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2025-01-18 28:37

リノベの時間2022.11.10:株式会社スターパイロッツ代表/三浦丈典

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ゲストは株式会社スターパイロッツ代表三浦丈典さん。 

一学年に約200人ほどいた早稲田大学建築学科での生活を振り返り、「建築」が嫌になったとのこと。 ご自身では「ほとばしるクリエイティビティでは無く、与えられた環境に自分がおかれてるポジショニングを考えて物事をすすめてきた」という三浦さん。 

冒頭、タイトルコールは三浦さんも一緒に参加! 動きも合わせて是非見てくださいね~!!

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はい、今日もやってまいりました。リノベの時間でございます。
今日はですね、僕が思うリノベーションプレイヤー、人格者ナンバー1説を唱えれることにね、面白い方に来ていただいておりますので、やっていきたいと思います。
今日はタイトルコールも混じってくれるということなので、ぜひ一緒に行きたいと思います。
それでは、リノベの時間!
この番組は、窓差し断熱計算でおなじみの桜東洋重機株式会社と、建築建材といえば株式会社リクシルの提供でお送りします。
はい、こんばんは。大阪の港区でリノベーションと街づくりをやっております。美想空間鯛島です。
こんばんは、アシスタントの三浦です。よろしくお願いいたします。
タイトルコール、初めてのツインバージョンで、どんな感じになっているのかな?
ありがとうございました。
この番組は、全国のリノベーションと街づくりで活躍する多彩なクリエイターや事業家をゲストにお招きし、トークセッションでお送りする30分です。
それでは早速、今日のゲストをご紹介いたします。株式会社スターパイロッツ代表、三浦武之さんです。
こんにちは。よろしくお願いします。
リノベの時間、ありがとうございます。
聞いたくて、やってきました、大阪まで。
いやいや、本当にありがとうございます。
また三浦さんの紹介はしていただくんですが、今日は三浦三浦でお届けしているので。
ややこしいですね。
今日は三浦さんとかなさんでいきたいなと思っております。
お願いします。
それでは早速、ゲストのご紹介をしたいと思います。
1974年、東京都生まれ、早稲田大学卒業。ロンドン大学、バートレット校、ディプロマコース終了。早稲田大学、大学院博士課程満期終了。
2007年、設計事務所スターパイロッツ設立。
大小様々な街づくり、設計を進めながら、シェアオフィスや撮影スタジオなど、自ら経営や運営にも携わる。
トマト加工工場を道の駅に改修したファームス木島平。
2015年、グッドデザイン賞金賞。2015年、JCDデザインアワード銀賞。
日本建築美術工芸協会賞、中部建築賞など受賞。
フォームセンターを図書館に改修した牧野原市立図書館イコット。
古い図書館を建築増築した水穂町図書館など、各地でリノベーションによる公共空間の再生に携わる。
著書に、起こらなかった世界についての物語。ごっそりごっそり街を通おう。
今はまだない仕事にやがてつく君たちへなど。
そういう素晴らしい経歴。
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キャラクターと歴史性のギャップがエグいんですけど。
すごいですよね。どっから言ったらいいかがわかんないですけど。
そもそもカナさん。僕と三浦さんの出会いがですね。
これを30秒にまとめるとリノベーションスクールでね。
奈良の大和氷山で一緒にならせてもらって。これがたぶん2年前ぐらいなんですよね。
その時初めましてやったんですけど、めちゃくちゃ僕がお兄ちゃんという設定でしたわしていただいて。
飲みに来たかったんですけど、コロナで行けなかって今日ね、再会できたみたいな。
飲みに来たつもりでいればいいですね。
ただ経歴が本当にすごくて、僕が本当に知らなかったことも入ってて。
早稲田、まずそこからスタートがもう、なんて言うんですか、そうかなんですけど。
東大とかさ、そういうのにやたら弱いよね。
学歴コンプレックスがあるっていう噂があるんですよ。
関西の東大なのにね。
先生とかね、そういうの弱いよね。
めちゃくちゃ弱いです。もう先生って言われただけで。
ロンドン大学、これはどういうあれなんですか、ロンドンの大学。
そう、ロンドンの大学。フランスにはない。
建築?
