1. Run the World, by DogsorCaravan
  2. 楠田涼葉・2023年 ハセツネCUP..

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今年も10月8日日曜日に日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)が開催されます。東京・あきる野市の五日市中学校をスタートして、あきる野・奥多摩の山岳コース 71.5km をぐるりと一周して五日市に戻るコースで開催される大会は、1993年の初開催以来多くのランナーに愛され、今日では事実上のトレイルランニングの日本選手権といえる存在感を持っています。


女子のレースでは五連覇を目指す高村貴子とともにレースをリードすることになりそうなのが楠田涼葉 Suzuha KUSUDA です。楠田さんはOSJ新城32kで昨年の2位に続いて今年は優勝。昨年のフェアリートレイル40kの優勝で今年のインスブルックでのWMTRC世界選手権に日本代表メンバーとして出場しています。最近では9月の全日本スカイランニング選手権・スカイで高村に続く銀メダルを獲得しています。ハセツネCUPには今回が初挑戦です。


インタビューでは、昨年エントリーしていながら出場できなかったハセツネCUPを今年初めて走ることへの喜び、初めてレースでのナイトランを経験することになる興奮を話してくださいました。未知の経験も気負わず楽しむという楠田さんらしさにあふれたインタビューとなりました。小学校の教諭として走ることと仕事が自身の中で結びついている、というお話も興味深いものでした。


ハセツネCUP・日本山岳耐久レース 2023 プレビュー https://dogsorcaravan.com/2023/09/30/2023-hasetsune-preview/


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サマリー

2023年のハセツネCUPに注目されている有力選手の楠田涼葉さんは、大会前のインタビューを受けています。彼女はハセツネCUPの特徴や不安、興味のある分野について話しています。楠田涼葉さんは2023年のハセツネカップ出場を目指して頑張っています。彼女は応援してくれる子どもたちの声が励みになりますし、ゴールすることが最大の目標です。

