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2022-06-16 12:00

490.おたより「起業家のパートナーを持ったら、どんと構えて広い心で支えなければならないの?」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!起業家の夫を持つ質問者さん。収入が入らないときも支え続けたのに、当の夫の態度にイライラが募って・・・。for*styleパーソナルスタイリストスクールの生徒さんも起業をする身なので、家族にどう理解してもらうかはいつでも大事なテーマですが、どうすればいいのでしょうか?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日はマシュマロにいただいたお悩みに回答していきたいと思うんですけれども、久しぶりにがっつり心理学のお悩みというか、私が起業している経営者でもあるので、そういう面でのお悩みでもあるのか、ファッション以外の久々のお悩みということで、読んでいきたいと思います。
かなり熱い思いのこもったお悩みでして、結構ボリュームがあるので、今日は内容がわかる程度にちょっと割愛をして抜粋して読んでいきたいと思いますので、また全文はURLを番組概要欄に載せておきますので、気になる方はそちらを読みいただきつつ、聞いていただければと思います。それでは読みます。
こんにちは。起業した人の家族の立場の悩みを聞いてほしくてマシュマロを送ります。夫は1年半ほど前にとある習い事のスクールを始め、現在夫一人で営業しています。
夫とはとても長く付き合って結婚し、結婚する少し前から起業するまでの2年間は現在と同業のフリーターで、私が生活費を9割出していました。フリーター期間中、家事を手伝ってくれるわけでもなく、2年間の準備期間があったのに、夫はお金を全く貯めていませんでした。
なんだかんだオープンして半年と少し、生活費はまだもらっていないものの、夫が趣味に毎月何万円も使い始めたりしたので、まあまあ稼ぎるようになったのかな。そろそろ生活費について話そうと思っていたら、ずっと年金を滞納していたことを知り、こんなお金の使い方で経営なんてできるの?と、とても疑いました。
数ヶ月前からやっと生活費を払ってもらえるようになりましたが、今度は1年ちょっとでこんなに成功したから経営コンサルタントになろうかなとしょっちゅう言っており、起業したい、している知人に偉そうにこうしたらいいんじゃない?など話す夫にイライラします。
夫や私の周りの人にスクールをやっていいと話すと、内情も知らず手放して夫が褒められることにもイライラしてしまい、起業する人の家族はどんと構えてポジティブに支えてあげられる器がない人じゃないと無理、ダメだな、私には無理と何度も思いました。
夫の周りには起業した人がたくさんいますが、私は会社員しかおらず価値観が違うのかな?とも思います。やっと落ち着いた今でも苦労した2年間のことが忘れられず、ふと夫にイライラしたときに思い出してしまいます。
生活費のこと、起業する際に夫婦で褒めたことを誰にも話しておらず、とにかく何かに聞いてほしくてとても長文になってしまい、何の相談かもわからなくてすみません。目を通していただけただけで嬉しいです。ありがとうございました。
【佐藤】ということで、ご苦労が忍ばれるメッセージだと思うんですけども、質問者さんは起業した方が夫さん以外周りにいらっしゃらないということなので、夫さんイコール起業した人というイメージでいらっしゃると思うんですけど、決してそうではないので、
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ちょっとそのあたりのお話も含めて、今後の指針になるかどうか、指針というほど偉そうなことはお話できませんが、ちょっとお話、夫婦関係みたいなことも含めてお話できればと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いとくラジオ、本日で490回目、切り替えですね、490回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをわざわざと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスターリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
家庭もそうですが、夫婦っていうのは家庭家族の最小単位であるわけなんですけれども、家庭のこととか夫婦のことっていうのはね、その家庭の数だけ、夫婦の数だけいろんな形がありますので、こういう形が正解だとかね、こういう形はなきゃいけないってことはないんだと思うんですよ。
人間のあり方、生き方がもう人の数だけあっていい、正解がこれだって決まってないのと同じことだと思うんですよね。
なので、例えば質問者さんのようにずっと夫さんを支えるような生活を今も続けていても、別に質問者さんのようなイライラだったり怒りだったりをためていない人もいる。
それは、その人と質問者さんが違う人間であるからっていう理由もあるだろうし、その夫婦関係における関係性の違いもあるでしょうと。
なので、必ずしも夫さんを支えていたことが間違いだったっていう人もいるかもしれないですけど、そういうことではないとは思うんですよね。その形が間違いだったってことじゃないと思うんですよ。
でも、どういう形であれ、家族という単位を形成して一緒に生きていくためには、多分その企業とか関係なく一緒に生活していくっていう上で絶対に必要なことがあるなと思っていて。
