1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 500.上手な自己主張のテクニッ..
2022-07-06 11:59

500.上手な自己主張のテクニック「Iメッセージ」の本質とは from Radiotalk

前回の配信の続き、というか補足、というか。相手から拒否されることを極端に恐れたり怒りが湧いてしまう人は、自分の意見を言うのも苦手な傾向にあります。それこそ、自分と相手が別の人間だと本当の意味で理解できていないからかも。そんなとき、「Iメッセージ」を練習すると、徐々に自分と相手を尊重できるようになるんです。その方法とは。

◆運営サイト・SNSなど https://lit.link/risahisano

ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:05
はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で、本日で、本日で、500回目の配信でございます。おめでとうございます。
ということで、特に何かやるわけじゃないんですけど、そして厳密に数えると、もう多分502回目くらいなんですが、一応今日が500回目ということで、皆様ありがとうございます。
この番組、おしゃれの呪いを解くラジオでは、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしております。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
500回って結構キリがいい感じですけれども、500回記念ということで、何か特別なことをやろうかなと思ったんですが、毎日毎回聞いてくださっている方には、いつも通りの配信の方がいいのかなという思いもありまして、
なんとか記念特別番組って、大抵あんまり面白くなかったじゃないですか。レギュラーの番組好きからすると、特別番って期待外れだったりするもんだので、いつも通りにいこうかなと思っておりますよ。
しかもいつも通り、さらに昨日の続きものでいこうかなという、本当に通常進行でございますけれども、
昨日の話で、第499回お便り、提案を断られたり何かを指摘されることが受けられないというタイトルで、昨日配信したんですけど、リスナーさんからのお悩みメールで、
お仕事で営業のお仕事で何か提案したときに、相手にNOを突きつけられたり断られたり拒否されたりすると、もうすごく負の感情が起こってしまうと。
ひたしたら、自分なんて死んだ方がいいのかもみたいなところまで行っちゃうっていうね。その拒否とかの突きつけられることだけじゃなくて、人から何かアドバイスをされたり指摘をされたりするっていうのも受け入れがたいという、これはどうしたらいいんだろうっていうお悩みで、
プライドが高いせいなのかなっていうふうに書いてあったので、そうではなくて、多分前の配信でもお話ししたことあるんですけど、自他境界、自分と他人の境界線が薄いからじゃないかなっていう話。薄いからこそ他人の意見もまるで自分の気持ちのごとく重要に重く受け止めてしまう。
だからこそ、他人の拒否を重く受け止めてしまうので落ち込んじゃったり、他人のアドバイスをあまりにも重く受け止めすぎてしまうから拒絶反応が出ちゃったりしてるんじゃないのっていう話をしたんですけど。
03:02
で、じゃあそれどうすればいいのっていうことまでちょっと話ししきれなかったなと、すごい今噛んじゃったけど、話ししきれなかったなと思ったので、その続きでじゃあどうすればいいのっていうね、もしそうだとするならば、もしそれが理由だとするならばどういうことを心がけていったら自他の境界が引けて楽になっていくのかなってちょっと考えたんです。
そもそも自他境界が薄くて、他人の言葉を重く受け止めてしまう人って多分、自分の意見も相手にはっきりと言うことができなくなっていくんじゃないかと思うんですよ。
っていうのは、自分も相手の言葉を、その自分と相手の境界線が薄いがゆえに相手の言葉を重く受け止めてしまうから、そういう人からすれば相手もきっとそうなんだろうって思っちゃうと思うんですよ。
人間自分を基準に相手を想像するので、そうすると自分の意見も言ってしまうと相手に刃を突きつけてしまうような鋭さを持ってしまうだろうと思うから、自分の意見もはっきり言えない。
自分が人からのアドバイスを受け入れがたいから、きっと相手もそうに違いないって思って人にアドバイスしづらくなったり、自分が人からNOを言われるのが本当に嫌だから、自分も相手にNOを言えないみたいなことになっていくんじゃないかと思うんですよね。
なので、自分が相手に意見を言う練習をしていけば、それがよくよくは相手からの意見も聞けるようになるんだと思うんですよね。
具体的にどういう練習かっていうと、よく心理学でやるテクニックなんですけど、アイメッセージって聞いたことありますかね。
時々心理学系のなんかウェブサイトとか本とかで出てくる言葉だと思うんですけど、非常に有名な言葉ですが、アイメッセージ。
愛というのは英語の主語の愛ですね。私の愛です。アイメッセージ。つまり、私を主語にしてメッセージを発するっていうことなんですけど、具体的にこれ具体で上げたほうがわかりやすいと思うのでお話しするとどういうやり方をするかっていうと、
例えば、生活していて同居人が結構な音量でテレビゲーム、テレビじゃなくてもいいかもしれない。ゲームをやったとしましょうか。ゲームをイヤホンも何もつけずに結構な音量でやっていると。
その横で自分は何か課題をしなきゃいけない、仕事をしなきゃいけないとしましょうか。そうするとゲームの音がうるさくて集中できないようになりますよね。
そういう時に同居人にどういうふうに自分の今の気持ちを、状況を伝えるか。
