DogsorCaravanのインタビュールームへようこそ。ハセツネCUP、先週開催されまして、上位入賞された皆さんのインタビューをシリーズでお届けしておりますが、
今回締めくくることになりますのは、高村貴子さん、女子チャンピオンで全陣未踏の5連覇達成しました。高村さんおめでとうございました。
ありがとうございます。
レジェンドの道を突き進んでいる感じなんですけれども、いかがですか。先週、ほぼ1週間になろうとしていますけれども、すっかり落ち着きましたか。
まずは、やっと優勝したということを自分でも実感できてきて、本当に優勝したんだなというのを、1週間経ってやっと身に染みて勝っています。
今回、結果だけというか、数字と順位とか、タイムを見れば、非常に順当というか、今回も実力通りだなという感じはするんですけれども、
いかがでしょうか。
いろんなことがあったりしたみたいで、本人としてはもうヒヤヒヤっていうか、あのドキドキしながらのレースだったのかと思うんですけれども、そのあたりをちょっと伺えればと思うんですけれども、
ただ、宣言峠の通過タイム、僕の記憶でも去年よりも1分ぐらい早かったんじゃないかと思うんですけどね。かなりいい感じで進めてたっていう本人としては、そういうお気持ちだったんでしょうか。
そうですね。実際タイム自体は去年より良かったんですけど、体感的には去年よりも余裕度が全くなくて、タイムが早くなったというよりも、根本的に自分の体が動いてないなという感覚がすごくありまして、
登りが本当に、去年はサクサク行けたところがだいぶ苦労してしまったりとかっていうこともあったので、そのまま持つのかなっていう思いと、あとは宣言タイムついてみないとわからないってところもあるので、実際2時間40分で行けてたらいいなぐらいの気持ちで途中タイム追ってたので、
まさか去年よりも1分早く通過できると思って、自分でも、もしかしたらこれから体動いてくれたら、今年条件もいいし、タイム狙えるのかもしれないなってことをちょっと頭によぎりました。
おっしゃったように、実際の今年の宣言峠22.6キロ、通過タイムが2時間35分4秒ということで、2時間40分というのと比べてもかなりいいタイム、早いペースだということですよね。
そういえばちょっと話前後するんですけど、このレースの前に伺ったインタビューでも、今年は一度力試しというか、自分のコンディションチェックの思想をしたときに、なかなかそんなにベストでもないのかなという感じで感想を持った、レースの前にそういうふうに思ったということだったんですけど、
やっぱり本番、序盤の宣言峠あたり、去年に比べてすごくいいという感じでもないというような、そこは大体事前に感じてたとおりだったということなんですかね。
そうですね。2週間前までは調子が上がってきたかなという感じがあったんですけど、そこから疲労抜きをしたときに、うまく抜きすぎたわけでもないんですけど、体的に疲労が出すぎてしまって、調整がうまくいっている感じがないままスタートを迎えたというのが、自分の中ですごく不安が大きくて、
それもあって、やっぱりきつい、最初からちょっときつかったので、やっぱり調整がうまくいってなかったしなーって思いは持って走ってました。
なかなかやっぱりデリケートなところがあって。
そうですね。
やっぱり相原てひろちゃんが前のインタビューで空間切るって宣言してて、自分のタイムにこのタイムはやばいぞみたいな、いつ来てもおかしくない、先に行っててもおかしくないタイムだったので、
ロストしてしまって、そこ登りかけて本当にやばいと思って、ロストして結果が出なかったって、本当に思想までしてるのは何してるんだろうってすごく思って、そこからもうとにかくパニックで、
思いだけで月読みに行って、来てます来てます、一旦来ても、やっぱり情報を捨てられないっていうのが破裂のルールみたいなので、やっぱり言えない言えないって言われて、でも落ち着いていけって言われて、
とにかくここから最後まで出し切ろうと思って、気持ちいっぱいでスタートしました。
ロストっていうことなんですけど、月読み三島を通って、下って行って、月読み第二駐車場の第二関門に行くまでの途中で分岐するところが、ロストというか違う方に進んだという感じ。
1回目の道路出る、ほんとちょっと分岐なんですけど、自分でも思想した時は明るかったので、むしろ何でそっち行くんだって思うぐらい、本当に迷いもなく正しい道を押しその時は行ってたので、
自分がロストしたことも信じられなかったので、夜と日中では本当に見え方が違うし、そこが自分の中で確認不足だったっていうのが反省点だなって。
ただちょっと今回の大会でこの区間でロストしたという方は上位の選手でも少なくなかったというか何人かいらっしゃるみたいなので、見間違えるような理由があったのかなとは思うんで、一概に高村さんが落ちたということではないと思うんですけれども。
僕もちょっとレースの後にタイムを見てたんですけれども、去年のご自身がコースレコードを作られたときの比較で言えば、17分ぐらいのビハインドだったのかなと思うんですよね。第2次関門ですね。
はい。
だから単純に言うと、それだけ17分ぐらいのロスというか、いって引き返して出るようなところがあったということなんですよね、きっと。
20分ぐらいロストしたので。
そういうことですか、本人としては20分ぐらい。
美党さんが20分ぐらい巻いてたので、なのでやっぱりそれで20分ぐらいロストして。
ということで言えば、なおさら月読みの到着もコースレコードを数分上回るぐらいの到着になる見込みだったと。
数分ぐらいってなーみたいな感じに思ってたので。
ということですね。
そんなうまくいかないなっていうのが、破説を一度も知らされてないんですけど、やっぱり言うなよって言われた気持ちが。
けど結果としてみれば、そこから慌てながらも、フィニッシュした後もこんなロストしたことがないっていうふうにおっしゃっていて、
本人としては相当気持ちの上では立て直すの大変だったのかなとは思いますけれども、