1. Run the World, by DogsorCaravan
  2. #023 高木智史・九州に新しい..
2020-07-11 1:13:51

#023 高木智史・九州に新しいスポーツ文化を、トレイルランニングに魅せられてきた10年を振り返る

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今回お話をうかがうのはユニバーサルフィールドの代表の高木智史 Takaki Satoshiさん。インタビューしたのは熊本県の球磨川流域をはじめ九州各地に甚大な被害をもたらした豪雨災害の直後。共同代表を務めるTRAQ(九州トレイルランニング協会)では早くも被災者支援への協力を呼びかけていることを最初に伺いました。そして、スポーツイベントの主催者として目下のコロナ禍にどう立ち向かうか。そして、今月発売された写真集「Joy」は2011年に高木さんがユニバーサルフィールドを創業して以来、九州各地で開催してきた大会のシーンをまとめた写真集。トレイルランニングの写真家として活躍する藤巻翔、小関信平のお二人がとらえてきた写真とともに、高木さんがトレイルランニングと出会ってからの歩みを振り返っていただきました。

今回のエピソードはリカバリーサンダル「rig」の提供でお送りします。

(2020年7月7日収録)

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/dogsorcaravan/message
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DogsorCaravan presents, Run the World!
古い写真だと、2012年とか13年くらいの写真を使って、
キリシマエヴェの第2回の写真とか、それだと2014年ですかね。
なんかこう、自分なりにも昔を振り返るというか、ちょっと年取ったなと思ったりとか、
いろんな知り合いの方を見ても、なんかそういうふうに思ったりもします。
2012年に初めて、一南市の北郷町。
この大会、第1回目で2012年に開いてるんですけど、参加人数40人だったんですよ。
当時はやっぱり、結構自分の中でも1000年頑張ったと思ってても、それぐらいしかなくて、
そう考えると、今は認知度とか広がったなというふうに自分では絶対思います。
この番組はリカバリーサンダル、リグの提供でお送りします。
日本で企画された厚底ソールのリグは、昨年春に発売されて以来、
日本人の足の特徴に合わせた快適さで人気です。
私も履いていますが、一方とに足裏を柔らかく受け止めてくれることを実感できる屈胜性がありながら、
前後が上にカーブしたソールのおかげで、前へ前へと押し出されるような感覚が気持ちよくて気に入っています。
2020年限定モデルとして新色も登場しています。
詳しくはリグフットウェアで検索して、公式ウェブサイトをご覧ください。
ドクザーキャラバンプレゼンツランザワールド、ポッドキャスタ番組ランザワールドへようこそ。
ドクザーキャラバンを運営している岩田浩一です。
このポッドキャスタ番組では、ゲストをお迎えして、トレーニングを中心に様々なトピックについてお話を聞いてまいります。
今日お迎えするのは、ユニバーサルフィールド代表の高木聡さんです。
九州宮崎を拠点にして、九州一円各地でトレーニングの様々な大会をプロデュースしていらっしゃるということで、皆さんよくご存知かと思います。
高木さんにどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日お話ししているのが、7月7日の火曜日の午前中なんですけれども、先週末に九州の熊川の流域で大雨の災害がございまして、
その雨が続いていて、週が明けてからも九州の長崎、佐賀、福岡、そして今日は大分の方とかも、大雨が続いているという中でお話が上がっています。
高木さんは今は宮崎にいらっしゃるんですよね。
そうですね。宮崎にいます。
近くは、今ご自身はいらっしゃるところではある程度雨も落ち着いているというような感じでしょうか。
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そうですね。今日は宮崎は大丈夫みたいな話ですかね。
ここのところ、大きく言うと全国的にあちこちで災害がありますけれども、九州はとりわけ、われわれたくさん、いろいろ記憶に残るところでも、
2016年の地震でもありましたし、17年の翌年も九州、福岡とかで大きな水害もあったかと思いますよね。
今回もいろいろゆかりのある場所というか、これまで大会の開催とかでいろいろ尋ねてこられたところとかもきっとありますよね。
今回の今日の今週、先週からの。
そうですね。昨日の雨で、長崎県の大村というところが結構雨が降ったみたいで、そこは毎年4月にタラノモリトレイルランニングというところを開催している、開催の場所にもなっていて、
ちょっと地元の人、牧島さんという方が地元で協力してくださっていて、その方にちょっと連絡を取ったら、本人は大丈夫だよということだったんですけど、やっぱり水没しているところがあったりとかもしているというお話だったので、ちょっと心配はしています。
そうですね。やっぱりトレイルランニングの場合、山の方に近いところもあって、今回も熊川の上流域とかも山とか谷とかそういうトレイルランニングにも向いているような場所なのかなと思うんですけれども、そういうところがいろいろ大きな被害にあっているということかと思いますね。
早速高木さん、フェイスブックページとか拝見して、いろいろ支援というか、そういうことで早速アクションを起こしていらっしゃるのを見ていたんですけれども、その辺りもご紹介していただけたらと思ったんですけど。
まずはですね、今実施しているのが、水害にあって家が流されたりとか、床植え浸水とかしているところが多数あるということのお話を聞いて、その災害にあっている方にちょっとコンタクトを取ったら、医療品関係が不足しているというようなお話だったので、お金をかけずに協力できることって、
ランニングをやっている方に協力していただけることって何だろうなと思って考えたところ、自分もそうなんですけど、大会の参加賞ってランニングの特にマラソン大会とかって参加賞のTシャツが多いなと思っていて、でもそれも自分で着てるかっていうと、そういうふうな着用もせずにそのまま袋にしまったままパンスの中に入れてたりとかする場合が結構あるんじゃないかなと思ってて、
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私自身も袋から開けずにパンスに結構入れてしまってるままの状態のものが結構あるので、それをそのまま新品にしようのものであったら、そのまま提供できるんじゃないかなっていうふうに考えて、そこだったら各個人でお金を出してとか、無理に出品側を使ってっていうところではないので、お願いしやすいんじゃないかなと思って動いたところですね。
