1. エンジニアトーク「ROLE MODEL」
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2020-07-24 19:41

#03 社内転籍で機会を自ら作り成長した女性エンジニアのストーリー


新卒時にリクルートテクノロジーズに入社。
その後、スタディーサプリを運営するQupperに転籍。
一貫してAndroidエンジニアとして活躍する彼女に、1つの技術を極めることの重要性と社内転籍という決断についてお聞きしました。

よこちさんのプロフィール: https://twitter.com/chiiia12
番組の感想/リクエスト: https://pitpa.jp

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なんか特有の気をつけるべきこととかもあるんですけど、
たぶんそこまで知っているぐらい、Androidでちゃんとやっていれば、
たぶんウェブのフロンテンドに行っても、
あ、この部分はウェブだとないね、とか、
ウェブだとこっちのことを気をつけなきゃいけないねっていうのを、
一回深くまでやったら、たぶん他に移っても、ある程度展開ができると信じています。
そう話すのは、今回のストーリーの主人公、通称ヨコチさんです。
彼女は今、Androidの開発エンジニアとして活躍しています。
こんにちは、森麻里乃です。
ベンチャーキャピタル、KVPでアシスタントを担当しています。
ロールモデルは、エンジニアのキャリアストーリーを紹介し、
エンジニアとしてのキャリアプラン形成に役立つ情報を伝えるポッドキャストです。
今回は、新卒時にリクルートに入社し、転職ではなく転席という形で、
グループ内のクイッパー社で働くことを選択した、
若手エンジニアのストーリーを紹介します。
入社して以来、ほぼAndroid一方に領域を絞り、成長を続けるヨコチさん。
彼女は、いかにして今のキャリアにたどり着いたのでしょうか。
ヨコチというTwitterとか、スクリーンネームでやっております。
今の所属ですが、リクルートマーケティングパートナーズとクイッパーというところに所属しております。
仕事内容としては、StudiesアプリというアプリのAndroid開発を行っております。
新卒でリクルートに入社しまして、採用の枠としてはWeb採用という枠で、
まだエンジニアで採用、アサインされるというのは決まっていないようなところで採用されて、
研修の中でプログラミングをきちんと学ぶというのをちゃんとして、エンジニアとして職種が決まって、今に至るという感じです。
知識がほとんどない中でのエンジニア職での就職、とても勇気が得る決断ですね。
なぜエンジニアという職種を選択したのでしょうか。
UXの人とエンジニアで迷っていて、リクルートの社内だとちゃんと手を動かして行動を書くというのがUXの人だとできなくてというのでエンジニアに。
大学の時にバイトをしたりとかしていて、住み込みのバイトの時とかに地元の主婦の人がバイトしに来ているのを見ていて、
ゴミをこうやって分けるみたいな仕事とかなんですけど、その時は嫌だな、この仕事を主婦というか将来やったりとかするのってどうなんだろうって思っていたけど、
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やっぱり働く時間が短いとなるとその仕事の内容より高速時間とかを優先するとなるとその仕事を全然自分でも選ぶ可能性があるなというふうに思って、
じゃあその時にもうちょっと正社員として働けなくなっても自分の好きな内容の仕事ができないのかなというのを考え始めたので、手に職つけたいなって思い始めたのがきっかけかもしれないです。
学生のサークルとかで社会人に会いに行くとかをやっていて、やっぱりあんまり新しい人にどんどん会っていって話をしていって、自分の話とかで説得するみたいなのってあんまり向いてないかもなというふうに思って、
それよりは黙って作業している方が結構向いていたので、その点でも慣れるならそっちの方が自分の性格的に向いているのかなって思ったところもあるかもしれないです。
こうしてリクルートでエンジニアのキャリアをスタートさせた横地さん。
研修で配属の時に経験ないって前提で、やっぱりずっと大学とか大学院で専門的にやってきた人たちにどうやって対等にじゃないですけど価値を出すのかっていうのは考えた方がいいねっていうのを配属の時にちょっと強めに言われてて、どうしようもなくないかみたいな思ってたんですけど、