多いケースとしては、ちょっとさ、ゲームの音うるさいんだけどさ、私今日仕事しなきゃいけないんだよね。ちょっともうちょっと小さくしてくれない?とかさ。
あとはちょっとさ、私これから課題やらなきゃいけないからちょっとゲームやめてくれない?とか。
06:04
これらのメッセージの発し方は全部アイメッセージではなく、ユーメッセージになってるでしょ。
あなたがそのゲームの音を小さくして、あなたがそのゲームをやるのをやめて、つまり命令形になっちゃうんですよ。お願いしてるつもりが。
そうするとそのお願いを軽く受け流せるような心に余裕があったりする人ならいいんですけど、ちょっと過敏な人だと。
ましてやその前回取り上げた質問者さんのように、相手のお願いを聞かなければならないっていうふうに自宅境界が薄くて結構がっつり思い込んじゃう人は、
その聞かなければいけないって圧がかかるがゆえに暴発してしまって、なんで私がゲームやめなきゃいけないのよ。
あなたが課題やるのに他のよそを言ってやられるでしょよっていうふうに喧嘩になっちゃうわけですよ。
これ大体想像つきますよね。なのでそういう時にこそアイメッセージを使うと。
アイメッセージというのは角が立たないお願いの仕方というか、上手な自己主張の仕方っていう文脈でよく紹介されるテクニックなんですよね。
なので今の例で言うと、アイメッセージで言うのであれば、私さ今からちょっと課題やらなきゃいけないんだけどさ、
そのゲームの音が大きくて集中できなくて困ってるんだよね。
っていうね、以上。
これはこれでちょっと闇っぽいと思う人もいるのかもしれないけど、少なくとも命令系ではない。
私が今こうこうこういう事情で困ってるんですっていう伝えるだけ。
私が主語ですよね。あなたがこうしなさいじゃなくて、私は今こう思ってますっていう言い方。
これアイメッセージって言います。
こういう言い方で何がいいかっていうと、言うメッセージだと、あなたがこうしなさいっていうふうに相手の行動まで指示しちゃってるじゃないですか。
そうするとそれはすごく相手が嫌がるんですけど、アイメッセージっていうのはあくまで自分が困ってるっていうことを伝えるだけで、
それに対して対処方法っていうのは相手に委ねるわけですよ。
例えば、ごめんじゃあイヤホンすればいいかなとか、
あとはちょっと私も今ねゲームこれオンラインゲーム中で今つながってるから今やめることができないから、
じゃあどうしよう課題は今やらなきゃダメなのかなとか交渉の余地が生まれるじゃないですか。
そうすると何かつけつけられてる感じがだいぶ薄まるので、相手も嫌な思いをしづらくなるっていうことなんですよね。
でもここまでがよくアイメッセージ説明として語られることなんですけど、
私そのアイメッセージの本質は実はその言い方をただ変えろっていうことではないんだと思ってるんですね。
ただ単に言い方を変えて私困ってるんだよねっていう言い方をしてこの心の中でだからお前どけよっていう気持ちを持ったままであれば、
それはアイメッセージの意味があんまりないんですよ実は。
その気持ちってやっぱり伝わってしまうのでね言い方とか態度で。
じゃなくてそのアイメッセージのただ言い方を変えろということではなくてその本質としては言っても相手が変わんないかもしれないっていうことも受け入れるってことなんですよ。
09:08
私がここで課題をやりたいのは私の問題であって私の都合であって。
こうだってゲームをしたいそういう相手の都合もあるわけでその上で言っても相手の都合もあるから変わらないかもしれないけども、
でも私はこうこうで困ってるんです何か話し合いの余地はありますかっていう提案ですよね。
でその結果話し合いはしませんって相手に言われてしまったとしてもそれは仕方のないことだと。
いうことを思って言えるかどうかってそこが本質でありつまりその誰も相手を人を動かす権利はないというか動かすことはできないと。
人間はあくまで自分の意思でしか動かないっていうことを理解できているかどうかっていうかそこが本質なんじゃないかなって思っていて。
じゃないと結構iメッセージ間違って使っちゃう人がいるんですよね。
なんか確かに言葉としては自分が主語になってるけど結構脅迫してるんです。
その言い方っていうのは結構あるんですけどそれが本質じゃないわけですよ。
つまり自分の主張お願いを聞いてどう行動するかはあくまで相手の自由であるっていうことまで含めてiメッセージが大事だと思うんですよね。
なのでこのiメッセージを言っているうちに私はこう思ってるけどあなたは違うかもしれないっていうことを常に常にずっと意識していることになるので
iメッセージを使えば使うほどちゃんと本当の意味でね。
今言ったような本当の意味を理解して使えば使うほど相手と自分が違う人間であるってこの境界線をしっかり使えば使うほど使うために行くことになっていく。
そうすると実は自分自身もそのiメッセージを使っている自分自身も自分の世界を守れるようになる。
わかりますかね。私があなたの世界を尊重しているっていうことを繰り返すことで私も相手から自分の世界を尊重されるはずだっていう確信が持てるようになっていくっていうのかな。
そうしていくとだんだんねその境界線を強く引ければ仮に相手からはiメッセージでなくuメッセージで強いメッセージが発せられたとしてもそれでもそれはあなたの考えだよね。
それを聞いた私がどう動くか私の自由だよねっていう考えが持てるようになってくる。
相手の拒否の言葉が自分に向けられた抜点ではなくてつい開けてしまったその人の心の扉の中身が見えちゃっただけぐらいになるんじゃないかなって思うんですよね。
どんなに否定されようが批判されようがそれを受け入れて直すということを選ぶ自由も選ばない自由も誰にでもあると。
それはもちろん質問者さんにも自分にもそうだし相手にもそうだよということを覚えておくといいんじゃないかなというふうに感じました。
11:59

コメント

スクロール