2023-12-24 35:20

#25 福利厚生が充実しているGoogle社員はなぜGoogleを辞めるのか?

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今回のテーマは「#25 福利厚生が充実しているGoogle社員はなぜGoogleを辞めるのか?」です!

番組への感想は、「#RoadToIPO」でtweetしていただけると、番組パーソナリティが喜んで読まさせていただきます!

番組へのご要望・ご相談は、古野光太朗(twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)までお願いします。

▼今回のトーク内容:

ユニコーン起業部の対面イベント/オフィスが豪華すぎる日本Google/Google社員はすぐに辞める/なぜ最高の福利厚生なのに辞めるのか?/創業初期とにかく時間を費やした/会社の成長期に社員が辞める/経営を学ぶために経営者に会いまくる/スモビジの時からスタートアップマインドを持つ/社長が時間を割くべきところ/戦略を考える時間を意識的に設けるべき

▼パーソナリティ紹介 山本敏行(https://twitter.com/Power_Angels7)

  • Chatwork創業者
  • Power Angels CEO
  • 2000年ロサンゼルスでEC studio(2012年ChatWork株式会社に社名変更)を創業
  • 2018年Chatwork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証グロースへ550億円超の時価総額で上場
  • 現在はエンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティの「Power Angels」(https://power-angels.com/)に注力

古野光太朗 (twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)

  • 早稲田大学商学部3年生
  • ビジコン審査員賞受賞・VCアクセラレーションプログラム採択
  • AI受託開発で3度目の起業を準備
  • 150名参加している起業サークルの代表


サマリー

山本敏行さんは、チャットワークの創業者です。古野光太朗さんがパワーエンジェルスのメンタリングを受けていて、3回目の起業でIPOを目指しています。古ちゃんは以前、Googleの社員と交流する機会があり、Googleのオフィスや福利厚生に感銘を受けました。福利厚生が充実しているにも関わらず、なぜGoogleの社員が辞めるのか疑問に思っていました。自身も社員満足度の高いGoogleで働いていたのですが、ビジネスを始めるために2年半の勤め後、社員たちが相次いで辞めていく様子を目の当たりにし、経営の勉強をすることを決意しました。また、経営者との交流も重要視し、仕事に偏った生活を送っていた彼は、チャットワークの創業者として全面的にプロダクトに関わり、日々の改善点を指摘することで知られていました。しかし、会社の規模が大きくなると、プロダクトへの関与が難しくなり、40歳からは戦略を考える時間を持つことが重要となってきました。

パワーエンジェルスの山本と古ちゃんのメンタリング
スピーカー 2
RoadToIPO 〜 起業3回目でIPOを目指す古ちゃんに山本敏行がぶっちゃけメンタリング 〜
この番組は、チャットワークを創業したパワーエンジェルスの山本敏行さんから、起業3回目の古ちゃんが山本さんのIPOまでの知識や経験を引き出し、自ら上場へとチャレンジしていくポッドキャストです。
スピーカー 1
こんにちは、チャットワーク創業者でパワーエンジェルスCEOの山本です。よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。パーソナリティを務めます、3度目の起業家、古野光太朗です。
RoadToIPO 第25回目となりました。山本さん、よろしくお願いします。
スピーカー 1
お願いします。
はい、ということで、恒例の直近の1週間、古ちゃん、どんな行動してたんでしょう?
スピーカー 2
そうですね、直近の1週間は、一応インフルエンザから復帰して、もちもち動いてたんですけど、今回はそうですね、多分山本さんとはもしかしたら被るかもしれないですけど、
山本さんが運営しているユニコーン企業部っていうメンバーの人と交流する機会があって、そこに山本さんと、あとGoogleの社員の方がいらっしゃって、
多分初めてかな、ユニコーン企業部対面で交流会を開いて、みんなこんな感じの雰囲気の人なんだとか、いろいろ活動してる人がめっちゃ多かったので、そこら辺の活動も刺激になりながら、自分も頑張ろうと思えた1週間でした。
スピーカー 1
あ、対面初めてやったんか。
スピーカー 2
そうですね、拓磨くん以外は、多分全員初めましてですね。
スピーカー 1
おー、なるほど。僕も結構対面初めての人、何人かいたりしてたんやけど、
はい。
途中から来たけど、何人目ぐらいの自己紹介の時に来たっけ?
スピーカー 2
僕ですか?
スピーカー 1
うん。
僕は今、自己紹介は…
前にも来たっけ?
