00:01

理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第550回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、

かおりです。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

今日は、テーマとしては、

今日は、550回。
550回です。
そこはあまりスルーなの?

まあ、いいんじゃないですか。

ここなんか、きれい、切り板的な感じで、ちょっと気持ちよくない?

うん、でも特にイベントはないです。

イベントをしたいんじゃなくてさ、
ちょっと気分的に上がるかなっていう。

そういえば、先週、
誕生日おめでとうのメッセージなので、ありがとうございました。

おー、誕生日おめでとうございます。
切り板になった感じ?

えーと、なってないですよ。
で、今日は、科学系ポッドキャスト共通テーマ2月で、
お題は変人です。

理科の時間って、大体月4回の配信っていうスケジュールじゃないですか。
で、1回は翌月の小読み。
で、1回はメールの回。
で、テーマの回は2回あるんだけど、
そのうち1回はもう共通テーマってこと?

共通テーマは気に入らなければ乗らなくてもいいんですけどね。

あ、そう。でもなんかここのところ共通テーマよくやってるなと思ってさ。

あの、科学系ポッドキャスト応援したいんですよ。
盛り上げていきたいわけ。

盛り上げる。

そう。なので、皆さん、科学系ポッドキャストいろいろ聞いてください。

なので、やってるわけね。
はい。
テーマを便乗していると。

そうです。で、今回は変人なんですけど、

意味がわからない。

私も意味はわかんないんですけど、変人で、

奇人?変人?奇人って何?

変わった人。

変人は?

変わった人。

とっても変わったっていう感じかな。
強調?

奇人は、たぐいまれな感じで、
なんとなくこう、自ら選ばなくても変わってる感じで、
変人は、自ら変わった行動を取るタイプじゃないですかね。

ん?ん?よくわかんないよ。
そういう感じだと思います。

よくわかんないよ。
で、他の番組とかぶりたくはないんですが、どうなるか。

あー、今までにかぶったことあります?

ちょろっとありますけどね。
へー。
猪田高さんっていう人がいまして、

あー、あのおじさんね。元気かな。

知り合い?

ん?ちょっとね。

あ、そう。私、あちこちで銅像見たりとか、
あった?

お知り合いじゃない。

育ったというか、あの。

なんか本持って歩いてる人だよね、巻き背負って。

違うんじゃない?

あれ?
なんかあれ最近ダメだからね。

帳面は持ってますけどね。

空き帳面だね。

で、なので、今日は猪田高と側両の話をしますが、

変人なの?

猪田高変人の話はこんなことをします。

変人なの?
03:00

ちょっとGネタを一つ。
はい。
月の探査船って言っていいのかな?

ね。なんか日本から打ち上げたのが、無事月に到着しましたね。

そう。で、ピンポイントで着陸したんだけど、

ね。なんだっけ。えっと、100メートル以内だと目標にして、
でもまあ50メートル以内に入ってるといいなって言ったら、
結構近いんだよね。
そうです。

ね、すごいね。
なんですが、着陸の姿勢がうまくいかなくて、
本当であれば、なんていうのかな、平たく。

なんか足をつけて立ちたかったのになぜか、えいやーと。

えっとね、亀の甲羅に太陽電池があって、
ゆっくり降りてって、頭をつけて後ろ足をつけるって感じで、
平らに着地するはずだったんですけど、
なんだかんだで逆立ちした状態で、月の表面についてしまいました。
そうすると、背中の太陽電池に日の光が当たらないと、元気が出ないわけですよ。

なるほど。

で、地上の人たちは、降りるときにいろいろデータを取った分を、
とりあえずはダウンロードしよう。
まずね、内蔵電池が動いてる間。
その後、ちょっとお休みさせて、内蔵電池を節約して、
たまに声掛けして、発電してる?発電してる?っていうふうに声掛けしてたんですけど、
なんと発電をするようになったので。
発電してよ!発電してよ!皆さん見てよ!ってね。

面白い。ほんのちょっとの角度がついてるところに太陽が当たって発電したんだよね。

これがですね、亀の甲羅が太陽電池ね。
で、逆立ちしてというか、頭が砂に埋まってる感じ、立ってるわけですよ。
で、その太陽電池は、実は西側を向いている。

結果として西側を向いちゃったわけね。

そう。っていう状態で、逆立ちした状態で降りてしまったんで。

本当だったら、上に向いてたかったわけね。
そうです。
いろんな方向からの太陽をあまねく吸収したかったけど。

で、太陽の昼間ってどのくらい続くかご存知ですか?

けっこう半月くらい続くんだっけ?

そう。半月昼間半月夜なんですよね。

だから、15日かけて太陽が東から昇って西に沈むんですよ。
ずっとまだ昼間なの?

