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Takaya Deguchi
いやでもサッカーはね、オリンピックの優先度が低いんですよね。なんか世界的に。
だから有名な選手出てこないんですよ。基本的に。
kudakurage
まあなんかでも、あんまりプロが出てるイメージないよね。オリンピックって基本的に。
Takaya Deguchi
なんか行けたら行くわみたいな感じなんですよね。基本的に。
だから今回久保も出なかったし、久保武さんも本当はパリ世代なんだけど、
招集拒否されて出なかったし。
でもなんかスペインだけは、何か国の法律でクラブが招集拒否できないらしくて、
何か代表が招集するぞって言ったら何か差し出さざるを得ないらしくて、
kudakurage
それでスペインが強いんですよね。
Takaya Deguchi
あーなるほどね。
アンダー23っていう年齢制限がかかってるんだけど、サッカーの場合は。
だけどアフリカの選手は正しく年齢を生まれてから測ってないから、
23歳かっつっても23歳かどうか怪しいみたいなのがあって、
なんかそういうオリンピックというか若年層の大会はアフリカ強いんですよね。
で結局スペインが優勝したっていう。
日本まんべんなく何かいろんな競技強いんだなと思いますけどね。
スケートボードも強いし。
kudakurage
あーね、何かそれも見たなそういえば何か、
何かハテナブックマークに上がってる情報しか僕見ないからだから。
上がってくる情報しか。
何だっけ何か14歳、14歳、もともと14歳。
あーそうそうそう。
それぐらいの子だったよね確か何か。
女子の子が何かメダル取ったみたいな。
Takaya Deguchi
何か東京オリンピックを見てたら自分がやってた技と一緒のやつやってて、
オリンピックいけるんだと思ったっていう何か漫画の主人公みたいな子でしょ。
kudakurage
でその子が何か取ったんでしょ金メダルから。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
kudakurage
あれはいいよね有名があるよね。
Takaya Deguchi
何であのスケート強いんですかね日本って。
kudakurage
他の国がそうでもないだけなんじゃないかって気もするけど、
僕全然知らないけどねその何か理由は。
Takaya Deguchi
何か日本ってレスリングとか強いじゃないですか。
何で強いんだろうって思いますけど。
何か普通に考えるとアフリカ人の方が何かこう強そうじゃないですか。
まあ柔道は何か発祥の国だからっていうのはまあなんとなく分かるんだけど。
何か満遍なく強いのは不思議だなと思って。
まあ団体競技は弱いのかな。
いつまでやってるんだろうオリンピックって。
何か前このポッドキャストで東京オリンピックの話をしてたのが最近に思えるんだけど。
kudakurage
あーね。
もうすぐパリオリンだねみたいな話した気がするね何か。
Takaya Deguchi
うん。
kudakurage
何かそれも東京オリンピックが1年遅れてるから、
まあ割と感覚的にこう短いよねみたいな話もしてた気がするけど。
何かでもやっぱりこう地上波見なくなっても何か本当そういう情報に疎くなっていくねずっと。
でも今回も。
Takaya Deguchi
地上波よりTVerとかの方が多いんじゃないかったっけ。
kudakurage
あーTVerね。
うん。
Takaya Deguchi
今回もだからウェブでも見れるTVerだったらウェブでも見れるのか。
NHKのサイトでもやってましたよ。
あーそうかそうか。
kudakurage
配信。
まあでも何か前回もNHKなのか、
あーそうかサイトでよく見たりとかしてたから。
今回多分それをしてないから全然見てないんだな。
うーん。
Takaya Deguchi
まあ僕もそんな見てないんですけどね。
kudakurage
うーん。
Takaya Deguchi
Twitterに切り抜きが上がってくるからそればっか見てるだけで。
あー。
kudakurage
だからそれも、
いやもう本当最近SNS見なくなっちゃったからそうかもそれがでかいんだろうな。
うーん。
本当に見てないから、
世の中についていってんのかついていってないのかよくわかんない状態になってる。
Takaya Deguchi
でも果てぶは見てるんでしょ。
kudakurage
果てぶ、だから果てぶぐらいしか見てないんだよね。
Takaya Deguchi
だいぶ偏った。
kudakurage
偏ってるねそういう意味では。
果てぶ見てるのと経済情報を見てるのとぐらいのなんかさ。
Takaya Deguchi
めちゃくちゃ偏ってるね。
kudakurage
偏ってるね。
まあだからあの本当に、だからあれだよね。
だからその本当になんかみんなが注目してるやつは上がってくるんだけどなんかふわちゃんがどうのみたいなのとか。
うーん。
まあでもそれもなんだろう偏ってるんだろうと思いますけどね。
なんかいわゆるこうにちゃんみんみたいなインターネットみんみたいなのがさ好きなネタだけが特に上がってきてるっていうのがあると思うから。
Takaya Deguchi
まあ果てぶですんで。
果てぶみんが好きなのが上がってくるっていう。
kudakurage
まあまあまあそれに関してはね。
Takaya Deguchi
果てぶ見てないな全然。
最近の果てぶはまんべんなく上がってくるんですか?
kudakurage
うーんいやそんなことないと思うけどね。
相変わらずですよ。
あのアニマスターやりがいっぱい上がってくるんで。
くだらない話をずっとしてる。
ずっとしてるようなやつが多いんですよ。
Takaya Deguchi
そうだった。
kudakurage
ふわちゃんの話とアニマスターやりと。
たまにオリンピックの話題が上がってくるかなぐらいの。
あとあれか。最近は地震かやっぱり。
kudakurage
地震大丈夫でしょ?まあ僕の方があれかもしんないけど。
Takaya Deguchi
うーんまあ特に。
kudakurage
なんかでも最近やたら地震がなんかいろいろね。何回トラフの話とかもあって。
話題ですけど。
Takaya Deguchi
どっちかというと地元が大丈夫かなって感じですけどね。
kudakurage
ああね。まああっちの方まだ大きい地震起きてないけど。
Takaya Deguchi
でもなんかずれましたよね。
なんか愛知県民って何回トラフってずっと言われてるじゃないですか。
なんか小学生ぐらいの頃から。
なんかその頃ってもうちょいこう愛知県に近い方だった気がするけど。
なんかこの間のあれ見たら四国にだいぶずれたんだなと思いましたけどね。
kudakurage
でも結構広い範囲じゃない?何回トラフの大地震のやつって。
Takaya Deguchi
でももうちょい愛知県寄りが震源みたいな予測がされてた気がするけど。
kudakurage
多分震源は正直もうあの範囲のどこか分かんないぐらいの感じだった気がするけどね。
Takaya Deguchi
まああの辺の活断層みたいな感じなんでしょうけどね。
kudakurage
あのプレートの関係上でね。
でもなんかこの前、それとは多分関係ないって言われてるけど、
神奈川の方でも震源の結構大きい地震があって、
たまたま僕は東京に行ってたんですよその日。都内行ってて。
で、帰りの電車でちょうどなんか地震が、なんかあの携帯がブーブー鳴り出して。
で、なんかもう帰るの大変でしたけどその日は。
でもなんか帰ってきたら本棚に入れてある本が結構ガサガサ落ちてて。
Takaya Deguchi
そんなに?
kudakurage
大変なことになってましたね。
Takaya Deguchi
そんなに?
そっちの方が揺れたんですね。
kudakurage
ああまあでも確か神奈川で震度5とかあったでしょ?
ああそうなの?
