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その業務、本当に必要?— 現場の善意が生む業務魔改造サイクルの罠
2026-04-11 15:40

その業務、本当に必要?— 現場の善意が生む業務魔改造サイクルの罠

現場の善意によって引き起こされる「業務の魔改造」と、そこから抜け出すための処方箋について解説します。経営者が把握しきれていない領域で、Excelや複雑なマクロを駆使した個別最適が進むと、組織のスケールを阻む巨大なボトルネックへと変貌します。この「負のサイクル」を断ち切るために、経営者自らが現場の業務フローを棚卸しし、システムに業務を合わせる「標準化」へ舵を切ることの重要性を話します。


■番組内容

この番組は、中小小売企業の取締役経験のあるふたりがそのリアルについてゆるくお話します。


人事に軸足をおいたジェネラリスト戸部祐理が、2度のM&A経験がある連続起業家、樋口幸太郎に話を聞いていきます。

既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで起業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。


■MC紹介

樋口幸太郎 / 山梨県甲府市出身。ストアレコード株式会社代表取締役。新卒で伊藤忠商事入社→就職活動生向けWebメディアで起業→人材系ベンチャー企業にM&Aで売却→子供服D2Cブランド「pairmanon」運営会社の取締役就任→アダストリアグループにM&Aで売却。


小売企業向け経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」提供中


⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://service.storerecord.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


部祐理 / 株式会社HERP HR / アパレル企業で取締役 → アパレル×ITスタートアップ → デジタルマーケ支援企業HR・PR → 現職 / 11年在籍したアパレルでは店舗現場からバイイング、ブランド立ち上げ、バックオフィスにも広く携わり5年間取締役


■ご質問・メッセージ

ご質問・メッセージは下記URLからお気軽にご連絡ください。


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listen https://listen.style/p/retailtalk?B6krF6iu

