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心と体の専門家が様々なトピックを取り上げて、現行について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回はですね、ちょっとまた特殊な話題にはなるんですけども、
障害者と性暴力みたいな話をしてみようと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
このテーマのきっかけはですね、最近ポリポリっていう会社サービスがあるんですけど、そこの有識者っていうのに一応なって、
最近その有識者制度っていうのは多分増やしてると思うんですけど、自分が医療、福祉、スポーツだったかな。
それでコメントの中に提案をもらって、その中の一つに障害者に対する性暴力のない世界を作るっていう提言をされてる方のものがあって、ちょっとそれについて喋ってみようかなという感じです。
はい。
これの制作の目標としては、障害者に対する性暴力のない世界を作るっていうので、実現への取り組みっていうので、障害者の特性を踏まえた刑法の改正とか、
その障害を持つ被害者に対する司法面接の実施とか、相談支援体制の拡充、調査の実施、教育の充実とかっていうので書いてあったりするんですけど、
ミイラさん、精神系の看護師っていう感じで、結構いろんな精神系の障害のある方に関わったことあると思うんですけど、その中でこういうトラブルとかってあったりしました?
そうですね。私が働いていたのは、結構旧世紀の精神科病棟だったんですけども、患者さんとスタッフっていうそれぞれに分けて考えたら、やっぱりスタッフの方はすごく感情労働が激しいというところがあって、
そこが患者さんに向けた暴力に発展してはいけないんですが、でも常にそういったものに直面していて、というのもやっぱり患者さん自身が精神的に興奮している状態の人が多くて、
旧世紀なので、そういった方と直接関わる機会が多いと、逆転移とかいろんな現象があるんですけども、こちらの感情も持って行かれやすいというところですよね。
それが結局、自分自身の自精神をちょっとコントロールできなくなっていっちゃう。抑制欠乗みたいな。そういう状態にスタッフの方もなってしまうのかなっていうのは、実際に働いていた時に考えたりとかはしてましたね。
あと、患者さん側は精神疾患を持っているというところで、だいたいが複役調整がうまくいかなくて、精神症状とか、具体的に言うと、そういった抑制欠乗もできていなく、もちろん周知心とか社会性とか、そういったところもちょっと欠乗している状態だと、
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感情的に暴力を振るってきたり、その中には性的脱抑性って言って、裸になっちゃってね、もう大興奮状態みたいになっている人とかいたりとかで、本当にあの世界って、本当に一般の常識的な社会っていうところで重んじられているものっていうのはずれてしまっているっていうのはありました。
精神病棟とか、知的精神発達系の結構柔道な方の入所施設とかって、ちょっと世間一般と離れた場所っていうかにやっぱりありがちですし、その中で表には出ないトラブルとかってやっぱりありますよね、そういうの。
ありますね。
かなり特殊な環境なんで、本当に。
そうでしたね。もちろんね、やっぱだから、やってはいけないことっていうのは、もちろん透出しなきゃいけないし、だからそのサッフ自身も自分自身のケアをしないといけないとか、そういう患者さんに対しても、もちろんその安全を守るっていうことは大切だけども、
それがなんか吐き違えると、暴力につながっちゃうとかいうふうにもなるので、本当にみんなで常々フィードバックしたりとか、みんなで振り返りをしていたような気がします。
そうですよね。定期的にそういう研修っていうか、フィードバックってあるんですよね。
そうですね。やっぱりめちゃめちゃそういうのはヒヤリハットみたいな感じで、気づいたこととかみんなで客観的に共有するっていうのは結構意識してやってたと思います。
本当に言っても思い通りに行動してくれないとか、日常茶飯事だと思うんで、そこに対してちょっとイラッとして、強い言動を吐くのか、手を出すのは本当に良くないですけど、起こりやすい環境ってことですよね。
本当にそうなんですよね。それだけ近い存在であるっていうところなんですよね。親子関係に近いぐらい、本当に物理的に距離が近いので、
さらにそこに感情のコントロールができない対象がいると、自分の感情も操れなくなっちゃうっていうことなんですよね。
そうですね。本当に親子の関係とか子供の関係も近いところで、障害者っていうわけではないですけど、まだ発達してない状態なんで、その感情的にもコントロールしづらかったりとか、コミュニケーション取りづらくて、
一応今回障害者と性暴力みたいなテーマですけど、普通に保育園とかね、子供に関わる学校とかでも多分同じような状況で、先生と生徒の関係とか、先生と幼児というか、そこでもちょくちょくニュースとかでもあったりしますし、
やっぱりそういうところは、どうだろうな、やっぱりその子供とか障害者側への対策と、その関わるスタッフとか職員とかと、両方分けて考えていかないといけないところなんですよね、多分。
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そうだと思いますね、本当に。まずはその対象の理解と、やっぱり関わる側の関わり方、知識教育みたいなところは、常にアップデートしていくべきと思いますね。
なんかその、アップデートしてた具体例とかってあるんですか?
