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2023-01-06 39:35

第495回 時間と日付の作りかた byそんない理科の時間B

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■オープニング・年末年始の番組は聞きましたか・「たくさんのふしぎ」を買いました・名前のちから・年パスのオススメ・国立科学博物館に行きました ■時間と日付を数える・子午儀は上下にしか動かない・日の出と日の入りを原点にすると...
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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか?
そんない理科の時間B、第495回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
2023年最初の回の配信になります。
よろしくお願いします。
明けましておめでとうございます。
ちょっとね、
明けましてには時間が経ちましたけど、まだですね、
夏のうち。
だって、明けたでしょ?
明けました。
おめでたいでしょ?
そうですね。
そら?
明けましておめでとうございます。
はい、そうね。
よくできました。
今日はですね、
小読みの作り方っていうタイトルでお話をするんですけど、
カレンダーの作り方的な感じ?
そうね、どうやってカレンダーに追っていくかっていう話と、
あとは、時間をどうやって測るかっていう話を少ししようと思っています。
大変だね。
みなさん、年末年始の特別版はいかがだったでしょうか?
ねえ、理科の時間チーム大活躍じゃない?
そうそうそう。
もちろんね、理科の時間チーム、
年末特番を聞いてない方はそちら聞いていただきたいんですけど、
理科の時間チームが対象してしまうと面白くないので。
ねえ、なんていうかな。
素晴らしい結末に落ち着いたよね。
一応ね、私たちの番組で、そんなこと内緒じゃないや。
そんなプロジェクトメンバーを呼んで、ゲストとして呼んで。
で、ゲストをコテンパ。
コテンパにやっつけてやる番組だったんだよね。
っていうのは、面白くないんで、
まあまあ、花を持たせるという感じで終わりましたけども。
そうそうそう。
ねえ、すごい花を持たせてあげてね。
そうなんですよ。
あと、年始の特番はあまり変わらずにやっております。
年始の特番って何やった?
なんとなくダラダラとしゃべった感じ。
今年はボータオフしないもんね。
ないです。
はい、ということで、もしまだ聞いてない方は聞いてみてください。
あまりね、年始の特番は内容があるようでないですが。
え、じゃあ年末の特番は内容がないようである?
年末のやつは楽しく作りましたよ。
楽しかったですね。
理科っぽい問題とそうでもない問題のクイズを出して。
そうでもない問題なんかあった?
あ、結局は推理じゃわからなくて、
当てずっぽうじゃないとわからない問題とかも作ったんでわざわざ。
なので、楽しんでいただけるといいなと思っています。
反響はね、ちらほら来てるんですけど、楽しいとか。
で、年末年始にやったことをちょっとだけお話をすると。
年賀状書いた。
私は年賀状書かなかったんですけど。
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もう中、もう中なのもあったんですが、年賀状の紙を出すのやめてまして。
大掃除。
中掃除ぐらいしました。
で、えっとね。
たこあげ。
たこしてないな。
こままわし。
はねつき。
おちつき。
ちょっとね、本を何冊か買いまして。
寝正月。
寝正月。福音館書店っていう絵本出してる会社あるじゃないですか。
うん。
ご存知?
そこが出している月刊誌で、小学校3年生からっていうので、たくさんの不思議っていう本があるんですよ。
へー。
うん。
え?キンダーフックシリーズ?そこって。
えっとね、福音館の月刊誌は子供の友、012と子供の友年少版、子供の友年中向きとかがあって、
子供の友っていうのと科学の友っていう、もう5、6歳のやつがあるんですけど、
その上にたくさんの不思議っていうのがあります。
本屋に売ってる、その下の子用のは本屋に売ってるのを見た記憶がある。
そう、子供の友はよく見ると思います。
で、たくさんの不思議もね、並んであったりするんですけど、
へー。
この小学3年生からっていうたくさんの不思議が、結構奥が深くてですね、本格的なんですよ。
うん。
毎回毎回、特別企画しかないんですけど、去年の8月号が、石は元祖の案内人っていうので、鉱物ね。
最近鉱物流行ってるよね。
なのかなぁ。
鉱物の辞典が出たりとか、それが大人向けのもあるし子供向けのもあったりとか、
あと鉱物セットっていうのかな?