で、最初降りたときは、どっちかっていうと東側から光が当たってた。
だから、甲羅じゃなくてお腹側に当たってたのね。

本来は地面に向くと。
それはそれで気持ちよさそうだけどね。

いやー、また温度管理が大変なんですよ。
空気もないから、暑くなったら暑くなって放熱しにくいでしょ。
とかもあるんで大変なんですけど、それはそれとしてじりじりと、
地球上だと半日かけて太陽が半分回りますけど、
06:01

月だとじわじわと太陽が西に傾いて、
太陽電池に光が当たって、なおかつ壊れてなかったと。

データを取るところがね。

データを取るというか、太陽電池のシステムが。

なるほど、まずは第一段階として充電ができたと。
で、ここから充電設備はとりあえずは稼働できると。

で、さっきも言ったとおり、月の昼間は長いんで、
これから1週間ぐらいは日が当たってるんですよ、ずっと。
だからこの間にいろいろやらなきゃいけないのと、
もう一個、そもそもスリムっていう観測機からは、

そういうのは結構バチャってますよね。

カメっぽい。

ねえ、スリムなんですか?

で、そっから地上をゴロゴロ動いて写真を撮るっていう小カメが。

小カメ!?

そうそうそうそう。

へえ、かわいいね。

で、そいつがぐるぐる動いて、カメラで親カメを見つけて、
金キャラに輝くやつを撮って、親カメに送るっていうのを
自動的にやるようなプログラムが書かれていて、
それでどんな形で月面に立っているかが、
要は自分撮りができたっていうすごいことだよね。

小カメを使って自撮りというか。

そうそう。普通自撮りしにくいでしょ。

ねえ、そうだよね。ひっくり返った写真が、
あれがひっくり返ってるんだっていうところでもあるけどね。

それが写真で送られてくるっていうのがすごくて。
そいつも、反自動制御でこんなことをやりなさいっていうので、
親カメを探して撮影して、それをBluetoothで親カメに送ってっていうのを。

Bluetoothなの!?

そこはBluetoothらしいよ。
へえ。
そんな感じで送られてきましたということで、
スリムが最初元気なかったのが、通信ができるようになったのは、
太陽電池面に日が傾いてきて、ゆっくりゆっくり傾いてきて、日が当たったからですというお話でした。
これって、もう姿勢は元には戻れないわけ?
記者会見で、普通の体勢に戻るっていうのは試さないんですかっていう質問があって、
とりあえずこの姿勢で観測できる。
例えば月の上の地形とか石の蘇生とか、どういう光が出てるかっていうので測るっていうのができたら、
とりあえずこのままでデータ撮りますというふうに言ってました。

じゃあ、戻すところに変な労力を使って、結局壊れちゃったりして意味がなくなるぐらいだったら、
とりあえずできるところまで頑張ると。

さっきの亀の話でいくと、お腹が上になって転んでしまったら、もうどうにもならないわけじゃないですか。
なので最後の最後、実験をするかもしれないけど、まずはデータ撮りというか月の上の観測をするというのをやりますという形になっています。
09:01

小亀にエイヤーって押してもらえればね。

そんなに力ないんですよ。
すごいちっちゃいんです。

生まれたばかりなのかな。

あんまり力ないです。
おもちゃも出たんじゃないかな、宝トミーから。

へー。

はい、ということでスリムのお話でした。

はい、ちょっとスリムになりたかったですね。

はい、で猪田高ですよ。
変人?
猪田高はですね、1745年、九十九里町戸籍に生まれる。
で、17歳のときに猪家っていう正家の無子養子となる。

結婚したんじゃん。

17歳ね。
そのときに中家というか、ただたかという名前にしましたと。
なので猪さんところに、おむこさんに入ったんで猪田高になったんですよ。
で、おっきい正家だったらしく、商売上手なのもあって、
三十六歳、二十年働いてね、さはら村、今、香取市かな。
本宿、組名主となりました。

よくわかんないけど、偉い人になったわけね。

そうそうそうそう。で、これ三十六歳ね。
で、四十九歳のときに家徳を長男に譲って、ご隠居さんになりましたと。
これ四十九歳。

若いね。

ここまでは地図とか作ってないわけですよ。

普通の正家に行って、家政で悠々自敵に営業したいってことね。

そうそう。年表によると、三十三歳のときに奥さんと一緒に松島に旅行で、
欧州寄港とかっていうのも日記としてあって、
あと四十八歳のときに関西に旅行して旅日記、旅行記とかを作っていて、

書くの好きなのね。

なんか真面目な人だったんじゃないですかね。
で、問題はこの五十歳です。
1795年、隠居するって言って翌年、江戸深川に出てきます。
ちなみにね、さっきの佐原村っていうのは千葉県の利川沿いのところ、今は桜市。

あのあたり。

あのあたりですね。
調子が先っぽだけど、それよりもちょっとだけ内陸になったところなんですけど。

今村のあたりね。

ちょっとそれよりはあるかな。
で、江戸深川に住み、なんと高橋義時さん。
誰?お友達?
江戸幕府天文型って言って、小読みを作ったりするお仕事をしてる人ね。
結構ね、いろいろ業績がある人で。
小読みを江戸に作って、もともと大阪の生まれだったんだけど、小読みを作るのに幕府に呼ばれて江戸に来たんですけれども、
小読みができた後も江戸に残って天文学について研究を続けたっていうのがあって、
高橋義時に弟子入りするんです、猪野さんは。
12:00

へー。とても知的好奇心が高くて、楽院としてお金も時間もあったから、じゃあちょっと勉強でもするかって感じね。

で、この時の夢がなんと、地球の大きさを測りたいっていうのが猪野さんの夢でした。

この時、もう地球っていう球体であるっていうのは常識だったの?

