勉強の方法の個人差
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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか?
そんない理科の時間B、第518回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
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かおりです。
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よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
編集が大変なので、音量は同じぐらいがいいと思います。
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いやでも、ちょっとなんか、いつもと雰囲気変えたいななんて、
気合い入ってるぞって。
直前に思いついてしまって。
でも、どうしていいかわからないから、とりあえず大きな声出してみた。
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今日はですね、勉強の仕方と説明の仕方の話をするんですけど、
最終的に理科っぽくなるかわからないまま話が進みます。
というのも、過剰書きにしかタイトルとか話すこと書いてないんで。
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それいつもでしょ?
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そうなんですけどね。
そんな感じで進めていくんですが、
まさとさんは今日もお休みです。
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はい。お仕事頑張ってください。
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でですね、ちょっと前にツイッターで、ツイッターというか、
つぎゃったっていうやつで、
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まとめね、まとめサイトね。
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まとめのやつで、スタバかな?
要は喫茶店みたいなとこで、ノートにラインマーカーを引いて、
っていうノートを使ってお勉強してる人が、
横の大学生らしきカップルだったか何かが、
バカにしたような口調で、
ラインマーカーで勉強するなんてやつは、
あんなの役に立たないよな、どうせ後から見ないんだし、
って言ったっていうのがまとめられてたんですけど、
要するに、学校の勉強とか復習とか、
ノードを取るとかって、人によってバラバラじゃないですか。
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そもそもノードを取らない人もいるからね。
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どうやってお勉強したの?っていう話と、
あとは、その後どう説明するかって話を今日はしていこうと思ってるんですけど、
ノートをきれいに書く
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かおりさんは、小学校はずいぶん前なんですけど、
中学生とか高校生の頃、
お勉強というか、学校とね、
自宅というか復習するとかテスト勉強するとか、
そういうときに、どんな感じでやってたかって、
ラインマーカー使うとか、色ペン使うとか、
ノートをきちきちに書くとか、ノート取らないとか、
どんな感じでした?
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私はノートすごい書くのがすごい好きだった。
特に、嫌いな教科は全然だけど、
とりあえず、
ノートを書くということ、
ノートをきれいに書くということが好きだったから、
きれいに書けると、嫌いな教科も好きになるというか、
ノートを取ることが目的になってた。
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先生が黒板に書くよりも、
きれいにまとめてやるぐらいの勢いで。
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比較的、うちの中高一環だったんだけど、
授業とか、多分すごくみんな、
版書とかもまとまってたんじゃないかなと思う。
そうなのね。
だけど、それをノートに移すときに、
今、勉強がはかどるノートみたいな感じで、
普通の形線なんだけど、
等間隔にドットが打ってあるノートとかあるの知ってます?
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あります。
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そうすると、いろんなものが。
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頭が描き出しのところが。
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ああいうのを、当然当時はドットが付いてるものはなかったので、
ただ、ああいう位置をすごく気にしていて、
例えば、一つの単元だとすると、
大きな台、
今日は、例えば歴史だったとしたら、
鎌倉時代っていう大きな台があって、
一つは政治の流れっていうのがあって、
あとは文化の流れっていうのがあって、
そういういくつかの副題があるじゃないですか。
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っていうときに、
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一つのテーマカラーっていうのを、
その教科によって決めていて、
テーマカラーには3本の色ペンを使うんですよ。
濃い色と、濃いっていうか、ビビットカラー系かな。
赤だったら赤、青だったら青。
失礼ね。
それが1本と、
次のは、ちょっと色が薄いというか淡いというか、
色味がちょっと弱くなったものだとは、
例えば青系だったら水色、最終的にはね。
赤系だったらピンクとか、いわゆる淡い色っていう3本のやつを使って、
主題のところは濃い色、副題のところは真ん中の色、
メインのところは普通に鉛筆で書くんだけど、
その中のポイントのところは、
鉛筆で書いたり、その下にラインを引いたり、
もしくは一番薄い色で書いたりとか、
色によって見やすい、見にくいっていうのもあるので、
いろいろちょっと書いたりはするんだけど、
ただテーマカラーにつき3本のペンを使ってっていうのはやっていて、
たくさんのペンを持ってた。
で、ノートをきれいに書くということが目的で、
ノートをきれいに書いてた。
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で、後からそのノートは見直すの?テスト勉強のときとか。
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テスト勉強のときは当然見直す。
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で、もう一回書いたりするの?
