00:19
Takaya Deguchi
こんにちは、Deguchiです。
kudakurage
こんにちは、Motoyamaです。
resizefmは、MotoyamaとDeguchiが最近気になっているサービスやデザイントピックスを取り上げてのんびり話すポッドキャストです。よろしくお願いします。
Takaya Deguchi
お願いします。
kudakurage
ここ最近はね、やっぱり経済がすごいことになってますね。
見てますか?
Takaya Deguchi
見てますよ。
kudakurage
なんか、えらいことになってますけど。
Takaya Deguchi
うん。
kudakurage
なんか、こういう、結構僕はあんまりこういう、まあ僕はいつも大体、なんかいろいろ見てるんですけど。
でも、あんまりこういう大きく、まあ特に日経平均とかは、めちゃくちゃ大きくこうね、上がったり下がったり、なんかすごいことになってますけど。
こういうことってあんまり、なんかたくさんあることじゃないじゃないですか。毎月あることじゃないし。
まあ多分今回のやつも、変動幅っていう意味では結構ね、もう数十年ぶりみたいな、まあそれぐらいの変動幅なんで、あれですけど。
いやだから、結構いい機会なんじゃないかなっていうふうに、僕結構思うんですけどね、こういうのを見てて。
なんか、別に株を買えとか売れとか、そういう話ではなくてね。
Takaya Deguchi
何がいい機会なんですか?
kudakurage
いやなんかさ、なんでこんなことになってんのかっていうのをさ、学ぶ機会としてね。
まあきっかけですよね、きっかけ。そういうのをやる。
まあ多分それをなんとなくこう見ていくと、経済はなんかこういう感じで動いてるのかとか、なんかいろいろとね、人々がどういうふうに動いてんのかみたいなのが見えてくる部分が少しあるんで。
そうですね。
そういうのを知るきっかけとしてはすごい良い、良いなと思うので。
なんか、まあいろいろな多分人がいると思いますけど、損をした人もいるのか、得した人もいるのか、まだまた自分は関係ないと思ってる人もいると思いますけど。
なんか結構そういう、別に得損とかそういう視点じゃなくて、普通にこう勉強する機会というか、なんか知る機会としてはすごく良いなっていうふうにこういうのを思いますけどね、やっぱり。
Takaya Deguchi
まあでも株とか何かしら持ってないと、なかなかこう勉強しようとはならない気がして。
kudakurage
まあまあね、自分ごとにはしづらいよね。
Takaya Deguchi
持ってる人は影響を受けてるっていうことだから、それで過剰反応してるっていう、まあニーサー今年から始めたとかね、そういう人たちが。
kudakurage
うーん、ね。
Takaya Deguchi
個人的にはそんなにって思うんですけどね。
03:00
Takaya Deguchi
良い買い場じゃないかと思ってしまうんだけど、ニーサーとか長期目線で持ってる人はね。
kudakurage
そうだね、ニーサーに関してはね、本当に長期の積み立て貯金なんであれって、どっちかっていうと位置づけとしては。
だからまあ普通にそれに対して、じゃあ過剰に売るだの買うだのっていうふうにする必要性は全然ないと思うし。
まあなんでこういうこと起こってるのかなぐらいのところをちゃんとそれで知っていければ別にそれでいいんじゃないかなっていうふうに僕も思うしね。
まあ僕はなんか、たまたま、たまたま、たまたまですけど、ニーサーの講座を開設してたんですけど、全然ほったらかしにしてたんで、
なんか、なんかちょっと嫌な感じも、嫌な感じというかなんか順調に上がりすぎてたんで、なんか今買うのも嫌だなっていうのもあって、なんかほったらかしにしてたんで、
Takaya Deguchi
これを機にちょっと稼働させようかなと逆に思って、逆に思って、なんかしこしこ設定をしたりとかしてましたけどね、積み立ての。
僕もなんか、ちょっと上がりすぎてるから、なんかそんな買いたくはないなみたいな気持ちだったんで。
だよね。
まああと逆に僕仮想通貨いっぱい持ってるんで、まあ連動して影響受けるんで、まあそういう意味では、いろいろウォッチしてましたけど。
kudakurage
なんか僕ちょっと、まあ僕、あの、仮想通貨のチャートとかはいろいろ見てたんですけど、なんか仮想通貨の方がなんでそのここまで連動して下がってるのかっていうのは、そんな僕情報として追っかけてなくて、実は。
その辺ってどういうのとか、なんか見てます?
