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この番組はチャットワークを創業したセブンの山本敏行さんから、起業3回目の古ちゃんが山本さんのIPOまでの知識や経験を引き出し、自ら上場へとチャレンジしていくポッドキャストです。
こんにちは、チャットワーク創業者で現在パワーエンジェルスQ7の山本敏行です。よろしくお願いします。
こんにちは、パーソナリティを尊めます。3度目の起業家古野光太朗です。
ロードトゥIPO第8回目となりました。山本さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで古ちゃんから先週の1週間の振り返りをお願いします。
そうですね、僕今週の1週間はほぼ帰省していたのでほとんど東京におらず大阪にいて、ただ大阪にいたんですけど家族が全員コロナになっていたので自分の実家には帰れずおばあちゃん家に行ったり友達の家に行ったりしながら日中はどこかカフェで作業したりするっていうちょっとなんか特殊な1週間を過ごしています。
悲しいね、せっかく帰省したのに実家に帰れないっていう。
そうですね、親と家族と一度も会わず今日の夜に東京に帰るんですけど。
帰るんや、東京帰るんや。
なるほど。
一度も会えず。
それは何しに帰ったかちょっとわからないけど。
なるほど、それは残念でしたね。
なんかコロナ流行ってるよねまた。
あ、そうですコロナ。僕の周りの友達でもちらほら聞きますねコロナになった人。
全然話題にならないけど今はまた流行ってるなと思って僕も1週間前くらいかな何回もか忘れてたけど流行ってきたなと思ったのでワクチン打ちました。
本当ですか。
うん。
確かに。
こういう時にやっぱり僕もリスク管理明日とかも公演とかもあるし仕事飛ばすのもできないんで。
もちろんZoomでの商談だったら別にコロナかかっててもできるんだけど対面のあれがあるのでリスク管理で打っときました。
山本さんはどんな1週間を過ごしたんですか今週は。
僕はそうだね先週は面白かったのは金融業界バリッバリの人たちから飲みませんかって言われてちょっとどうかなと思いながらも一回は行って色々話聞いてみようと思って行ったら僕以外全員金融の人だったんで。
しかももうなんか全職で働いてた時は3000億円動かしてましたとかなんか桁違いすぎる話ばっかりで面白かったんだけど全然知らない世界向こうはこっちのね企業の話とかに興味持ったりするけど金融業界の人ってなんかもうお金のことめちゃくちゃ扱ってるからさぞかしねもう花話キャリアでって思ってたけど
意外とお酒飲んでいくとなんか金融業界ってみたいな話になってきて
結構あれなんですよありがとうって言われないんですよお客さんにみたいなそんなことありますいやあのこれ商品売れますよ上がりますよって言って上がったら君はプロやから当たり前よねみたいな下がったら怒られるみたいな
なんか本当もありがとうってなかなか言われないんですよだって山田電機とかヨドバシ電機のヨドバシカメラの店員さんにちょっと商品紹介してもらっただけで普通お客さんだったらありがとうって言うじゃないですかその程度しか言ってもらえないんですよとかって言って
そうなんですか僕とか基本なんかいつもありがとうございますとか見させてもらってます読ませてもらってますとかツール使わせてもらってますとかって基本ありがとうしか言われへんからありがとうにそんな人って飢えるんやなみたいな結構面白くて
その割に成績残さなかったら病でクビになるっていう話金融業界は他の金融業界に行かなかったら他に潰しが効かないとか言っていやいやそんなもうねお金のことめっちゃ詳しいからどこでも何でもできるでしょって言ったらいや軍資金があれば運用できるんですけど軍資金なくなったら僕ら何もないんですよとか言ってて
結構面白いなだから何やりたいかっていう話で出てきたのはラーメン屋さんやりたいっすとか言い出してまたそんな飲食のど真ん中冷凍車のとこに行きたいんですかいやだってラーメン作ったら絶対ありがとうって言われるじゃないですかみたいな
なるほどーみたいな感じでちょっとね思ったりしました
僕の周りでやっぱ金融業界ちょうど就活生が多いんでみんななんかスーパーエリートというかやっぱりなんか能力もあって金融の勉強もして金融業界いわゆる外銀って言われるようなとこに入っていくイメージなので
なんか意外にそんな感じになってるんだって結構意外でした実態が