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えーっとね。
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さっきのほら。
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ちょっとはっきり覚えてないんだけど。
ノートを取らない理由
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隣の人がどうせ見直さないんだからとか、
ラインマーカー引いたからって覚えられるわけじゃねえみたいな話とか、
全部にラインマーカー引いても意味がねえよみたいな話がある一方で、
ほら。
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例えば、授業とかで、
版書を全部書いてくれる先生と、
版書は箇条書きで、
口でいろいろ説明してくれる先生っていうのがいるわけよね。
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はいはい、そうですね。
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で、特に校舎の場合には、
ばーっと話をしてしまうから、
それをきれいにノートに書き写すのが難しかったりするわけよ。
で、キーワードだけ書いたりとか、
あとそうだな、
助手を抜いた単語だけ?
今日公園遊ぶとか、
昨日滑り台滑ったとか、
そういう形で書いておいて、
なんとなく流れが分かれば助手は後で入れられるし、
っていう形で、
後できれいに清書するようにノートを取ってたものもあったんですよね。
で、それを試験1ヶ月ぐらい前ではきれいに書き直した。
前日になったらそのままね、
それを読んでただけだけど。
っていう形で、
結局、あとは精神的余裕があるときは、
自分で赤ペンでやって、
色を赤い下地着で消すとか、
そういうのあるじゃないですか。
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緑で塗った赤で消すみたいなやつとかありますよね。
目隠し系。
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そう、ああいうやつで作り直したりとかは、
中学高校ではやってた。
大学のときは、
鑑ぺを作る感じで、
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重要点メモというか。
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そうそう、
っていうのだけ、
すごい小さなものに、
ぶわーっとまとめたりっていうのはやってた。
でも、実際にはその鑑ぺ見る云々の前に、
まとめた時点で覚えるなと。
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結局はね、
自分で書いて重要点を復習しながら、
手にも覚えさせるっていう雰囲気ね。
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私は書くのが好きなので、
まとめて書くのが好きなんだけど、
そうすると自然に覚えてるっていうか、
少なくとも、
どこが重要っていう風に自分で思ったってことは、
やっぱりそれなりに考えてるから、
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なので、
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勉強にはなってたかなっていうような、
勉強でしたね。
今でもだからすごい、
私は生物が好きだったんで、
生物のノートは超力入れてるんですけど、
そのノート今でも取ってあるもの。
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おお、素晴らしい。
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捨てられないねとか。
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私はノート取らない子だったんですよ。
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取らない子だったんですね。
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昔というか、
以前も話したかもしれないんですけど、
小学校3年生の時に、
ランドセルの中にノートが1冊しかないということが発覚しまして。
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発覚しまして。
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親が呼ばれて、
書く教科にノート買ってあげてくださいって言われたっていう。
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それは親の責任にされたってこと?
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小学校3年生だからね。
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なぜ捨ててきちゃうわけ?
ノート取らない子だったから。
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取らなくても一番初めにはノート用意するじゃないですか。
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でもノート取らないから。
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持ち運ばなくなってそのうち紛失するって感じ?