地球は球体であるらしいと。だから大きさを知りたいって思ったらしく。
多分なんですけど、松島とかに旅行に行ってるんですけど、松島に行くと多分ほんの少し星の高さが違うんじゃないかと思うんだよね。

ほうほう、見上げる角度がね。

そうそうそうそう。で、地球の大きさを知りたいので、知る方法を学びたいっていって、年下の高橋義時に弟子入りをします。
これ、50歳の時。で、幕府のところにある設備、望遠鏡とかね、角度測る機械とかがあって、天文台があったんですよ、作戦あたり。
で、ほら、いいとこの望遠鏡だから、ちょっと同じものを俺も買うわって言って、自分家の庭に天文観測のやつ作って。

どんだけ金持ちなわけ。

そうそうそうそう。で、高橋義時さん家とその時に住んでいたところを行ったり来たりするところを補足して、どのくらいの距離でどれくらい星の高さが違うかっていうので、これで地球の大きさが求まるはずだって思って、高橋義時さんに相談したんだけど、
いやいやそれは短すぎますって、誤差が大きすぎますって言われて、いつか地球の大きさが測りたいなーって江戸でずっと思ってるっていうおじさんでした。

えっと、まってね、いろいろ商人だったから算数とかそういう数字にはそれなりに強かったのか。で、ちょっとそのいわゆる三角関数的な距離と高さで、違うな、角度と距離で大きさが分かるっていうそういうようなやつを知識として知っていて、それを実際にとりあえずやってみたわけだ。

多分なんですけど、さはら村は利根川沿いなんですよ。そうすると、地水工事とかを村でやるんじゃないかと。そういうときに、ほら、組名主だからさ、ああしろこうしろって言って、そこからそこまでの距離を測りなさいって言って、ここに何メートルの土手を、何メートルはないか、どのくらいの土手をどのくらいの長さで作りましょうみたいなときに、やっぱり簡単な測量みたいなのをしたことがあったんじゃないかと思うんだよね。

で、なんと55歳のとき、高橋よしときさんが、幕府が地図が作れる人探してるんだけど、やる?って言われて、もう地腹でやりますって言って。地腹で。

そう、大地測量で、江戸からね、あっちこっちに行くの大変じゃないですか、江戸時代は。

で、一応ね、通行手形を幕府からもらって、地腹で、東北から北海道まで。地腹で。
15:01

はい。東北から北海道南部まで測量に出かけます。地腹で。第1次測量。

もう守備ね、そこは。でも国っていうか幕府からの依頼じゃないわけだよね、またここは。

だから、変人っていうか。で、これがまた第2次、第3次、第4次ということで、関東東北とか東北西部、日本海側ね、東海北陸とかを測って、59歳。
毎年出かけたわけだ。で、東半分の海岸線をある程度書いたんで、幕府に提出しました。
で、もうここからやっと幕府の金でやっていいってことになりまして。
で、この頃はね、1800年代ですから、海外のロシアの船が来るとかね、あとは海国せよみたいなやつがちらほらと聞こえてくる時代になってきたんで、
日本の大きさ、形を幕府は知るってのをとても大事に思ってたので、その辺もあって測量をちゃんとしましょうというのをやってました。
で、なんだかんだで、60歳、61歳、62歳とあって、結局69歳まで第8次測量っていうので、
中国地方、四国地方、九州に2回行くとかつって、69歳まで合計8回の測量旅行に出ています。

ていうか、69歳って今でもそれなりにもう年齢いってるけど、当時にしてみれば100歳近い感覚だよね。

で、なんとこの猪田高のプロジェクトは第9次、第10次の測量まであるんですが、第9次測量からは猪田高は不参加でした。
ほら。
そら、70になって伊豆七島行かないっすよみたいな。

行きたかったんじゃない?

で、結局73歳で亡くなっています。

残念。

1818年。
最後はさ、旅先で夢は野原を駆け巡ってほしかったね。
それ違う人じゃないですか。
あれ?
で、幕府にお金出してもらってるでしょ?
だから、地図はまだかって言われるわけですよ。

なんですけど、また猪田高が死んだときに地図ができてなくて。

あ、測量、いわゆるデータだけあって、まだ地面に落とし込んでなかったわけね。
そうなんです。
で、猪田高とその一味は、猪田高が死んだことをしばらく隠して、
けしからんって言われないように。
結局ね、亡くなってから3年後、猪田高の地図ができて、
それが幕府に納められて、というのができましたというのが猪田高の生涯でございます。

生涯終わってるけどね。

終わってます。73歳で亡くなってます。

だけど、彼の遺行とともに死が伝えられたのは、76歳ぐらいのとき。

そうそうそうそう。
という感じで、変人猪田高の足跡でございました。
18:00

歩くのも好きだったんだろうね、きっとね。
そうね。
あちこち行ったりするのも。
で、ちまちま歩いてるときに、つい歩幅を数えちゃうタイプの人なんだろうね。

あ、でね、その辺が歩測、要は何歩でっていうので測る方法とか、
縄で測るっていう方法とか、いろいろやったんですが、
結局ね、鉄の鎖みたいなもので測ったのが一番精度がいいっていうので、
終盤はそれでやってるんじゃないかな。

