「学生時代には見えていなかった景色があります。」
お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。
今回はトマトが、逆にこのタイミングで社会人1年目を振り返ろうという回です。働くということの意味、人生の目的、学生のときには考えてなかった感覚を思い出しました。やっぱり人生への寄与度が大きいので、労働は計画的に。ぜひお楽しみに!
社会人6〜7年目。後輩もできた。仕事もある程度まわせるようになった。
そのタイミングだからこそ、1年目を振り返ると見えてくるものがある。
社会人1年目の4月、仕事の難易度は高くないはずなのに、なぜかやたら疲れた——正体は「環境変化疲れ」だったかもしれない。毎日同じ時間に知らない場所に行き、知らない人に囲まれる生活。高校生の頃は平気だったことが、大学数年間を経ると突然しんどくなる。
そしてゴールデンウィーク頃が一番きつい。友達とも呼べない同期、どこまで踏み込んでいいか分からない先輩。「あ、これが40年続くのか」と絶望した人も、きっと多いはず。
学生時代と決定的に違うのは、人間関係の構造です。
学生は同世代との競争。でも職場は仲間でもあり、評価される相手でもある。しかも1年目は「ギブができない」という根本的な非対称性がある。教わるばかりで、まだ何も返せない——そのもどかしさは、仕事で関係を築こうとするほど強くなる。
2人が出した答えは「まず近しい1〜2年上の先輩と関係をつくること」。仕事上の接点を作り、同じプロジェクトで汗をかく。ちょっと冗談を言えるくらいの関係になれると、仕事は一気に楽になる。
キャリアの話にも踏み込みます。
研究開発職が一生の仕事になるとは限らない。メーカーR&Dからコンサルへのキャリアチェンジは可能だが、逆はほぼ不可能。だからこそ「新卒でいきなりコンサル」より、まず現場を知ることに意味がある。現場を知らずに工学や経営を語る危うさは、同じ業界にいれば一発で見透かされる——これは社会人6年目の実感です。
27〜28歳まで大学しか知らないのは、正直リスクがある。
今年入社したばかりの人へ、先輩2人からのエール。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。
🌏 For our international listeners:
Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.
Six or seven years into working life, Tomato and Kurage look back at year one — and what they see surprises even them.
The exhaustion of that first April had nothing to do with workload. It was pure environmental shock: the same desk, the same commute, the same strangers, every day. Something that felt effortless in high school suddenly hits different after years of university freedom. And Golden Week — right around the corner — is peak despair. "Oh. This is forty years of my life."
The relationship dynamics are just as disorienting. In school, you compete with peers your own age. At work, your colleagues are simultaneously teammates and evaluators. And as a first-year, you can't give anything back — you can only take. That asymmetry is genuinely uncomfortable.
Their practical advice: build relationships with people just one or two years ahead of you. Get on a shared project. Earn your place through the work itself.
On careers: don't rush into consulting fresh out of university. Going from R&D to consulting is doable. The reverse is nearly impossible. Know the factory floor before you try to optimize it.
A grounded, honest episode for anyone in the early years of their working life.
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サマリー
社会人一年目を迎えたばかりのリスナーに向けて、学生時代との違いや働くことの意味について語る回。環境の変化による疲れや、学生時代の同世代との競争とは異なる社会人の人間関係の難しさ、そしてキャリア形成における多様な選択肢について、自身の経験を交えながら具体的に解説する。特に、現場を知ることの重要性や、やりたいことよりもやりたくないことを見つけることの価値を強調し、リスナーの今後のキャリアを応援する。