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この番組は、中小小売企業の取り締まり役経験のある2人が、 そのリアルについて緩くお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部有利が、 インドのM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで 企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク107回です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、その業務本当に必要? 現場の善意が生む業務魔改造サイクルの罠というお話です。
前回の最初の雑談で、モニターを使い始めるという 話があったと思うんですけど、どうですか?調子。
モニターはですね、クビにしました。
モニターもう使ってないです。
やば。
本当に1画面でやるのに最適化しちゃったんで、 モニターがあると、あっこっち行っちゃったとか。
あれあれみたいな感じで、うまく使えなくてイライラして、 その日ぐらいにクビにしちゃいました。
早くないですか?
いやー、ちょっと違和感があったんで、ものすごい大きい、 みんなで見るようなモニターでやってしまっていて、クソ邪魔だったんで。
もしやるとしたら、ちょっとちっちゃめのやつを買って、 それを外付けてやるのを試そうかなって感じです。
えー、モニターって私とかが普段使ってるのは、 マックの倍ぐらいのやつ?
えー、そんなに大きいの?
うん、そうですね。横長のマックを縦にして、 それを2つにしたみたいな感じ。
めちゃくちゃでかいじゃないですか。
そうですね、めちゃくちゃでかい。 でもこれぐらいじゃないですか、モニターって普通。
違うのかな?
エンジニアさんが使ってるのはちょっとコンパクトな、 マックの画面よりちょっとちっちゃいぐらいの外付けモニターって感じだったんで、
あれならいいかなと思って。
買ってたのはなんなら展示会に持って行って、 映して説明してたぐらいのモニターだったんで、
でかいの邪魔だしっていう感じでした。
そうなんだね、それこそ魔界像エクセルを映しておく モニターがあった方が良くないとか思っちゃった。
高速でタブで切り替えてますよ、1画面で。
すごい、それに最適化されてるのもすごいですね。
完全にそうですね。モニター使ってやったことがないから、 もう20年弱そのやり方で来てしまってます。
そうか、ちょっと世論が気になりますわ。
森本さんはあれですね。
言ってましたね。
1個のPCでやられてるって感じなんで、こっち派ですね。
でも正確には森本さんの意見しか聞けてないので。
確かに。皆さんの意見を聞けると嬉しいですね。
本題行きたいと思います。
今日のテーマは、現場の善意が生む業務間改造サイクルの罠ですね。
私ちょっとこれ分かりにくい話がありますね。
何度かお話ししてる通り、70MBとか100MBのExcelとか触ったことあるんですよね。
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70はないからでも、さすがに。
肥大化したExcelからのこの下脱っていうのは、
ストアレコードっていうサービスの1個のテーマではあるんですけど、
出会うこと少なくないというか、結構あるなと思っていて。
これって何で生まれるんだっけみたいなところと、
経営者、事業責任者としてそもそもどうやって対処していくのかみたいなところの話をしていければなと。
私自身も間改造Excelを作っていて、
なるほど。
現場の善意が生むで言うとちょっとやや違うところはあるかもなんですけど、
私がやってたのは、複数店舗の在庫をリアルタイムで見たいので、
クラウド上で複数のExcelファイルを開くと、それが見られるみたいな感じのものを作ってたんですけど、
まあまあ重くって、それ以上データが重くならないように。
私は当時、月次でメンテナンスして、別でアーカイブを残すみたいな運用をしてたんで、
大きくなるみたいなことはそんなにはなかったんですけど、
ただその蓄積データを分けるっていう作業はできるけど、
どうしてもやっぱりSKU量が増えるとか在庫量が増えると限界は来るは来るので、
どうしようかなっていうのがあって、
当時はスマレッジさんとかが出始めてた時期だったので、
話聞いたけど、でもやっぱり出したいデータ出しちゃってるんで、
それがスマレッジさんでできるかというとできないところとかもあったりして、
なかなかこう切り替えができなくて、何も導入できなくてジレンマみたいなのがありましたね。
こういう課題で相談を受けたりするんですか?
こういう課題で相談を受けます。
今のでも結構面白いポイントいくつかあるんですけど、
1個はExcelをデータベースとして使っちゃダメっていう。
向いてないからやっぱり。
なんか参照したりとか過去データを確認するみたいな時に、
やっぱデータベースはデータベースでやるべき、システムでやるべきっていう感じが1個と、
あとスマレッジさんの導入がなかなか出したいデータ出せなそうで進まないみたいな話って、
まさに業務にシステムを合わせにいっちゃってる。
でも本来やるべきはやっぱシステムに業務を合わせるっていうのがコストも低いし、
メリット得られるのでそっちでやらないといけないのに、
今このやり方でやってるからこれをそのままシステムにしたいっていう風にすると、
コストかかっちゃうよねっていうような大事な観点2点あったかなと思います。
ご相談を受ける会社も同じようなことになってますと、
基本的にはExcelをデータベースとして使っていて、
これをこのままシステムにしたい。ないし、もう大変だからワークフロー変えたいけど、
