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2025-10-08 46:33

#024【販促コンペ①シルバー受賞】革命が起きた!「おもしろい」だけじゃ勝てない時代へ

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販促コンペ受賞のご報告/販促コンペに終点派の波が来てる/5年間の挫折と進歩/おもしろいだけで勝てる時代の終焉/シルバー受賞企画『遺伝子恋愛』/企画書で読後感を作る/HOWが新しく見えるか/課題と個性の相性/壁打ち相手はChatGPT/恋愛リアリティショー観た方がいい/冷笑系がおもしろいと感じる企画

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事業会社とPR会社という“広告クリエイティブの路地裏”にルーツを持つ2人が、企画やコピー・興味のあるテーマなどについて自由に語っていく番組です。

【出演】谷口泰星 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@iseitachigunita⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ × 丸山優河 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@marupoke15⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

●感想は #路地裏クリエイティブ で。

●毎週水曜日に更新。※変更の可能性あり

ご依頼・ご連絡はメールやXのDMでお願いします。番組内で取り上げてほしいテーマや2人への質問なども募集しています。

✉rojiura.creative@gmail.com / ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@roji_creative⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※発言は所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。

【Special Thanks】

ロゴ&アートワーク: 竹内駿 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@bamboo811⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

企画協力: むすびめ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@musubime_bijoux⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

収録&編集協力: 堀修生(自在音響株式会社)

サマリー

今回のエピソードでは、販促コンペでシルバーを受賞した谷口さんの体験や、学生の参加が増加していることについて話されています。また、反則コンペの審査システムや、シンプルな企画が評価される傾向についても取り上げられています。「遺伝子恋愛」という企画が中心に語られており、この企画は遺伝子検査キットを活用した恋愛リアリティショーの提案です。企画のシンプルさとアイデアの重要性が強調されています。反則コンペでシルバーを受賞したチームの企画内容に焦点があり、遺伝子をテーマにした恋愛リアリティーショーが斬新さと視聴者の視点を活かした展開で注目を集めています。生まれる前から書き込まれた運命を探るストーリーが展開され、従来の枠を超えた新しい形のエンターテインメントが提案されています。現代の販促コンペにおける新しいアプローチや、受賞の背景にある変革についても議論されています。

