00:00

理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B 第560回
そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、かおりです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。今日は
3月にいただいたメールを紹介する回になっています。 お知らせが2つ。

1つ目が、大哺乳類展招待券プレゼントっていうのをやりまして、

5人当選して、3人の方からは、送り先が連絡がきまして、封筒に詰めて切ってもらって、

なんですが、5人揃ってからかなと思っていて、あとお2人の方から連絡先は来ていません。
Tフレーバーさんと12-3は、連絡先というか、送り先を送ってください。 お願いします。よしやすさんが困ってます。

あとですね、大手町というか、神田に近いんですけど、東京ね、
に絶滅メディア博物館というのがありまして、絶滅メディアって言うとちょっとね、何が展示してあるんだろうと思うかもしれませんけれども、
すでに皆さんが一般的に使わなくなってしまったメディアって書いてありますけど、
8ミリフィルムとか8ミリカメラみたいな古い動画撮影をするもの、あとは今やね、

お家でビデオを撮りをするみたいな機材もほとんど皆さん買わなくなってしまっていて。 あ、そうなの。よく運動会はビデオ、

なんかマイビデオ的な。 子供をね、撮りましょうみたいなので、子供ができるとビデオカメラ買ったりとかっていうのもほとんどなくなって。
そうよね、その整理をするのが大変でってよくね、聞いたけどね。 なので、そういった動画を撮るものとか、あとはフィルムカメラとか、
あとはコンピューター系、あとガジェット系なものとか、あと古いデジカメとかもね、並んでいて。
で、多くのものが自分では使わなくなったけど、捨ててしまうにはちょっと忍びないっていうものの寄贈で賄われているっていう施設、私の施設ね、施設の博物館になってます。
で、そこにね、私3つぐらい寄贈したのかな。 親父が使っていて、もう誰も使わないポラロイドカメラと。

おー、ポラロイド社のポラロイド?

スペクトラっていうブランドのやつね。
あと、ニコンのずいぶん昔だな、1996年とか7年かな、のデジカメ、あと2000年ちょい越えたぐらいのデジカメもう1個っていう3つを寄贈して、
そこで寄贈カード書いて、館の人と館長さんとかとね、お話ししていて、私がポッドキャストとかやってるんですよっていう話とか、博物館といえば科学博物館のご案内とかしてるんですよみたいな話をしたら、
03:13

技術的視点で、その絶滅メディア博物館の開設とかしませんかって言われたんです。
ちなみに、絶滅メディア博物館は私立、施設の博物館なので、空いてる時間、平日はよく空いてるんですけど土日は閉まってたり空いてたりっていうので、ぜひオープンしてる時間を調べてほしいんですけど。

ちょっと待ってね、その館長さんは普段何か仕事をしているの?

そこがね、スタジオ兼オフィスみたいになっていて、なので平日は長くいるんです。

仕事を、そこで仕事をしているから、そうだよね、なかなか仕事をしている人がやってるって言うと、普通なかなか開けられなさそうだけど。

ビデオ作品を作っていたり、ライターさんをやってたりとかっていうので、っていうのがありまして、話としては、私がそこの古い機材を説明するっていう会をやったらどうかっていう話で、
そうすると、博物館的には今まで来なかったお客さんが来てくれるかもしれないと。
新しいお客さんの開拓ですね。
そう。で、入館料がお一人1回2000円です。やや高いです。でも運営してくるのには大変なんですよねって言ってました。
で、言うのを払っても、私の解説を聞きに来る人がいるんだろうかっていうのがあって、とりあえず来なきゃ来ないでいいかっていうので、やってみようかというのが進んでいます。

はい。

今のところ、土曜か日曜で月に1回。で、私が30分ぐらい喋って、そのあと1時間ぐらいは、喋ったことの質疑、質問とかみたいな話と、やや雑談とかをするっていうので、1時間半は私がいるという感じで、できるといいかななんていうのを企画しています。

はい。

で、5月から月に1回、半年分で5、6、7、8、9、10、10月までぐらいが、今のところの企画としてやっているもので、日付とかね、日程とか決まったらこの番組でお知らせするんで。

この5月から半年間、毎回同じことをするんですか?それともなんか変えていくんですか?
毎回違うことをしゃべろうかなと思っています。
じゃあ、同じところで開催はするけれど、一応今日のテーマみたいな感じで、毎回違うところに着目して話をするので、毎回お暇な方はいらしていただいても構わないし、どこか1回だけでもいいし、テーマはもう事前に決めちゃいます?そうすると、例えばテーマに合わせていく日っていうのも決めようと思っています。
じゃあ、それは初めにアナウンスがある感じなのかな?
06:02

今、仮決めだと、最終土曜日っていうのが候補にするとっていうのを考えると、まだ最終決定じゃないですよ。
5月25日、6月29日、7月27日、8月31日、9月28日、10月26日っていうのが最終土曜日なので、そんな感じだといいかなと思って。

またはっきりしたら告知はします。
募集もするんですか?それとも、この日やるから興味あったら来てねっていう感じで、あとはもう自由参加にするんですか?

自由参加でいい感じの集客ができればいいんですけど、なんか予約してもらった方が、というのも場所ちっちゃいんですよ。
だから10人は多分入れるんですけど、それを超えるとだんだんぎゅうぎゅうになってきて、15人だとちょっとみなさん座るとこありませんよみたいな感じになって、
20人だと人ごみをかき分けないとダメみたいな感じになっちゃうんで、多分事前予約とかにするんじゃないかと思うんですけど、その事前予約のシステムを作るのがめんどくさいという感じで。
なので4月からじゃなくて5月からで考えてるのはそんな感じです。
また詳細決まったら連絡をします。興味がある方は絶滅メディア博物館で調べてみてください。

絶滅メディア博物館よしやす。

よしやすは入れても出ませんので。
ただ絶滅メディア博物館はですね、実は2カ所あって。

同じ人がやってるの?

同じ経営者で、大手町って言ったのが私が説明をしようって思ってるところで、もう1個高円寺にもあるんですよ。
高円寺はね、ちょっとバーカウンターみたいのがあって、いろいろ実験的商売をするっていうところになってるんで。
私が企画とかしないときにも、空いてるときには行って構わないので、興味がある方はぜひ行ってみてください。
寄贈はできる?
寄贈も受け付けてますけれども、同じようなものがたくさんあるやつの寄贈はもう受け付けてないというかね、しまっておくところもないので。
テレビに取り上げられたりした動画とかもあったりしますので。
では、メールの紹介に行こうと思います。
3月にいただいたメールですが、オープニングではね、質問以外のものを取り上げてお話をしていこうと思うんですけれども。
3月はですね、私が、確かね、出会いっていうテーマでお話をしたんですけど。
へー、そうなんですか。
小さい頃、百科辞典で科学に興味を持ったとか、554回かな、それの反応が結構あって。
星野秘密さんからは、うちにもありました百科辞典っていう話とか。
段階じじいさんは、私が要求資料の探検学っていう本厚木の遊輪堂で買いましたっていう話をしたんですけども。
09:02

私も30年前に遊輪堂でニアミスしてるかもしれませんねという話とか。

なんと、元ご近所さん。

元ご近所さんですね、職場がね。
物理の散歩道を読んでみました。
あと、私が紹介した三つの石で地球がわかる本を買って読んで、図書館で見つけたので借りてみました。
これ、たまごパンさんかな、という話とか。
あと、学研の秘密シリーズ、これ言うの忘れてたと思って。
YSO32さんから、私の場合は学研の秘密シリーズです。
たぶん一番最初は宇宙の秘密だったと思いますというので、ほにゃららの秘密っていう秘密シリーズ、私も何冊も持ってましたね。
何が覚えてるかっていうと、いろんな秘密があったんですけど。
タイトルで覚えてるのは、忍術、手術の秘密っていうのがあって。

何が習得したんですか?