部分のところも多分震度5、5はないか分かんないけど4ぐらいはあったんじゃないですか。
僕ちょっとその時いなかったんで分かんないけど。
うーん。
確か神奈川のちょっと内陸側のところが震源だった気がするんで。
Takaya Deguchi
うーん。
kudakurage
まあだから津波がなかったんで全然良かったなと思ったんですけどね。
でも地震のやつ大丈夫かなっていう気はしてますけどね。
うちの実家の大丈夫なのかどうかみたいなずっと心配してそうな雰囲気があったけど。
うーん。
まあなんかでも。
Takaya Deguchi
うーん。
どうなんですかね。
kudakurage
まあ用心しないことに。
用心した方がいいけどなんかもうそういう話を何回も聞きすぎて。
そうそうそう。
麻痺してる感じはあるよね。
Takaya Deguchi
ずっと言われてるもんな愛知県の人っていうのに。
kudakurage
そうね。
なんかでも麻痺しちゃいけないんだけど麻痺してる感じがあるよね。
うーん。
Takaya Deguchi
何回来るぞ来るぞって聞いたことが。
kudakurage
だからなんかちょうどお盆じゃないですか。
うーん。
そのお盆でまあうちの兄が家族連れて帰省するっていうのを大体お盆に帰省したりとかしてるんですけど。
うーん。
なんかそれでそのうちの兄の子供たちが地震が来るかもみたいなので帰省するのを怖がってるみたいな話がなんか。
うーん。
話しててメッセージで。
うーん。
でなんかうちの父親が地震は大丈夫だみたいなのを言ってたよ。
何が大丈夫なんだろうなと思って。
言ってたんだけど。
大丈夫だみたいなのを言ってて。
Takaya Deguchi
まあどっちもどっちだよね。
大丈夫とは言えないし。
kudakurage
なんか本当に大丈夫かな。
大丈夫だっていうのはちょっと大丈夫かなって思っちゃったんだけど。
まあでもね、用心はしておいたほうがいいですね。
なんか。
Takaya Deguchi
うーん。
kudakurage
その時もなんか兄が足りないものはないかみたいなのを聞いてたけど。
うーん。
なんかみんな水買ってるみたいなのを言ってたかな。
Takaya Deguchi
ああ。
kudakurage
水は結構品切りしてんのかみたいな話があったけど。
それ以外はなんか別にそうでもないとか言ってたけど。
Takaya Deguchi
うーん。
kudakurage
はい。
色彩、色彩論、色彩学について。
うーん。
なんか色、色彩、まあ学生の頃に色彩論っていう授業があったって話なんとか多分してるんですけど。
うーん。
まあなんか僕、大学がだからそのデザイン、一応デザイン系みたいな大学だったんで。
まあなんかそれ系の勉強を一通りやったんですけど。
で、なんか学生の頃に多分僕が一番勉強して一番得意だった、まあ科目っていうとあれなんだけど。
うーん。
Takaya Deguchi
のが実は色彩に関する話で。
kudakurage
うーん。
それを多分一番勉強したんですよ、まあ学生の頃は。
うーん。
まあその理由っていうのが、そのさっき言ってたその色彩論っていう講義があってですね。
それがまあ僕の大学当時1年生の頃あったんですけど、色彩論っていう絶対取らなきゃいけない必須科目が。
うーん。
で、まあそれの講師というか先生が、あのプロダクトデザイナーの川崎和夫先生で。
まあその先輩たちから色彩論はやばいとか色彩論は大変みたいなことをずっと言われて。
ずっと言われてっていうかまあ結構最初の頃に言われる、言われた、言われて。
うーん。
まあ何でなのかっていうと、まあ必須科目なんだけどめっちゃ落とされるっていうそのので有名だったっていうので。
うーん。
当時ね、今どうか知らないけど。
っていうのもあって、まあ僕も無事落とされて2年目も受けて取ったんですけど。
うーん。
単位を。
まあそういうのもあって1年の時から結構色彩の勉強をめっちゃちゃんとやったんですよね。
うーん。
で、まあもちろんその講義、講義も出て、えっとまああの課題とかも全部出してとかはや、もちろんやったし。
あとまあ今もあのありますけど色彩検定とかカラーコーディ、カラーコーディネーター検定とかってまあそういう資格みたいなのがあるんですけど。
その辺もまあ勉強して取ったりとか。
確か1年の頃からやってて。
うーん。
確かまあ当時の色彩検定の1級とかも取ったんですよね。
なので割と学生の頃に一番勉強したのは色彩、結果的にその色彩のやつだったっていう感じが僕の中で残っていて。
まあでもそれはね後々全然めちゃくちゃ役に立ったんで、まあやっておいて良かったなと思ったんですけど。
Takaya Deguchi
うーん。
kudakurage
なのでその当時から結構色々色の本とか色について色々と勉強してたんですけど。
なので今日はその色の話を中心に基礎的な部分から実践的な部分までざっくり話そうかなと思っているんですけど。
まず色とは何かについてちょっと出口君に聞いてみたいんですけど。
色って何だと思いますか?
Takaya Deguchi
何と言われても困りますけど。
うーん。
何と言われても困りますけど。
どういう観点の話ですか?
kudakurage
あたりすっぽでも良いんで。
いやもう何でも良いですよ。
色って何だと思いますか?
Takaya Deguchi
光。
kudakurage
うーん。色は光。
色は光ですね。
はい。
Takaya Deguchi
あとは何?
kudakurage
まあそうですね。色は光だと思いますね。
Takaya Deguchi
はい。
kudakurage
まあその色って結構実はめちゃくちゃ難しいもので。
うんうん。
何でかっていうと、単純に光っていう今あった、光も確かにその通りなんですよ。
ただ光だけで色が語れないっていうのが難しいところだと思っているんですよね。
うん。
まあ具体的には色を考えるにあたって、まずその光っていう部分で物理学的な特性があるっていうところっていうのを知らなきゃいけないっていうのと、
あとその光を認知するために、まあいわゆる人体的な生理学的なことを知らないといけないっていうこと。
うん。
あと、まあ光ってまあだから光が、あ、光って色って光があってその光がまあ目に入って、
まあその目の部分が生理学的な部分とか、その信号が脳に送られてっていう部分があるんですけど、
まあその脳に送られて初めてその知覚したときに、その色っていうものを認識することになるんですよね。
うん。
まあだからそういう意味では、その心理学的な部分だとか、まあそこまでいってようやく色が認知できるので、
なんかその辺まで横断した分野で考えないと、まあ色っていうものが語れないっていうもので、
まあだからなんか、その僕が大学の頃にやってたその講義っていうのは、これは色彩学ではなくて色彩論であって、
まだ学問としては成立してないんだっていうふうなことをなんか先生が確か言ってたような気がしたんですけど。
うん。
まあだからその、結構横断的な分野で見ておかないといけない学問というかね、まあものなんですよね、色っていうのは。
うん。
例えばだから、物理学っていう部分ではまあさっき言ったように、これは光ですよっていう話でしたけど、
まあその光っていうものがじゃあ何なのかとかっていうのも考えなきゃいけなくなって、
まあそれを突き詰めていくと結構いろいろとね、また別の量子力学とかそっちの方に入っていったりする可能性もあるんですけど、
まあ光ってじゃあそもそも何なのっていうところを見ていくと、まあ光は実は電磁波であって、電磁波の一部の波長の部分がまあいわゆる可視光線っていう人間にとって見える波長のもの、電磁波。
うん。
で、まあその波長の微妙な違いによって色が違って、まあ赤だったり黄色だったり青だったりみたいなのがこう分かれているみたいな部分があって、
で、まあその前後に赤外線とか紫外線みたいなのがあったりとか、まあもっといくとね、ゴガンマ線とかテレビの電波とかいろいろあったりするんですけど、
まあそういうなんか電磁波の一部の部分がまあ人にとって見える光として見えていて、まあそれによってこういろいろと色が感じ取れるっていうようなものっていうのがまあ物理学的な側面ですよね。
うん。
まあその光、まあ電磁波っていうものがまあ目の中に届いていくんですけど、それをまあいろいろとね、もうあの水晶体だとかっていうレンズを通して、
まあ最終的には目の内側側にあるなんかこう網膜ですよね。網膜にあるなんかこう視神経っていうのがあるんですけど、
具体的には水体と艦体っていうまあ色を検知するための神経と、まあその艦体っていう明暗を感知するための視神経っていうのがあって、
まあよくあの暗い中でも意外と人ってまあ目が慣れれば見えたりするじゃないですか、なんかなんとなくすらこう明暗みたいなのが見えたりすると思うんですけど、
あれっていうのは艦体っていうまあ明暗がはっきり見える方の視神経っていうのが働いていて、色があんまり光がない状態でも見えるっていうようなものになっているんですよね。
まあだから通常の昼間とかではまあこう水体っていういわゆるRGB、赤、緑、青がそれぞれ見える神経っていうのがあって、
まあそれを見ることによってなんとなくこう色っていうのを感じ取っているっていうのがあるんですけど、
まあそういう目の構造的な部分としての整理学的な部分っていうのが結構まあ色の学問の中でも一部として重要な部分としてあって、
さらにその信号が脳に届いたときにその色を脳でどう認知するのかみたいな部分っていうのがあるんですよね。
まあそれは多分感覚的な部分、本当に知覚する、これはなんとなく赤の色だっていうふうに知覚するっていう部分と、
まあじゃあその色を知覚したときにどう感じるかっていう部分のまあどっちかっていうともうちょっと記憶とか、
まあそのそういうものに近い部分の分野っていうのもまたがっていて、
でさらにそこからその記憶がどっから来るのかみたいなところからなんかこう民族学とか文化人類学みたいなもうちょっと文化的な部分というか、
人によって変わってくる部分、環境とかそういうものに変わってくる部分っていうのが、
まあ場合によってはこうさらに深掘っていくと結びついていく可能性がある部分なんですけど、
まあそれはなんかよくじゃないけど、まあ人によってこう見える、知覚できる色の数が違うみたいな話の中で、
なんかよくネタでなんかあのアンミカさんが白は200色あるんやでみたいな話って聞いたことある?