販促コンペのシルバー受賞
路地裏クリエイティブ
路地裏クリエイティブの谷口です。
同じく丸山です。
この番組は、事業会社とPR会社という広告クリエイティブの路地裏にルーツを持つ2人が、企画やコピーなどについて自由に語っていく番組です。
決まった台本は特になし、興味のあるテーマについて気の向くまま喋っていきます。
なお、番組内での発言は基本的に個人の考えであり、所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。
それでは早速スタートです。
今回ですね、我々路地裏クリエイティブ、販促コンペというコンペに、谷口さんを私も応募しておりまして、
はい。
そして谷口さんが、販促コンペでシルバー受賞のメダリストになられたということで、おめでとうございます。
ありがとうございます。
はい。
すごいですね、販促コンペなんてめちゃくちゃ倍率上がっちゃってるじゃないですか。
今年5000何件って言ってましたね、昨日、増刷式。
あ、5000件なんだ。去年が4000件ぐらいだったんで、またそこから。
去年より多かったっすね。
多かったっすよね。
うん。
なるほどね。
あ、でも昨日ね、明確な数字は覚えてないんですけど、最初に喋られてる司会の方の話の中で、
学生さんの応募が結構割合として、ちょっと今正確に数字答えられないので間違ってたらあれなんですけど、
3割とか4割みたいなことをおっしゃってたような感じがして。
あ、そんな多いんだ。
学生部門が今年できてましたけど、学生さんの応募が結構あるみたいで、そんな多いんだって結構会場で驚いた記憶があります。
確かに、それはそんな多いんだですね。
なんかゼミとかでやってる人たちもいるみたいなので、学校単位でゼミとかで応募してたりすると増えるのかなみたいなことは思いつつ、
ちょっと3割4割はごめんなさい、間違ってるかもしれないんですけど、想像してた以上に多かったっていう印象がすごい残ってて。
多いね。
そんなに学生さんも出してるんだなーみたいな。
確かに、だって5000の応募があって3、4割ってことは、2000人くらいが学生ってこと?それすごくない?
そうそうそうそう、すごいなと思って。
学生賞を受賞されたチームも2校、学生賞を選ばれてたんですけど。
あ、そうだったね。
あのね、スピーチもね、すごくね、真面目というか上手くてね。
えー。
広告業界目指してるんで、これを糧に頑張りますみたいなチームがいて、なんかもう眩しくて、
眩しいなー。
キラキラしてて、あ、無限の可能性って思ってこう言ってしまいましたね。
眩しいなーそれ。
学生の参加増加
僕が宣伝会議賞を受賞させてもらったときに、中高生部門でグランプリ取った方が登壇したコメントで、
その時、ヤマハ発動機のヤマハっていうコピーでグランプリ取られてた人だったんですけど、
その人がコメントで今の気持ちを、みたいなことを言われたときに、
なんかすごい、お父さんに感謝ですみたいな。
お父さんがいつもこういうつまんないこと言ってて、それで覚えてたんで、それで書けましたみたいなこと言ってて、
めちゃくちゃなんかいいなと思って。
それすごい記憶に残ってるんですよね。
エモいスピーチですね。
そう、エモいスピーチ。
エモいスピーチでした。
なんかそうか、そういう一幕もあったんですね。
うん。
なるほど。
ちょっと話いきなり反らしましたけど。
はいはいはい。
シルバー受賞ということで、すごいですね。
おめでとうございます。
この勾配率の中で勝ち上がって、今回、僕もやってたんですけど、
僕もやってて、一応僕も二次審査まで通過したんですけど、
そうですよね。
はい。受賞には至れずという感じでですね、
まあだいぶ悔しい思いをしたんですが、
僕今まで結構反則コンペって、どちらかというと視点型のコンペだと思ってたんですね。
今もその傾向はあるなと思いつつ、
割と終点型の企画、
それこそこの企画をどういうふうに見せて商品取ってもらってみたいな話も今もあるけれど、
それ以上にこの企画に接した人がどういう気持ちになるかっていうようなことの比重も上がってきているなと思って、
谷口さんが今回受賞した企画って、まさにそういう方向の企画だなっていうのを強く思ったんですよね。
なのでこの終点型の波が今反則コンペに来ているということで、
僕も何かエッセンスを吸収していきたいなというふうに思っておりまして、
ちょっと谷口さんから盗めるものを盗んでいこうかなと思っております。
反則コンペの傾向と評価
ぜひ、ぜひというか。
いやでもね、丸山さん今回受賞できてたら何年連続だったんでしたっけ?
今回受賞できてたら、もしもの話ですけど6回連続受賞になってたんですけど。
ってことは去年の受賞で5回連続受賞してたってこと?
そうです。
もうバグじゃないですか。
いやそうだからね、反則コンペは絶対一生受賞し続けるものかと思ってたんですけどね。
全然そんなことなかったです。
そのプレッシャーの中で、プレッシャーというかね、
丸山さんの中での反則コンペの向き合い方と熱量というところで、
毎年チャレンジされてて、必ず成果を出されているっていうところからですね。
ありがとうございます。
それは毎年谷口さんも反則コンペ自体はやったじゃないですか。
僕は反則コンペはすごい苦手意識がずっとあって、
やっと受賞できたっていうのは結構個人的にも嬉しくて、
会場にいて本当にグランプリとかゴールドとか目指してというか、
もうここまで来たら行ってほしいなっていうもちろん気持ちで増賞式に参加してたんですけど、