スピーカー 2
そう、自己紹介の時は全員聞いてました。
スピーカー 1
あ、全員聞いてるんだ。
はい。
そっかそっか。そうですね、ユニコーン企業部、今、高校生、大学生…。
大学生の起業をしてる、起業したい子たちを支援する活動をね、ずっとZoomで月2回やってるんだけども、
はい。
たまにリアルなイベントをやったりしてて、昨日久々にリアルなイベントをやりましたと。
はい。
ということで、じゃあ僕もそのテーマで今日話そうと思ってたんで。
スピーカー 2
お、ちょうど。
スピーカー 1
ちょっと前半、フルちゃん参加してなくて、Googleのオフィス見学をみんなでね、行ってきたという感じですけど。
はい。
うん。
ちょっと話すとして、じゃあフルちゃんは後半の懇親会から参加したんですけど、そのあたりもう少しじゃあ、なんかあります?
スピーカー 2
そうですね。懇親会に関しては、ま、シンプルになんか場所がめちゃくちゃ渋谷の立地がいいところの、かなり最上階みたいなところで、
なんかこんな綺麗な場所で、なんかオフィス構えられたらいいなとかちょっと思ったりしたのと、ま、あとは、やっぱみんな結構、高校生とか大学生って、
なんか社会的意義が高いところに興味関心を持つんだなと思うっていうのを結構感じて。
スピーカー 1
なんか僕はどちらかというと、ちょっとビジネス寄りな思考になりつつあるので、なんかそういう社会的意義の高い、なんか教育、キャリア教育とかそういうところにもなんかちょっと関心が芽生えた気がしました。
そうね。
あの、昨日の場所は渋谷キューズというね。
はい。
あの、コワーキングオフィスのその。
はい。
僕がそのVIP的ななんてコモンズっていう方のなんかメンバーになってるんで、そこでその場所の奥にある会場でちょっと、だから初めてかな。
あの、ああいう場所で会議室借りたんも初めてだし、
はいはい。
ああいう懇親会で使うっていうの初めてやってみたんだけど、まあGoogleがね、渋谷のオフィスがストリームっていう、ま、隣のビルだったんで、
はい。
お、これ近いんじゃないかなと思ってたら、本当にあの徒歩2、3分ぐらいの距離に繋がってて。
はい。
歩道橋で繋がってるっていう感じで行けたんで、あのバッチリの懇親会の会場だったなっていう風に思ってましたね。
はい。
で、社会的意義の高い、そうだね、やっぱり高校生、大学生多いけどね、めちゃくちゃ。
そう。
社会貢献第一みたいな、僕からしたらね、本当当時の高校生、大学生だった僕からしたら考えられないね、その志の高さというか。
確かに。
感じだよね。
スピーカー 2
なるほどね。
そうですね。
Googleの福利厚生充実と社員の離職問題
スピーカー 2
ただ、まあ確かに。前の回、社会起業家についての回でも、ポッドキャストでも触れたんですけど、やっぱなんか継続するのは、なんかモチベーション的にもビジネスのお金的にも結構難しそうなところではあるなっていうのは結構感じました、話を聞いてて。
スピーカー 1
そうね、やっぱりね、継続するにはお金がついて、どうしてもついて回ってくるんで、マネタイズの部分もしっかりね、考える必要はあるんだろうなと思いながら。
はい。
まあでも、何か新しくやってみるっていうのは大切なことなんで。
はい。
まず、やりながら、やっぱりお金必要だよねって絶対なってくるんで、まあそれでいいのかなと思ったりしてるけどね。
スピーカー 2
おお、なるほどです。確かに。
うん。
ありがとうございます。
それで、青本さんの、僕はちょっと参加できなかったんですけど、Googleのなんかいろんなオフィスを回ったところの感想とかだったりしますか?
スピーカー 1
そうね。
パワーエンジェルスのエンジェルの中にGoogleの社員さんがいらっしゃって。
はい。
それで、なんかいろいろGoogleの、Google for Startupsかなっていうところのプロジェクトを立ち上げた方でもあったんで、何かしらパワーエンジェルスの方と連携できるんじゃないかなと思ってますっていうんで。
じゃあ、そうですね、まずじゃあ、一回オフィス見学とか渋谷ストリーム行ったことないかなと思って。
はいはい。
で、行くんだったら、ユニコーン企業のメンバー行ったら面白い、喜んでくれるかなと思って。
うん。
それを企画して。で、その方は軽井沢に住みながらリモートでGoogleで働いてる方なんだけども。
はいはい。
その、昨日日曜日に軽井沢から来て、会社見学のツアーをしてくれるっていう、すごいもうね、ありがたい機会だったんですけど。
そうですね。
で、すごいなと思ったのは、僕もね、Googleのアメリカの本社とか。
うん。
元々あった渋谷のセルリアンタワーのGoogleとか、あの、ラポンゲヒルズのGoogleとか入ったことあったけど、渋谷ストリートも入ったことなかったけど、あんなね、渋谷駅ほぼ直結みたいな場所で。
はいはいはい。
ビル一棟、ほぼGoogleみたいな。なんか、下の方はレストランとか。
はいはい。
で、十何階まではホテルが入ってるけど、それ以上上は全部Googleみたいな。
えっ、ビル一棟Googleなんやみたいな。
うん。
それまずちょっとびっくりしたのと、で、あとはやっぱりGoogleらしさっていうかね、あの、何、もちろん食堂はタダでね。
ご飯とか、ビリヤード、宅急はもちろんのこと、ジムはあるし、なんだろう、イスラム教の人がお祈りする部屋もあるし、マッサージルームはなんか本当に、なんていうの、マッサージ機が置いてるんじゃなくて。
ベッドが置いてあって、マッサージの担当の人がマッサージしてくれるとか、仮眠室があちこちにあるとか、バーもなんか、各フロアになんか、隠し扉の中にバーがあるとか、あと、なんか料理教室ができるキッチンがあったり、バンドができるバンド部屋があったり、ダンスダンスレボリューションができるゲーセンみたいなのがあったり、図書館があったり。
スピーカー 2
うん。
うん。
スピーカー 1
うん。
うん。
うん。
スピーカー 2
え、いや、
スピーカー 1
で、来るんだけど、全部が仕事する以外の場所をずっとお話してもらってて、あの、誰だっねえ、Yさんっていうとこだ、Yさん、あの、執務室ってあるんですかみたいな、あ、もちろんありますよとかって言うのを、執務室というの方まで、一応、仕事の場所なんで、いっぱい入れないみたいな感じなんだけど、そこは普通ですっていう感じで、言ってはったけど、
はい。
はい。
執務室以外のスペースが
かなりいっぱい各フロアにありつつ
あとなんていうかな
しかもリモートワーク
コロナから復帰したけど
カースイモクだけオフィスできるだけ来てね
っていう感じらしいんで
ということは
昨日日曜日だったから社員はいないし
セキュリティしかいないみたいな状態で
月曜日に多分あんまり来ない
カースイモクは来るけど
金土日月はオフィス
基本来ないみたいな感じらしいんで
ということはあの一等値で
週3日しか使わないオフィスを
一等借りしているっていうことなんやなと思って
とんでもないことやってるなっていうのが
一つ面白かったのと
あとはユニコーン企業部のメンバーからね
もう企業辞めて就職グーグルにしたい
っていう声が出るぐらい
やっぱり素晴らしい
福利厚生とオフィスと仕事のやりがいとかね
生産性みたいなところを追求してるので
それででもあのそのグーグルのYさんから
あのみんなには一つ
あの知っておいてほしいことがあると
こんなのグーグルという給料も
普通の会社で多分何倍も高くて
リモートで働けるし
福利厚生素晴らしいし
グレイトプレスと
ワークみたいな本当に働きがいのある
働きやすい会社で
ナンバーワンに何回もなってるような会社だけども
Yさんは今グーグルに勤めて12年経ってるけど
僕より後に入った社員が92%だって言ってたのね
っていうのはあのグーグルって
1990何年かに生まれてるけど
そのYさんが入ったの2011年とかやろね
12年前だから
2011年に入社したグローバルで全体で
日本じゃなくて全体で見て
スピーカー 2
92%が後輩だっていうことだと
そんだけだからもう辞めまくってるっていうことなんですね
スピーカー 1
なのでそのYさんが言ってたのは
創業期の働き方
スピーカー 1
あのこんなに恵まれてる環境のグーグルで
そんだけ社員がその
辞めていくっていうのは
あのどういうことかっていうの皆さん
もう今一度考えるといいかもしれないと
いい環境のオフィスっていうのは
1年もいたらなれるけども
なぜみんながじゃあ辞めていくのか
だからグーグルが嫌になって辞めてるというよりも
僕がそのYさんが言わんとしてることは
何なのかなと思った時に
あのこうで環境恵まれてて余裕もあって
チャレンジできる場所でいつ入っても irs ぞển
出戻りしてもいいよみたいな
そういう状況で
やっぱり自分のやりたいことが
やりたいとか
環境は良くないけれども
自分がやりがいというかね
やっぱりGoogleも大きな会社になっちゃってるんで
その一部になっちゃうから
スタートアップに飛び込んでみてやってみたい
福利構成は圧倒的にGoogleに劣るけれども
みたいな感じのところに人って
突き動かされるところってあるのかなと思ってて
僕もやっぱり
なんだろうね
例えば100億円現金であげます
明日からハワイでずっと遊んどいてください
って言われたら
キークルーと思うのね
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
毎日酒飲んでフラダンス踊ってサーフィンして
ゴルフして
ずっと遊んでていいよって言われたら
僕はキークルーかなっていう風に思ってて
やっぱり
人って何かしらこう
自分のね自己成長であったり
人に役に立っているっていうところに
やっぱり自分の生きがいみたいなとこ感じるんかな
みたいなところのことを言われてるのかな
そういうことなんかなとかね
ちょっと思ったけど
フルちゃんはどう聞いてたの?
スピーカー 2
あーそうですね
あれに関して僕もやっぱ採用とか
Googleに対して採用したいとか思ったりもするので
結構考えてたテーマで
僕が思ったのは
やっぱ一定ライン
心理的に満たされるっていうのと
そもそも機能的に満たされるっていうのがあるのかなと思ってて
心理的なところで言うと
いやちょっと心理的ちょっと説明するのむずいな
ちょっと機能的から話させてもらうんですけど
機能的なところで言うと
やっぱある程度Googleっていう社員
Googleに所属していたっていう
キャリア的なリスクヘッジができるっていうのと
あとお金も一定
それなりに多分給料が高いと思うので
そこでお金も貯まって
なんかそんな直近数年で死ぬっていうことはなくなると思うので
なんかある程度ちょっとリスクが取れるような
行動ができるようになるのかなっていうのを結構感じた
っていうところですかね
あとそうですね
ちょっと機能的なところは
スピーカー 1
でもそのまま居続けることもできるやん
スピーカー 2
そうですね確かに
給料も高いまま
確かにそれで言うとそう
スピーカー 1
でもやめる
3年でみんな大体やめるって言ってはたったの
スピーカー 2
確かに
それで言うとやっぱ一定
心理的に満たされるっていうのが
大きいのかなと思って
である程度自分のキャリアとか
自分のお金とかが満たされると
やっぱもうちょっと思考が外に向いてくるのかなと思って
なんか例えば自分で
自分が責任を持ってこういうことをやりたいとかになってくると
やっぱもうちょっとなんかよりビジョンを追いかけてるような
スタートアップに入るとか
スタートアップを創業するとか
ちっちゃい会社で結構重役に就くとか
なんかそういう
自分がこういうことをしてる
自分がこういうことをしてるんだっていう
そういうような欲求を求めるのかなっていう
スピーカー 1
のをちょっと感じました
僕の知り合いの方が
googleで社員やってて
日本を代表するような大企業に
来ないかって言われて
転職しようとして
その方がもらってた給料が
その大企業の社長より給料が高いっていうところで
だからやっぱさすがに社長より高い給料で
入ってもらうわけにいかないから
下がるわけね
下がるし
やっぱり福利厚生的なところで言うと
そのすごいいっぱいgoogleってね
うちの親はgoogleで働いてるんだって言うと
お前の父ちゃんすげえなとかね
スピーカー 2
なるし
スピーカー 1
家族を呼んだようなイベントとかで
イベントとかって楽しいから
家族からもgoogle辞めること
猛反対されたけど
その人も日本の大企業に転職して
いろいろ条件悪くなるけど
やっぱり今まで自分が
グローバルで経験してきたことを
この日本の大企業を立て直すって言ったらおかしいけど
良い気持ちで飛び込んだんですみたいな話をされてたりもしたんで
そういう風になるんやなーみたいな
面白いなーと思って
聞いてたけどね
スピーカー 2
確かに
そうです
僕もスタートアップ今後やる身としては
やっぱり給料も落ちるし
福利厚生も落ちるけど
それでも何か引き付けられるものを
例えばビジョンとか
自分経営者としての魅力とかがあったほうが
ないとそういう超優秀企業からは
引っ張ってこれないんだなとか
スピーカー 1
もっととても参考になりながら聞いてました
なるほど
スピーカー 2