はいはいはいはい。サンプルみたいなやつね。
そう、売ってたりするし、科学とか行けば売ってるのはいいんだけど、
それ以外にもこういうのが売ってたりとかして、もしかして今石来てる?
どうなんだろうな。
たくさんの不思議は、理科っぽい話題半分ぐらいなんですけど、
昨年の9月号、たくさんの不思議は星空を眺めてというので、星空の話と宇宙の話があって、
この9月号と12月号と2月号っていうのを買っちゃったんですけど、バックナンバーとしてね。
2022年の?
そうですそうです。
2月号はあれね、2023年2月号ね。
最新刊ってこと?
そうですそうです。
それの題名が、えっと、星と?
星と12月号は名前の力。
名前、そうそう。人に名前教えちゃいけないってね、昔は本名教えちゃいけないから、なんだっけ、あざなって。
よう名とかいろいろつきましたけどね。
いみなと。
いみなとかね。
なんかね、いろいろあるよね。
2月号が字は美しいっていうのは手書き文字の話なんですけど。
あら、それ素敵、それ素敵。
そう、字はね、練習したい人だから。
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そう、とかっていうのがあって、結構深いんですよ。
で、特に12月号のたくさんの不思議、名前の力っていうのが、名前とは何ぞやっていうのを考える本になっていまして。
名前とは他との識別だわな、グループ分けである。
そうそうそうそう。他と識別するから、同じものでも違う呼び名があったりするよね、みたいな話とか。
名前をつけるとはどういうことかっていうので。
えー、なんだ、科学だけど哲学的でもあるっていう話だね。
あ、そう、たくさんの不思議は科学だけではないんですよ。
あ、そうか、不思議だから別に科学に限らず。
そう、だから、もう少し、なんていうの、観察、自然の観察みたいなものもあるし。
ちなみに10月号は、ひきがえるとくらす。
え、ちょっと待って、ひきがえるとくらす。
ある日見つけた小さな黒いカエルと18年共に暮らした記録っていうね。
え、18年も生きんの?
でしょ?とかっていう、これで一冊一冊すごい読みごたえがあるんですよ。
え、ちょっと本屋行ってみよう。
ぜひ。たくさんの、大きい本屋さんだとバックナンバーとかもあるので。
で、ちなみに1月号はヘリコプターの仕組みで、ヘリコプターの飛ぶ仕組みを解説しております。
へー。
これはね、
本当に本格的だね。
本格的なんです。いちいち本格的なんで。
へー。
っていうのを買って、で、名前の力っていうのは、
どんなものにも実は名前がついてるんじゃないかって話もあったりして、
そんなのが、街で見るものに名前がついてるっていうのもちょっと面白いなと思っていて、
っていうような話です。
で、年明け1月3日に、
上野の国立科学博物館に行きました。
どうやってんの?
ん?
本屋ほら、お正月休みかなって。
お正月はね、1日だけ休んで2日から空いてんですよ。
すごいねー。
東博、東京国立博物館も国立科学博物館も2日から空いていて、
あのー、お正月飽きた人に向け?
やっぱお正月じゃないと来られない人もいるんじゃないかと思うので、
その代わりにね、年末の休みはちょっとある。
で、東京国立博物館では、
年始恒例の長谷川東博の松林、
松林寺屏風っていうのを見て、
あちょー。
松林寺。私が見たのは松林寺。
だから松林寺があちょーあちょーあちょーあちょーってたくさん。
国立科学博物館では、まあまあいつも行くところだらだら回ってってのが出てきたんですけど。
あれは見てきた?万年時計。
万年時計もちろん見ましたよ。
万年時計今なんだっけ?150年後の特報展に行ってんのかな?