だから3年生以降は書く教科でノートちゃんとあるんだけど、
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1年で1冊終わんないんですよね。
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なるほど。
今から思うと、
先生の言うことをしっかり聞いてるとノートが取れなかったんじゃないかと思うんだよね。
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聞くことに集中していて、
聞くと書くが一緒にできなかったってことね。
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そうそうそうそう。
結構ね、いろんな勉強法あるなと思って、
人によって違うなって思っていて。
これがね、話題1。
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はい、話題1、終わり。
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で、もう1個の話題が、
ちょっと前にポッドキャストオアシスっていうイベントが
代々木公園でありまして、
他のポッドキャスト配信者の方とお話することがあって、
私、理科の番組話してるんですよっていう話をしたら、
理科ってネタつきないですかって言われたんですね。
で、え、なんでですかって言ったら、
だって教科書だって去年と今年で変わるわけじゃなし、
端っこからやってったら500巻もやればネタつきるんじゃないんですかって言われて、
2つあって、1つは、
2年ぐらいして同じこと言ってもみんなわかんないんで話してますよっていうのが1つと、
っていうのもそうなんですけど、
教科書に載ってることを話すだけじゃなくて、
その背景とか考え方とか、
あとはそれによって何が起こるかみたいなことをたくさん話すことあるんですよっていう話とか、
教科書は一番重要なところがね、ギューってしてあるけれども、
本当だったらこんなことも先生は話したいんだよみたいなことがたくさんあるわけじゃないですか。
そういうのをやってるとたくさん話すことありますよっていう話をして、
一方で、だから私がびっくりしたのは、
教科書を読めば理解っぽいことは全部網羅できてるって思ってる人がいるんだっていうのに逆にびっくりして。
よくこの番組だと、
小読みの話をすることがあるじゃないですか。
で、カレンダーは少し調べても、
1年が365日で、4年に1ぺん売る年があって、
100年に1ぺん売る年のはずだけど売る年じゃない、
年があってみたいな話とかは書いてあるけど、
いざなんでここが1月1日かみたいな話と、
勉強するとは何か
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昔と今とカレンダーは同じなのかとか、他の国とカレンダーは同じなのかっていうだけでも調べることはたくさんあって、
私、よくよく考えたらこれもともとは天文観測だよなっていうところで理科とつながったりするんですけどね。
そんなこともあって、
この番組はウェブ検索をして出てくるものを、
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順番に読んでるだけじゃないっていうのがポイントなんじゃないかと思っていて、
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っていうのが話題の2番ね。
こんなことを踏まえて本編の方に行ってみたいと思います。
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じゃあ本編どうぞ。
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今日はね、固い感じになっちゃってるんですけど、
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固いんですか?
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勉強するってどういうことなんだろうなって思っていて、
鎌倉幕府みたいな話があるじゃないですか。
昔は1192みたいなね。
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いい国つくろう、鎌倉幕府ですね。
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そうそう、今の違うでしょ?
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1982じゃなくて、
どのタイミングを幕府が決めるかっていう定義っていうのかな?
それの違いで早まったっていうけどね。
例えば今年からいきなり、
今日からいきなり鎌倉ですっていうわけではなく、
だんだんと制度が整っていったから結局幅があって。
知識を覚えることと理解することの違い
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何をもって時代を変えたかっていう。
年代って言い方をすると、ここにしよう的なね。
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日本はあれなんだよね。
実験を握ってる人がどこに住んでるかで、
時代の名前にするっていう面白い方法だからね。
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しかもだって鎌倉殿って呼ばれてるからね。
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それもそうだけど、室町時代は京都の中の室町っていうところに、
天皇が住んでたから室町。
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昔はみんな藤原なんだっけ?
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藤原っていうのもあるけどね。
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みんな藤原だから、どこどこの藤原って言ってたのが、
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結局どこどこだけ残された。
それはね、役職もあるんで、土地名だけではないんですけどね。
そんな感じで、勉強するってどんなことなのかっていうので、
やっぱり知識を何かしら覚えることっていうのは一つありますよね。
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まあそうですね。
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徳川家康っていう人がいました。
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覚える、覚える、覚える。
知る?
