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2023-06-30 34:13

第519回 7月の天文現象と天体望遠鏡 byそんない理科の時間B

■オープニング・Audiobookでの配信がVol.3になります。・次回は「データ」、科学系ポッドキャスト共通テーマ・天体望遠鏡は必要? ■7月の天文現象・7/3 満月 7/18新月・伝統的七夕は8月後半・7/7 金星が...

サマリー

お手頃な価格の天体望遠鏡と双眼鏡の2つの選択肢が紹介されています。初心者の方には、5センチから6センチの望遠鏡や双眼鏡がおすすめです。それらを使って見ることができるのは、月や木星・土星・金星などの惑星や星団などです。7月には、さまざまな天文現象が起こります。具体的には、7月3日には満月、18日には新月、そして7日には七夕があります。7月7日には、金星が最大の高度に達し、一番明るく輝きます。また、月と惑星の接近や流星群も観察することができます。さらに、夏の星座や天の川も見ごろです。今年の夏の満月は、従来と比べて非常に低い位置に見えるため、それを意識しながら見ると面白いかもしれません。一方、冬の満月は非常に高い位置に現れます。

00:00
よしやす
理科っぽい見方をすると、世の中がちょっと違って見えます。
そんない理科の時間B、第519回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
まさと
まさとです。
よしやす
よろしくお願いします。
まさと
よろしくお願いします。
よしやす
今日は、かおりさんはお休みです。
まさと
はい。
よしやす
なかなかね、3人で時間が合うことがなくて、難しいんですが、
まさと
そうですね。
よしやす
今日は、7月の天文現象についてお話をしていこうと思いますが、
まさと
はい。
よしやす
お知らせをいくつか。
まさと
お知らせですね。
よしやす
オトバンクというサービスでも、この番組は配信しておりまして、
そちらで聞いている方にお知らせです。
まさと
オーディオブックってやつですね。
よしやす
オーディオブックってやつです。
オーディオブックで聞いている方は、この聞き放題ポッドキャストは、
100回がひとかたまりで、それを越えたらボリュームっていうのが変わるっていう制約があって、
次回から、オトバンクのオーディオブックで、
そんなにかの時間を聞いていただくときには、ボリューム3になります。
まさと
うんうん。
よしやす
はい。ボリューム2が100回分たまっちゃうんで。
まさと
はい。
よしやす
はい。ということで、ボリューム3を探してください。よろしくお願いします。
まさと
よろしくお願いします。
よしやす
あと、まだオトバンクをお楽しみじゃない方。
うん。
有料なんですが、楽しい楽しいコンテンツがたくさんオトバンクにはあるので。
まさと
あ、元から入っている他の本の朗読ってやつですね。
よしやす
そうですね。オーディオブックで、専門の声優さんが肉声で読んでますので。
まさと
うんうんうん。
よしやす
AI読み上げとかではないので。
はい。
で、何だっけな、物によっては2倍速というか、通常速の1.5倍速というか2倍速を、
そのスピードで個別に読み、なんていうの、早めに読んだっていうコンテンツもあったりして。
へー、それは知らなかったですね。
1倍速を、なんていうの、技術的に2倍にしたんじゃなくて、早めに読むっていうのもあったりするようなので。
まさと
はー。
よしやす
クオリティが高く聞けるはずです。
うん。
はい、ご検討ください。
まさと
よろしくお願いいたします。
よしやす
はい。あとですね、次回、そんなエリカの時間520回。
まさと
はい。
よしやす
は、毎月科学系ポッドキャストというので、共通テーマを話しませんかというのをやってまして。
まさと
はい。
よしやす
6月は観察というテーマで、たくさんの科学系ポッドキャストが配信をしています。
まさと
はい。
よしやす
えーっとね、ここで全部言うとまた大変なんで。
まさと
はい。
よしやす
みなさん、科学系ポッドキャストで各ポッドキャストアプリで探してみてください。
あと、ノートとかで科学系ポッドキャストって検索すると、6月に参加してくれた方がみんな載ってるノートの記事があったりするので、それも見ていただくといいんじゃないかと思います。
それはリンクを、この配信の概要欄に貼っておきます。
まさと
はい。
よしやす
はい。ということで、星空の話をしていこうと思ってるんですけど。
まさと
はい。
よしやす
あの、マサトさんは天体望遠鏡って持ってますか?