どこあるのかな?
万年時計の国立科学博物館のやつは動かないんですよ。
置いてあるだけってことね。
09:01
東芝の科学館っていうのが川崎にあるんですけど、そこは動くやつが置いてあって、
それが貸し出されてる可能性はあります。
150年後の特報展は、1月の末ぐらいまでかな。
あれって無料でしょ?
無料というか、常設店の料金で入れます。
あーってことか。
ってことなのね。完全フリーってわけじゃないのか。
よく国宝展に行ったときに、あそこ無料で入れるけど、
国宝展でヘロヘロに疲れちゃったわけよ。
で、あそこ入りたいけど時間にしよう、無料だしなって思ったんだけど、
それはできなかったわけ。
それを無料というか常設店で入れるというか。
日付が違っちゃうとダメってことか。
そうです。
私は年発を買ってるので、1個だけ見たいものがあってもいけるっていう気楽さがあるんで、いいですよ。
昔はね、職場近いわけじゃないけど、結構金曜日が遅くまでやってたから、
なんかいい企画があって、ちょうど5時に仕事が終わったタイミングというか、
むしろ1回から5時に終わらせたって感じだけど、
5時から移動して、6時前に着いて、
2時間ぐらい見れるのか、8時ぐらいまでだよね、たしか。
8時までですね。
だから結構空いてるタイミングでゆったり見たんだけどね。
ちなみに国立博物館メンバーズカードっていうのがあって、
こちらは年間で2500円。
このメンバーズパスを持つと、東京、京都、奈良、九州の国立博物館が1年間入れます。
あれ、1回国立博物館って入ると1000円?
普段は1000円です、たしか。
前は680円だったんだけど、今は1000円ぐらいします。
2回以上行くんだったらって感じか。
そうですね。
ちなみに国立科学博物館は1500円です。
なのでお得ですよ。
ちょっと仕事の後に行けば。
で、そこで何を見たかって話をするんですけど、
まずそこまで行けなかったのね。
国立科学博物館では、展示の中でキログラムとか1メートルとかそういう単位の話がされているフロアがあるんですけど、
1メートルのところにはメートル原器が置いてあるのね。
まあレプリカですけど。
メートル原器は喋りません。
そうですか。
メートル原器があれば何でもできるっていう原器じゃないです。
はい、すみません。
そこに1秒っていうのがあるんですよ。
1秒っていうのの裏には何があるかっていうと、天体望遠鏡があるのね。
今日話すのは天体望遠鏡と1秒の話をちょっとしようと思っています。
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たまたま天体望遠鏡の後ろに1秒があるの?
違います。
関連して置いてあるってこと?
そう。そこのフロアは物の単位の話なので、
その秒を決めるために、一番スタートは星の観察だったよっていうところ。
そういうことです。
を、無理矢理ダシャンと。
無理矢理じゃないですよ。あるべくしてあるんです。
なるほど。世の断りですね。
そんなことを話そうと思っています。
はい、よろしくお願いします。
でですね、小読み。いつもね、お正月には小読みの話をしがちなんですよ、この番組。
しがちってどういうこと?
だから1月で年の始めにどんな話がいいかなっていう。
確かに。過去に2回くらいは最近やってる。
やってるんで、同じようにしないためにどうしようかなと思って。
3回目?