総合大学だけど、バートレット校っていうのは建築学科のことを通称バートレット校というふうに。
これは何しに行かれたんですか。
それはね、また話すと長いんだけど。
早稲田で、すごいね、競争社会なのよ。
早稲田の建築学科って、僕のときね、1学年200人ぐらいいたわけ。
東大とかだと3,40人なんだけど、みんな建築家になりたくて、高校生とかが受験して、僕浪人してるけど、入るじゃない。
最初の1年生のオリエンテーションで、学科主任みたいな人が200人の前で、
みなさん建築家になりたいと思ってるかもしれませんが、この中で建築家になれる人って1人か2人いればいいですねみたいなことを最初に言われるわけ。
ゴリゴリってことですか。
それは入学の前に知りたかったみたいな感じになって、建築の道がスタートしたのよ。
それで4年間やってたら嫌になっちゃって。
それって200人がランキング付けみたいな感じで格付けされるってことですか。
格付けされる。
しかも課題をやるじゃない。
課題をやって、3ヶ月ぐらいの課題が毎週授業で途中経過をみんなでやるんだけども、
先生に見てもらうには、その前にTAというか術さんみたいな人に自分の書きかけのものを見せて、
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その中で200人が出したものの中で選ばれた20人ぐらいしか先生の目に行かないわけ。
要するに、そこでいい点を取るとか目立たないと先生とコミュニケーションすら取れないっていう。
ちなみにで言うと、どうなったんですか、当時、成績は。
僕は結局だから卒業設計は一番。
今その顔してたなと思って。
鼻の中膨らんだね、今ね。
主席ですね。
主席、主席。
そりゃそうだわ。
で、それが要するにほとばしるクリエイティビティで1位になったわけじゃなくて、
要はその後、もう話続くんだけど、
与えられた環境でどうやったら目立つかみたいな、いわゆる今の言葉で言うとポジショニングで。
それがすり込まれて、
200人の中でどうやったらそこで。
1位取れるのかって話ですね。
取れるかとか抜け出せるかっていうことを習慣的に考えすぎちゃって、建築が嫌いになっちゃったのね。
学生時代に。
4年生になって限界になって。
で、卒業設計やって1位取れたんだけど、もうこのままだと建築嫌いになるって思って。
それで、もう早稲田は嫌だってなって、ロンドンに今逃げたんです。
どっちかっていうと。
ちなみにその、僕さっき、じゃあその時の200人の1位の人っていましてってあるんですか?って聞こうかなと思って。
1位やから、途中で俺1位やったんやけどなの顔をしてあったから。
だけど、その時に作ってるものとか自分でも全然いいと思わないわけ。
全然好きじゃないし。
そのスキルってコンペの賞を取るスキルで、要はこれに全部なってますよね。
っていう話に繋がっていくわけ、これから。
僕その話聞きたいなあ。
それはでも来週やな。
まだ、僕今、和世代に入る前が聞きたいなって思ったんですけど。
建築に携わる、今これリノベーションの時間なんで、リノベーションになっていくところの前に建築があるかと思うんですけど、建築はどんな感じで目指さったんですか?
もう時間ないから端的に言うけど、医者のボンボンなんですよ、僕。開業医の。
で、おじいちゃんも父親も兄貴もみんなお医者さんなんで。
えー。
で、3人兄弟の末っ子で、お医者さんになれって。
全員医者ですか。
全員医者。
それで、おじいちゃんと親父が開業医で。
それで、僕も当然子供の頃から、医者になれ医者になれって育てられてきたんだけど、もともと血が苦手だったりとかして。
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高校2年の時に。
理由。
高校2年の時、あまりにも勉強してないから、親が家庭教師をつけたんだけど、その人がたまたま建築の学生さんだったの。1年生、2年生。
たまたまですか、そしたら。
で、家庭教師って言いながら半分はその人のお家に行って、僕がそこの部屋で勉強するみたいな近所だったから。
そこに製図板とか模型とかがあって。
あ、おもろそう。
超楽しそうみたいな、何それみたいな感じで。
で、建築学科こっそり行きたいなと思ったんだけど、それを行ったらもう親にめっちゃ、もう家出てけぐらいの感じになって。
それで、医学部全部受験。
さっき言ってた芸劇の時は医学部やったんですか、そしたら。
そう。だけどもう部活ばっかりで全然勉強しなかったから。
ちなみに何部やった?