シルバー1個目を発表しますって1個目に呼ばれたんですよ。
そうだったんだ。
終わったっていう。
あのシステムね。
だから嬉しいんですけど、嬉しい悔しいみたいな感じでしたね当日は。
確かに確かに。
宣伝会でしょうだと、ファイナリスト全員呼ばれて、
シルバーで呼ばれることにもプレミアムがあるじゃないですか。
そうですねそうですね。
反則コンペだとシルバー以上が会場に呼ばれてて、
シルバーから発表されるんで、先に呼ばれた時のがっかり感めっちゃありますよね。
呼ぶな呼ぶなとか思って。
グランプリもグランプリを発表しますって発表されるんですけど、
消去法でも分かっちゃってるんで、
確かに確かに。
なんもドキドキしないっていう。
そのシステム的なバグあります。
反則コンペの。
そうなんですよ。
ドキドキ度はちょっと少ないっていう。
ただね、ファイナリスト止まりで受賞できずに帰るっていう、
宣伝会議ショーであるあるの悔しさみたいなものは逆にないじゃないんですけど。
そういう意味では応募者に対して親切なのかもしれないけど。
初めてシルバー以上に入選させて、入賞させていただいたので、
増刷式にも参加することができて。
反則コンペは4年目?5年目?ぐらいなんですけど、
初めて挑戦した時に1個ファイナリストに残れて、
あーそうだったんだ。
で、その1年目は結構数を出そうって決めて、最初だったんで、
真山さんから比べたら少ないなって思われるかもしれないんですけど、
10何個ぐらい出したんですよね。12、3ぐらい。
12、3個。
1年目は。
1年目で12、3個。
で、基本的に落ちまくったんですけど、1個が運良くファイナリストまで残って、
それで、仮説検証という意味では、このぐらいの漢字が通るんだって、
もう公開してたりするんであれなんですけど、
オセロでスタディっていうその時のオセロの課題で、
オセロひっくり返して単語調的に単語を勉強できる。
子供の地域的な観点で、リンゴ、アップルみたいなこととか、
韓国語を学びたい人は韓国語と日本語で、
言語学習しながらオセロ楽しめると二度おいしくていいよねっていう企画だったんですけど、
すごいシンプルじゃないですか、やってること的に。
そうだね。
ひっくり返すっていうアクションを単語調に見立てて、
プラスオンの価値をつけましょうっていう提案だったんですけど、
それでファイナリストに残って、ただ知る場合以上にはいけなくて、
なのでさっきの話で言うと増償式にはいけないっていう、
むなしいファイナリストというか悲しいファイナリストだったんですけど、
そこでなんかでもそういうシンプルな企画でこういうことが評価されるんだみたいなのが、
自分たちのチーム的にはちょっとみんなで振り返って、
で、次の年傾向をそこに合わせてああいう企画を作ろうっていうのでやったら、
全部一時落ちて挫折するっていう。
なるほど。
みたいな。
仮説検証がうまくいかないと。
去年のファイナリストに残ったものっぽいものを出したはずなんだけど、
っていう感じでなんか全然ダメで、
いや反則コンペわからん、むずいって思ってて、
それでまぁちょっと数年やってきたんですけど、あんまりこう震わなくて、
今年はそれこそこれ本当になんかあの身内を褒めているというか、
なんか身内ノリみたいに聞こえたらあれなんですけど、
丸山さんにいろいろ企画教えていただいてというか、
一緒にこうやって番組やったのも含めて、
なんか僕の中でいろいろ丸山さんのエッセンスとかを吸収させていただいているのもあって、
なんか自分の中でちょっと数年やってきたことの自分の好きなものと、
企画を作るっていうことがちょっとだけなんか今までよりも、
ワンランク上の景色でなんかジャッジできるようになった感じがあって、
ちょっと抽象的な話なんですけど、
なるほど。
それで今年メインの受賞させていただいたのは、
本当にもう僕がずっとその1年目からファイナリストになってっていうチームと違うチームで出した案が受賞できたので、
僕としては嬉しい気持ちもありつつ、ずっとやってきている、
もともと最初に始めたチームでも受賞したいなっていう気持ちもあるので、
またもしかしたら来年もそっちで挑戦するのかもしれないなとか今は思っているんですけど、
マジか。
ちょっと分かんないですけど、
でもそっちのチーム、メインでやってたチームの方で出した企画で、
今回、今年の企画で言うと、4つ出したんですよ、そのメインチームは。
4案、なるほど。
4案出して3つ1次通ったんですね。
で、そのうちの2つが2次まで行ったんですよ。
なので、4分の2が2次まで行って、
4分の2が2次、すごいことですね。
4分の3が1次通ったっていう感じなんですよ。
4分の3が1次で、4分の2が2次通過。
そう。
すごいですね。
結構今年はそういう意味では、シルバー取れたのもめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、
なんか自分的にこれは通るんじゃないかって信じて、
結構絞って出した4案が3つ1次通って、2つ2次まで行けたっていう感覚を得られたのが、
めちゃくちゃそっちもすごく嬉しくてというか、
なんか1つ、自分の思っている良い企画の条件と評価してもらえる企画がちょっと重なったというか、
今まではそれが全然重ならなくて、
なんで自分はこんなに良いと思っているのに全然選ばれないんだろう、
1次すら通らないんだろうって数年前まで苦戦してたコンペで、
そこができたっていうのが個人的にはすごい良い実感としてあって、
