1. Run the World, by DogsorCaravan
  2. 中野沙知・2023年 ハセツネCUP..

10月8-9日日に開催された日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)で上位入賞された選手のインタビューをお送りします。

関東各地のトレイルランニング大会では上位入賞選手としていつも名前が挙がる中野沙知 Sachi NAKANO さんにとって、今回のハセツネCUPでの女子3位は、嬉しい成果でした。当サイトのインタビューには初めて登場していただく中野さんに、今回のハセツネCUPにはじまり、トレイルランニングに打ち込むようになったきっかけや夫の中野一樹さんと一緒にトレイルランニングを楽しんでいるというエピソードも聞かせていただきました。一樹さんが主催する「かずきのトレラン教室」では一緒に五日市を中心とするトレイルを走っているとのこと。五日市はハセツネCUPのコース以外にもトレイルランニングを楽しめるトレイルがたくさんあることをお話ししていただきました。

インタビューはポッドキャストを耳で聞くだけでなく、AIを駆使した自動文字起こしにより目で読むこともできる「LISTEN」で公開しています。LISTENの今回のエピソードのページでは、テキストで今回のインタビューを読めるほか、見出しや要約を読むこともできます。

このほか、ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」のエピソードとしてSpotifyやApple Podcastなどの各種プラットフォームで公開しているほか、DogsorCaravanのYouTubeチャンネルでも公開しています。

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サマリー

中野沙知さんはハセツネCUPの女子3位入賞者であり、自身の成長を感じるレースだとおっしゃいました。中野さんはトレイルランニングの愛好家であり、青梅トレイランブというランニングクラブに所属しています。中野沙知さんと夫の和木さんは2023年のハセツネCUPレース後のインタビューにおいて、今後の目標やおすすめの大会についてお話しになりました。