3回目だか4回目なんですけど。
小読みの話2023。
そうそう。1年の中でどこを正月にしましょうかみたいな話は前にしたことがあるんですけど。
ねえ、なんかね、こんな寒い時じゃなくってさ、春とか暖かい時に来るやん。
いやいや、ほら、当時でこれから1年日が長くなって始まるよっていうタイミングがいいじゃないですか。
当時はそう思ったかもしれないけどさ、今は暖かい日の方がいいじゃん。
あとは、春から始めるって言ってもありますけどね、種まきから始めるみたいな。
まあちょっとそれは置いておいて、1秒の後ろにある天体望遠鏡っていうのはちょっと変わった天体望遠鏡です。
おお、楕円とか。
これはね、国立天文台にもあるんですけど、望遠鏡って見たい星が見られるようにぐるぐるぐるって回るようになってるじゃないですか。
まあ支柱があって、横方向にも縦方向にも動くようになってますね。
大体はそうでしょ。何でかっていうと見たい星があるから。
そう、そこに星があるから。
そうなんですが、小読みを作るための望遠鏡は自由度が少ないのよ。
小読みを作るためのやつは、それ専用のがあるってこと?
上と下には動くんだけど左右には動かない。
じゃあ一方向だけずっと見てるってこと?北なら北を。
四五儀って言って、四五線。北の方向と南の方向が根、牛、虎、羽、竜、馬で、根と馬なんで四五って言うんですけど、四五線の方向にしか動かないっていう望遠鏡を使って何を見るかっていうと、星が南中するとこしか見られないんです。
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わかります?
南を見てるわけね。
南を見て望遠鏡を見るんだけど。
望遠鏡の視野の中に星が入ってきてかどうかしかわかんないってこと?
縦線が引いてあって、そこを通り過ぎたタイミングを測るっていう望遠鏡なんですね。
その説明がありそうでないっていうか、一応あるんですけど、一秒の後ろに四五儀が置いてあるっていうのが、皆さんよくわからないまま通り過ぎるんですよ。
たぶんね、たまたま置いたんだよね。きっとね、初めの人が。
いやいやいや。
で、後の人がこじって。
メートル元気はなんだかみんなわかるのに、四五儀と一秒が結びついてるっていう説明があんまなくて。説明をね、細かく見るとあるんですけど。
細かな格論になっちゃってるわけね。総論ではなく。
昔の人がどうやって一日を測ったかっていうと、そんな四五儀とかないわけですから、どうやって一日を測るかっていう話と、どうやって一年の始まりを確認するかっていうところに思いを馳せていただきたいわけですよ、今日は。
一日の始まり終わりは太陽だよね。太陽が出た時間。正確にはだから一日プラスアルファになるんだろうけど、太陽が沈みきった時間。
でも、正確な時計がない時代だからね。
でもまずそこでさ、一日はわかるじゃん。
そう。一日はわかるんだけど。
そうすると、明日もだいたい同じくらいじゃん。
だいたい同じくらい。
そしたら、少なくともお昼がわかるじゃん。
どうやってお昼がわかる?
ほら、あ、わかったわかったわかった。影時計じゃなくて花時計じゃなくて何あれ。
何?
あの、ほら、棒を立てて、影を。
日時計。
え?そうそう、それそれ。影じゃなくて日か。日時計、日時計。
日時計でどうやって測りますか?
日時計で影ができた方向で、だから日の出から日没までを横方向にビッと書いて、影の長さが一番短くなったところが12時、お昼。
気がつきましたね。
あ、一番高いところってことか。そうか、影が短いっていうのは。
そうですね。なので、昔々は日の出から日の入りまで、まっすぐ立てた棒の影の先っぽを地面というかにプロットしていくっていうのをやると、影が一番短くなるタイミングがどっかでわかるわけだよね。
そこが毎日お昼。で、なんでそんなことしなきゃいけないかっていうと、朝日が出るタイミングも夜日が沈むタイミングも毎日ずれるわけですよ、季節によって。
だからそこをスタートにしてはいけなくて、南中時刻だったら日が出る時間とか日が沈む時間よりも安定しているんで、なので南中する時間を毎日測って、その間を何かしら均等に時を刻むものを持ってくれば、1日の長さが測れるわけだよね。
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なるほどね。で、それがどの季節でも3等分すれば不定時法だし、どの季節でも同じ時間をやれば定時法だしとかそういう感じか。
っていうのもあるんですけど、なかなかね、この辺は奥が深くて、今太陽の話しましたよね。
はい。
で、さっき最初に言った四五儀っていう天体望遠鏡は星を見るって言ったよね。
そうね。太陽見てダメだもんね。
目がつぶれるからじゃなくて、太陽が1回回るっていう時間は地球が1回回る時間と違ってるんですよ。
地球が太陽の周りを交点してるからね。
そうそうそう。
で、なおかつ、
このちょっとずれる分か。
なおかつ、交点するスピードは地球の軌道が楕円なんで、速くなったり遅くなったりするのね。
第2法則だっけ?
