いかがでしたか?デッキとしては改新の走りができたという感じなんでしょうか?あるいは課題あったという感じでしょうか?いかがですか?振り返ってみて。
当初言ったように記録を狙うっていうよりも優勝を狙いでいったんですけど、中心的にきついはきつかったんですけど、やっぱり若手選手と張り合う中で、
うまくベテランというか経験値を生かして自分の体をコントロールできたと思いますし、記録はついてきたので良かったなと思いますね。
このレースの展開ということを伺いたいんですけれども、私たち配信とか情報とかリーダーボードとかで見る限りでは、
この月読み第2駐車場、第2関門ですね。7時42キロまではほぼ小笠原さんと一緒にというか揃ってというような感じ。
私がそのライブ配信の画面を見ていた感じでは、小笠原さんは川崎さんに話されたけども、下りで追いついてここまで来ましたというようなことを言ってましたけれども、
やっぱり2人はお互いのことをまずはどんな感じかなというような、よく知った中だと思うんですけれども、どんな風に前半は2人で走られたんでしょうか。
流れとしましてはスタートしてすぐ板垣選手が飛び出して、誰もそこを追わずに自分と菊島さんが引っ張りながら6人ぐらいの集団だったんですけど、
それを見るとやっぱりこう、後健だったり、笠木選手だったり、田村選手だったりっていう若手選手が多かったので、やっぱりこう自分とか菊島さんみたいなベテランの人たちでもマークしてるのかなと思いながら走ってまして、
その中でも後健選手と田村選手がずっと自分にこうついてくるような形で流れてたんですけど、
全然前に出なかったので、後健選手に関しては上谷選手のチームメイトなので、指示がついていけっていう指示があったのかなと思いながら走ってましたけど、
それでもコース知らないって言ってたので、自分がコース知ってたので、その目に関しては自分がリードできるかなっていうことはありましたけど、
突き上げまではそんな感じで流れていって、見通さの上りで後健選手と田村選手は離れたので、結構優勝近づいたかなと思ったんですけど、
下りで追いつかれて、またこう2人にファックになったっていう形なんですけど、という前半でしたね。
なるほど、そうなんですね。やっぱり一番最初の方はいろいろそういう、千年峠に入るまで22キロ、2時間近くありますので、それまでのいろいろコースも狭いし、
序盤にどういう並びで行くかとか、そういうところもね、いろいろ駆け引きというか意識もされているんですよね。
そこにもドラマがあったということかと思いますね。
そうですね。あ、言ってなかったけど上昇原選手も飛び出したんですよね。
上昇原さん、そうそうそうですよね。
10キロぐらいですかね。その時も結構早かったので、自分はつかなくていいかなと思いながら、
自分は2時間20分ぐらいのペースで行こうかなと思ってたので、そういう千年峠までの流れもありましたね。
上昇原さんは今回は多分月読みまで行く前の西原峠とかその辺なんですかね。
ちょっと詳しく確認してませんけど、DNFされたみたいなんですけど、
上田瑠衣のペースをちょっと上回るぐらいのペースで千年峠は通過してますので、やっぱりかなりハイペースだったのかなと。
川崎さんに2時間20とおっしゃったけど、実際に2時間16分ですよね。
なので、それぐらいのペースでと言いながらもかなりいい感じの、天気もそんなに暑すぎず走りやすかったんでしょうかね。
その辺はペースが上がりやすかったということなんでしょうか。
そうすると、お互いというか若い選手の様子見を追われつつも、後半どうなるのかなというようなドラマを含みながらの月読みからの後半部分ということになるのかと思うんですけれども、
その後は少しずつ川崎さんがリードして、後ろの背中を見せなくするような感じだったのかなと思うんですけれども、
その辺は後ろを離れたなというのはどこかで気づかれたというのはあるんでしょうか。
月読みを出る時にちょっと自分が先に出たんですけど、そこでちょっと離そうかなと思ったんですけど、またすぐ追いつかれまして、