そうですね
はい
スピーカー 1
じゃあちょっとテーマに入っていきますか
スピーカー 2
そうですね
ちょっと今回googleトークが長くなってしまったんですけど
今回のテーマは結構みんな気になってるかなと思う
僕自身もかなり気になってるところで
企業化時代の
山本さんの1日の過ごし方を聞きたくて
もうちょっと具体的なところを言うと
実際にどれぐらいの時間働いてる
週でどれぐらい働いてるとか
社長ってどういう仕事内容をしてるか
あんま見えなかったりするんで
どういう仕事内容をしてるのかっていうのを聞きたいです
多分時期によってちょっと違う気がしたので
初めの創業初期みたいなところと
ある程度スモールビジネスで安定されてる時
っていうのと
スタートアップ
チャットワークを立ち上げてからの時期
そこは多分シリコンバレー
とかなり重なってると思うんですけど
ここの3つ
創業、スモールビジネス、スタートアップっていうところを
スピーカー 1
うまく分けながらお話聞いていければと思ってます
そうだね
創業期
僕大学生ぐらいから創業してやってるけれども
創業の時は本当に
逆にネットビジネスが楽しくて仕方がない
っていう感じだったんで
空いてる時間は
基本仕事するっていう
感じでやってたのかなと思うんで
まあでも大学生だったりするんで
その学校行ったりとか
あとはその
留学してた時は語学学校行ったりとか
語学学校行ったりするんで
やっぱりね
友達とかで遊んだりすることもあったりするけど
それ以外も帰ってきたら
もうビジネスがやりてくて仕方がないっていう感じだったんで
逆に大学生としてもっといろいろなこと
経験したり遊んだりした方が
良かったんじゃないかなって思ったりするぐらい
ちょっとビジネスが楽しすぎて
ビジネスに狂ってたかなっていう感じかな
なのでなんかよく言う
その好きこそ物の上手なれじゃないけど
全然ビジネスのこと分かってないけど
もう量が質に転嫁するじゃないけど
ビジネスやりたくて仕方がない
他の人どうやってるんだろう?
でも大学生とか留学生だったんで
ビジネスのすごい人に出会えるわけでもないから
ネット上でいろいろ情報収集しまくって
こんな風にやってるんちゃうかな
いろいろチャレンジしてみて
やっては失敗しみたいな感じで
そういう意味では創業期はほぼほぼ
なんかネットで仕事ずっとやってた感じ
人に会うっていうのは
スモールビジネスの安定
スピーカー 1
どんな人に会っていいかわかんないし
周りの同年代では
ビジネスでやってる人誰もいなかったんで
スピーカー 2
相談することもできないって感じだったね
それでやっぱ結構個人事業主ぽい働き方というか
ひたすら個人でネットで
いろいろビジネスをしてたっていう感じのイメージなんですか?
スピーカー 1
その当時は基本個人事業主でやっていて
でもカスタマーサポートとか
あとその時はちょっとバナー作成とかの
デザインの仕事とかも受けたりしてたから
そういうのはデザイナーに注文取れたら発注して
デザイン作ってもらって納品するみたいな
そういうのを自分でやってたかな
大学生の頃ね
スピーカー 2
なるほどです
それでちょっとなんか仕組み化するとか
スモールビジネスをしっかり立ち上げて
個人事業主から若干抜け出した時の
そのスモールビジネスがしっかり安定し始めた時
スピーカー 1
っていうのはどんな感じですか?
