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はい、ということで今日はリスナーさんからメッセージをいただいたので、早速そちらから読んでいきたいと思うんですけれども、読みます。
ここ数回、音色が良くないような気がします。ちょっと割れ気味というか、バリバリとした感じがあります。聞いているのはSpotifyです。他の媒体の方はいかがでしょうかということで。
これいただいたのが7月8日なんですよ、このメッセージが。前々回がちょっと普段と違う環境で撮っているので、ちょっと音質についてこのメッセージ取り上げても環境が違うんで、ちょっと検証していただいてもあれなんでということで読まなかったんですけど、
今日またSpotifyで配信開始したときと同じ、このメッセージくれた方が聞いた回と同じ環境で撮っているんですけど、どうですかね。難しい音ってね、本当に結構良くなったかなと思ったんですけど、ちょっとまた気づいたことがあれば、特にSpotifyの方、コメント機能で簡単にでいいので、全然大丈夫ですとか、気になりますとかね、あれば教えてもらえると嬉しいです。
ということで始まりましたオシャレの呪いとグラジオ、本日で826回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールオシャレの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の日産のりさです。本日もよろしくお願い致します。
さあ今日はね、ちょっと前なんですけど、たまたまね、X、旧ツイッターで見かけたことに、ちょっと引用ポストをしてもらった件があって、ちょっとこのことについて話そうかなと思ったんですけど、
もともとのポストはどういうポストだったかっていうと、人の格好が気になっちゃうというか、人の格好を見たときに無性にイライラしちゃうことがあって、なんであんな格好をしてるのみたいな、
ちょっとそのポスト主さんにこのラジオで取り上げる許可をいただいてないので、だいぶぼかしてお話ししてますけど、なんであんな格好をしてるのみたいなふうに、その他者、全然自分と関係ない他者に関して、すごい無性にイライラしちゃって、よくよく考えてみたら、
小さい頃、自分の親からそういう格好をしてもらうことを許してもらえてなかったんだってことに気づいた、みたいなエピソードがあって、これめちゃめちゃ多くて、お客様からそういう話を聞くの、そういう話を聞くのっていうか、突き詰めていったら結局それが原因だったってことがすごい多くて、
ファッションもそうですし、普通に心理カウンセリングやっててファッション以外のことでもそうなんですけど、例えば、仕事をしていて、その同僚なり後輩がすごく上司にズキズキ物を言うのが、自分が言われてるわけではないのにめちゃめちゃイライラして、なんなんだあの態度はっていうふうにすごい怒っちゃう。
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自分でも理性では、なんでこんなに怒っているんだろうな、私に影響があるわけではないのにって思うんだけど、それでもなんかその怒りが止まらないみたいなときに、私は昔から名上の人に歯向かうことをすごく禁止されていて、それをずっと我慢してたんだっていうことに気づいたりすると、その気づいた瞬間に、そのイライラが消えたり収まったりすることってすごい多くて、
すごくよくあるんですよね。
だから、別にファッションに限ったことはないんですけど、たまたま私はね、やっぱり外見とかファッションに関するコンプレックスをメインとしたお悩みを伺うことが多いのでね。
例えば、なんだろうな、いい歳してこんな格好をしたら痛いんじゃないかってすごい悩んじゃうみたいな、他の人も多少はみんな気にするもんだけれども、自分の気にし方はちょっと本当におかしいんじゃないかっていうくらい気にしちゃって、安心して服が買えないんですみたいな方と何回か継続してお話、カウンセリングを進めていくと、
ちっちゃい頃から親だったり自分の周りの大人だったりが、例えば近所の人に対して、あの人、あんな年であんな格好しておかしいわよねみたいなことをすごい語ったと。
