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ということで、今日もマシュマロにいただいたお悩みに回答していきたいと思います。このところ、ファッションのご質問が続いたので、ちょっとまた雰囲気を変えて、今日は心理の質問というよりは、私が子育てしながら企業をしておりますので、そのことに関するご質問をいただきましたので、それについて回答していきたいと思います。読みます。
久野先生、こんにちは。チャイと申します。いつも楽しく拝聴しております。今回はファッションの質問ではなく、子育てしながらお仕事をされていらっしゃる久野先生に人生の先輩へ相談するようにこちらを書いております。
会社員からフリーランスになろうと準備中です。事業の準備はもちろんですが、ふと心配になったことが。現在2歳の子供を育っています。例えば、子供が風邪をひいて保育園に預けられない。でも、その日お客様の予定は詰まっているとなった際はどうなさっていますか。または、息子さんがもっと小さかった頃はどのようにしていましたか。
お客様に小さな子供がいること、予定通りサービスを提供できない可能性があることなどをお伝えした上でお申し込みを受けていらっしゃるのでしょうか。現在はどうしても休めない日は近くに住む母に子守りを頼っていますが、そんな生活もいつまでも続かないものと思って準備した方が良いのではとも感じています。
夫は現場仕事なので変わってもらえることは99%ないです。子育てと仕事の良いバランスを取りたくフリーランスになろうとしています。子供が風邪をひいた時にもそばにいてあげたいと思っています。とはいえフリーランスともなれば変わってくれる同僚が周りにいるわけではないのも事実。
ご質問ありがとうございます。これからフリーランスになれるということでいろいろワクワクもありつつ、いろんな心配がありますよね。
子育てと仕事のバランスというのは会社員の方でも悩みますが、フリーランスの方は特に悩むのではないかと思います。私がやっている4スタイルパーソナルスタリストスクールもパーソナルスタリストやファッションの仕事でフリーランスになろうという人が通ってくるスクールです。
これからお子さんを考えているとか、妊娠中の方もいらっしゃいますし、小さいという方もいらっしゃって、みなさん同じように並ばれるんですよね。
そういう方たちを見てきた経験ももちろんですし、私の経験ももちろんですし、そのあたりからちょっと考えられること、ヒントにしていただけるようなことを今日話していければなと思っております。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いとくラジオ、本日で587回目の配信でございます。
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この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをわざわざと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ年末を迫ってまいりましたけれどもね、私は今日までオンラインでの仕事がありまして、今日は対外的な仕事収めという感じですかね。
デスクワークとか個人の仕事はギリギリまでやりますし、なかなか1月1日しか休まずにやると思うんですけど、そんな感じですよフリーランスってのはね。私は経営者ですけどね。
今日はいろいろあったんですけど、フォースタイルパーソナルスタリストスクールの第15期の募集が始まりまして、3月に授業がスタートするんですけども、そのご入学者さんと打ち合わせとか面談とかをやっておりましたね。
これもね結構年末に入ると嬉しいもので、未来を感じる面接なのでね。それはそれで年末にふさわしいなと思いつつ、今日もやっておりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうかね。
ということで、今日いただいたご質問はチャイさんからのご質問ということなんですけども、まずねどうだろうな、私が起業をしたきっかけもいくつかあったんですけど、やっぱりチャイさんと同じように、子供を産みたいなと思ったから起業したっていうのも当初はあったんですよ。
自分がサラリーマンとして働いていた会社でもそうですし、それ以外の知り合いとかでも、産休育休から明けて帰ってきたら一線から降ろされちゃったとかっていう話をよく聞いたんですよね。直接目にしたこともあったし、話として聞いたこともたくさんあったし。
で、まだ何にもやらかしてないのに、ある種。やらかしてないって言い方もあるんだけどさ、例えば本当に子供が風邪ひいても休んで休んでしょうがなくって、もうこれじゃあちょっとこのポジションにはということでポジション変えられちゃうならまだしも、産んだだけでなんで変えられなきゃいけないんだろうっていうね、そういう疑問があって。
そんな風に、自分の仕事のポジションとか内容とかを他者に握られるのやだなってすごい思って。それがきっかけで独立したっていうのももちろんあったので、すごくチャイさんの気持ちはわかるんですよね。
でも、そういう形で起業して今16年目?17年目か。17年目です。で、子供はもう結構大きくなりまして、今度小学校になるんで、一番休む時期はうちうちの子供は超えたは超えたかなとは思ってるんですけど、そんな今振り返って思うのは、子育てと仕事の両立のために、ある種子供のために子供にもっといい環境を与えたいからとか、