まさと
天体望遠鏡、持ってないですね。過去にも持ったことはないんですよね。
よしやす
そう。で、この番組って毎月、星空のご案内をしてるんですけど、ほとんどの情報が肉眼で見える。それも、よいのうちに見えるような情報が多いんですよ。
うん。
なんですが、もうちょっと詳しく星空を見たいってなると、何かしらステップアップしたくなるときにどうしていいかわかんないっていう人がいるんじゃないかと思っていて。
うーん。
さて、マサトさんだったら、なんとなく星空をもっと見たいって思ったときに何を買いますか?
まさと
あー、自分あれですね、カメラをやってたのか。やってたって言った方が正しいですね。やってたので。
よしやす
うん。
まさと
あの、ちょっといい、いいというか、ちょっとだけいいレンズとカメラを使って、カメラで星空を撮るってことを。
よしやす
星空を撮る。
まさと
はい。
よしやす
えー、なんていうの、拡大して撮るんじゃなくて、目で見たような景色をより綺麗にカメラで撮る感じね。
そうですね。基本そっちと、まあ、月食のときとかはもう月はしっかり拡大して。
まさと
そうね。
よしやす
撮ったりって感じですね。はい。
そう、あの三脚とね、最近のデジカメとレンズ交換式のタイプのデジカメがあると、まあまあ綺麗に星空写真は撮れるんですが。
まさと
はい。
よしやす
ただ都会だとね、なかなか難しいんですよね。
まさと
そうですね。
よしやす
そもそもあの、暗い星が見えないんで。
まさと
うん、周りが明るすぎて埋もれちゃうってことですね。
よしやす
そう、明るく撮ると、星空のみんなが暗いって思ってるところが明るく見えちゃうんで、難しいですね。
まさと
難しいですね。
よしやす
で、ついついね天体望遠鏡買おうかって思うじゃないですか。
まさと
ほい。
よしやす
なんたって天体望遠鏡っていう。
まさと
まさにそのためにありますって名前ですもんね。
よしやす
そう、なんか見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込む人がいるんじゃないかと思うんですけど。
まさと
午前2時とかに。
よしやす
そうそうそう。
でも、どんな望遠鏡を買っていいかわからない人が多いっていうのもあって。
うーん。
これね、双眼鏡とか望遠鏡はたまにね、粗悪品って言ったら変ですけど、スペックが良さそうだけどよく見えないやつがたまに売ってたりするんで。
あー。
なのでちょっとだけ、裸眼で見る星ステップアップの話をしましょうと思って。
まさと
そうですね、確かに考えたことないですけども、実際、何でしょう、実際探して買おうと思った時って、スペックとか出されたところでこの数値何なの?みたいな感じで何を考えればいいかわからないって状態になりそうだなって気がします。
よしやす
ありますよね。
うんうん。
お手頃価格の天体望遠鏡
よしやす
で、私のおすすめは。
はい。
2つあって、1つがお手頃価格天体望遠鏡。
うんうん。
要は、買っちゃったけど結局ちょろっと見て、その後見てないなみたいなになっても、損しないくらいの天体望遠鏡を買うっていうのが1つ目。
まさと
うんうんうん。
よしやす
で、もう1つが双眼鏡で見てみるっていうのがもう1つ。
はい。
天体望遠鏡の初心者向け、これがなかなか難しいんだよね。
まさと
そうなんですね。
よしやす
まずですね、高い天体望遠鏡は何ができるかって話をすると、高い天体望遠鏡は暗いものが見えます。肉眼では全く見えなかったようなものが見えます。
あとは、星を勝手に追っかけてくれます。
まさと
おー、はい。
よしやす
ですが、安い望遠鏡は望遠鏡を自分で動かして天体を追っかけます。
まさと
探すっていう行為が必要なのか。
よしやす
探すのもそうなんですけど、探した後望遠鏡の真ん中に持ってきても倍率が高いとどんどん出てっちゃうんですよ。
まさと
天体が動くのでってことですね。
よしやす
そう。月1個分5分で動いちゃうんで。
まさと
うーん。
よしやす
というのがあるんですが、自動追尾は高いので、個人的には、あともう一個、光景っていって望遠鏡の直径があります。
はい。
これがでかいと暗い天体まで見えます。
初心者であれば、80ミリから100ミリ、もしかしたら130ミリぐらいまであるんですけど、8センチから13センチというのがおすすめと書いてありますが、
そこそこ高いです。
まさと
そうなんですね。
よしやす
はい。なので、本当に初心者向けには、5センチとか6センチで1万円ぐらいしかしないやつとかがあります。