なんか例えば、やっぱりその、よくその事例とかで取り上げられる、例えばその、自制的暴力を受けた側が、その後にどういうトラウマを抱えて長期的に人生を送っていくか、
やっぱりフラッシュバックして、男性不信になっちゃったり、すごく強迫性障害みたいな感じで、不潔恐怖体験みたいな感じになっちゃうっていうような、そういう事例とかをどんどん知っていくっていうのも大切かなと思います。
自分がちょっと感情的になってしまったことが、相手に対してすごい影響を与えてしまうんだよっていうこととかを、ニュースとかを取り上げて、みんなで共有するとかですかね。
なるほど。そうですね、そういうのはありますよね。あとあれかな、やっぱり時代の移り変わりで、例えばマッチングアプリとかね、ああいうので不特定多数にコミュニケーションを取ったりとか、出会いやすくなっちゃってるみたいなのも、ちょっと障害とは離れるかもしれないですけど、時代によって移り変わるポイントですよね、そういうのも。
そうですね、本当に人との関係の築き方っていうところのベースのところがないのに、やっぱりその自分の欲望、寂しいとか認めてもらいたいとかいうところを相手を利用して、そっちの方向を優先させてしまって、結果的にちょっと事件が起きてしまうとかがあるのかなとか思いますね。
なるほど、なんかそういう性的な欲望っていうか、誘う側からしたら、多分わかりやすいんでしょうね、ウェブでこう発信してる中でも、なんかちょっとこう精神的に不安定そうとか、なんかこうやって言ったら響いちゃうとかっていうのがわかると、なんかそういうやっぱり誘い方する人とかも出てきちゃうでしょうし。
そうですね。
そういう注意喚起とかって結構難しい、じゃあ難しいですけど、なんか対策はやっぱ必要ですよね。
そうですね、またその暴力、性的な暴力を受ける側もですね、特にその知的障害とか発達障害とか、ちょっと認知的にどう対処していいかわからないってね、そのとっさに判断がちょっと難しいっていう方って、そこでもしかしてですよ、もしかしてそのスキンシップとして捉えてしまうとか、
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そこでその暴力を受けているっていう認識につながらないくて、でも結果的に傷ついてしまったっていうパターンもあるかもしれないですよね。
なんかそういうのも聞きますよね、なんかそれをこう愛情として捉えちゃうっていうか、そこのまた歪みを正すっていうか、そういうのも難しいですけど、そういうのもやっぱりどっかの教育の過程の中でそういう話もしていかないといけないって感じなんですかね。
そうですね、まずその性犯罪とかで言ったら女児ですよね、女の子、ちっちゃい子に対する性教育っていうのは結構もう欧米とか海外では、もうほんとだいたいもう4歳とか5歳くらいになったら模型とか使ったり、もう親子で一緒にお風呂に入らないとか、そういった感じでほんとにちゃんと一人の個人として付き合うために、まずそういう知識を伝えるって言いますよね。
なるほど、そういうのも大事ですよね。
一応今回のそのポリポリっていうのの中だと、法律的な改正とかっていう話が出てきてて、刑法の改正とか、司法面接の実施とか相談支援の拡充っていうので、さっきの相談支援体制の拡充みたいなやつはオンラインによる相談とかSNS活用するって感じなんで、さっきのお話ともちょっと繋がるようなとこで。
一応ここだったら手話とか要約筆記などのコミュニケーション支援に関する人員の確保とかっていうのも書いてありますけど、だからまあその、なんだろうな、やっぱり手話とか使わないとコミュニケーション取れないような聴覚障害とかですかね、の方とかにも、やっぱり聴覚障害とかと知的発達の障害とかも結構併発するとかっていう事例もあるでしょうし、
確かに知的精神だけじゃなくて、その人に対するコミュニケーションの取り方みたいなやつもやっぱり必要なんでしょうね、こういう記事を見ると。
そうですね、そこはそれぞれのやっぱりいろんな状態に合わせて大切なことを伝えていくことを創起からもっと普及した方がいいですよね、日本も。
なるほど、でもまあ昔に比べたら、そういう日本の中でも子どもに対する性教育とかっていうのは増えてはいるんでしょうね、おそらく。
いや、知人のね、助産師さんが言ってますけど、やっぱりまだまだ学校で例えばそういうことをやるって言った時に、教師側が、教員がですね、やっぱりそれはちょっとみたいな、なんだろうな、ちょっとその運営に触れるのはっていう風な感じの抵抗がまだまだ多いみたいです。