あれっていうのは実際そういうことあり得て、
そのいわゆる雪国に住んでるような人たちっていうのは基本的に白い、
まあ白い世界で生きてるんですよね、雪ばっかだから。
で、そういう環境で生きてると、まあ白の違いっていうのがこう見分けられるようになっていくっていうのがあって、
まあそれもあってその白が200色あるとかっていう、そういう人にとっては全部200色の白が見分けられるような人っていうのもいて、
まあそういう感じでこう結構人、そうだ人類文化学じゃないですけど、
なんかこう環境によって人が住んでる環境によって結構こう色の感じ方っていうのは変わってくる可能性があるっていうところがあるっていう話ですね。
まあなので、まあ色は光っていうのはまあその通りなんですけど、
光っていうだけでは片付けられない部分っていうのがまあいっぱいこう色には学問的にはあるっていうようなことですね。
kudakurage
人間にとって感覚的じゃないってところですね。例えば、同じサイド、同じ明度の赤色っていうのを表現した場合と、それと同じサイド、同じ明度のオレンジ色にこれを変更したいとなったときに、この赤と緑と青をどういうふうに調整すれば同じサイド、同じ明度のオレンジ色になるのかっていうのが、人間感覚的にわかりづらいっていうところ。
赤をどれくらい減らして、緑をどれくらい増やしてみたいなのをやれば、同じサイド、明度になるのかがわかんないじゃないですか、なんとなく。っていうのがRGBのデメリットになる部分ですね。
ただ、表示方法としてはディスプレイと同じ表示形式なので、意図したものにはしやすい、ディスプレイにとってね。けど人間感覚的にはちょっとギャップがあるっていうのがRGBの表示形式ですね。
なので、そこをもうちょっと人間に寄せていこうっていうような考え方になっていくのがHSBとかHSVとか言われる色相とサイドと明度っていう、ヒューサーチュレーションバリューとかブライトネスとかで表した表示形式がHSBとかHSVってやつで。
これはだからさっき言った、人間が変更しやすい表示形式っていうのを意識した色の表示形式なんですよね。
で、これはなんとなく色立体とかっていう色空間とか言われるものっていうのが立体で表したものっていうのがあって、それで考えるとわかりやすいんですけど。
RGBっていうのは立方体で考えるんですよね。RGBっていう三軸の空間で考え、ベクトルの空間で考えるので立方体的な考え方で考えるんですけど。
それに対してHSBとかHSVっていうのは円柱型で考えるんですよね。色相感っていうのがまずあって、赤から虹色に橙黄色、緑、青、紫みたいなのが輪っかりなってますよねっていう考え方があって、
で、それが外側に行くほど彩度が高いですよねっていう、その円の外側に行くほどどんどん彩度が高くなって、それをさらに上方向Z軸方向に明度っていうものを考えたときに下の方が暗くて上の方が明るいみたいな、
そういう考え方に円柱型のモデルっていうのを色空間として考えると、全然違うものとして多分色立体っていうのができるんですけど、これの利点っていうのはさっき言ったように人が感覚的に変更しやすい。
例えば同じ明度、同じ彩度のオレンジだったら色相感方向にぐるっと回転させれば、同じところのオレンジとか同じところの緑みたいなのが取り出しやすいっていうような考え方の表示形式になっている。
もうちょっと暗くしたいんだったら、じゃあ下の方にずらしていって、暗いところを取り出してくるとか、もうちょっと彩度を減らしたいんだったら円の中心の方向に持っていくみたいな感じにするっていうふうにしたモデルですね、HSBとか。
これは結構だからFigmaとか他のウェブ系のやつとか、パソコンのアプリに入っているものでよくあるような表示形式だと思いますね。
ウェブだとCSSとかでRGBの0とFで表現するようなウェブセーフカラーかっていうのでありますけど、あれだとやっぱりなかなかこの色何みたいなのって表現しづらいじゃないですか。
暗い色にするにはどうしたらいいんだろうみたいなのが表現しづらいんだけど、HSBの方が暗いんだからブライトネスの値を小さくすればいいっていうのが感覚的にやりやすいっていうことですよね。
ただこれもねちょっと人間的に感覚的に難しいところが実はあって、何かっていうとこの後このHSLっていうまたちょっとHSBを変形したモデルっていうのがあるんですけど、
HSBとHSLの違いっていうのは何かっていうと、例えばHSBの方でブライトネスで考えた場合って、例えば一番彩度が高くて一番明るい赤っていうのを取り出したときに、
HSBだったら色相は赤なので0、で他のサーチレーション、彩度は100だし、明度も100、0、100、100みたいな感じで取り出すんですけど、
もっと明るい赤取りたいってなったときにどうするかって言ったら、もう明度も彩度も100にしてあるから、もっと明るくしようと思ったらもう彩度を減らすしかないんですよね。
白の方が明るいって考えたら。でなるともっと明るいやつを取り出したいんだけど、彩度を減らすことになるから、例えば0、50、100とかにするんですよ。
そうするとちょっとピンク色っぽいような、いわゆる赤、真っ赤っかよりも明るい赤っていうのが取り出せるようになるんですよね、HSVだと。
ただそれって感覚的にちょっと逆じゃないですか。明るい色を取り出そうとしてるのに、ある値を小さくしなきゃいけないっていう風になってると思うんですよね、そこって。
それのギャップを減らそうとしたのがこのHSLっていうような考え方の色空間モデルで。
同じようにこれも円柱系で表されるんですけど、ただ微妙に違うのが、完全に円柱の一番下は真っ黒で、一番上は全部真っ白で表現されるようなものになっていて。
サイドは同じように全部円の外側に行くほどサイドが強いっていうものなんですけど、これだと普通の真っ赤っていうのが0、50、100とかで表されるので、
違うか、0、100、50とかで表されるのか。色相が0で、サイドは100で、明度は50みたいなのが一番真っ赤みたいなので表されるんですよね。
だからそこからもっと明るくしたいってなったら、0、100、100にすれば真っ白になるんですけど、どんどん明るい色を取り出そうとしたときに数値を大きくすれば良いっていうような考え方になるので、
感覚的にすごく一致するっていうような標準形になってるっていう。
kudakurage
うん。
っていうのは何かっていうと、実際は例えば同じ彩度、彩度100、明度100の黄色を取り出してきたとしてHSBで。
だからまあ真っ黄色っていうのと、反対にじゃあ真っ青みたいなものを取り出してきたとして、それって本当に同じ明度だのっていうのが怪しい部分が実はあるんですよね。
基本的に黄色とかのほうが明るく見えやすい色。
Takaya Deguchi
うん。
kudakurage
その色として色相としてね。なので、で、青のほうが色として暗く見えやすい色なんですよね。
うん。
まあこれは何か感覚的な話っていうよりも、普通にまあフォトショップとかでその彩度を落とすとわかるんですけど、
同じ取り出してきた黄色、青の彩度のものだったとしても、明度として全然違うものとしてなってるっていうのはよくあって、
まあだからアクセシビリティとかの話で何かその辺が絡んでくるんですけど。
うん。
まあだからそのウェブで最近だったらそのアクセシビリティとか考えるときによくコントラスト比とかを計算するみたいなやつがあったりするんですけど。
うん。
まあその辺を考慮に入れたその標識系色空間っていうのが実はあってですね。
それがなんか最近よく一部で使われたりするOKLCH、まあLCHとか言われたりしますけど省略して。
OKLCHっていうような色空間モデルで、これなんとなくAndPadの方もこれ使うといいよみたいなことで解説してましたけど、
最近はなんか確かCSSとかでも使えるんですよね、このOKLCHっていうカラースペースが。
これ何かっていうと、さっき言ったように同じというか黄色の場合、このサイドこの明度の位置がこれだよねみたいなのがあって、
それと同じ明度になる青色とか赤色みたいなのを正しく表現するっていうためのものになっていて。
なので、これの場合ってまあ人間が完全に扱うのが難しい部分があってですね。