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そう、だから何とかは何とかであるっていうのをたくさん詰め込むというか、
日本語のこの単語は英語のこの単語になってると。
地道説っていうのはこういうことだと。
そういうね、覚えるっていうのはすごいあるじゃないですか。
で、私は鈍感だったのか、
小学校とかで授業は楽しかったんだけど、
ノート取らずに先生の話をうーんってたぶん聞いてたんだと思うんですよ。
そしたら手が動かないからノート取らない子になっちゃったんだけど、
なんかね、何だろうな、
勉強するって言うととても固い感じがするんですけど、
学ぶとか理解するっていうふうにキーワードを変えると、
勉強とちょっと違った雰囲気が出てくるじゃないですか。
だとすると、理解するっていうのは、
地道説とは太陽と地球の、
太陽が止まっていて地球がぐるぐる回ってることであるっていうのは、
それは覚えるはできるけど、
理解するってなるとちょっと違うよね。
頭の中にちょっとモデルができて、
絵を描けたりとか、
天道説と地道説の絵を描いてみたりとかができると、
理解してる感じがあるけど、
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よく言うのは、人に教えられる。
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説明できる。
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それが正しいかどうかはともかくとして、
自分の言葉として出てくるっていうと、
学んだっていうか理解したっていうふうにとってたけど。
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私はその勉強っていうのが得意じゃなかったのか、
今から考えると、
不器用な子だったんじゃないかと思うのよ。
発達障害っていうのかどうかわかんないけど、
先生の言うことを一生懸命聞くっていうのに集中してしまって、
一方でテスト前にやることがあんまないのよ。
ノートがないから。
そうすると教科書を読むことになるんですけど、
教科書よくできててね、
要点がすごいたくさんしっかり書いてあるんですよ。
なので教科書に載ってることを見直すっていうのがテスト勉強だったんですけど、
勉強するっていうことは覚えることかもしれないけど、
やっぱり学ぶとか知識が増えるとか知恵がつくっていうのは、
やはり理解して自分の中でそれが使い物になったりとか、
人に説明ができるとかってなるとやっぱり理解したってことになるんじゃないかと思うね。
授業って一個一個の知識がたくさん積み重なっていて、
先生の話聞くと、やっぱりこれとこれってこういうふうにつながってるんだとか、
さっきの鎌倉時代でいくと、
侍っていう刀持って土地を守ってるような人たちが活躍した時代になってきたんだとかね、
そういう話とかがあって、
やっぱり知識っていう何とかは何とかである、何とかは何とかであるっていう点が線につながったり、
さっきのカレンダーの話でいくと、生活習慣と天文学っていうのが交差する。
勉強の仕方と世の中の仕組み
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だから知識が点だとすると、それが線になったり網目になって複雑に絡み合ってるってなると、
より学ぶのが楽しくなるんじゃないかと思うね。
この番組では、前も話したかもしれないんですけど、
どんなことをお話しするか、すごい悩んだ時期があったんですよ。
初めた頃って本宮さんっていう人と2人で始めて、私はどっちかというとサブでいたんで、
そんなにテーマを悩むとかもなかったし、
分かりにくいようなところを突っ込むっていう感じでいて、
あと自分が話したいことも話してたんですけど、
私がメインになって話し始めてから、
これってGoogle検索して出てくるやつをはじかり読んでるのと何が違うんだろうってちょっと思ったんですけど、
で、思いついたのが、番組の冒頭で言っている、
理科っぽい視点で世の中を眺めてみるっていうふうなことをお伝えできればいいんじゃないかと思ったわけ。
なので、さっき言った知識っていう、何とかって何とかなんですよっていう、
AはBであるっていう話だけではなくて、
だとすると、何とかって何とかなのかなっていう話とか、
自分の周りの世界が、さっき言ったね、カレンダーを見ても、
月、日、水、木、金、土、日っていうのが並んでいるけれども、
もしかしたら昔は満月から満月までが28日ぐらいで、
今は新月、上限、満月、新月って4分割されてるじゃないですか。
月の満ち欠けって。
3丸半分、真っ暗半分みたいな。
それってだいたい7日ぐらいなんだよね。
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そうね。
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それと関係があるんじゃないかみたいな話とか、
カレンダーをめくるときに、
0時を過ぎるとカレンダーをめくるっていうのは、
これは太陽はどこにいることなんだ、見えないけどみたいなことを考えたりっていう、
生活と天文現象がつながるっていうところが面白いんじゃないかと思っていて、
そんな感じで、点の知識にストーリーをくっつけて、
または視点を持ってそれを見ると、
今までと違ったことが見えるんじゃないんですかっていうのを、
お話ができるといいかなって思ったっていうところで、
ちょっとね、何を話せばいいかっていうのの不安がなくなったんです。
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ほう。
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なので、ウェブサイトで聞いていただくと、
その辺の迷った時期のやつもあるんですけど。
そうそう。
あとその頃は、もっとキャラを出していかなきゃいけないって思った時期もあって、
ほう。