バスケ部。
うん、バスケ。スラムダンク。
うん、ダッシュカフェ。
ありますね。ダッシュカフェコース、奇名ですね。
だけど落ちて、で、浪人の時も全部医学部受けさせられて、記念に1個だけ受けさせて、せっかく勉強しながらって言って。
なるほど。
それで受かったんだけども、受かっても行かせてもらえんのも学費払わないとかって言われて、もうすんごい揉めに揉めて、何とか入学させてもらったのね。
だから逆にもう大学生になってから、そのチャラチャラ遊ぶとか、あるいは建築の勉強がやっぱりつまんないとかって親には言えないわけ。
ちなみにそのお医者さんのところでずっと歩んできた中で振り返って、小中とかで、あ、俺建築やったかもなっていうのを振り返っても自分の要素には全くなかったですか。なんか図工。
図が工作好きだった。
あとそれは。
あと図工とか美術の先生って、学校の中でもちょっと浮いててっていうか沈んでてっていうか、先生っぽくないとこあるじゃん。
ちょっと教育者っぽくない。そういう人に妙に惹かれている自分は。
それはそうやったんですよね。
でもアーティストみたいなタイプじゃなくて、さっきもあっちで話したけど、どっちかって言うと、大島さんもそうだけど、甘えるタイプ。末っ子タイプっていうか。
甘えたどっちで。
ボケかツッコミかっていうとボケでしょ。
どっちなんです?それはちょっとわかんないな。
いや、ボケ。
意外とツッコミだと僕は思ってるんですけど、ボケなんですかね。
東京のボケってさ、ボケにならないんだよね。それは加藤ちゃんにいつも怒られる。感じ悪いって。
なるほど。そっからの早稲田で辛くなってロンドンに。でも結局また戻ってきて研究するっていうことなんですかね。
そう。だから日本の建築教育ってやっぱりある程度評価軸があって、課題ごとにAとかBとかついて成績になるんだけど、ロンドンはそういうのが本当にない。
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ロンドンってどんなやつですか?授業とか先生とか学生とか。
もうめちゃくちゃなんだよ。校長先生がピーター・クックっていう建築界のビートルズとかって呼ばれてるアンビルトの人なのね。
入学式のとき、本人も書いてるけど、入学式のとき部屋が真っ暗になって、スライドでピラミッドとかパンテオンとか、そういうのがブワーって2001年うちの旅のBGMで始まって。
超かっけーと思ったら、スポットライトが後ろにバーンっていって、そこにピンク色のシャツ着たピーター校長が立ってて、ファーカっていって、
建築なんかクソ暗いなーみたいな感じで入学式が始まるわけ。超ファンキーなわけ。
でもそれ影響を受けてありますよね。
どっかで受けてるかもしれない。
僕、前プレゼン聞いたじゃないですか、あのときに。
あのときに、舞台セットの感じとかって、そんな感覚に僕思えたんで。
多分全部、ちょっと紐解いていくと、この早稲田の1位を取りに行ったところがここになってて、
今やってる、本当にちょっと言い方変ですけど、もう手でちっちゃいの劇場を作っているというのをやってあるじゃないですか。
そういうのって、なんか全部ルーツあるんですね。
そうかもね。でもね、ロンドンだと、要するにみんな、国もバラバラだし、趣味もバラバラだから、
誰よりも誰がいい成績とか優秀とかっていうのは全くないわけ。気にならないわけ。違いすぎて。
あーなるほど。比べれない。
そうそう。うちの学年の卒業のショーを取った人がいるんだけど、彼の作品が、大気圏で自動で散髪するヘルメットっていう。それが1位なのよ。