Takaya Deguchi
基本的に、もう最近のBitcoin、Ethereum、てかまず全てはBitcoinに連動するんで、仮想通貨って。
まあ一番親なんですよ、Bitcoinが。
で、その子がEtherで、でさらに他のあるとはまあその下みたいな、まあそういうなんつーか順位付けがあって。
Bitcoinも結局、さらに上位のその株とか、まああの為替とかそういうものに連動してくる。
まあそれはまあ企業とかが結構持ってるっていうのもあるし。
最近もうETFとかが出ちゃってるから、もう本当に一つの金融資産、アセットの一つっていう位置づけなんですよ、Bitcoin。
もうほぼほぼ。
kudakurage
なんか、それ分わかるんだけど、なんかそれにしてもさすがに引きずられすぎなんじゃないかなって僕思ってて。
Takaya Deguchi
でも今のBitcoinのこう、なんだろうな、その上がるかどうかっていうムードを作ってるのって、
まあ主に大統領選挙と、あとはその利下げがいつ始まるかっていうところなんですよ、トピックとしてね。
kudakurage
まあそうだよね。
Takaya Deguchi
でもそんな2つって結局その他の金融資産と一緒だから、そのなんていうか変数としては。
だからまあその性質はもちろん全然違う、そうなんていうの、デジタルゴールドって言われるぐらいだから、
06:04
Takaya Deguchi
株とか再建とか他のものとは全然違う根動きをすることを期待されて、まあ分散して買いましょうみたいなことで大手抜き。
kudakurage
イメージとしてはなんか金とかそういうコモディティ的な位置づけのイメージではあるけど、なんかそれともやっぱりちょっと違う根動きの仕方をするよね。
Takaya Deguchi
っていうことがまあ一応期待されてはいるんだけど、でも結局のところ直近、超直近の話で言うと、
その政治と利下げっていうのがかなり大きい変数だから、結局他の金融アセットと同じ動きをしてるっていうところだと思いますけどね。
kudakurage
なんかでも一定なんか経済とはもうちょっと切り離されるんじゃないかなって僕の中で感覚的に思ってたんで、
さすがになんかだいぶ引きずられてるなっていうふうに思って、案外実は買い場なのかなみたいなとか思ったりとかね。
だから、ふうに思った。なんか下げすぎてんじゃないかなみたいなちょっと、
って思ったりもしたけど、まあちょっとこれは僕の勝手な意見なんで、実際どうなのかっていうのは全然わかんないし、
Takaya Deguchi
自己責任でバイバイしてほしいですけど。
超短期、なんて言ったらいいの?その一周次レベルで株の値動きに影響を受けるかって言われたらそうではないと思いますけど、
でもなんかもうちょい中期的な動きトレンドはかなり株といってもアメリカですよね。
アメリカの動きとかなり連動。アメリカ経済とかなり連動してますよ、ここ数年は。
kudakurage
まあ利下げとかね、その辺とか、あと政治に、政治なんかでもダイレクトに、
ビットコインとか仮想通貨の取扱いについて関わってくる可能性があるから、
まあそこはすごく効いてくるっていうのはあるっていうのはね、すごくわかりますけどね。
Takaya Deguchi
だから、マクロ的にはそういうところに影響されて、ただミクロで、なんていうの?