今回の反則コンペは個人的にはすごく結果に満足しているというか、
良かったなというところもあって、シルバーに加えて。
なるほど、すごいですね。
だいぶ打率も上がってたというか高かったんですね、今回はね。
そうなんですよ。具体の企画の話をちょっとそれぞれすると細かくなりすぎる気もするんですけど、
大きな考え方としては、これも丸山さんに影響を受けてるんだろうなって思うんですけど、自分で。
誰でもわかるシンプルさを結構今回大事にしたんですよ。
これは自分の弱みとしても自分を相対的に客観的に見れるようになったからなのかもしれないですけど、
でもこれ自分の話ししちゃってるみたいですけど、反則コンペに関してはチームでやってるんで、
僕だけのもちろん功績とか僕だけの案とかじゃないんでみんなチームで考えてるんですけど、
企画の難しさとシンプルさの重要性
やっぱり企画を案出しした後でどれを選んで詰めていくかっていうところをみんなで話すのが
一番難しいところでもあるかなっていう意味ではそこでどれをやるかみたいなことを
チームの3人でみんなが信じられるものを選ぼうっていう風になった時のテーマとして
やっぱりシンプルなものにしようっていうのは僕も結構企画を複雑に考えがちで、
今までの落選してきたものも自分の中ではストーリーがつながっていて、
いいと思えるところまでやれてるんだけど、初見の人が見たり、本当に人を動かすっていうことを目的に
実際に企画が実行された後の世界でお客さんとかがそれを見た時に、
ややむずいんだろうなっていう感覚が自分の中でも思えるようになってきて、
それを振り切る意味で今年はもう誰が見ても分かりやすいシンプルなんだけど
アイデアを感じるものを出そうみたいなところで企画のネーミングとか構造とか決めていったので
わりと企画書はもちろん凝って作っていくところもあったんですけど、
企画自体は一言で何をやる企画なのかが、人に話せるかどうかとか、
そういうところを意識してやった結果、そういう打率を出せたので、
こういう感覚で企画を出すべきなんだなっていうのがやっと数年やってきて、
自分の感覚としてちょっと得られたなっていうのがありましたね。
年賀状のアイデア「デッカ年賀状」
なるほどね。変わりましたね、なんか。だいぶ。
昔の友人に久々に会って褒められるみたいな。
確かに。高校の同級生みたいな。
種口さんがそういう分かりやすい目に見えて、
一番最初の第一印象でパッと面白いっていう感じの企画出されちゃうと、
僕がただの薄っぺらい奴になっちゃうんで。
いやいやいやいや。
僕もそういう意味で、ちゃんと独語感のある企画を作れる、
対岸に渡る人間にならないといけないなと思いましたね。
お互いにね、良いところを盗み合ってやれればいいと思うんですけど、
具体例1個お話しちゃうと、今回藤井フィリムさんの課題で年賀状の企画、課題あったじゃないですか、
年賀状は1時しか通らなかったんですけど、
年賀状はデッカ年賀状って企画出して、
タニムさんが通過したやつ。
僕が1時までしか通らなかったんですけど、
シンプルさを大事にしましたっていうので、
実例があった方が分かりやすいかなっていうことで話してるんですけど、
年賀状の課題で年賀状をもっと送りたくなるアイデアみたいなことを、
考えていて、色々なもちろんディスカッションアイデア出したんですけど、
最終的にみんなでこれにしようって決めたアイデアが、
デッカ年賀状ってやつを出して、
ちっちゃいつ4つあるんですけど、
デッカ年賀状ってことね。
そう、デッカ年賀状って企画を出して、
何やったかっていうと年賀状のサイズ4倍にしましょうっていう企画なんですけど、
何に着眼したかっていうと、
高齢者の方とか、そもそも家族で孫の写真とか送るときに、
そもそも年賀状って目の悪い高齢のおじいちゃんおばあちゃんにとって、
そもそもちっちゃすぎなくないっていうか、ちっちゃすぎるよねっていう、
普通に何か、逆に誰も思わないけど、冷静に考えたらそうじゃないみたいな、
そういう感じでアイデアを探っていった結果、
それにたどり着いたんですけど、
一時で落ちちゃったんで、
それ以上のアイデアの面白さとか深さみたいなところが、
いろんな企画がある中で、
多分ライバルと競い合ったときに一時止まりだったのはすごくよくわかるんですけど、
4倍サイズにして、結局折りたたんじゃえばポストに入るから、
そのまま出せる。
で、届いたら開いて、
そのままおじいちゃんおばあちゃんとかだったら部屋の壁とかに貼れる。
だから年賀状ってもらっても、
これも結構インサイトとしてあるかもねって話してたんですけど、
年賀状をもらっても引き出しとかに入れても1年も見返すことすらないというか、
見て終わりになっちゃうプロダクトだなみたいなのをチームで話していて、
でかければ壁に飾りたくなるんじゃないみたいな感じで、
子供の孫の年賀状とか、親戚の子供の年賀状とかもらって、
ある程度大きいサイズであれば壁に貼って、
ポスター的に使えるよねみたいなことで、
でも企画名も複雑なことはやめようって、
でっか年賀状っていうバカみたいな企画出したんですけど、
昔の僕だったらこんな企画出してないなーみたいなことも、
遺伝子恋愛の企画と評価
自分でもちょっと思ったりしましたもんね。
確かにね。
まだその企画を聞いても全然終点型の思考だなと思いました。
これでも?
じゃあやっぱどんだけ歩み寄っても、
軸足はそっちなんだな、きっと。
そうそう。
でっか年賀状っていうタイトルで作った時に、
やっぱどうしてもそのでかい年賀状の意義とか、