目次

ハセツネCUPへの注目
DogsorCaravanのインタビュールームへようこそ。ハセツネCUP、2023年のハセツネCUPが近づいておりまして、今回は私が注目する有力選手の皆さんに事前にお話を伺うという企画をやっております。
このエピソードは、楠田涼葉さんです。楠田さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
楠田さん、6月に世界選手権でご一緒させていただきまして、活躍も拝見しましたし、いろいろお手伝いさせていただきました。ありがとうございました。
今回はハセツネCUPですけれども、ハセツネCUPは初めてですよね。
初めてです。
ということですけれども、関西にお住まいで、拠点に活動していらっしゃるので、このハセツネCUPは少し縁が遠いところもあるのかなと思っていますけれども、いかがでしょう。
今お話ししている時点でちょうど1週間ぐらい前になるんですけれども、だいぶ準備というか、研究も進んでいる感じですか。今どんなお気持ちでしょう。
いや、ちょっと8月、9月に故障をしてしまってて、ちょっとレース間に合うかなと思ってたんですけど、なんとか来週レース走れそうなので、ほっとして、とにかく楽しもうと思っています。
よかったですね。不安があって走るのはなかなかつらいところだと思うので、そういうのがうまく楽しめそうということであれば、何よりですよね。
なかなかこのハセツネCUP、日本の特に関東のトレーラーナーにとっては非常に人気というか、みんな楽しみにしている大会ではあると思います。
けれども、エイドがすごく少なかったりとか、給水ポイントが1カ所しかないとか、夜走る時間が長いとか、いろいろ他の大会とは違うところがあるんですけれども、
特に楠田さんの場合は、スカイランニングのこれまで活躍されてた印象がすごくあるので、夜のセクションとか、なかなか面食らうところもあるのかなとか、勝手に思ったりもするんですけれども、
どうでしょうか、ハセツネ特有のフォーマットというかコース、レースについては、どんなふうに今感じますか。
ハセツネCUPの特徴と準備
対策とかどんなふうに立てられているかなとか、伺えてあると思うんですけど。
でも今、夜っていう話があったんですけど、私レースで夜のパートを走ったことがなくて、今まで。
なので、ライトをつけてレースを走ってゴールするっていうのが、すごく楽しみなんです。
もともとナイトラン自体は、練習でよく関西に山を走ってたりするので、夜を走ること自体はすごく好きなんですけど、
レースってなったら他の選手の明かりが見えたりとか、そういうのが見れるのがすごい楽しみです。
でも今、ナイトパートが初めてって言ったんですけど、そもそも50キロ以上のレースを完走できたことがないので、
それに関してはすごく不安があるんですけど、もうあと1週間なんで、もうなるようになるしかないかなって。
気合で頑張るしかないかなって思ってます。
なるほど。いろんなアプローチあると思いますけど、僕も勝手な印象かもしれませんけど、
草さんの場合は、未知のところとか、ところを研究しつくして不安がなくなるようにするというよりも、
どちらかというと、むしろそういうところを楽しむというか、あまりわからないところがあった方がむしろ当日楽しいというような、
そういう楽天的というか、前向きに捉えるようなキャラクターというと失礼かもしれないけど、
そんな楽しみ方をされるのかなと思いましたけれども、外れてないですかね、私の見たては。
いや、むしろもう練習中はパーみたいな、魂抜けてる顔の方が多いと思うんですけど、
なんかすごい意地っ張りなんで、たぶん歩いてでもゴールするぞって気持ちは、たぶんスタートし始めたら起こるのかなと思うので、
今は不安が多いんですけど、スタートした後の自分は頑張ってくれると信じてます。
楠田涼葉のランニング経験と目標
ということで、なかなか今回の女子のレースは、昨年のトップ10の選手が出ていらっしゃらない方も結構多いので、
高村さんはね、また今回高村貴子さんが5連覇目指しますけれども、
菅田さんだったり、あと昨年3位だった相原さんだったりとか、そういうレースを利用してリードして、
我々もそれを楽しめるんじゃないかなと勝手に私は思ってるんですけれども、
菅田さんにとっては、いろんなこれまでのレースとか、インタビューされているものとかも拝見したりもしたんですけれども、
このスカイランニングのところから山に走るところに入られたっていうことなのかなと思うんですけれども、
その辺は、山を走ることになったきっかけっていうようなところを改めてなんですけれども、
ちょっとこのポッドキャストを聞いていらっしゃるか、私も初めてこの中で自分のポッドキャストで伺うので、
ちょっとその辺のお話を伺いたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
いかがでしょうか。
でも、そもそも私、ランニング自体が割と最近で始めたのも7年ぐらい前にランニングを始めて、
山自体も6年。
意外と走ってる時期は短いんです。
ランニングの友達にたまたま山道を誘ってもらったのがきっかけで走り始めたんですけど、
ただ親が小山部で、もともと幼少期から山には歩いて登ってたんで、
まさか走ることになるとは思わなかったんですけど、
山自体がすごくもともと好きだったんで、
それに自分の好きなランニングが合体した競技があるっていうことにすごい感激して、
もうそこからズブズブとハマっていきます。
そういう同じような方、多分他にもいらっしゃると思いますけど、
草田さんのすごいところは、そこから20年だったけど、
21年に延期されたスカイランニングの世界選手権に出ることになったりとか、
割とあっという間に、まだこの競技が発展途上ということももちろんあるかもしれないけれども、
それにしてもやっぱり、入り口から世界の舞台までというところがすごく一足跳びに行かれたというところはあると思うんですけど、
その辺はやっぱり自分の中で、もともとランニングが陸上部でやらっしゃったとか、
そういうことなんですかね、そういうところに今の飛躍の種があったのかなと、
自分ではどんなふうに感じになってますか。
いや、私もともとバスケとフットサルをやってて、陸上は全然やってなかったんですけど、
なんかすごいジェットコースターとか、スピード出すことがもともとすごい好きで、自転車でシャーって行ったりとか、
なんで、くらりの恐怖心とかがもともとすごい少なかったのが、今の山に生きてるのかなと思います。
登りはすっごい嫌いだったんですけど、なんかそのしんどさも今では癖になってきているので、