またその送り先とかは、またこのPodcastのショーノートというかね、この記事にも書き加えておきますので、そちら詳しく見ていただければと思いますが、相次いでこういうことが続いているので、非常にそういう中でちょっとお話を伺うわけなんですけれども。
はい。
えっとですね、この水害のこともあるんですけども、まあ今年は何と言っても新型コロナウイルスということが大きな話題になってましてですね、田中さんも先日、先週、先々週か何か、ライブ番組でお話し出演されていて、私ちょっと直接見られなかったんですけれども。
はい。
大会各地で開催できなくなっているというお話ある中で、たくさんのUniversal Fieldさんの大会はいち早く条件付きながらも大会開催に向けて準備始めていらっしゃるという動き、先駆けとして動いていらっしゃるのかなと思うんですけれども。
はい。
今、ここからがもう一回、そういう我々に近いところで言った大会の開催というところで言うと、どんなような動きされていらっしゃるのかということをちょっと伺ってもよろしいですかね。
そうですね。今、私のところ、会社で企画運営しているところで言うと、宮崎の大会で鏡図の森トレイルという、私がホームマウンテン、普段山に遊びに行っているところで、私それは5月にやってたのなんですけど、ちょっとそのコロナの関係で8月に延期をしたものが、8月の16日で開催予定です。
募集は7月10日までにしてて、ちょっとそろそろ定員になりそうなので、締めようとは思っているんですけど、それプラス、もう締め切りましたけど、8月の23日に、キリン島愛美の高原エクストリームトレイルという60キロ超の大会が、8月の23日にやる予定です。
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その後に、4月にやる予定だった、たらの森トレイルランニングという大会があるんですけども、それも10月に延期をして開催する方向で、今、再募集ですかね。
たらの森トレイルランニングに関しては、一旦出走時の混雑勧応をしないといけないので、通常で600名弱ぐらいを募集してたんですけども、さすがにそれだとちょっと多いのかなというところがあるので、一旦お申し込みいただいている方を対象として、参加する、参加しないのところを確認をして、それで参加しないという方が多かったら、追加の募集をすると。
というような流れで今、進めています。
というわけで、私も日々自分のウェブサイトの中で、トレイルラだけじゃなくて、マラソン大会とかも含めて開催中止にされたり、あるいはやりますと、こういうようなことを毎日毎日追いかけて更新したりというような作業もしているんですけれども、
ほぼやっぱりまだまだ開催されるという大会少ない中で、少ないと思うんですよね。もちろんいろいろ日本スポーツ協会だったりとか、こういうソーシャルディスタンスを取った上での開催の仕方とかっていう指針も示されてますけれども、実際はなかなかそれを実行に移すとなるといろいろ難しいというようなこともあるのかなと思うんですけれども、
高木さんの中でいうと、やっぱり大会の主催する地元であるとか、あるいは経済的なこともあるでしょうし、どうすればこういう大会開催できるようになっていくというふうに判断されるかなというところ、ちょっと裏側みたいなところを伺えたらと思ったんですけれども。
そうですね、まずは私の勧め方としてというか、やっぱり大会をする地域の方に納得していただいてじゃないですけど、ある程度理解を示していただいた上で、大会を開催するっていう流れは作らないといけないのかなと思っているので、今お伝えした3つの大会に関して言うと、地域の行政のところにまずお話をしに行って、
こういう条件をつけて大会を開催するんですけど、いいですかというようなお話はさせていただいていて、プラス、江戸ステーションだったりのところの部分で地元の地域の方にお手伝いしていただいたりというところもあったりするので、その方にもこういう条件をして大会を開催するんで、その上でもご協力いただいてもいいですかというようなお話をしています。
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そこの部分がご理解いただけないというか、やっぱりそれでも難しいよとか、やっぱり心配だよという声が多数大きい声であるんであれば、そこの開催はちょっとやらない方がいいのかなというようなふうに思っているんですけども、大会って今年だけじゃなくて、来年以降とかも続けていきたいものでもあったりするので、少しでもそういう大きい声があるんであれば、無理して開催するというか、
開催する必要もないのかなと思ったりしているので、その部分のところの整合性じゃないですけど、地元の理解のところと大会を開催したいというマッチングじゃないですけど、そういう部分があれば大会っていうのは開催できるようになるのかなとは思ってるんですけど。
そうすると、やっぱり地元の皆さんにとっても、やっぱりそういう人にいろんなところから人に来てもらいたいという気持ちもあると、もちろん感染が広がることへの懸念というか恐怖もあるんでしょうけれども、やっぱり観光という意味でも、いろいろもっと人が来てもらえるなら協力したいというようなところも地元もたくさんあるということなんで。
そうですね。地元でそういうふうに言ってくださるところもほとんどなんですけど、やっぱり感染が広がったらどうしようみたいな心配をされている方たちもいらっしゃることは確かなので、この部分のところのバランスじゃないですけど、このところをどう考えるかっていうところが必要なのかなというふうに思います。
開催する場合も、さっきもタラル森でしたっけ、開催スタートの運営とかということで、例えばウェーブスタートにするとかっていうことになると、人数を当初の予定通りでは開催できないとかっていうことがきっとあるんですよね。
そうすると、運営の規模が小さくなると、あんまり小さくなりすぎると、例えば大会運営が赤字になっちゃうとか、そういうようなこととかもあったりするのかなと思うんですけれども、そのあたりにもやっぱり、開催できたとしてもやっぱり、主催者側としては厳しいことも条件でやらざるを得ないということもあるわけですかね。
そうですね。人数が減ると、その分やはり参加費収入というところが少なくなってくるので、基本的に私の会社でやっている大会に関して言うと、当初から補助金とか助成金に頼らないというような考え方の下でやっているので、基本的に参加人数が減るイコール運営の費用のところが切迫してしまうというところがあったりするので、
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その部分はやっぱり考えないといけないのかなというところがあるんですけど、うちの会社の利点として、全てうちの会社の中で賄えてしまう部分なので、そこはどうにかできるのかなという部分でもあって、