でかい年賀状であることの意義とか、
でっかいから文字読みやすいよねとか、
でっかかったら飾りたくなるよねとか、
捨てずにポスターにするよねみたいな、
渡った後のちゃんと意味みたいなところを設計してるのが、
設計してるし多分それを考えちゃうんだろうなっていうのが、
めっちゃ終点型っぽいなと思って。
多分始点型だったら、
でっか年賀状っていうタイトルで企画作ろうと思ったら、
年賀状でかい方が面白いで終わりなんですよ。
1枚で終わるってこと?
全然その先考えないから。
そう、そう。
でかければおもろいじゃん。
その先考えないって、
なんかどういうことなんすか?
どういうことと言われてもね、
だって年賀状でかかったら面白いじゃん。
でもそれがどう使ってくれる方の実生活でお役立ちできるかまで考えないと、
使われなくないですか?
いやいやそんなのはどうでもいいんじゃない?
だって面白いんだからでかかったら。
だめだ平行線だこれも。
いや平行線っすね。
でも今多分お互いのスタンスをはっきりして冗談まじりでしゃべってますけど、
そういうエッセンスがあるから、
ある意味一時に通ってるのかもしれないっていうことをおっしゃっていただいてるわけですよね。
同じ企画のフレームでもっていう。
まさにまさに。
そうだし、僕はずっとその戦い方で反則コンペやってきて、
ありがたいことに5年連続で受賞してたんですけど、
今年受賞できなかったんですよ。
ってことは多分このボーナスタイムが今僕終わっちゃったんでめっちゃピンチなんですよ。
終点派の波が来てるっていう。
そうそうそうそう。
この始点派だけのでっかけりゃ面白いじゃんっていう企画出してたら、
通過して受賞してた時代終わったんで、
もうちょっとこれからやばいかもなって今思ってるんで。
そこのちょっと分析も丸山さんの方なんだろう、
今年のじゃなくて長い目で見た時の反則コンペの
潮目の代わりとかも聞きたいんですけど、
先に僕の受賞作品の話とかも。
はいはい。ぜひぜひ。それちょっと聞きたいんで。
今話してた議論、まさに僕チルバいただいた話でもしてましたもんね。
その話ちょっとしたいなと思って。
ちょっと簡単に受賞させていただいた作品をご紹介すると、
キンヘルスさんっていう企業の課題で、
遺伝子検査キットみたいなものを作られてる会社さんなんですけど、
遺伝子検査キットを売っていきたい、もっと知ってほしいってなった時に、
お題が結構ある種ディレクションが入っていて、
まるまる界隈でそれが流行るアイデアを募集しますっていうお題でしたという中で、
僕らのチームが出してチルバいただいたのが、
タイトルが遺伝子恋愛っていう企画なんですけど、
もう何をやるかっていうと、
遺伝子検査をした結果をある種一つのネタにしながら、
恋愛リアリティショーのレンリア番組みたいなものを作れば、
そもそも遺伝子自体が流行って、
遺伝子ブームみたいなことを作ることによって、
結果的にみんな遺伝子検査をやりたくなるんじゃないかっていう、
そういうストラテジーで企画を作ったんですけど、
やることとしてはなんでテレビ番組とか、
ネット番組みたいなことを作りませんかっていうのを企画させていただいたら、
運よくシルバーまで残れたっていうのが企画なんですけど、
この遺伝子恋愛みたいな着目は、
もしかしたら他のチームとか、
多分恋愛界隈とか婚活界隈とかと遺伝子って結構思いつきやすい気もするので、
似たような企画はあったんじゃないかなっていうのは何となく思いつつ、
とはいえマリアさんに企画書を見ていただいた時にも、
この企画のフレームとタイトルで中身こうするんですね、
みたいなことのリアクションをいただいてたと思うんで、
その辺のマリアさんの企画に対して抱かれてた感覚とかも、
ぜひ聞きたいなと思うんですけど。
恋愛リアリティショーに、
この遺伝子検査という要素を持ち込んだコンテンツを作ろうと。
コンテンツを作って流行らせちゃえば勝手に商品売れるんじゃないのっていう、
それこそが一見反則に見えないんだけど、
結果的に最短の道のりなんじゃないかっていうことの
ストラテジーをちゃんと資料としても1枚入れて、
結果提案するのはこんな番組ですっていうストーリーで企画書を作ったんですけど。
はいはいはいはい。
これはヤバいですよね。革命ですよね、結構。
反則コンペにとっての。と思いました、僕は最初聞いて。
ありがとうございます。
っていうのはこれ、あまりにも公募コンペ向きではない企画だなって最初思ったんですよ。
だってこれ、実際に番組作って放送しないとわからないから。
なるほどね。
中身、どんな中身になるのかとか、
実際に放送してみて流行るのかとか、
全反則と企画に言えることかもしれないですけど、
ただこれに関しては、やっぱり映像コンテンツの出来栄えみたいなものが
あまりにも比重として大きすぎじゃないですか。
リアリティ番組、恋愛リアリティ番組作るっていう企画は。
だからまずこのフレームの企画が公募コンペを受賞するってことが結構革命だと思うんですよ。
なるほどね。丸山さんの解釈だとそういう捉え方になるんだ。
ですですです。
まず公募コンペ向けの企画と実績型コンペ向けの企画っていうのは明確に違うと思ってて、
公募コンペ向けの企画はやっぱり見た目とか発想そのものが面白くて、
これをそのまま形にしたら絶対に誰かが食いつくだろうっていうのが想像つくもの。
変数が少ないものっていうのが受賞するじゃないですか。
けど、番組の企画本作って実際に映像制作をしてみて、
それをプラットフォームで配信しないと見栄感がわかんないじゃないですか。番組の企画って。