建築学部ですね。
建築で。
プロダクトとかじゃなくて、建築学部ですよね。
そうなっちゃうと、もうどうでもいいじゃん。
そのときにちなみに何作ったんですか。
いや真面目に結構ゴミ処理場とか作った。だっさいのね。
日本人ですね。
日本人ね。
語学はいけたんですか。
笑顔。
あーなるほど。得意なコミュニケーション。
建築学部は図面と外の書いて、ニコニコするっていう。
何年行ってたんですか。
3年ぐらい。
結構行ってるんですね。今英語は多少いけるってことですかね。
大島さんにも聞いてたでしょ。
大島さんにも聞いてましたね。
聞いてましたね。
多少いけない。
で戻ってきて、結局早稲田で。
一応早稲田休学してきたんだけど。戻ったんだけど、戻ると切磋琢磨というか、足を引っ張り合った同級生がみんな卒業していないし、年も食ってるし、いい意味で異物扱いされて。
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それがすごい楽だったね。
ちょっと休憩期間を置いてリフレッシュして、もう少しじゃあちょっとやろうかなっていう。
僕建築学部でそういうのしてないんで全然イメージつかないんですけど、結構ほんなら厳しいは厳しいかったってことですね。
特に早稲田はもう本当にそれがいいかどうかわかんないけど、もう生き残りゲーム、イカゲームみたいな。
ところがでもそのおかげでね、このショーの撮るっていう、多分これ来週聞かせてもらいたいところですけど、このちょっと順番で行くと早稲田出て、そっから。
そっからその大学の指導教員である古谷さんっていう建築家がいて、そこの研究室に入って。
そこで大学院卒業する直前に古谷さんの事務所で長野の知之市民館っていう建物の。
市民館。
知之市民館って劇場とか図書館とか美術館がある建物のコンペをやるっていうので、卒業直前だし進路も全然決まってなくて、
記念になんかじゃあ手伝おうかなと思って、一番下っ端で学生の手伝いで、ちょこちょこっと。
その時手書きですか。
CADですね、ギリギリでもないかなCAD。
狭間ぐらいですね。
それが運良く勝っちゃったのね、古谷さんもキャリアの中でコンペ。
それでじゃあ残ってやりますかみたいな感じになって。
設計事務所にそのまま。
そのまま古谷さんの事務所に入って知之市民館っていうのを担当させてもらって、5年半ぐらい勤めて。
5年間それだけを。
だけ。
設計で2年、現場常駐で2年。
観光する、竣工まで全部やるんですか。
工事現場に、長野に引っ越して、毎日工事現場のプレハブ小屋に通って、わからない、怒られながら、現場の職人さんとか先輩とかに怒られながら。
図面書いて。
施工図をチェックしたりとかして、完成して半年ぐらいまで。
設計管理の立ち位置で現場に行ったんですか。
そうそう、まさに設計管理。
それが30までかな。
それ一軒っていうことってすごいですね。そんなもんなんですか。
でもそれは運だよね。
だからその同じぐらいのキャリアの人でも、例えば住宅を20軒やってる人もいるし、僕みたいに40億円のホールを1軒しかやってない人もいるし。
それはそこで学ぶ内容も出会う人も全然違うじゃない。
自分の能力と関係なく。
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だからそれもある種の運命みたいな。
40億の設計って全くイメージつかないですし、図面の量ってどんなんなんですか。
新築?