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そうですか、そしたらもう義務教育みたいな感じになるのはまだちょっと先かもしれないですけど、民間でというか、触れる機会作っていくのは今後やっぱり必要なんでしょうね、おそらく。
そうですね、なんか小学校の5年生ぐらいから保健の授業ってあるじゃないですか、あの時期って思春期に差し掛かってて、逆にその情報が過度に刺激になっちゃって、異常に意識してしまうみたいな感じになりかねなくて、
本当はもっともっと幼少期の時期、まだそういう、なんだろうな、潜入感がない時期から、うまいことそういうのが参入していったほうがいいのかなとかも思いますよね。
なるほどですね、そうかもしれないですね。
なので、ほんとちっちゃい時、小学校低学年ぐらいとか、幼稚園保育園の上の学年とか、そのぐらいからちょっとずつそういう啓発みたいなことはやっていけるといいんでしょうね。
そうですね、ほんとにね、あとは、やっぱり後を絶たないですよね、その学校の先生の、まさかの自分の生徒に手を出すとか、本当に12歳とかさ、よくなぜかそういうニュースが目につきますよね。
つきますね、ちょこちょこ。
その、やっぱその、なぜ教員とか、本来そういうか子供を支援する立場の人とかが、なんでそういうことをやっちゃうかっていうところの、なんだろう、サポートというところも、やっぱりね、もっと考えていきたいですね。
そうですね、まあ、もともとそういう、例えば小学校の教育に関わりたいとか、子供のサポートしたいっていうと、やっぱそういう子供が好きとかっていうのがあるんでしょうね、根の部分では。
教育の必要性みたいな、その考えだけでやるんじゃなくて、そういう感情的な部分が入ってるから、どっかにそういう本音の部分っていうか、あるみたいなのがあるとすると、なんかそこに対する対策はなんかできたらいいのかなと思いつつ、具体的に何かわかんないですけど、
まあ、でも基本的には予防が一番大事かなと思うんで、怒ってしまったらもうどうしようもないというか、まあそれで罰するっていうのはありますけど、でもやっぱり予防がどうやったらできるのかっていうのは考えていけたらいいかなと思いますね。
そうですね、なんか私がちょっとこう想像するのは、実際に息子が通う小学校の先生とか見てても、本当にね、長時間労働なんじゃないかっていうぐらい、職場の状況的にストレスを抱えてるんじゃないかなって思う。
やっぱりその吐き口が教育現場で起きたことって、教育現場で吐き出すみたいな感じで、なんかその対象がそっちに向いてしまいがち。
ちょっとその承認性愛があるかないかっていうこともあるかもしれないんですけど、なんかその出し方が本当に限られてしまっていて、本人も本当にね、どうにもならない状況でそのふうにしちゃったっていうこともあるのかなと思うと、
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そのストレスの根っこの部分をもっとやっぱりケアしていかなきゃいけないのかなとも思ったりします。
それはありますよね。結局そういう医療現場であっても学校の現場であっても、本当に時間も長いでしょうし、ストレスもあるでしょうし、そんなに経済的にめちゃめちゃ豊かになるような働き方でもなかなかしにくいでしょうし、
本当に普段からストレスを抱えやすいと思うんで、本当に働き方の改革なり、具体的になかなか大きく変えるのは難しいですけど、ちょっとずつはやれるといいんでしょうね。
そのポリポリっていうので、ゆうとさんが具体的に提案した内容っていうのはどんなことだったんですか。
自分としては結局警報を変えるとか、支援拡充するとかっていうのもありますけど、結局予防が大事っていうので考えると、そもそも結局もし性暴力っていうのを考えたら密室で2人になってっていうので起こってしまうじゃないですか。
そんな大衆がいる場で起こるわけがないんで、基本的には。
なのでそういう知的精神発達障害とかのある方で、そういう判断がなかなかしづらいようなレベルの方はもうGPSなりを義務化して、移動のルートとかがちゃんと見えるように。
そういう怪しい場所っていうかね、密室で2人になりそうなところには行かないような形にするとか、施設とかだったら監視カメラちゃんと設置してとか、普段関わっている人以外の第三者みたいな人から定期的にチェックを受ける。
関わっているスタッフなり職員なりだけじゃなくて、本人にも話聞いてっていう仕組みなりを作っていくのがいいのかなっていうのを書きましたね、そこには。