だから、何ていうの、最近何とかがありましてみたいな話をしなきゃとか思ったんだけど、
さっき言った、私は自分の視点でリスナーの方に、
世の中こんな見方したら面白いですよっていうのを伝えることが自分のキャラだなって思ってから、
その辺の無理やりジジイネタ話さなくてもいいなって思うようになったんです。
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ババアになったわけですね。
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ジジイネタを話さないからババアってわけではありません。
ほう。
で、もう一つ注意してるというか意識してることがあって、
世の中を見るっていう話で、ここから少し理科っぽいんですけど、
理科っぽい見方は、前々回に観察っていう話をしたと思うんですけど、
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はいはい、なんとかのみんなで一緒の話題のやつですね。
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そう。世の中のものがどんなふうになっているのかなっていうふうにしっかり見る。
で、それに対してどうしてそうなるんだろうな、またはどんなふうになってるんだろうなっていう、
仕組みや動きやパターンを見たいっていうのを明らかにするっていうところ。
と、もう一個が、ある理屈があったとしたらこんなことが言えるんじゃないか、
未来が予想できたり新しいものが作れたりっていうのが、やっぱり理科っぽい見方だと思っていて、
その時に重要なのが、抽象化っていうやつなんですよ。
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おー、はいはいはいはい、具体から抽象ってですね。
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そう。で、太陽が毎日昇って毎日沈むっていうのはぐるぐる回っていて、
具体的には朝昇って夜沈むっていうのが具体的な話だけど、
それって実は裏にこんな仕組みがあるからそうなってるんじゃないかっていうふうに考え始めると、
ちょっと抽象的、つまり具体性から理屈やコンセプトに近いところね。
っていうのに変わっていくっていうのがあって、
物事を探求する仕組みを考えるみたいな、そういったところって大事で、
私が話すときに気を付けてるのは、具体的なことが先にあったら抽象的に考えるとこうですよっていう話。
抽象的なことがあったら具体的にはこんなことがありますよっていうのを、
両方ともお話をするっていうのができるといいなと思っていて、
完璧にできてるかどうかわかんないんですけど、そういうのは実は気を付けていて。
で、勉強の仕方とちょっとつながるんですけど、
なんとなくね、私は授業中に今言ったストーリーとか関係性を知りたかったんだろうなって思うし、
先生はそれをしゃべりたかったんだろうなって思うのよ。
で、それを真剣に聞いてるとノートを取ってる暇がないし、
ノートの中には箇条書きしかないんで、関係性ってなかなか書けないじゃないですか。
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それはちょっととりあえず置いといて。
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という感じになって、話を聞いてるとノートが取れないのと、
もう一つは思ったより中学生とかで習ったことをいまだに覚えてるような気がするんだよね。
あの時にどこどこに習ったなみたいなのがあって、
知識の網の目から面白さが生まれる
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そういうのはその点という1個の知識ではなくて、
それをストーリーとか他のものと同じ考え方だなとか、
これと関係してるなっていうのを一緒に覚えることで忘れにくくなっていたり、
思い出しやすくなったりするっていうのはあるんじゃないかと思っていて。
で、一番最初に出てきたラインマーカーで勉強するのが無駄かどうかっていう話についてなんですけど、
香里さんはもう一回手で書くっていうアンチョコを作るみたいなことをやると、
その時に再度覚えるっていう話で、やっぱり書いて見て覚えるっていうのをやるっていう中で、
やっぱりラインマーカー使う人は、そのツイッターには写真が出てたんだけど、
たぶん、すごいたくさんラインマーカーがほぼ8割ぐらい引いてあるんですけど、
もともとのノートをもう一回手で書いて、覚えなきゃって言いながらラインマーカーを引いてっていうやり方をしてるんじゃないかと思うね。
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書くときの、書く書かないとも書くとして書くときにピックアップするところを線引いてるってことね。
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とか、覚えなきゃいけないものを書き出して、覚えるぞっていう気持ちでラインマーカーを引くっていうのは、
音読する代わりにラインマーカーを引いてるんじゃないかっていう感じがする。
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あー、音読。
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本人と合ってるかどうかもあるんで、それで絶対覚えられるとは言えないんだけど、
そういうのが合ってる人もいるんじゃないかなと思う。
一方で、やっぱり私個人としては過剰書きがどうつながっているかっていう理解をするっていうのが忘れにくいことだし、
テスト勉強だったら大事なところに線を引く、ピックアップする、暗直を作るでいいかもしれないですけど、
やはり知恵として生活の中で使う、または研究をするとか、仕事で知識を使うってなったら、
たぶん一個一個の知識がバラバラにあるだけじゃダメなんじゃないかと思うんですよね。