まさと
うーん。
よしやす
はい。そういうのを買って見てみて、自分が天体望遠鏡に向いてるかどうかっていうのを確かめてもいいんじゃないかと思います。
まさと
そうですね。
よしやす
はい。いくつかパターンあるんですけど、ラプトル50っていうのが1万3900円。
まさと
ラプトル50。
よしやす
はい。Amazonとかでも売ってるはずです。
まさと
2万円以下。
よしやす
そうですね。ラプトル50が1万3900円、ラプトル60が2万3800円。
Amazonですね。
これは5センチとか6センチです。
まさと
で、もうちょっと安いやつだと、国立天文台の組み立て式天体望遠鏡っていうのがあります。
あー、聞いたことある。
よしやす
で、これはプラスチックでパチパチ作るんですけど。
まさと
その作る感じのタイミングも楽しそうですね。
よしやす
これがね、いくらだっけな。国立天文台望遠鏡キット。
本体だけだとそんな高くないはずなんですよ。
5280円。これはビクセンオンラインっていうのを売ってます。
これ三脚が付いていません。
なので、カメラ用の三脚とかに乗せて使えます。
これはね、光景、要はレンズの大きさが50ミリ、5センチね、っていうやつです。
で、じゃあこれで何が見えるのかって話をすると、まず月が眩しいぐらいの明るさで見えます。
まさと
おー、素晴らしい。
よしやす
あとは木星とか土星とか金星とかが面積がある星として見えます。
他の光景はね、点なんですけど、惑星は面で見えます。
ですが、皆さんが思い浮かべている木星の島々とか、土星の輪っかとか、
惑星も面積見えますね。
惑星の雲河っぽい模様とかが見えるわけではありません。
が、いろいろ調子がいいと、木星に島があるかもなとか、
土星には出っ張りがあって、少なくとも他の惑星と違って輪があるとか、
両方に線が突き出してるぐらいはわかります。
あと、金星が満ち欠けするのもわかります。
まさと
おー、素晴らしい。
よしやす
あとは、星団と呼ばれてるやつの中のいくつかは、星の細かいのがポチポチ見えます。
で、もっともっとくっきりと、コーバイルズで見たいってなったら、新しいというか高いのを買わないといけないんですけど、
そうすると、もう一つ高い、さっき言った10センチ前後のやつになって、
スマホとかで写真が撮れるか確かめてみてください。
カメラをしっかりつなぐのはなかなか大変なんですけど、
3万円とか5万円とかするものをやってくると、だんだんカメラとかスマホとかが撮りやすくなってくるんで、
あとね、天体望遠鏡は、帯物レンズっていうのと、切眼レンズっていうのが別々で揃えたりすることがあるので、
そうすると、アイピースという名前でも呼ばれるんですけど、切眼レンズを交換すると倍率が変えられたりします。
で、理屈では何百倍にもできるんですけど、
レンズの光景が小さいと、倍率を上げてもぼんやりとした像しか見えないというのがあるので、
で、なんとか銀河みたいなものが細かくしっかり見えるとかっていうのは、
このくらいの望遠鏡では見えません。
ただね、ほうき星みたいなやつは、目で見てもほとんどわからないけど、
このくらいの望遠鏡でも見えるものが結構あります。
まさと
ほうき星の本体自体の。
よしやす
とか、少しもやもやした尻尾とかね。
ガリリオガリレイが覗いた望遠鏡の光景が4センチです。
まさと
4センチなんですね。
よしやす
だから、木星の衛星が見えます。
ガリリオ衛星っていう。
まさと
確かに、4つくらい名前ついてますもんね。
双眼鏡の利点
よしやす
で、双眼鏡も実はおすすめで個人的には。
双眼鏡は天体望遠鏡ほど倍率が高くありません。
ですが気軽です。お手軽です。
なので、双眼鏡で覗くと今まで目で見ていた星よりもたくさんの星、
いわゆる暗い星まで見えます。
あとは、いくつかの星の並びっていうのが、
目で見ているよりもたくさんの星が見えるので、
並びが追っかけやすいとか。
あとは、目で見ても1個で見える。
目で見ると1個でしか見えないんだけど、
双眼鏡とか拡大してみると2個に見えたりする二重星とかっていうのが見つけられるというのがあって。
あともう1個双眼鏡は天体じゃないものも旅行に行くときにも便利なので、
それはそれでおすすめです。
確かに。
まさと
私、中学校の頃アフリカに住んでましたけれども、
そのときはやっぱ双眼鏡、昼間サファリとか行くときは非常に役立ちましたね。
7月の天文現象
よしやす
はい。ということで、星を見るのに肉眼の次のステップは、
