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2023-07-27 12:00

671.「デザイナーおじさんは同じ見た目に収束していく」という件 from Radiotalk

今回は、ネット上で少し話題になっていた記事を取り上げました。「デザイナーおじさんは同じ見た目に収束していく」というものなんですが、なぜそうなるんでしょうか?それは、ブランディングにもつながっていく話なんです。詳しく解説します。

◆今回取り上げた記事はこちら http://netgeek.biz/archives/123032

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いトークラジオ。本日で671回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師のヒサン・ノリサです。本日もよろしくお願いします。
何回目だっけな?668回目だったかな?
今回、ポッドキャストが無音で収録されてしまった時に、このポッドキャストはいろんなポッドキャストサービスで配信してるんですけど、スポティファイの方で幻の668回目はもう一度放送しないんですか?配信しないんですか?っていうご質問をいただいてまして、
私ね、このYouTubeのコメントみたいな感じで、スポティファイのポッドキャストにコメント機能みたいな、厳密に言うとQ&A機能かな?が付いたことに気づいてなくて、前なかったよね?なかったもんでしょ?
そのコメントで気づくのがね、遅れてしまいまして申し訳ありません。昨日ね、忘れてまして1回分。忘れて全然違うネタで配信してしまって、あ、そうだあれもう一回撮り直さなきゃと思って、昨日配信しておりますのですみません。よろしければスポティファイでお聞きになっていて、質問をくださった方、ぜひお聞きいただければと思います。ありがとうございます。
ということで今日はですね、ちょっと久々に、結構久々だと思うんですけど、男性のファッションネタをちょっと話そうかと思うんですけど、Twitterでね、たまたまリツイートで流れてきた記事があって、これちょっと興味深いなというか、話したいなと思った話があったんですけど、何ていうタイトルの記事かっていうと、ネットギークっていうのかな?の、ネットのいろんなニュースを流しているサイトだと思うんですけど、
その記事で、デザイナーおじさんはなぜ同じ見た目に収束するのかっていうタイトルで、もともと多分ね、Twitterとかでちょっとバズった話題を記事化してるんじゃないかなとは思うんですけれども、デザインプロジェクトをやってらっしゃる4人のデザイナーの男性がいて、そのデザインプロジェクトはI don't know.tokyoっていうプロジェクトらしいんですけども、
いろんなプロジェクトをね、デザインして販売されているそうなんですけれども、この4人の男性、それぞれ違う会社のデザイナーさんなんですが、その4人がプロジェクトとして組んで、いろんなプロジェクトを生み出しているわけなんですけれども、その4人のデザイナーさんは顔出しをしているわけですよ。
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そのウェブサイトに写真が掲載されてるんですが、その4人のデザイナー、いわゆるおじさんと呼ばれるような年齢らしいんですけども、その4名が非常に見た目が似てるということで、風貌が似てるということで、結局デザイナーのおじさんは同じような見た目に収束してしまうのかみたいな感じでね、記事が書いてあったんですよ。
これに対していろんないろいろ反応があったんですけども、ちょっとこの男性の見た目問題というか、それも大人の男性の見た目問題についてちょっとお話をしようかなと思っていて、これデザイナーさんの種類というかな、デザインするものの種類っていうのかな、一口でデザイナーといっても今回取り上げられた方々のようにプロダクトデザインの人もいれば、ファッションデザインの人もいれば、洋服デザインしている方もいれば、グラフィックの方もいれば、
いろんなデザイナーさんがいるわけですよね。なので、必ずしも全部のデザイナーおじさんと言ってしまいますが、この取り上げられているような見た目に収束していくわけではなくて、当たり前の話ですけど、デザインの種類によって、何をデザインしているかによって、当然見た目の雰囲気、ジャンルは変わってくるんですが、やっぱりデザインしているものによってある程度見た目のテイストも一致してくるよねっていうのは、
それはそうだよねっていうのがあると思うんですよ。特にこの4名のデザイナーさんのように、この方たちが結構やっているプロダクトデザインって、結構機能美というか、そういったものを、あとは普遍性みたいなものを割と大事にしてプロダクトデザインされているんだと思うんですよね。
そうなると、ますます洋服も同じ観点で選んでいくことになるでしょうし、そうなっていくと、ますます似たような見た目には当然になるよねと。よく無印の店員さん系のファッションとかよく言ったりしますけども、それと同じことですよね。無印も機能美で普遍性っていうコンセプトなので、店員さんもそういう感じになっていきますよねと。
特にこの4名のデザイナーさんたちって、こういうふうに顔を出して、ある程度自分たちのサイトに顔を出して語って物を売っているわけですよ。
だとすると、自分たちもある種のプロダクトというか商品であるみたいな考え方もできるわけで、多分そういう考え方で自分の見た目もプロダクトと同じスキームでデザインある種をしていると思うんですよね。
