00:05
強みを生かして人生を楽しむラジオ。この放送は、プロコーチを目指して活動中の現役会社員である私、
美奈部りんが、日々感じたことや学んだことを言語化してシェアするチャンネルです。 皆さんこんにちは。今日は初めてですかね、コーチングについて話してみたいと思います。
少しでもコーチングに興味を持っている方の参考になれば幸いです。 まず、コーチングとは何かという定義については、相手の可能性を引き出しながら、相手が自分で考え、前進することを促す
コミュニケーション手法のことを指しています。 たぶんウェブで調べるとコーチングの定義がいろいろ載っているかと思いますが、だいたいこのような感じですね。
ウィキペディアとかであれば、クライアントの成長や変化を促し、相手の潜在能力に働きかけ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発の手法と定義されていたり、
いくつか微妙に違う定義はありますが、おおむね一般的に知られている定義としては今言った内容かと思います。 おそらくそのコーチングセッションのサンプルと言いますか、やっている例を1個見ると、これがコーチングなのかってわかりやすいと思うので、もしあれば聞いてみていただければなと思います。
コーチングと似ているようで違うものと対比するとわかりやすいかと思いますが、まずティーチングとコンサルティングの2つと比較したいと思います。
ティーチングは教える、コーチングは教えない、コンサルティングは助言する、コーチングは助言しない、
というふうに違いがあります。
同じクライアントと対話するときに、コーチングをしているときとコンサルティングをしているときで、おそらくやることとか会話の内容は変わってくると思うんですが、
コーチングしているときはコーチングしているというところを意識してコミュニケーションする必要があります。
具体的に例があるとわかりやすいかなと思って考えてみたんですが、例えば自転車を乗れるようになりたいというクライアントに対してティーチング、コンサルティング、コーチングの違いを表現してみると、
ティーチングは、自転車が今これから乗れるようになりたいけど、今は乗れていないというふうに仮定すると、乗り方について一般的にこういうふうにこういうふうな漕ぎ方をして、こういうふうな体の使い方をすると乗れるようになりますよという、その人に特化した内容というよりは、一般論としてハウツーの知識を教えるということがティーチングです。
03:27
コーチングではそういったことはしません。
コーチっていう意味でビジネスとかエグゼクティブ向けのビジネスコーチというよりは、スポーツとかある技能を習得するための水泳のコーチとか、先生みたいな意味でのコーチを指す場合はそのやり方も教える場合もありますが、
今回私が言っているのは、そういうスポーツとかのコーチではなく、ビジネス上のコーチという意味でいう場合に教えないというふうになります。
コンサルティングはどうかなと思ったとき、私実際今ITのコンサルタントなので、それを自転車に例えると、
クライアントの状況が例えば、今も乗れている場合と乗れていなくて、そのハウツーは知っているけど、それでやってみたけどこういうところにつまずいているみたいな形で乗れていない場合もいろいろあると思うんですが、
コンサルティングはアドバイス、助言をするので、今どういう課題にぶち当たっているのか、どこがクライアントにとって課題になっているのかを自分で見極めて、それに対してどういうアプローチをすればその人がその課題を解決できるのか。
例えば、どこかつまずいているところがあれば、そこはもう少しこういうふうにすれば、そこのつまずきを解消できるとか、もっと早く漕げるようになりたいであれば、他の事例で言えば、こういうふうにやったら早く漕げるようになった事例がありますとか、
そういういろいろ、他の事例だったりケースを広く知っていたり、それに対する専門知識があって、そこのナレッジを踏まえて、その人がどういうふうなアプローチをしたらうまくいきそうかというのをアドバイスするというのがコンサルティングですね。
コーチングはというと、そもそも自転車を乗れるようになりたいという目標自体についても、本当にそれがやりたいことなのか、やるべきと思い込んでいることと、本当にやりたいと思っていることって違う場合もあったりすると思います。
正解はないものについて、いろんな可能性がある中で、本人が本当に望むことの最低限からして、それに対してどういうふうなアプローチをしたらいいのか、正解がないことについて、本人にとって何が一番正解なのかを本人が考えて自発的に行動することを促す。
06:27
こういうようなアプローチをするのがコーチングです。
なので、コーチングはティーチングと違って教えない、コンサルティングと違ってアドバイスや助言をしない、相手の可能性を信じて引き出しながら、相手が自分で考えて前進することを促すコミュニケーションをコーチングと呼んでいます。
以上、本日はコーチングとは、あとはティーチング、コンサルティングとの違いについてお話しいたしました。
以上、最後までお聞きいただきありがとうございました。