目次

中野沙知さんのハセツネCUPの挑戦
DogsorCaravanのインタビュールームへようこそ。
先週末にハセツネCUP開催されました。今年も暑い1日になったんですけれども、
今回は上位で入賞された選手の皆さんのインタビューをお送りしております。
このインタビューは、女子3位でフィニッシュされた中野沙知さんです。中野さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
サイン入賞、おめでとうございました。後半にかけてぐっと順位を上げての素晴らしいレースだったと思います。
いかがですか。少し時間が経ちましたけれども、今のお気持ちいかがでしょうか。
そうですね。入賞を狙っていたものの、トップ3に入るっていうことが全く想像していなかったので、
当初は信じられなかったんですけど、日にちが経つごとに、やってよかったな、頑張ってよかったなという気持ちが、
まだ余韻というか、レースのことを振り返っています。
中野さんの、HITLERとかのデータベースを改めて見させていただいたんですけれども、
ハセツネカップは4回目ですか。
5回目になります。
最初に走られたのは2017年になる、16年か。
16年ですね。
そこから着実に順位を上げて、多少前後することがあったにせよ、
最初は12時間台というところから、今や10時間半だったかな、10時間25分というところまで上がって、
トップ3に食い込むまでになったということで、この間はかなり自分としても年々力がついてきているなという感じだったんでしょうか。
そうですね。最初2016年が、ロング走で夜間走が初めてだったので、総力的にはもっといけるだろうと思って、
やっぱりハセツネについてもっと知らなきゃいけなかったし、舐めてたとは言わないんですけど、やはりどこか過信してた部分があったので、
14時間以上かかりまして、後半、ヘッドライトが故障したのかと思ったら、実はライトが低くなってて、
降下しなきゃいけないということすら気づかないほど、本当に初心者の状態で出てしまったので、そこから来るとレベルアップはできたかなと思いました。
ですよね。そして、昨年11時に入られて、その時でサブ11時間台というところで、そこから30分近く縮めてということでしたけれども、
今年はスタートから振り返ってみて、順調にコースを進んだ感じだったんでしょうか。ご自身では振り返ってみて、スタートからフィニッシュに向けて、どんな変化が手応えありましたか。
そうですね。今回はターゲットタイムがだいたい10時間から10時間半以内ということを想定して計画を立てていて、去年からしても例年、やはり去年も後半を追い上げて前半のタイムが逆に言うと遅かったので、
今回はその前回遅かったタイムをもう少し巻いて走れたらいいなと思って臨みました。ただ、千元峠までは足に余裕を残して3時間15分ぐらいで行きたいなと思っていたんですけど、
想定範囲内ではあるんですが、3時間18分で、あとはあんまり余裕が思ったほどなくだったので、ちょっとそこで不安にはなりましたが、少しそこでペースを調整して、何とか中盤とあとは長井平からペースアップできたので、そこは良かったんじゃないかなと思いました。
では、いろいろありましたが、かなり理想的な展開というか、自分の強みを生かすような走りにできたということでしょうかね。素晴らしかったと思います。
中野さんにとっては、このハセツネカップで5回目ということですけれども、やっぱりちょっとこう、何と言ったらいいんだろうなと思うんですけれども、
そうですね、秋に本当にいろいろな大会があって、毎年こっちにも出てみたいなってあるんですけれども、
ハセツネが本当に何もかも自分でやらなくてはいけないみたいな、補給から体温調節とか、エイドがないので、自力で復活するというか、
そういったところのマネジメントがやはり面白いですし、いろいろな練習の成果がすごく現れるレースなので、そこがやはりハセツネに毎年出たくなるというか、
話し手1のことになっていますね。
話し手2のことになっていますね。
中野沙知さんのトレイルランニング愛好
トレイルランを知ったのが、オクナミアさんの良心山トレイルという埼玉の周回コースの20キロぐらいのレースに、たまたまジムのチラシで見つけまして、
それまでは労働中心に走っていたんですけど、幼少期から登山は親が好きで行っていたので、
ちょっと1回出てみたいなと思ったのがきっかけで、そこでタイムにとらわれない楽しさがあって、
ロードだと1キロ何分で走るとかそういったくくりがあるところが、山だとそういうことを気にせず走れるのがいいなと思って、そこからはまり込みました。
それが2010年、今13年くらいだったかと思います。
もうここ10年くらいはトレイルランニングにすっかり。
そうですね。だいぶ半々だったのが、今は半分以上トレイルの期間が浸食しています。
コードのバラソンとかが始めされていたところから、だんだんトレイルとかもっと長い距離とかっていうことですかね。
はい。
実は私も毎週、私が運営しているドクサキャラバンというウェブサイトの中で、
その週にあったトレイルランニングのレースの結果とかをご紹介、まとめたりする記事を毎週書いているんですけれども、
特に関東、埼玉とかのレースでは、中野さんの名前は優勝されていることもあるし、されていないときでもまた出ていらっしゃるんだなという、
本当に頻繁にお名前を拝見して、かなり年間の回数とかも、結構トレイルランニングに出ていらっしゃる回数がすごく多くないですか。
そうですね。月に1本ペースぐらいでは、なんだかんだ言って出たいレースだったりとか、距離はまちまちなんですが、多いかもしれないです。
中野沙知さんと夫の和木さん
その中で、青梅トレイランブというランニングクラブという名前で出ていらっしゃるんですけど、それが中野さんの活動の母体というか、ランニング仲間の人たちの集まるチームなんですかね。
そうですね。他にも秋川トレイルグループという五日市の周辺で走っているグループだったりとか、高尾山で夜、水曜日の9時から夜の練習をすごい方々と練習に混ぜてもらったりとか、いろんな人たちと一緒に走らせてもらっております。