そういう意味で言うと僕は大学卒業して卒業するときに
あのネットビジネスをしてた時に
スタートアップ時期と将来のビジョン
スピーカー 1
ビジネスなんてあかんって親から怒られて
親の会社で働かないといけなくなったので
親の会社の大阪の会社に就職
就職というか後継者として入ることになったんで
実家に住みながら父親の会社に通うみたいな感じで
親の会社は音楽スタジオなんだけど
音楽スタジオで
朝8時ぐらいから行って
トイレ掃除からいろんな掃除して
ドラムを磨いたりチューニングしたりして
っていう感じで
1日の半分ぐらいは親の会社で働かないといけなかったんで
自分の仕事をやりたいけどもやれないみたいな
半分しかできない
1日の半分しか働けないっていう状況が続いてて
非常にその時はだから
空き時間があったらもっと仕事したいっていう
より仕事したい欲があった時期で
父親の会社で2年半ぐらい働いて
自分の会社でやっていきますってなった時は
仕事したい欲が高すぎて
自分のオフィス構えて自分一人になった時は
24時間でも
働いてたいって思うぐらい
倒れるまで仕事したいって感じだったね
スピーカー 2
なるほどです
すごいですねやっぱ
スピーカー 1
制限されてたんで
スピーカー 2
確かに
フルで自分のビジネスができるっていうことで
スピーカー 1
そうそうそうそう
最高や
でもその時に社員は5人ぐらいいきなり雇ったのね
そしたらみんなもそうやと思ってた
当時25歳の僕は
みんな24時間仕事したいって思ってると思ってたら
そうじゃなかったみたいで
みんな社員が潰れていくっていうのを経験したのもその時期やね
スピーカー 2
なるほどです
潰れていくっていうのは
あんまり答えにくかったら全然答えなくても大丈夫なんですけど
シンプルにやめていく
もしくは不満を言うみたいな
スピーカー 1
突然会社が来なくなるとか
頭痛いとかお腹痛いとか
僕からしたら何を言ってるのか理解できないみたいな
こんな仕事ができることが幸せなのに
何を言ってるのか理解できない
何を言ってるんだろうっていうのがちょっと当時は理解不能だったけど
でもその時もまだ本当にオフィスにこもってデスクワークばっかりしてたんだけど
そこからちょっと時間の使い方が変わってきて
経営を全然勉強してこなかったんで
社員がどんどん辞めていくっていうのがあったんで
そこから思いっきり経営の勉強を1年間するっていうことで
朝昼晩までかな
朝昼晩まで
1年間
徹底的にいろんな経営者の研修受けまくって
いろんな経営者に話聞きまくるみたいなことを1年間だけやって
ネットのビジネスで電話対応とかなかったんで
昼間が社員がやってて仕事が分かんないことは
全部僕は夜中に帰ってきて
夜中から朝方にかけて返信するっていう
会社に住んでた
その時は会社に住んでた
スピーカー 2
なるほど
オフィスに勘で泊まり込みってことですよね
スピーカー 1
オフィスの隣にマンションを取ったら通勤10秒
すげえ
もう仕事するには最高の環境よね
スピーカー 2
はいはい間違いない間違いない
スピーカー 1
通勤10秒
マンションの中で全部やればいいって話かもしれないけど
オフィスはオフィスであったんで
オフィスの隣にマンションがあったんで
同じフロアにマンション買って
それで
はい
スピーカー 1
それで
はい
はい
はい
はい
はい
スピーカー 2
はい
はい
はい
はい
スピーカー 2
はい
はい
スピーカー 1
, 通勤10秒
だからみんなが通勤してくる頃に
ギリギリに目覚めて
寝ぼけた顔しながら仕事始めるみたいな感じでした
スピーカー 2
なるほどです
スピーカー 1
それでいうと
スピーカー 2
社長さんに会うとか含めて
スピーカー 1
結構丸1日仕事をする
外に出て
外に出る感じ
その時は経営の勉強だと思って
外に出まくったっていう
その時にやっぱり学んだのが
ネットで一人でパチパチと
やってても
やっぱり
情報入ってくる情報って限られてるんで
人から入ってくる情報ってのは
すごい重要だなってのは分かったんで
はい
その後は結構その朝から夜まで
思いっきり働くけど
夜はいろんな経営者と交流しまくるっていう時期に
そこから入っていったかな
25、6ぐらいから
スピーカー 2
おーなるほど
それは結構その顧客獲得とかっていうよりも
いろいろな経営の手法とかを学びに行ったりとか
スピーカー 1
あとは提携先になりそうな社長と
飲みに行くみたいなことは結構やってて
お客さん
僕らはウェブでしか集客しないって決めてたんで
営業は一切しないっていう会社なんで
会社だったんでそう
スピーカー 2
はいはい
っていう感じやったかな
おーすごい
経営の勉強と経営者との交流
スピーカー 2
その時はあんまりじゃあ
日本一満足度
あ、日本一社員満足度だったんだけど
社員満足度の高い会社とかは全然違ったってことですよね
スピーカー 1
それはだからその頃ぐらいから
社員満足度を意識してたんで
社員はすごい満足するような働き方しながら