夜の道で目線を低くして見ると、水たまりとかが見えるっていうのを覚えてることですね。
あとはなんだっけ、足につける木の板みたいなやつで、これで水の上を歩いたんじゃないかみたいなやつは、実際にはできないらしいとか。

水遁の術じゃないな、それは潜る方か。

そうそう、とかっていう話でですね、学研の秘密シリーズの話。
あと、スピカ48さんはニュートン読んでました。
空想科学読本、パックス家の父さんは百科辞典ありましたという話とかね。
そんな話があったり、本はいろいろありましたね。
あとは、星野秘密さんは物理の散歩道読んでみましたということで。
星野秘密さんのコメント、物理の散歩道は、そんな理科の時間の理科っぽい視点で身の前のことを見てみようという姿勢を具現化したような内容で、吉谷さんの原点を感じましたと書いてあります。
私も高校時代にこんなふうにやっていれば、物理にアレルギー反応を示さず、微分積分の勉強も楽しくやってたかもなと思いましたというのがちょっと面白かったですね。
あとは、猫の柏さんは理科的な遺伝子を飼ってみようと思いますというコメントをいただきました。
あとですね、こんな感じかな本の話は。
壊れてたらごめんなさいね。
あとですね、しんのすけさん、ウーロン茶にレモンを入れたら本当に紅茶の味になりましたよというメールをいただいています。
私はウーロン茶にレモンを入れてもレモン風味のウーロン茶だったんですけど、しんのすけさんは紅茶っぽくなったというのをいただきました。
皆さんもね、ウーロン茶にレモンを入れて紅茶っぽく、また紅茶に感じるかというのを試したら報告ください。
あとですね、この番組ね、聞いてますよだけでいいのでメールくださいって話してるじゃないですか。
なのでそんなに、そんなにじゃない、そんなメールも来ています。

生存確認ですですね。

そうですね。レモニーさんからは生存報告ですっていう。
12:03

ありがとうございます。確認しました。

はい、あとも他にも、えっとですね、久々にメールをしました。
これですね、ダムマスターさん、いつも聞いてます。最近メールしてないので。
ということで、いつも聞いてますというメッセージが聞いただきました。ありがとうございます。

ありがとうございます。

はい、もう一人ぐらい、かたこさんからは555回ゾロ目おめでとうございます。

ありがとうございます。

あいかなやさん、聞いてます。

ありがとうございます。

ので、これからも配信よろしくお願いします。
あとはね、あいかなやさんは昔のやつを聞いてくれていて、
かおりさんが階段から転げ落ちた話は前もしてました。

違う、転げ落ちたんじゃないです。転がり降りたんです。

あ、転がり降りたんですね。

そうです。

そんな感じでいただいています。
あと、行ってきました報告。
で、いろんな方がここに行ったよというのを送ってくれました。
はらみさんは、九州国立博物館。
ここはね、科学館ではないはずです。
露説が目当てだという話だったんですけど、九州国立博物館の常設展示のところは、
九州やアジアの交易関係や交互役的なものがたくさんあって面白いですと。
確かね、私が持っている東京国立博物館の年間パスは、あれ、9箱かな。
なんかね、3カ所ぐらい入れるっていうふうに書いてあったと思います。
今日とかならもまた訪れて、4大国立博物館を制覇したいというふうに書いてありました。
私も制覇したいです。

制覇してください。

なかなか九州まで行かないですね。
行ってきてください。
福ママさんは国立科学博物館と日本科学未来館に行ってきましたというのをいただきました。
科学博物館はたくさんの人でしたというふうにいただいています。
結構ね、土日やっぱ混んでますね。
時間帯によっては朝一と夕方はある程度人がまばらですけど、
やっぱりお昼前後は家族勢カップル、いろんな人たちがいます。
あとは日にもよりますけど、子どもの集団グループで来てるとか、

修学旅行は土日はあんまないのかなみたいな話で、団体さんも来てたりしてたくさんいる感じがしました。

今の季節、上野は桜も綺麗なので、そういう意味でも結構人は多かったかもしれないですね。
行ったのは3月の頭なので、まだ桜の季節じゃないですね。
今年は遅かったですね。
去年が早すぎで、今年は平年よりもちょっとだけ遅いぐらいなのかな。

かなり遅いんじゃないかな。

そうかな。

4月に入って満開って久しく聞かない?
そうでもないと思いますけどね。
15:01

私が長く行き過ぎなのかもしれないですね。

そうですね、きっとね。
卒業式の桜っていうのが、ここのところずっとだった気がするんだけど。

私が育ったのが北関東なので、東京よりも1週間ぐらい遅いんですよ、ちょうど。

おー、なるほど。

そんなのも遅いイメージがあるのかもしれないですね。
で、他にも言ってきました報告。
パックス家の父さんは松本市博物館で開催された紙工地の日本猿と生物多様性という講座に行ったと。
そうなんですよ。
ちょっとね、面白いなと思ったのは、新州、長野県はいくつか地理的にとか、地学的に面白い場所だって話で。
あずさ川っていう川があって、特急あずさっていうのが新宿から松本とかに行ってるんですけど。
で、あずさ川は富山県側に流れていたらしいのが、ヤケダケという山が噴火で隆起して、長野県側に来たよみたいな話とか。
それが昔は富山川から生物が入ってきたとかっていう痕跡でわかるとかね。
あとはホッサマグナの両側があるんで、長野県では西日本と東日本の生物とかね、あとは石とかね、そういうのが両方見られますよっていうお話がありましたというのが面白いです。
で、次に行ってきたの人は、福島ソウルサミットさんは家から1時間ほどある町で運営されている小さな天文台に行ってきました。
そんなに展示物もないところでしたが、隕石で作った担当が展示されていて。

昔のってことかな。

そうだと思います。係の女性の方がいいもの見せてあげますよと。
塊を持ってきてくれて、本物の隕石。

塊の隕石。

まあそうですね。で、触らせてもらえたっていう。
隕石はね、鉄が入ってるやつはややずしい重いので、持たせてもらうと重く感じるかもしれません。
で、係の方の話だと、表面に何か薬品を塗る加工をしないと触ることはできないと言ってました。どんな加工をするんでしょうかというふうに質問いただいてるんですけど。
多分その鉄分とかが、お肌の油とかで酸化するとか腐食するとかがしないように何かしらのコーティングをしてるんだと思うんですよね。
ああ、なるほど。
化学的変化が起きないようにっていうのでコーティングをしてるんだと思います。
ちょっとね、隕石コーティングで調べると、隕石からできたクリームを塗るっていう話が出てきて。

それは人に塗るってことね、それは。
18:00

そう、なんかあれです。ちょっとだけスピリチュアルな感じの。
そういうのがあったんですけど。

なんかあれじゃないの、宇宙の方を漂ってきたから放射線がどうこうとかそういうものではないのね。

違うんじゃないですかね。
ラジオネームのぶさんは、綾部市天文館パオに看望会に行ってきました。
なので望遠鏡を覗かせてもらったんですね。望遠鏡は95センチの直径の反射望遠鏡です。
結構ね、暗いものまでよく見えるはずで。
50年ぶりに見ごろを迎えるシリウスBにチャレンジしました。
シリウスは実は二重星、もっと言うと三重星だったりして、大きい望遠鏡で見ると離れて見えるんだけど、実はその二重星はお互いの周りを回っているんで、離れて見える時と重なって見える時があって、
今年はほんの少しだけ離れて見えるはずなのでっていうので、見せてもらえたんだと思います。
主人は見えたそうですが、私には残念ながら見ることはできませんでしたと。
他にもね、いくつか二重星とか三階星団とかを見せてもらったようです。
日向さんは、筑波のJAXA、筑波宇宙センターに見学に行ってきましたと。
6月よりスペースドームという展示館が長期閉鎖になると知り、その前に一度訪れたかったので行ってきましたというふうに書いてあります。ありがとうございます。

ありがとうございます。

あとは、行ってきましたは、理科系の仏像さんは、熊野古道を歩いてきました。
和歌山県と三重県かな、ハイキングコースを行きましたよと。
歩いていた人の半分ぐらいが外国からの観光客らしき人だったことですと。

へー、なんか有名なんですかね。

日本らしいところっていうのを探すと、そういうところにも行く人が多いんじゃないですかね。

あー、なるほど。

あと、ヒルアンドンさんは、私の、この番組から送った科学技術館に行ってきましたということです。
3月の後半なので、学校が春休みで混んでるかと思いきや、それほどでもなく。
っていうので、この科学技術館結構古くてですね、メールにもあるんですけど、故障してるのか、使用禁止になってるものが結構あるのが気になりましたと。
一人ではなく小学生の娘と行きました。
天気が悪かったそうですが、こんな天気の日に行きたくないとしぶっていたものの、昼ごはんも忘れて、いろいろ体験をしていましたということで、楽しめてよかったなと思います。

はい。

はい、あと最後の最後、3月31日にもらったキジウォッチャーさんは、めったにない東京出張のついでに、東京国立博物館の特別展、中村地根寺軌道を見てきましたと。

ほう。

私も行ったんですけど、同じように30分以上並びましたが、外でね、並んだ価値はあったと思いますと。
音声ガイドはとてもよかったというふうにいただきました。ありがとうございます。

ありがとうございます。

ということで、オープニングはこれくらいにして、本編では質問を中心に取り上げていきたいと思います。
ではですね、本編に行く前に、3月にメールをいただいた方々のお名前を紹介して、オープニングは終わりにしたいと思います。
21:06