そうなっていくと、一緒に同じプロダクトをデザインしているメンバーとは同じ見た目になっていくよねっていうのもあるので、これはどっちかというと、デザイナーおじさんがみんな自然に同じ見た目になっちゃうということではなくて、ブランディングとしてもそうなるよねっていう話じゃないかなと。
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ブランディングの面で同じテイストに統一して出てくるっていうのは、それは当たり前っちゃ当たり前かなとは思うんですよね。
逆に言うと、デザイナーさんじゃなければ自分でこういうふうにできないっていうことが現実なんだと思うんです。
本来であれば、やっぱりデザイナーさん以外の職種の人でも何か商品を前に出てお勧めするっていう時には、ある程度そのブランドを体現した見た目であった方が印象に残るわけですよ。
なんですけど、デザイナーさん以外の職種の人、それこそ営業上がりの方とか、コウホーの方はまだできるのかな、でもファッションって言うと難しいですよね、とかは、なかなかブランドを洋服という見た目で表現するっていうことが難しいわけで、
なので、そうじゃない、デザイナーじゃない職種の場合には、我々のようなものに依頼が来てスタイリングをしたりするっていう、自分でできないから私たちがやるっていうことなわけですよね。
やっぱりそういう目線で見ていくと、このデザイナーおじさんと呼ばれた4名の方の見た目は非常に理にかなっているというか、私たいブランド、こういう理由でこのアイテムを選んでいるんだなっていうのは、私のスタイリスト目線からするとすごくよく理由がわかるセレクトになっていて、
例えばですね、皆さん全員短めの黒髪なんですよね。これは清潔感ですよね。皆さん比較的太めの黒縁メガネをかけてらっしゃるんですけども、ちょっとフレームは丸みを帯びているんですね。
これはメガネをかけることで真面目さとかビジネスっぽさを出しつつも、丸みのあるフレームにすることで固くなりすぎないような、そのちょうどいい塩梅をとっているんだと思うんですよ。
4人中3人の方が髭を生やしていらっしゃるんですけども、髭っていうのはやっぱりデザイナーとかある種クリエイティブ職の方以外の人ってなかなかまだドレスコート的に生やせる職種の方が少ないので、ある種デザイナーっていうことのわかりやすいシンボルみたいになるんですよね。
ちょっと普通の仕事じゃないなというか、デザイナーさんも普通の仕事なんだけど、いわゆるただのサラリーマンの方とか営業の方とかではないなっていう、そういうクリエイティブ系の仕事だなっていうシンボルになりやすいので、やっぱり髭生やす方多いですよね。
あとはちょっとおじさんって呼ばれるようになってくると、やっぱりどうしても輪郭にも丸みが出てくるので、髭を生やすことでその辺の引き締め効果なんかも狙えたりはするので、やっぱり髭生やす人は多くなりますよね。
あとは洋服に関しても、やっぱりプロダクトデザインのイメージに合わせて定番的で、でもクオリティとかシルエットがちゃんとしているものを選びましょうってなると、やっぱり当然に通ってきますよね。
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さらにこの4人の写真全部いくつか何パターンか見てると、大体こうあえて合わせたような全員白のトップスを着てるとかね、全員黒系のニットを着てるとか、そのあたりはやっぱり画面に出た時の統一感を意識して考えているので、これは似てきちゃうよね、収束してきちゃうよねって話じゃなくて、統一してるっていうことなんじゃないかなっていうふうには思います。
ちゃんとデザイナーさんならではその写真の絵面を意識して選んでるっていうことだと思うので、これは統一してるんだろうなっていうことはありますね。
だからこれはこういう見た目に収束してきちゃうよねっていう自然現象のように語るのではなく、こういうふうにブランディングしてるんだよねっていうふうに見るのが正しいって言ったらあれですけどね、見方なのかなっていうふうには思います。
でね、この問題とは別に、私が最近思っている問題というのかな、は別にあって、そこそこいい年齢の大人の男性が着られるものの選択肢の少なさっていうのは、現実問題として実はあるんですよ。
だからそういう意味で意識しなくても、結局選択肢が少ないから同じようなポジションの人たちの服装が似てきちゃうっていうのはまた別の問題としては実際にはあるんです。
これには私自身は職業から非常に悩まされています。
例えばそのベンチャーのイケイケな社長さんとか比較的若くして成功した方みたいな方たちの洋服の選択肢はまだあるんです。少ないけどね、そうは言ってもまだあるんです。
いわゆるかなり派手系のブランドってわかるような洋服っていうのはまだ選択肢はあるんです。
でも一番難しいのが私がたくさんスタイリングさせていただいているような昔ながらの日本の大企業の社長さんとかちょっとお固めの職業でそこそこ比較的地位のある大人の男性のスタイリング。
これをするための洋はチャラチャラ派手になる感じではなくても品質が良くしっかりと個性も出せるっていう服が本当にない。
かつてはもうちょっとあったんだけどどんどんブランドがなくなってしまっていっている状況なんですよね。
だからそういう人たちの間でもちゃんと見た目のブランディングは必要なんだよっていうのを私ももうちょっと頑張ってブランドが売れるようになればもうちょっと選択肢は増えていくと思うので
そういう選択肢が増えるようにもうちょっと私自身も見た目のブランディングの重要性を発信していきたいなというふうに思っております。
男性のスタイリングは本当にこういう感じで面白いのでぜひ関心のある方はまた引き続きポッドキャストを聞いてみてください。
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