それを聞いて育ってきて、いつの間にか心の中に、その時の大人を自分で済ませちゃって、内面化しちゃってね。
常にインナーチャイルドならぬ、インナーおせっかいおばさんっていうんですかね、支え引かれてかけてくるんですよ、自分に、っていう風になっちゃうっていうのがすごいあるんですよね。
だからそれは本当の自分の考えじゃなくて、まさに呪いなんですけど、それはあまりに内面化しすぎちゃうと、もう気づけなくなっちゃう。
なんか中に、私の中に変なおせっかいおばさんいるなって気づけなくなっちゃう、もう同一化しちゃうからね。
で、その結果インナーおせっかいおばさんにいろいろ言われて、自分は実は我慢をしてるんだけど、それにも我慢をしてるってことにも気づけなくなっちゃって、だから我慢をせずに自由にやっている風に見える他者を見るとすごいイライラするっていうことがやっぱり起こっちゃうわけですよね。
それは、つまり自分が我慢してるっていうこと、それが不満なんですよ。
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その不満を他者に添加してるっていうかな、こういう仕組みがあるわけなんですよ。
そうなってくると、やっぱりそれにまず気づかなきゃいけないし、何か他者の何らかの行動にイライラしちゃうとか、
あとは何かに恐怖心を感じちゃう、何かの行動をするのに、人は何気なくやってるけど自分はできない、その行動に対して恐怖心を感じちゃうっていうときに、
実はそれが自分の中の傷とか、何らかの渇望感、なりたかったんできなかったとか、抑え込まれちゃったみたいなことがあったからだっていうことに気づけないといけなくて、
それに気づかないうちにずっと抑え込んでると、今度逆に反動でね、抑えた反動で爆発しちゃって、むしろ自分がダメだって思ってたような、
実はこれは昔から周囲からダメだって言われた格好なんだけど、抑え込んでた格好とか抑え込んでた行動ばっかりしたくなっちゃうというケースもあるわけですよ。
だから洋服の場合には、これまでは絶対生活環境に合った服じゃなきゃダメだとか、年齢層の無難な服じゃなきゃダメだって思い込んでたところ、爆発したって突然とんでもない格好ばっかりしたくなっちゃうみたいな、
0か100かみたいな極端になっちゃうって人も多くて、それはやっぱり何でそうなっちゃうのかっていう根本のところに気づいてないから、自分でコントロール効かなくなっちゃうんですよね。
その理由がブラックボックスだから、それに振り回されるままになっちゃう。
だからいずれにしてもね、なんでそういうことになってしまったのかって、いわば呪いですよ、このラジオで言うね。その呪いの原因を突き止めないと、呪いの言葉に気づかないといけないっていうことなんですよね。
これ取り除かないと、結局それって人から押し付けられたものなんですけど、それに全部が蓋をされてしまっている状態なので、まずそこを取り除いていかないと、自分が本当に何を着たいのかすら全然わかんないっていう。
なんかちょっと適切な例えかわかんないんですけど、聞いたことあるのが、この歯医者さんでね、歯が痛くなって治療に行くじゃないですか。
その時に、私一回両方の奥歯が痛い、両方同じくらい痛いって言ったことがあるんです。
そしたら、それは虫歯ではありませんって言われた。見もせずに歯を。
なんで見ないでわかるんですかって聞いたら、それは歯っていうのは1個しか痛みを感じないようにできているんだって言われたんですよ。
これ本当かな。こんなとうとうと語って、実はそれで任せられたら困っちゃうんだけどさ。そういうふうにできていると。
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より痛みが強い方の痛みしか感じられないようになっているから、両方の奥歯が同じように痛いっていうのは、それは歯が痛いんじゃなくて、たぶん夜中の食いしばりとかで、顎の骨に負担がかかって痛いんだろう。
まさにその通りで、食いしばりをちょっと和らげるようなマウスピースを作ったら、痛みがスッと取れて、やっぱり歯の痛みじゃなかったんだって思ったんですけど。