自分たちはできないからお願いしますみたいな感じでご相談を受けることが結構まあまあありますと。
今回のケースでいくと発注業務が改造されていて、
あっちに行ってこっちに行ってこのExcel使ってみたいなのの元になっているのが、
70MB超えのExcelが5ファイルぐらいあるのかな。各ブランドごとにあると。
もう崩壊しそうみたいな形になっていて、ここをちょっと迷彩入れないと。
売上伸ばすために発注数を増やしていきましょうみたいな感じの時に、
その70MB超えの発注用のExcelファイルがボトルネックになってしまっていて、
発注数増やせなさそうっていうところから、ちょっとこれはもう手を付けましょうかということで始めたプロジェクトという感じです。
なるほど。改造データって膨れ上がっちゃってもう閲覧するっていうか開くのに一苦労みたいな感じですもんね。
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もう本当にPCの容量食いまくって1回受け取って1回開いたんですけど、もうやだなと思って。
スクショでもらって計算式とかもベタ打ちでもらうみたいな感じにしました。開けないという感じでした。
そもそもなぜ魔改造データは生まれてしまうんですかね。
これ本当にいろんな会社さん見てて思うのが、代表者とか経営者の人がグリップしてない領域でものすごい起きやすいと思ってます。
代表者とかがグリップしているところの領域だとなかなか起きないというか、経営者自身が改善するインセンティブが働くのでオペレーションが変になるとかそういうことが起きにくいなと思ってます。
なので結構見たパターンで起きているパターンだと、OEMの会社で代表の方は主力事業のOEMにかかりっきりですと、
ただEC事業も自社ブランドを立ち上げたいのでやってみようみたいな形で立ち上げて現場の担当者に任せていたらそのEC周りの業務が複雑化していってしまう。
発注とかバックオフィス系のオペレーションは全然興味ないです。商品の企画であったりデザインであったり、あとはどういう商品が売れているのかという分析みたいなところには興味があるけれども、
オペレーションはもうまるっと現場にお任せみたいなパターンで、今回はこのケースですね。発注のオペレーションに全然興味がなかったので、蓋を開けてみたらすごいことになっていたと。
現場も全然悪意があるわけじゃなくて、今目の前の課題をどんどん解決していこうというのをやっていった結果として、どんどん改装されたオペレーションができちゃうんだなというのは感じています。
現場最適がどんどん進んで、何の果てにあるという感じなんですね。これ例えばどんなのがあるんですか?
テールトークでよく話す整理されていないSKUにもつながる話かなと思っていて、いくつか業務の事例を挙げると、ECの店舗ごとにSKUが違うというのはあるある。
かなりあるあるですね。スタッフごとに。担当者ごとに楽天担当、Amazon担当、Yahoo担当がいるので、商品登録はそれぞれ担当者が好きなようにSKUをつけていいみたいな形になっていて、結果としてどの商品がどれだけトータルで売れているのかが見れていないというのはかなりあるあるです。
今回のケースみたいな発注業務の複雑化、これどういうふうにして起きているのかみたいな話で聞いていくと、工場側とのやり取りでミスが起きたので連絡項目を無限に増やしていくみたいな感じで起きていたり、そもそもの商品マスターを整備しないまま発注をしているので、商品マスターがないから発注書をどんどんどんどん連ねていくというか、発注データの履歴を一つのExcelに全部入れて効率化していて、どんどんどんどん非大化していく。
粘土で切り替えたとしても、粘土の最終月にはものすごい大きなデータになっちゃうみたいな、そういう形で複雑化していくと。
さらに悪いことに、その問題をプログラム書いて解決しようみたいな形で、マクロとかガスを書いちゃって、後ろ側がブラックボックスになってしまうと。
発注と納品の付き合わせみたいなのをマクロ書いたものでやっているので、どう動いてどういうふうになっているのか、代表も担当者も分からず、そのエンジニアの方がもういないみたいな形で。
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破綻するだろうみたいなのが2つ目。
売上をもっと上げるためにイレギュラーなシステムの使い方をしてしまう、みたいなケースもよくあって、売上が欲しいのは在庫がなくなっても受注が受けられるように、在庫数をデータ上限の99,999個にして常に置いておく、みたいな形にして売上を最大化しようとする。
ただそうすると、ストアレコード上で取りに行ったとき、在庫がものすごい金額になってて、何でしたっけこれ、みたいなことになっていると。
これらの業務もミスを減らしたり、もっと売上を上げよう、であったり、工場が困っているからこういうことを対応してあげよう、みたいな形でやっていて、その創意工夫の結果なので、その業務が複雑化している事態を責めてはいけないなと思っています。
一方で結果として業務の複雑化とか俗人化が進んでしまっていて、そのままスケールしていくと業務が破綻しちゃうというのが見えているので、改善はしていかないといけないなというのは思います。
スケールに耐えられないというところですよね。蓄積されたデータが増えるだったりとか、事業が成長するとどうしてもデータが増えちゃって限界が迎える感じなんですかね。
まさにそうで、なのでターゲットとしては売上10億ぐらい超えていくような会社だと、Excelをデータベースとして使っていくのが難しくなっていくなというのを思います。
複雑化した中でも小売りの業界とかだと、大ヒット商品とかブランドのポジショニングが上手いとかっていうような形であったり、D2Cのこのコロナ禍であれば開始した時期によっては売上数十億までポンと成長しちゃうっていうことは結構あるんですよね。