ストーリーがあったり、さっき言った抽象的なことと具体的なこと、
行ったり来たりできるっていうのがたぶん求められると思っていて。
で、この番組の話なんですよ。
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はい。
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この番組の価値。
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価値。
価値組。
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勝ち負けの価値じゃなくて、バリュー。
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バリュー。
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どんなことが皆さんの役に立つかっていう話は、
やっぱりね、どっか聞いた後、世の中が違って見えたらいいなって思うんですよね。
で、そのためには、私が物事と見方、どうやってそれを見るかっていう解釈の仕方を話さなきゃいけないと思っていて、
その辺をね、気をつけてお話をしているのと、
前々回その観察っていう話をしたときに、
他の番組もちらほら観察っていうテーマで聞くと、
やっぱりよくよくよく見るっていうのがポイントじゃないですか。
で、どこか物足りない感じがしたなっていう印象があって、
それはね、番組が悪いって言ってるんじゃないですよ。観察っていうのにフォーカスしてるからね。
でも、観察したことに対して意味を考える話と、
その意味があるものは他にどんなものがあるかっていうふうに広げていくっていうのができると、
いろんな世の中の見方が本当に変わるんじゃないかと思っていて、
どこかの町でもいいし、何だったら火星の地表でもいいんですけど。
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火星。
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そうそうそう。見たときに、やっぱり砂っぽいなだけじゃなくて、
いろんなことを知ってると、ここはジャガイモが育つんだろうかとかね。
はい。
あとは、以前この番組に、土って何ですかっていう質問が来たことがあったんですよ。
で、地球上の土っていうのは、私たちがね、植物を育てる土っていうのは、
ただ単に石が細かくなった、礫とか石とか砂とか粘土がある大きさで混じってるだけではなくて、
植物が育つための栄養分だったり、植物が枯れて、それが半分分解されたようなものが一緒に混ざっていたりっていう。
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生き物的なものね。
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そう。生き物が循環するための何かしらの場位置、まさにね、土壌なんですけど、
そういうのになっているからこそ土っていうものがあって、それを分けていくと、
粘土っていう石がとても細かくなったやつ、砂、小石、石、礫、岩みたいなのが並んだのと、
別に虫の死骸だったり、枯葉の分解したやつだったり、
栄養分が何かと反応してくっついた化学物質だったりっていうような話と、
あとは耕したときの間にある空気みたいなものと水みたいなのが入っているっていうのが土としてあるんだろうなと思っていて、
やっぱり見方っていうのをしっかりすることで単に土っていったものもいろんな視点で見ることができるだろうし、
あとは分解してこれとこれとこれでできてるっていうだけじゃないところも感じてほしくて、
合わせ調味料を作るんだったら塩と醤油とお水とお酒とって混ぜればいいけど、
やっぱり私たちの身の回りにあるものってそれが有機的に関わっているからこそ、
人間の作り方っていうので炭素何グラム、酸素何グラム、リンをちょろっと加えてよく混ぜますって言っても人間にならないじゃないですか。
っていうようになんとなくね。
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錬金術の禁忌ですからね、人の命を忘れるのはね。
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そんなようなところで、知識も網の目のようになっているからこそ面白いし、
違った見方ができるんじゃないかと思っていて、
知識を活用する方法に着目
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物事をどう覚えるのかっていうのに苦労しなくていい時代になってきたと思うんですよ。
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そうですね。その知識を入れることに重点を置かずに、
その知識をどう活用するかってところに今すごいいろんなところは着目はしてると思うんですね。
知識自体はもう本当にGoogle先生に聞けば何だって入ってくるから。
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ウェブになんかあるんですよ。
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だからそこをその中の正しい情報を取材選択する技術は必要だけど、
土が何であるかそのものを知ってる必要はないと。
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ネットで調べるのはわかってきて。
でも私はそんなときに、土って言ったときに手触りを思い出してほしいとか、
乾いてるとか湿ってるとか植物が育ってるっていう成分表だけではない体験と組み合わせて土っていうものを見てほしいし、
意味を考えるっていうのは百科事典にはあまり載ってなくて、
辞書的にはこれはなんとかであるってあるんだけど、
じゃあ土には何の意味があるの?
