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ファッションと心理のお悩みについて、いろいろ募集しております、このラジオですけども、今日はですね、心理学、心理学というか心理ですね、メンタル的なご相談が来ていますので、マシュマロからですね、お寄せいただいてますので、読んでいきたいと思います。
えーっとね、ちょっと1ヶ月前ぐらいに送ってもらったものでね、すいません、回答が遅くなってしまったんですが、読みます。
育休中の30代です。いつも楽しく拝聴しております。さて、今回はりささんにご相談したいことがあり、メッセージを送ります。
私は大学生の頃からたびたび反芻思考に悩まされています。少し不安なことや気になることがあると、それをたびたび考えてしまいます。
一般的には大したことないだろうということでも、何度も脳内に浮かび、自分自身に大丈夫だと言い聞かせてしまいます。
日常生活に支障はありませんが、生きづらさを感じています。特に最近、育休に入ったことで時間にゆとりがあり、以前より反芻思考のストレスを感じるようになりました。
真面目すぎる性格が影響しているのかもしれませんが、もっと楽に生きられるようになりたいです。
何か効果的な方法があれば、ご教授いただきたいです。ちなみに、心の病院への受診も検討しています。
受診目安も教えていただけたらと思います。おさらいと関係ありませんが、ぜひよろしくお願いします。
ということで、ありがとうございます。
今日は、こうなった時に、これが原因かな?とか、こうした方がいいのかな?って自分なりに考えて、いろんな手立てを打つと思うんですけども、
実はそのアプローチが逆かもしれないよ、みたいなことをお話しすることで、何か新しい突破口、と言ったら大げさなんですけども、ヒントになればなということでお話ししていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いとくラジオ、本日で686回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをまんさまと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分も変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野医者です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、えーとね、半数思考っていう言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
半数思考っていうのは基本的にはそのネガティブな思考のことを指して、ネガティブな思考がその頭の中でぐるぐるぐるぐる回り続けちゃうっていうことを半数って言う言葉ありますよね。
それがネガティブな楽しいことを半数するんだったらいいんだけどね。
ネガティブなこと、なんか気になること、それは種類がいろいろあって、過去をやらかしちゃったこととか、過去起こったことをいつまでもぐるぐる考えちゃうみたいなパターンもあれば、
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なんで私はこうなんだろうとか、なんで世の中ってこうなんだろうみたいな、それもある種考えてもしょうがないようなことをぐるぐるぐるぐる考えちゃったりとかね、いろんなパターンがあるんですけども、
いろいろにせよネガティブな思考が止まらなくなっちゃうことを半数思考と言うんですよね。
こういったこともちょっと調べればいろんなメンタルクリニックのホームページだったりで出てくるわけですけども、その先に大体対策、こんな対策を取るといいですよとか、こういう治療をすることが多いですよみたいなのがセットで書かれていることが多いんですよね。
で、例えば散歩したりとか運動したりとかして注意をそらしましょうみたいな、そういう解決策を提示されている病院のホームページなんかも結構多いんですけど、
でも、それを上っ面で読んじゃうというか文字面で読んじゃうと、「は?」って思う人もいると思うんですよ。
注意をそらしましょうでそらせたら、そらせたらわけないよねみたいな、そんな簡単なことで気分が悪くないでしょって思う人も多いと思うんですけど、
でも、この注意をそらすっていうのも実はもうちょっと深い意味があるというか、そんな単純な話でもなくて、その行動は本当に注意がそらせているんですかみたいなことを考え始めると結構実は深いことなんですよね。
で、これを理解するためには、こういうそもそも思考の悩み、考え方ですね、悩みってその因果関係がその本人が思っているのとは逆っていうケースが結構あるので、まずそれを理解しておいたほうがいいんですよね。
そこが本当にややこしいところなんですよ。たぶん今回マシュマロからお悩みを送ってくれたリスナーさんも、あとこれを聞いてて私もそういうところあるなって思っている方も、その因果関係って、
ふと不安なことを自分の考え方のせいで思い出してしまって、それがぐるぐるぐるぐる止まらなくなっちゃうから結果的にどんどん気分が落ち込んでいくっていう因果関係だと思っていると思うんですよ。
でもこれね、逆のことも結構多いんですよね。つまり、気分がもともと落ち込んでいる、だから不安なこととか気になることが浮かんできてしまう。結構ね、こっちの因果関係多いんですよ。逆ですね、因果関係が。
で、この後者、気分がもともと落ち込んでいた、もともと何らかの理由でストレスがたまっていた、何らかの理由でメンタルの状態が低下していたから不安なことが思い出されてしまってぐるぐる回っちゃう、止まらない。