いやだから意外とそのスーパーエリートでも年収何千万みたいな
はいはいはい
すごい花々しく見えるけどなんかそんなこともあるらしいよもちろんね全員が全員そうじゃないと思うんだけど
はいはいはい
ちょっとそういうところに就職する方にはこのポッドキャストのエピソード聞かせてもいいかもしれません
確かにありがとうと言われる
これから目指してねこれから目指してるところに夢潰してしまったらよくないから
確かに難しいですね
なるほどですありがとうございます
じゃあ本題の方入ってきます
法人化のタイミング
今回のテーマは法人化のタイミングはいつするのかっていうのと
法人化するなら株式会社を立てるべきかそれとも合同会社を立てるべきかっていうところの一応二部構成で話していきたいと思います
まずは初めの方法人化のタイミングはある程度サービス案が浮かんできたとなりました
でその後にサービス案思い浮かんできてすぐ立てるのか
それともある程度これ事業として回りそうだなっていう段階になった時に法人化をするのかっていう
いつ法人化するべきなのかを教えていただきたいです
そうですね
僕の経験上で言うと高校生大学生とネットでビジネスやって
高校生の時は月20万大学生の時は月100万ぐらいの売上が上がってたんだけど
大学生ぐらいの時に月100万ぐらい稼いでると申告とかした方がいいと思うから
人事業主登録とかをした方がいいんじゃないかってなって
父親に税理士を紹介してもらって
白色申告とか青色申告とかそういうのでちゃんと税金を納め始めた
高校生の頃とかは全然そんな何もせずにっていう
そんな小さい額だったらバレないだろうみたいな感じでやってたんですけど
大学生ぐらいになってやりましたと
そのままやっていくつもりで
親の会社も継がないといけないっていうことで法人化なんかしたらダメみたいな感じの雰囲気だったんで
ずっと個人事業主でやってたけども
中で頼んでた人が僕より年下だったけども
学校卒業するタイミングで
ヤノさん僕もヤノさんの元で働くって決めたんで
就職するって親戚中に言ってきましたって言って
待って待って待ってと
俺に聞かずに勝手に雇われんとってみたいな
その時に初めて法人化する選択っていうのを悩み始めて
一生気合い入れてやるかということで
1回中4、5人の同い年下ぐらいの子たちを全員社員化して
5人でスタートした
法人化してスタートしたっていうのは
24歳とか5歳ぐらい
それまでずっと個人事業主でやってました
今じゃあ僕がどう考えてるかっていうと
古ちゃんがロードトゥIPOって言ってるわけですから
僕は逆に今の考え方的には
スタンスモールビジネスに挟んだりとかすることもあるだろうけれども
しっかりとビジネスやっていくということであれば
サービスのアイデアが浮かばない関係なく
先に法人化しちゃうのが僕はいいんじゃないかなっていう
考え方に今なってます
それはヤノさんの時みたいに売上が立ってなくても
とりあえず飛び込んでみた方がいいっていう形ですかね
そういうのが早いかなと思ってて
僕の場合はもう売上立ってて
周りから外ボリューム埋められる形で法人化したけど
上場するつもりもなかったし
会社するつもりもなく自分だけが稼いでいけたらいいや
個人事業主でいいやってずっと思ってたけど
時間やっぱかかってるんで
やっぱり今の時代スピードすごい重要なんで
いつも大学生の勧めてるのは先に休学して
退路を立ってその1年間で事業思いっきりやってみて
それでうまくいけば休学を伸ばしてやり続けてもいいし
一番の理想はビジネスがうまくいきすぎて
忙しくなりすぎて退学になっちゃった
えへへみたいな感じが一番の理想みたいな
Googleの創業者たちも中退
マーク・ザッカーバーグもハーバード中退者
それが一番の成功やん
親的には微妙かもしれないけど
まず休学して法人立てちゃう
立ちちゃってもしそれがうまくいかなかったとしても
閉じちゃえばいいんで
やっぱり法人化してる人としてない人とは覚悟が違うんで
信用も違うし本気度も違うんで
同じことをしようと思ってても
周りからとか取引先とかからの見られ方も変わってくるんで
始めるんだったら本気だったら先に法人化がいいかなと思ってます
なるほどです
僕自身も今法人化直近でしようとしてるんですけど
その理由としてそこの覚悟みたいな話ももちろんありつつ
アイデアが浮かんでから事業としてすぐ仮説検証を回すまで
すぐいきやすいのかなと思っていて