もう経営者はもうね
その社員の何倍も働くじゃないけど
スピーカー 2
はいはい間違いないです
スピーカー 1
うん感じでやってた
それを強要はしないけど
スピーカー 2
おーなるほど
スピーカー 1
幹部は僕がどんだけ働いてるかってのを知ってたと思うんで
刺激受けて頑張るんですけど
っていう感じかな
スピーカー 2
おーなるほどすごいすごい
スピーカー 1
じゃあそれで言うと
スピーカー 2
なんかそこのちょっと後に
チャットワークっていうアイデアが出て
まあスタートアップっぽく
やっていくことになると思うんですけど
じゃあ働き方自体はあんまり変わってないのか
それとも結構なんか大きく変わった
スモールビジネスの時から
大きく変わったのかとかがあったりしますか
スピーカー 1
全く変わってないっていうか
へえ
でスモールビジネスの人はまあね
スモールビジネスっぽい働き方をしてるんですけどね
働き方は普通はするかもしれないんだけど
僕はスタートアップじゃないのに
スタートアップよりスタートアップっぽい仕事の仕方を
ずっと当初からやってたんで
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
だから資金調達して上場するってなっても
よくスモールビジネスからスタートアップになりましたね
って言われることもあるけど
いやいやもともとスタートアップより
スタートアップぐらい仕事をしてたし
変化スピード対応してたし
中小企業
スモールビジネスで上場企業に勝ってやると思って仕事してたんで
なるほど
そういう意味では全然
そこが苦にはならなかったっていうか
スピーカー 2
問題にならなかった
なるほど確かに
そもそもスタートアップ思考的な動きで働いてたってことですよね
スピーカー 1
まあでもその頃はスタートアップっていう考え方がなかったんで
普通に僕は仕事が大好きすぎて
はい
やりたいからやってただけ
スピーカー 2
おーなるほど
スピーカー 1
うん
だから人間としてどうかなっていうのはあるけどね
ほんまにもう
こう偏ってるから仕事に偏ってるから
僕から仕事取られたら僕もう死ねって言われてるのと一緒なんで
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
何もするなってさっきのハワイの話じゃないけど
何もするなみたいな感じになっちゃう
スピーカー 2
おーなるほど
仕事に偏った生活と挑戦
スピーカー 2
逆にそれで起きた問題とかあるんですか
ある意味かなり仕事に偏った生活をしていて
なんかそれでこういうことが起きてしまったなとか
こういう問題があったなみたいなの
スピーカー 1
大体仕事の人としか付き合いがないんで
スピーカー 2
はいなるほど
スピーカー 1
同じ仕事してる仲間は趣味みたいなものなので
うん
楽しい
まあでも
例えばゴルフ行きましょうって言われたら
いやゴルフとかほぼやったことないし
はいはい
敗北ちょっといけないですと
麻雀しませんとか言われるけど
いや麻雀とかちょっと仕事したいそれやったら
みたいな感じだと思うから
うんうんいやまだいやいやいやまあ
あформ屋とかとかみたら何かそういう感じのほうがいいなって言ってて
そういう何か なんかプライベートが友達みたいなのはあの
逆に少ないんだろうなとまあ定期的にあるのもちょっとなぁとか ゴルフめっちゃ誘われるけどはいいやあの
スピーカー 2
練習する時間仕事したいしなぁと オーナー
またして経営においてを 別に何の問題もないな
スピーカー 1
感じがそうまあ遅ぼくを避けるそれでね交流できたらそれでいいかなと思っているか はいたしてるんで全然さあ参考になるかどうね
スピーカー 2
俺聞いてる方何の参考になるかわからないけど 頑張った2区がやっぱり
スピーカー 1
20代 30代特に20代はもうなんか
死ぬほど働けって僕は思うけどね スタートとか社長をやる人
そうですねいや僕も後々聞いてくるので福利で聞いてくる
スピーカー 2
んで 確かにそうですよね結局働き続ける
c なが村だいたいなんか もちろんしんどいのはあると思うけど基本的に何かを追っかけてるんでなんか
それが楽しいだろうなっていう感じはしますね鎮堂さんはもちろんあるけど なんかも夢中っていう感じはそうなんか周りの経営者とか見てても多い
スピーカー 1
印象です シリコンバレーにいた時もむちゃくちゃやったねもうさらにその
日本とアメリカの会社を両方を経営しながら時差がありながら 片方英語やらなかし片方日本語でやるし
そして上場を目指すしみたいな感じだったんで 走りコンバレーしかもその
定期的に日本帰ってきては時差ボケと戦いながら だったんで5年間のシリコンバレーは本当に
スピーカー 2
修行やったねうん その時のまたずっと働いてた思うけど仕事ないよっていうのは
どういうことをしたんですかだいたいどこに大きく時間を割いてたとかだったりするん ですか
スピーカー 1