なんかこう、色によってその黄色だったらこの明るさが限界とか、青だったらこの明るさが限界みたいなのが絶対あるのでサイドと含めて考えると。
なので、その黄色はここだ、もう用意できませんみたいなのがあるんですね。
この明度、このサイドのやつは青だったらあるけど黄色だと用意できませんみたいなのが場合としてあるんですよね、その。
なので、全部の色を揃えることができない可能性があってですね。
これ何だっけな、そのOKLCHのサイトみたいなのがあるんですけど。
Takaya Deguchi
そういうことね、この山みたいなのがそういうことね。
kudakurage
そうそうそうそう。なんかね、OKLCHカラーピッカーみたいなのがよくあったりするんですけど。
これで見るとわかるんですけど、こう色々とライトネスとかクロマっていうサイドとかをいじっていくと、
その表現できる色と表現できない色があったりするんですよね。
もうここはありませんみたいな。
この色相でこの明度、このサイドの色はもう作れませんっていうのが場合によってあったりするんですよね。
なので、これは完全にその、何て言うんだろう。
もう明度とサイドに要せて、もう用意できないところを諦めるっていうふうに割り切ったふうな感じにしてあって。
ただ、コントラスト的には全部正しいっていう。
もうこのコントラスト、何て言うんだろう。
並べたときに全部同じコントラスト比になる。必ずみたいな。
っていう色をチョイスすることができるっていう意味で、アクセシビリティ的に良いっていうことですね、これは。
なんか色毛みたいな人で色が感知できない人とかがいたとしても、
ちゃんとコントラストが保てるかどうかっていうのが確実に設計できるというかね。
だからなんか結構このカラーピッカーをいじっているとわかるんですけど、
めちゃめちゃサイドが高くてめちゃめちゃ明るい色をチョイスしようとしたらほぼほぼ緑しか作れないとか。
なんかそうなっていくんですよね。
なるほどね。
なのでいい感じのいろんな色をチョイスできるところを選ぼうとしていくと、
なんかだいたいくすんだ色とか、なんかちょっと淡い色になったりするんですけど。
まあね、別になんか全部の色使う必要ないっていう可能性もあるんで、
なんかそのうまく調整してその辺をやればいいのかもしれないですけど。
でもこれはどっちかっていうと本当にアクセシビリティにかなり寄った、
コントラスト消費を必ず一定にできますよっていうふうな考え方の色の表現方法なので、
そういうメリット、デメリットみたいなところがあるっていうところですね。
kudakurage
ただ割となんか最近は結構デザイナーの中でも、
LKLCH使った方がいいんじゃないのとかっていう人もいたりするかな。
こういうのでグラデーションを考えておく。
そのメイドサイドのグラデーションもそうだし、色のカラーパレットみたいなものもそう。
そう考えておくと確実にアクセシビリティに考慮したものっていうのが設計できますよねっていうようなの。
最近だとそういうのが出てきたりしてますっていうのが結構この辺が色空間のそれぞれの表現の仕方。
何のためにこれがあって、どういうメリット、デメリットがあるのかっていうのがもっといっぱいあるんですけど、
代表的によく出てくるようなものっていうのがこの辺だなっていう感じですかね。
Takaya Deguchi
なるほど。CSSでも使えるんだ。
最近は使えたはずですね、LKLCHとかは。
kudakurage
まだFigmaにはなかったけど、でもプラグインは確かありますね。
LKLCH用のプラグインみたいなのを作ってる人いますね。
Takaya Deguchi
LKLCHだとアクセシビリティ的にOKであるっていうのは何をもって問題ないとされてるんですか?
アルゴリズムが何かあるってことなんですか?
kudakurage
WCAGとか。
OKっていうのはあれなんですけど、ズレが少ないっていうのが正しいかもしれないですね。
アクセシビリティにOKかどうかっていうのは多分コントラスト比で見るしかないので、
正しくコントラストがあるって認知できるかどうかっていう部分がアクセシビリティで問われてる部分なので、
そこを正しく表現できるっていう意味でLKLCHを使うっていう感じですね。
なるほど。
さっき言ったように、同じ明度・彩度の黄色・青。
HSBとかで表現した黄色・青とかだったら色相が違うけど、
HSB的には同じ彩度、同じ明度っていうものを取り出してきてるんだけど、
ただ実は見え方として黄色の方が明るいとか、青の方が暗く見えてるとかっていうのがあって、
同じ明度・彩度を取り出してきてるんだけど、実はコントラスト比が違うみたいな。
のが実情としてあって、そこをちゃんと調整したものがLKLCHですよっていうような感じですね。
Takaya Deguchi
見え方の部分もモデルに組み込んであるってことね。
kudakurage
そうそうそうそう。
なので、それである程度カラーパレットを作って組んでおけば、
アクセシビリティ的にコントラスト比を保ったものっていうのが設計しやすいっていうようなものですね。
Takaya Deguchi
なるほど。
kudakurage
その辺がだから、最近の色空間の話かな、割と。
で、実際に多分それを使ってね、色々と色を決めていくとか、配色を考えるみたいなことにやっていくと思うんですけど、
その配色の方法、これめちゃくちゃ基本的なこと言ってしまえば、
考え方としては、だいたいよくファッションとかでも2色から3色に収めましょうみたいなこと言うじゃないですか、よく。
いい感じの色がバラバラにならない、2色から3色ぐらいで収めるのがいいですよみたいな話ってあると思うんですけど、
あれの考え方がほぼほぼベースであってですね、
よく言われているのは基本的な構成としては、ベースカラーとメインカラーとアクセントカラーっていう3色ぐらいを使うのが良いですよっていうような配色方法の基本的な理論みたいなのがあるんですけど、
ベースカラーっていうのはもう、紙だったら真っ白とかそれぐらいのものでもいいだろうし、もうちょっと薄い色でもいいかもしれないし、
場合によっては真っ黒とか、もうあえて青をベースカラーにするとかっていうのもあると思うんですけど、本当に紙面を表すような色ですよね、本当のベースのカラー。
だからだいたい70%カラーぐらいはベースカラーとして定義するようなものとしてある。
そこに載せるメインのコンテンツ、例えばテキストだとか、そういうメインのグラフィックみたいなものにあたるものっていうのがメインカラーとして25%ぐらい、
もうちょっと違う色っていうのが入ってきて、そこにまた別の差し色みたいなものとしてアクセントカラーが5%ぐらい使うっていうのが、
だいたいの基本的なカラー配色を考えるときの考え方としてやっておくとだいたい大丈夫。
だからそのベースカラー、メインカラー、アクセントカラーみたいなところを最初になんとなく考えるとやりやすいっていうところですね、配色の方法としては。
この配色というか色彩調和理論みたいなのがあるんですけど、どういうものを調和して心地よいと感じるのかみたいな考え方っていうのが配色周り、色彩周りの考え方であるんですけど、
このいろいろと過去にいろいろ研究した人によると、だいたい類似と対比みたいなもので表現できるっていうのが色彩調和理論の中にはあってですね、
どういうことかっていうと、類似って言ってるのは、例えば赤だったら隣り合う色みたいなところでオレンジとか黄色あたりとか、
もしくはちょっと赤っぽい紫とか、その辺っていうのは類似に当たるようなものですよね。似たような色、同型色って言われるようなものですよね。
一方で対比っていうのは赤だったら反対色に当たる緑とか、もうちょっと青っぽい緑とか、そっちの方に当たるのが対比に当たるようなものですよね。
これの割合によってだいたいいい感じの色彩調和っていうのが作れるっていうのが、配色における色彩調和理論みたいなものがあって、
よく配色用のツールみたいなのが多分あると思うんですけど、アドビもなんか提供しているやつがありますね。
確か色彩のカラーパレットみたいな、なんだっけ。カラーホイール、カラーパネレットジェネレーターみたいなものとか。
多分その中に色々とどういう風な感じで選ぶかみたいなのが確かあったはず。これか、アドビのやつ。