では、お名前の紹介を、かおりさんお願いします。

はい、3月にメールをいただいた方々です。
てらみさん、ほしのひみつさん、だんかいちーさん、たまごぱんさん、はらみさん、ふくままさん、あいかなえさん、かたこさん、YSO32さん、スピカ48さん、パックスケのちちさん、でんこうまんさん、べるからさん、やまくじら2号さん、ふくしまソウルサミットさん、
ダムマスターさん、りがづきの国語教師さん、まとけんさん、あまりささん、うのさん、のぶさん、ひなたさん、ねこのかしらさん、ドラフトさん、ティーフレーバーさん、りょくちゃ21さん、とよとみさん、たっけんさん、しんのすけさん、りかけいのぶつぞうさん、ふたさんぽびどさん、ひるあんどんさん、
ミスタービッグさん、サイクルマンさん、たなかもりきさん、やまやんさん、レモニーさん、いちにのさん、きじウォッチャーさん、以上の方々からいただきました。

たくさんのメールありがとうございます。

ありがとうございます。

では本編の方にいってみようと思います。
では今回も質問を中心に取り上げていこうと思います。
1通目のメールの紹介をお願いします。

はい、てらみさんからいただきました。
地球上における地軸、北極点、南極点と地極、N極、S極はほぼ一致しています。なぜですか?といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

これね、以前も少しお話したことがあるんですけど。
あらそう?
地球の中って、マントルっていうところは、実はドロドロには溶けてなくて、石の塊のようだけど少し柔らかいっていうね、なんかアスファルトっぽい感じのイメージなんですけど、私の中では。
なんですが、その中に、また卵でいうと黄身のあたりに核っていうのがあります。

はい。

そこは内核外核ってあって、内核は鉄の塊と考えられていて、内核と外核の間、ん?違う。内核は鉄の塊で、外核っていうのはその周りにある黄身のどっちかっていうと。

黄身の膜?

黄身の膜というよりは結構あるので、黄身の中でもその真ん中に種があって、その周りのエリアは。
信号があってって感じね。
そうそう。その周りのエリアはドロドロしています。
で、鉄が結構たくさん入っていて、地球が自転している、地軸っていうのがあって、地球の真ん中の内核の真ん中の核もぐるぐる回ってるんですけど、そのスピードの差で、そのドロドロしてるやつがある程度のスピードで対流をしてるんですね。
24:21

ほう。

で、その対流がぐるぐる回って、磁力を発生するっていうのになっています。
だから地軸、地球がぐるぐる回るのと、その対流の方向がある程度あっているんで、地軸と磁極っていうのは同じ方向に行くんですが、やっぱりドロドロしてるものが対流してるっていうのもあって、
時によって少しずつ揺れたりして、地軸と磁極っていうのは離れたりくっついたりっていうので、磁極は時期によって場所を変えるっていうのがわかっています。
地極の移動とかっていうので調べていただけると、北極の周りをどんな感じで動いてきたかみたいなのがあったり、あと江戸時代、今ね、日本だと地極北に方位磁石が向くのは3度ぐらいずれてるのかな。
地図上の北、つまり北極の方向と地極の北は3度ぐらいずれてるんですよ。
なんですけど、江戸時代はそれがほぼ揃っていて、なので猪田高は方位磁石を使って地図を作っていたのが結構合ってるっていうのはそのおかげもあるみたいです。

へー、運が良かったっていうのもあるわけ。

そうですね、タイミング的に。

別にそれがずれたとしても、北がちょっとずれた地図になるだけの話だよね。
それはそうなんですけど猪田高は星の観察とかもしていて、ずれてると計算が大変なはずなんですよ。現場とかの。

あと大阪城じゃなくてなんだっけ、京都の二条城とかは数度確か南北がずれていて、それは地極がそうだったんじゃないかって話もあるんですけど、そこはちょっと私わかんないです。
はい、そんな感じでダイナモ効果っていう地球の時点で磁力が起きているので、地軸と地極の方向がある程度合っているけど、ドロドロしたものが動いているので揺れることがありますよということでした。
はい、ありがとうございます。

ありがとうございました。
では次のメールです。
電光マンさんからいただきました。質問です。
水道水に粉末の明板を溶かして使っています。
その際、いくら攪拌しても明板がなかなか溶けないのですが、2,3日するといつの間にか溶けています。
最初に40度ぐらいのお湯で溶かそうとしても溶けません。
27:00

ぜひ解説をお願いいたします。

といただきました。

ありがとうございます。
明板ってなんか昔よく使った記憶があるんだけどなんだっけ。

明板はいろいろ何に使うか。
ご家庭の中だと電光マンさんは消臭スプレーと書いてありますけれども、漬物の色が良くなるとかね。

それってなんか鉄の塊入れるんじゃないの。

釘を入れるとかっていう話もありますけど。

ぬか煮釘。

ぬか味噌煮釘ね。ぬか煮釘はあれはぬか味噌じゃなくて米ぬか煮釘って意味なんですよね。
ぬか味噌煮釘は色が良くなる。
明板はアルミが入ってるんじゃないかな。
なかなか溶けないですが2,3日溶けるっていうので明板水に溶けるっていうのを検索するとですね。
たくさんたくさんたくさんたくさん記事が出てきて。
ほとんどのものは小学校5年生の理科。
明板が温度によって溶ける量がどれくらい違うかを測ろうっていうのと。
あったかいところにたくさん溶かして冷やしていくと結晶が出てきますよねっていうのの実験が出てきます。

へーなんでそこで明板使うんだろう。

明板は温度によって溶ける量が違うので、食塩と比べて温度によるどれくらいまで溶けるかっていうのが変化が激しいんですよ。

なるほどじゃあ実験として。

やりやすい。

なるほどね。

食塩と比べるっていう実験があって。
そういう時には60℃から70℃で溶かすっていうのをやっているようですが。
そんなに量が飽和するまで実験っていうかね、理科の実験の中で溶かせるらしいですが。
早く溶かすためのコツとかはどこも書いていませんでした。
やり方はもう2つしかなくて。
一生懸命ね攪拌するってやってるんで40℃ぐらいをもう少し熱いのにしてみる。
ただ樹脂とかあと人間の手とかは45℃ぐらいまでとかね50℃ぐらいまでとかっていう耐熱のものが多いんで。
60℃70℃のお湯を使う時には気をつけてください。
はい。
あともう一つはうまくできるかどうかわかんないんですけど。
粉の明板ですけどもう少し細かくするっていうのができると溶けるの早いんじゃないかと思います。
その実験のところにも書いてあったんですけれども明板は溶けるのが遅いことがあってこれ以上溶けないのか。
それともまだ溶けるけどじわじわこれから溶けている状態なのか見分けにくい時がありますって書いてあって。
やはり溶けやすくするために粉を細かくする。
だからそこでは乳鉢で細かくしてみましょうとかっていうのがあったんですけど。
お家だと何でできるのかなと思っていて。

すりこぎ。

すりこぎはなかなか大変じゃないかと思うんですよね。
2,3日するといつの間にか溶けているんだったら2,3日ほっとくっていうのもあると思いますけどどうしても早く溶かしたいんだったら細かくすると温度を上げるしかないかなと思います。
30:10

結構明板の溶ける方もそうなんですけど結晶を作ってみようっていう実験がたくさん検索すると出てきます。

比較的安価で手に入ってしかもいろんな実験として使いやすいから明板っていう言葉に聞き覚えがあるんだ。

そうなんじゃないですかね。小学校の時の実験で使われるのと。

明板って日本語?

明板は日本語じゃないですかね。

漢字があるのかな。あんまり浮かんでこない。

みんなカタカナでしたけどね。ほとんどカタカナでしたよ。

明板ってなんだろう。

明板は硫化ナンタラアルミじゃなかったっけな。

明板って何?その漢字的に。何?