うーん。

そう。という感じで、本編では測量の話をしてみたいと思います。

はい。

さて、本編では測量の話をしますが、
猪田高は江戸から出て、どっちの方角にどのくらい進みました。
で、そこで点を一回打って、その先どっちの方角にどれくらい進みましたっていうのを、
積算していく形で海岸線を描いていったっていう感じです。

はい。

で、日本の形を作るのはそれでいいんですけど、
現代の地図はそういうわけにはいかないんですね。
え?
えっとね、まず、世界の中の日本っていうのを、
はっきりさせるにはどうすればいいかっていうのを考えたわけです。
だって、海が途中にあるとどれくらい離れてるかわかんないじゃないですか。

あ、歩けないところの距離感がわからないってこと?
そうそうそう。

だから、いくつかの方法を取って測量するってことになります。
はい。
一つ目が、地球の中で日本はどこにあるかっていうのを定めるっていうことをやりました。
どうやってやるでしょう。

日本と近いのは、カラフトとか朝鮮とか?
あそこから船で何日とか何か、岸は神殿あたりに書いてあったじゃないですか。

それだと、そんなに詳しく場所が出せないんで、
明治時代になってからどういうことをしたかっていうと、
まず天文台を建てます。
南北の線を見つけて、四五線にね。
四五線の上しか動かない望遠鏡を設置します。
そうすると、その望遠鏡で星を見ると、星が何中した時間がわかりますよね。

はいはいはい。

それをたくさん繰り返すと、経度、統計難度っていうのがわかる。
その星の高さを見れば、北位がわかる。
ということで、一番最初、地球の上で日本がどこにあるかっていうのを決めたのは、
21:04

今はどこだ?アザーブあたりかな?
ロシア大使館のすぐ裏にあるんですけど、日本経緯度原点っていうのがあります。
そこに昔天文台があって、ここに南北だけにしか動かない望遠鏡がありましたっていう日が経ってます。
ほう。
そこが日本経緯度原点ってやつです。
それで、日本経緯度原点っていうところについては、とりあえず地球上の場所が確定するっていうのを一つやります。
はい。

そこまではいいですか?

はい。
で、この望遠鏡が猪田高と同じように地図を作るんですが、
その方法は西洋から習ってどうしたかっていうと、三角測量をしましょうってことになりました。
はい。
いいですか?三角測量ですよ。

なんかのぞくやつじゃないの?

そう。で、三角測量に使うのは、望遠鏡の中にメモリがついてるようなやつで、望遠鏡をぐるぐる回すと、
何度のところに望遠鏡が向いてるよっていうのが、メモリで読めるっていう望遠鏡を使います。
それで、3つの地点を測ると三角形が欠けます。

はい。

そうすると、三角形はね、何だっけ、何とかが分かれば三角形が固定できるっていうので、
いっぺんとその両角が分かったりとかいくつかあるじゃないですか。
へー。
あるんですよ。
うん。
で、それが分かれば三角形が欠けて、地面に起点になるものを埋めて、そこの角度それぞれ測れば地図の図面が描けるんですが問題があります。
相似形の三角形が欠けちゃうわけ。大きさが分かんないね、それだけだと。
猪太田とかは距離、角度、距離、角度っていうのをずっと測っていって、そこを積算していったんですけど、
基本全度をそれで測るの大変なんで、まずどうしたかっていうと、真面目に距離を一個だけ測ります。

はい。

5キロぐらい。で、そこの開始点と終了点、北と南の点があるじゃないですか。
ここの間をミリ単位で測ります。5キロぐらいをね。
5千何百何十何メーター何センチ何ミリって測ります。
で、この端っこと端っこから、さっき言ったこの元になる線、これ基線ね。
基本の基に線、基線って言うんですけど、そこからの角度を求めて新しい点を作ってあげると、
その三角形は唯一一個決まるし、計算で新しい点までの距離っていうのが出せるわけ。
その時には三角関数は使わなきゃいけないんだけど。
で、日本で最初にその基線っていうのを作ったのが、明治15年の相模の基線かなっていうのがあって、
今、座間市とかその辺にあるんですけど。
なので、明治15年相模の基線、神奈川県相模原市、いや座間市にあるところを一生懸命測りました。
24:08

これね、確か5100メートルぐらいかな?のところを定規って言ったらええんだな。
えー、なんて言ったらいいんだ?

ものさし。

を並べて測ったんですよ。
へぇ!?
だって他にやりようないでしょ?明治15年。

え、じゃあ2,3本やって、1,2って置いて、3本目置いたら1本目をもう一度次のとこ持っていくとかそういうこと?

