静かな退職の存在
コーチングとは、自分だけの幸せ、自分だけの答えを共に探す旅。
あなたの自己実現をサポートする専門家、プロコーチ、エグゼクティブコーチの美奈部りんです。
今日は3月26日の水曜日です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、静かな退職、クワイエットクイッティングという言葉、聞いたことあるでしょうか。
私、実はこの言葉自体は、アメリカでキャリアコーチの方が2022年、3年ほど前にTikTokで確か提唱して流行したという言葉なんですが、
それが日本ではそんなに、ちょっと遅れて、最近静かな退職という働き方という本が、日本人による本が出たりして、
もちろんクワイエットクイッティングの方も日本語訳して本出てるんですけど、最近出てきたのかなと思っています。
なので、その静かな退職ということを、最近言葉を知った。
その定義だったり、今なぜ増えているのか、自分も当てはまるんじゃないかということをまさしく思っていまして、その話をしたいなと思っています。
はい、あと冒頭にお知らせなんですが、コラボライブを明日、3月27日の木曜日、夜の9時から9時半にする予定です。
ライブのチャンネルは、伊藤優子さんというご存知の方もいらっしゃると思いますが、コーチングをされていたり、あとは4月からENという伊藤優子さんを主催の新しいコミュニティも立ち上げるということで、
私はそれのシーズン1、直近半年くらいですかね、やっていた勉強会のコミュニティがまたあったんですけど、それが3月で終わり、4月から新たなシーズン2ということで、
そのシーズン1に参加していったものとして、コミュニティのお話をさせていただく予定です。
もしよければ、明日3月27日、木曜日の夜9時に伊藤優子さんのチャンネルに来ていただけると嬉しいです。
それでは本題の静かな退職。
まずこれ、私、この言葉を知ったのは、日経新聞に今週3月21日に載っている、概要欄にリンクを貼っておくので、見たい方は見ていただければと思いますが、そこに静かな退職。
静かな退職。40から44歳が最多5.6%。全社員の2倍に。っていう日経のニュースから知りましたっていうところで、私その時にそれを見て、静かな退職って、びっくり。静かに退職していく人?
退職?静かに退職しないパターンで何?ってあるんですけど、突然辞める、何の前兆もなく辞めるっていうこと?静かに退職していく人、あの人を辞めるんだみたいな。みんな驚かせるような退職の仕方のことかなと思ったら、
そうではなく、実際には退職せず、今の会社で働きながらも必要最低限の仕事をしながら働き続けるっていう働き方のスタイルを静かな退職、クワイヤットクイッティングというふうに呼ぶということです。
皆さん知ってましたか?退職じゃないじゃんっていうのはちょっと思うんですけど、退職してるかのように静かに、でも退職はしてないっていうことですね。
で、かつ40代前半、アラフォーが他の世代の2倍の多さです。数も増えてきてますっていうニュースなんですけど、パーセント見たらこの40代のところって5.6%で、他の世代の2倍って言っても、他の30代とかが2.2倍とかで、
40代が5.6倍だったら、そんなビビったる誤差みたいなもんじゃんってちょっと思ったりもしたんですけど、逆にその意味を知ると、この定義なんです。定義が、この書籍によると、
アマゾンのリンクも貼っておきますが、静かな退職という働き方という本に書かれている定義。言われた仕事はやるが、会社への過剰な奉仕はしたくない。2つ目、社内の面倒くさい付き合いは可能な限り断る。
3つ目、上司や顧客の不合理な要望は受け入れない。4つ目、残業は最小限に留め、有給休暇もしっかりとる。この4つが、静かな退職状態だっていうふうに書かれているんですが、これってそんな5%とかのレベルじゃないんじゃないかって思って。
ニュースサイトの下の方には、別の調査によると、40代が36%、50代も30%、中高年に多い傾向にあるよねっていう調査もあったりするので、30%代ってもっといるんじゃないのって思ったんですよね。