そんな感じで、歯の痛みもどこか1個が痛いと、他の痛いところがあっても、そこの痛みは、他の痛みは感じなくなっちゃうみたいなんですね。
心も結構同じところがあって、大きい痛みとか、大きい感情とか、大きい呪いみたいなのがあると、全部それに追いかぶされちゃって、他の痛みだったり感情だったり、痛みを含む感情に気づけなくなっちゃうことが結構あるので、
1個ずつ蓋を剥がしていくというか、そういう作業が結構必要になってくるんですよね。
そうしていかないと、本当に自分が着た衣服って何なんだろうとか、本当の自分のおしゃれな悩みってなんだろうみたいなのってわからないので、それを丁寧に解きほぐしていく作業を何よりも先にやらないといけない。
その後に、じゃああなたの場合には、呪いかかってたとしてもそうは言っても、自分の年齢層の服が着たいっていうのは自分の本心としても性格としてもあるっていうことであれば、じゃあこういう年代の人にはこういうファッションがいいよっていう平均値みたいなのをお互いに擦り合わせというかな、こちらから情報を伝えしながら、
ご本人にも着ていただきながら、このぐらいかなっていうのを調整しながらやっていくし、呪いがとれたらもう本当に全然違う服は着たくなったってことであればね、その服を伝えするしっていうことになっていくので、まず最初にやらなきゃいけないのでそこなんですよね。
最近ね、8月下旬に私がやっている4スタイルパーソナルスタイルとスクールの次の期がスタートして、あと1ヶ月ぐらいでお申し込み締め切りなんですけど、なのですごいいろいろ問い合わせをいただいていて、
このラジオを聞いている方の中にも好きな方多いかもしれないんですけど、最近似合う服を診断するいろんななんとか診断ってすごい流行ってるじゃないですか。
だから、そういう資格をもう既に持っていて、サービス提供しているっていう人も結構増えてるんですよね。
そういう人から入学の問い合わせとかがあったりして、資格をたくさん取りたいと、今でもあれもこれもそれも持ってるんだけど、顧客診断も持ってるし、パーソナルカーも持ってるし、パワータイプも持ってるんだけど、
それでもお客様に役立つアドバイスができてる気がしなくて、不安だからもっといっぱい取りたいんですけど、そちらの資格と他の資格一緒に使っていいですかみたいな質問とか、そちらでもたくさん資格取れますかみたいな質問ってすごいよくあるんですよね。
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そういう人にも、今日お伝えしたような事例はぜひ知ってもらいたいなって思ってて、何かっていうと、要は資格っていうのは、今世の中に出てる資格って、ほぼ全てが外見に似合う服を診断する資格なんですけど、
今日話したような悩み、何かこう自分の中で何かわかんないけど、特定の服をどうしても着ちゃいけないような気がしちゃって、それを着てる人にイライラしちゃうとかね、特定の服、特定の格好をするのが怖くて黙らないとか、特定の格好をしなきゃいけないんじゃないかっていう脅迫観念に苛まれちゃうみたいな悩みって、似合う服の診断しても解決しないんですよ。
それはわかりますよね。その原因として、やっぱりそもそも自分の中の傷だったり呪いだったり渇望感みたいなのが原因なので、似合うかどうかとは全然関係ない話。
だけど、その表面に出てくる悩みとして、似合う服を着なきゃ怖いみたいなふうに悩みが出てる場合もあって、そのときは一見似合う服の診断をしてさせあげれば解決できるように思っちゃうんですよね。でも実際には違う。
だから本当に似合う服の診断で解決できるお世話の悩みって実はめちゃめちゃ限られていて、もし今そんなにたくさん資格を持っているのに、お客様に役立つアドバイスができている気がしないということであれば、それは多分資格のせいじゃないよ。他の資格を取っても多分一緒だよっていうのをお伝えするようにしてるんですね、最近。
似合う服を診断することで解決できるお世話の悩みがそもそもすごく少ない、ごく一部であって、まずその似合う服の診断っていうのは、悩みの解決の道具でしかなくて、しかもその道具はある一部の悩みにしか対応できない道具。道具って全部そうですよね、用途が決まってますよね。