例えば、計測をどこかの会社に委託しているとか、そういう部分でやっていると、多分その部分が費用年出のところで大きいんですけど、うちの会社って全部計測のところも自分のところの会社で自己完結できるので、そこの部分が人数がある程度減ったとしても、運営できるところの一番大きなメリットになるのかなというふうには思っています。
それは平時からというか去年からいろいろ運営をたくさんが効率化というか改善し続けてきた成果がやっぱり聞いているということになりますかね。
ただ、そういう形で香川水の森だったりとか、エビの工芸、9月ですかね、たらの森とか開催で動き始めているということなんですけど、募集されているということなんですけれども、参加者側として理解しておくべきことというか、もちろんエイドステーションがこうなってますよとか、
受付がみんなが集まるようなブリーフィングがないですよとかというようなこともあると思うんですけれども、そういったことも含めて、今までの大会とは違うんだ、もしかすると来年、再来年とそういうことは続くのかもしれませんけれども、
トレーニング不安としてそういった大会に参加する上で、理解しておいたほうがいいというか、今までとは違う新しい常識っていうんですか、最近この言葉がよく言われてますけれども、
田中さんから、我々が理解しておくべきこととかってあったら教えていただければと思ったんですけど。
そうですね、薬とかワクチンができれば、今まで通りっていうような動きに、インフルエンザと同じような感じにはなるのかなと思ってるんですけど、現状そういうのがないような状態であれば、まずは感染させないということを、自分が感染させてはいけないし、感染しないようにもしないといけないっていうのが、
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大きな目標じゃないですけど、目的というか考えの中にないといけないのかなと思っていまして、大会中で言えば先ほど岩田さんもおっしゃったウェブスタート、密集するのを作らないといけないっていうところがあるので、ウェブスタートが必然的になるのかなっていうところですかね。
ただ、マスクの着用とか、自分が人に感染させないようにマスクの着用っていうところも、外の競技なので必ずとも必須でないといけないっていうところは私は思っていなくて、人との距離がある程度離れてたりとか、弾いてたりすれば、医師会の方も言われてるんですけど、やっぱり乾燥してすぐ飛沫って飛ばなくなってしまうので、
そこの部分はそれほど追い抜きのところの部分も含めて、気にするようなところではないのかなっていうふうには思ってはいるんですけども、大会中のところで言えばそのスタートのところぐらいかなと基本的には思っていて、
ただ、大会を開催するにあたって会場に移動するまでの交通手段だったりとか、それ以外の地元に行ってスーパーで買い物するとかコンビニで買い物するとか、この他の場所でやっぱり行動が伴ってくるかと思うので、この部分で皆さんの意識づけだったりっていうところを考えないといけないのかなっていうふうには思っています。
走ることそのものはそんなに危険はないかもしれないけれども、そこに至るいろんな移動とか準備とか、そういうところってことですかね。
買い物に行くにしても何人も連れだって入らずに必要なものをささっと買ってくるとか、それはそちらのレースの会場に行く前、地元でもそうなんでしょうけれども。
ただ、たくさんの大会、私もいくつか何度か行かせていただいたことがありますけれども、いつもレースの前かな、前夜祭とか、そういうところでいろいろなイベントがあって、いろいろこの地域の方がお話しされたりとか、太鼓だったりとか、
そういうのもすごい楽しいの一つだし、そこでランナー同士のコミュニケーション、挨拶したりとかっていうようなこととかも、すごい大きなイベントの魅力だと思うし、
それが一つの大きな魅力だと思うからこそ、そういうものをイベントの中に組み込んでこられたんだと思うんですけど、なかなかそういうのって今難しくなりつつ、難しい感じですよね、現状ではですね。
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その辺はやっぱり、太鼓さんの中でいいアイディアとかあったりするっていうのはあるんですか。
そうですね、僕は私の中でも、安田さんがおっしゃるように、そこは大切にしなきゃいけない部分なのかなと思っていて、それは先月大塚さんともお話をしたんですけど、やっぱりマラソンにないトレイルランニング、トレイルランニングに限らずこのアウトドアスポーツっていうところのつながりの中の大きな部分なのかなというふうに思っているので、
その部分に関して、今年は無理なのかもしれないですけど、なるべく早くできる方法は考えたいなと思っていて、現状で言うとレストランとか通常の食事を外食で済ませるときにできているところではあるので、座席間隔を空けるなのか、密閉された空間とかではなくも窓を開けっぱなしで、
空気通気を良くするとか、何かしら方法を考えて、早めの段階でそういうのもやりますっていうところは伝えられるような環境ができればいいなというふうに思っているんですけど、やっぱりそれありきが楽しみ方の一つ、トレイルランニングという体育会を形成している一つではないのかなというふうに自分は思っていたりするので、その部分が何かしら提供できるような環境ができればいいなというふうには思っています。
そうですね。かといってね、オンラインでそれが代わりのことができるかというとね、それはできるのかもしれないけど、ちょっと味気ないなという感じもするし、今しばらくの間は別にそういうことはなくても、ランニングのコミュニティ同士のいろいろなネットワークっていうのもあるし、
主催者もたくさんの声を聞くこともできる。そういうメッセージとか、フェイスブックとかそういうものを通じて、ブログとかそういうものを通じて見ることもできるけど、新しくそういう輪を広げていく上では、やっぱり直接話したり会ったりとかってできる場が、やっぱりそれの役割ってすごく大きいと思うので、
世の中はバーチャルイベントブームみたいな感じでいろいろやられてはいるんだけれども、やっぱりそれだけで取って変わるものでは決してないんだろうなと期待して、望みを捨てずにいきたいなと。
さすがにバーチャルばっかりっていうのも温かみがないなっていうのもあって、なかなか難しいな。最初はZoomのみみたいなオンラインのみみたいなのがすごい流行りましたけど、最近なんか傾向としてなくなりつつあるのかなっていうのも思ったりするので、秋じゃないですけど、やっぱり実際に会って飲んだりするほうが話したりしやすいのかなっていうふうに思ったりします。
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特に私の思うのは、新しい出会いとか広がりとか、新しく入ってくる人がそこに溶け込むとかっていうことでいうと、やっぱりZoomとかそういう場を知ることも難しかったりとか、やっぱり限界があるなと思います。
いきなりZoomで新しい人が入ってくるっていうのも難しいですね。
お互い知ってる間からだったら色々ね、そこで話が進むっていうのもあるでしょうけど。
そうした中での取り組みとして、写真集をJOYという写真集、ユニバーサルフィールドさんとして作られて、発売、私も手元に1冊届きまして早速拝見してますけれども、
カラクリだけですよね、表紙が。写真があって。中も、もちろん自然のトレイルの写真もですけど、ランナーの皆さんの笑顔の楽しそうな写真、私も存じ上げてる方もいたりとかして、
なかなか当たり前のことだったけど、今思うと大事な時間だったなとか、ちょっと月並みな感想なんですけど、思ったりしますけれども。
これまとめられた、高木さんがこれを作ろうというふうに作られたわけなんですけれども、
これはどういう理由で今この時期に作ろうと考えられたのかなと。
元々は、うちの会社が2011年に私自身で作って、来年ですかね、ちょうど10年になるので、10年のタイミングで記念として、10周年記念じゃないですけど、
そういうので写真集作れればいいなというふうに思ってたんですよ。ただ大会がなくなっていく中で、みんなモンモンとするじゃないですけど、
モチベーションが下がってしまっていて、楽しみってないのかなとか、楽しくないよとか、オンラインでそれこそ飲んだりとか、個人的に走ったりとかっていうのもあったかもしれないんですけど、
みんなでワイワイ楽しめることってなかなか少なくなっている状況だったので、それを思い返すじゃないですけど、写真集を見ることによって楽しみの提供ができる方法って何かないのかなと思ったときに、
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写真集を見て楽しみが提供したいなと思っていたときに、これまで写真集を出すにあたった写真を撮ってくださっている藤巻翔さんと小関仁平さんが撮ってくれた写真を大会終わった後にホームページに掲載をして、
無料で使ってくださいというふうなことをいつもやってるんですけども、それを見返したりしてるときに、これが写真集になったら、みんな見ながら、昔はあったねとか、あのときこんなことがあったねみたいな楽しみの提供ができるんじゃないのかなっていうのが一つ大きなきっかけというかにもなっているのもありまして、
あと二つ目が、いつも写真を撮ってくださっているお二人の仕事がないって言うとちょっと上から目線になるかもしれないんですけど、この写真集を作ることによって、その売上の一部でもお二人に渡すことができれば、お二人を救うって言うとちょっと聞こえがあんまり良くないかもしれないんですけど、
お二人のためにもなるのかなっていう思いもあって、作ったのがきっかけですかね。
たくさん自身ページをめくってみて、やっぱりこの10年やってきたことっていう、思い出とかが蘇ったりするような感じですか。
そうですね、古い写真だと2012年とか13年ぐらいの写真から使ったりするのもあるので、そこを見てると、昔ながらって言ったらちょっと聞こえが悪いかもしれないですけど、こういうのもあったなとか、それこそ桐島絵部の第2回の写真とか、それだと2014年ですかね、の写真だったりするので、
自分なりにも昔を振り返るというか、自分が写ってるのもあったりするのでちょっと年取ったなと思ったりとか、それは僕だけに言わず、いろんな知り合いの方を見ても、そういうふうに思ったりもします。
やっぱり重ねるにつれて、例えば会社というか大会として、いろんなことが解決してというか、もっといい大会になっていったなとか、そういう手応えみたいなものもあったりしますか。
そうですね。効率的と言ったらあれなんですけど、やっぱりいろんな大会を年間でやってる中で、もっとここをこういうふうにしたらいいとか、ああいうふうにしたらもっとよくなるよねっていう積み重ねもあったりするので、その部分の改良っていうのはできてきているのかなと思って。
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あとは大会を重ねる中で、いろんな企業さんとのつながりもできて、そことアドバイスもいただいたりとかして、一番最近で大きいのはやっぱりYAMAPさんにはなると思うんですけど、そこの中で道迷いが起こらないようにYAMAPでコース作ってもらって、大会中にもし迷いそうだったりとか、自分の位置を確認したい場合はスマートフォンを見て、自分の位置を確認してくださいっていうのも、
ここ数年の間のつながりでできたことですし、今年から先日ちょっと発表したばっかりですけど、山添さんの井上くまさんとちょっとお話をして、大会前の天気予報の提供とかもいただけるようなつながりもできたりしたので、
年を重ねるごとに安全対策だったりとか、その部分を少しずつ良くしていけるような環境づくりというのが心がけているところであります。
山の天気予報って、もちろん今までも見ていらっしゃる方も多いでしょうけど、そういうある大会の日時に合わせてどんな準備したらいいかっていうことを考える。
ここを見ればわかるっていうのは、すごくありそうだけどあんまり今までそんなになかったような気もするし、一方でUTMBとかだと専門の山の気象情報会社みたいなのもあるみたいで、そういう情報はすごく重宝されているようなので、
そういうものから学んでというのか、日本でもそういう大会でもできるようになってきているというところがあるんだなというふうに思いましたけれども。
確かにUTMBは正確にというかちゃんと出てますもんね。この日はこういうふうになりますよとか、夜になるとこんな感じになりますみたいな。
そうですね、標高別に高いところ2000メートル以上はこうで、1000メートルぐらいはこれぐらいとか、そういう細かい予想ができるような仕組みがあるんだなと思って、いつも驚きますけれども。
ということなんですけれども、今日はですね、このポッドキャスト番組に高木さんに初登場していただくということもあって、もう少し前の話も伺えればなと思って。
というのも、高木さんが2011年ですか、Universal Fieldを創業立ち上げられて、今に至る大きな動きを作られているということなんですけれども、そもそもトレイルランニングに高木さんが出会ったきっかけっていうんですか、そこのところ私もまだ多分もうすでに他のメディアでは語られているのかもしれないけど、
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私あまりその辺聞いたことなかったなと思って、そこ長い話かとは思うんですが、聞けたらなと思ったんですけど。
そうですね、トレイルランニングに出会ったきっかけは、もともと東京に私2006年、高校卒業して大学入って東京にいたんですよ、大学生の時に。
その後に社会人として就職をしたんですけど、いずれは宮崎に帰りたいなっていう思いがあって生活をしていて、2006年に宮崎に帰ってきたんですね。
特に来る間はチャラチャラ遊んでただけなので、飲んだりするかっていう感じになって。
その頃から陸上部とかそういうわけではなかったんですか?
全然ないです。僕帰宅部なんで、全く運動の運もしてなかったぐらいで、油酸素運動大嫌いだったんですけど。
宮崎に帰ってきて、知り合いがサーフィンしてたからサーフィンを始めたりとか、ロードバイクに乗ったりとか、
人から誘われてマラソンを始めてっていう流れの中で、マラソンと自転車ができたらトライアスロン、あと泳げればトライアスロンができるっていうわけはかならない誘われ方をして。
宮崎のネグミも有名だし、条件は揃ってるっていう。
そういうきっかけもあってトライアスロン始めたんですよ。
結構のめり込んでしまって、それこそ1日に3種目練習するとか、そういうこともやったりしてたんですけど、
この中でマラソンがサブスリーを切ったときに、1回踏ん切りがついて、次に何しようかなと思ったときにネットでいろいろ調べてたら出てきたのがトレイルランニングだったんです。
それが2008年とか9年ぐらい。
トレイルランニングが大きくブレイクする直前みたいな感じの時期。
そうですね。まだたぶん激走モンブランがある前ぐらいだったと思うんですよね。
そこから山に自分で、当時はそれこそトレイルランニングショップとか、こういうのもまだなかった。
九州で言えばたぶんもう塩山さんがスパイトレイルのお店始めてた頃だと思うんですけど、
存在自体も知らなかったので、自分でインターネットを調べて、ザックとかトレイルランニングするためにはみたいなのをすごい検索して、出てきたものをネットで買った。
もちろん宮崎、今でもトレイルランニングショップがないので、当時もアウトドアスポーツのショップなんてなかったので、
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インターネットで調べて、それを購入してみたいなのでやってたんですけど。
じゃあ自分でイオミマネで情報を集めて、周りの近くの山に行ってみるみたいな、そういうところから始めて。
身近な山はどこかな、みたいなところから始まったんですけど。
だんだんやっぱり、これは良いって感じになったわけですか?これを楽しいなって。
そうですね。マラソンに飽きたじゃないですけど、ちょうどその頃も、マラソンはいいやと同じタイムを刻みながら行くのがちょっと嫌だなと思ってた時期でもあって、
トレイルランニングの不整地を走る感じとか、よくジェットコースターに例えられたりしますけど、
目まぐるしく路面状況が変わる中で、ワクワクすごいするスポーツだなっていうのがあったので、そこにのめり込み始めたっていう感じですかね。
今でもそれは変わらないんですけど。
その辺はね、私も実はある程度共通しているところがあるんですけど、やっぱりそこから、2011年にUniversal Fieldを立ち上げられたってことは、
結構、初めてすぐ、これで仕事に大会を立ち上げよう、自分でやってみようっていうのは結構早かったような気がするんですけど、
それはやっぱりもう、これは良いっていう確信があったってことなんですか。
最初はトレイルランニングの大会を作って、仕事にしようっていう思いは全くなかったんですよね。
当時で言えば、まだ普通に僕サラリーマンをしてて、働いてた時期でもあったの。
それこそまだトレイルランニング始めたばっかりの時は勤務をしてたんですけど、それとは別に、
それこそ宮崎はスポーツランド宮崎って言われるんですけど、なかなか外からのプロのスポーツ、野球だったりサッカーとかを合宿誘致をして、
そこに来る観光客の人たちを呼んで、スポーツランド宮崎っていうのを作ってるんですけど、
あと言って、宮崎ってプロのスポーツ選手とか大学とかいろいろ合宿に来たりするぐらい環境がいいんですけど、
地元の高校とか中学とかが全国大会とかで優勝するとかっていうのってなかなかないんですよ。
スポーツの環境がいいのにそういうのができないっていうのは、ちょっとすごい自分の中で違和感があって、
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それを変えたいというか、何かできないかなっていうのがあったり、そこで仕事にしたいとかっていうのは全くなかったんですけど、当時は。
だから何かできることってないのかなっていうのがまず一つあって。
それともう一つ別に、マラソン大会が関東とかでもそうだと思うんですけど、
同じ県内で同日開催とかって結構ないですか?
ありますよね。
例えば1月から3月ぐらいが一番集中する時期だと思うんですけど、
その時期に宮崎県でも同じ2月の来週に3つ大会があるとかあるんですよ。
今でもそうなんですけど、それがすごいもったいないなって僕思ってて。
当時私がいろいろマラソンの大会に出るようになって、
転選じゃないんですけど、いろんな大会に出てみたいなと思って回ってる中で、
同じ県内で、隣の県だったらまだ下なんですけど、
同じ県内で同じマラソンをやってる人口でそうそう多くないのに、
ランナーの取り合いをしてるのがもったいないなと思って。
どこの行政とかマラソンの実行委員会も、大会作るのってものすごい大変だと思うんですけど、
それなのに同じランナーのお客さんの取り合いみたいなことをやってしまってるので、
どこかが調整して日にちをずらせば、それぞれのランナーがちょっと散らばって、
もう少し参加人数を増やしたりすると、
それぞれの大会でもっと参加人数が増えて経済効果が生まれるんじゃないかみたいな考えがあったんです。
それもやりたかったんです。
最初、県の観光協会とか体育協会みたいなところに入って、
そういう仕事ってできないのかなと思ったのが始まりだったんです。
自分のビジネスっていうよりは、もっと宮崎の地元を良くしたいとか、
地域の皆さんがスポーツを楽しめるような環境をもっと作れるんじゃないかというような高い志を持って。
高いかどうかわからないですけど、すごい違和感ばっかり、違和感しかなかったので、
そういうのができたらいいなっていうふうに思って、
人のつてでこちらをちょっと紹介してもらって、
体育協会とか県の施設、そういう担当の人に会いに行ったんですけど、
それぞれの行政がそれぞれの大会をやっているから、
僕たちでは調整とかはできないですみたいな話を言われて、
でもそれだったらもう自分でやるしかないと言って、
で、自分で立ち上げたんです。
そうすると単なる大会を開催するっていうことが目的だったわけではなくて、
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もっと宮崎のスポーツ、
Doスポーツっていう言い方がいいんですかね。
みんな単なるプロ選手が来て何かやるのを観戦するだけじゃなくて、
せっかく恵まれたこの地域、このFHの場所の中でもっと楽しめる場所を作りたいと。
調整というか既にやっている人たちとももっと働きかけて、
チャンスを増やしていきたいというようなことが考えとしてあったということなんですか。
そうです。
なるほど。
その中で、たまたま地域活性化じゃないですけど、
そういう観点からいったときに、世の中にマラソン大会ってすごい溢れてた。
今もその継続して行われている大会がほとんどですけど、
溢れていたので、マラソン大会をこれから増やしても、
それこそ自分が最初に言ってた地域恐慌が起こってしまうというのもあって、
マラソン大会をやっていない地域の活性化をするためにはどうすればいいかというのも考えたところで、
そういう場所って結構参観部が多くて、
それをうまく活用してできる大会がトレールランニングだったというところですね。
当時も既に、九州と関東でそんな時差みたいなのがあるのかどうか分からないですけども、
トレールランニング、私自身も、私も実は竹井さんと同じ時期にトレールランニングと出会って、
今に至ってるんですけど、
九州でも当時、私が始めた頃っていうのはまだ、九州でトレールランニングの大会っていうのはそんなにまだなかった。
今でも多分私の頭に浮かぶ九州のトレールランニング大会というと、
常に高木さんというか、ユニバーサルフィールドさんがプロデュースしてらっしゃる大会が思い浮かぶくらいなんで、
まだ始めたばっかりのときは、そんなにトレールランニングの大会もそんなになかったですよね、きっと。
そうですね、まず僕が始めた、当時に2000年、会社を始めるぐらいのところで言うと、
2011年とか12年ぐらいの頃は、まだ平和大と九州関両様、それから立花さんが大会開催に関わっている大和町の大会の2つしかなかったかなと思って。
僕よりも自分がトレールランニングを始めたときに、その大会があるのを存在さえ知らなくて。
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プロモーションがそんなになかったかもしれない。
なかったのか、僕の検索能力が良かったのか、どちらかだと思うんですけど。
僕、わざわざ関東までで参加しに行ってたんですよ。
そうなりましたよね。
それこそOSJのおくくじの大会だったりとか、
OSJがそのときすごい大会いっぱいやって、OSJしかやってなかったぐらいなイメージが僕の中ではありますけど、
なのでOSJの御滝の100キロとかですかね、今でこそすごいクリック合戦が起こられますけど、
僕が出たときとかはずっと埋まらずにこう来てたぐらいの参加人数、たぶんまだそんなに多くなかったと思うんですよね。
それが今、一日もたたずして埋まる状態だったので、
その中で九州で大会を増やしていくことがいいのかなと思ったりもしたんですけど。
まだそういう意味では、トレーラーニングをされている方って地元ではそんなになかったような感じなんですよね。
トレーラーニングってスポーツそのものもあんまり何それみたいな反応だったり、そういうところから始まってるんですよね。
2012年に初めて、それこそもうちょっと今、環境保全の関係で森林保全地域になってちょっとできなくなってしまった大会なんですけど、
それこそ道南市の北郷町っていうところで、それこそ人見さんに来ていただいたことはありますけど、
この大会、第一回目で2012年に開いてるんですけど、参加人数40人だったんですよ。
42人ぐらいだったんですよね。
今でこそ大会やりますよってうちの会社とかで募集をすると、少なくとも200人弱ぐらいとか集まってくれるようになるんですけど、
当時はやっぱり結構自分の中でも宣伝頑張ったと思ってても、40人とかそれぐらいしかなくて、
っていう状態から始まってるので、そう考えると今はすごい恵まれてるって言ったらあれですけど、やっぱ認知度とか広がったなっていうふうに自分では実感します。
やっぱりそれは、もちろんトレードランニングというスポーツそのものが日本の全体で見て広がってる、認知されてるっていうこともあるんでしょうけれども、
たくさんがいろんな工夫をされたっていうのもきっとあるんですよね。
そういう意味でどういうことがこうそうしたみたいなことって、裏話みたいな、これが九州でトレードランニングが広まったきっかけだったみたいなこととかって、
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実はそれを竹木さんが仕掛けたことだったみたいなことってあるんですか。
仕掛けた、仕掛けたって言うとちょっとあれかもしれないですけど、やっぱり霧島海老の高原の60キロっていう距離の大会を作ったのは一番大きかったかなっていうふうに私自身は思っていて、
それこそ第1回のUTMFが2012年に開催されて、それに参加するためには何キロ以上走っていかないといけないという最終条件だった。
今だとITRポイントになってますけど、大会の中に霧島海老の高原エクストリームトレールっていう大会が初めて認定されたのもあって、そこから多分UTMFに出たいよっていう人たちが霧島海老の大会に参加してくれるとか、
そういうのの流れも一つあるのかなっていうところと、あとは身近な山で大会を作ったことによる参加者増っていうところもあるのかなと思っていて、
それこそ最初言った大和町だったり平和台っていう2大会しかなかったときは、例えば私が宮崎から参加しようって言ったときに県をまたいで参加しないといけなかったような状況だったんですけど、
基本的に九州で各県に一つずつぐらいは大会があったりとか、宮崎で言うと3大会あるんですけど、そこの大会に行くんだったらそんなに移動距離も伴わずに、
身近な大会に参加できるっていうのは環境づくりっていうのを、私含めて福岡のスカイトレールの塩山さんと結構頑張ってやったので、その部分が参加者増というかトレールランニングをやってくださる人口増っていうところにつながったんじゃないかなっていうふうに僕は思ってるんですけど。
九州各県に、各県っていうこだわりになるかどうかわからないですけど、より身近なそれぞれの地、それぞれの地元のというふうに思える親しみのある山のエリアを開拓というのか、そこにこういう挑戦の場を設けることでやってみようという人がきっかけにしてもらえたということなんでしょうかね。
そういう一方で、私が記憶に残っているところだと、やっぱり阿蘇ラウンドトレールっていうのはやっぱり今や関東っていうんですか、全国的に知名度も高まりつつあるというか、
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県島もそうです、指の高原もそうですけれども、挑戦の舞台として一度は走ってみたいというのはドリームコースというか、もちろんその景観も私自身がそこにいたこともあって、見せてもらったという、そういう主観、自分自身の理由もあるんですけれども、大きいものに育ちつつあるという気がするんですけれども、
そこはやっぱり地元の親しみ、地元での自分の地元の親しみの持てるコースというところからもう一歩成長、もう一歩違うっていうんですか、なんていうんですか、世界に誇れるような、それこそ世界に誇れるような大会づくりみたいなことも、
見えてたくさんの頭には浮かんでいるのかな、そういう目標ができているのかなと思うんですけれども、それは意識されますか。
そうですね、日本の中で100マイルレースっていうと、やっぱりUTMFとか、つい最近100マイル貸した新越語学とかあると思うんですけど、あとはOSJがやってる音丈の100マイルですかね、そういうのもあったりして数は少ないと思うんですけど、
その中で、やっぱり九州の自然のところを世界に誇れる場所っていうところを、新山さんとそれこそ2013年ぐらいからずっと探していて、最初の身近なところで参加できるっていうところも一つ関わっては来てるんですけど、わざわざ世界に行かなくてもとか、関東とかにまで遠征しなくても、九州の人は九州で100マイルの大会に参加できる、
身近な100マイルではないですけど、そういう環境づくりっていうところもしたかったっていう話をそれこそ新山さんとずっとしていて、そこの部分を最終的に阿蘇に落ちてきましたけど、例えば九州適用山脈のところでできないかとか、2人で山の地図を見ながら、いつもニヤニヤしながらやってたら、ここ行ったらいいんじゃないみたいな話をずっとしながらコースを探してて、
いろいろ車で行って山に入ってみてっていうのを繰り返して、それで最終的に阿蘇っていう環境がすごい良いよねっていうところになって、そこからもう2人で登山地図、山の山岳地図、ニョコブドチリの地図とか見ながら入り込んでは行き止まりの道だとか、
そういう失敗じゃないですけど、何度も繰り返しながら今のコースがやっと出来上がっていて、最終的にはここを通れば100万人になるよっていうところまではできてるんですけど、熊本地震があって道が寸断されてるとか交通需要のところが難しいっていうのもあって、まだ開催には至ってませんけども、
やっぱりあの景色って世界に誇れる、日本の中でも観光地としても有名ですし、世界に誇れる場所だなっていうふうに思っているので、そこの部分を国内外に対して、ちょっと今海外はコロナの関係があって難しいかもしれないですけど、国内外にこういう綺麗というかすごい場所があるんだよっていうところをPRできる場所ではないのかなと思ってて、
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それこそUTMBとか海外の名だたるコースに負けない景観を有しているふうに僕は思っている場所でもあるので、この部分は上手くPRをしながら広めていけたらなというふうには思っています。
【佐藤】例えば将来的には海外からもっと人を迎えようとかってこともあるわけですよねきっと。ワールドシリーズの一つの中で頑張ろうとかいうようなこととか。
【佐藤】打倒UTMBとは言いませんけど、東と西でそういう大会があってもいいんじゃないかなというふうに思います。
たくさんの夢というにはもうちょっと現実的なプランというんですかね。着々と成長しつつあるということかと思うんですけれども。
たくさん自身も依然として一人のアスリートとしていろんなことを挑戦されてますよね。私の記憶だと、確か最近だと去年の12月のオマンバイUTMBも行かれて感想を果たされてということで。
私も去年、一昨年に行かせてもらったんで、すごいタフなコースで、それを感想できるとやっぱすごいなというふうに本当に尊敬しますけれども。
その辺りもやっぱりもっといろんなことやってみたいなとか、一人のアスリートというかチャレンジャーとしてこんなことやってみたいなということもありますか、今。
そうですね。私自身はどこか故障しない限りは、選手として自分も楽しみたいなという思いがやっぱりあるので、年に1回の海外の大会はコロナが落ち着いてになると思いますけど、毎年出たいなと思ってて。
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今年は本当だったらトルコに行きたかったんですよ。トルコの120キロぐらいですかね。この大会に行きたいなと思ってたんですけど、さすがに今年は無理だと思うので、カパドキアの大会に行きたかったのと、
いつになるかわからないんですけど、トルベジアンとか参加したいなと思っていますし、最近なんか良いのか悪いのかグレートレースでこういろいろすごい大会が起こされるもんだから、自分で出るって考えるとちょっと難しいかもしれないですけど、挑戦はずっとしていきたいなというふうには思ってます。
オマーンはいかがでしたか。
オマーンはですね、僕出る前に岩瀬さんにもちょっとご相談させて、どんな感じですかとかっていう話を聞いたんですけど、やっぱりキミノちゃんとかも言ってましたけど、やっぱ大変ですよね。
アップダウンじゃないですか、日本にない岩、僕岩場すごい好きなんですけど、さすがにあんなに岩場ばっかりだったらちょっとなんかもうお腹いっぱいって途中になってしまう感じですかね。
でも、人はすごい温かいなと思って、スタッフで張り付いてくださっている人たちは英語ごとで声かけ、僕何言ってるかちょっと現地の言葉とかもあったので、全部が理解できたわけじゃないですけど、いろいろ心配もしてくれて、
っていうのもあるので、すごい人に対して大会運営者の方に対してはすごい感謝しかないんですけど、やっぱコースはもうお腹いっぱいみたいな感じですかね。
あれね、何て言えばわかってもらえるのかもうわかんないんですけど、竹さん体験されたからご存知の通りなんですけど、なんか走れない感じなんですよね。
足をぽんぽん前に出すと引っかかって転びそうになる。普通ね、トレイルとして整備されていれば別に、それこそ居眠りしそうになっても、そんなに足引っ掛けて転ぶってことそんなにないんじゃないかと思いますけど、
まあについて言うと、すぐそういう油断が全くできないというか、一歩一歩足を置くところを自分で確かめないといけないし、あとコースがわかりにくいでしょ。
わかりにくいですね。
あのちっちゃい緑色のコースマーキングあったでしょ。
あれがもう一個でも見落としたらもう終了みたいな感じで。
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しかも一番びっくりしたのが、誘導の人が一人もいない。
いないですね。
全部マーキングで済まされて、マーキングが下にちょっと矢印があったところもありましたけど、エイドステーション以外に誰も人がいないっていうことに対して、ちょっとびっくりというか、これでも大会できるんだってちょっと思っちゃって。
日本でももしかしたらこれはできるんじゃないかってちょっと思ってしまって。
あれを日本でやったらね、集団ロストがものすごい破裂じゃないかと思いますけどね。
友人といつも一緒に出てるので、それこそ当時誰かと一緒に出てた友達と喋ってたら、それこそマーカーを見失って、2,3キロぐらい行っちゃったんですよ。
ちょっと話しに夢中になってて。
前に外国人の方が2人いらっしゃったから、この人たちもまっすぐ行ってたから大丈夫だろうみたいな感じで友達と話をしてたら、実は4人でロストしてたっていうのがあって。
そこから一気にバーって戻ってっていうのも一度だけあったのかな。
アローマーキングをずっと探しながら行くっていうのもなかなか大変だよっていうのは。
本当に100円玉ぐらいの小さいのが地面に岩に直接貼り付けてあるんで、夜とかはライトでしっかりあれって確認しながら行かないと。
これはロスト。逆に言うと、それだけ自然の景観っていうんですか。
オマーンとかだと乾燥した荒々しい大地の景観が守られてるというか、よく言うと。
あれ付けていいんですかねと思って、あんなに岩に。すごい感覚であるじゃないですか。
日本だと絶対これ許されないだろうなって思うぐらいの個数が岩に付いてるし、天気もすごい塗ってあるじゃないですか。
コースだよみたいな。あれは向こうならではのあれなのか、例えばUTMFのコースであれをいっぱい付けてたら、
それこそ地元の環境なんだけどだから、大変厳しくない。
地域からということなんですかね。あそこのコースに関して今ほとんど、昔は村と村の交通路みたいな感じで使われてたようなところで、
ほとんど使われてなかったところをまた、ちょくちょモンブラン、シャモニーから来たUTMBのチームがつないで印付けていったみたいなことみたいですよね。
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だからむしろそういうふうに付けてもらえることで、あそこに大会以外で走る人いるかどうかはちょっと私もよく分かりませんけど、
ちょっと難しいんじゃないかなっていう。そういうのは歓迎っていうことなんでしょうかね。むしろその利用ということを考えると今まであまりにも何もなかったところだから、
歓迎しますってことなんじゃないかなと理解しましたけど。
ポジティブに捉えればそういう感じかもしれない。
だいたい行けないですからね。普通の人というか、例えば地元の人もそうだと思う。地元は違うかな。
レンタカー借りましたとかで行けるところじゃどこもないっていうか、サポートの他のUTMBにしても何にしてもエイドステーションにプライベートサポートでクルーが行けたりしますけど、