まあまあ10本ぐらいやって、水平を取りながら一個ずつ足していって、
伸び縮みしないように、氷で冷やして冷凍にしてとかっていうのを頑張りながら。

伸び縮みっていうのも考慮に入れなきゃいけないわけね?
そう。
特に初めの方だから。

5キロ測って、センチよりも下のところまでちゃんとやらなきゃいけないんで、数字を。

全部が素で規定にするから、それがちょっとでもずれてたら全部ずれちゃうからね。

それが1パーセント大きいと、2本の大きさが1パーセント大きくなっちゃうわけですよ。
っていうのがあるんで、それを一生懸命測ってっていうのを全国で15箇所かな?
基線っていうのを作って、それを測るっていうのをやりました。
この基線ができてしまえば、さっき言ったこの基線の距離と角度を作れば、
さっきのA地点とB地点、新しいC地点を、杭を埋めてそこまでの角度を測れば、
距離を測らなくても距離が計算できる。わかる?
ということで、三角形を作れば、距離を測らなくても距離が計算できるっていうのが三角測量ってんですよ。
という感じで、この相模の基線からAとBからCを作り、Cの反対側にDを作り、
このCとDからEとFを作りって言ってだんだん広げていって、
全国にある一等三角点っていうのを、だいたい40キロぐらいかな?
40キロとか50キロの長さで網をかけるように三角点っていうのを作っていこうっていう計画の一番最初は、
さっき言った基線っていう最初の最初は相模の基線。
日本国内に基線は全部で15個作られたんですけど、
そういうところから相対的な場所がどこだっていうのを測っていきました。
ということで、猪田高のような海岸線をかけるんじゃなくて、
三角形をたくさん作った網網を、三角形の網を日本全体にかけるようにして、
一等三角点、距離がだいたい50キロ、40キロから50キロ離れてる点を作って、
それぞれを測っていくっていうのをやりました。
土地は平らじゃないんで、その点を作るのは見放しのいいところがいいですよね。
なので山越えをするときには山の頂上に三角点を作って、
標高がどれだけ違うから、その分の距離の補正をしてとかっていうのをやりながら測っていったっていうのが、
27:05

そもそもの地図を作るための測量です。
結局ね、一等三角点っていうのを作ってしまえば、
その中をもう一回三角で埋めていって、
二等三等四等って作ると、日本の地図の中に細かい細かいメッシュができるようになって、
ここの三角点の場所はここですよっていうのが分かった後、
緯度経度をそこに設定するには、実はさっき言った日本経緯度原点っていうところから、
どっちにどれだけ行ったかっていうのをやらないといけなくて、
という感じであなたの家の緯度経度が決まるということになっています。
で、やっと地図ができるわけだな。

地図いる?もういいんじゃない?

そこね、難しい話ですよね。

大変そうじゃない?

で、今ね、野戸半島で地震がありました。
で、土地が隆起、上にね、上がったり、あとはずれたりした。
2メートルずれたとかって話を。

2メートルぐらいでも上がったの?

そうですね、場所によって。
そういうところも三角点の杭をもう1回測り直せば、新しい形が見えるんですけど。
で、日本の大きさはね、皆さんの生活の中ではそんなに気にならないかもしれないですけど、
やっぱりさっきの野戸半島で言えば、港を作るとき。
どっからどこまで港にしましょう。
とか、道を作るときにどこを通してっていうのをやらなきゃいけないじゃないですか。
そんなときにも目安となる起点がないと、昔みたいにこの辺道作ろうぜって言って道を作るわけじゃないんで。
そういったところにやっぱり細かい測量っていうのがとても大事になってきます。
なので、地図を作るための国土地理院がやっているような三角点を整備して、日本の形を明確にしましょうっていうのが測量の1つ大きいところ。
で、皆さんの身近な測量はもう少し現実的で、あなたの家の土地はこっからここまでですよっていう杭が打ったりしますよね。
道と私有地の境目とか、お隣産地の間に十字の杭が打ったりとか。
で、ああいうのの場所を確定するのを測量でやります。
遠規模っていうのに図面があったりして、今言った三角測量と普段の測量がちょっと違うところがあって、普段の測量は距離も測ります。
なんでかっていうと、そんな遠くないんで距離が測れるから。
昔はマキジャックとかで測ってたんですけど、今は光が行って帰ってくる時間を測って距離を測ったりします。
で、角度と距離が分かれば、さっきの三角を作らなくても、家の周りを順番にやっていけば形が作れますよね。
30:05

三角測量するには必ず三角にしなきゃいけないから、四角い土地に家が建ってると真ん中の三角は測れないんですよ。
なので、土地の外形とかだったらさっき言ったみたいに、距離と角度を一生懸命求めていくところでできたり、あとは信用できる区域からどれくらい離れてるかっていうのをやったりします。
じゃあ、遠規模とかの土地の位置が、昔は実は相対位置しかなくて、要はここからここまでのこんな形の南平米があなたの家ですよっていうのがなかったのよ。
なんでかって言うと、移動経路までしっかり出すの大変だったから。移動経路がある前にみんな人住んでたからね。
そういうのを整備するのに、現場では距離と角度で図面を描くでしょ。いいですか。現場では距離と角度で描きますよね。
でも、三角点は移動経路で描いてあるわけ。めんどくさいんです、変換が。
なので、日本ではこの関東エリアはある点を原点にして、ここから東に何メートル、北に何メートルって言って、そういうので位置を表しましょうっていうのがあります。
直角座標形って言うんですけど、面積が広いと地球って丸いから誤差が出るんですけど、直角座標形は全国を12個ぐらいに分けてあって、
まあまあ誤差が大したことないでしょうっていう大きさの平たい座標としてそれを考えるってなっていて、
例えばうちの実家群馬県とかは日本の直角座標形第9の系統で、そこの原点から北にいくつ、
どっちだ、西にいくつっていうので、何メートル、何十何キロ、何百何十何メートル、何十何センチ何ミリっていうところが指定されるっていう地図がどんどん整備されていて、
人が住んでるところはいいんですけど、そうじゃないところはこういうのがないと山の中で場所が決められないんで、
そんなのもあって、一応そういったところで皆さんの地図が現物と地図が合うというふうになっているし、
大きい地震とかがあって日本自体がずれる、またはこの辺の土地がずれるといろんな修正が地図にかかったりします。