安い天体望遠鏡や双眼鏡をご検討いただいたらいかがでしょうかというのと、
そう簡単に雑誌とかに載ってるような綺麗な星が見えるわけではないので、
そこは期待せずに買ってみるのがいいんじゃないかと思います。
はい。
ということで、本編では7月の天文現象の方をご紹介していこうと思います。
よろしくお願いいたします。
では今回も翌月、今回は7月の天文現象の方をお話していきたいと思います。
はーい。
いつもの通り月の運行から、7月の3日、3日が満月です。
満月。
なんとかムーンっていうかは調べてません。
7月。
新月は7月の18日。
まさと
18日。
よしやす
で、この日から旧歴で6月なのかな。
はい。
で、もちろん7月の7日は七夕です。
なんですが、旧歴要は伝統的な七夕っていうのは、
普通のカレンダー、今のカレンダーでいくと8月の22日。
結構遅いですね。
まさと
8月に入ってから旧歴の7月になるので、
よしやす
8月も後半になってから旧歴の七夕があります。
はい。
あとですね、惑星のことですけれども、
7月7日、七夕の日ですけど、
金星が最大高度、一番明るくなります。
はい。
これね、ラジオ放送で説明するの難しいんですけど、
太陽系を地球の北極側から見ると、
太陽の周りを地球が半時計回りに回ってます。
その内側に金星が半時計回りに回ってます。
ちょっと前までは、地球から太陽の方を見て、
金星内側に回ってますけれども、
太陽と地球の関係性からいくと、地球から見て左手前。
左手前。
太陽と地球の関係性からいくと、地球から見て、
左手前あたりに今金星がいて、
だんだん地球に近づいてくるってことになります。
それは金星の方が一周するのが短いんで、時間が。
なので、内側を追い抜いていく感じになって、
地球から見て金星が一番離れて見える、
太陽から見かけの距離が多いのが東方最大離角って言ったんですけど、
そこからだんだん地球に近づいてきていて、
地球の真正面まで来ると、
金星で太陽が照らす面は反対側になっちゃうから見えないでしょ。
それに太陽と重なると見えないんですけど、
地球にだんだん近づいてくるということは、
金星が大きく見えてくるわけですよ。
まさと
サイズとしては。
よしやす
サイズが大きくなりつつも、
太陽が照らす面が見えにくくなってくるっていうバランスがありまして、
なので、
惑星と月の接近
よしやす
今回は7月の7日が金星の最大高度ということになります。
マイナス4.5灯とかになってるんで。
おーすごい。
なので、昼間でも場所が分かれば望遠鏡とか双眼鏡を使えば見えるし、
一回見つかると肉眼でも分かるかもしれません。
ということで金星はね、
どんどんどんどん太陽と地球のおむすぶ線の方に近づいてくるので、
7月はどんどん太陽に近づいてきて見えにくくなります。
なので上旬はいいんですけれども、下旬にかけて太陽に近づいて、
日が沈むとちょっとだけ見えて消えていくというふうになりがちです。
はい。
はい。なので、ちなみに金星が太陽と重なるのが、
よしやす
8月だったか9月だったか。
8月の12日、金星が内合になるので、
この最大高度から1月ぐらいで真正面に来てしまうので、
見逃すとどんどんどんどん場所が移っていくというのを心に留めておいてください。
なので、この番組を聞いてから7月の上旬または前半が来るまでに、
金星を夕方見ておくのがいいと思います。
一番眩しそうな星が金星だろうと。
そうですね。なので一番星も金星ですね。
はい。
で、水星は太陽から、さっきのやつでいくと、
太陽の左奥側にいるんで、
だんだん太陽から離れる感じで地球の方に向かってくるので、
夕方、7月の下旬の方がやや見えやすいです。
とはいえ、太陽を追っかけて沈んでいってしまいます。
だからね、金星と水星が近づく日があるんじゃなかったっけ。
金星と水星が近づく日が、
さっき調べた気がするんだよな。
金星と水星が近づく日があるんじゃなかったっけ。
金星と水星が近づく日が、
さっき調べた気がするんだよな。
金星と水星が近づくのは7月の27日。
7月27日。
なんですが、もう両方とも太陽に近いんで、
観察するのは難しいと思います。
はい。
次、火星。
火星も夕方から見えていて、
西の空ですね、夜9時ぐらいには沈んでいってしまいます。
なので、今は金星のすぐそばなんですけど、
だんだん金星が太陽に近づいていくのに対して、
火星はゆっくりゆっくり動いているので、
夕方、西の空で赤っぽく光っている星が火星の可能性があります。
木星と土星は日が沈んだ後、
東の空から出てきます。