やっぱり顧客とやり取りするときにどんな会社なのかが絶対必要だと思うんで
そこのスピーディーにいけるっていう観点で
僕もあと多分2週間後ぐらいに法人登記しようと思いました
なるほど
1つ持論で卵の殻戦略っていう
いつも説明しても全然共感されないんだけど
なるほどってそういう考え方ですねっていう
僕がずっとやってた考え方なんだけど
卵の殻生卵って中は緩いでしょ液体じゃない
殻が割れたらこぼれちゃうけど
でも卵の殻があるから中形も保ってるし
しっかりと強い一応強度がある
やっぱり言ったら今古ちゃんって生卵みたいな感じなのね
なので生卵を茹でて固くなってからやった方がいいじゃなくて
僕は生卵の殻みたいな感じで
先に僕はこういうもんなんです箱
例えば株式会社とか箱作って
僕はこんな事業やろうと思ってます
今も進めていますみたいな感じで大きく言って
その言ってるんだけど中身はまだまだ緩いんだけど
先に大きく言いながらその間に温めて
茹で卵になる
茹で卵になったら殻がなくても自立するでしょ
そしたらまたもっと大きな卵の殻を
ダチョウの卵みたいな殻の大きさに作って
その間にまた茹で卵にしていくっていう
そうやってステップアップしていくっていうのが
僕の卵の殻戦略っていう戦略なんです
それはでも確かにめっちゃいいなと思います
実際やっぱりこういう事業やるってなった時に
完全に組織構築もして
全部構築し終わってからやるというよりかは
もちろんそれができるっていう前提のもとを
ある程度前段階からしっかり多少準備して
できる見込みが見えたら
先にそういうパッケージを作っちゃうというか
卵の殻を作っちゃうっていうのも
いいのかなと思いました
なのである意味今まだ何もサービスがない段階で
法人化するっていうのは
卵の殻を先に作っちゃうっていうことなんで
僕はいいかなと思います
そうですね
作ります
それで言うと卵の殻って今まで言うと会社を作る時に
スタートアップでやるなら絶対
株式会社じゃないといけないと思うんですけど
例えばまずは今スモールビジネスで始める
っていう考えてる人は
株式会社でやる必要があるのか
それとも合同会社の方がいいのかっていう
株式会社 vs 合同会社
この二択はよく迷ってる人が僕の周りはいるんですけど
これはどっちの方がいいとかっていうのは
あったりしますか
ちゃんとしたビジネスやっていこうっていう
本気なんだったら株式会社一択
もう完全一択で合同会社にするのは
同企業が安いとか
あとは本当にビジネス大きくせずに
身内だけでやっていくぐらいの
一人会社とか家族とか
本当に身近な人だけでやっていくとか
だったら合同会社でもいいかもしれないけど
なんか何でしょうね
わざわざ合同会社にしてビジネスをする理由が
基本的にはない
本気の人たちにとってはね
もし合同会社で同企業安く法人格落ちたいということであれば
個人事業主で
野後をつけるとか
あんま変わらないかなと思って
銀行口座も野後をつけれるし
とはいえ株式会社と合同会社は別に同じ法人で
決算とかも同じだし税金も一緒だし
中身は一緒なんだけど外からの見られ方が
そうだなプロ野球選手目指してますっていうのと
登記費用の割引制度
草野球選手目指してますぐらいの感じで
わざわざ同じルールの野球をしようとしているのに
わざわざ草野球って言う必要あるっけみたいな
本気でやろうと思ってるんだったら
っていうふうに思いますけどね
ただ値段っていうところは大きく違うんですよ
確か株式会社が30万40万
合同会社が10万ぐらいで作れる
株式会社は20万から25万ぐらいで
安めに抑えようと思ったら抑えられて
合同会社は6万から10万ぐらいじゃないかな
でもその分10万以上高いじゃないですかみたいな話だと思うんだけど
実は普通に株式会社作ったら
20万から25万かかるんだけど
商工会議所とか地元の商工会議所とかがやってる
創業支援塾っていうの実はあって
どこでもやってるんだけどね
創業支援塾っていうのを検索して
例えば地元どこでも東京創業支援塾でもいいし
大阪創業支援塾みたいな感じで調べたら
5、6回ぐらいの企業の講座を無料で受けれて
そこ卒業したら登記費用が半額になるっていう
ほとんどの人知らないよね
僕の場合知らない
いないと思います
フルちゃんもそんなお金
株式会社に25万きついやん
俺からビジネスする前だから
創業支援塾今から2週間後に登記するんじゃなくて
1ヶ月か1ヶ月半ぐらい
週1ぐらい受けないといけないんだけど