明板といえば硫酸カリウムアルミニウムでカリウム明板と呼ばれてるやつと。

明板って明るいと、板ってなんていう字?
木辺に、林の木と木の間に目と目が入ってる。

目はカタカナの目ですね。

その下が何これ。

大きいに石ですね。

漢字だね。

漢字ですけどね。明板という村詞です。

なんとなくいつもカタカナで書いてると、だからすごく印象に残ってるんだろうな。

日本語としてあんまり聞きなじみがないカタカナかな。
だからカタカナが多いです。
明板は2種類あるらしくて、無水明板という焼き明板と呼ばれている硫酸カリウムアルミニウムのパターンと、明板中に水和物っていうものとかもあって、
漬物やつくだりなりに使うパターンと薬品として使うので、売ってるものが違うらしくて、
お家で買いやすいのは無水明板なんじゃないかな。
焼き明板。
スーパーや薬局で買えます。
漬物とかつくだりなどに入れられるという話なんで。

つくだり。色が良くなる。

つくだりは色かな。
結晶化するためには各芯になるものを作っておかないといけなくて、なかなかコツが大変というふうに書いてありました。
という形で明板のお話でした。ありがとうございました。

ありがとうございました。
では次のメールです。
ヤマクジラ2号さんからいただきました。
先日、車のタイヤをA社のエコタイヤからB社の普通タイヤに交換しました。
その結果、燃費も確実に落ちました。
エコタイヤは転がり抵抗を低くしているそうですが、タイヤの材質、パターン、構造などでどういった工夫がなされているのでしょうか。
33:04

また、メリットがあればデメリットもあるわけで、転がり抵抗とトレードオフの関係にあるのはどのような機能・性質でしょうか。
ありがとうございます。

今、タイヤのカタログを見ると、低燃費タイヤ性能とウエットグリップ性能という2つの指標が書いてあるものが多いです。
この転がり抵抗の性能がより良いとエコタイヤと言われています。
転がり抵抗を小さくするといいんですけれども、何で燃費が悪くなるかというと、
車が走っていてクラッチを離しちゃうというか空走するときに勝手に止まっちゃうと燃費が悪いわけです。
つまり転がるときに抵抗が大きいかどうかというのがあって、
これはどうやって決まるかというと、多くのものはタイヤが変形して伸びるみたいなもので、
スポンジでタイヤを作ったらすぐに止まっちゃいそうだけど、
硬いもので作ったらよく転がっていくだろうなっていうのを思い浮かべてもらえばわかるんですけど、
電車とかはタイヤがへこまないじゃないですか。

鉄というか金属製。

だから転がり抵抗がすごく少ないんですよ。

軽く進みやすいってことね。

軽く進みやすいし止まりにくい。
低燃費タイヤ、ブリジストンのタイヤのサイトを見てるんですけども、
転がり抵抗っていうのを調べる機械に乗っけて転がり抵抗を調べるっていうのをやって、
転がり抵抗性能っていうのが決められています。
多くの転がり抵抗はどこから出てくるかっていうと、
タイヤが変形して伸びるみたいなのが転がり抵抗に効いてくると。
だからタイヤが変形しない、全体が変形する話とゴム自体が変形する話があるんですけど、
この形が変わるのが少なければ少ないほど転がり抵抗が少ないという風になっているそうです。
他にもいくつかエネルギーロスのことがあるんですけど、
一番効いているのがタイヤの変形だそうです。

ヤマクジラ2号さんが書いてあったタイヤの材質パターンっていうのはあまり関係なくて、
構造に入るのかな?

材質もある程度は。

固い柔らかいから。

そうそう。タイヤ全体がギュッて縮むのもあるんですけど、
ゴムの塊、キャラメルみたいなのがたくさん張ってあるやつのゴム自体も変形するじゃないですか。

キャラメル自体がたくさん張ってある?

タイヤってほら、ツルツルじゃなくて線が入っていて、分かれてるでしょ?
36:04

なるほど、あの一つ一つのブロックをキャラメルに例えたのね。

そうそう、あれが変形する。

なかなか独創的な例えだね。

じゃあブロックごとにねっていうのがあって、それがどんどん変形しなくすると転がり抵抗が少なくなるんで低燃費になりますが、
いくつか不具合があって、

トレードオフしたデメリットってこと?

そうそうそう。で、大きいのは二つあって乗り心地。固くせば固くするほど乗り心地は悪くなります。
例えば普通の車でもね、タイヤに空気すげえたくさん入れると固くなって燃費良くなります。
でもやりすぎるとタイヤの真ん中だけ膨らんで、そこだけ減ったりとか。
で、もう一個あるのがグリップ特性っていって、タイヤ自体が地面をねつかむ力が少なくなるっていうのがあって、
特にウエット、雨の日とかにタイヤの変形が少ないタイプのタイヤではウエットグリップ特性が悪くなるというトレードオフ。
あちらを立てればこちらが立たずねっていうのがあるんで、
低燃費タイヤは転がり抵抗特性をなるべく高くするような工夫がしてあって、
その中でもウエットのグリップを良くするための工夫がしてあるっていうのがあって、
ただ両方が最高のやつはほとんどないので、という風になっています。

今ね、転がり抵抗は大文字のAAAとかAAとかで示されていて、

低燃費のやつはAとかAAとかAAがついていて、低燃費タイヤと言われてないやつはBとかCがついているそうです。
ウエットグリップ性能は小文字のABCDっていうのがあって、それぞれタイヤに評価がついているので、
これで見るとエコタイヤかどうかが分かるという風になっています。
タイヤもね、私が車を乗り始めた頃はタイヤ自体の幅というか厚みが結構あったのに、
最近はどんどんホイールが大きくなってタイヤ自体が薄くなっているのが多いですよね。

ゴムの厚さというか空気が入っているところね。

見栄えがいいと言われているのと、あとは横向きの変形が少ないのでタイヤが寄れないみたいな特徴もあるようなんですけど、
理屈的には荷重に弱くなるはずなんで、タイヤ自体を強くして空気圧を高めるとかっていうことをやって、タイヤの強さをキープするとかで、タイヤ自体がちょっと高くなるらしいです。

高くっていうのはお値段的な?

お値段的にっていうのがあって。

なんかよく普通の人がタイヤを取り替えるのって、ノーマルタイヤだとスタッドレスかなと思うんですけど、タイヤを取り替えるときに乗り心地が変わるでしょってよく言われるのね。
39:09

乗り心地だと、どっちかっていうと音の変化の方が分かりやすいかもね。

全然よく分かんないんだけど、そんな違うもの?

音は結構違うっていうのは体感したことがあります。乗り心地もタイヤの空気圧とかにもよりますけど、少なくともスタッドレスに変えると乗り心地変わりますよね。
分かんない。
それで分かんないと、ノーマルタイヤからノーマルタイヤだと分かんないかな。

ノーマルからノーマル乗ると全然分かんないね。タイヤジャングル。

そうですね。そういう方はぜひエコタイヤを履いてください。

燃費よくなるんで。
そうですか。

ちなみになんですけど、一般的なエコタイヤの作り方。

作り方。

つまり、材料を固くするとエコタイヤになるけど、そうするとウエットグリップがなくなるってさっき話しましたよね。
はい。
シリカっていう材料を増やすと柔らかくなって、燃費が、どっちだ?ちょっと待って。
シリカをたくさん入れるとウエット性能が良くなります。
で、シリカをたくさん入れると柔らかくなって転がり抵抗が増してしまいます。

グリップ力は良くなるけど、その分そこで引っかかりができるってことね。

そういうので、以前はシリカの量っていうので、燃費に振るかウエット性能に振るかっていうのをやったり、他の材料とかを混ぜるとかっていうので、
固いか固くないかっていう話と、変形するかしないかっていう話と、雨の日にブレーキを踏んだ時にしっかり地面というかを捉えるかどうかっていうのの
二律背反なところをうまく調整するっていうのが最近のエコタイヤのトレンドだそうです。
ぜひご自身の、多分ね、タイヤ自体にはさっき言ったAとかBとかは書いてないと思うんですけども、
タイヤのブランドでサイズとかで検索していただくと、さっきの低燃費性能とウエットグリップ性能というのが出てくると思います。
同じブランドでもサイズが違うと低燃費性能とかが変わるっていうのを確認しました。
ブランドだけではなくてサイズとかね、そういうのにも影響される。

同じところを目指してはいるだろうけど、やっぱり変わってくるわけね。

大きくなると変形がまた変わってくるとかがあるんで。
そんな感じでエコタイヤとウエット性能の話でした。
ありがとうございました。

では次のメールです。
りかずきの国語教師さんからいただきました。
42:03

放射線が人体にどのように影響を及ぼすのか知りたいと思います。
放射線にもいろんな種類があり、性質も違うのだと思いますが、
なんとなく物質の中を通り過ぎる力があり、人体を通り抜けるときに細胞レベルで何か破壊していくというようなイメージを持っているのですが、
目に見えないし、匂いもない。しかし強力な放射線を浴びると、数分で命にも関わるようなダメージがあると聞きます。
そのあたりをご教授いただければと思います。よろしくお願いします。
ありがとうございました。

放射線の被爆っていう書き方をしますけど、被爆の爆は晒されるっていう意味ね。
爆弾の爆じゃないので気をつけてください。
放射線っていうのは、α線、β線、γ線とかがあって、それぞれについて物理的、科学的な特性はあるんですけれども、
影響の方を今日ちょっと話してみたいと思うんですけど、
すごくたくさんの放射線を浴びると、急性的な障害っていって、数週間以内に症状が出るっていうところで、
骨髄障害や胃とか腸の障害、中枢神経障害っていう急性放射性症候群っていうのと、
あとは毛が抜けちゃうとか、皮膚が色が変わるとかっていうタイプの障害があります。
これがとてもひどくなると生きていけなくなっちゃうっていうのが、確定的障害の急性障害ってやつです。
あとは胎児発達障害っていうのもあって、
この放射線は影響としては遺伝子、DNAに傷をつけるっていうのが一般的に言われていることで、
他にも細胞自体にも傷をつけるんですけれども、すごく強いときには本当に全身に火傷的なことが起こることもあるんですけれども、
それよりも低いけど放射線の障害が起きるっていうレベルだと、DNAに傷をつけるっていうのがあるので、
細胞分裂がたくさんあるところに影響が出やすいんですよ。
傷をつけたやつがたくさん複製されるところなので、骨髄とか胃腸の中の細胞もたくさん細胞分裂してるし、
あとは毛根、毛が抜ける話。
がんの治療のための薬も積極的に細胞分裂をしてるところに効きやすいものが多いんで、毛が抜けるものが多いというふうなものもあったりして、
あとは育ち盛りの子どもや胎児みたいなものは胎児の発達障害とかっていうのも確認されています。
45:09

あとゆっくりなものでは、白内障とか緑内障みたいなものや白血病とかがんっていうのもあります。
これはさっきの急性障害に比べるとゆっくり進むもので、数年っていう単位で起きてくる障害です。

これもやっぱりDNAに傷がつくということで、白血病やがんはさっきの骨髄障害のゆっくりなやつが白血病な感じ。

あとはがんも細胞分裂がうまくいかないというか止まらなくなってしまうようなやつががんになるというのがあります。
で、いっぺんにたくさん浴びると確定的影響つって、必ず多くの人がこんな症状が出ますっていうのがあるんですけど、
先ほど言ったDNAに傷をつけるっていうのについては、実は普段暮らしていく中でも放射線量はゼロではないので、
弱い弱い放射線を私たちは浴びています。
で、それによってDNAがたまに傷をつけられる。
例えばね、紫外線を浴びるとかっていうのでも、皮膚のところのDNAに傷がついたり、
あとは原子力系のものではなくて、宇宙線と呼ばれる宇宙から降ってくるエネルギーを持った粒子が体の中を通り抜けるときに同じようにDNAを傷つけたりして、
なので、飛行機に乗ると被爆するっていうのがあって、それは宇宙線被爆なんですけど、
パイロットの人は潜在的に宇宙線の被爆が多いというのがあって、
難しいのは、そういう世界で我々は進化してきたので、ちょっとぐらい傷がついても治せるっていう機能が体には入っています。
なので、この治すやつ、治す機能をすり抜けて症状が出るかっていうところが問題で、そこはね、実は確率論になってしまうんですよね。
だからさっき言った、急性の強い放射線を浴びると、急性障害って言って必ずこんな症状が出るっていうのがあるんですけど、
その確率的影響っていうものについては、ある程度弱いやつでは、どれくらい放射線の影響でその病気になったかは判断がつかない。
他の要因と区別がつかないぐらいの確率になってしまうというのが、今の考え方です。
なので、普段ね、がんの原因になるものとかって色々あるじゃないですか。
タバコを吸うといけないですよとか、焦げたものを食べると良くないですよみたいな話があって、あれも焦げたものを食べたら必ずがんになるわけじゃないじゃないですか。
48:02

なので、確率的にがんになる確率が上がりますよとか、影響があるんじゃないかと考えられてますみたいな話で、
その中にストレスとかもあったりしてね、ストレスが高くなると体内の色んなバランスが悪くなって、それが細胞の分裂の時に良くない影響があってみたいな話があって、
そういったものと弱い放射線は区別がつかないぐらいには、まさに確率的影響と。
だから一定の線量以下では、喫煙や飲酒とか他の発がんの影響と比べても見分けがつかないぐらいになってしまうっていうのが、今考えられている放射線の影響です。
なので、普段生活しているときに飛行機に乗る話とか、あと自然にある放射線も実は地域によって違ったり、ウランとかが取れるエリアの近くの石は放射線が多いとかね、
あとはラドン温泉とか、そういう温泉でも放射線のラジウム温泉とか、そんなのも放射線を出しているものがありますよっていうのを売りにしているところで、
でもそれでは確率的影響、他のがんになるとか、DNAを傷つけるっていうものの影響と、体がそれを補修するっていうののせめぎ合いの中で見えなくなるぐらいの影響しかないというのが今の考え方です。

はい。

はい。なので、自然発生するものの、例えばがんとかね、白血病とか、あとは遺伝的影響みたいなやつが確率的に起きるものの中に紛れ込んでしまうっていう影響しかない。
普段生活しているときにはこの確率的影響だけを考えていればよくて、高い放射線を浴びることはないのですが、これをどれだけ防ぐかっていう話で、確率的のレベルでもレントゲンを取るとかね、っていうのでもある程度、DNAが傷をつく、傷がつけられるX線にさらされるわけですから。
だから赤ちゃんがお腹の中にいる妊婦さんはレントゲンはなるべく避けましょうとかCTスキャンは避けましょうっていうのは、さっき言ったたくさんたくさん細胞分裂をしている、または1個の細胞が何百倍になって使われるようなときには念のためやめておきましょうっていうことが取られます。
はい。
基本的に確率の掛け算なんで、ここが何倍になると防止する、それを防ぐための力が及ばなくなる確率がこのくらい上がるからみたいなところがあって、たださっきも言ったようにどのファクター、どの原因がどれくらい影響あるかっていうのが見分けられないぐらいの状態だっていうのもあったりするので、その辺は気をつけてみる必要があります。
51:08

はい。
感受性が高いところ、要は放射線浴びて急性な症状が出やすいのはさっき言った骨髄とかリンパ系、あとは生殖器と消化器、あとは皮膚とか目とか毛みたいなものが多くて、だんだん筋肉とか骨については影響はやや少ないというか、感受性が低いというふうなものがあったりします。
なんでかというと、新しい細胞にバンバン置き換わるものが少なければ最終的な影響は少ないので。

放射線って通り抜けちゃえばそれはそれで終わりなのね。

放射線は体の中を通り抜ける間にDNAを傷つけるものもあれば通り抜けて何もしないものもあればっていう感じです。

あとは放射線の種類によっては近くに影響が強いけどすぐに弱まってしまうやつとか遠くまで届くやつとかってあります。

その話をするとですね、α線とβ線とγ線の違いの話とか、どんなことで出るかって話とか、なんで弱まっちゃうかとか、飛んでるときに曲がるか曲がらないとかいろいろあるんで、今日はどちらかというと影響の話をメインにしてみました。
結構ね、あっちこっちに政府が出しているような放射線による健康影響の資料とかってあったりするんで、数字が多くてめんどくさいこともあるかもしれませんけど、
ショッキングなことがたくさん書いてあるサイトではなくて、ちょっと落ち着いてこんな影響があるよというのが科学的な資料と一緒に書いてあるようなものを確認してみるといいと思っています。
ということで、今私がちょっと見たのは、これは環境省の放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料というやつを私は見ていたりします。
同じようなことがいろいろ書いてあって読みにくいというか、70ページもあって、そんな感じがあります。

70ページ?読む人も大変だけど作る人も大変だったんだろうね。

で、さっきも言っていた影響が他のものの他の原因とわからないぐらい確率論的にしか考えられないっていうところの中には、高いストレスがあると発願のリスクが高まりますみたいな話があったりして、
そういうのと比べてみるとお分かりの通り、あんまり心配しすぎないことっていうのが大事なんじゃないかと思います。
54:04

ということで参考にしてみてください。

ありがとうございました。
では次のメールです。
アマニサさんからいただきました。
オーロラはどうしてカーテンのように広がって見えるのでしょうか?
オーロラの出来方を考えると空全体がもやりと色がつきそうな気もしますが、大気の流れなどに影響されることもあるのでしょうか?
太陽からの太陽風の流れの乱雑さが影響しているのでしょうか?といただきました。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

これね、オーロラは大気の影響はないそうです。

へー、でもなんか風になびいている太陽。

風になびいているような布ね。
旗とかでしょ。

はためいてますよね。

はためいている感じに見えます。
で、オーロラが出ている高さは一番下が80キロぐらい。
で、それよりも高い、人間の感覚的に言うと宇宙のエリアで光っています。
なので風の影響はありません。

確かに、そもそも風がない、もう宇宙だから真空とまで言うかないけどほぼ空気ないのか。

で、オーロラがカーテンということは下のひだひだの下の線がまっすぐだからカーテンぽく見えるっていうのが一つありますよね。
で、まさに電気を帯びた粒が太陽からやってきて地球の磁気の影響で北極とか南極とかにその粒が落ちてくるからそれが空気とぶつかって光るっていうのがオーロラですと。
プラズマが大気とぶつかっている。
だから300キロか500キロの高さでもうっすいうっすい大気があるわけですよ。
なんですがある程度濃いとそのプラズマがあっちこっちにぶつかってこれ以上下までは落ちてこないってなるのが80キロとか100キロのとこなんで、そこにオーロラの下限、一番下の高さがあります。

はい。

そこはいいですかね。
はい。
で、色が変わるのは上の方とか中くらいで色が変わるのはそこにある分子の種類がある程度異なってる。

何の分子の種類?そのオーロラ。

あと酸素が多いとか。

空気の?

