まあ旅っていうかね、あの業界って言ったらなんか変ですけども、 移動は正義っていう言葉を唱える人が多い家に聞いてるんですが。
ああ、そうね。 まあその単語はですね、もう長年ずっとですね。
たぶん。 そのさ、何がそんなに楽しいの?
うーん、何がって言われてもね、 まあ6歳ぐらいから移動を始めたわけです。
自転車で。 自転車?
ケッタマシンで。 6歳?
ケッタで。 ケッタね。
方言じゃないですか。 まあね、某地方の。
ケッタでね、移動ができるようになったわけですよ。
だって子供が歩く範囲とさ、要は自転車でね、 徘徊できる範囲ってむちゃくちゃ広がるわけですよね。
そうすると、自分が行動できる範囲が広くなるって、 基本面白いことじゃないですか。
そこが現体験になるのかなってね、今頃思うけども。
今何をしてんの?
何をしてるの? よくさ、移動が正義だとかっていっていろんなとこ行ってるけど、何をしてるの?
何をしてる。まあ基本は、移動したら腹減るでしょ。寝るでしょ。
で、なんかうまいもの食うでしょ。いい景色見るでしょ。
会った人と喋るでしょ。以上。
何が一番面白いの?それ。
そうね。 メインは?
メインはね、やっぱ人と喋ることですかね。
一人旅はないってこと?
いや、一人旅も多いよ。一人旅、二人旅、三人旅、 一番多いときで十二人旅ってのがあったけど。
だって一人旅だったら人と喋ることがないじゃん。
と思うでしょ。一人旅ほど喋るんですよ。
よくわかんない。一人言喋ってるの?
いやいや。 ボイシー?
いや、カネリのボイシーは一人言を。
一人言だよ、ずっと。生配信もずっと。
なんか家にこもって一人言。
そうだよ。やばいんだから、僕は。
やばいよね。
真逆なんでシンプルにわかんないんですよ。
例えば、牛丼屋さんに入って一人で食べて、 隣の人に声かけたらちょっと変な人だけども。
飲み屋のカウンターで隣の人に、 どっからですかとか聞くのはね、
よそ者として聞くのはいいよね。
なるほどね。出会った人と絡むんだ。
絡むのが好きな人、嫌いな人、どっちが多いかなと思うと、
だいたい絡まれる人の方が多いんじゃないかなと思うね。
どういうこと?絡まれる?
要は話し好きの人がやっぱり多い。
全体で?
世の中。
そういう場にいる人?
世の中じっと黙っていたいっていう人よりも、 喋りたい人の方が多いと思う。
あ、そう。
あんまりピンときてないみたいだけど。
そうだね。外出ないからさ。下界の話を聞いてますみたいな感じ。
世界に70億人かなんかいるんでしょ?
そうね。80億人か。
全員の人とね、ツーツーでコミュニケーションもできないわけで、
だいたい1億何万人のうちの何割かの人で、 日本語でやろうじゃない?
英語でコミュニケーションしようと思ったら、 もうちょっと二桁億人になるけども。
だって自分と違う個体がさ、いっぱい世の中に張り付いてる。
どうしてるのかなって基本興味わからない。
ユイが独尊だったら別にいいんだけど、 人は一人で生きられないがモットーなんで、
それはなんかね、面白いものとか、いいとことか、 うまいものとか教えてもらいたいしさ。
という基本的欲求から始まって、
いやー俺と全然真逆の考え方の人もいて感動したとかね。
真逆の考え方をしているので、 もう一切近づくのやめようとかね。
そういういろんなことが次々と起こるじゃない? コミュニケーションすれば。
なんか新しいようなこと言ってるけど、
多分ね、これ全員みんな旅出る人は 同じような感覚なんじゃないかなと思うんだよね。
いやー僕全然わからないんだよね。
だって週に一回しか玄関の外出ないしさ。
で、週に一回出るのも、ちょっと運動不足だから、
ちょっと公園行って鉄棒で減衰しようみたいなので、 30分で帰ってくるみたいな。
運動不足なんであれば必ず毎日出た方がいいっすよ。
出ないっしょ。
いやでもね、嵐の日もね、雪の日もあるからね。
ステップンがあれば出れたけど。
だからそれくらいのインセンティブがないと 僕外に出ない。
ステップンの時をじゃあちょっと思い出して。
ちなみに俺ステップン今でもやってるからね。
さっきもね、オンにしてきたからね。
えらいもんだね。
でもそれは金銭的な話じゃないんだよね。
全然金銭はないよね。
それだからもうそもそも移動してるから ついでにボタンを押しとくかみたいなことでしょ?
どうせだったら一緒に時間を埋めときたいっていう 欲望はあるよね。
あのね、なんかね、ちょっと憧れがあるのよ。
ろうがい先生みたいに。
しょっちゅういろんなところに移動して、 いろんな人と喋ってね。
楽しそうで。
楽しそうな気はするんだけど。
楽しそうね。
分かんない。
その楽しさが分かんないのと、 めんどくさいが勝って外に出ない。
それは人のキャラだからね。
別にね、卑下することも否定されることもないんじゃない?