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こっちのパターンだとすると、不安なこととか、今ぐるぐる回っていること、内容について考えないようにしようと思っても、そもそも気分が落ち込んでいるのを解消しないと、メンタルの落ち込みを解消しないと、なかなか難しいんですよ、ぐるぐる回っている思考を止めるのって。
で、これって気分一致効果って呼ばれるもので、楽しい気分の時には人間楽しい経験とか楽しい物事を、逆に悲しい気分の時には悲しい経験とか悲しい物事を思い出しやすいっていう性質があるんですね。
つまり、今の気分と一致するものを記憶の中から呼び出してしまうっていう性質があるんですよ。
だし、今の気分と一致するものを強く覚えてしまうっていう、その気分と記憶の関係性を表す言葉が気分一致効果って呼ばれるもので、そういう気分と一致する物事を思い出しちゃったり、記憶しやすくなっちゃったりするよっていう、そういう性質を元々持っているんですよね。
で、だからそのぐるぐる回ってしまう、その感情が浮かんでしまうのは、その感情を思い出してしまったからじゃなく、その感情とその物事と一致する気分になっちゃったから、呼び出しがかかっちゃったと、その記憶に。
で、考えたほうがもしかしたらいいかもしれないと。そう考えるとさ、質問者さんさ、育休中っておっしゃったでしょ。育休中ってまあ時間は確かにあるかもしれないよ。でも、あるか?って私は思いますよ。本当にうとりはあるか?ないでしょ。大変ですよね。ストレス多いですよね。疲れてますよね、体。
だから、ネガティブなことが出てきちゃうのかもしれないですよね。で、あればその半数思考してしまうこと自体だけを取り出して考えて、何とかこれを止めなきゃって思っても仕方なくって、やっぱりそういうストレスも含めて、総合的に吐き出して対処する場所が必要なんじゃないかなって思うんですよね。
そういう意味では、心の病院の受診もすごくいいと思います。単純にその半数思考単体だけじゃなくて、その後ろに控えているプログラムがたくさんあるので、それを一人で解き明かそうとするのは結構大変。だから、病院なりカウンセリングなりで、その物事が起こっている背後にどんなプログラムが動いているのかなっていうのをやっぱり解き明かすのが大事なんですよね。それがなかなか自分じゃできないっていうことなんですよ。
冒頭に言った注意をそらしましょうっていうのも、それで単に半数思考や止めましょうってことじゃなくて、やっぱりその運動とか散歩することで、その背後に動いてしまっているプログラム、そのメンタルが落ち込んでいるから、その記憶を呼び出してしまうみたいなものの、その鎖、リンクをカットするっていうことも含めてやっていくっていうことなので、実は結構奥深い行動対処法なんだよっていうことなんですよね。
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だからね、医療機関にかかるのもとてもいいと思います。ただ、ちょっと前の放送会でもリスナーさんからのご感想であったんですけど、やっぱり保健適用の病院だと、結構症状が進んでからでないと、まだうちの病院にかかるのは早いっていうふうに言われることもあるみたいなんですよね。
個人的にはどうなんだろうなって思うんですけど、やっぱりその病院でちゃんと身体の不具合がないか、何回も言っている通り、メンタルの落ち込みって身体の不具合から来ていることもあるので、だからその辺も含めてちゃんと調べることが大事だと思うんですけども、ただ保健が適用されるような診療内科とか精神科だと、もうちょっと症状が進んでからでないと、うちでは対応できませんって言われてしまうこともあるみたいなので、
もしそういうふうに言われてしまったのであれば、保健は使えないんですけれども、臨床心理師とか公認心理師がやっているカウンセリング、ここだとまだ早いとか絶対言われないから、とにかく自分が気持ち的に受けたいと思ったら絶対受けられるはずなので、こういうところをまず訪れてみてもいいかもしれません。
その時にこの質問者さんの場合には、認知行動療法っていうのをやっている臨床心理師さん、公認心理師さんのところの方が、多分お悩み的にはその背後に動いているプログラムの分析から、それをどう止めていくかまで一緒に考えてくれると思うので、おすすめですのでね。
もちろん医療機関の中にそういうカウンセラーさんがいて、認知行動療法もやりつつ、ちゃんと必要であればお薬も出してくれたり、体の検査もしてくれたりっていう病院、医療保険適用の病院もあるので、そういうところに早めに書かれるとベストなんですけれども、もしそういうところはちょっとうちまだ早いよって言われちゃったら、カウンセリングぜひ試してみてください。
早めに我慢しすぎず言ってみたらいいんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。
ということで、このラジオではまだまだ皆さんからのお悩みメッセージをお待ちしております。
今日のように心理的なことでももちろん大丈夫ですし、ファッション、単純にファッションのこと、またファッションと心理が並んだことなんでも結構ですし、全然関係ないことでも結構ですので、
ちょっとメッセージが少なくなってきたので、比較的早く取り上げられると思いますので、番組概要欄にリンク貼ってありますマシュマロから送りいただけますと匿名で気軽に送れますので、よろしければご利用ください。
それ以外にも私各種SNS、Twitter、Instagram、スレッドもやってますので、そのリプだったりDMで送っていただいてもOKですのでね、送りやすい方法でぜひメッセージお悩みお待ちしております。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