例えば空穴がすごい盛り上がってますとか、なんかそういう動きで突発的に上がることはありますけど、
でも結局いつかマクロにこう影響されて、マクロが悪ければミクロが良かったとしても下げるみたいな、
下げそばになるみたいなのが最近ですよね。
kudakurage
いやなんかここまで引きずられるんだっていう印象でしたね、僕の中では。
なんかだいぶ引きずられすぎてるんじゃないか。言っても、でもなんていうんだろう。
まあその仮想通貨の方がボラティビティが高いからっていうのはあるかもしれないですけど、
なんかアメリカ経済ももちろんDAO平均とか見てると下がってるっちゃ下がってるんですけど、
なんかそこまでめちゃくちゃな落ち込みってしてないじゃないですか。
それに比べてやっぱり日経平均だとか、仮想通貨系、ビットコイン、イーサリアムとか見てると、
09:01
kudakurage
かなり落ち込んでるな、過剰反応してるなっていう印象があったんで。
Takaya Deguchi
でもそれで仮想通貨普段よく見てる僕がすると、今回の仮想通貨の下がりがまあまあよくあるなって感じですけど。
kudakurage
なんかそれは麻痺してるような気持ちですかね。
Takaya Deguchi
いやそんな、そんなですよ。
kudakurage
いやまあまあまあまあ。
でも僕もね、そう言いながらもっと下がんないかなって僕も思ったんですけどね。
まだまだ下がんない。
Takaya Deguchi
さすがに仮想通貨的に見ても年に1回2回あるんですけど、でも年に1回2回あるんでこれぐらいの下げは。
株とかだと数十年に1回レベルの今回の値動きだと思いますけど。
kudakurage
まあまあまあ、やっぱ仮想通貨の方がそのボラティティが高い部分が結構あるんでね。
日々結構変動幅がかなりでかいんでね。
やっぱり。
Takaya Deguchi
っていう意味で冷静にいられましたね。
だいぶ耐性がついてるね。
kudakurage
まあまあこういうのはね、でもなんかやっぱりちゃんと情報知るとか、なんかちょっと慣れる部分っていうのは多分あると思うからね、やっぱり。
単純にじゃあ、なんかみんな兄さんがいいって言ってるから兄さん始めたみたいな感じで、あとはほったらかしといたみたいな感じの人からしたらさ、やっぱりやばいやばいみたいな感じになっちゃうと思うんですよね。
今までそれを知ろうとしてなかった部分っていうかさ、今後どうなるか全然もう読めないからさ、その人たちってきっと。
そういう意味ではね、なんかそういうのをちゃんと知るいい機会だろうとは思うんだと思うんですけどね、やっぱり。
Takaya Deguchi
まあちょうちょう金流とビットコンよりも円の方がやばい動きしてますけどね。
kudakurage
いやなんか最近本当、今日とかもめちゃくちゃこう、また円安方向にかなりすごい変動してた気がする。
2,3円変動してた?2円ぐらいには確かに変動してたし。
Takaya Deguchi
一気に下がって一気にまた。
kudakurage
なんかだいぶ不安定な感じはしますよね。
Takaya Deguchi
だから多分全然今週来週いっぱい、なんか多分まだこういう時期が、安定しない時期が続くんだろうなっていう印象はありますけどね。
そうですね。
kudakurage
なんかこういうタイミングでコミュニティーが上がるのかなって、まあ金とかはちょっと見たりとかしてたんですけど、なんか意外にそうでもなくて。
なんか当日は金もちょっと下がったりとかなんかしてたんですけども。
Takaya Deguchi
まあね、相対的に強いなとは思ったけど。
kudakurage
全然安定はしてるんで、影響は受けてない、明らかに影響を受けてないって感じはしたんで、
まあそういう資産に分散していくとかっていうのもやっぱりいいんだろうなっていう印象はありますよね。
Takaya Deguchi
でも掃除で下がってたからね、なんか分散ってむずいなと思いましたけどね。
kudakurage
うーん、難しい。難しいですね。
まあなんかわかんないけど、世界全体が沈んでいったらそのままみんな沈んでいくみたいな。