新築のホールと図書館と美術館。
EQの課題で出てきそうなやつですよね、なんとなく。
うん、そうだね。
そういうことですよね。
ほら音響のさ、いろんな難しいのがあったり、美術のいろんな証明とかもあるし、図書館のいろんなそういう書館の話とかもあるし、関わる人もいっぱいいるから。
全然全くイメージできなかったですね。そんなんをやってた。
やってましたね。
それ言うたらそのままいったら結構そっちのいわゆる本ちゃんの子のほうにずっとそのままずっと進んでいったっていうことですよね。
そうそう。で、やっぱり現場常駐までして。
30歳って何年くらいですか。
29歳かな。
2000何年の話ですか。
えっとね。
30歳。
えっと、90。
90。
2004年。
2004年。
2004年。
2004年。
春孝かな。
春孝したあと数年あるんですよね、独立するまで。
でもね、それはね、市民館のアフターフォローとかもあって、2007年っていうのは会社化したタイミングなので、実際はもうその後すぐ辞めてるのね。
春孝してもう自分で独立されて。
そうそう、半年くらいアフターフォローしながらとか。
それ何をやりだしあったんですか。独立。
要は現場常駐までしてそういう大きい建物ができると地元の人たちとかも仲良くなるじゃない。
そうすると、いや、なんだかんだ言って古屋さんよりも三浦くんが最前線で頑張ってたのよねとか、すごいわね。
これもう三浦くんの作品って言っちゃいなさいよみたいな感じで踊ってられるわけ。
で、僕がアホだから、そういう風に踊ってられると、そうっすか?みたいな感じで。
いけちゃおう。
いけちゃう、いけるんちゃうみたいな。
で、無知に自分の名前なんか全然出ないんだけど、その建物も学会賞とか取って。
で、もう有名になってすごい評価されると、なんかますます花が。
三浦は出てないんですか?
全く出てない。
その先生。
もちろんもちろん、とかその先生の事務所なすかっていう。
実際はアウトラインぐらいはもちろん書いてあるんですよね、こっちの方向で行くとか。
てかひたすら僕らが案を作って古屋さんが選んでいくみたいな。
なるほど、なるほど、なるほど。
でもそれで、だから勘違いしちゃったわけよ、僕は。
それで。
なるほど、なるほど、勘違い。
一級建築士の資格もないし、もちろんお金もないし、何の戦略もなくて、でもこんな建物やったし。
いけるやろうと。
いけるやろうと。
学歴も有名な事務所もある。
トップらしいね。
今ちょっと嫌なやつになってるけど。
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だからこれでいけなかったら嘘だろうみたいな、超嫌なやつで世間知らずのまま独立した30歳。
独立したのどっちで独立したんですか。
東京で。
自分一の実家で。
実家の一室で。
病院の。
病院兼自宅の一室で、スターパイロットと名乗ってみた。
それが今のルーツのスター。
スタートラインはどうやったんですか。
いや、それがもう。
何も来ないですよね。
何も来ないのよ。
びっくりするぐらい来ない。
でも今思えば当たり前ですよ。
当たり前なの、そうなの。
それが気づかなかった。
もう鼻裸しいですよね、てんぐちゃんも鼻裸しいですね。
あれ電話来なかった今日もみたいな。
俺があれ作ったのに。
そこで気づいたんですね。
でも気づいても、要するに古谷さんも大学の先生だったから、どうやって仕事を取るとかっていうのはないわけよ。
プロフェッサーアーキテクトだから、生活に困らないし、学生のあれは使えるし、コンペとかたまに出してもらって、研究費もあるし。
だから何にもそういうあれを習わずに、なんとかなるだろみたいな感じで独立したら、
結果的に5,6年、暗黒の時代で。
その時何してたんですか。
その時に友達の会社の名刺をデザインして、5万円もらったりとか。
あと知らない友達の友達みたいな人の家具を一緒に選んであげて、
鍵屋さん回って車でこうして選んでもらって、5万円もらったりとか。
それやってよかったですよね。
その頃に今の奥さんに拾ってもらって、フォトグラファーなんですけど。
あんた一人ぐらいなら養ってあげるわよって言われて、ありがとうございます。
甘えん坊発揮ですね。
調皮も理論ってやつですね。
その暗黒から、多分どこでリノベになるのかがちょっとまだ見えてこないんですけど。
いい質問ですね。
それでうちの奥さんがフォトグラファー個人事業主で2人で結婚するじゃない。
2人とも実家暮らしだったので、どっかお家探そうって風になるんだけど。