あのもともとやっぱり20代前半とか半ばぐらいまでは自分でウェブサイトのねあの 文章を考えたりカスタマーサポートまでちょっと
でやらないといけない時があったけどどんどんね任せていって あとはそのまあ僕はだいたいビジネスアイディアとか企画する
フルちゃんのプロダクト関与
スピーカー 1
立ち上げてだとはい デザイナーエンジニアにこうしてくれあしてくれみたいな
スピーカー 2
プロダクトマネージャー的なことをやるような社長だったかなと思うけどね オーナー
スピーカー 1
たじゃんじゃあ結構どちらが知りまあそろそろが支持する側で うまくいろいろともは結構プロダクトに突っ込んでいくタイプだったんで
でもやはり規模が大きくなってきたら あのね pr とか外部との商談とかをねあいっ
の大きな会社との商談とか そういうのが増えてくるんでプロダクトの細かいところまで目が行かなくなる
から大枠なところだけ指示しながらプロダクトマネージャーとへ行っていくみたいな 感じだったかな
スピーカー 2
ノーナウンスそれって結構山尾さん自身が何かコードを書けるわけじゃないじゃない ですか
そこはどういうふうに 入り込んでくるからエンジニア視点というかはユーザー視点で
どうするべきだみたいな やっぱり
スピーカー 1
やっぱり社長自らが一番自社のプロダクトを愛しているみたいな感じなんで あの
どのエンジニアリーどのデザイナーより一番最初に おかしな点気づいて指摘しても毎日5件10件はここおかしいぞ
ここもっとこうせなあかんとかっていうのは気づいてしまうというかここ1ピクセル ずれてるんちゃうとか
はいあの チャットワークがちょっとダウンしてるつながらへんぞっていうやつはあのー
すぐ僕が一番使ってるからあのー すぐ気づいたらちょっと落ちてるんちゃうかみたいなをこうだったりとか
おーすげー こういうふうに改善しないとユーザー使えないぞみたいなユーザビリティとか
UXみたいなところも めちゃくちゃ言ってたね毎日言いまくってたね
スピーカー 2
おーすごいですねそんだけ大きい規模になっても やっぱプロダクトしっかり見続けるんですね
スピーカー 1
あのー みんな iphone ユーザーだったんでアンドロイドユーザー少なかったからエンジニアも iphone いっぱい使ってたんで
40歳からの戦略
スピーカー 1
僕一人でアンドロイドの端末5個ぐらい買って 10分おきにアンドロイドの違う端末であのチャットを返事して
このアンドロイドの端末だったらこういうエラーが出るぞとかって言って僕が言ってたんで 本当は社長の仕事じゃないかもしれへんねんけどそれぐらいプロダクトにあの
スピーカー 2
ぶっこんでたかな 確かにプロダクトの会社であるからこそ
確かに一番コアなところに社長がリソースされてるのは 確かになんか納得感あるなっていうのをちょっと感じましたね
スピーカー 1
そうですね なのでそうな中区まあ
ね 今でも今の僕はまあ39歳でチャットワーク退任してみたいなものに各39歳までは
本当 寝る以外ほぼ仕事するぐらいの感じあとはまあ夜は交流するっていうのはあったけど
40歳からはあのもうそういうもう 仕事の仕方とか
あの交流の仕方とか情報の収集の仕方とか
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
そういうのがだいぶ身についたんで
40歳からは逆に考える時間をもっとちゃんと持たないといけないなっていうのは
やっぱり思うようになって
考える時間がないぐらい仕事をしてたら
逆に良くないなっていうのもあるんで
戦略を考える時間っていうのはやっぱり
1日スタートアップの時でもっと1時間2時間ぐらいは
一人で考える時間を作ったら
今だったらそういう風にするかなって思うかな
スピーカー 2
なるほど
それは量を確保するのは前提だけど
ちょっと質を上げるために1,2時間戦略を練るみたいな
そうそう
なるほど
スピーカー 1
とにかくがむしゃらにやってても
ハムスターが同じね
よくくるくる回ってるみたいな感じになってて
前進んでませんよみたいになっても意味がないんで
やっぱり俯瞰してみて
どういう方向性に進んで
いくべきかみたいな戦略はやっぱり日々
考える時間っていうのは
スピーカー 2
意識的に設けるのがいいだろうなって思ったりしてますね
なるほどです
確かに言って絶対量が必要な上で
そういう戦略練る時間とかもとって
皆さんお互いで企業家が聞いていただいてると思うので
そういう風に経営していっていただければと思います
そろそろお時間近づいてきたので終わりに入ります
ロードトゥーIPO
企業3回目でIPOを目指すフルちゃんに
山本俊之がぶっちゃけメンタリング
ここまで聞いていただきありがとうございます
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それではまた来週
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