なんで土になっちゃったの?
この先土ってどうなるの?
火星の土は地球の土と違うの?
あれは土って言っていいの?っていうふうに、
抽象的なことや具体的なことや、
他のパターンを広げられるっていうのができるととても面白いし、
そういうのが集まると学んだことか、
あとは人に何か説明するときに、
あっこの説明の仕方だとわからないから違う説明の仕方をしなきゃっていう、
引き出しが増えたりとかっていうふうにするんじゃないかと思うんですよね。
明確な結論が今日あるわけじゃないんですけど、
やっぱり世の中をしっかり見て、
どんな見方ができるかっていうので考えると、
説明しなきゃいけないことは無限にあるなって思っていて、
この番組の価値が皆さんに伝わるといいなと思っているというお話でした。
子供が物事を理解する神秘的な過程と興味のないものの解像度
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なんかね、結構ね、すごい神秘的だなと思ったことが、
子供が物事を理解するのがすごい神秘的だなと思っていて、
目の前にいる飼っている猫が飼っている猫でスズであるってことは、
少なくともこの個体がスズと呼ばれている個体であるっていうのはわかるよね。
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それは認知と呼ばれているところで、
これはコップだとか、ただ一個のものについて覚えるのは多分できる。
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初めには当然いちいち対応のはずなのよね。
これはコップ、あれはカップ、これは湯飲みとか。
だけど、いつの間にか一般的なことっていうのかな、
やっぱり普遍化している、抽象化しているんだよね。
そこの過程が不思議だなと思っていて、
不思議だなというか、でも基本的には、
どこを正常って言い方はともかくとして、
普通に発育すると誰でも抽象化できるようになるわけじゃないですか。
それは教わっているわけじゃないんですよね。
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小さい頃には仲間を集めよう遊びって必ずやって。
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だけど、教わっているわけじゃないけど、
これもあれかなと思うんだけど、
そうすることがプログラムされているかのごとく、
そっち方向に抽象化していくんだなっていうのがあって、
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しかもそれが、じゃあ抽象化どうやってしてるんだろうと。
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そこはいろいろ研究がたくさんあるんですけど、
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なんですけど、抽象化するのはエコだからなんですよ。
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なるほどね。
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脳みそをたくさん使わなくても情報処理ができるように、
コップの仲間ってやると、ひとつひとつ覚えなくてもよくなるわけ。
そこにもたくさん神秘的なことがある一方で、
自分はどこを一直端に見てるなっていうのが意識できると、
もう一回新しい見方ができるっていうのがあって、
自分はこれのことコップって言ってるんだっていう、
自分の中のコップの定義とか境目が見えると、
自分がどうやって外界を認識してるのかっていうのがわかったりするっていうのが、
大人になると楽しいですよ。
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なんかね、私は猫派なんですよ。猫なんですよ。
どうあっても猫なんですよ。
でも猫にもいろんな種類がいるのね。
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そうですね。
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でもそこは認識できないんですよね、あんまり。
あんまり覚えるつもりがないのかな。
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それもあるんじゃないですか。
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猫なんですよ。猫であれば猫なんですよ。
そうすると犬なんて本当にわかんないんですよ。
そうね。興味がないものは分解能が低いんだよね。
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しかも一般的に猫は比較的形に似てるじゃないですか、大きさ形がね。
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言ったことがなんとなくわかるよ。
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犬なんて大きさも形もすごい違うじゃん。
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そうですね。
うちは猫が飼ってるので、
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本当に犬を一般化するのってすごいなと思っていて。
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そもそも犬は人間が工夫していろんな種類を増やしたのもあるからね。
だけど全然わかんないわけよ。
しかも最近もっともっといろいろ増えてるじゃない。
何と何を掛け合わせて、しかもそこにまた新しい名前がついてってなって。
そうそう。
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全然わかんないんですよ。
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興味があるものは解像度が上がるんだよね。
興味がないのかね。犬なんですよ。
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それもそうなんじゃない。