キュプラの第2法則。
あたり?
キュプラの3つの法則の一通りの話なんですけど。
でもとりあえず楕円だし、その楕円のどこにいるかによってもスピードが変わるし。
そう。1日分経った時の角度の変化が違うから、地球の時点の時間を測るにはやっぱり星から星を測るっていうのをしたいし。
星はもう10分以上遠いから厳密にはほんのちょっと伝わるけど、ほぼ同じ方角に見えるってことね。
星はほとんど変わらないというのと、地球が交点しているスピードがどうこと、全く関係なく時点のスピードだけ分かるわけよ。
ただ1日とは違うけどね。
1日は太陽が出てる時間。
だから結局日の出の瞬間と完全に日の入り日没の瞬間だから、ちょっと長いわけだよね。
なので、恒星時っていう、星を見て一周するには実は23時間54分で、太陽が1回転分する時の平均は24時間なんですけど、
何が言いたいかっていうと、普通にざっくりと1日は24時間ぐらいな時には何宙から何宙まで測ればいいわけ。
これを日の出から日の入りまでにすると季節によってそれがずれてきて不定時法になっちゃうわけ。
ただ不定時法と定時法、どっちにしろ大変なのは、時計を作らないと今何時かわからないんだよね。
携帯できるものっていうね。
携帯しなくてもいいけど、定量化して表示してくれる機械が必要ってことか。
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そんなこと言ったって日時計があるじゃないかっていうけど、日時計は太陽が出てるときしか使えない。
つまり夜使えないのと、あと曇ってたら使えないっていうのがあるんで、
太陽の動きの代わりに時間を測定するものっていうのを作んなきゃいけないよねっていうのが時計の始まりなわけですよ。
時計として刻まなきゃいけなかったわけね。
それを表示してくれるものが必要だったわけ。
逆に言うと一定ペースで何かしらが動くものを作ってしまえば、それがどれくらい動いたかっていうのを何宙から何宙まで、
太陽の何宙から何宙まで動かせ続けられれば、それが水槽の中に水が溜まるスピードかもしれないし、
振り子が振れるスピードかもしれないし、もしかしたら誰かが一生懸命順番に何かの一定時間で燃えるものを順番に燃やすのかもしれないし、
何よともあれ、一定時間のものが24時間分積算できればだいたい1日がわかるから、
その中の1日の何分の1っていうのを出すには日時計とそういった別の時計があれば表せるっていうのがやってきますと。
で、だいたいそれで済んでいたんですけど、さっき言った通り、地球の光転軌道が深遠ではないので、
時によって数分何宙事故が前後するわけですよ。しっかりと測ってると。
で、だんだん時計の精度が上がってくるとそれが問題になってきて、
で、どうしたかっていうと、地球の光転に関わりない光勢、つまり夜の星を見て星が何宙するタイミングを測っていくと、
光転周期と関係なく時点の時間が測れるっていうので、光勢時って言うんですけど、
光勢に時刻の時ねっていうのをやると正確な1日が測れるっていうので、天文台ではその光勢時を測るために四五儀っていう真南を向いていて、
上下にしか動かない望遠鏡を使って星が動くのを見るっていうのをやっていました。
で、これはね、四五儀は望遠鏡が発達してからのものではあるんですけれども、
例えば猪田高は測量するときに夜になると星の高さを観測したり、
星が何宙する時刻っていうのを観測したりして位置の補正をするっていうのをやっていました。
で、それをどうやってやるかっていうと、望遠鏡を持ち歩くっていうのをやってなかったんで、
どうしたかっていうと、南北に糸を張ってその下に寝転んで、糸のところに星が通過するタイミングを見るっていうのをやったりしました。
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あとは分度器のついた望遠鏡、ただ望遠鏡って言っても星が大きく見えるっていうよりは、
まっすぐに星がどっちの方角にあるか、どのくらいの高さにあるかが見えるだけの分度器と棒を使って星の高さを測るっていうので、
