1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 43.おしゃれやメイクは社会か..
2020-08-14 12:00

43.おしゃれやメイクは社会からの圧力だ、と感じる人もいるということ from Radiotalk

本日のテーマ

そろそろ今年も、秋の身だしなみ研修に向けた打ち合わせが増えてくる頃になりました。
社会における身だしなみの考え方は、時代によって大きく変わります。特にここ数年はダイバーシティの観点から、研修での伝え方を慎重に考えなければいけなくなってきました。


ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:00
はい、ということで43回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
8月ということで、そろそろね、いろんな秋に向けてのファッション関係のイベントの問い合わせとか、
あとはね、秋にも結構企業関係の研修って多いんですよ。
もちろん一番多いのは4月なんですけど、秋にも結構多くて、特に今年4月、コロナで大変だったじゃないですか。
なので、いろいろ新入社員向けの見出し並み研修とか結構延期になっていて、もういい加減秋にもやらないとねということで、
イベントもそうですけど、研修関係も結構オンラインでやってみたい、やりましょうという問い合わせとか、ご相談が結構相次いでいて、
ちょっと打ち合わせとか準備とか提案とかでバタバタしている状況ですね。
週明けからまた再び、今提案書書いたりとか結構バタバタしてるんですけど、また週明けから再開すると思うんですけど、
オンライン研修、オンラインスクールというのはうちの得意分野ではあるので、その辺は配信の設備もしっかりしてますし問題ないんですけど、
研修企画される会社側が初めての試みというところが多いので、その辺をいかに負担なく、不安なくやっていただけるかというところで工夫しなきゃいけないなと思っているんですけど、
企業の見出し並み研修とかの難しいところって、オンライン、オフライン限らずなんですけどね、この仕事を始めて14年前からずっと考えている、思っていることなんですけど、
例えば私が運営しているオンラインサロンとか、あとは個人で申し込んできてくださるパーソナルスタイリングとかと違って、企業研修ってそれらと大きく違うところがあるんですよ。
何かというと、受けたい人ばかりとは限らないということなんですよね。
オンラインサロンとか個人のパーソナルスタイリングとか、それこそパーソナルスタイリストの養成スクールとかは、全部自分で、このカリキュラムを受けたい、このサービスを受けたい、ファッションを指導されたい、アドバイスを受けたいと思って、自分の意思で申し込んでくださる方が99%。
残りの1%はたまに、主人にパーソナルスタイリングを受けさせてくださいって言って、奥様に無理矢理連れられるご主人とかもいなくはないですけど、ほぼ99%自分の意思でいらっしゃるわけですよ。
なので、アドバイスを受けたいと思っている方にアドバイスをするのは比較的簡単というか、お互いのモチベーションが同じ方向を向いているので、結果も出やすいし、お互い気持ちよくできるんですよね。
03:00
でもね、企業研修っていうのはあくまで会社で企画したものであって、社員さん全員がその研修を受けたいと思っているとは限らないわけですよね。
ましてや、社員さんの業務に直結するような研修、スキルの習得とか、業務に必要なスキルの習得などの研修とは違って、やっぱりファッションの研修、見出し並みの研修ってプラスアルファというか、業務に直結しないイメージがあるじゃないですか。
特に知らなくてもいいよっていうような。特に内勤の人なんかにとっては、その見出し並みを整えてほしいというのは、会社側からすれば会社全体のイメージを良くするためっていう会社側の理論だったりもするので、なおさらこう納得いかないよみたいなこともあったりするんですよね。
なので、そういう方にどう伝えるべきかっていうのを、研修の度にすごく考えて悩んでいる。悩みながら、今できる最善をご提供しているっていう感じなんですよね。ちょっと今日はその辺をね、つらつらと思ったことをお話しできればと思っております。それではスタートです。
【森】はい、ということで始まりました。今日で43回目でしょうか。もうわかんなくなってきちゃいましたね。43回目だと思います。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバーサバーサと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。今日もよろしくお願いします。
ということでね、まあ難しいんですよね。自分で学びたいと思ってきてる人じゃない人にね、どうお伝えするか。特に昨今ね、やっぱり特定のファッション、メイクなどなどを強制することは、やはりその人個人のね、選択の自由を奪うことであるとか、あんまりこう、画一的な見出し並みを強制することは、多様性の観点からダイバーシティーの観点からね、やっぱりね。
そういう社会運動なんかも結構増えてるじゃないですか。
なので私のまあ研修提供者としての役割の一つとしては、社会がそういう流れなんだよっていう、その現状を企業様にお伝えするっていう役割は確実にあると思うんですね。なかなかね、あのファッションの企業じゃない限り、そういう流れ、世の中がどういう流れになっているのか、どういう社会運動がファッション関係、見出し並み関係で起こっているのか、みたいなことって。