というのは、夫婦関係の問題で悩みを抱えてカウンセリングっていうのも多いんですよ。夫婦とか家庭、家族、家族問題に起因する問題が8割なんじゃないかっていうぐらい。親子関係もそうだしね。
っていうぐらいカウンセリング、心理カウンセリングでは多いんですけど、やっぱりすごい特に夫婦において絶対必要なことって形はたくさんあるし、生活費がどっち稼ぐっていうのも別に全然正解ないんだけど、たった2つかな、1つ2つかな、大事なこと、絶対必要なことがあるとすると、共感と合意ですよ。共感し合うことと合意形成ですよ。
これが絶対に欠かせなくて。なので質問者さんが今、行き通っていてイライラがあるのは、自分が生活費を負担していたこととか、夫さんが全然年金を耐え直しちゃったこととか、それも問題だと思ってるんでしょうけど、質問者さんの価値観とは相入れない部分なんでしょうけど、それよりもおそらく夫さんに共感されていない。
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そしてこういう生活スタイルを合意していないことが根本的な問題なんじゃないかなっていう気がするんですけどね、どうですかね。
ちゃんと自分が2年間、夫さんを生活費という面で支え続けていた。しかも家事も全部やったってことですから、生活全般を支え続けたっていうことに対する、夫さんからの共感の気持ちとか、ありがたさ、感謝の意とか、そういうことが全く示されていない。
生活費を今後どうするかっていう合意形成も、つどつどあんまりなされているように読めなかったので、その点が問題なんじゃないかなっていう気がするんですよね。
一人の血もつながっていない大人同士が同じ家庭を作るっていうのが一般的に夫婦じゃないですか。なので、そういう共感と合意形成がなければ生活が成り立っていかないわけですよね。
なのでこれたまたま今回起業でイライラしてますけど、育児っていうテーマでも同じようにイライラを抱えてしまう夫さんあるいは妻、男性女性どっちもいますよ。同じように。
自分がこんなに家事をやっているのに、こんなに育児をやっているのに、全然パートナーは気づいていない。好き勝手やってるように見えるっていうね。だからテーマがたまたま今回起業っていうテーマで、その共感と合意ができないっていうことが露呈しただけで、多分その起業自体が問題ではないと思うんですよね。
だから起業した人の家族がみんな合意と共感なしに広い心でそのパートナーを受け入れてるかっていうと決してそうではないと思いますよ。それに共感と合意なくして広い心で受け入れる必要はないと思う。だってそれは極端に人権無視じゃないですかっていうことですよね。
何でも相手のことをもんぱかって合意もなく共感もされずにただひたすら支えろってそりゃあ無理ですよ。無理無理。なので一見すごく質問者さんから見てたら、夫さんの友人の起業家の方を献身的に支えてる妻の方の姿が見えた、影が見えたとしても、そこの間にはもしかしたらちゃんと共感と役割分担として、妻は何か生活を稼ぐ、夫は夢を追うっていう合意もない。
妻の元の役割分担ができてるだけかもしれないですよね。なので、それがないのに支えているっていう人は早々いないんじゃないかなと思います。
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心理学的な話をすると、精神分析の分野で、ちょっとフロイトとかの話で古いんですけど、女性はね、もともと子供って生まれた時に、これも今は違いますよ、現代は違うけど、一般的には母親がメインで育てることが多かったので、もともと女の子供も男の子供も母親が愛情の対象であると。
男性の場合には母親が女性であるので、異性愛を貫くのであれば、その愛情の対象をその女性である母親のままでいいわけですよね。
そのまま母親に抱くような愛情を同じような感じで妻にスライドさせることができるんですけど、女性ってその愛情の対象を女性である母親から男性に変えなきゃいけないっていう、ここで大きな方向転換をしなきゃいけないっていうのがよく言われることで。
なので男性は精神分析の説がそのまま全部に適用できるとは言いませんけれども、一般的に男性の方がちょっとその夫婦関係において子供のようなムーブをしがちなのはそのあたりにもあるのかなと。
つまりその質問者さんが支えていることを当然のように思ってしまう。それに対して共感を示したりとか、そういう役割分担でいいんですかっていう合意形成が必要とすら思わないというのは、質問者さんと母親を同じように思っているからっていう可能性もあるわけですよ。疑問にも思わないっていう可能性もあるので、
その辺を踏まえてちゃんと悪気がないというか気づいてないっていう可能性もあるので、ちゃんと話し合いを持つ必要があるんじゃないかなというふうに思います。こういう役割分担というのは本当に共感と合意に基づくものなので、他の家庭と比べてどうこう言われる筋合いはないし、2者が双方が納得していればそれぞれの形があるので、その形でいいんだと思うんですよ。
なので、ファッションもそうなんですけど、他者と違って当たり前というか、他者と同じにする必要はないっていうものほど難しいんですよね。正解がない、明確な正解がないっていうことなので。なので質問者さんと夫さんの間だけのその関係をしっかり作り上げていけるのかどうか、それを相手も作り上げようという意思のもとに、ちゃんと話し合いに応じてくれるのか。
その辺が今後を見極めるポイントなんじゃないかなというふうに思いますよ。家庭作るって大変だよね。人間関係全部大変だよね。でもずっと我慢し続ける必要はないかなと。企業家のパートナーがみんな我慢してるわけじゃないよということだと思います。
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