木星はほぼ深夜0時過ぎぐらいに出てきて、
土星はもう少し入ってきて、
夜9時とか10時に東の空から出てきます。
なので、火が沈んでしばらくしてから登場して、
夜が明けるまで見えているという状態です。
はい。
はい。
で、月と惑星が近づくのは、
7月の頭のほうからいくと、
7月7日に月と土星が近づく。
7月12日には月と木星が近づきます。
で、金星とかと近づくのは、
19日に水星、
20日に金星と近づく。
で、7月21日に火星と近づくという感じですね。
うん。
はい。
で、月と木星が7月の12日ぐらい、
12日の未明ですね。
なので、夜が明ける前、11日の夜から12日にかけて、
とっても近く見えます。
どのくらい近く見えますか?
12日の夜だと、2度ぐらいまで近づきます。
おー。
2度っていうと、
双眼鏡だと全く問題なく視野に入る感じで、
天体望遠鏡だと一杯一杯ぐらいかな。
うーん。
でも、天体望遠鏡でも同じ視野に入るぐらいの近さです。
はい。
ただ、さっきも言ったとおり、木星が出てくるのは、
深夜0時過ぎですので、
ははは。
あの、
夜更かししないと。
明け方、未明に近づくと、
まさと
はははは。
夜更かししないと。
よしやす
未明から明け方に起きてられる方だけが観察できるんじゃないかと思います。
うん。
まさと
はい。
よしやす
あとですね、そんなのが大体の話で、
一応ですね、
7月の30日の深夜から31日にかけて、
水が目指すデルタ南流星群かな。
流星群。
っていうのがあります。
どのくらい飛ぶかはわかりませんが、
このくらいのね、7月の終わりの時期から8月ぐらいまで、
要は夏休みの期間内は1年の中で、
まあまあ流れ星が多い時期だと思っていただいていいです。
8月になるとね、ペルーセウス座流星群とかもあるので、
夏休みに入ったらですね、
極大とかも気にせず、晴れてる日に余裕があったら、
夜空を眺めて流れ星を探してみるのがいいんじゃないかと思います。
まさと
いいですね。
よしやす
7月の30日から31日にかけて、
水が目指すデルタ南流星群。
あと8月に入ると、
8月の13日にペルーセウス座流星群。
だから12日の夜からかな、
という感じになっているので、
流れ星を探してみるといいんじゃないかと思います。
まさと
はい。
夏の星座と天の川
よしやす
あとですね、夜空の星たちは夏の星座になっています。
まさと
はい。
よしやす
なので、夜8時とか9時だと、
まだ真南じゃないんですけれども、
夏の大三角、デネブ、ベガ、アルタイル。
白鳥座のデネブ、白鳥座の白鳥のしっぽね。
コト座のベガ、あとはワシ座のアルタイルが夏の大三角ですが、
コト座のベガが織姫の星で、
ワシ座のアルタイルが彦星の星になっています。
結構明るいので、これは探しやすいです。
で、春の大曲線とかっていうのもご紹介したことがあるんですけれども、
西の空にはアルクトゥルス、アークトゥルスとか、
スピカとかデネボラというのも見えたりして、
真上に近いところに北斗七星もあるので、
北斗七星からアルクトゥルス、スピカみたいなところが、
南よりもちょっと西の空に見えると思ってください。
で、日が沈んでしばらくは7月1日はまだ金星があるので、
そちらも見つつ、日が暮れるのを、日が暮れるというか真っ暗いのを待って、
東の空に夏の大三角と、
あと空が暗いところだとだんだん夏の天の川も見ごろになってきますので、
自分のところがね、街明かりが少ないという方は天の川も探してみるといいんじゃないかと思います。
はい。
十二星座でいうと、乙女座や天秤座、サソリ座が見えてきます。
で、サソリ座はね、夏の星座として有名で、
南のやや低いところにアンタレスという赤いサソリの心臓とも呼ばれている、
のを見つけるとサソリ座が見つけやすいです。
そんな感じかな。
結構ね、冬に比べると霞んでるというか、質度が高くてぼんやりしてることもあるかもしれません。
星のキラキラ度は少ないんですけれども、
夏の一等星やら、あとは天の川、
あとは夏はね、夏休みもあったりして、夜、星の観察ができることも多いんじゃないかと思うので、
ぜひ星を見てみてください。
まさと
確かに夏の方が賑やかな感じの星座ってイメージがありますね。
よしやす
春から夏にかけると賑やかな星が増えてくるので。
で、まだ皆さん夏休みになってないと思うんですけど、
一つだけ夏休みに月の満ち欠けの観察をするっていう予定があるあなた。
まさと
いますね、もう。
よしやす
月の満ち欠けの観察は1週1ヶ月かかるんで。
わかります?