緯度を確認したり、あとは経度はさっき言った星の南中で確認したんですけれども、
実は星の南中っていうのは測るのが大変で、猪田高の日本地図を見ると、
東西方向は結構ずれがあります。南北方向は今の地図と重ねてもほとんど同じなんですけど、
東西方向は江戸から離れれば離れるほど誤差が大きくて、北海道だと何十キロかずれちゃうんじゃないかな。
そんなような地図になってたりします。ということで、1日を正確に測るっていうのは、
実は太陽の南中から南中まで測っていくと、誤差が出て、星の南中から南中まで測るっていう風になって、
その時には星を見て、それが真南を通過するっていうのを観測するっていう望遠鏡が必要になってきます。
日本経緯度原点っていう場所があって、日本の地図と言ったらいいんですけど、
位置を地球上のどこにあるかっていうのを表すための原点が東京タワーの北側というか、
ロシア大使館の西側というかにありまして、昔々東京の天文台が建てたところなんですね。
そこで星の観察をして、ここが地球上の北位何度、統計何度何分みたいなところを出してやっていたっていう場所があって、
そこに日本経緯度原点っていうのがあります。
そこには四五儀っていう南を向いていて上下にしか動かない望遠鏡を置いていた台座の跡が残っています。
そこの四五儀、大きい四五儀で星を測って、時刻の決定だけではなくて、
日本が地球上のどこにあるかっていう決定もしてたっていう場所になっています。
もし近くまで行くことがあったら、訪ねてみるといいかもしれません。大したものはないです。
もう一個、一日を分解の方はしましたけど、今度は一日を拡張してどうやって一年を測るかみたいな話をしなきゃいけなくて、
一ヶ月っていうのは結構測りやすいのよ。
月の満ち欠けは素人の人でも観測しやすいし、新月から新月っていうのは分かりやすいんですね。
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月が見えなくなって太陽の反対側から出てくる。見えたら一ヶ月分経ったっていうのが分かるんで、
一ヶ月を正確ではなくていいんで、一ヶ月刻みで小読みを作るのはそんなに難しくないし、
数える量も30とかね、そのくらいなんでそんなに難しくないんですけど、
一年となると365までの数字は使えないといけない。
つまり、小読み、一年の小読みを作るには数字が300とか、もしかしたらもう10倍ぐらいの数字が計算できないといけないんだよね。
結局さ、さっきも言った当時の日とか、旬分の日とか、月始の日っていうのを確認するには通り過ぎてみないと分かんないことが多いじゃないですか。
かおりさんがさっき言っていた、まっすぐに立てた棒の影の長さを測るって言いましたよね。
で、ご存知の通り当時の日は一番影が長くなるし、月始の日は影が短くなる。北半球だからね。
そういうのをちまちまちまちまメモって、何日分経ったらもう一回短い日が来たかとかを考えなきゃいけなくて、
そのためには360とかの数がしっかりと数えられて計算ができないといけない。
で、またそれを平均するとかってのをやらなきゃいけないんで、それの何十倍かの数字が扱える文明がないと一年のカレンダーっていうのはなかなかできない。
その前の人たちはどうしたかっていうと、多分なんだけど365日を測るんじゃなくて、
あったかくなってきたからとか、どこどこに何の花が咲いたからとか、
エジプトではどこどこの星が夜明け前に見えたからみたいなのをやっていて、
季節の始まりっていう目印にしたんだと思うんですよ。
それがシリウスが夜明け前に見えるっていう季節は360日ぐらいで一周するっていうのが数えられて、
それを何十年も続けていくと一年は365日が良さそうだっていうのが分かったりするっていうのがやっと分かってきたりして、
そんな中でも満月から満月まで、または新月から新月までっていうような、
みんなに分かりやすいカレンダーとかも並行して使われたりして、
カレンダーとか時計って人間だけが必要なんだよね。分かります?