それが公募で評価されて受賞するっていうのって結構やばいこと起きてるなと思うんですよ。
これ聞いて。なんだけど、反則コンペの中で実際に企画本を示しているわけじゃないんだけど、
この谷口さんが作った、谷口さんのチームで作られたこの企画書の構成は、
めちゃくちゃその番組として作った時の中身の想像がつく企画として、
すごい作り上げられてたなと思ったんですよ。
そこはかなりこだわったポイントですね。
ですよね。そう思います。
これは多分終点型の谷口さんだからこそ、このコンテンツを実際に番組として作ったら、
こういう見え感で面白くなりますよっていうのを言葉で伝え切ろうっていう端力があってできた企画だと思うんですよ。
これ、始点型の僕だったら絶対にそれができないから、これは公募では諦めようってなってすぐ落としてるタイプの企画なんで、
実際に作り切ろうとまずは思わないなと思いましたね。
っていう意味で、それを作り切ったプレイヤーがいて、それを評価した審査員がいて、
実際に受賞という結果になってるっていうのが、僕は結構変革期だなと思ったというか。
反則コンペの。僕の中ですごいなーと思ったのは、まずこの遺伝子恋愛。
恋愛リアリティショーというフレームの中に遺伝子というものを入れてみたら、
遺伝子恋愛リアリティーショーの企画
結果、この運命の相手って遺伝子で決まるのか、そうじゃなくてうんぬんみたいな。
そこのリアリティショーの一つ遺伝子というフックが入ることのトリックが楽しめるみたいなものは、
視点的な要素としてもあるなと思ったんですけど、その上でこの企画書の中でステートメントを入れてたじゃないですか。
僕結構、やっぱこれが全てだなと思って。
このステートメントちょっと僕が勝手に読み上げさせてもらってもいいですか。
読み上げられるんですね。ちなみに企画書はシルバー受賞をさせていただいているので、
多分反則コンペのウェブサイトでも公開しているので、そこからも見れるので。
ぜひちょっと企画書が見たいなと思った方は見ていただければと思いますが、
それの企画書の多分ステートメントは6枚目ですかね。
読み上げていただけるということで。
はい、書いてあることで。
これでも番組の、これそのものが番組のCMとかポスターそのものになるんだろうなっていうイメージが湧くものだったんですけど、
キャッチコピーが運命の相手を決めるのは遺伝子か、それとも、という形で、
そこに付じするボディコピーが誰かを好きになるたびにそれは偶然か必然かと問い続けてきた。
声のトーン、瞬きの感覚、ちょっとした仕草、好きになる理由に根拠なんてなかった。
でも私たちの中には一人一つの地図がある。
それは生まれる前から書き込まれていた目に見えないラブレター。
恋は運命か、それともただの設計図か、遺伝子恋愛、声の真実はDNAの中に。
10人の男女が遺伝子の情報をもとに旅をする、恋をする、誰も見たことのない恋愛リアリティショーが令和に爆誕。
って書いてあって。
ありがとうございます。
この趣旨で番組が出来上がっていくとしたら、確かに番組を書くのは面白くなっちゃうなって思ったんですよ。
この雰囲気、トーンとか。
なので、脚本とか台本までひっくるめて、このステートメントが独語館作ってたんで、
実際にこの番組が成立した後のイメージが湧いちゃったんですよね。
そこまでちゃんと言語で、言葉で演出しきった谷口さんのチームの企画のウェイトの置きどころが今回は完璧だったと思っていて、
それは終点型の人じゃないとできないなという感想ですね。
企画の構成と戦略
めちゃくちゃ分析ありがとうございます。
自分の企画書のコピーを読み上げられる経験もなかなかレアなんで、ちょっとこっぱつかしいところもありましたけど、
いやでも本当になんか今話していただいたことが結構そうだなっていうか、そうだなじゃないな、
なんかこだわってやってたところで、こだわってやってたっていうか、
どうやってこの企画できたかっていうと、チームの3人でやってたんですけど、
2人でもう1人のメンバーとブレストする中で生まれたアイディアなんですけど、
もう1人のデザイナーの方にロゴとかアートディレクション的なところをちょっとお手伝いいただいてたっていう3人のチームで受賞できたんですけど、
単純にこの企画反則コンペをやるちょっと前ぐらいに、
最近結構僕もこう見えてなのか、マリオさんからどう見えてるかわかんないですけど、僕結構恋愛リアリティーショーめっちゃ見てるんですよ、好きで。
バチェラーとかラブトラジェットとか色々好きな番組があるんですけど、
ネットフリックスでやってたオフラインラブっていうのが直近というか、
反則コンペの前の時期ぐらいというとすごい流行っててすごい良かったんですよね。
で、なんか恋愛リアリティーショー好きなんで、
なんかその好きで自分の中にストックされていた色んな数々の名シーンというか演出というかが僕の中のストックにたくさん入っていて、
ディスカッションしてた中で言うと、恋愛リアリティーショー見てると大体出演者の情報が色々SNSとかで解禁されていくんですけど、
なんかそこで僕らも議論させて、老人クリの中でやったことありますけど、
MBTIが結構主流でよく語られるんですよね。
で、自分と同じMBTIだったらその人ちょっと自分と似てる部分があるから共感しちゃって押したくなっちゃったりとか、
この子とこの子は合わなさそうとか、なんかそういう番組を楽しむ一つの裏コンテンツみたいな感じで、
その性格診断的なのが結構使われてるっていうのは僕は知っていて単純に。