まさと
1月が月の新月から満月を通して、新月に戻っていくという。
1年の流れですもんね。
よしやす
なので、8月に入ってから始めると1週しません。
まさと
はい。
よしやす
いいですか?
なので、次回の星座案内は1月後なんですが、
一応念のため、夏休みに月の満ち欠けの観測をするあなたは、
ぜひ1ヶ月以上のスケジュールを立てて始めてください。
はい。
月はね、見逃すことが少ないんで。
いろいろ調べると、その日に何時に月が東の空に出て何時に沈むかとかっていうのも事前にわかるはずです。
形もわかるんですけど、そこはそれ、自分で観察してどのくらいの大きさだったか見つつ、
1ヶ月月がどうなっていくかっていうのを観察するといいんじゃないかななんて思っています。
まさと
さっきの話だと、7月18日が新月だったんで、そこから始めるとか。
よしやす
そうですね。
まさと
そのぐらいの感じだったらいいかもって感じですかね。
よしやす
なので、新月から始めるんだったら、7月の18日から8月の16日までが1ヶ月なので。
まさと
はい。
よしやす
いいかもしれませんよ。
まさと
ですね。
よしやす
関東でも梅雨明けするぐらいのタイミングなんでね。
まさと
そうか。確かに雲が少なくなるほうがいいですね。
よしやす
というのが、7月の星空でした。
前も案内したかもしれませんけど、6月とか7月は下旬に近いので、満月が南の空の低いところを通ります。
あと、月の軌道は太陽の周りを地球が回ってる軌道の面に比べて平らじゃないんですよ。
5度近く傾いてるのね。
いいですか。
はい。
だからこそ、毎月毎月月食とか飲食にならないんですけど、
このどっちの方角が月が地球に対して北側にずれてるかとか南側にずれてるかっていうのは、
じわじわと変わっていくんです。年月で。
っていうことはどういうことかっていうと、
夏の満月が低めな時っていうのと、その中でももっと低い時とっていうのが起きるんですよ。
月の軌道が5度傾いてるってことは、いつ満月になるかっていうのと合わないといけないんで。
そういうのがあって、今年の夏の満月はいつもの時よりもすごい低い位置に見えるので、
そんなことを気にしながら見ると面白いかもしれません。
素晴らしい。
冬の満月、見たことある人が覚えてるかどうかわかんないですけど、冬の満月はとっても高いところに出ます。
はい。
なので、そんな感じでね、星を観察するだけでもいろいろ観察のしどころがあるので、
もし余裕がある方はぜひ、私の番組で今年は夏の満月が低いって言ってたけど、
それって本当にそうなのかっていうのを調べてみると、
いろいろたくさんな情報が出てくると思うので、調べてみてください。
まさと
はい。
よしやす
ということで、7月の天文現象をお伝えしてきました。
まさと
ありがとうございます。
よしやす
マサトさんからは、お知らせとかないですか。
特段、今のところはないです。
私はですね、7月15日だっけな、神代官邸の一般公開とか特別公開、
といっても神代官邸が見られるわけじゃなくて、神代官邸で関連施設が見られるんですけどね。
そうですね。
そこの見学に行ったりとかっていうのを予定しています。
あと、秋にはね、どっかでオフ会が、そんなに時間のオフ会がしたいと思ってるので、
もし、ここがいいよとかっていうのがあったら、お知らせください。
まさと
これまで、東京の国立科学博物館で3回?4回?やって、
よしやす
名古屋でやろうと思って、中止になり、
コロナ関係でですね。
まさと
で、大阪と赤嶋でやりとかっていうのをやってるんですけども、
よしやす
また名古屋あたりでやりに行って、
また東京でやってみようかなとか、ちょっと悩んでおります。
まだね、日程とかは全然決まってなくて、
9月ぐらいが季節も良くなっていいんじゃないかと思ってるんですけども、
ちょっと忙しさとかね、準備とかのことを考えて検討中です。
はい。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
結構ね、天文現象の会見たことが多いんですけども、
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
結構ね、天文現象の会短めですよね。