技術はまだまだ全然足りないんですけど、なんか気持ち的に、
くらりが好きだとか、登りしんどいけど頑張るのって、そういう気持ちの面では山に向いてるのかなと。
すいません、まとまりなく。
いえいえ、なるほど。そういう刺激を求める、なんていうか、
そこら辺の感覚というか嗅覚というか、そういうところが鋭いっていうことなのかな。
ただ走ることとそういう強みが合わさって、そういう活躍につながっているということなんですかね。
というふうに、勝手に解釈してるんですけれども。
そういうところから始まって、6月に世界選手権でご一緒しましたし、
あと今回は初めて走る距離というか、一番長い距離ということになるということなんですけれども、
やっぱりちょっとこう、だんだん長い距離とか、夜だったりとか、
やっぱりなんか、冒険の舞台を広げていこうという気持ちが最近は持ってらっしゃるんですかね。
はい、持ってます。
その辺はどうですか。最近興味のある分野というのはどのあたりにあるんですか。
でもやっぱり、なんか長い距離も自分でチャレンジしてみたいなっていう思いはすごくあって、
ただ、いつも足を痛めてリタイアしてしまうということが、
エントリー自体してたけどリタイアっていうのは続いてるので、
ちょっとなんか、そろそろ長い距離も行けるぞ自分っていうのを見出したいなとは思ってます。
たとえつねも去年エントリーはしていたんですけど、
去年もアキレス腱痛めてて、なんか出られなかったのがすごい悔しくて、
ようやく今年チャレンジできそうなんで、
2023年 ハセツネCUP 大会前インタビュー
一年越しのチャレンジとして頑張りたいです。
怪我っていうところもおっしゃってたけど、やっぱりそれは下り攻めるとか、
そういうリスキーなところもガンと行けてしまうっていうあたりが原因だったりするんですか。
お話、やっぱりそういうところがあるのかなと思ったんですけど、そんなことではないですか。
でも、結構膝痛めることが多くて、
割と私の走り方自体が結構ぴょんぴょんぴょんぴょん下っていくみたいな感じの、
スピードは速いんですけど、かなり膝に負担をかける走り方をしてるのかなと思うので、
ちょっと破裂めはちょこちょこ膝にダメージ蓄積しないような、
ロングはロングでちゃんと自分で考えて走り方を変えながら、
最後まで罵せずに、罵せるとは思うんですけど、あまり罵せずに走り切りたいなと思ってます。
よく言われるウルトラディスタンスっていうかね、トレーラーニングでも距離長い場合は、
小さいステップでストライドっていうんですかね、ピッチかな、
ストライドを狭くしてピッチを稼ぐみたいなイメージで走る方がダメージ少ないとかって言われると思いますけれども、
逆に言うと、裏返して言えば、ウルトラの距離を走る人は足に衝撃がかからないような走りみたいなことを言う人が多くて、
それがなかなかスピードにつながらないみたいなこともあると思うんで、
草さんの場合は逆に、自分のリミット外すみたいなイメージっていうんですかね、
思い切ってここを駆け下りるとか、逆にそういう思い切っていけることによって変な力が入ったりしないで下れるとか、
っていう強みもきっとあるのかなというふうに聞いてて思いましたけれども。
たぶんリミット外すのが得意。
たぶんそういうことなんでしょうね、いろいろ伺ってみて。
そういう意味では、ハセツネの走りというか、きっと下りとかも結構小さなアップダウン、
結構テクニカルなところとかあって、そういうスキルはきっと最後の役に立つんじゃないかなと思いますので、
ぜひどんな結果が出るのか楽しみにしたいと思いますけれども。
あとその草さんについては、前日お話伺ったときも、
本業というか、小学校の教員をされているという、教師されているというふうに伺いましたけれども、
そういうスポーツをしていることが、そういう仕事の上でも役に立つかどうかわかりませんけれども、
何が自分の仕事をする上でも役に立っているとか、深みを与えているとかっていうこともやっぱりあるんでしょうか。
もちろんすごくありますね。
職場に理解してもらうためにも、結構自分の世界選手権のことを報告させてもらったりして、
子どもに自分の得たことを伝えていっているとともに、
伝えたらすごい子どもたちも、先生頑張ってねとか、
すごいすごい応援してくれるのが、自分の日々の練習の励みになっているのかなと思います。
素晴らしいですね。
このスポーツをやっている人、今この時点では、
40代とか50代の男性が数の上では多いと思うんですけれども、
なかなか応援してもらえる人って少ない。
そういう自分が頑張っている、自分を応援してくれる人ってあんまりいないというか数が少ないと思うんですけど、
逆スタさんの場合はまさにそれが逆というか、
すごいたくさんの子どもたち、大人もそうでしょうけど、
子どもたちからそういう声かけて応援の声があるっていうのは、
素晴らしいことだと思います。きっとその支えになることだし、
そういう姿、そういうストーリーというかエピソードを、
今回のハセツネカップでもきっと、レースの後にいろんな聞かせていただくことができるんじゃないかなと思います。
楽しみにしたいと思います。
というわけで、くささんにとっては、
昨年はエントリーしながらも出られなかったということなので、
だから、待ちに待ったハセツネということになりますね。
ハセツネカップ自体も4年間開催されなかったので、
皆さんで応援していただければと思います。
最後に、
ハセツネカップへの期待
結果としてどんなタイムとか順位とか、
こんなの目指してます、みたいな爆弾宣言とかあったりしますか?ないですか?
爆前と10時間切れたらいいなっていうのは思ってます。
はい。
でも、天候とかコンディションですごいタイムとかも変わってくると思うので、
元気な姿でゴールするのが一番の目標です。
そうですね。
なかなか、
私もただ1回とか2回ぐらいしか走ったことないんで偉そうなことは言えませんけれども、
なかなかドラマチックな大会が経験になると思いますので、
どんな大会もそうですけれども、
きっとくささんも応援楽しまれることと思いますので、
またぜひそのレースの後のインタビューとかをさせていただく機会ができたらいいなと思ってます。
ありがとうございました。今回のこのエピソードは、
ハセツネカップ、2023年のハセツネカップを前にして、
大会に出場される楠田鈴葉さんにお話を伺いました。
楠田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
17:16

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