そして、中野克紀さん、ご夫妻で出ていらっしゃることも多いですよね。そういう意味では家庭もランニングも常にパートナーと一緒という感じなんですか。
そうですね。2人とも趣味が一緒なので、そこは家庭でどちらかが応援とかではなくて、大抵同じレースに行って、それこそ2016年の覇節年は4時間ぐらい差があったんですが、今回やっとその差が30分まで縮められて。そういった夫婦対決じゃないですけど、私はあくまで、私だけかもしれないんですが、必死に追いかけて頑張ってきます。
でね、僕もちょっとそれで気がついて、少しさっきこのお話伺い前見てたんですけど、和木さんも今回サブテンかな、ですよね。達成されて、これご自身の自己ベストだったんじゃないかなと思ったんですけど、そうですよね、きっと。
はい、あの自己ベストが出たということで、ようやくっていうことで、ちょっとしてみたみたいです。
素晴らしいですね。佐知さんは3位に入賞だし、夫の和木さんはサブテン目標達成ということで、お互いの励ましあった成果が出た素晴らしい週末になったということなんでしょうね。
レースにも一緒に出かけて行って、帰りも一緒に反省会しながら帰ってくるみたいな、そんなことも多いんですか。
そうですね、結構私の方が反省だったりとか、旦那さんが神経をしてたりとか、スポーツ関係してる職業なので、体の使い方とかも聞いたりとか、フォームだったりとか山の登り方も旦那さんの方が上手なので、このフォームは写真見て、これはまずいよみたいな、そういった指導をしていただいて。
早速反省会みたいな感じになって。
素晴らしいですね、なかなか楽しめる方、リスナーの方も羨ましいと思われる方もきっといらっしゃると思いますけれど、そういうわけで、今年の初めて素晴らしい結果、ご夫妻ともども素晴らしい結果だったと思うんですけれども、
これから佐知さんにとってはどんな目標というか、あるいはレースの予定でも結構ですけれども。
まずこの後もレースがいくつかあるんですけど、やはりFTRという11月に行うレースにここ数年出させていただいて、去年が本当に胃腸トラブルで本当に苦しい試合になってしまったので、
今年はそこでいい記録を、優勝目指して頑張りたいなと分からないんですけど、今回もまさかまさかっていうところだったので、何も言わない、宣言しないよりは宣言して頑張った方がいいなと思うので、そこでまずは頑張りたいなと思っています。
それで100マイルのレースにも出ているので、また西の国の100マイルが、私の100マイル、来年ももっといい順位で、もっといいタイムで走りたいというのがあるので、そこが目標です。
なるほど、やっぱりこのイメージとしては中野さんあるいは夫の和木さんも含めて、やっぱり埼玉シリーズというか関東京シリーズみたいな感じで、すごくいろいろ出てらっしゃると思うんですけれども、
武蔵・関東地方のおすすめ大会とトレイル
そういう幸さんの目から見て、関東、武蔵、この辺り方面のおすすめ大会、あるいはコースとか、もしリコメンドしていただけるものがあったら、この機会に伺えないでしょうか。
大会でも結構、あるいはこの山とか、ここいいですよって、走って楽しいですよっていうようなところがあったりします。
埼玉に限らなければ、やはり今回のハセツネじゃないですけど、五日市に最近すごい走らせていただくようになって、
ハセツネ、ここ数年で五日市トレイルグループの方々にご協力いただいて、中野君と少しイベントをしてるんですけど、五日市はハセツネのコース以外にも本当にいろいろな楽しいトレイルがいっぱいあって、
駅からも近くスッと入れますし、すごい気軽にって言ったらあれなんですけど、すごい魅力的なトレイルがいっぱいあるので、そこがすごいおすすめです。
なるほど。この近隣のエリア、僕もちょっと前の経験しかないですけども、鷹尾とか、鷹尾って青梅とかですね、鷹尾の方とかは非常に有名というか、いろんなコースとかも紹介されてますけども、
確かに五日市っていうとちょっとイメージが湧きづらいかもしれないですけど、おっしゃるようにいろんないいところがあるということなんですね。なるほど。またイベントとかもなさってるということですか。そういうことであれば、ぜひそういうのに参加される方が楽しみにしていただければいいかなと思いますけども。
何を見たらそういうイベントとか参加できるとかってありますか。インスタとかそういうのを見れば。ありがとうございます。すいません、こんなところで声優してもらって申し訳ないんですけども、もしくはカズキのトレラン教室っていうので検索していただければ。
カズキのトレラン教室と検索ということですね。そういった練習会もやってましたし、それ以外の本当にゆるーくゆっくりで、夏は秋川の川にドボンって走ってから、もう川に飛び込んで涼しく楽しもうだとか、千元嶺っていうかなり下りとかが素晴らしかった景色がいいところがあったりとか、そういったところも行ってたりするので、
ぜひ一緒に走っていただけたら、ご紹介できるんじゃないかなと思います。
なるほど。
ちょっと概要欄でも紹介させていただきますので、ぜひぜひピピッと来た方は検索していただければと思います。
ありがとうございます。
それもご夫妻でガイドというか、いろんな準備もされたりもしてらっしゃるわけですね。
ただ、中野くんがメインでありつつ、下りとか上りの動画を撮ってレクチャーしたりとかそういうのもあるんですけど、基本は楽しくということで、五日市の地元の秋川トレールの皆さんにもサポーターとして入っていただいて、
かなり五日市のここがこの山はねとか、ここに遺跡があってね、みたいなそういったうんちくも話していただいたりとかして、二人のイベントと言いますか、その方たち含めてのイベントにありきのイベントです。
なるほど。それますます楽しそう。なんか走るだけじゃない楽しみもあるっていうことですよね。
分かりました。ありがとうございます。ぜひぜひ、お近くの方、あるいは奥多摩、五日市関心のある方は検索していただければと思います。
18:29

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