そうそうそうそう。

空気のいろんなものが含まれているときの素性のやつが違うわけね。

だいたい酸素とか窒素にぶつかるんですけど上の方では酸素にぶつかった光が強くて下の方に行くと窒素とぶつかった光が出て上の方が赤っぽくて下の方が緑っぽいっていう風になります。
57:14

で、もう一個じゃあなんでひだひだの面のように布のように見えるかっていう話で、この布の面みたいなやつは地球の磁力線の方向とあっているそうです。
つまり太陽から塊というかものが飛んできたときに磁力線で成形されて。

磁力線っていわゆる。

地球が磁石になっててN極とS極を結んでいる線。

砂鉄?

砂鉄が並ぶやつね。

なんか線状に並ぶあれにあれみたいな感じでオーロラが並んでる?

あの線に沿ったようにプラズマが入ってくるんで、その角度になっている。
ご存知の通り地球が磁石だとすると、さっき言った磁力線っていうのは地面に対して角度が違うんですよ。
緯度によって。
国立科学博物館に行くと、方位磁石が平らじゃなくて、北とか南が上下にも動ける方位磁石があって、
つまり地表に対して磁力線っていうのは水平なわけではないんですよ、どこでも。
特に極付近だとまっすぐ地球の中に入っていくっていう方向になっているのね、磁力線が。
このオーロラはこの磁力線に沿った形になっているんで、
見る人が見るとこのオーロラのカーテンの地面との、何ていうの?
オーロラのカーテンの角度で緯度がどれくらいか分かるっていう話もあるぐらい。
極から離れると斜めにだんだんなってきて、極に近くなると立ってくるっていうのがあって、
太陽からのプラズマが地球の磁力線に沿って地球に降り注いできて、
それがなんで薄い面になるのかまではしっかり分かってないんですが、
あの面は磁力線の方向ですよというのは分かっているそうです。
なのでプラズマは地球の磁場によって磁力線に沿って降ってきて、
上の方の空気がとっても薄いところで酸素が光って、
少しずつ濃くなると窒素で光ってっていうので色が変わって、
ある程度よりも下には落ちてこないというか、空気にぶつかって落ちてこないので、
カーテンには一番下に縁があると。
1:00:00

縁がある。

一番最初の質問にもあった通り、磁力線の分布は磁極っていう磁石の極に応じて、
応じてあるんで、オーロラの出方は、
地磁気の北極から同心円状を描くようにある角度、
北位とかの位度の角度ね、のところに丸く出ます。
それは遠くからやってきて磁力線に沿って地球にやってくると、
その辺に落ちやすいってことになってるんで。
地球だけじゃなくて、地場と大気があれば他の惑星でもオーロラっていうのはできて、
木星では結構綺麗に観測されてるんじゃないかな。
オーロラね。木星の磁力は強いらしいので。

強そうですよね、でかいし。

でかいのはでかいですけどね。
そんな感じでですね、カーテン状になっている、薄くなっているのが何でかっていう説明はちょっとわかんないですけど、
何はともあれ、磁力線に沿ってやってくるっていうのがあるので、
原因が一個だと、あるところから磁力線に沿ってやってくるんで、
一つの面になってしまって、その角度は緯度で違って、地球に落ちてくる途中で、
酸素とぶつかって赤いところと、地層とぶつかって緑のところがあって、
地上まで降りてこないという形になっているそうです。

じゃあ旗みたいにはためいているのは、空気中、大気中の酸素であったり、窒素であったりの存在が?

そっちの脳ではないと思います。プラズマの濃度とかプラズマの脈動だと思います。

ぶつかってどこじゃないの?

プラズマがやってくるのが磁力線に沿ってとは言ったんですけれども、
たくさんあるとこっちにゆらゆらして、あっちにゆらゆらしてという、水が何々に沿って流れるけど、
途中で波ができたりするというタイプのやり方で、大気の濃さがそこで局所的に変わっているわけではないです。
なので風の影響は受けません。
なのでオーラのカーテンのヒダは、磁力線の方向だというのを気にしてあげると、
緯度によって角度が違うというのも想像がつくんじゃないかと思います。
その角度は南北じゃなくて、東とか西に向いた時のオーロラのカーテンの傾きなので、
その辺をちょっと気をつけていただきたいかなと思います。

はい。

ありがとうございました。

ありがとうございました。
では次のメールです。
緑茶21さんからいただきました。
ポッドキャストやラジオ番組でパーソナリティの方が風邪をひいた時、
今日はお聞き苦しくてすみませんと謝るのを耳にします。
1:03:00

けれども番組を聞いても語尾が少し鼻声かなと思うくらいで、
聞きづらいとか誰だかわからないとか不快に感じたことはありません。
これはどうしてでしょうかといただきました。
ありがとうございます。

これは本人の方が感度が高いからじゃないですかね。
自分の声に敏感というのもあるんですけど、
多分自分の声は口から出たのが空気を伝わって耳に入ってくるだけではなくて、
自分の体の中、骨とかを伝わって耳に伝わるのもあって、
鼻声の時、私が鼻をつまんで鼻をつまんで話すとこうなるんですけど、
外から来る声と内側の声で内側のものの方がセンシティブに変わるっていうのがあるんじゃないかと思うんですよね。
あとはリアルにあっていると鼻声とかよくわかるかもしれませんけれども、
Podcastとかは圧縮音声なので高い音が入っていなかったりっていうのがあって、
リアルなものよりも声の質感は落ちるはずなので、
その辺でわからなくなっているっていうのも影響があるんじゃないかと思っています。
だから、かおりさんとか私が相手の声がちょっと今日は鼻声だよねみたいな話をするよりも、
聞いている人の方が聞き取りにくいというか差はわかりにくいんじゃないかと思います。
音声を圧縮しちゃうし、あとBGMも乗っけちゃうんで。
で、かおりさんとか私がそれぞれ話しているのもリアルにお話ししている方が、
ちょっと今日声の感じが違うじゃないのっていうのがわかるかもしれません。
はい。
で、それ以上に自分が鼻声とかっていうのは、
他の人が聞くよりもセンシティブにわかるんじゃないかと思います。
じゃないかなと思うんですけどね。
で、メールの中にはね、諸誠実として謝っておいた方が角が立たないからって書いてありますけど、
気にならなかったら謝ったりしないと思います。
要は、謝っている時にはいつもと声が違うなって自覚があるので、
聞き取りづらくはないんじゃないかと思うんだね。
実は少しぐらい鼻声でも。
ただ、いつもの声と違って、どれくらい聞きづらいかわかんないけど、
違っちゃってごめんなさいねって言ってるんだと思います。

はい。

あと私は甲状腺の放射線治療した時に、甲状腺の大きさがすごく変わったんですよ。

へー。

甲状腺って生体の近くにあるんですけど、その時に声の高さとかがちょっと変わったようです。

あんまり違和感感じないけど、もう慣れちゃったっけかな。

そうだと思いますよ。前後ではちょっと変わったねって話をしたと思います。
何年だっけな。もう6年ぐらい前かな。

そんなに前。

5年ぐらい前かな。
はい。そのくらいの時に甲状腺の大きさが一番腫れてるというかね、
時には100グラムぐらいあったのが20グラムぐらいまで小さくなったんじゃないかな。
1:06:03

おーちっちゃ。

そう。触診されるんですよ。首のところを先生にね。
で、小さくなってるねって言われたり、だから声の出方も変わってるんじゃないかと思います。
自分も慣れちゃうんでね、分からないですけど。

はい。

その辺りに変化があります。
多分ね、長く取っている体重のデータを見ると分かるんですよ。
甲状腺のホルモンが変わると体重が大きく変わるので実は。

へー。
結構その代謝に関わるホルモン出しますもんね。

そうなんです。
えーとね、バタバタしたのは2016年の6月かな。
もう8年も経つのかな。
その辺で声が変わったところがあると思います。

はい。

これじゃないな。
あー体重が増えているのが。
おー。
まあいいや。
はい。

聞かなかったことにする。知らなかったことにする。
はい。

ということで、お聞き苦しい点があればメールとかください。
多分ね、今日はちょっと鼻声で、いつもと違って変な声ですっていう時に、
ついついお聞き苦しいかもしれませんって言っちゃうのはあると思うんだよね。