このカラーハーモニーっていうのがあって、そこに類似色とかトライアドとか補色とかなんか色々あるんですけど、分割補色とか。
kudakurage
これっていうのはだからだいたいその色彩理論で考えたもので、こういうような構成にするとなんとなくいい感じの色はチョイスできるっていうような、理論に基づいた色の選び方っていうのが入ってるっていうようなものですね。
だいたいこの等間隔で選んでいったり、場合によってはカラーハーモニーによっては反対色を選ぶようなものになっているっていうのが、よくあるこの配色の色彩調和の考え方なんですけど。
よく使われるのは多分、この中で言ったらトライアドよりは、これ日本語になってるからあれですけど、分割補色っていうのとかはよく使ったりする可能性があるかもしれない。
Takaya Deguchi
あともちろん同型色のやつも、類似色とか言ったら、とかっていうのもよく使ったりすると思いますけどね。
kudakurage
スプリットコンプリメンタリーとか言ったりするんですけど、なんとなく類似色を使うんだけど、アクセントカラーとして補色の一色を使うみたいな、分割なんちゃらってやつ?
分割補色がこれだと。っていうのは結構よく使われてたりすることがありますね。
二等辺三角形になるみたいなやつですね。
ベースカラーとしてはなんとなく類似色を選んでおくんだけど、アクセントカラー、本当にアクセントをつけたいところだけ補色の色を使うみたいなやり方。
この類似と対比みたいなものをうまく使うっていうのが基本的に心地よいって感じる色彩調和の理論として、基本的にある部分の考え方ですね。
なので、大体この辺はジェネレーターツール使えばいいっちゃいいんですけど、その辺の考え方っていうのを覚えておくっていうのと、
あとはさっき言ったベースカラー、メインカラー、アクセントカラーっていうのを感覚的に作っておくと、配色がやりやすいかなっていうところですかね。
Takaya Deguchi
なるほど。実際もたやまさんはどうやってやってるんですか?普段。
kudakurage
まあでも、僕とかはウェブをやることが多い。ウェブというかね、デジタルプロダクトをやることが多いわけですから、
そうなると一般的にはベースカラーがほぼほぼ白で、メインカラーがほぼほぼ黒で、グレーなのかわからないですけど、
で、アクセントカラーでブランドカラーとしての差別を顔するみたいなことがほとんどじゃないですか、大体のところが。
なので、ファッションとかに比べればつまんないことの方が多いかもしれないですね。
もうちょっと多分、ウェブサイトを作るとかになると変わってくると思うんですけど、
もうちょっとベースカラーを割と青っぽい色にするとか、緑っぽい色にするとかっていう風にしてしまって、
その上でメインカラーは白にして、アクセントカラーでもうちょっと違う差し色を入れるとかっていうのはありえそうですけど、
あとね、もちろんグラフィックとしてポスターを作る場合とかっていう風になってくると、
その辺も考え方変わりそうですけど、
でもデジタルプロダクトの場合、大体そのライトモードで考えたら、
ベースカラーは白っぽい色で、メインカラーは黒っぽい色で、アクセントカラーはブランドカラーみたいな考え方がほとんどなんじゃないかなと思いますけどね。
Takaya Deguchi
なるほどね。
kudakurage
あとは配色方法として、これはもっとグラフィックデザインよりの領域の話であるけど、
作詞的な考え方というか知識っていうのも重要で、
その作詞って人の色としては別に、何て言うんだろう、同じ色なんだけど、色の見え方が変わってくる、条件によって変わってくるっていうのがあってですね。
例えば、同じ赤色でも、赤色の面積によって暗く感じたり明るく感じたり、彩度を高く感じたりとかっていうのが、実は人間の特性的にあるんですよね。
なので、その面積によって色の感じ方が違うとか、もしくは隣り合う色、赤の横に緑が置いてあるのか、赤の横に黄色が置いてあるかによって赤の見え方が変わってくるとかっていう、
そういう作詞的な部分が実はあるので、そういうのを知っておくっていうのは、これは本当に主にグラフィックデザインの領域ですけど、
そういうのをデザインする上では重要な知識としてあるとは思いますね。
デジタルプロダクトに全く関係ないっていうわけじゃないと思いますけど、知っておいたほうが良いけど、そこまで大きく関わってくる部分っていうのは多くはないとは思うけど。
Takaya Deguchi
まあでも、黄色とか赤とかだと面積によって色変えるとかあるんじゃないですか。コントラスト比とかも。
kudakurage
まあ、こだわっていくと多分そっちの領域に入っていくって感じですよね。だから、ある程度さっき言ったようになんかベースカラーがあって、メインカラーがあって、
アクセントカラー使うぐらいの考え方の中ではそんなに関係してこないんですけど、細かく言ったら実は関係してくるので、
その辺の作詞の情報っていうか知識っていうのを持っておいたほうが良いっていうのはその通りだと思いますね。
まあでもなんかそれはどっちかっていうとやっぱりグラフィック的な、グラフィックデザイン的な領域だと思いますね、やっぱり。領域としてはね。
で、実際にじゃあまあ配色方法、基本的な配色方法っていうのはまあ今話したような感じなんですけど、じゃあどういうふうに色を決めるのかっていう部分があって、
で多分この辺が結構さっき言ってた一番最初に言ってたようなその心理学的な部分とか、なんかこうもうちょっと意識としての色の近くみたいな領域に入ってくる部分っていうのがあってですね。
まあ色っていうのはなんとなくその各色になんとなく印象とか意味っていうものをなんか人間は感じているんですよね。
その理由っていうのがさっき言ったようにこの文化だとか環境だとかによって、なんかなんとなく記憶に刷り込まれている部分っていうのがあるってことですよね。
なんか赤はすごい活動的で、場合によってはすごい情熱的なものを感じたりとか、危険みたいなものを感じたりするみたいなところとか。
青だったらもうちょっとこう安心感があって落ち着いている清潔感があるみたいなことだったりとか。
そういうのって別に赤っていう色が本来それを意味として持っているわけじゃないんだけど、人間はそれを意味的に感じているところがあるっていうのは多分その記憶に刷り込まれている部分があるっていうところから来るんですよね。
例えば赤だったら、大体赤はよく言われるのが身近にある赤って、例えば火だとか、あとは血。
人間に流れている血液だとかっていうところから連想されるので、危険だったりすごく熱いものを感じたりするっていうのがよく言われているところですよね。
逆に緑とかだったら植物的なものから連想される色なので、リラックスしたりとか安心するみたいな色だったりするみたいな。
そういうものを連想させるような意味的に感じている部分があるみたいな。
青だったら水っぽい、水を感じるので清潔感があるって感じるとか、そういうような連想ゲーム的なものなんですけど。
色の印象って、だからそういう割と環境だとか、人間が文化として積み重ねてきたそういう記憶のところから感じるものっていうのが変わってくる。
なので、これって結構国とか文化によって変わってくる可能性っていうのがすごくあるんですよね。
僕らとしてはそういうふうに共通認識として持っていったとしても、違う文化では全く逆だっていう可能性があって。
これ全然色とは違うけど、プレステのコントローラーの丸と×は逆の意味になってるみたいなところと話としては似てるんですけど、
国によってはその色が全く別の違う意味を持つっていう可能性があるので、その辺をユニバーサルで考えた場合には気をつけなきゃいけないっていう部分があるんですけど。
kudakurage
でも大体赤、青、黄色、緑、紫の色って世界的にも大体こういうようなイメージですよねっていうのはあるんですけど、
場合によっては本当に文化的に閉鎖されているとか閉ざされていたところとかっていうのがあったとしたら、
そこで感じられる色の意味っていうのは全く違うものになってるっていう可能性っていうのは全然あるので、そういう注意は必要かもしれないですね。
あと今のは色相の方で色とか印象とか意味とかっていうのを話しましたけど、