はい。

もちろんね、地図の中で、

あれ、じゃあ今回の地震の修正はいつから?

いや、まだわかんないですけど、例えば2011年の東日本の震災のときに、結構あちこちで動いたんで、
さっき言った平面直角座標形っていう、ここが原点で、ここから何メートル東とか、ここから何メートル北っていうので表しましょうっていうのが、
原点に行くとずれたところに打ってあったり、または元の原点に補正地が入ったりします。
33:01

全部を当然入れ替えたりはできないから、そこにコメントが書いてあるような感じね。

そうそう。

そもそも気線は大丈夫だったか?

さっきも言った通り、気線は距離と方角しかなくて、移動経路は他のところで設定してあるわけです。
日本経緯度原点は、経緯度原点のバッテンの印は変えてないんだけど、
ここが東経何度何分何秒っていうのと、北緯何度何分何秒っていうのは、2011年に修正されましたっていうのが追記で書いてあります。
もし東京タワーとか、今ロシア大使館の近くまで行くことがあったら、
日本経緯度原点を訪れてみるのもいいかもしれません。
そこにね、ここで移動経路が決まりましたよっていう話と、
もう一個は角度、こっち側が北から向かって何度ですよっていう設定があるんですけど、
そんなのが日本の全体の場所がどこにあるかっていう話。
その中でどうやって広がってるかを三角測量で測っているっていうのが、実は過去の測り方です。
じゃあ今どうなってるのかっていう話。

GPS。

そうですね。正確にはGNSSって言うんですよ。
はい。
GPSはアメリカの、

グローバルポジショニングシステム。

そう、それがね、一般名詞でもあるんだけど、アメリカがやってるやつがGPSって名前を取っちゃったんで、
各種、アメリカとロシアと中国とヨーロッパそれぞれが挙げていて、
日本もいくつかおまけを挙げているっていうのがあって、
これを総称してGNSS、グローバルナビゲーションサテライトシステムって言うんですけど、
グローバルは全地球ね、全地球広報衛星システムかな。
広報っていうのはナビゲーションする、船で行く航海の衛星システムというのがあって、
正確な測定器をつけてあげれば、
移動経度が何度何分何秒だっていうのが、
ほぼ即座に出るようになっているので、
今回のノトハントの地震とかで隆起しましたとか、
こっち側に土地がずれましたっていうのは、
いちいち現場で望遠鏡を使って十字の上に棒を立てて、
距離と角度を測らなくても、今やGNSSというので、
移動経度がこんだけずれたよっていうのが分かっちゃうっていう時代になってきています。

結局、GNSSの基準はどこだろう?

GNSSの基準は、GPS衛星とかがたくさん飛んでますよね。
36:04

ああいうやつからの距離を求めて、それで位置決めをするわけですよ、まずは。

地震とかで一番スタートである、
要はだから00っていうのの位置がずれちゃったら全部ずれちゃうから。

地球測地計っていうワールドワイドで使える移動経度のメッシュっていうのがあって、
それが統計何度何分何秒、北位何度何分何秒っていうのがあって、
それに対してずれたことが分かるようになってます、GNSSでは。
というのがありまして、なかなか以前からよく言う、
いろんな測定精度が上がるとずれが出てくるんじゃないか問題と、
それをどう補正するか問題っていうのがあって、
その辺は微妙に辻褄合わせをしながら作られていて、
地図は丸い地球を切り取って平面にするっていうところの誤差をどうするかって話もあれば、
今みたいな本当の移動経度って何なの?っていうところもあれば、
実際に測った距離が縮んだり伸びたりしたらどうなるの?っていうところもあって、
その辺の運用はいろいろ大変なんですが、何はともあれ距離、角度を測ることで、
皆さんの家の場所、また待ち合わせをする公園の場所っていうのが、
地球上で一個に決まるというふうになってるのは、
この辺の地図の歴史と今やGPSレシーバーとかって言われるGNSSを利用したセンサーのおかげになってます。
衛星からの電波がどれくらいの時間がかかってこのアンテナに届いたかっていうので、
場所を測定するわけじゃないですか。
っていうか計算して出すんですけど、
実は上空の空気の層とかで結構揺れるっていうのがありまして、
電波が?
そうそう、ほんの少し遅くなって早くなってすね。