ただ業務フローを複雑なまま放置しちゃうと売上が伸びるためにExcelのデータ数が増えてしまうので、Excelファイルで処理できる限界を迎えてそれ以上スケールできなくなってしまうと。
この段階になるとやっぱシステム化とか業務効率化自動化の声っていうのが現場からちょこちょこ上がってくるものの、冒頭話したように業務に合わせてシステム化しようとするとカスタマイズが必要で、かなりの金額がかかっちゃうっていうのが結構ケースとしてあるかなと思います。
めちゃくちゃわかります。
もちろんこのERPパッケージ側の問題も少なくないなとは思います。
機関システムとしてオールインパッケージでPOSからデータベースからECとの連携とかあるものの、結構まだまだ柔軟性が低かったりして使い勝手がちょっとERPって悪いよねみたいなイメージはあると思っていて、
実際古い機関システム使ってる大手の方とかだとすごい使いづらいみたいな話は受けますと。
それでも現場業務が成立されていないとシステム化とか自動化できないものが多いので、
まずは改造された業務をちゃんとシステムに入れられるようにシステム化できるように棚下ろしするっていうのは必要かなと思っています。
最近だとAIとかも作業できるようになってきていて、結構僕らも使ったりしているんですけれども、
AIに作業させるのもとちらかった業務フローのままだとやりづらいし、AIも理解しづらいので、
業務の棚下ろしは絶対システム化、AIでの効率化を含めて必要かなと思っています。
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そうしましょうっていうのは分かりつつ、どうすればいいんですかね、結論は。
一番僕はやってほしいなと思っているのは、社長とかA社に改造された業務をやらせる。
多分イライラして発狂すると思うんで、オペレーション改善が一気に進むかなと思います。
なんでこんな複雑になっているのかとか、もっと簡単にできないとか、
こうすればいいんじゃないかなっていうのは、もう本当に自然に出てくるかなと思っています。
最近僕お風呂の中で本読むって話しましたっけ。
なんか言ってたかも。
お風呂の中で主役者になりながら本読むんですけど、
イーロンマスクの老いたちから直近までのことを書いた本を読んでるんですけど、
めっちゃあの人現場に介入するんですよね。
修羅場を作って、今日からずっと2週間徹夜で業務風呂を改善するみたいな形でガンガン介入していって、
なんでこの釘は2個売ってるんだ、1個にしろみたいな。
1個にしたら問題が起きて2個に戻すみたいなことはあるんですけど、
本当にそういった細かいところまでやって、コスト削除と業務風呂を改善していくみたいな、そんなことをやっていて。
イーロンマスクのテスラとかスペースXの代表テスラやってるから、
中小企業ならなおさら業務範囲はそんなに大きくないので、やった方がいいなと思ってます。
一方でやっぱここまで手突っ込んでやるのは皆さん嫌がるかなと思っていて、
いろいろあると思うんですけど、現場に任せてボトムアップで改革してほしいであったり、
社長がこんなに橋の上げ下げするのは違うんじゃないかみたいなところ、
いろいろ理由を挙げられるなとは思うんですけども、
一番は忙しいしめんどくさいのと、売り上げとか利益が増えないかもなって思ってしまうのも大きいかなと思っているんで、
ここは外部の方を頼るっていうのは判断としてはあるかなと思います。
代表が現場に入ってくるっていうのは現場的にもウェルカムじゃないかもしれないですしね。
そうなんですけどね、効果はあるとは思うんですけどね。
やっぱそうですね、過去のリテールトークでも話した通り、コンサルってそういう時便利なんですよね。
業務整理してくれて、現場の不満とかを抱え込む。ないしコンサルが言ってるから仕方なくやろうみたいな感じで業務整理していく。
一丸となってやっていくっていう時には便利かなと思ってます。
大手企業はかなりそれでシステム化も含めてアクセンチュアとかベーカレントコンサルティングみたいなところに
結構莫大なお金を払って改善していこうっていうインセンティブというか実際にやっているって形ですけど、
中小企業だとそこにお金を払ってまで改善しようであったり、やれるっていう人も少ないのかなと思っていて、
そういった時に困っている会社さんであれば僕の力が役に立つならやりたいなっていう感じで既存のクライアントさんには提供しているっていうような感じです。
やっぱり複雑な業務のままだとスケールしないし、新しい事業を生み出すようなこの余白、余力みたいなのが生まれてこないので、
定期的に業務の棚下ろしと点検を本当に社長がしていくないし、コンサル入れて計測的に改善する仕組みを入れるのは絶対にやった方がいいな。
やる会社は伸びるんじゃないかなっていうのは思っています。
嫌なことを押し付けるっていうのもできそうですしね。
15:00
そうですね。なんで困っているか会社さんはご相談いただければ頑張ってやります。
井口さんに嫌なことを押し付けるっていう。
そうですね。
ありがとうございます。今日はその業務本当に必要?現場の善意が業務魔改造サイクルの罠というお話でした。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ディテールトークここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組の詳細欄にGoogleフォームのURLがあるので、質問やメッセージはそちらからお送りいただけると嬉しいです。
番組内でご紹介させていただくかもしれません。
次回もぜひよろしくお願いします。
15:40

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