その色相だけじゃなくてトーンっていうものでも印象っていうのがそれぞれ意味付けられるものっていうのがあって、
トーンっていうのは彩度と明度で表されるものですね。
一番彩度が高い色なのか、彩度はそこまで高くないけど明るい色なのかとかによって、
結構色々とトーンっていうのが定義付けられているんですけど、
これ何かの文献で読んだけどトーンの考え方は割と確か日本的だっていう風なのか何かで読んだ気がするんですけど、
今だったら別に世界的にもあると思いますけど、色々とトーンっていうのが定義されてるんですよね。
ペールトーンとかライトトーンとかダルトーンみたいなちょっとくすんだ色とかってあるんですけど、
それによっても結構色々と感じる意味合いっていうのがちょっとずつ変わってくるっていうのがあって、
なんかちょっと柔らかめの色にしたいな雰囲気にしたいなってなったら、
ちょっと彩度はそこまで強くなくてちょっと明るめの色にするとかっていうのをよくやったりすると思うんですけど、
だから色相とトーンを組み合わせてうまくこう意味というか、
例えば何かのブランドの色を決めるってなったら、
今日の共通認識として大体こういうような意味合いがあるような色になるよねっていうのを何となく考えていくと決めやすいのかなというふうに思いますね。
あと今は色の色相の話とトーン、明度彩度の話だけ、
単発というかそういうパターンだけの話をしましたけど、
さっきの配色で言ったら色の組み合わせにも意味を感じる可能性っていうのがあるんですよね。
例えば国旗とかはわかりやすい例で、青白赤みたいなトリコロールとか言われたりしますけど、
青白赤みたいなフランスの国旗みたいな色っていうのは割とこうそういうフランスっぽさっていうのがそれだけで出る可能性があるとか、
もうちょっとなんか原色っぽくて黄色とか緑も入ってくると、なんかこう南米っぽい感じがする。
南米というか赤道線に、赤道付近に近い色の感じを受けるとか。
Takaya Deguchi
アフリカっぽい感じですよね。
kudakurage
うん、アフリカとか。
エチオピアとか南米とか。
そうそうそうそう。そういう感じの雰囲気がするとか。
この辺ってだからその環境とか文化とかによってなんか変わってくるところがあって、
多分その赤道付近の方が色っていうのを強く感じやすいんですね、周りの環境の色っていうのを。
花とかそういう原色の色が多いとかっていうのもあると思いますけど、
空は青いし海も青いし、太陽は黄色くて赤い花が咲いててみたいな、結構原色を感じるところがあるので、
そういうところからこういう国旗っていうのが作られてたりする場合っていうのもありますけど、
その色の組み合わせによってなんとなく意味合いを想起する部分もある。
場合によっては元々ナチスが使ってたような赤白黒みたいな配色方法を使うと、
それを想起する可能性もあるので、
そういうのを避けなきゃいけないよねとかっていう可能性もあるかもしれない、場合によってはね。
っていうのもあるので、色の組み合わせに関しても実は意味合いを感じるところがあるっていうところも、
一つ考えておかなきゃいけないポイントかなっていうところですね。
そういう感じで色々とごちゃごちゃ難しいことを考えなきゃいけないのかなっていうふうに思うところがあると思うんですけど、
もっと簡単な配色方法っていうのが僕の中で一般的にだいたいあってですね。
どうやってやるかっていうと、よくイメージボードみたいなものを作ったりするじゃないですか。
なんとなくこんな感じみたいなイメージボードみたいなのを作ったりすると思うんですけど、
いろんな画像を集めてきて、一番ぴったりな写真なり画像なりっていうのを一つ選んで、
そっからカラーピックするっていうのが割と簡単な配色方法ですね。
なるほどね。
これは結構僕もよくやっていて、実は。
なんとなくこの森っぽいイメージっていうのをグラフィックに落とし込もうって考えたときに、
それに合った森のイメージ、写真っていうのを一番合ってそうなやつを選んできて、そっからいくつかカラーをピックして、
そこには多分だから暗い緑もあれば明るい緑もあって、ちょっと黄色っぽい緑もあったりとか、
もしくは青色っぽい色も実はあったりとか、そういうのがあるんですけど、
そういうのをピックしてきて、それはそのまま完全に使うってことはないんだけど、
それを調整して配色を決めるっていうことっていうのは割とあるんですよね、僕の中でもね。
だからそういうふうにそのブランドにぴったりのイメージを持ってきて、そっからカラーをピックして、
kudakurage
ブランドカラーみたいなものを決めるっていうのは割と簡単なやり方だと思います。
Takaya Deguchi
なるほどね。
kudakurage
簡単だし、分かりやすくて綺麗にできやすい、その配色が。自然になるから、それって。
Takaya Deguchi
AIとか得意そうですね、それ。
kudakurage
ソニーのブランドアイデンティティとかもそれに近いやり方を確かしてましたよね。
ソニーのブランドアイデンティティって、いろんな場面で使われるから、
その場面場面で合った色っていうのにうまく合わせるために、
じゃあどうしようっていうときに背景になるような写真とかからカラーをピックして、
うまく配色を作るみたいなやり方をしてて、そこに近い考え方。
Takaya Deguchi
マテリアルデザインもそうですよね。マテリアル理由か。
kudakurage
そうそうそうそう。これの利点っていうのは、現実にある写真、
心地よいと思う写真からカラーをピックするので、
自然で心地よいって感じやすいような配色にしやすいっていうところですね。
Takaya Deguchi
なるほどね。
kudakurage
っていう利点があるので、結構これはおすすめのやり方だと思いますね。
なるほどね。
なんとなくだから、よく僕は普通にこういうのを使うときもそうですけど、
グラデーション作るときとかもよくやりますね。
Takaya Deguchi
なるほどね。
kudakurage
グラデーション作るときって結構色選ぶの難しくて、
自然で綺麗に見えるグラデーション作るのって結構難しかったりするんですけど、
人工的に作ろうとすると。
だけど自然にある風景からカラーをピックしてグラデーション作ると、
割と綺麗なグラデーションになったりするんですよね。
不自然じゃないというかね。
なるほどね。
こう困ったらなんとなく良さそうな写真を見つけてきて、
そっからカラーをピックしてなんか配色を決めたり色を決めたりすると、
割と上手くいきやすいっていうのはすごく簡単な方法だと思います。
もちろんだからそっから、例えばアクセシビリティだとか、
さっき一番最初の方に話した、最初の方に話したなんか配色方法。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーみたいなものに合わせて上手く調整していくっていう風なことは必要かもしれないですけど、
そのやり方の一つとして、そういうやり方すると結構簡単に綺麗なものっていうのが作れるっていうのはあると思いますね。
Takaya Deguchi
なるほど。グラデは確かに難そうですね。
kudakurage
グラデーション、綺麗なグラデーション作るのって結構やっぱ難しいですね。
微妙に普通に直線的なグラデーション作っちゃうと、
なんかやっぱり人工的な感じがしちゃう部分があるんですよね。
例えば黄色から緑のグラデーションを直線的に作ってしまうと、
なんか人工的なグラデーション感が出ちゃうんですけど、
そこにいわゆる森の、例えば森の写真から上手くピックして、
両端だけを設定するんじゃなくて、真ん中にも2つ3つ調整したようなグラデーションで、
綺麗にピックした色でやっていくと、
結構綺麗なグラデーションになったりとかするみたいなのがあったりするんで、
だからそういう意味では、割と使いやすいやり方だと思いますけどね。
なるほど。
色に関しては基本的な部分だけですけど、そんな感じかな。
基本的には。
Takaya Deguchi
なるほどね。
でも色ってなんか、デジタルプロダクトの場合ですけど、
自由度があるように見えてあんまないっていうか、
なんか結構、現実問題結構制約が強くないですか?