まさと
そうなんですよね。
よしやす
マサトさん、もっと色々お知らせ喋ってもいいですよ。
まさと
お知らせ、そうですね。
よしやす
そういえば、スペースXのコンステレーション衛星。
まさと
はい。たくさんいるやつ。
よしやす
そうそうそうそう。いくつになったって言ってたっけな。
なんかね、毎週のように上げてるんですよ。
めちゃくちゃ増えてるとは聞きますが。
そう。だから、ニュースに戻らなくなっちゃったもん。
コンステレーション衛星のニュースで、
えーとね、一月ぐらい前に何千機になったとかっていうニュースがあって、
もうあれですよ。
コンステレーション衛星がピカピカ光っていたら、どれかが必ず見えるっていう。
まさと
そうやってカバー、地球のどこでもカバーできるために大量に打ち上げてるってやつですもんね。
よしやす
そうです。宇宙経由の携帯電話とか、宇宙経由のデータ通信っていうのが、
すでにサービスが始まっていて、
どれか、というか複数の衛星がいつも見えるようになってるんで、
それと通信することでネットワークが増えていって、
スペースX社がやっているネットワークサービスとかっていうのは、
空が見えるところでアンテナさえ立てられればどこでも高速インターネットが楽しめるっていうので、
飛行機でもサポートし始めるところが増えてきたんじゃないかな。
飛行機ね、これまで飛行機の中での通信ってとっても遅かったんですけど、
このスペースXとかのコンステレーション衛星へのリンクがうまくできると、
飛行機の中でもとっても早くできるようになるんじゃないかな。
確かに何でしたっけ、
まさと
静止衛星までの距離まで遠いところに衛星飛ばしちゃうと、
そこまでの光の通信の時間がかかっちゃうけど、
コンステレーション衛星の場合だと、
かなり地球のすぐそばを飛んでる形になるんで、
その距離で通信をしてるんで早くできるみたいな話ですよね。
そうそう、スピードが速くなっちゃうと、
近いので、電波の出力が小さくて済むんですよ。
よしやす
たくさんあるんで、みんなが使えるんですよ。
まさと
素晴らしい。
2023年3月のスペースXワンウェブの通信衛星
よしやす
これは、2023年3月17日のニュースで、
スペースXワンウェブの通信性40機の打ち上げ成功。
いっぺんに40機打ち上げんだよね。
第一世代ネットワークの完成間近。
1回に40機とか打ち上げて、
現在、軌道上にあるワンウェブ衛星は、
582機となりました。
それが4月の時点?
3月ですね。
3月か、3月の時点。
という感じでですね、すごい数、衛星が上がっています。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
そんない理科の時間では、皆さまからのメッセージを募集しております。
メールの宛先は、
理科atmark0438.jp
rikaatmark数字で0438.jpです。
またですね、そんない.com
sonai.comのウェブサイトから、
フォームでメッセージを送っていただくこともできるので、
ぜひ皆さんにメッセージを送っていただきたいと思います。
sonai.comのウェブサイトから、
フォームでメッセージを送っていただくこともできますし、
あとは、昔の配信とかも聞けるようになっておりますので、
ぜひ遊びに来てみてください。
まさと
よろしくお願いします。
そんない理科の時間の次回予告
よしやす
来週、次回は、
科学系ポッドキャスト共通話題、
お題はデータなんですよ。
まさと
データ。
よしやす
他にもたくさん、科学系ポッドキャストの人たちがお話しするので、
どうやってかぶらないようにするかっていうところに悩みます。
まさと
そうですね。
よしやす
ということで、来週もお楽しみにしてください。
まさと
はい。
よしやす
ということで、そんない理科の時間、
第519回、お送りいたしましたのは、
よしやすと、
まさと
まさとでした。
よしやす
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
まさと
また今度。
34:13

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