電波って周りの干渉を受けなさそうな雰囲気があったけど。

でも空気の中と真空の中はスピードが違うでしょ。

なるほど、っていうと何らかの影響を受けてる。

水蒸気が多かったり、あとちょっと屈折して曲がってやってきたりとかっていうのがあって、
電子基準点って言っている三角点に変わるようなやつは、
ずっと24時間休みなく撮っているんで、その辺の揺れを吸収するようになってるんですけど、
あと細かく撮れるっていう技術も使ってるんですけど、
皆さんがスマホとかで使ってるやつは数メートルはずれます。
調子が悪いと10メートルぐらいずれちゃいます。
このずれは、私がカーナビとかを最初に使った、どれくらい前だ?
20年前ぐらい?
39:00

もっともっとずれていて、一本隣の道を走ってる。

都会だとね。

なので右折しなくてもいいところで右折しなきゃいけないみたいなガイドが出ちゃったりして、
あとは少しずれても地図上の道から外れることはないだろうからって言って、
無理やり補正されちゃうのね。
補正されちゃうとかっていうのがあった。
いろんな情報を駆使して精度を上げたりします。
例えば東京あたりで固定局で位置情報を受信するとするじゃないですか。

どっかのビルの上で。

そうするとさっき言った空気の内容で、
同じビルのはずなのに測定値がずれることがあるんですよ。
ってことはこの近所のやつは同じようにずれてるはずだって言って、
その補正値を送ればみんなに精度が上がるだろうっていうので、
そんな感じでスマホとかのGPSはそういう風な補正とかが効いていたりするので、
まあまあ正確だったりします。

補正が効くってことは逆を言えばそういうフィードバックも一緒にやってるからってことね。

そう。どっかのビルの。

ビルのデータをフィードバックもしてるし。
あ、それもしてないかな。
それしてないの?

固定したところの方が確実だから。
そうそう。
そんなこともやっていたりして、今や測量っていうのは衛星からになったんだけど、
じゃあ衛星からになったから理屈が変わるかって実はそんなことなくて、
ある衛星とある衛星とある衛星から今度は三角測量じゃなくて、
どれだけの距離があるかっていうのを計算すると、
今の位置が出ますよっていう風になってます。
という感じで位置が決まるというのはめんどくさいけど、
皆さんは結構便利に使っていて、地図の中で自分がどこにいるかが分かるっていう話や、
地図が綺麗に描かれていて、現物をちゃんと反映した地図になっている。
もう一つ測量はすごい大きい目的があって、工事現場でどこに道を作るか、
どこに盛り土をするかみたいなところもすごく測量が大事になってきます。

ほう。

だってあそこの山崩そうっていう時に、3メートル余計に崩しちゃいましたってわけにいかないでしょ。

うんうんうん。

今度はそっちはさっき言った棒を立てて距離と角度を測定するっていう測量方式じゃなくて、
最近の流行りはドローンで写真を撮っちゃうっていう方法が最近は使われています。

ドローンで写真を撮って、それを分析して測定するってこと?

そう、ドローンを飛ばすでしょ。ある高さでたくさん写真を撮っていくんです。
5番の目のように。で、お隣と重なった写真を撮っていくと、
2つ写真を並べると、ずれてれば高さが違うってことが分かると。
っていうのを使って工事現場の全体の測量を半日でドローンを飛ばして終わらせてしまうっていう方法で、
42:02

それはもう測量がある点の位置と高さに比べてたくさんの点が並んでる点群っていう言い方もするんですけど、
そういう3Dの形ができちゃうのね。
そうすると、その3Dをコンピューターに取り込んで、ここを削りましょう、ここを盛りましょうって言って、
3Dをいじって出来上がりを作って、それを指示に出すと自動で重機が動くっていうのも研究されて、一部のところで動き始めています。
そうするとね、あっちの山を崩してこっちに埋めるとかって時に体積の比較ができちゃうとかね、すごい便利なところもあるんですって。

増えてますよって、盛り土がって?

だからここを埋めるにはあそこを崩せばいいっていうのは、これまではざっくりあんな感じかなと目検討でやっていて、
プロの人じゃないと分からなかったのがGPSで点群で3Dにしちゃうと、ここをこんだけ削るとどのくらいの量の土が出るから、
これをここに埋めるとちゃんと埋まりますねとか、逆に埋まらないんだったらダンプで何個も持ってこなきゃいけませんねとか、
余っちゃったら運び出さなきゃいけませんねっていう計画を立てるのにもすごい大事なんですよね。
そんな感じでね、昔ながらの、というか今もたくさんやられていますけど、望遠鏡をどっちに向けて角度が出てくる、
あとは距離が測れるっていった計測器を使った測量だけではなくて、GNSSで衛星を使って位置を出すっていうのもあれば、
工事現場みたいなところではドローンを使った写真から立体の形を作るというのもあったりするというので、

測量っていろいろ発展してるんですねというお話でした。
ねえ、ピッと簡単に一応わかるようになっているけど、昔の人は頑張ったね。

イノータだとかはね、地球の大きさを測るっていうのは、地球の全部の大きさじゃなくて、地球の一度は何里何メーターだっていうのを計算して出して、
江戸市内だけで測ったときには大したことなかったんだけど、やっぱり全国を回って計算をしたのと、
その頃、オランダから入ってきた最新の天文の資料と付き合わせたら、ほとんど誤差なく1%未満の誤差で合ってるってことがわかったっていうので、喜んだという逸話が残っています。

地球の大きさがわかったと。

そう。

それが何歳のとき?