逆に、私もそうじゃないの?4つのさっきの条件のうち3つぐらい私当てはまってるじゃんって思って。でも、いや普通じゃないのって皆さん思いませんか?どうだろう。私普通じゃんって思っちゃったんですけど。
会社への過剰な奉仕したくないですよね。面倒くさい付き合いは断るけど、私は基本それだけは付き合いを面倒くさいと思ってなくて、私は基本的に会社の人と結構仲良く、友達じゃないですけど、
業務時間外にご飯に行ったりとかランチに行って、業務外の時間に業務のことをザックバラに話すみたいな、みんな仕事についてどう考えてるのかキャリア感とか聞くの好きだから、付き合いっていうか趣味。楽しく付き合いに行ってるっていう感じ。
これは当てはまらない。3つ目、上司。今ちょっとスクライアントワークじゃないので上司。上司からの不合理な要望、普通受け入れないでしょ。
上司、残業最小限にとどめ有給休暇。残業も本当最小限にしたいし、私の必要以上に仕事をしない、かつ自分の守備範囲の仕事、役割、組織の中の自分の役割、ミッションはちゃんと果たして成果を出しつつ、
別に隣のチームの人の仕事まで強力、よっぽど余力があればですけど、基本的には自分の役割の範囲の仕事をして、そうじゃない、全然違うこととか不合理な要望とかこれもやってみたいな言われたら、いやそれうちのチームじゃないでしょみたいな。
それはどっちかというとこっちの話ですよねみたいな。極力、もちろん合理的な納得する話だった仕事だったら、それはやる必要あるよねって思う仕事はちゃんとやるし、優先順位つけて、これやるんだったらこっちはちょっと後にするみたいな。調整は一つも、やる必要があることはやるし、やる必要ないっていうか、私の仕事じゃないよねっていうものは基本やらないみたいな感じだから。
私まさに静かな退職の働き方してる人なんじゃないのって思っちゃいました。皆さんどうでしょう。
この本の概要欄を読むと、そんな社員に対して旧来の働き方に慣れたミドルは、納得がいかず亀裂が増えると言われている。会社のエンゲージメントが下がれば生産性が下がり、会社としての目標数値の達成もおぼつかなくなるから当然である。
そういう静かな退職が生まれた社会の構造変化を解説するとともに、管理職、企業側はどのように対処すればいいのかを述べる。
と書いてあるんですけど、管理職の私が静かな退職してるんですけどっていう。だからちょっと私驚きました。
でもそれって上に書いてる通り、エンゲージメントが低いわけじゃなく、私は会社と会社の組織に貢献はしたいし、自分の成果も出したいし、自分の価値強みをちゃんと会社でも発揮して、メンバーもマネジメントしながらやっていきたい。
意識のギャップ
けど、不合理な要望とかは受け入れたくないし、ただプライベートとか、勤務時間以外の時間は家族の時間、自分の時間、自分のやりたいことに使ったりとかもしたいし、有給休暇もちゃんと使いたいしっていう。
なんか、なんだろう、全然おかしくないって思ったっていうのが今日の話でした。
で、かつその日経の記事では、静かな退職の実践者とその上司の認識が異なるっていうデータも載っていて、その静かな退職の実践者はそのことが職場に影響はないって思ってる人が40%ぐらいがいるっていうことで。
で、でも上司の方は影響がない、だから影響がないって思ってる人が大半、9割以上はそれは影響あるって思ってる。
でも実践者は半分ぐらいの人が影響はないって思ってるっていう、そのギャップがあるっていう数値とかも載っていました。
あと余談なんですけど、私この静かな退職の、今日話したみたいな話を夕飯の時に夫とか子どもたちと話して、これもしかしたらアメリカでは2、3年前に流行ったから今年2025年、日本でもこの静かな退職っていう言葉が、もしくはクワイエットクイッティング、QQがブームになって流行語大賞とかになるかなみたいな話をしたんですけど。
夫は絶対ないやろって言われました。日常的にこの静かな退職っていう言葉を使うシーンがないやろっていうことで言われたんですけど、もしかしたらこのね、静かな退職っていう言葉、結構キャッチーなのでブームが来るんじゃないかって個人的には思ってたりします。
皆さんも何か感想とかあればコメントいただけると嬉しいです。ではまたバイバイ。