そうですね、本当に確かに。本人の行動をある程度決めてあげるっていうのも結果的にはいいですよね。
結局いつもと違うルートに外れてたりとかしたら、ちょっと怪しいじゃないですか。
子供とか知的障害とか発達障害の方でも基本的にいつもこういう事業所に通ってて、普段は自宅に帰っているのにちょっと違うところに車で連れてかれてたとか、あるとそういう疑いが出てくるわけなんで。
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そういう疑いをチェックするっていう感じですかね。
そうですね、本当ですね、その人の行動面を見たりとか、その人と定期的に面談をしたりとか、その辺のメンタルの状態とかもしっかりと観察していくっていうのもいいですよね。
直近で一番早いのはそういう監視カメラなりGPSなりで監視するとかチェックするって感じですけど、そういうののハードルもあると思うんで、もっと子供のうちから教育するっていうのもあるでしょうし、
職員向けの注意喚起というか、それも認知行動療法みたいな感じになるかもしれないですけど、その認知の歪みがあるんだったらそういうのを正すっていうところなんで、ちょっと難しいんですけど、結局予防の取り組みをしないといけないんだろうなっていうのは思うところですね。
そうですね、もっと職場の環境的に、自分のアイデンティティーが由来でしまってたとしたら、その人のそういったところもしっかりと認めてあげられるようなバックアップ体制があると、変なところで自分の処理余計を埋めるっていうようなことにならないように、そういう本質的な動き方をしていくべきだと思いますね。
そうですね。
あと、前回とかスポーツとかアートの話でちょっと出たんですけど、今の対策ってどっちかっていうとネガティブ寄りの対策っていうか、悪く見る方ですけど、誰しもそういう人と触れ合いたいみたいな欲求があったりして、それを別の形で解消できれば、そういう犯罪が減るっていう風になれば、
なんかそういう、さっきちょっと考えた例だと社交ダンスみたいな感じとか、子供と触れ合える遊びみたいなものが普段からちょっとあれば、そういうところで解消できるかもしれないですし、なんかないかなとは思いますけどね。
そうですね、本当ですよね。
孤独感っていうか、触れ合いを過度に求める手前のところで、ちゃんとそういったものを実感してもらえる場所、物質的に本当に誰かと触るとかっていう、他にもコミュニティを利用するとか、
人とのつながりとかで、自分の心の安定が取れるような場所がもっと多かったらいいのかもしれないですね。
そうですね、結局学校でも福祉施設とかでも、やっぱり結構閉鎖的な感じにはなりがちだと思うんで、人間関係も固定化されて、なかなか新しい刺激もなく、時間も忙しくて発散もできないってなるのが結構大きな問題ではあると思うんで、
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そういうちょっと新しい人と出会える刺激が作れるとか、同業の人でもいろんな人と関わってるとそんな変な発想にならないっていうか、かもしれないんで、そういうのはできたらいいかもしれないですかね。
本当ですね、いろいろと改善っていうかな、チェック機能を増やしていくってこともそうですけどね、中身を豊かなあったかいものを増やしていくとかも大切ですよね。
そうですね、規制するとか縛るとかっていうのはやりやすいかもしれないですけど、あんまりそれやりすぎても人間らしくないっていうか、難しいんですけど、規制するとこは必要なんですけど、そうしなくてもできるような体制がうまくできたらいいなとは。
効果検証とかめちゃめちゃ難しいと思うんですけどね、こういうのって。
そうですね、こういうのってね。
だからエビデンスに基づいてとかっていうのも結構難しいですけど、他のでも国の事例とかでいいものがあれば取り入れるとかっていうのは必要かなと思いますし、
自分もあんまりこの辺深く考えてこなかった分野で、そのポリポリっていうのって見て考えたってとこなんで、いい事例とかがあればこういうのいいなと思って身の回りで取り入れるとかっていうのはしてもいいかなとは思います。
そうですね、またこういうテーマ積極的に取り上げていきたいですね。
はい、結構ディープな難しめの深いテーマですけど、まあまあこんな感じで話せるとアイディアは出てくるんで、また色々テーマを選んで喋っていこうと思います。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございました。