど、でもなんかまだ始めたばっかりで、どういう世界かわからないっていう状態で、すごい新鮮な気持ちで走れたっていうのはすごい覚えてます。
ちょうど私の記憶でも、あの頃って新型コロナで大会がいろいろ中止になったりして、トレイルのレースもあんまりない中で、2020年の12月の愛知トレイルジャーニー開催されたと思うので、
割とみんなが大会に待ってたというようなところもあったので、そういう盛り上がりも大会全体としてあったような気がしますし、そういう中で相原さんがテンション高めてらっしゃったということで聞いて、なるほどと思いましたけれども。
今は広島を離れられて四国、香川県のお住まいだという国がいましたけれども、トレーニングというか、どんなところを今走ってらっしゃるのかなっていうことをもし聞かせていただければと思ったんですけれども、いかがですか。
はい、そうですね。今、スカイランニングの方もやっているので、結構あの標高の高い山っていうところで、石鎚山系ですとか鶴木山系の方まで行って、できるだけ標高の高いところを走るようにしています。
登り下りを長い時間を登って下ってということを軽々練習できるところという意識をされているということなんですかね。
そうですね。結構四国の山って急な山が多くて、すごくいい山が多いなっていう印象です。
そういうスカイランニングも含めたトレーニングには、なかなかいい環境っていうことでしょうかね。
そうですね。
そうですか、なるほど。そういう中で、今週末のハセツネカップということになりますけれども、昨年は3位でフィニッシュされていますよね。見事だったと思います。初めてでしたよね、初めてのハセツネカップだったと思いますけれども、素晴らしいリビューだったと思うんですけれども、
昨年のこの3位という結果についてはいかがでしたか。だいたい自分では手応えあったという感じなのか、あるいはちょっと物足りなかったという感じなのか、どんなふうに昨年は思われました、終わった後。
はい、そうですね。去年のレースに対してはすごい自分の実力が出して、結果もタイム9時間、9時間台で走れたらいいなって思っていたので、そのタイムを繰り上げてきて、去年の結果に対してはすごい良かったなっていうふうに思っています。
そうですね。充実した大会ハセツネカップになったということだったんですね。素晴らしいと思います。このコースとか大会の雰囲気というか、結構大きな日本で行われる大会としては2000人の規模がある大会でもあり、結構独特の雰囲気もあるかと思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。
その気に入った感じはありますか、あるいはちょっと面食らった感じはありますか、どんなふうに思われましたですか。
そうですね、まずスタートがとにかく早いっていうのを聞いていたんですけれども、やっぱり70キロ走るのに最初からもうダッシュみたいな、そういうスタートだったのはすごい印象に残っています。
けど、それに置いていかれないように必死に頑張ったということですよね。きっとそういう成果が出ているわけですからね。
そうですね。
なるほど、素晴らしいと思います。このコースについても、ちょっと私も四国の山取りあまり詳しくありませんけれども、比べてみていかがでしたか。四国で鍛えていればハセツネのコースもおそれるに足りないという感じだったんでしょうか。
そうですね、最初の三藤さんまでの登り続けるようなトレイルっていうのが、なかなかもう30キロほとんど登り基調っていうコースがなかなかないと思うので、そこは結構特徴的だなっていうふうに思いました。
あとは、そうですね、ナイトトレイルも去年はすごい不安だったんですけど、ナイトトレイルだけじゃなくて、天気が悪くてガスもいっぱいで、その辺の難しさっていうのを去年は感じたなって思います。
たぶん私もずいぶん前に走ったことがありますけれども、ちょっとレベルも相原さんとはだいぶ違うんですけれども、夜になってちょうど夕方ぐらいから霧が気温差が大きいせいと湿度が高いせいかと思うんですけど、だいたいの年が毎年霧が濃くなって前がマーキングがちょっと見えないぐらい濃くなったりとかっていうことはありますもんね。
あれもなんか想定してないとちょっと不安になるというか、前の方走ってる人だったら特に前とちょっと離れてるし大丈夫だろうかって不安になったりするかもしれないですよね。
そうですね。
そういう意味で今年はいろいろそういう去年走った経験だったりとか、タイムとかっていうのも自分で本番で走ってみて、だいたいここはこれぐらいでいけるとか、参考になるデータというかそういうものも手元にあるかと思いますけれども、
だいぶこう、安心してというか万全の気持ちの上では安心して走っている発展になりそうですかね。
そうですね。去年は何て言いますか、初めての出場だったので、怖いもの知らずだったところもあったと思うんですけど、今年はちょっと自分の中で壁を作ってしまってるところもあると思うんで、そういうプレッシャーとかもあるとは思うんですけど、
ただ、去年のタイムがあるので、そこを参考にしながら、去年より少しでもいいタイムでまたゴールできたらいいなっていうふうに思ってます。