フリーランスの働き方について
心と体の専門家が様々なトピックを取り上げて、健康について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回は三浦さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回はですね、個人事業主の健康みたいな話をしてみようかなと思うんですけども、
自分も三浦さんも、今フルタイムで雇われるというよりは、個人でフリーランスだったりとか、起業して働くみたいな形を取ってるんですけど、
今後こういう人も増えるでしょうし、副業みたいな働き方も結構増えつつはあると思うんで、
働き方だとか、お金に関することだとか、その辺についてですね、ちょっとざっと喋ってみようかなと思います。
以前もちょっと話したんですけど、三浦さん的にはフリーみたいな働き方の方がストレスは少ないなみたいな感じなんですよね。
そうですね、結局縛られ度合いにもよるんですけど、ちょっとでも固定化した人間関係とか、
例えばどんなに頑張っても給料が上がるわけじゃない職場とか、そういうところは自分としてはストレスに感じやすくて、
ある意味リスクかもしれないけど、今のスタイルでちゃんと信用してもらって仕事を受けるっていう感じで、
それの蓄積をしていく方がやりがいもあるし、今はそういう状態ですね。
雇われて働くっていうと、仕事した内容としても組織側に入るというか、自分に信頼が蓄積していってるわけじゃないとか、そういう感覚もあるんですかね。
自己責任の重要性
そうですそうです、まさに。もちろんそういうところに、例えば大きな会社とかに所属することによって得られるメリットとか、
例えば風邪で休んだとしてもちゃんと給料もらえるとか、家族が養っているからこその手当てがもらえるとか、いろいろあると思うんですけども、
そこらへんの内容とかのバランス、自分の状態をよく観察すると、わりかし自分はフレキシブルにいろいろな仕事を組み合わせていく方が、なんとなく循環している感じがあるなと思います。
なるほどね。それも本当に自分の中の人生設計とかによって違うと思いますし、最初からそっちがよかったっていうわけじゃないですよね、多分、資格取ったら。
最初はそうですね、やっぱりある程度の大きな病院で勤めていた時には、それだけ多くの患者さんと関わることができて、しかもそれはやっぱりいろんな人の経験、目の前で先輩の働き方とか、いろんな人と本当に交わることができてこそ得られる経験とか知識とかがたくさんあったので、
それがあるからこそ今すごく活かせてるってところはあるんですよね。
そうですよね。
個人で仕事しようと思うと自分の得意なこととかできることを仕事にしていく必要があると思うんで、フリーランスとか個人の働き方って今後も増えていくとは思いますけど、学生の期間終わってすぐなってうまくいく人もいれば、逆に構築席がなくて何したらいいんだろうみたいな迷う人もいるかもしれないんで、
タイミングは人それぞれかなって感じも個人的にはしますよね。
あとはやっぱり人間関係とかも今はフリーランスの方がいいなっていう感覚ですかね。
そうですね。わりかしまず人間関係も最初の入り口の時点でどういう人かってことをお互い知って先に進むか進まないかってことをその都度決めさせてくれたりすることが多いので、だからある意味フラットな人間関係の中で仕事ができたりしているのは今すごくいいことだと思っていますね。
なるほど。本当個人で事業すると言うとフラットな人間関係は作りやすいですよね、同業者の人とか。クライアントも自分で信頼を受ける人とも作りやすいかもしれないですし、やっぱり組織で働くと上下っていう感覚が結構強くなるかなと思うので、それもよしよしですけど。
ミイラさんって管理職っていうか、チームの上に立つみたいな立場もどこかであったんですかね。
結局そこまでは行かず、後輩を指導するとか、もしくは教員みたいな形で、それは一つあるのかもしれないですけども、実習指導とかだったので長期的にモーラ的にっていう感じはなかったですね。
なるほど。感覚的に自分はどのポジションが合いそうだなっていうのはあります?
そうですね。わざとその試験に落ちたっていうのもあって、実は。上に行きたくなくて。
なんとなく、その場ではそういう大きな組織の中では自分はやることをやってパッと定時で上がるタイプみたいな感じで、本当にちゃんと自分で責任を持ってやるはやるんですが、あんまりそれをはみ出した以上のことはやりたくないみたいなタイプだったので、あえて上に行かなかったっていうのが一つあるんですよ。
なるほど。組織の中で上に行くと、本業じゃない雑務とか違うやることが増えたりしやすいですもんね、やっぱり。
そうですね。どっちかって言ったら、みんなに影響を与えていく立場になっていくと、それが良し悪しで本当に。自分さえ避ければいいってわけじゃなく、チーム全体をまとめていくっていうことになると、また別の管理能力が必要になってくるとは思ってましたね。
そうですね。将来的には指導するとか管理する立場とかも興味はあったりします?