自分が楽しいと思っていることをやっていけばいい。
そのはずなんだけど、なんか終わってる気がするんだよね。
終わってる?
ずっと引きこもって薄暗い部屋で ライブ配信とかしながらカチャカチャやってる。
それはそれで面白いんじゃないの?
もっと引きこもりの人いるでしょ?
多分すごい景色のいいところに 引っ越せばいいと思った。
海辺の家とかでやってるんだったら リア充感出るじゃん。
そういう話な気がする。
友人の一人にリアル額縁っていうんだっけ? 絵の外側ね。
窓がリアル額縁のオフィスに勤めてたね。
景色がめっちゃいいってことね。
ロッキーマウンテン。
季節によって雪が降ったり、 夏山になったり、葉っぱがかかってきたり。
リアルな絵が同じ構図なんだけども ちょっとずつ毎日違うと。
オフィスに出てくるたんびにね。
となると毎日仕事で来てるのに リアル額縁があるから。
そこで変化を楽しむ。
変化を楽しむラジオって昔あったけど。
変化を楽しめるっていうのが 仕事に来てるにもかかわらずエモいとかね。
これはある意味その中でリアルな、 止まってるけどもリアルな旅みたいな感覚。
エモさんみたいなね。
なんかね、この間ちょっと 民泊事業やろうかなって考えたときに。
伊豆の下田の方。
やってる人がいて見せてもらったんだけどさ。
まさになんかその額縁ビューみたいなオフィスでさ。
なんか小民家階層みたいな感じのとこでね。
ああいいなと思った。
なんかさ、一緒に住まない?
一緒に住まないね。
シェアハウス。
それあれ、ラブコールに聞こえちゃってるんだけど。
いやでもどうせいないでしょ。
だからね、住むっていうのと旅っていうのは 一応対極にあるわけよ。
固定される。
住んでじっとしてるのが好きな人っていうのも 大量にいるのね。
大量に知ってるし、自分のうちに 例えばガーデニングしたりさ。
DIYでね、今日は小屋作ったとかさ。
今日は何作ったとかね。 雑草抜いたとか草刈りしたとかさ。
そういうのが楽しくてしょうがない人とか っていうのもやっぱりいるしね。
土いじりなんかそうだよね。
それがこうじて農業に転身しちゃう人とかさ。
そういう人もいるし。
あとは、そういうのが一切嫌だから、
土田に引っ越して、自分のガレージを作って、
車を徹底的にいじれる土安い土地を買って、
そこは外物はね、よそ者は住めないから、
自分はそこから車で10分のアパートに住んでとかね。
そうやって自分のやりたいことをやるために 定住をするっていう人もいる。
俺はそっちというよりは、
世の中が庭であって、そこに自分から行くっていうのを 選んじゃったっていうか、
そっちの方がショーに合ってるっていうね。
世の中が庭ね。
そうそう。
だって日本だけじゃなくて、外国にもさ、
一応ね、世界で何番目かに強力なパスポート持ってるんだから、
ラッキーじゃん。
いや、俺は本能レベルだ。そっち行きたいよ。
そう?
本能は無理でしょ。だって生まれ落ちちゃって、 教育受けちゃってるんだから。
え?どういうこと?
だから本能的には、
もともと持ってるや、そっちを出したいってこと?
なんか気持ち的には外行きたい、行きたいなんだよ。
そう、行きたいじゃん。
みたいなさ。
これなんていうの?
偶発性みたいなね。
やっぱでもそう思うよ。
引きこもってネットでね、
出会い系やってもね、
出会えないよ。
出会えるんだけど、
会ってみたいって思うのがね、だね。
まあ、アビブとはネットで出会ってるけど。
そう、ネットで出会った。
ボイシー発信してなかったら出会ってないもんね。
だから多分そういうのが向いてるかもしれない。
どっかコミュニティに入って、
わちゃわちゃいろいろコミュニケーション取るんじゃなくて、
発信棟で自分がここでバーって発信してて、
来てくれる人とちょっと絡むっていう。
インターネットとかこういう声の配信っていうのは、
すごくいいツールじゃない?