それはね、たぶん60歳代じゃないかな。

行き始めて10年目、だってだいたい70くらいまで測量にして、半分の段階で精度が高いから、もう半分のモチベーションになったのかな。

あとはお金も出たしね。

そっか。

ところどころで、要は昼間は距離と角度を測っていくんだけど、夜になったら星の観察をするっていうのもあって。
45:07

それ趣味?
それ趣味じゃなくて、緯度とか経度を確認するために、星の観察と目も知らなきゃいけないっていうのがあって。

忙しいよね。

そう。だから私はね、どっかの体育館で、イノーズっていう地図が、もちろんコピーが展示されているところに行きましたけど、体育館の床がいっぱいにあるんだよね、大きさとして。

何分の1ぐらいなの?作った地図は。

えーとですね、イノーズの縮尺はいくつといくつ。3種類あります。大図、中図、小図っていうのがあって、大図は3万6千分の1と、21万6千分の1、43万2千分の1の3種類。
で、みなさんが、国土地理院が発行している地図っていうので買うやつは、2万5千分の1とか、そういうのが多いと思うんですよね。
あとは、都会ではね、1万分の1っていうのがあったりするんですけど、3万6千分の1っていうのは、2万5千分の1に近いんで、
机の上にいっぱいに広げたところに、どのくらいだろうな、机の上いっぱい広げたところに10キロが入るぐらいかな、一辺が。
で、3万6千分の1はそれもちょっとちっちゃいんですけど、日本全国広げると体育館床いっぱいになっちゃいます。
で、どこどこで測量したとかっていうので点が打ってあって、
で、星の観察をしたところには実は星マークのスタンプが押してあるんですよね。

へー、それは展示のときにそういうふうにしてあったってこと?

いやいや、イノーズのもともとの台図っていうのには測定点の線が入っていて、
そもそもね、その台図を作るときには点を角度で結んで、次の点を打って、次の点を打ってってやっていくわけですよ。
で、それにちょっとしたマークつけとかないと、どの点まで打ったかわかんなくなっちゃうじゃないですか。
っていう多分書き込みがあった上に地図を乗っけていくっていう、手で海岸線を書くとかっていうのを追加するっていう。
だから、猪田高のオリジナルのやつには測定したところに針の穴が開いています。

へー。

複製するために。
で、台図っていうのが3部とか4部あったのが震災とか空襲で焼けてしまったのがあって、
今残ってるやつはアメリカに持ってかれたか貸し出したやつが戻ってきてっていうのが、今国宝になってるはずです。

おー国宝。そうねー。すごいねー。
48:01

で、明治の地図、明治40年くらいまでの地図に移納図に書かれたデータがそのまま使われたっていうのがまだまだあったそうで、
その後はね、ちゃんと測量したところに書き直されてますけれども、そのくらいまで使われたというふうに言われています。

なんか、やっぱりなんだろう、お金を持った状態で自由になると弁学に進むんだね。

まあまあ人によってですけどね。

何したいですか?

私は別に地球の大きさは測らなくていいですけどね。

でも地球は大きいらしいよ。

うんうん。あ、でも一応1回の出張で一周したことあるんで。
すごい。
あ、違う。東回りで1回と西回りで1回したことがあります。

2回一周したってこと?

そうです。アメリカ西海岸に行って、ブラジルに行って、パリに行って戻ってきたっていうのが東回りで、
西回りの時はどこだっけな、スペインとかまで行ってニューヨークに渡って戻ってきたのかな。

うーん。

はい。なので、なんとなく地球の大きさを体感したってことにします。

寝てないの?

いやいや、何日もかけてですからね。

あ、いやいや、飛行機の中でとか。

飛行機の中では、えっとー。

体感してないじゃん、飛行機の中で寝ちゃったら。

いやいやいや。

起きてたの?

寝たり起きたりしてましたね。
はい。ということで今日は、変人猪田高と測量についてお話をしてきました。

はい。

550回ね。
うん。
この番組では、皆さまからのメッセージを募集しております。
メールの宛先は、rika.0438.jp、rika.0438.jpです。
あとですね、この番組は、audiobook.jpというサービスで、
有料配信、毎月聞き放題というのに契約していただくと聞けるようになっていて、
そちらで聞いていただくと、視聴時間に応じて我々に収益が入るようになっておりますので、
もしよろしければそちらで聞いてみてください。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
おまけっていうのを入れてるんですけど、
おまけにはそんなに内容がないです。

内容。今ちょっとそこ言い淀んだ感じ?

たまに真面目に話してることもあるんですけど。

じゃなくて、今意味は何だ?内容はないよって言おうとしたけど、ちょっとやめた感じでしょ?

いえ、そんなことはありません。
じゃあ言って。
我々、そんないプロジェクトでは、この番組のほか、そんなことないでしょ?そんなに雑貨店などの番組も配信しております。
そちらも探して聞いてみてください。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

ということで、そんなに理科の時間、第550回お送りいたしましたのは、
よしやすと、

かおりでした。

それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。

ごきげんよう。