12:04
kudakurage
そういう感じがありましたよね。
Takaya Deguchi
そうそうそう。
kudakurage
まあ特になんかね、今の世の中ってやっぱアメリカ経済が中心って言われてるから、アメリカ経済が沈んでいくとみんな沈んでいくんじゃないかみたいな。
なんかそういう雰囲気っていうのはやっぱり全体感としてはありますよね。
Takaya Deguchi
あとなんかスタグフレーションみたいな、インフレなんだけど結局給料上がらないみたいな。
kudakurage
何に投資しても結局ダメなんじゃないかみたいな。
Takaya Deguchi
まあでも金は相対的に強いですけどね。
kudakurage
まあまあまあ、安定はしてるよねやっぱり。
あんまり他の、本当に。
まあいろんなコメディと比べてもやっぱり金は安定してる印象はあるよね、なんか。
いやでもまあ、僕としては結構面白い、面白いなって思って最近はいろいろ情報を見てますね。
特にね、YouTuberたちも再生数の稼ぎ時だって感じで、みんなこのトピックを取り扱って。
まあ大体なんか僕もバーって見てるけど、ある程度見るとみんな同じこと言ってるなって感じになってもう飽き飽きする感じになるんですけど。
そうですね。
まあでも、冷静な人からしたら日経平均とか見てても。
僕はまあいろいろと、買ってはいないけどいろいろ銘柄とかをチェックして、ここを買いたいなとか思ってたところとかをずっとチェックしてたんで。
なんかまあ相対的にやっぱり、冷静に見ると明らかに割安感が出てきてるなっていうところをなんかちょいちょいなんか買ったりとかしてましたけど。
Takaya Deguchi
まあでもまだね、どれぐらい変動があるのかっていうのが読めない部分もあるんで、その全物販みたいなことは絶対しないですけどね。
僕は仮想通貨が盛り上がってくれって感じですね。
kudakurage
まあでもね、今後また特にねアメリカの大統領選挙があるからね、多分そこが一個重要な指標になるというかね。
なんかトランプが勝つんじゃないかって言ったり、いやいやなんか今の副大統領の方がまた上がってきて、こっちが勝つんじゃないかって言ったり、いやいややっぱりトランプだみたいなこと言ったり。
でトランプも、トランプさんのなんか主張というか、まあどういう政策になるのかっていうのを僕もいろいろチェックしてるんですけど最近。
あの人読めないよね、なんか。
なんかその時その時でいいこと言ってるから、なんかどっちに触れるのかわかんないなって、この人だったらややこしいなみたいな思ったりとか、ちょっとねいろいろしてますけど。
仮想通貨方面にもめっちゃなんかいい顔してましたけど。
そうそう、なんかその時その時でいい顔するから、結局じゃあその当選した時に何やるのっていうのが結構読めない部分。なんか人によって言ってることが違うっていう感じがあって、難しいなっていうのがあってね。
15:00
Takaya Deguchi
なかなか難しい、直近難しい感じがしますよねやっぱり。
kudakurage
日本経済っていう意味ではやっぱり大統領選挙も関係あるし、まあ日本の政権もなんかね、また選挙が、国政選挙があるところとかも含めて結構まだまだ今年はいろいろありそう。
Takaya Deguchi
またもしかしたらすごい変動する時期が来そうだなっていう印象がありますね。
kudakurage
まあそんな日々ですが、お便りをいただいているのでちょっとだけ取り上げようかなと思いますが、
以前にも何度かお便りいただいている北市さんからちょっと2通ほどまたいただいていて、1通目がちょっと前のサブトピックスで話したやつかな、
アバウトフェイスの新しい新版が出ますよっていうやつで、また過去のアバウトフェイスの回も聞いてくださって、
ちょっと次のエピソードも楽しみにしていますみたいなことだったんで、ちょっとまたぜひ取り上げたいですね、アバウトフェイスの新しいやつに関しては。
というのと、あともう1個は前回の僕のより良い世界のためのデザインの話をした時のやつで、
だいぶ話しづらいことっていうのをいろいろと打っ込んで、なんか微妙な空気にした回ですけども、