意外と後半も下り基調と言いながらも結構登りますので、午前4時までの登りですかね、長い登りでじわじわ離して逃げるという走り方をしたんですけど、
大竹さんまでは見えてまして、後ろにすぐ。見えてたので、そこからの下りも結構頑張ったりとか、
走れるパートはガンガン走って、ちょっと繊維喪失させるというような走り方をしたんですけど。
なるほど。やっぱりそうすると、暗闇の中で一人で走りつつも、後ろにいる大竹さんの様子を伺いながらということですかね。
今のお話を経て、第三関門の三崎さんですけども、こちらは2人の差が2分10分というふうな記録になってますけれども、
2分くらいだとまだまだちょっとわからないというか、大竹さんもそんなに話した気はしてなかったかもしれないですかね。
はい、後ろの差がわからなかったので全然。多分何十回も後ろを振り返ったんですけど、ライトが来ないことを確認しながら、
ラストパートは持てる力を出し切って、抜かれたら抜かれたでそれはいいかなと思ってたので、出し切ることだけを考えて下ったんですけど、
後堅選手のおかげで結果、ラスト60分切れたので、そこもタイムに繋がったかなと思うんですけど。
なるほど。プレッシャーというか、際抜けないぞという思い出になったということなんですかね。
結果としてみれば、最後は10分の差がついてということで、8勝だったと思います。
やっぱり川崎さんのハセツネの経験と、これまでいろんな海外を含めたいろんなレースの経験がものをいったのかなと思いましたけれども。
そうですね。
素晴らしい結果だったと思いますけれども、このハセツネカップに関して、フィニッシュされた後もちょっとしたトークというか、
リカさんのインタビューでもいろいろ話題になってましたけれども、どうでしょうね。今回7時間20分ということでしたけれども、
例えば後ろに大選手がもっと近づいてきたらもっと早くなった可能性ありそうですよね。どうでしょう。
今回に関して言えば100%だったと思うので、今の体調ですね。考えれば。なのでこれが限界だったかなと思うんですけど。
やっぱり優勝してみて思うのは、やっぱり記録もいつかはまた狙いたいなっていう思いとかあったり。
さっき岩瀬さんがおっしゃったように、2回優勝した人は6人いるじゃないですか。
10もさっき数えてたんですよね。6人目だと思いながら。3回勝った人はいないんですね。1回も。男子に関して言えば。
そこでちょっとレジェンドの方々を上回るチャンスが自分にあるのかなと思ってますので、来年以降いつになるかわかりませんが、そこを目指していきたいなという思いも出てきてますし。
今の段階ではそんな感じです。
素晴らしい。2回優勝するましては3回はまだいらっしゃらないという。そのことが日本における男子の覇節ネイカップの難しさであり、またいろんな人の挑戦を対象にやり続けているというか。
そう簡単にいかに力のある選手といっても頂点には立てないということがあり、またそれ以外には川崎さんもやる勢いをかきたてられるという面もあるのかなと思いましたけれども。
素晴らしいシーズン。このシーズンはウルトラトレイルマウント富士も2位ということで、レース前のインタビューでも伺いましたけれども、かなり素晴らしいシーズンになったというふうに言って良さそうですね。
世界選手権が思うような試合ができなかったので、そこはちょっと悔いは残っていますけど、この後、再来月とレースは日本に入っていますので、そこでもちょっと頑張りたいなと思っていますね。
来月はトランスランタウン、あとはITJと入っていますので、そこも楽しく走れたらいいなと思います。
続き応援の場がまだまだありますので、たぶん日本の有力選手の皆さんにとってはやっぱり川崎さんが目標ということになると思いますので、楽しみにしていきたいと思いますけれども。
一方で、この機会にお話を伺おうと思ったんですけど、川崎さん自身もその大会のプロデュースをなさってますよね。その名も川崎優弥カップ、神事トレイルマウントですよね。