用途が決まっているものなので、その用途以外に使っても効果を発揮しないんですよ。そうなってくると、そもそもこのお客様にはその似合う服の診断っていう道具は適用できるのかな、これ用途内の使用なのかなっていうことをまずはチェックしなきゃいけなくて、でもそのチェックってカウンセリングビデオがなきゃいけないんですよね。悩みがどんなものかっていうのをちゃんと掘り下げて分析しなきゃいけないので。
そうなってくると、多分よくお問い合わせいただく、たくさん似合う服の診断の資格を持っているんだけど、なんかお客様には役立っている気がしないっていうのは、多分用途外の使用をしていたりとかっていうところだと思うんですよ。
だから資格をこれ以上取ったとしても、きりがないし意味がないからやめた方がいいですよっていうことは話してるんですよね。
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だからその辺はやっぱりカウンセリング、心理カウンセリングの技術を身につけなければ、本当に幅広いお客様のおしゃれな悩みに対応しようと思っても難しいし、あとはね、本当にごく単純にその似合う服の診断よりも先に、ごく基本的な洋服の知識の言語化ができてないって人も多いんですよね。
この辺も結構どんな言語化が必要かっていうのも、やっぱりカウンセリングできてるかどうかにもかかってくるので、結局話を聞く力じゃないかっていうところもあるんですけど。
だからね、視覚はね、似合う服の診断と特にね、視覚をもう2つ3つ取ったら十分ですよって思います。
それでもし、なんかお客様がリピートしてくれないとかね、お客様がしっくりした顔をしてくれないってことであれば、それは視覚の種類のせいではないと思うので、いくら視覚たくさん手を伸ばしても、たぶん自分が思うようなスタイリストとかイメコンにはなれないから、もう視覚取らなくていいんじゃないですかって、あるまじきこと言っちゃうんだけどって思うんですよね。
だから多分ね、リスナーさんの中にも、おしゃれに悩んでて似合う服の診断を受けたんだけど、なんかしっくりこないって人も結構いると思うんですよね。
それは全然その、なんか違う受けたね、そのサロンが悪かったのかなとかがっかりしちゃったりもすると思うんですけど、そういう問題でも必ずしもないかもしれなくて、そもそもその診断があなたの悩みに使えるものだったのかっていうところを
自分で見抜くのはなかなか難しいですよね。だから仮に診断が正しかったとしても、悩みが解決しないってことはやっぱりあるので、そもそも自分で自分のおしゃれな悩みってどこから来るもので、どうしたら解決できるのかなって分析することをすっ飛ばしちゃって、
なんかこう、みんなやってるから似合う服の診断をとりあえず受けちゃうってなっちゃうと、しっくりこないことが多いと思うので、まずはしっかりそこを向き合ってね、自分で掘り下げる、あるいは掘り下げてくれるようなカウンセリングの色が強いスタリストとかイムコンとかにお願いするっていうことが大事なんじゃないかなと思いますし、
なかなかそれが難しいってことであれば、私がノートのメンバーシップでやってる服装診断簿っていうところで、いろいろ学んでもらって、自分で向き合いになってもらえればなというふうに思っております。
はい、そんな感じでね、4スタイルパーソナルスタイルスクールということで、視覚に頼りすぎないね、オシャレな悩みに対応できるようなスタリスト、イメージコンサルタント要請してますので、ぜひよろしければ、あと1ヶ月でお席、入学締め切りなんですけどもね、お席結構埋まってきましたので、ぜひお早めにお問い合わせいただければというふうに思います。
はい、ということで、まだまだ皆さんからのお悩み、ご質問お待ちしております。こちらも番組概要欄にありますマシュマロからお送りください。次回はね、また質問いただいているので、ちょっとファッションというよりは心理的な質問なんですけれども、また質問回答していきたいと思いますので、こちらもお楽しみにしていてください。ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。