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2025-01-21 13:47

886.また他人と比べてる? SNSに振り回される私を止めるための「自他境界線」とは

「私もあのコスメ買わなきゃ」「もっと丁寧な暮らしをしなきゃ」。

そんな風に、SNSを見ているとなんだか焦ってしまう、という人が少なくありません。そんな日々から解放されるための秘訣、「自他境界線」についてお話ししました。自分らしさを守るヒントは、意外な「コツ」にあります。


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サマリー

本エピソードでは、SNSによる比較や焦りが心に与える影響を探ります。自他の境界線を設定することが、メンタルヘルスや自信を保つ上で必要であると強調されています。SNSの影響を受けやすい現代において、自分と他人との境界線を引くことの重要性について語られています。感情を大切にし、自分を受け入れることで自信を持つ方法が探求されます。

SNSの影響と自分の心
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いを解くラジオ。本日で886回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、私ね、今年頭から結構ね、SNSダッチをしてまして、まったく見ないってことではないんですけど、スマホのね、とかあとはパソコンのブックマークからSNSへのリンクを削除してアクセスしづらいようにしたんですけど、結構ね、これが効果がある。
なんでこれをやろうと思ったかっていろいろ理由があるんですけど、その一つが、結構、SNSのせいで人間、焦らされてるなって思う機会がすごく多くて、自分自身を振り返ってもそうだし、私のパーソナルスタイリングとか心理カウンセリングをやらせていただいているお客様の話を聞いてもそうだし、
例えば、SNS見て、「私もこのコスメ買わなきゃ!」とか、「メイクこんな風にちゃんとやらなきゃいけないんだ!」とか、あとは、「こういう風にちゃんと朝コーヒー豆をひいてゆっくりとお湯を注ぐみたいな丁寧な暮らし、コーヒーをひくことから始めますみたいな丁寧な暮らしを朝も早から夜明けぐらいに起きてやらなきゃ!」とか、
あとは、それこそ洋服もそうですよね。
あっ、ユニクロでこんな服バズってんだ、私も買わなきゃ!とか、あっ、このぐらいの年齢になったら1個ぐらいちゃんとしたジュエリー買わなきゃ!とか、なんかSNS見て、そんな風に焦っちゃうことありませんか?
そういう人がすごく多くて、特にそういったこともそうだし、特に私問題意識を感じているというか、ちょっとやばいんじゃないかなと思うのは、若年層にまでメイクとかコスメを通り越して、美容整形があまりに広がりすぎているということ。
これは、私は大学でも服装心理学を教えていて、その授業を取ってくれている生徒のみんなから毎回毎回アンケート回答してもらったり、感想を書いてもらったりしているんですけど、やっぱり服装心理学の中に予想多いということがテーマなので、美容整形について話もするんですけど、
プチ整形という言葉もそうだけど、自分の見た目、例えばお顔が世の中の指の基準に合っていなかったら、そこを直すのが当たり前みたいな。
あまりに顔にメスを入れたり、注射針を入れたりするハードルが、すごい下がっちゃってるなっていう。それで若い層にまで広がっちゃってるなっていうのが、すごい危ないなって思ってるんですよ。
もちろん美容整形は全部が悪いことではないんですけど、まだ自分のアイデンティティとか自分なりの軸みたいなのが定まっていない年齢で、あまりに大量にSNSを通じて美容整形についての情報が流れ込んでしまうことで、強烈に美の基準を擦り込まれちゃうっていうのかな。
それは本当に危ないなって思ってるんですよね。
これがやっぱり、基準を人から擦り込まれちゃうっていうことだったり、自分の基準ではない人の基準を自分に当てはめてしまうっていうことが、やっぱり自分への自信を失わせてしまう一番の要因なので。
自他境界線の重要性
それが特に若い頃から始まってしまうっていうのは、すごい危険だなって思うんですね。
だからとにかく、人の基準をいたずらに全部自分に流れ込むままにしないっていうことが、すごく自分のメンタルヘルスを保つ上でも、自分に自信を持つ上でも大事なことなんですよね。
じゃあどうしたらいいかっていうと、自分に自信を持つようにすればいいんだっていうのは、かなり一足飛び二足飛びな発想で、もっとその前にやることがあるっていうのは、まずは自他境界線っていうのを持つこと。
これがない人ほど、SNSだったり何らかのきっかけで自分に押し寄せてくる人の決めた基準を受け入れがち。自他境界線、自分と他人との境界線をちゃんと引くこと。これが大事なことなんですよね。
明確に、自分と人は違うということをちゃんと理解しておくこと。流れ込んでくるままにせずに、ちゃんと一回自分の中でシャットアウトすること。これができて、初めてその先に自分を受け入れるとか、自分に自信を持つということができるようになるので、まずは自分と他人の間にしっかり線を引くこと。
意外とできてない人多いんですよ。現実的に体は自分のものであって、他人の体は他人の体であって、境界があるようでいて、心ではちゃんと線が引けないって人すごく多いんですよね。
自分と人は違うんだっていうことが、本当の意味で理解できずに、すごく同一してしまう。あの人がいいと思うものは私もいいと思わなきゃとか、あの人があれに向かって頑張ってるんだから私も頑張らなきゃ。
いい意味でフィルタリングして、選別した上で参考にするならいいんですけど、無人島に入れちゃってる状態になってる人。
特にね、こう無意識にSNS見てる時、例えばTikTok見てる時とかさ、スワイプしてすごく人が怒ってる動画が出てきたら、自分までなんか他向かいられしてきているじゃないって気持ちになったり、スワイプしたら誰かが泣いてて悲しそうな動画ができたら、自分まで本当に悲しくなっちゃったりとか、スワイプしたら今度は誰かすっごい音が出て楽しそうってなったら、自分まですごいハッピーになっちゃったりとか。
ありませんか。それって実はすごく自他境界線が曖昧になっちゃってる。このSNS見てるような、ある種ちょっと半分寝てるような状態っていうのかな、結構無意識なリラックスしてる状態の時ほど危ないんですよ、自他境界が緩んでる。
その隙に人の基準、いわゆる呪いみたいなものが自分にバーッと流れ込んでくるのがその隙なので、本当にここはちゃんと線を引いておいてほしいんですね。
でもこの線を引くって言われても、なかなかちょっと感覚ピンとこないと思うんです。線を引いて、あれはあの人の基準、でも私の基準はそこではないっていうことが言えるようになるのって結構難しいんですよね。
自分の感情を信じる
じゃあまず何を意識すればいいかっていうと、自分の感情を信じること。自分の感情をコンパスにする。進む方向性の方向の指針にするっていうことをまずは覚えてほしいんですね。
好き、嫌いとか、自分はこれをしてると心地よくて、こういう状態は不快だっていうこの感覚、感情、これだけは自分のものなんですね。理屈でも解き伏せられないし、好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いなんだよってよく生理的に受け付けないって言葉なんかもあったりしますけど、その感情ってやっぱり自分だけのものなんですよね。
なので、そこにはすごく自分らしさが出やすいし、そこに自分がある。何を心地いいと思って、何を好きだと思って、何が心地悪いのか、嫌いなのか、そこにあなたらしさがあるので、それをしっかりまずは味わえるようになること。
これすらも人基準で似た境界線が曖昧で生きていってしまうと、その感覚すらもすごく信号が弱くなっちゃってる状態になっちゃうんですね。だからその弱い微弱な信号を一生懸命キャッチするように耳を傾ける。
ちょっとでも、何か基準が流れ込んできた時に、でもなんかそれちょっとザワザワするかもとか、このコスメ買った方がいいんだって思った瞬間に胸がザワッとしたり、すごくソワソワする、せき立てられる気持ちになったりしたら、それをね、しっかりキャッチするようにしてほしい。
あ、この基準流れ込んできたけど、なんかちょっと私心地悪いかもとかね。もちろん、あのこのコスメ買ったらいいのかもって思った時に、すごいワクワクする気持ちとか、楽しいそれやってみたいっていうのだったら、その基準は自分とって心地いいので全然ウェルカムでいいと思うんですけど、
なんか、あ、ちょっとせき立てられる感じがするな、ソワソワするな、ザワザワするな、みたいな気持ちはしっかりキャッチして、あ、ちょっと一回止まろうって。このね、自分の感情をちゃんとキャッチして、それを指針にするっていうところから始めると、自分というものを大事にできて、聞いては自分と他人に線が引けるようになるんですよね。
だから、SNS見てもいいけど、飲まれそうな人はまず一旦見る時間を減らす。で、見た時にもうちゃんと自分の気持ちに矢印を向けて、しっかり味わうっていうことを大事にしてほしいと思います。
で、この出た境界線が曖昧になって、人の基準が流れ込んできてしまうときに、それを止める呪文、変な呪いをかけないための呪文、ぜひ覚えてもらいたいんですけど、あ、なんか危ないなと思ったら、まず人は人、自分は自分、これぜひ唱えてください。人は人、自分は自分。
ちっちゃいとき言われませんでした?よさよさオチオチみたいな。そのノリで自分に聞かせる。人は人、自分は自分。これでね、ピッと線を引く。もう一個、あの人はあれを選んだ。私はこれを選ぶ。
あの人はあのコスメを買うことを選んだけど、私は買わないことを選ぶ。ちゃんとあの人はっていうふうに、私とは別の人がやったことだよっていう。でもそこにそれがいい、あっちがいい、こっちがいい、優劣、良し悪しはないわけです。
別にあの人はあれを選んだけど、私は選ばない。それだけのことっていう。この呪文ね、二つぜひ覚えて、あ、ちょっとダメだなと思ったら、これでピッと線を引いて、ちゃんと自分の内にこもって、自分の感情を味わうっていうね。
この癖をね、ぜひつけていただけると、その先に自分を受け入れられるとか、自分の自信が持てるっていう未来がちゃんと待っているので、まずはね、自他境界線しっかり引く。自分は自分、人は人。この呪文をぜひ覚えて使っていただけると嬉しいなというふうに思います。
心理的アプローチを探る
こんな感じでね、皆さんのオシャレな悩みの中には、実は心理面に原因があるものもとてもよくあります。その悩みはファッションのテクニックとか、新しいファッションアイテムを知るとか、洋服を新しく買うということだけでは解決できないので、はい。
なので、そんな心理面からちゃんと自分のことを見直してオシャレも楽しみたいというパターンに向けて、引き続きこのラジオでいろんな情報をお届けしていきたいと思います。また、そういったね、自分の心理状態を改善するようなワークも含めたいろんな情報は、私のノートのメンバーシップ、服装心理だぼうで具体的にお届けしていますので、もっといろんなことを実践しながら自分を変えていきたいという方は、ぜひそちらのほうも見ていただけると嬉しいです。
番組概要欄にリンク貼っておきます。ということで、この番組では皆さんからのお悩み、ご質問もお待ちしております。ぜひね、今回のテーマ、自宅境界線、自分は自分、人は人、できてますか?とかね、できなくてこんなことがありましたとか、こういうきっかけでできるようになりましたみたいなこともあればね、ぜひリスナーのみんなと共有したいと思いますので、お寄せください。
Spotify、YouTubeでご覧の方はコメント機能をぜひご利用ください。それ以外の方は番組概要欄のマシュマロからもお気軽にお送りいただけますので、ぜひご活用ください。ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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