なかなか知る機会、人事担当者の方も少ないと思うので、それを年に1回アップデートさせてもらうっていうところはね、すごく意義としてあるかなと思っているんです。
06:04
で、見出し並みもやっぱり自流とともに変わっていくものなので、世の中がね、多様性を重視する時代に変わっていってるのに、いつまでも画一的なスーツを強制しているのは、それはそれで実は印象悪かったりするんですよ。
世の中の自流に合わせるっていうことも、結果的に印象を良くすることにつながっていくというかな、あるので、いつまでも古い見出し並みルールにとられていると、かえってそれが悪印象、会社に対するね、悪印象の影響になるっていうことはあるので、やはりそれはしっかり人事部の方にも意識をアップデートしてもらうっていうことは必要かなと思うんです。
で、ただまぁ、そっから先ですよね。とはいえやっぱり清潔感とかを持たせるためにこういう見出し並みをした方がいいよね、みたいなことを研修参加者の社員お一人お一人に伝えるときに、やっぱり確実に見出し並みを良くする。
自分に似合う服を着るとか、清潔感のある服装をするとか、あとは自分を活かしたメイクをする。女性の場合ね、ヘアメイクをする。男性もしてもいいんですけどね。メイクをするとかっていうのは確実にメリットあります。もうこれは絶対自信を持って、私がファッション好きとか関係なく確実にメリットはあるんですよ。
でも当然ですがデメリットもありますよね。なんだ、めんどくさい?それはめんどくさいですよね。手間かかります。あとはお金もかかります。それはもう全然気にしないでは遥かにお金がかかるし、デメリットもあるわけですよ。そのメリット、デメリットをどう感じるかっていうのはやっぱり個人差があるんですよね。
私はメリットがすごく大きいと思うし、自分自身もファッションに助けられてきた部分がすごくあるので、できればそれをたくさんの人に感じてもらいたいなと思いますけども、でもそのメリットデメリットどっちを大きく捉えるかっていうのはもう本当に個人の自由なので、やっぱり強制はできない。なのでこういうメリットがあるよと。
あとやるかやらないかは皆さん自身ですよと。ただ会社としては例えばどうしてもこのラインまでやってほしいみたいなのがあれば、それを入社時に、入社の時点で契約してもらうとか約束してもらうとか、何らかの取り決めが必要ですよねっていう形で進めているわけなんですよね。
なんですけど、でもその強制されてしまうとか、その社会からプレッシャーをかけられている。化粧を化粧しなきゃいけないとか、あとはメイクをおしゃれをしなきゃいけないとか、清潔感のある服装をしなきゃいけないっていうことをプレッシャーをかけられているって感じる人たちはやっぱりすごくたくさんいて、そういう人たちの声がSNSで可視化されている、来ている。
それを見ていると、やっぱり私が発言するような言い回しでも圧力と感じる人もいるし、強制されてるなって思ってしまう人もいるんですよね。
09:14
それは本当に自分が好きだから言い方がちょっと厚くなってしまう部分もあったりすると思うんですけど、ファッションは究極個人の選択の自由なので、そこを何とか強制にならないように、選択の自由の中でその人に得をもたらす範囲で取り入れてもらえるような言い回しをできればなとは思っているんですけど、
ここもまだまだ私も発展途上というか手探りですよね。世の中もすごいスピードで多様化が進んでいるので、私自身もそこに遅れないようにっていうのかな。
自分の中にもあるんですよ、やっぱり。自分の中にもエアコジュート、エアオツボネじゃないけど、やっぱりいるんですよね。私自身も、例えば自分にとって家事とかね、私料理作れなくはないんですけど、こういうエキスキューズをするところがエアコジュートが私の中にはいるなって感じするんだけど、作れなくはないんですけど、
うちの家事分担として、食事担当は主人、夫なんですよ。主人って言い方がよくないね。夫なんですよ。なんだけど、それを大まかに外に言えるか言いたいかっていうと、まだあんまり言いたくないというか、言わなくて済むから気楽っていう。言わなくていいじゃないですか、どっちが料理作ってるかなんて。気楽って思ってるところもあって、これは私の呪いですよね。
女性が食事を作らねばならないっていう呪いがある。で、でもファッションとメイクって大変だと思うんですよね。家事がどっちやってるかは見えないから、可視化できないから、言わなきゃ分かんないけど、ファッションとかメイクって気を使ってない、メイクしてないって見えちゃう。
だからね、ファッションとかメイクに関してはちょっとその話題を揺られただけで、見えてしまってるからね、自分がノンメイクだってこととか。だから強制されるっていう感覚が出てしまうのは、分からないのかないなって思うんですよね。
なので、なるべくこういうふうに自分にとっては家事のことかなとか、置き換えて想像力を働かせて対応していくしかできることはないなと。常に私は相手のことは分からないという真摯な気持ちで手探りでやっていくしかないなと思う今日この頃でございます。そのあたりのね、ぜひ皆さんからのご意見もお聞かせいただければと思っています。
ご意見、ご質問等々は番組概要欄にありますマシュマロからお送りいただけますので、ぜひぜひ送ってみてください。そして番組の更新情報はラジオトークではクリップすると受け取ることができますので、ぜひぜひお聞き逃しのないよう登録してみてください。それでは次回の配信でお会いしましょう。
12:00

コメント

スクロール