大量の人に聞いてもらうっていうね。
検索してわざわざ来てもらわなきゃならないっていうね、
ワンクッションあるけども、そこでフィルタリングかかってて、
これ面白いなって言って登録してくれて、
ともすればプレミア入ってもらえばさ、
それはやっぱりコミュニティ的なね、
競争的な要素はできるわけで。
老害先生もそういうことだよ。
番組だからさ。番組のファンが。
ファンがね。
老害先生のファンが。
ついてくるかね。
老害先生を通して、みんなやっぱり面白い世界を見ることになると思うんで。
まあね、リアルの旅とかだったらいくらでも企画できるんだけどさ、
なかなか難しいじゃない?みんなね。
そうね、例えば最近なんかもね、
リアルなイベントをちょっと1個企画したんだけどもね。
みんなが見れるような板に書いたわけ。
この日にここ行きますなんつってね。
誰も来ないよね。
なぜか。
平日の昼間のイベントとかだからさ。
そうだよね。
となると、日本のリスナー層だとなかなか難しいよねって話になるじゃん。
でもそれもコンテンツにすればいいからね。
そうそうそう。
アビーブを通して擬似的に旅ができるっていう。
なんか俺のコンセプトそれはあるんですよ。
僕は動かないから、
いろんなとこ動いてインプットしてきたアビーブのノート、
ちょっと同期させてデータのやり取りするみたいな。
それも面白い考え方だよね。
その一端をコンテンツでこれで出してるっていうイメージ。
あざーす。
そんな感じやね。
あざーす。
だって、こうやって声かけてもらわなかったらさ、
俺もここに出演してないわけだからね。
10年続けるからね、この番組。
出た。
10年やるよ。
10年やったらね、どんな番組でもそれなりですよ。
ちゃんとドレッシングのパッケージで出しておけば。
中身がそーっと腐ってなければ。
ドレッシングのパッケージで思い出したけども、
食品のパッケージって微妙に微妙に変えていかないと、
速攻で売れなくなるんだそうですよ。
じゃあちょっと古臭くなるってこと?
そう。
それ昔のやつ古いもんね。
ケロックコーンフレークとかさ。
そう。出前一丁とかね。
ロングセーラーあるでしょ。
インスタントラーメンなんかその典型だけども。
ベビースターラーメンだってね。
どんどんどんどんどんちょっとずつ変えて。
あと中身も変わってるんだって。
札幌一番味噌ラーメンとかあるじゃない。
俺小学生の時も食ってたけども。
今でも食うんだよ。
うまいからね。
味がちょっとずつちょっとずつめちゃめちゃ変わってるんだって。
だから大昔のものね。
今まで取ってたらそれは参加しちゃうけども。
そういう話じゃなくて。
市場のレシピがちょっとずつちょっとずつ変えないと市場にアダプトしていかないんだって。
なるほどね。
ブルガリアヨーグルトとかもね。
続けるっていうことを目的にするんであれば、
人間っていうとにやっぱり焦点を当てないとだめで。
その時に目が黒い人たち、生きてる人たちが相手なんで。
ラジオもそうだし食い物もそうだし。
ちょっとずつ何か変えていかないとなかなか続かないし。
音声発信とかだったら、企業で何かものを製造してるわけじゃないから。
個人で音声発信をするので続けるためにはどうするかっていうのを探求していくっていうのはすごい良いテーマだし、
なかなか高いハードルで面白いよね。
素晴らしい。
なかなか高いハードル。
でもそれはインプットの多い人は困らないと思うよ。
ネタに困らない。
べしゃりはできるけども、経験はしてるけども、
それがみんなに染み込むかどうかっていうのは全く別の問題だよね。
そこはね、探求しなきゃいけないね。
いわゆるコンテンツになるのかならないのかって、
そんなこと言ったってね、面白くないでしょみたいな。
2人が楽しいだけなのかっていうね。
でもさ、少なくとも俺が楽しいっていうところを軸でいいと思ってて。
それはありがたいよね。
それしかないと思います。
そもそもコンセプトがね。
だから同じような2人だったら、
それは当たり前だよねって言って、
もう話が省略されちゃうから、ちょっとも面白くないけども、
そうやって掘り返してもらえると、
何が面白いのって言って、
その面白いポイントをうまいこと丁寧に説明すれば、
これ聞いてくれる人が、
それだよ。
そうだねって言ってもらえる率も上がると。
老街先生のコンセプトそれじゃん。
まあね。
そうなんだよ。
そうだよ。
これが起きたのは、
前のポッドキャストわかんないっていう番組で、
ラジオの話とかにさかのぼっていったときに思ったんですよ。
意外と続いたよね、あの話。
そうです。
ポッドキャストの話をしてたときに、
俺の限定愛犬はラジオから来てんだよって話が、
へーって思ったの。
あの時俺思ったのも、
え、本当に今からトランジスタラジオ買うの?って言って。
ラジオ買ったもんね、俺。
速攻で買ってんねん。
買ったよ。
だって今もう聞いてないですよ、あんなの。
聞いてないけど置いてあるよ。
飾りとして。
でもあれね、役立つ時が来るから。
たまに夜中聞いてます。
オールナイトニッポンクロスを。
あーなるほど。
まあいろいろと。
まあいろいろと。
変ですが。
なんとかちむちゃんね。
まあまあ。
多くは語らないな、そこ語ってほしいんだけど。
まあまあ、沈黙するときなんで今は。
平穏に平穏に。
はいはい、っていう感じです。
まあそんな感じだよね。