未来のことを話さなければカレンダーも時計もいらないじゃん。
今を生きる。
今となんとかだったよねっていう話があれば全然必要ないんだけど、
今度何々しようとか、今日この後何々しようとか、何時間経ったら何々しようとか、
何時頃になったら何とかしようっていうのはやっぱり時間の概念とか日付の概念がないとなかなかできない。
30:02
種を蒔いてどれくらい経ったら収穫しようと。
この倉庫にある麦がなくなるまで何日かかるだろうっていうような、
未来を考えないといけないってなった時にやっぱりすごい小読みっていうのは大事になってきて、
必要に応じてただ単に数えてしまうっていう人もいたんじゃないかと思うのよ。
なんていうのかな。ただ単に興味で。
月が新月から新月になるまではいくつぐらいの日が過ぎ去ったらそうなるんだろうとか、
朝起きて、次の日起きてっていうのを何回繰り返したら新しい季節になる?
新しい年になる?っていうのをただ単に興味で数えた人もいると思うんだけど、
それが必要なのは結局はいついつからどれくらい経ったから何々をしよう。
またはいついつからどれくらい経ちそうだから何々をいついつしようっていう過去と未来を意識するっていうのがあればこそ、
時間の概念とか日付の概念っていうのが出てくるんじゃないかと思っていて。
なのでただ単に便利だからっていうことでカレンダーを作っただけではなくて、
未来を計算するためにまた過去と未来を定量的に考えるためにカレンダーとか時計っていうのが必要になってきて、
そのためには先ほど言った通り1日の長さを測るだったり1年の長さを測るっていうのをとても原始的な方法で始めて、
その精度をどんどんどんどん高めていくっていうのをやっていたっていうのが歴史だと思っています。
結局ね、時計の精度が上がるのって16世紀ぐらいまでは全然精度が上がらなくて、
日本でもね、ろうこく、水がちょぼちょぼ出るやつで目盛りを使って時刻を測るとか、
線香が燃える長さで時刻を測るとか時間を測るとかっていうのがあったけれども、
1日の中で何時っていうのができるようになるのはやっぱり振り子時計とかね、
そういうのが出るまでは正確な時計っていうのはなかなかできずに、
世界中でざっくりとした時間、時刻しか使われていなかったのが、
時計ができ始めて、1日が24時間でそれを刻んでいくとっていうのを細かくしていけばいくほど時計の精度っていうのが必要になって、
その技術の発達とともに人間の方も細かくなっていくっていうのがありました。
日本では多くの人たちが江戸時代までは、まあまあ30分単位ぐらいでっていうのが一番細かくて、
ざっくりと午前とか午後とか言っても朝、昼、午後、夜みたいな感じで過ごしていて、
時間の約束とかもやっぱり前後30分ぐらいはいい加減だったのが、
33:05
鉄道が開通して時計通りに乗り物が動くようになった途端、
みんなが何時何分っていうのを意識するようになったと言われています。
なので私たちは本当は何時何分何秒は必要なくて、何かしらをタイミングを合わせるために何時何分何秒が必要なだけで、
実際には大体朝か昼か午後かぐらいがわかればいいんじゃないかとか、
一方で農家の方々が種をまくっていうのは数日ぐらいの誤差で収めたいっていうのがあるので、
そこは昔から結構シビアで1年の中で1%もずれちゃいけないというようなコントロールをしてきたんじゃないかと思っています。
そんな感じで1日を測る、そこから時間を計算するっていう話、
また1年1ヶ月を数えるっていうのがどうやって昔の人が始めたのかなというのを考えつつ、
カレンダーを新しくして1月からの新しい小読みを見るっていうのも面白いんじゃないかと思っています。
ということでカレンダーと時計がどうやってできたか、
その時になんで四五儀を使ったかというのが納得いただけたんじゃないかななんて思っています。
四五儀。
ということで年子によく話をする小読みの話、時間の話をしてみました。
よく話をされましたね、今日も。
はい。ということで、そんな理科の時間では皆様からのメールをお待ちしております。
番組の感想、ご意見、また質問などを送ってください。
2023年もたくさんお待ちしております。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
メールの宛先は、
宛先は、
また、
各ポッドキャストアプリなどで探してみてください。
また、
そんない.com、sonai.comのウェブサイトで過去の番組なども聞けるようになっておりますので、そちらにも遊びに来てみてください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回が495回で、あと5回配信すると500回になります。
そうすると計算上2月中って感じ?