で、遺伝子盛り上げるためにどんなことできそうかで恋愛系の部分をやりそうだよねって話してて、
なんかひょんなことから、じゃあもうその恋リア自体を作っちゃえば面白いんじゃないっていう話になって、
そこでもう結構盛り上がって、
もう一人の一緒に企画考えていただいたパートナーさんもかなり恋リア好きな人だったんで、
もう二人のその解像度で話のラリーをすると、じゃあなんか遺伝子でやるならこういう演出だよねとか、
なんかこういう要素があるといいよねみたいなことで、
例えばですけど日本人でやるんだったら日本人のそのDNA検査すると結構祖先のルーツみたいなのがわかったりするんで、
東アジアにかなり日本人はルーツが多いから、
じゃあ場所は東アジアのリゾートになるよね普通に考えたらみたいな話をしてたりとか、
あとはあの遺伝子検査の結果をもとになんかデートを組んだりとか、
逆に相性がいい二人を最初は話してみたりするとキュンキュンドキドキそうだよねみたいな、
もう企画を考えているというよりかは、こんな番組あったら面白いし見たくなっちゃうよねっていう、
圧倒的なんか視聴者視点で、ただ自分が見たい番組を作っていくっていうことの作業をやっていったっていう企画の作り方をしていたので、
それが最終的に丸山さんがさっきおっしゃっていただいたような受け取り方になっていくんだろうなと思っていて、
ただコンペっていう場に関して一点だけ戦略的にというか意識したのは、
ハウの部分が新しく見えるかどうかっていうのは意識はしていて、
今までの審査委員長の島さんもよくおっしゃっていますけど、
反則コンペって異種格闘技戦、何でもありの人を動かせるかどうかっていうことにおける異種格闘技戦だってよくおっしゃってますけど、
だから人が動きそうかつ、まだ反則施策としてこんなやり方なかったよねっていう掛け算が埋めてるかどうかっていうのはかなり意識をして最後仕上げていったんですけど、
そういう意味では、反則っていう目的でテレビ番組とかネット配信番組を作りましょうっていうことを言ってる企画って今までなかったんじゃないかなっていうので、
そこに賞賛があるかもしれないなって言って賭けて作ったっていうところは一つ明確に意図してたところはありますね。
なるほど、ブルーオーシャンとしてここの番組企画というものは今までないんじゃないか、これからもないんじゃないかってところを攻めた。
視聴者の興味と反応
そこは結構意図的に狙いました。
なるほど、確かに。まさにそれ僕も思って、番組企画で公募を取るって見たことないなと思ったんですよ。
それはマジでそうだなと思ったし、番組企画というクラフトがない状態のもので、それを想像させて公募のコンペで取るっていうのは、
たぶん終点型の人じゃないとできないなっていうのは改めてめっちゃ思ったというか。
この遺伝子恋愛の課題の遺伝子検査キット、僕らもやってたんですよ。僕らのチームでもやってたんだけど、
さっきすごいかわいい感じのアイデアをしてたじゃないですか。恋愛リアリティーショーを見ている人同士で、恋愛リアリティーショーってこうだよねって言いながら話してたみたいな。
僕らのチームなんか、考える間全部あれこれちょっと差別じゃない?みたいなことばっかり浮かんじゃって、全然アイデアにできなかったんですよ。
それこそ遺伝子で誰がどこの祖先かわかるみたいなことで企画作ろうとすると、なんかうっすら全部差別になっちゃってる気がするみたいな。
血筋というかね、なんか人種問題みたいな感じの匂いがね。
そこで禁のできないなとかなって。ちょっとなんで、この確かにこの遺伝子検査っていう、ある種色がとっても強い商材じゃないですか。
こういう、もうそれそのものがインパクトを持ち得ちゃうような商材は視点型の人が入ると、かえってそのインパクトの部分が変に際立っちゃって、
すごいトゲトゲした企画になるんですよ。そういう意味で、商材そのものにインパクトがあったり、何かエッチのある要素が強いものっていうのは、
終点型の人が逆に向いてるのかなっていうのはなんか思ったというか。
そんなことを感じるシルバー序章でした。
ありがとうございました。なんかさっき読み上げていただいたコピーは、僕がプロデュースしたというか、書いたんですけど、
これチャットGPと壁打ちしたんですよ。チャットGPTと。
で、まさにもう僕の中で番組のイメージがもう脳内に完全に出来上がっていたので、
あとはそれを試企画書にして同じ景色を審査員というか、企画書を読んだ人に見せられれば、
人が動きそうって思っていただけるはずだっていう確信めいたものがあったので、
もうこういう設定でこういうことをやる番組ですっていう番組の詳細な情報をチャットGPTに僕がインプットした上で、
それで、それの番組宣伝ポスターを作るとしたらどういうコピーがあるか一回試しに考えてみてくださいみたいなことで、
バーって出させたものを僕がパズルのように設計して最後作り上げたんですけど、
もうチャットGPTから出力されるそのコピーがすでにかなりの精度が高くて、
それは多分僕がもうどういう番組したいかのディレクションをめちゃくちゃチャットGPTに入れてたんで、
なんかあんまり直すとこなかったところも結構あって、
これでいいじゃんみたいな感じで、
うまくパズルを組むみたいなことをやってましたけど、
やっぱ好きなものでもちょっと騒論じみたことを言うと、
終点型の戦い方はってことになるのかもしれないですけど、
やっぱ自分の好きとか自分が絶対こういうことに動いちゃうなみたいなことと、