そうすると、その当時リノベーションってまだなくて、
デザイナーズマンションみたいなのが結構おしゃれな人が住むみたいな感じ。
でもデザイナーズマンション高くて借りれなくて。
試しに銀行に住宅ローみたいなの借りれるかなと思ったら速攻断られて。
当たり前なんだけどね。
それも知らないわけ。断られるかどうかもわかんない。
そしたら、僕の小中、そのなじみの友達で鴨下くんっていうのがいるんだけど。
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鴨ちゃん。
鴨ちゃんが、お父さんが東京の池袋とかの地主さんで。
僕と鴨ちゃんはずっと麻雀とかして高校の頃遊んで過ごしたけど、
親父の仕事とかっていうのをたまに聞いてて。
その時に鴨のことを思い出して、鴨パパに甘えたわけ。
得意の。
もうなんか、もう本当に自己物件でもお化け屋敷でもいいから、
もう絶対他の人が借りれないけど、なんか安い物件ないって聞いたら、あったのよ。
なるほど、そっから。
で、それが一軒家の超ボロボロの、今でいう文化住宅。
長屋なんだけど、2階建ての木造で、こういう幅2メートルぐらいの死道の突き当たりにあって、
一人暮らしの身寄りのないおばあちゃんが、15年前ぐらいにその家で倒れて、
そのまま救急車で運ばれて亡くなっちゃって、
で、それから全くその倒れた状態から誰も片付けずに、
猫とか風呂汽車とかが入ってこないようにガラスを木で、漫画みたいにぶちつけてるような状態で、
で、そこだったら、5年ぐらいだったら、3年ぐらいだったら、
ただで使っていいよって、むしろ住んでくれって、無双だからって言われて、
物件見る前に、やる、やるって言って、で、その現場に窓を割って入って、
もうおばあちゃんのこたつの上の湯呑みから、その片付けるところから火災道具一式を全部お払いしながらやって、
で、もうゴミとかを一生懸命一人で分別して。
それを片付けたのがリノベの始まりってことですか。
そう。で、ある程度片付いて、お化け屋敷がちょっと汚いお家ぐらいになったところで、
そのフィアンスを連れてきて、ここに住むことに決めたって言ったら、相当やっぱり惹かれましたけどね。
フォトグラファーですからね。
なるほど。それがそうしたら、40億をやった後、建築やった1件目ぐらいの感じですか。
そうなんですよ。
その格差エグいですね。
いや、僕がよくアシュラ団釈の法則って呼ぶんですけど、設計事務所として壺100万ぐらいの仕事をしてるのに、実際その壺100万ぐらいの、終わり?
終わりですね。
まじで?またこの展開?
たどり着け、深度2センチぐらいですよ。
大島さんの聞いてて短いなと思ったけど。
アシュラ。
アシュラの話は来週。
でもリノベには踏み込めたか。
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そうですね。
思いのほかもっと大きいのばっかりやってからリノベかと思ったら、リノベ結構早かったんですね。
もう逆。
振り切った感じですね。
逆の世界に独立して、もう奈落に落とされたわけね。
なるほどね。この話はちょっと来週聞きましょうか。
来週ぜひお聞かせいただきたいなと思います。
番組へのリクエスト・質問・感想など皆様からのメールもお待ちしております。
メールアドレスはrenovationtime.jp
またスマホアプリFMプラプラからもメッセージが送れます。
日の目の時間ツイッターからもお気軽にコメントDMなどぜひぜひお待ちしております。
コメントをいただけると僕とかできるんでね。
うれしいですね。
ぜひぜひよろしくお願いします。
あれですね。聞き逃した場合のアーカイブですね。
そうですね。アーカイブも毎週月曜日6時にYouTubeとスタンドFMで配信してますので、そちらもぜひチェックしてください。
ありがとうございます。
こんな感じで一瞬でリノベのりぐらいは書けたんですかね。
来週はそうですね。僕はこの大学で生かされたこの賞にとっていくところみたいな多分黄金時代だと思うんですけど、ここの話は聞きたいですけどね。
あとはアシュラの法則。
アシュラ断釈。
アシュラ断釈の法則。ぜひそれを聞かせてくださいというところで、来週も引き続きでやっていけたらなというふうに思っております。
楽しくしゃべりました。
ということでまた来週よろしくお願いします。
ありがとうございます。
28:37

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