事業計画の作り方とか
マーケティングとか
ビジネスの基礎的なところをタダで教えてくれて
かつ登記費用が
15万円の免許とかが半額になる
だから7万5千円割引になる
つまり25万円が17、8万
20万円ぐらいのところだったら
12、3万で
報道会社と同じぐらいの値段で実は登記できる
僕も知らなかったんだけど
最近高校生たちを社長にバンバンしていくときに
もっと安く登記できたらいいなーなんて思ってたら
実はこういうのあるんですよ
こんな良い制度があるのに
ほとんど誰も知らないんじゃないですか
資本金と株数の設定
って聞いたら
そうなんですよ
聞いたので
登記いきなりそこにあるほうがいいよ
全国にあるんですよね
全国で入ってくる
実際高校生たちがそれで
半額で登記してるんで
それでいうと確かに登記費用はこれで安くなるとして
資本金をどれくらい入れたらいいのかというのも疑問があった
これも答えがあんまりないような気もするんですけど
1個の答えっぽいところで言うと
100万以上だと税金がどう残るので
100万か1000万で抑えたほうがいいみたいな話があると思うんですけど
学生からしたらそこまでいくことはなくて
多分10万から50万100万くらいになると思うんですけど
どれくらいがいいのかっていうのもあったりしますか
どれくらいがいいかどうかは
もちろん1000万くらいまでの間で高ければ高いほうが
信用力は上がるけれど
そんな最初は出せないと思うので
別に1万とか5万とか10万でいいと思うけどね
学生起業家です頑張ってますみたいな感じで
100円とか1円って言ったら本当に大丈夫かってなるけど
1万円までそう思われるかもしれないけど
でもいいと思う
資本金にお金を使うぐらいだったら
合同会社を株式会社にしたほうがいいという
イメージとしては正しいですよね
資本金って普段資本金いくらとかって
そんな別に聞かないんで
ホームページとかに別に載せなければいいし
等規模等本取って資本金いくらかな
この会社大丈夫かなって
そんなの基本的にしないんで
わざわざ言わなければいい
株式会社と合同会社は絶対見られるとか言う
表に出やすいところですよね
絶対出るから
ちゃんと法人化してるのって初めて取りに来て
合同会社って言った瞬間に
大丈夫って
わざわざ大丈夫って思わせる必要はないかなと思って
資本金1万円の株式会社と合同会社だったら
圧倒的に株式会社の方がいい
なるほどです
あとは株式会社を立ち上げるときに
みんな心配するんだけど
上場目指すなら
税率さんとかに相談して法人作ろうとすると
例えば資本金が500万だったら
1株10万円とか
50万円とか分かんないけど
で何株10株とか
50株ぐらいにしますかって
だいたい税率さんから言われるのね
税率さん上場するとかそんなあんまり意識してないから
でだいたいはいって言ってみんな
そんな感じの株価をつけちゃうんだけども
で結局
VCとかエンジェルから資金調達しようと思うと
株全然もう1株
30万50万とかめっちゃ使いにくいみたいな
感じになっちゃうので
上場まで基本的に問題ない株数を
最初から設定しておく
こういうチップスとかね
誰も教えてくれないよ
結局みんなやってるのは最初
50株とか100株とかでやって
株足りませんね分割できませんということで
分割でもう1回統計し直して
もう1回余計なお金払うのね
なので最初はいきなり10万株からスタートした方がいい
上場まで大丈夫
10万株で発行可能株式数を100万株とか
そういう感じにしておくと
上場するくらいまで分割する必要なくなる
上場するときにもしかしたら
もっと分割するかもしれないけど
それは別に上場するくらいの規模になってからだったら
何万円とかの統計費用がどうだっていいので
1回目2回目の資金調達で
分割なんじゃそりゃ
もったいないみたいな感じになる
最初の段階でちゃんと分かってる人から聞いといた方がいいけど
分かってる人あんまりいないんで
できるだけ多く株数を
10万株にしておいて資金調達を
スムーズにできるようにするというところ
じゃあそろそろ
お時間が近づいてきたので
ロードトゥIPO企業3回目でIPOを目指す
ふるちゃん山本俊幸がぶっちゃけメンタリング
ここまでお聞きいただきありがとうございます
番組への感想は
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それではまた来週