自分の実力分かってないのにエンジニアに配属してくれみたいなことを私も強気で言っちゃったから、それのカウンターというか、ちゃんと新人教育するっていう部署に配属されたので、結構社会人としての振る舞い方もそうですし、ちゃんと技術の研修用の仕事みたいなのを与えられて、
OJTっていうんですか、現場で学んでいくっていうのを研修みたいな感じで組まれましたね。
だいたい他の同期を見ているとグループに1人とか2人とかの受け入れなんですけど、自分が配属されたところは5人だったので、この新人まとめて一つのグループにして、研修とか勉強用の時間というかミーティングが設定されて、新人用のプロジェクトにアサインされて、先輩というかメンターが面倒を見てくれながらプロジェクト一緒にやるっていう感じのスタイルでしたね。
結構下の方だったと思うし、もうちょっとやっぱりできる人もいましたね。
新人用のプロジェクトみたいのは結構長かったです。半年とか。
私はアンドロイドエンジニアみたいな感じだったので、アンドロイドのアプリをどう作るかみたいなところから、新規のプロジェクトをこうやって回すんだっていうなんとなくの雛形を覚えられるようなプロジェクトだったって感じですかね。
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こうした研修期間を経て、いよいよ一人でグループにアサインされます。
同じくアンドロイドのアプリをやっているところで、新規じゃなくてエンハンスというか、もうすでにリリースされて、ユーザーもある程度いるようなアプリで機能追加をしていくっていうようなところにアサインされました。
基本的に皆さん年上で、自分よりは全然経験がある方が多くて、エンジニアって喋らなくていいとか思ってたんですけど、振る舞いというかコミュニケーションの仕方とかを結構注意されたので、ちょっとそこは意外だったというか。
コードだけ書いている人とかも結構いるのかなと思ったんですけど、配属された部署はコミュニケーションしながらチーム開発をしていくというところだったので、先輩とかの話を聞くと、やっぱりみんな優秀というかっていうイメージがずっとあったので、
1年目から全然貢献しているというか、結構すごい成果を出しているっていうような話をよく聞いていたので、ずっと焦ってましたね。怒られた?怒られましたし、メンターっぽい社員の先輩の方がついててくれてたんですけど、かなり基礎的な質問というか、何でも聞いていたような気がしますね。
ちょっとイライラしてたかも。けど基本的にはすごい親切にというか、かなり細かいところまで指導してもらいましたね。
スタンスというか振る舞いというか、コミュニケーションの仕方とかも多分見てられなかったんじゃないかなと思うんですけど、質問の仕方とか、部署が違うところの人と、職種の違う人とコミュニケーションを取るとき、想像力の足りていなさみたいな、そういう振る舞いのところを結構1年目のときに見てもらった気がしますね。貢献しているという気持ちはあんまりしばらくは持てなかったですね。
こんな経験をしたらめげちゃいますよね。それでも横地さんは必死に食らいつきます。ここからは入社2年目のお話です。
2年目のときにまた別のチームにアサインされて、仕事内容的にはずっとアンドロイドエンジニアとしてやっていたって感じです。
2年目のチームは、同じチームに社員の先輩がいなかったので、あんま怒る人いなかったんですよね。業務委託でキャリア的には先輩なんですけど、優しく教えてくれる先輩が多かった。
チームに馴染めたって感じがしたのかな。やっぱり気軽に話せるようになった。チームの人と話せるようになったので、自分からも提案とかこういうふうにしたほうがいいとか。
1年目のときにちょっと質問するのにちょっとハードルが高かったところが気軽に質問できるようになったっていうところで、チームの一員感というか、そこら辺の所属意識みたいなのが上がったような気がします。
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こうして、少しずつエンジニアとしての自信をつけ始めた矢先のこと。
3年目はサーバーサイド開発というので新しい挑戦というところもあったんですけど、他に社員の方がいなかったりとか、グループに私だけみたいなという状況だったりとかで、結構他のチームとの連携役とかでミーティングに出なきゃいけないとか、そのチームの窓口になったりとかして、