オマーンって一箇所だけなんですよね。あそこホテルがある、あそこだけしかそういう形じゃ行けないっていうか。
多分他のところは、たとえ4WDの車とかでもちょっと危険っていうか行けないと思いますね。
よっぽど観光ガイドみたいな感じで地元に慣れてる人じゃない限りは。
確かにホテルぐらいですよね。ちゃんと設備が整ってるっていうか、それ以外のところでこの人が入り込めるのかなってすごい思っちゃいましたね。
それ以外は何かもう、道がまずわからない、思いますけどね。
すみません、オマーンの無理があってしまいましたけど。
他にも確か、たとえばたかきさんが今興味持ってることとか、プレイラーニング以外でもこういうスポーツとかイベントとか、
興味持ってることとか、なんか紹介してもらえることあったら聞けたらと思ったんですけど、何かありますか。
会社として新しく始めたのが野菜の宅配事業っていうのを始めたんですよ。
地元の宮崎の野菜ですか。
宮崎の野菜を全国にっていうのをコンセプトに始めたんですけど、
宮崎っていうよりも九州は野菜がおいしいっていうのをすごい関東とかから来た人とかにも言われていて、
自分も住んでて普通にスーパーで買ってるからそんなに感じていなかったって言ったらあれなんですけど、普通においしいなと思って食べてましたけど、
実感もなかったんですけど、そこを広める何かできないかなっていうところがまず一つと、
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スポーツやってる人たち、ランニングもそうですけど、いろんなスポーツをやってる人って体を酷使したりする中で、
もう少し自分の体の栄養素じゃないですけど、その体って自分で食べるものからできているので、
それをうまく考えながらやれたらリカバリーじゃないですけど、怪我をしにくい体になるとか、栄養素をしっかりとりましょうみたいなところも含めて、
何か提案できないかなっていうところと、野菜の生産とかを自分の会社がもともと仕事を始めた時から、
いろんなつながりがあって、障害者団体の方にお願いしてる部分があったんですよ。
障害者団体の人たちが野菜の生産とかも始めたっていうのも聞いていて、
その3つの思いを一つにして、何かできないのかなっていうところを考えて、野菜の宅配事業、日向っていう名前で始めたんですけど。
今ちょっとウェブサイトも拝見してます。宮崎エクスプレス日向ってことですね。
アスリートフードマイスターっていう資格を持っている方が宮崎に1名いらっしゃって、
その方と今日にレシピを作っていただいて、箱詰めにしてる野菜の中で、
野菜を使った料理のメニューを毎回2品入れて、この食材でこういう調理をしたらこういう栄養素が取れるんで、
医療回復にいいですよとか、鉄分が多めに取れますよみたいなのを提供してる感じにはなるんですけど。
そうなんですね。じゃあ季節に応じた野菜がこちらで選んで送っていただけるという。
今度お送りしましょうか。お楽しみに。
今ウェブサイトを見てるんですけれども、月1回とか定期便で送っていただけるというのとか、
単発とかあるようですよね。だいたい1,400円とか3,000円から4,000円くらいの家族の数に応じて、
こういろんな組み合わせがあるということでしょうかね。
じゃあもうこういういろいろ、これとかはまさに宮崎の地元に目指してその魅力を伝えるということでいえば、
最初のね、そもそもそういうミルナサルフィールド立ち上げられた時の思いがちょっと形を変えてここに現れてると。
そういうこともできるということですかね。
あとは大会以外の山の楽しみ方みたいなのは伝えられたらいいなと思っていて、
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大会編長じゃないですけど、大会じゃなくても山に普段から遊びに行ってくれる人が増えたらいいなと思っているところもあるので、
それに関わる何かができたらいいなと思ってます。
最近九州里山トレイルっていうイベントを月1ペースぐらいでやってるんですけど、
自分の住んでるところの身近な山、それこそ1周10キロとかそれぐらいの距離だと無理なく行けると思うので、
この前、この前というかちょっと数年前に岩沢さんとかにもご紹介いただいた鎌倉の方のトレイルみたいな感じの、
ああいうところを地元の人も含めて紹介できると、
ぷらっと遊びに行ってみようかなとか、大会までは出なくてもいいけど、
そういうトレイルとかアウトドアのところに触れるようなイベントじゃないですか、ツーリングみたいなのができるといいなと思ってたりします。
関東とかそういうところから観光で来るというよりは、地元のことをもっとしてもらいたいというような、
地元の方にこういう魅力的なフィールドがすぐ側にあるんですよと、
走らなくてもそういうことを楽しめるいい場所があるんですよということを伝えたいということなんですかね。
そうですね。関東とかでも高尾とか行かなくても、もっと身近な里山とかも多分あったりするのかなと思って、
鎌倉もよく吉田もおっしゃってるし、住んでる山田博さんとかも言ってますけど、
メインルートじゃなくてもちょっと外れて人がいないところいっぱいあるでしょうみたいなのと一緒だと思うんですけど、
もっといろんなルートをすれば人とすれ違わず楽しめる場所があったりもするし、
走るだけじゃなくて山頂でコーヒーを入れて飲むとか、ちょっと一休憩する楽しみ方だったりとか、
そういうのもあったりするかなと思うので、そこはそこで提案じゃないですけど、
こういうのができたらいいなと思ってて、もちろん大会は大会で最初にお話ししたいろんな人とのつながりとか楽しみ方があるので、
そこは絶対的になくさないつもりではいますし、これからも続けていきたいと思ってるんですけど、
地元の山を知るとか、地元のアウトドアアクティビティをもっと楽しむみたいな、何か提案みたいなのもやっていきたらいいなというふうには思ってます。
なるほど。
引き続きこの宮崎を拠点にしながら、いろんな地元のことをもっと地元の人に知ってもらいたい。
そしていろいろ集まって、旧市の魅力を旧市以外の人にも知ってもらえるような場を作りたいという、
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そうですね。
そういう場所を作りということが、まだまだ夢が広がっているということになりますかね。
はい。
ありがとうございます。
たぶんもっといろんな、今実現段階のある程度形になっていることをお話いただきましたけど、
いろいろまだ計画中のこととかもきっといろいろあるのかなと思うんですけれども、
またそんなこととかもね、改めて伺えたらいいなと思うんですけど、
今回の番組ではひとまず、私もまだあまり聞いたことのなかった、
Universal Fieldの創業に至るストーリーとか伺うことができて、非常に貴重な時間をいただきました。ありがとうございました。
恥ずかしい。
というわけで今日は高木さとしさん、Universal Field代表の高木さとしさんをお迎えして、
特作キャラバン、ポッドキャスト番組ランザワールドをお届けいたしました。
これからも様々な話題をこのポッドキャストではお届けしたいと思います。
ぜひチャンネル登録していただいて、聞き流しのないようにしていただければと思います。
ランザワールド、お会いしては岩田光一でした。
高木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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