なんか課題をうまく組み合わせられると、
なんかちょっと企画が被ったとしてもより強いものになって、
よりやっぱり解像度が高い分、
本当に人が動くかのイメージが自分ごととして持てる分、
これじゃダメだな、もっとこういう要素いるなみたいなことがすごく考えられやすいので、
そういう自分の中にある好きとか、
そういうものとのかけ合わせみたいなところが大事というか、
これは多分逆に丸山さんはそういう戦い方も難しいんだろうなっていうのを思いつつ喋ってるんですけど、
終点型の戦い方としてはやっぱりそこで突破していくっていうことなのかなっていうのを思いつつ、
ちょっとそこに対して多分意義もあると思いますので、
ここからちょっとぜひなんか最近の潮流の変化みたいな兆しなどを、
丸山さん支援で語っていただければと思います。
はいはい。いや、もうそんなね、
反則コンペですよ。
そんな反則コンペだから、
もうちょっと危ういですよ、私は。
丸山さんもレンリアとか見たほうがいいんじゃないですか。
痛いとこつきますね。
世の中で流行ってるものを、
そうなんすよ。
企画として人が動くかじゃなくて、
単純にみんなが好きで、
わやわや見たり集まってるものにもう少し首を突っ込むっていうことじゃないですか。
そうなんだよな。僕レンリア見ないんですよね。
知ってます。
レンリア見てる人見ないんだよなみたいなね。
それもすごいなと思って。
恋愛リアリティーショー見ないみたいなことを30歳で言ってるような、
見るからにめんどくさそうなやつが、
遺伝子で人は動くのかって言われたら恋愛リアリティーショー見ちゃうなと思って。
それはめっちゃ嬉しいな。
バチェラーとか見ないけど、
バチェラーとかそんな逆張り精神があって見ないなって思っちゃうんですけど、
この恋は運命かそれともただの設計図かって言って、
DNAの情報に人は動かされて結局惹かれ合っちゃうのか、
それとも真実の愛でしっかりDNAみたいな要素排除して惹かれ合うのかみたいなところは、
DNA側が勝ったら面白いなっていう横縞な気持ちで見ちゃうかとね。
でも実際そうですよ。
恋愛リアリティーショーの面白いところって、
ドキュメンタリー性みたいなところに結構あったりするんで、
本当に真実の愛は何かみたいなバチェラーでもよく出てくるんですけど、
販促コンペの変革
でも遺伝子である程度、生物学的にある程度こういう人を好きになるとかがプログラムされてるんだとしたら、
それを本当の愛は超えられるのか、そもそもそうじゃないのかみたいな、
問い自体がすごく人間の本能的なところに訴えかける力を持ってたっていうのが、
結果的に丸山さんとかも気になっちゃうみたいなところに繋がってるんでしょうね。
そうだと思う。そう思いますね。
今まで恋愛リアリティーショーが取りこぼしてた、僕みたいなめんどくさい人間をちゃんと救い上げるコンテンツになってるのが、
いいなと思ったというか。
それめっちゃなんか嬉しいな。
恋愛リアリティーショーを見ない丸山さんが見たいと思ったって、
それが一番わかりやすい企画の効果っていうか、
それを表してくれてるような気がしますよね。
そうなんだよな。僕は水曜日のダウンタウンが好きなんですよ。意地悪で。
で、この遺伝子恋愛リティーショーって水曜日のダウンタウンの説としても成立するなって。
確かにね。人は遺伝子で、運命の相手と決められてる女性を選んでしまうのかの件についてみたいな、
なんかそういうのできそうですもんね。
そうそうそうそう。そうですそうです。
なんか昔、水曜日のダウンタウンで、カレーの匂いを隣の部屋から吸わされ続けたら、
帰りにランチとかでカレー食っちゃう説みたいなのがあって、
めちゃくちゃ面白いじゃないですか。めちゃくちゃいい検証だなと思って。
で、実際にめっちゃみんなカレー食ってたんですよ。
めちゃくちゃみんなカレー食ってて、みんな怖いみたいな感じになってて。
っていう、なんか人間っぽい動物としての愚かさみたいなのが垣間見えるのかな?
みたいな風に思ったら、ちょっとこの恋愛リアリティション見たいなって思った。
いやでも実際にね、形にしたいですね。
ね、形になったらめっちゃ素敵っすよね。
そう、だからその恋愛リアリティションを見たいと普段思わない、
なんかこうシャニ構えてる冷笑系の奴らが、ちょっと意地悪で見に来るなって思ったんですよ。
自分のことを冷笑的にっていう、理解というか、自分を客観視しているのがおもろいっすね。
いややばいよな。もう30歳で自分のこと冷笑系って言ってる奴やばいなと思うんですけど、自分でも。
その自覚が今回反則コンペを受賞できなかったことでより強まりました。
冷笑系の奴がコンペやってて、そのコンペで冷笑しながら受賞してなかったら、ただのめちゃくちゃ嫌な奴で終わりじゃん。
全然嫌な奴じゃないですよ。
そんな慰めてほしくて言ったわけじゃないから今の。
そんなこと言わないでね。
遺伝し恋愛はそういう意味で、いろいろな変革を起こした企画だなと思ったんですよ。
これで受賞できるっていうエンパワーメントにもなるし、終点型の人が反則コンペで戦えるっていう、そこの後押しにもなれば反則コンペ自体が変わってきたなっていう気もするし。
リスナーの参加
ロジューラクリエイティブ。今回の配信はここまで。
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それでは次回の配信もお楽しみに。
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