あんまり開発に避ける時間というのがちょっと減ってきてしまったっていうのがあって、ツイッターとかで他の会社の同じような年代の人たちとかを見てると、バリバリ開発しているなとか、新しい技術を入れたりとか、活躍してるっていうのを見ていて、すごいさらに焦るというか、
同じようなキャリアというか、開発ディレクションとかに行っちゃった人じゃなくて、エンジニアとして活躍されてる方の先輩にあたる方に相談してましたね。
その時は環境を変えられない自分が悪いというか、開発の時間少ないなら開発の時間作れない自分が悪いって思ってたんですけど、自分の環境を改善していったりとかするより、環境を変えてしまった方が早い時もあるからね、みたいなことは言われて印象に残ってますね。
エンジニアとして開発にこだわりたいという意思を持ち、周りに反対されつつも転職を決断します。
同じリクルートグループで、クイッパーというところに転職しました。クイッパーって会社は元々ベンチャー企業で、リクルートが2015年ぐらいの時に買収した企業で、一応リクルートグループなんですけど、リクルートの中ではまた違う文化というか、一応リクルートグループの一員なんですけど、一つの会社というか、少し違う文化圏のところっていう印象でしたね。
話を聞くと、開発者はエンジニアはエンジニアリングに集中できる環境っていうのを聞いていたし、すごく技術力の高い人たちがたくさんいるような環境だっていうようなイメージがあって、そこに転職することになりました。
もともとは、手に職をつけたいからエンジニアという考えでキャリアをスタートした横地さん。なぜそこまで開発にこだわったのでしょうか。
一つは、やっぱりバリバリ技術力がある人に憧れがあった。あとは市場価値的にも技術力を上げておくっていうのが、他の会社にも行きやすいというか、価値が高いのかなってその時は思ってたんですよね。
開発側なんだけれども、ディレクションだけして開発はしないっていう人が、例えば転職した時にどういうところに行けるのかなみたいなのがあんまりまだイメージついていないというか、キャリアがイメージついていなくて、技術力がないままどこにも他に転職とかはできないんじゃないかなって思ってたのもあるのかもしれないです。
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当時のご自身をしっかり客観視した上での判断だったんですね。さて、クイッパーに転職して環境はどう変わったのでしょうか。
それまでのクイッパーのイメージが、みんなバリバリ技術力高い人たちが個人でやっていくみたいなイメージだったので、ついていけるのかなみたいなのがすごく心配でしたね。
もう一回Androidをエンジニアとしてキャリアを進めていくという感じで、本当に最初はStudy Supplyというアプリのちっちゃな回収とか、バグフィックスとかから始めましたね。
その前の1年間でサーバーサイドをやっていて、Android界隈の技術の流れの方が結構早いんですよ。
いろんなライブラリとかが出てきたりとか、結構トレンドもすぐ変わっていくという感じで、追っていくのは結構楽しいというか、変化というのも感じやすいのかなと思っていて、Android開発に戻ってくることに関してはそんなに嫌な気持ちではなかったです。
この前の現場だとちょっと前の技術とかライブラリを使って開発をしていたので、結構それに慣れていた。
今のクイッパーの現場は結構新しいやつをいろいろ入れていて、アーキテクチャーとかも結構しっかり設計されているし、やっぱりコードもすごい難しいというか、概念が難しいコードもあったという感じで、
同じAndroid開発なんですけど、そこのキャッチアップみたいなのは結構最初苦労した思いがあります。
再度Androidの開発に戻った横地さん。Android1本だけで今後のキャリアに不安を感じなかったのでしょうか。
やっぱり大きなアプリというか、大規模である程度ユーザーのトラフィックがあるようなアプリをエンハンスしていくとなると、
やっぱりある程度Android1本でやってきた人とかでないと、なかなか厳しいんじゃないのかなというのは、
今のクイッパーにいて思ったり、上司の話を聞いたりとか、採用の情報とかを見ていて思ったので、
1本新というか柱を作るという意味では、しばらくAndroidでもいいんじゃないかなというふうに思えるようになりました。
こうして迷いが消えた横地さん。
自分が成長している感覚みたいなのが、達成感とかやりがいに繋がっているなという感じがしていて、
ガーッとこういうコードを書いていたりとか、バグフィックスとかしていて、バチッと解決策が見つかった時とか、