そうですね。結局その中間管理職だと、さらに上がいるからこその板挟み的なストレスがあるのかなと思ったんですけど、例えば自分が本当に主導でやっていく授業とかがあれば、本当に全責任自分が負うみたいな方が逆にわかりやすいし、すぐに修正とかもしていきやすいかなと思うので、そっちの方が向いてるのかなと思います。
それはそうかもしれないですね。中間はどっちの目も気にしながらやらないといけないから思い通りにいけないっていうのもありますし、本当に一番上になっちゃえば自分でルール決めてできると思うので、それは良さそうですよね。
個人事業主の働き方としても、自分もいろいろやっていく中でクライアントワークっていうようなお客さんから依頼もらってやるパターンと、ディレクションっていうような振る感じ、同業のチームを持ってそこに仕事、自分が持ってきたものを振るみたいな形とコンテンツ作っていく、コンテンツ販売していくとかそういうのがあるかなと思いますけど、
どれも自分主導でできるところかなと思うので、今のところだとクライアントワークが多いですよね、三浦さんだと。今のところはそうですね、クライアントワークの方が多いのかな。
今後そういうディレクションみたいな感じだと自分が上に立って振るみたいな感じになるかもしれないんで、めちゃめちゃ忙しくなってたらそういうのもやるかもしれないですよね。
そうですね、これからの自分のどれだけの仕事を従長するかによって、そういったところも含めて新しく挑戦していくことがあると思うので、結局過去の経験とか知識も大事なんですけど、
個人事業主の姿勢と働き方
今、新しいこととかにもどんどんやってみようというふうにはなってて、まずはそういう姿勢を持つということが大事なのと、困ったときにもすぐにちゃんとそれを周りの人に説明して、これをどうしたらいいか教えてくださいみたいな感じで、
常に自分から助けを求めるような状態も作っておくのも一つありなのかなと思いますね。
そうですよね。フリーでやるときに今の自分が持っているものだけを出していると、ちょっと不安になりやすいのかなって気はするんで、常にその先の自分の新しい学びもあることもやってくると、今後も発展するビジョンを描けていいっていう感じですよね、多分。
そうですね。
今、両方やってる感じですもんね、多分。
そうですね、今両方やってる感じですね。しかもそれも本当に、業務委託みたいな形だと、もちろんメンバーとして参加するんですけど、でも本当それがまた私の今後のキャリアにつながるようにってこととかも向こうが思ってくれてたりするので、
なんかね、自分のQOLにすぐ反映できるような働き方にという自覚が持てるのもすごくいいところで、やっぱり過去に病院とかで勤めてたときは、もっと自分のプライベートとかを犠牲にしているような気持ちの方が強かったなと思うので、今の方が働いてても、自分の人生を大切にできてるなと思えてすごくいいですね。
そういう意味では、働き方としては、今できることもやりつつ、新しいこともやれてたら、メンタル的にも健全というのは、もしかしたら組織の中でもそういう良い組織があればよかったかもしれないですけど、そうじゃなくて、個人事業主の方が良さそうなところってなんかあるんですかね?時間の使い方とかですかね?
良いところはたくさんあると思うんですけども、時間も自由だし、自分次第で、例えば値上げの交渉したりとかでもらうお金をある程度調節できる自由度はあるけども、自分のやっぱり健康が良くないときとか、それが逆にプレッシャーになっちゃったりということはあると思うんですよね。
だから、ある程度の、今、副業も可能というようなホワイト企業みたいなところがあれば、しかも、周給3日とか、探せばね、そういう機会があるとすれば、そういったところを土台として、安定した給料とかもらいつつ、新しいこともチャレンジするというような働き方をしている人も今いらっしゃると思うんですけど、良いんじゃないかなと思いますね。
そうですよね。個人事業主とかフリーランスとか、定義も曖昧なところもあるかなと思うんで、完全に別に個人事業主1本で自分の事業じゃなくても、いくつか依頼するものとかあってやってもいいわけなんで、もう副業始めた時点で個人事業主っちゃ個人事業主かもしれないですし、
いろいろ仕事を組み合わせていけた方が、逆に安心かなっていうのはありますよね。
そうですね。それこそ、わりと受注して、求められたものを作るのが得意なタイプもいて、自分がゼロから生み出していくのが好きっていうタイプもいますよね。
どっちもいますもんね。
そこがなんか、自分の得意なところとうまくあってないようなところの組織に入るとストレスかなと思うんで、それもやってみないとわかんないかもしれないんで、本当に今転職するとかも一般的になってますし、うまく自分の得意分野とかやりたいことを模索しながら仕事は作っていけるといいんでしょうね、おそらく。
そうですね。転職ってすごいいいイメージを持ってて、実は最近。本当にその時代がどんどん移り変わる中に、求められる人材像みたいなのも変わる。
自分がそこに当てはめていくみたいな感覚でいけば、ある意味限界を感じなく作ってないし、いろんな経験も増えるので、どんどんもしそういう機会があれば、ちょっとの本当に少しの量から始めていくのはいいなと思いますね。