こちらも来年の1月28日に2回目の開催ということなんですけれども、こちらも川崎さんにとっては楽しみなイベントということになりますかね。
もちろんです。
これはどういう経緯で生まれた大会なのか教えていただければ。
もともと島おこしというか町おこしをやっているイベントをやっている方がいて、その方に自分がトレイランニングをやっているので、トレイランニングをやりながら島おこしをしないかと言っていただいて、
イベントをしたのがきっかけなんですけど、役場の方も知り合いが多かったですし、町長さんも自分の同級生のお父さんだったりして、実行委員の中にもトレイランニングをやっている方が何人かいたりとか、高校の先輩だったりとかいたので、大会を作ろうとなったのがきっかけですね。
それから第1回は100人規模でやったんですけど、今回は島外150人、島内50人という倍に人数を増やしたんですけど、ほぼ埋まりまして、200人規模で開催できるのかなっていうのがありまして、
トレイランニングはついでと思っていただいて、メインは前夜祭で来てほしいので、そういったイベント感を出しながらやれたらいいなと思ってますね。
川崎裕也カップって名前がついているぐらいなので、新上後藤町の出身の川崎さんにとってはまさに認識を飾るような大会だと思うんですけれども、
そういうトレイランニング、地元の方にとってもそういうトレイランニング、こういうスポーツがあるし、この地元でもそれができるっていうか、これだけ人が集まるということっていうのは、やっぱり川崎さんがいたからこそ実現したことだと思うんですけれども、
どうでしょうね、そういう島に新しい何かをもたらしたという実感は川崎さんにとってもきっとあるでしょうね。
トレイランニングをやっている方はどうしても少ないので、それは一つのきっかけとしてなんですけれども、やっぱり後藤列島っていうのは夏がメインの観光地ですので、冬は人が少なくて、
冬のイベントの一つとしてトレイランニングをきっかけに島に来てくれる人が増えてくれたら嬉しいなと思ったので、そういった面ではちょっとは貢献できているかなと思いますし、大好きな島なのでその島のためにやられていることは本当に嬉しいですね。
これ次回1月28日のベースは川崎さんはランナーとして参加されるんですか、あるいは別の役割があるんですか。
ゲストランナーに上田瑠衣選手と縦石裕子選手を呼んでますので、そのゲストランナーに走ってもらって、自分はまたちょっと裏方といいますか、実行員の方でお仕事できればいいなと思ってますね。
なるほど、そうなんですね。じゃあ、なんていうか、迎える側の一人として、仕事の方と一緒に。
そうですね、今回もそういう方がいいかなと。
なるほど。
トレイランニングされている方はいろいろいらっしゃいますけれども、こうやって自分の地元に開会ができるようなきっかけになれるっていうのは、すごく有名っていうか、嵐見で理想でというか。
実は先ほど3位になった菅さんとも話したんですけど、菅さんも同じように地元で山形で開催大会をプロデュースされてるって話も聞いて、岸くんも川崎さんも、同じような素晴らしい経験をされてるなというふうに思った次第ですけれども。
わかりました。ありがとうございました。ということで、参加される方はぜひ楽しみにしていただきたいと思いますし、またこの配信を初めて聞いたという方はぜひ来年、でかい、再来年になるのかな、1月の開催ですね。
そうですね。
エントリーしていただければと思います。
はい。
ありがとうございます。
お願いします。
そうすると来年もハセツネカップ、川崎さんの姿が、というか毎年開催されてる年は出てらっしゃいますよね。
はい。
16年以降はですね。
出てます。
当面は川崎時代が続くことになるような気がしますが。
いやいや、強い選手いっぱいいますので。
そういった人たちの目標になる川崎さんになると思います。楽しみにしていただければと思います。
お時間いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
今年のハセツネカップチャンピオン、川崎優弥さんでした。