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どんどん真っさらなところから自分のイメージしていたところにだんだん近づいていって、
最後自分のイメージしたやつとアウトプットが一致するみたいな瞬間があるんですけど、
そこの瞬間は結構嬉しいというか、かなり達成感というのは感じています。
数年前に感じていたマイナス感というか、周りからすごく遅れを取っている。
他の当年代のエンジニアに比べてすごく遅れを取っているという感覚からは抜け出したんですよね。
多分その時もその時で、やっぱり初心者から1個上がるためってすごく成長感というのを感じれるので、
そこがなくなってきたというのは、初心者を抜けたのかなという感じがして、
ここから先が多分結構どう成長感を感じていくかというのは難しいなと思っていて、
単純に技術で成長したなと思うのはちょっと難しいかもと思っていて、
開発は一歩あるんですけど、案件というか何をやるか、どういう案件をやるかというところで、
PMとか企画の方とかと話し合う時にどういうコミュニケーションをするかというところとか、
ソフトスキルみたいなところの成長が意外と自分のキャリアを伸ばすにも割合が大きくなってきたという感覚がしていて、
ちょっとまた今までの焦っていた時の成長実感と今の成長実感ってまたちょっと質が変わってきたような気がする。
開発環境周りの自動化とかはあんまり他のメンバーでやる人が今までいなくて、
そういうところを自分がほんとにちっちゃなきっかけでやるようになって、
そこは割と結構自分が触ってきたというか、私がこの手作業の自動化とかをして開発者の負担というか、
エンジニアの負担を減らしてきたみたいなところは自分の中でも貢献しているぞというふうに思えるところかもしれないです。
転職したことを今振り返って、どう考えているのでしょうか。
すごく良かったと思っています。
転職したことで、私はエンジニアとしてキャリアを積んでいくんだというのが明確になったような気がしています。
たぶん次、もし転職するとしてもエンジニアとして職を探すと思うので、
それはもしかしたら転職してなかったら、そうではなかったからかもしれないので、そこはすごく良かったと思っています。
今の現場が、やっぱり英語も混じった環境なので、その意味でも今まではたぶん応募しようというふうに全く思えなかったところが、
ちょっと可能性として頭に浮かぶようになったというところは、世界が広がったという意味ではすごくいい選択をしたかなというふうに思っています。
そんな横地さん、エンジニアとしてのやりがいとは。
日々の充実感って何から得られるんだろうね。
日々の充実感って何から得られるんだろうって考えてた時があって、何があったら充実しているというか感じるんだろうなと思うと、
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やっぱり成長感が結構大きいっぽいなというのは、いろいろ話してて思っていて、
やっぱりエンジニアをやっているとずっと学んでいかなきゃいけないので、
今日何かを学んだぞみたいなのは、得られやすい触手という意味で、
やっぱりエンジニアという触手は結構魅力的だなというふうに今も思っています。
最後に、改めてAndroidの開発にこだわる理由を聞いてみました。
フロントエンジニアの域に入ると思うんですけど、
プラットフォームとか言語が変わってもある程度似たところと違うところみたいのは多分分けられると思うので、
そこのキャッチアップは必要だけれども、
プラットフォームを変えてエンジニアとしてやっていくというのも可能なんじゃないかなというふうに今思っていますね。
例えばAndroid、何か特有の気をつけるべきこととかもあるんですけど、
多分そこまで知っているぐらいAndroidでちゃんとやっていれば、
多分Webのフロントエンドに行っても、
この部分はWebだとないねとか、Webだとこっちのことを気をつけなきゃいけないねというの、
そうですね、汎用性があるという感じになるんですかね。
一回深くまでやったら、多分他に移ってもある程度展開ができると信じています。
何でも広く浅くの私からしたら、一本筋の通った横地さんの姿、眩しいです。
この番組はポッドキャストプロダクションピトパのオリジナルコンテンツです。
番組の感想・リクエストは詳細欄のリンクよりお待ちしています。
それではまた次回お会いしましょう。
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