うん。

うん。なので、言葉として分からないぐらいの声にはならないと思いますけれども、

はい。

鼻声だとなんとなく悪いかなって思います。

はい。

はい。ということでメールありがとうございました。

ありがとうございました。
では次のメール。

はい。

では次のメールです。
リカ系の仏像さんからいただきました。
先日ネットの記事でDNAストレージなるものが開発中と出ました。
DNAを利用してコンピューターの記憶装置にしようということらしいのですが、
物理的に記録するので長期間のデータ保持に有利だとか、
しかし書き取りや読み取りに時間がかかりそうで実用的なのかちょっと疑問です。
吉田さんはどう思いますかといただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

DNAはそもそも遺伝情報が書き込まれているというか、遺伝情報が入っている分子のつながりです。
はい。
そして何億年も生物の体の設計図を引き継いできたので、ある意味ストレージ、つまり記録媒体として使われてきたと言っていいと思います。
はい。
これをコンピューターのデータ保存に使うのが良いか悪いかは何とも言えません。
一つ目はDNAストレージは生物の中でしか保存ができません、基本的には。
はい。
とってもとってもとってもとってもちっちゃいのでたくさんの情報が入るんですけど、生物の中でしか保存できないということはその生物に悪影響を及ぼしちゃいけないわけですよ。
1:09:00

うん。
だって取り出せなくなっちゃうからね。
うん。
もちろんね、死んじゃってもDNA取り出せますとかありますし、髪の毛からDNA取れますとかってありますけど、安定してストレージにするんだったらやっぱり生きてる人がいいんじゃないかと思います。
もう一つはコピーミスや先ほどお話しした放射線による傷つきみたいなもので、内容が変わってしまうことがあるかもしれません。
コンピューターの記録媒体として使うんだったら、情報が変わってしまうと良くないですよね。
長い間取っておくもので、小学校の時の成績表をDNAのストレージに入れておくとすると、そこの成績が1か5かっていうのが変わってしまってはまずいわけですよ。

はい。

なのでDNAをストレージにするんだったら、冗長性って言ってちょこっとぐらいずれても、または変わってしまっても大丈夫なように他のデータとの付き合わせで間違いが分かる、またはそれが訂正できるっていうのを作らなきゃいけないだろう。
もう一つは、実はDNAはその並びによって安定性が違います。
うん。
折りたたまれちゃってる時にはいいんですけど、実際に解けている時にDNAはアミノ酸の種類によって形が変わりやすいって言ってたんですけど、ある特定の形になりやすいっていう傾向があって、
変なものを入れるとその形がずれて分裂とかの時にコピーがしにくかったり間違いが起きやすかったりっていう悪影響があるかもしれないっていうのもまた一つの問題です。そこの影響わかってません。
はい。
っていうところで、あとどうしてもDNAに残しておきたいものがあるのかどうかっていうのも含めて考えなきゃいけないことだと思っています。
はい。
人によってIDをつけるようにDNAを使うのは良くないと思います。
え?
要は政府がこの人を特定するためにDNAに印をつける。
例えばね、赤ちゃんが生まれてきた時にいくつかの細胞にIDを組み込んでおいてそれが増殖するようにして、大人になってもそのIDが追っかけられるようにするみたいな管理をするために使うのは良くないと思うし、
じゃあ自分のDNAで取っておきたいもの、またはどっかの動物や細菌にDNAとして覚えさせておきたいことがどれだけあるかって話。
とっても容量が大きいかもしれないけど、一方で読み出しや書き込み、書き換えっていうのはとても大変なもので、なおかつ頻繁に複製されているっていうのを考えると、
そこの範のコントロール、要は書き換えた時に昔のやつがたくさん増殖したらどうなるみたいな話のところも含めて、まだまだ先の話じゃないかと思っています。
一方で、DNAっていう大きい長い鎖状のものがうまく生物の中ではなくて、シャーレの中とか試験管の中で長く保持できるというのとか、そこの書き換えが簡単になるんだったら、記録密度としてとても高いので実用性があるかもしれません。
1:12:17

という感じかな。もしかしたら何十年かするとウエットな中にDNAストレージっていうのがあって、自分の撮った写真の思い出が全部その中に入って、すごく小さい試験管の中のチャプチャプチャプっていうのに入るっていうのが可能になるかもしれませんが、ちょっと遠いかなって思っています。

まあまあまあまあ、まだまだいけますよ。

何を我々はとっておきたいんだろうね、長くね。

なんでしょうね。

だいたいさ、100年ぐらいしたらなくなっちゃってもいいものが多いんじゃないの?

残しておきたいと思ってても、やっぱり状況も変わるだろうしね。

番組の冒頭で絶滅メディア博物館の話をしましたけれども、やっぱり何千年も残したやつについては石に刻む。
紙もまあまあ残ってますよね。
特に日本だと残ってますよね、古い紙とかが、千年ぐらいだったら。
なので物理的なもので刻んでおくっていうのがいいんじゃないかと思います。
長持ちするしないもあるんですけど、読み出し機器がなくなっちゃうかもしれないって話なんですよね。
なので人間が読める形で、物理的な形として千年持つものに刻んでおくっていうのがあってもいいと思います。
くさび型文字とかヒエログリフとか、そういうものは石に刻んであるから今も残っているし、
日本の古い古いものも木管とか木に書いてあったり紙に書いてあったりするから、
墨で残っているっていうものでなおかつ人間が目で読めるというのがありますので、
何で読み出して何に使ってどんな情報を入れておきたいのか。
一方で生物の多様性をっていうのはまさにDNAで保存しているものなので、
それはそれで生物が語り継いでいくというか受け継いでいくものじゃないかと思ってます。
ということでメールありがとうございました。

ありがとうございました。
では次のメールです。
ふたさんポピトさんからいただきました。
管楽器の音程が管の長さで変わるという話題の配信がありました。
ディコーダーの穴を押さえると音程が変わる理由がわかった気がします。
でも親指で押さえる穴の役割がよくわかりません。
しかも親指を動かして半分開けると高い音になるしとても不思議です。
どういう理屈によるのでしょうかといただきました。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

音の高さが管の長さに共振して決まりますよっていう話はいいですよね。
1:15:02

はい。

リコーダー、縦笛ね。
ちょっとだけ調べたんですけど縦笛で何か音を出して強く吹くとオクターブ高い音が出たりすることがあります。
オクターブ高いっていうのは周波数が倍になるってことなんですけど。
つまり共振するっていうのは管の長さと音の速さで共振周波数ってのが決まります。
なんですが、それの倍の周波数でも同じように共振ができるわけ。
管の端っこと端っこは空気がそこで空気の音の伝わり方が急に変わるんで、
そこで空気の素密、粗いと濃いね。密と素ね。が反射して管の中に入っていくっていうのがあって、
そこで反射が起きるんで管の中で響きやすい音程っていうのは決まっているという風になってるのがそもそもの管の長さで音程が変わる話なんですけど。
そこでその倍の高さ、つまり周波数が倍ってことは凸凹が倍入るんですけど、強い弱いがね。
それでも同じ距離で共振するってことが起きることができます。
その1オクターブ高い音にするために空気の元々の振動を高めにしたり、
あとは空気の最初のピューって吹くところの空気を震わせるところっていうのを流速を速くしてエネルギーが強かったり、
凸凹というかバタバタするのが高い周波数まで起きるようにしたりすると、1オクターブ高い音で共振しやすくなるっていうのがあります。
リコーダーの親指は一番吹き口に近いところですよね、ある場所が。
そこにちっちゃい空気抜きの穴を設けると、さっき言った倍音みたいな成分が出やすくて1オクターブ高い音が出せるっていう風な設計になっているので、
リコーダーでドリルを反らし取って吹いた後、親指のところを少しずらしてあげると、倍音、2倍の周波数のものが空気の流れとして出やすくなって高い音が出るっていう風になっているというのが理屈です。
そういう説明なんだけど、ぜひリコーダーを持っている方は、ある音階を出して親指を少しずつ開けていった時に、1オクターブ上がる時の音とそうじゃないのの差を聞き比べるとか、
1:18:10

強く吹いた時に途中からだんだん強く吹いていくと音が高くなるところがあるとかっていうのを確かめていただけるといいんじゃないかと思います。
ということで、吹き口のそばで空気の流れを変えることで高い音の成分を高めに管の中に送って高い音が出せるという風になっているっていうのが理屈ですということでした。
はい。
ありがとうございます。

ありがとうございます。
では次のメールです。
はい。
サイクルマンさんからいただきました。
ヒューマンエラーの対策としてインターロックやフェイルセーフがあります。
はい。
インターロックは機械的・電気的に一定条件が整わないと先の動作ができなくなるものです。
私の勤めていた会社の機械装置にも多くのインターロック機能が備わっていました。
しかしインターロックを装備するということは機械装置の部品点数が多くなること、機械装置の操作が複雑になること、インターロック機能の故障などのデメリットもあります。
インターロックやフェイルセーフなどの機能を付加することで得られる効果と、その機能を付加することで機械装置が複雑化するデメリット、これらの最適解を求める方法はあるのでしょうか?といただきました。
ありがとうございます。