なんかこう、この色はブランドの観点からしてみて、
他のプロダクトと比べて被るからこの色は使えないとか、
逆にこの辺りの色を狙いたいとか、
セマンティック的に赤を選ぶと、
エラーとかぶるからなるべく使いたくはないとか、
なんかそういう色々こう、
またさっきの歴史的とか文化的な意味合いによって、
この色はちょっと避けようとか、
いろいろ消していくと、
実はあんま何か選択しなかったりとかすることあるかなって思って。
なんか結構似てるプロダクト多いなと思って、
あんま自由度があるようでないというか、
デジタルにおいてはね。
kudakurage
そうね。
だからそういう意味ではやっぱりデジタルプロダクトって
だいたいこういう感じになるみたいなのがあるんで、
あんまり考えるポイントっていうのは少ないんですけどね、この辺は。
特に配色とかになるとほとんど、
だいたいこういう感じってなっちゃうみたいなものだと思いますけどね。
Takaya Deguchi
最近デザインシステム作り始めて、
なんかこのカラーパレット設計とかしなきゃいけないから、
それでこう、なんかこうコントラスト日とか、
なんか真面目に考えるようになりましたけど、
なんか単一プロダクトだけ見てる限りにとっては、
そこまでなんか考えることってまだこれまでなかったなと思って。
kudakurage
そうですね。
まあでもそれでもやっぱり、
例えば同じ緑の、
kudakurage
まあ緑のなんかイメージなんだよねって言われて、
そのブランドカラーを考えるときに、
じゃあまあ緑を基軸に考えようってなったときでも、
それが明るい緑なのか、暗い緑なのか、青っぽい緑なのか、
黄色っぽい緑なのかみたいなので、
結構イメージで。
Takaya Deguchi
さっきのトーンの話ね。
kudakurage
イメージで全然変わっちゃうと思うんですよね。
なんかそのどっちよりの緑なのか、
どれくらいの緑なのかによって変わってしまう可能性があるので、
その辺をじゃあどう考えて決めたらいいのかっていうのは、
やっぱりそのさっき言ったようなちょっと心理学的な部分じゃないですけど、
印象としてどういうものを受けるのか、
この色だったらどういう色の印象を受けるのかとかっていう部分から、
割と論理的に考えていくことっていうのは可能だと思いますね。
そういうのは結構ブランドカラー考えるときによくあるような気がしますね。
そういう話というかブランドカラーを決めるとか、
色を決めるときによく僕が感じるのは、
ピンクとか紫って結構人によって曖昧なことが多いんですよね。
この色は紫っていう人とこの色はピンクっていう人って、
結構同じ色なんだけどそれぞれ言ってることが違うっていうのって、
よくある色ってその辺の色が多くて、
僕が色々今までやってきて分かってるのは。
結構ピンクと紫ってほぼほぼ同じ領域をかぶってて、
ピンクの場合はちょっと明るい方が多いっていうだけであって、
大体青と赤の間ぐらいで、
大体ピンクと紫ってあるんですよね。
しかも紫って赤よりもあって青よりもあるから、
結構それって人によってここまでは青って感じる、
ここまでは紫って感じるって結構ブレがあるんですよ、人によって。
Takaya Deguchi
なるほどね。
kudakurage
それを会話してると分かるんですよね。
この人はこれを青って感じてるんだとかっていうのは、
それって別に間違いとかじゃないから、
別に正したりはしないんですけど、
でもこの人はここはまだ感覚的に青なんだと思って、
ちょっと調整するとかっていうのがよくあったりするんで。
Takaya Deguchi
なるほどね。
それってあれなのかな?
紫とピンクって意味合い的にちょっと違うじゃないですか。
日本人的な感覚として。
ピンクはかわいいっぽい女の子らしさみたいなところがあるし、
紫だとちょっと高級感というかシニアな感じもするっていうか。
逆にオレンジと黄色も近い色のはずだけど、
そこまで変えとると高く上がらない気がしてて。
だいたい意味合いが似てるっていうか、
なんかちょっと元気っぽい感じっていうか。
kudakurage
結構紫とかピンク色って、
実は取り扱いが難しい色の領域だと僕は思ってるんですよね、
そういう意味で。
結構ちょっと変えるだけで印象が変わってきてしまう可能性があって。
Takaya Deguchi
確かにね。
kudakurage
人によってブレが大きい色の領域なんですよね、イメージとして。
Takaya Deguchi
だから紫色のプロダクトってあんまないですよね、デジタルプロダクト。
kudakurage
多くないですね。
Takaya Deguchi
ピンクもARBとかぐらいかな。
あれをピンクというのか赤というのか。
kudakurage
だからそこなんですよね。
人によってこれはピンクっていう人もいるし、赤っていう人もいるみたいなのがある領域な気がするんですよね、やっぱりそこって。
別にどっちが正解っていう話じゃなくて、
感覚の違いだと思う、そこって。
Takaya Deguchi
そうですね。
kudakurage
だからそこがどうっていう話っていうのは取り扱いが結構難しいなって思って、
いつもやっている気がする。
僕の中でのなんとなくの紫っていう色があって、
ちょっと今回は青っぽい紫にしようかなみたいな感じで、
青っぽい紫にしたら、この青いところをもうちょっと紫にしてくださいって言われたりするっていうこともあって、
場合によってね。
結構シビアな色なんだなみたいな。
Takaya Deguchi
なるほどね。
木とかでは使われないのにもそういうのがあるのかな、そういうシビアな色は。
紫色とかピンクとかないですよね。
kudakurage
単純に紫。
原色が多いよね、国旗とかは特に。
象徴としてわかりやすい。
紫って結構、あんまり自然界にない色だから、
だからあんまり使われてないっていうところはあると思いますけどね。
象徴として、よく紫って神秘的だったりとか、ちょっと高貴な感じっていうイメージ。
場所によって変わる可能性ありますけど、日本だったら確実にそういうふうに優雅とかし、高貴みたいなことが言われてるけど、
でもあんまり自然界に落とし込んでその印象があるかっていうと、別にそんなこともないっていうかね。
Takaya Deguchi
そうですね。
kudakurage
そういう色だったりするんで、だから使われてないことが多いんじゃないかなって思いますけどね。
でもデジタルプロダクトではやっぱり結構制限される部分が多いから、
そんなにブランドカラーを決めるときぐらいしかあんまり関わることはない。
もちろんさっきの色空間の話とかはね、アクセシビリティに関わる部分だから関係してくる部分ももちろんあるんだけど、
配色とかはね、大体やっぱりグラフィックデザインの領域だと思うんだよね、そういう意味では。
Takaya Deguchi
だからこのトーンを選ぶところが難しいっていうか、センスの部分なのかなっていう気がしましたけどね。
kudakurage
トーンを選ぶの部分が?