そうですよね。医療介護福祉とか国家資格取ってとかっていうと、その波乗り感ってあんまないっていうか、時代の流れによって仕事内容をコロコロ変えていくっていうのは少ないかもしれないですけど、個人事業とかやっていくと世の中がどんどん変わっていくから、それに合わせたらいいんじゃないっていう感覚は結構強まりますよね、その辺は。
強まりますね。
なかなか国家資格取ってっていうとそういうのは難しいと思いますし、あんまり逆にやりすぎるのも良くないかなと思うんで、専門性をしっかり持ってやるっていう働き方がいいと思います。
いいと思うっていうかな、そういうのが多いですし、自分自身も博士課程とか行くまでは自分の専門性を高めるっていうところで結構やってきてたんで、とはいえ今後多分起業したりとかフリーランスという働き方見せる同業も増えると思うんで、そういう世界もあるんだよみたいのは知っといてもいいでしょうね、おそらく。
そうですね。
どうなんでしょうね、今後、でも例えば病院とか福祉の施設とかも、もう多分潰れたりとか、どっかに統合されたりとか増えていくというかちょこちょこあると思いますし、一般企業だったらそれもM&Aとか東海オーとか結構ある気がするんで、大学とかでも結構統合されたとか増えてる気がするんで、
最初そこで一つの所属で入ったけど、もうなんか運営母体が変わりましたとか、違う業態になりましたとか、あるはあると思うんで、あんまり固定化しすぎずに世の中を見ながらやれるといいでしょうね。
そうですね、そもそもそうなんですよ、結構母体が変わったりするんですよ、ほんと気づかないうちに。
ありますよね。
そう、ありますあります。
まあだから自分が一体どこの立場に、どこにいる人なのかみたいなことが見えなくなることもあったりするかもしれなくて、
だからなんかこうやりがいって、結局なんか反応の感触というか、自分が何をしてるかみたいなところの実感があんま遠くない方がいいのかなと思いますね。
自分がやったことがわりかし身近に感じられるような働き方だと、コミュニケーションエラーとかにつながりにくかったり、いい感じで責任が生まれるのかなと思います。
なるほどね。
大きい組織であるほどなんか分業化されてたりして、自分がやったことがどうこう成果に結びついているかが見えにくくなるっていうのはありますよね。
組織との違いと個人事業のメリット
その辺個人だったらね、もうやったらやった分だけ直接かなり目に見えやすい形で結果も出るでしょうから、成功も失敗もわかりやすいっていうので。
その辺も違いがありますね、やっぱり。
それは違いがありますね。これも本当その人のタイプにもよるのだと思いますけど。
私はね、毎日同じような兵隊のような感覚で当てがわれた作業をたたたんとこなすのもね、タイプ的に無理なんだよね。
自分もそうですけど。
全然いける人っていますから、世の中そういうの。大きいな人もいるんで。
そっちのほうが楽っていう人もいますよね。
楽か嫌かって本当に最終的には自分の感情でもいいかなと思います。
仕事は自分の得意なとこでやって、仕事は仕事で割り切って、逆に生活とか娯楽の部分でもうちょっと複雑なことをやってるような人もいると思うんで。
本当個人事業主で仕事しようと思うと、始めから終わりまで全部やらないといけないっていうかね。
自分の商品サービス作ったりとか、それを利用してもらって、最後確定申告してとか、本当にやらないといけないので結構大変ですけど、
その仕事の流れ全部やりたいような人は個人事業主に向いてるかもしれないですし、やる中で苦手なものがあれば外注してもいいわけなんでね。
そうですね。
だから、やっぱり自分のやりたいこととか、分業化された一つのことだけじゃなくて、一通りやりたいみたいな人は個人事業主に向いてるかもしれないですね。
そうですね。仕組みより分かっちゃって、ただこれやればいいんだって、ただやればいいみたいなものも結構多かったりするので、
そういうふうに捉えられる人とかは、割とフットワーク軽く、いろいろ転職なり、個人事業主になれたり、
法人を作ったりとかっていうことに対してのメンタルブロックがまずあんまないのかなっていうとこですかね。
個人事業主に向いている人の特徴
本当に一回やっちゃうと別にルーティンじゃん、ルーティンなんで、そのお金の周りとかね、法人作ったりとかも。
だから、人生どっかで一回くらい経験してもいいんじゃないかなと個人的には思ったりしますけど、そんな難しくないんで、やればできるという感じで。
会議を届け出して、別にすぐにそれを、閉業届けっていうのがあるんですか?
閉業届けを出してっていうような、ただ意外とそれだけみたいな話ですかね。
出すだけだったら別にお金かかんないし、別にそんな変な履歴残ったりするわけでもないんで。
廃業かな。
法人だと結構お金かかるんであれですけど、個人事業主だったら本当にやってみてもいいですし、公務員は難しいですけどね、一般職だったら全然できると思うんで。
春近づいてますしっていうか、これ出るのはもう4月入ってからなのかな。
こういう個人事業主みたいな働き方も全然、うまくやれば健康的にもいいかなと思いますんで。
考えてみてもらえたらと思います。
じゃあ今回はこのぐらいで。ありがとうございます。
ありがとうございました。