ありがとうございます。
リスナーさんがついてきているかどうか難しいのですが、ヒューマンエラーは人が間違って物を動かしてしまう。

はい、ヒューマンエラーはよくわかります。

インターロックというのは動作に条件があって、お家の中でもこっちの扉を開けるとあっちの扉が開かないみたいな、お互い干渉するやつがあったりすると、片方の扉が閉まっていないともう片方の扉が開かないように機械的に構造をくっつけちゃうというのがインターロック。
あとはすごく危ないものを動かすときに、右手と左手で離れたボタンをそれぞれ押さないと動かないみたいなことにして、手を機械の中に突っ込んだままもう片方の手でスタートができないとかね。

なるほど、なるほど。

そうとか、物によってだと便利にするには手はなるべく開けといて足でスタートできるようにすると、バシャーンって板を切るような機械で細かいところまで調整しながら足でえいってやればバーンって動くから細かいことまでできるけど指が歯のそばまで行くみたいな話とか、
あとは指がどこかに入ってるとセンサーで感知して動かなくするとか、そういうのとかがいろいろあったりします。
1:21:03

あとフェイルセーフっていうのは間違ったことをしたときに悪い方に転がらないように作っておく。
なんか物を置いたときに倒れてしまうようなものは倒れないように気をつけておくんじゃなくて、受けがあって無造作に置いても倒れないようになってる。
だから傘立てが筒状になっててそこにズボって突っ込めば傘立ってるわけじゃないですか。
でも傘立てがなくても壁にそーっと立てれば傘は立ってるけど、ちょっとでも間違うとパタって倒れちゃいますよね。
そんな感じで何か外乱があったときとかでも悪い方に行かない、安全な方に落ち着くみたいなところの機構が入っていたりします。
最適解を求める方はあるんでしょうか。こういう本たくさん出てるのでそれを読んで最適解のことを読んでください。
結局どれだけ間違いがあってはいけないかっていうところにも関わってきます。
さっき言った鉄板を大きく切る機械で指を入れたら指がバーンって切れちゃいます。
私はプレス屋さんで指の先がない人っていうの何人か会ったことがあります。
シャーリングっていう鉄板切るやつで切っちゃいましたっていう人がいたりするわけですよ。
その辺の話とかあとはここで薬剤をA薬剤とB薬剤があって製品によってBを使わなきゃいけないかAを使わなきゃいけないかがあって、
それを間違えると1ロット5億円損しますみたいな時はAの薬剤とBの薬剤を間違えないようにしなきゃいけないけど、
家の中でこっちのドア開けるとあっちのドアが開かないみたいなやつはたまに開かなくなっても工夫すればいいじゃないのってなったり。

砂糖度使用を間違えたりとかね。

そうそう。

別に時々甘いの食べたっていいじゃないね。もしくはしょっぱいの食べたってね。

そういうのがあって間違いの影響度っていうのもすごく大きいんですよね。
だからめんどくささ対故障とか今言った得られる効果とその機能を付加することで複雑化するデメリットってありますけど、
得られる効果がとっても違うっていうのが判断がしにくいところだと思っています。
変な話、実は昔は人間の命は安かったんで、さっき言った手が切れちゃうとか死んじゃうみたいなものに対しても、
気をつければいいんだよ、気をつけないやつが悪いんだよっていう風潮がだんだん間違ってやっても人が死なない、怪我をしないっていうのが重要にどんどんなってきて、
社会的な都合が変わってくる。つまり得られる効果っていうのが変わってきたり、
あとはさっきも言ったここで間違えると何億円っていう被害が出ます。またはお客様に間違ったものを作って送ってしまいますみたいなものをどこまで防ぐかみたいな話とかと変わってきて、
1:24:07

それとあとは間違いやすさがどれだけかっていうような話があって、その辺を含めてになると思っています。
で、ヒューマンエラーの話をするときに、ヒューマンエラーは絶対なくなりません。人は間違えます。間違っても被害が出ない方法をどこまで凝るか。
または間違っても実質的な被害が出なければいいって考えて、間違ったら間違ったのでやり直せばいいじゃないかってするかみたいなところは総合的に判断するっていう風なことになってるはずで、
仕事でも実は結構やってるんで、何の資料も見ずに今話してるんですけど、そんな感じですね。
そう簡単にはいかないし、同じものでもさっき言った恩恵の中で、人が怪我するってどんだけ大事なのっていう社会的な通念が変わってくると変わってきたり、
あともう一つは、ヒューマンエラーを減らす方法は今みたいに、誰がやっても間違えないっていう方法が正しいんですけど、一方で教育をするっていうのもあって、間違えないように確認をしましょうとかっていうのとか、
あとお金のかからないヒューマンエラーの減らし方とかっていうのもあったりします。使いにくいものはヒューマンエラーが起きやすいとかがあって、何の例外かわかんないですけど、
たくさん電気のスイッチがあるようなお部屋。これをつけるとあっちの電気がついて、これをつけるとあっちの電気がついてみたいなやつがあって、何回やっても試行錯誤しないと正しくならないみたいなね。
いうのに対して、部屋のレイアウトと同じ形のスイッチ板があれば間違えにくいとかあるじゃないですか。
あとよく例に出されるのは、ガスコンロで口が3つあるやつがあって、操作するところが横並びなんだけど、どの3つとどの操作が対応してるのかがわかりにくいものとかね。

すぐ慣れるけど、ぱっと見、特に展示場とかで触ってみたときにどれがどれっていうのはわかんないとかありますよね。最近オシャレだからね。

すぐ慣れるって言うけど、何回も間違ってから慣れるっていうのを考えると、お湯を沸かしてるつもりで魚焼き機がずっと空焼きしていたみたいな話は1回でも間違えると問題なわけじゃないですか。

確かに壊れちゃったりしますね。

下手すと火事になっちゃうわけですから。っていうようなところで、どれだけ問題なのかっていう話と、使いやすさとかでヒューマンエラーの確率を下げるって話と、教育でヒューマンエラーの確率を下げる、つまり指差し確認をしましょうとかあるわけですよね。
電車の運転士さんとかは信号良し、なんとか良し、なんとか良しって指差し確認をして、それを習慣化することで見逃しを防ぐっていうのがあって、そんな対策との組み合わせで、教育は時間がかかるし人によってレベルが違ったり、それでも起きてしまうヒューマンエラーをどう防ぐかっていうのと組み合わせだったりするとかっていうので、
1:27:14

たくさんの要因が組み合わさって、このフェールセーフの防止っていうのは成り立っています。なので、一概に最適化を求める方法はあるのでしょうかっていうのは、たくさんの人がたくさん悩んでいるので、ぜひ自分のところのもので、どれだけ間違ったら被害が出るのか。
また、教育でどこまで防げるのか。また、やり直しが効くのか効かないのか。間違っても流出防止さえできれば良い、お客さんに届かなくて作り直しができれば良いのかみたいな話も含めて考えないといけないなと思っています。
さっき言った薬剤の違いとかは、例えば半導体工場でヒトロット何億円ってやつの薬剤間違えると全部捨てなきゃいけない。一個一個高くても、例えば車だったら一個間違って作っちゃっても何百万だよなだったり。一方でずっと間違ったものを取り付けてしまって何万台も作ってしまったら大変とかね。

リコールとかあれは間違ったって言い方をするのかちょっとあれですけどありますよね。

いろいろあるんですよ。どっかの部品メーカーの指示で違ったものを入れたけどくっついちゃうやつだけど実は強度が足りない部品だったとかね。ヒューマンエラーなのかそれとも製造上の欠陥なのか。いろいろですけどヒューマンエラーで起こることもあります。
ということでたくさんの条件をたくさん考えないとどれだけが一番最適かというのはなかなかわかりません。
一方で今は傾向として誰がやっても間違いなくできるっていうのが求められている傾向にありますし、怪我をするとかね死んでしまうというもののリスクの価値が高くなっているっていうのもあって、
インターロック、フェールセーフ、あとはいろんな間違いを起こさない仕組みがたくさんつくようになっているというのが今の傾向だと思っています。
はい。ということで今日はこの辺かな。たくさんのメールありがとうございました。

ありがとうございました。

メールの宛先はrika.jp、rika.jpです。
多分時間いっぱいいっぱいなので細かいご連絡は今回は省こうと思っています。
ということでメール生存確認だけでもいいですし、いつも聞いてますだけでもいいですし、こんなとこに行ってきましただけでもいいので送ってください。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

そんなエリカの時間第560回お送りいたしましたのはヨシアスとカオリでした。
それでは皆さん次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。

ごきげんよう。