Takaya Deguchi
さっきのトーンマップみたいな話?サイドメイドみたいなところで、
kudakurage
トーンによって意味が変わってくるみたいな話だったじゃないですか。
Takaya Deguchi
同じ青を選ぶにしても、ビビッドな青なのか、ちょっとソフトな青なのかによって、
なんかその印象が変わってくる部分が結構デザイナーのセンスというかレンドの部分っていうか、
あんま論理的で決められない部分っていうかな感じはしますけどね。
kudakurage
大体あれだよね。完全なビビッドな色を使うっていうのはあんまりないと思うんだよな。
ちょっとトーンとしては柔らいな感じにするっていうのが大体の場合で多いと思いますけどね。
それは理由としては単純に強い色にすればするほどなんか鋭い感じになるので、刺激として強くなるので、
なんか攻撃的な感じになっちゃうから。だから大体、真っ黒を使わずにグレーにするとかっていうのも同じ理由ですけど、
ちょっと抜いた感じの色にするっていうのが一番落ち着きもあって色も主張できて良いので、
なんかその辺を色をチョイスすることが多分多いんじゃないかなと思いますけどね。
多くの場合は。一応なんか僕が学生の時に読んだ、この色彩の勉強するにあたって読んだ本があってですね。
色彩学外説っていう結構学問的な、学問的なって言ってるのは何でかっていうと東京大学出版会が出版してるので、
かなり学問的な本なんですけど、色について知りたいんだったら僕はこの本を読むのが一番良いと思っている本で、
学生の頃から大切に持ってますね。なので、興味があればぜひ読んでみてほしいですが、
一番最初に言った通りにやっぱり学問が色々またがるので、物理学、生理学、心理学みたいなところとか、
それを横断的に理解する必要性が出てくるので、ちょっとなかなか大変かもしれないですけど、
でもなんか理解できると結構色々と分かる部分っていうのが多いので、
多分これ実務的に役立つ部分は実はそこまでないかもしれないですけどね。
具体的にじゃあ配色方法をどうするかっていうのとはまたちょっと別な領域もあるんで、
kudakurage
もちろんその配色方法の基礎になってる部分は確かこの本でも解説されてるんですけど、
まあでも個人的にはだから、このいろんな学問にまたがっているっていう部分の色は、
個人的になんか好きな部分というか興味深い部分だと思ってるので、
まあなんか興味あればこういうのを読んだりとか、あと色彩検定を受けたりとかするのじゃないかなと思いますけど、
まあ多分色彩検定もね、僕が受けた学生の頃、もう10何年前とかだと思うんで、
多分だいぶ変わってきてると思うんで、僕が受けた頃はもうほぼファッションのための検定だったんですよね、色彩検定って。
Takaya Deguchi
へえ。
kudakurage
ファッションコーディネーターのための検定みたいな感じだったんで。
Takaya Deguchi
何を検定されるんですか?
kudakurage
まあ基本、色に関する基本的な知識、まあさっき言ったような話とかもそうですし、
あとは、えっと、ちょっと最近のやつがどういうものかわかんないんですけど、
なんかね、実技もあったんですよね、僕が受けたときは。多分今もあると思いますけど。
ただね、実技と言いつつ、まあ実技って何やったかっていうと、なんかカラーチップを貼ったんですけど。
だから実技ってなっちゃうんですけど。
でもそれって結局、あの、配色の話と一緒なんですよね、その。
まあカラーチップを貼ったからなんか実技っぽく見えてるけど、どの色を選ぶかってだけなんで、結果的にはね。
やってることは、その頃やったやつはね。
だからそれってあの、まあ論理的に正解があるわけですよ、なんか。
例えば、コンプリメンタリーでこういう色の、こういう感じで配色しろみたいな問題があったりするので。
とか、同系色で同メイドのこういう感じの配色をしろみたいな、なんか色ことを言われたりするので。
まあだからそれを知識として、赤色のこのメイド、このサイドのやつは黄色だったらこの部分に当たるから、
これを持ってこればよい、みたいなのをやればいいだけみたいな感じだったんで、その頃のやってたやつはね。
まあだから全部論理的にできるものなので、あの感覚的なテストではないんですけど。
でもなんかそういうのもやった気がするなあ。
Takaya Deguchi
なるほど。
kudakurage
その頃の実技の攻略方法みたいなのを僕は編み出したんですけど。
何かっていうと、なんかあの、さっき言ったように黄色と青でそのメイドとサイドの見え方が違う可能性があるみたいなの言ったじゃないですか。
あれが実際にあるんですよね。まあ印刷物でも同じようにあるんですけど、それがテキストに書いてない。
テキストにまあそのことは書いてあるんだけど、何ていうの、実際の数値としてじゃあこの黄色とこの青が一緒ですみたいなのは書いてないんですよ。
何かテキスト内に。
なので、それを僕は作ったんです。その表を作ったんですよ。自分で。
その表を自分で作って、それを覚えて、実技でその通りにやったっていう。
何かそういう攻略方法を編み出したんですけど。
Takaya Deguchi
どういうこと?全然よく分かんなかった。
kudakurage
だから何か、実技ちょっとセンスっぽいじゃないですか。何かセンスを試されてるみたいなところがあるじゃないですか。
それをロジックでやったってことね。
だけど全然そんなことはなくて、そうそうロジック的に全部答えとして導き出してて、
ただそのロジックっていうのがテキスト、その専用の色彩検定向けのテキストっていうのがあるんですけど、そこに全く書かれてないんですよ。
実際にこの黄色とこの青が同じっていうのが。
書かれて、今どうかちょっと分かんないですけど、当時のやつには少なくとも書かれてなくて。
ただそれを、過去問とかを全部調べて、この答えになるってことはこういうふうな表になるんだなっていうのを作って。
で、それを丸暗記して、実技に挑んだら満点だった。
Takaya Deguchi
なるほどね。
kudakurage
そういう話ですね。
最近はどうなんですかね。
でも最近はその実技テストはないみたいですね。
マークシートと記述問題っていうのがあるみたいですね。
二次試験として。
Takaya Deguchi
なんか色彩検定何級ってたまに見るけど、いまいち何が検定されてるのかよく分かんなくて、どういうものなのかなと思ってたけど。
そういう感じなんですね。
kudakurage
まあでも基本的には色に関する知識を問われてるっていうだけと、それの難易度が3級、2級、1級で違うっていうだけだと思いますけどね。
たぶん3級とかはもっと基本的な、今日話したような、かなり基本的な婚職の話とかそういうところが中心で、
2級になってくるともうちょっと視覚、目の構造の話とか、もうちょっと色彩調和の話とかも入ってきて、
1級になってくるともっとさっき言った文化的な側面とかそういう部分もどんどん入ってくるみたいな、知識が問われていくみたいな、たぶん位置づけだと思いますけど。
なるほど。
まあだから、別に色彩検定を持ってるからどうなのっていうのは、別にそんなに思ってないけど。
色彩検定取ったのは、僕は学校の単位でちゃんと取ろうと思ったから、勉強しようと思って取ったっていうだけだったんで。
なるほど。
まあでも色彩検定もたぶん変わってきて、ファッションの領域だけじゃなくなってるんじゃないかなって思ってるけど、今見たら割とファッションの領域が強い感じもしますね、まだ。
なんかもう一個カラーコーディネーター検定っていうのもあるんですよね。そっちも似たようなものなんですけど、確か。