お勉強の仕方について
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今うちにマチカド図鑑っていう本があるんですけど。
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今うちに犬がいるっていうのかと思った。
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マチカド図鑑っていう本があって、
それにはマチカドにあるものがどんな名前かっていうのがあって、
例えば三角コーンあるじゃないですか。
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うんうんうん。パイロン。
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あれもメーカーが違ったり、型番が違ったり、特徴が違ったりするんですよ。
当たり前だけど。
なんだけど、普通の人はあれはパイロンであって、
メーカーが何だか別に気にしないし、
ちょっとぐらい色が違っても、重さが違っても気にしないんだけど、
解像度が上がってくると、
あれは風で飛びやすいんだよなとか、
あれは畳めるから楽ちんなんだよな、たくさん運ぶのにみたいなのが上がってきて、
解像度が上がるっていうふうに一部では言われてるんですけど、
あんまり解像度を上げすぎると、
道を歩くだけでいろんなものが目に入ってめんどくさくなっちゃうんですけど、
たまに解像度を上げてみる、さっきの話でいくと、
犬の種類も考えてみるとか、
逆に自分は猫は何種類ぐらい知ってるんだろうとかっていうふうに、
自分と対話するだけでも。
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スズとユズと、
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それはだからあれでしょ、個体別でしょ。
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モモと、スモモと、タイシロウと、
あとズズがいて、
あとカゲトラとかもいたし、キキもいて、
カンビもいて。
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その辺で、この番組では理科っぽい見方をして、
今まで見えなかったものが見分けがつくみたいな話とか、
埋もれていたものに光が当たったように見えるっていうふうなことを、
皆さんができるといいかなと思っています。
その辺のお話のメールをいただけるととても嬉しいです。
情報?
聞いて、要は先週も話したんですけど、
番組の感想を教えてくださいって言っても、
感想って書けませんっていう人が多いんですよ。
私も感想すごく不得意なんで。
でも番組を聞いて、
何かしら聞く前と聞いた後で変わったことはありますか?
番組を提供してる方は理科っぽい読み方をすると、
世の中違って見えるっていうふうな体験をしてほしいって思ってるんですけど、
それってできてますかっていうのに対しては、
はい、いいえで答えられたり、ちょっとはとかって答えられるので、
書きやすいんじゃないかなって思うんだよね。
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なるほど。
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ということで、今日はお勉強の仕方みたいな話と、
世の中の見方、あとは理解ってなんだろうみたいな話をしてきました。
世の中の見方と理解について
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ちょっとね、固いというか難しいところもあったかもしれませんけれども、
ぜひ自分が何を理解して、
何はまだぼんやりとしか見えてないのかというのを、
再確認するといいんじゃないかと思っています。
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なんかいろんなものが見えづらくなってきたね。
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その話する?
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しない。
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では、メールなんですけれども、
メールの宛先は、
rika.jp
またですね、
この番組はソンライプロジェクトというグループで配信している番組の一つです。
ソンライプロジェクトではこの番組のほか、
そんなこと内緒やソンライ雑貨店の番組を配信しております。
また過去に配信していた番組も、
webサイト、
ソンライ.com
のサイトから聞くことができます。
ぜひ聞いてみてください。
またですね、
ソンライプロジェクトのメンバーは、
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ラジオトークやスタンドFMなどでも配信や活躍発表しているので、
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そちらもよかったらアクセスしてみてください。
よろしくお願いします。
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よろしくお願いします。
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ということで、
ソンライリカの時間第518回、
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この辺にしたいと思います。
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お送りいたしましたのは、
ヨシアスと、
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カオリでした。
それでは皆さん、
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次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
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ごきげんよう。