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子供と過ごしたいからフリーランスになるっていうのは、あんまり考えないほうがいいかなっていうのは思ってます、今。
で、私はフリーランスになって今振り返ってよかったなと思うのは、あくまで好きな仕事やりがいのある仕事で、ちゃんと責任を持って働けていて、この手で私の手でお客様に喜んでいただけているっていう、そういう実感と自信が持てている仕事ができている、そういう仕事をしている背中を見せられているっていうことに関してはよかったなと思うんですよ、子育てっていう面ではね。
でもやっぱりそんな塩梅もんじゃなかったなというか、子供フリーランスだからうまく子育てと仕事を両立できるなんてことはやっぱりなかったし、とても厳しいと思います。
私がこの経営者をやっているせいで、例えばうちの子どもは別れそういうことを言うと、毎週土曜日保育園に行っているし、過ごす時間はもしかしたら会社員のママよりは少ない。もしかしたら何よりは少ないと思います。
そういう意味では、今子どもはそれに対して何か私に文句を言ってきたり、そういう素振りを見せたりは今はしていないけれども、この先するかもしれないし、そういう意味では子どもにはこれがいい環境とは言えないかもしれないけれども、でも私はどんな環境だっていい環境になるのかなんてわかんないなと思っていて、だから子どものために何かできるって思うこと自体がおこがましいなと今では思っているんですよね。
なので私ができることは仕事って楽しいよっていうことだし、私が一番機嫌よく過ごしているっていうことだけだと思うんですよね。本当にできることは。だからそういう面では独立したのは本当に良かったなって思っています。
やっぱりね、大変ですよね。大変だと思います。できることっていうのは限りがあると思うんですけど、もちろん極力迷惑をかけてはいけないのでできることはしました。
私のときはね、一番その子どもが風邪ひくタイミングっていうのがコロナ前だったので、まだその熱を出しても預けられる病床保育っていうのはあったんですよね。今は都内近郊にお住まいであれば、ローレンさんとか病床保育のシッターさんみたいなところであれば対応してくれるところもちょっとずつ増えてきましたけれども、私の頃よりはかなり厳しい状況になっているので、そういう意味ではできることがね、私のときよりはかかりやすいと思っています。
限られてしまうっていう意味ではなかなかできるアドバイスも減っちゃうんですけど、そういう病床保育とか。
あとうちは逆に、チャイさんとは逆で、実家は今はもう両親、私の両親が亡くなっちゃったんですけど、子どもが小さい頃はまだ母は生きてたので、でも母も働いていたし、義理の実家も両方働いているので基本的にはいきなり頼むことはできない。
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なので、うちの場合は夫か私かが必ずどっちかは休める状態にする。もちろん毎日仕事はあるんですけど、どっちかは必ず休めるようにするっていうのはしていました。
それぐらいですからでもできることっていうのは。あとはおっしゃってる通り、お客様に小さい子どもがいるっていうことはいちいち言ったりはしないです。
っていうのはお客様の環境もそれぞれなんでね、お子さんの話を聞きたくないって方ももちろんいらっしゃるでしょうし、子どもがいるっていうことまではもちろん言わないんですけども、
別に子どもに限らず私が急に事故にあったりとか、病気になったりとかっていう不要不急って最近言い過ぎたか不要不急って不足の事態は当然あるので、それは経営者としての当然のリスクヘッジとしてそのお客様との契約書の中に書いてあります。
当日そういう不足の事態で災害とかもあるのでね、私は企業してから東日本大震災も経験してるので、そういうこともあるので、その不足の事態で日程変更することがありますというのはもちろん書いています。
ただその契約書に書いていることと、実際にそれをやってしまってどうかっていうのはまた別問題で、契約書に書いてるからって言って、実際本当に子どもが風邪ひいて契約書に書いてありますからということで日程変更しますって言ったときに、
それでお客様が納得してくださるかどうかはまた別の話ですよね。
でも、最終的にできることっていうのは全ての準備をした上で、それでも不足の事態っていうのはある。
そのときにその結果は満じて受け入れるという覚悟をすることかなって思っています。
それはしょうがない。お客様に怒られるっていうのも、でもある種、企業しているから全て自分の責任なので、全部自分だけが被ればいいって言ったら言い方あれなんですけど、
他の同僚に迷惑をかけるっていうことではなく、自分がその分の損を全て引き受けてっていうことは、責任を取れるっていうのも私はありがたいことだなとは思っていました。
他の人に責任を取ってもらうんじゃなくて。
なんでそういう気持ちで最終的にはそういう覚悟ですよね。これで仕事が一個なくなってしまってもしょうがないんだっていう覚悟。
あとは何かがあったときに、それでもこの人に頼みたいと思ってもらえるように日頃から頑張るという覚悟。
それしかないんじゃないかなっていうふうに思いますね。
そういう辛さもあるので、やっぱりフリーランスって一人なんですけど、変わってくれる同僚がいなくても、同じ気持ちを分かち合える仲間とか場所を持っておくのも大事なんじゃないかなというふうには思っています。