2月中っていう感じですね。
でもほら、来週はさ、風邪ひいてお休みで。
そうなのね。
で、再来週はちょっと腰引いてお休みとか。
ということで、何はともあれ、ここ何回かで500回になるので、
はい。
記念グッズ。
サイダーにお祝いしましょう。
36:01
記念グッズを考えていて。
シャンパン。
シャンパン自分で買って飲んでください。
パーンって言われるのはなんだっけ?クラッカー。
クス玉とかじゃないの?
クス玉。
昔作ったもん。
え?クラッカーはパーンって割れはしないでしょ。
飛び出すんでしょ。
はい、そうですね。
最近はね、飛び出さないで音だけのものが。
あるみたいね。あと音が小さいのもあるみたいですよ。近所迷惑にならない。
そうそうそうそう。
で、記念のグッズとかを考えていて、
キーホルダーみたいなものと400回と似ているデザインのトートバッグ。
それ言っちゃつまんないでしょ。
を考えています。
言っちゃつまんないでしょって言われても。
あと、せっかくなので今まで行ったことのない科学館に行ってみようっていうのも計画していて。
行ってみよう。
今のところ2月の後半に。
どの場でヨシアスさんが説明をする?
いやわかんないですけど。
え?じゃあヨシアスに誰か求むって感じ?
とりあえず2月の後半に近畿エリアにしようかという風に計画をねっているんですが、
まだ決定していません。
寝る寝る寝るね。
今のところ候補の一番、一番の候補は2月の23の天皇誕生日前後です。
タイミングが合う方、リスナーさんは来てもらって一緒に科学館を回るとかができるかななんて思っています。
ちょっと予習ができないので、冊子を作ってご案内をするっていうところまではできないと思うんですけれども。
復習大切ですよ。
予習よりも復習の方が大切なんだって。
はい。なので一緒になんとなく見て回るぐらいしかできないかなと思うんですけれども、詳細とか決まったらまたこちらで発表というかですね、お知らせできればと思っています。
一応その天皇誕生日付近あたりなので、もし行きたいなぁなんて思っている方はちょっと予定を当てておいていただけるといいんじゃないかなと思います。
一応1月の27日の配信ぐらいまでには方向性を決めたいと思いますので。
その北に行くか南に行くかの方向?
あとは日程も含めてね。もしかしたら2月の3日の回になっちゃうかもしれませんけど、そのぐらいまでにはお知らせができるようにしようと思っています。
ということで。
とりあえず日程を始めちゃったほうがいいかな。
そうですね。なので随時この番組のお知らせでやっていこうと思いますのでよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、そんなイリカの時間第495回お送りいたしましたのは、よしやすと。
39:05
かおりでした。
それでは皆さん次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
ごきげんよう。
39:35

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