それに関して同じような本で、生き延びるためのデザインっていう本があって、それについてコメントくださっているんですけど、
それに関しても同じように、もうちょっと社会的な役割としてのデザイナーの立場みたいなことについて書いてある本なんですけど、
コメントの中でちょっと著者の方、パパネックっていう方が著者なんですけど、その人の師匠が建築家のフランクロイドライトらしいんですよね。
で、なんかコメントとしては、建築ってやっぱり昔から結構単純に家を作るとか、そういうインテリアを作るっていうだけじゃなくて、
もうちょっと広い視点を持ってますよねみたいな、持ってましたよねみたいなコメントをくださっていて、
それ確かにそういう視点があるなっていうふうにも、僕も思ったなっていうのがあったんですよね。
なんか結構単純に家作るっていうよりも、もうちょっと都市警官的な部分も視野の中に入ってるというか、建築家みたいな人たちのやることって。
そういう意味では、ちょっと社会に染み出てる部分っていうのがやっぱりあるような気がするというかね、そこが。
なんかそんなことを思いましたね。なんかそのコメントの中で、これはあれかな、何の。
18:04
Takaya Deguchi
人文堂の社会的デザインの出発点パパネック生き延びるためのデザイン解説っていう、山崎亮さんが書いてる記事があるんですけど。
kudakurage
山崎亮さんは僕も1回話したことがあって、コミュニティデザイナーとして結構活躍されてる方なんですけど。
山崎亮さんもだから、コミュニティと一緒にどうデザインしていくかっていうのを結構活動としてやられてる方で。
Takaya Deguchi
なんかちょっとね、より良い世界のためのデザインでちょっと話してたような、そのコミュニティでデザインしていくっていう話にかなり近いことを既に活動としてやられてる方なんで。
kudakurage
なんかやっぱり、この辺にやっぱり、今の現時点での一つの答えがあるような気がするっていうふうにはやっぱり思いましたね。
Takaya Deguchi
なるほどね。全然知らない本でしたね。
kudakurage
結構確か古い本なんですけど、最近コメントでも色々いただいてましたけど、最近復刊したやつですね。
Takaya Deguchi
これも参考図書としては1回読んでみると、面白い部分はきっとあるんじゃないかなっていうふうに思いましたね。
kudakurage
ということで、ちょっと北石さんは結構色々と何度かお便りいただいて非常にありがたいなと思うんで、今後とも何かしらちょっとでも思ったらコメントいただけると非常に嬉しいなっていうふうに思いましたね。
Takaya Deguchi
そうですね。
今日は本の回ではないので、雑談的にやりたいんですけども、
こないだパクラムでもポッドキャスト出たんですよ。今週か、先週か。
で、それがAIとデザインっていうシリーズもので、その中でUIにおけるAI的な表現みたいな話をしたんですよ。
Kanaさんとかと一緒に。
で、ちょっとそれの続きというか、そういうトピックでこっちでも話してみようかなと思ったんですけども、
AI的な機能をUIとしてどう表現するかとか、
AI機能を体験的にどう取り込むかみたいなのってちょいちょい仕事でも最近出だしたなと思ってて、僕らの実務として。
で、僕も個人の仕事でやってるやつで、ちょうど今やってるのでそういうテーマが一個あるのがあったりとか、
21:01
Takaya Deguchi
あとももてなさんも何かしらやってるじゃないですか、そういう系の仕事。
なんかぼつぼつ、そういうAIをどうUIに落とし込むかみたいなことについて考えることがぼつぼつ出てきたので、
ちょっと今一度どういうものが世の中に今あるのか、これまであったのかみたいなのをちょっと軽く振り返ってみようかなと思ったんですよね。
AIってこう言われ始めたのって、ここ2年、2022、2023年ぐらいからだと思うんですけど、
なんかそのUIにおけるAIっぽいものの表現って、
僕が知る中だと、ソフトウェアにおいては結構アシスタント的な表現って昔からよくあったと思うんですよ。
それこそ2000年代後半ぐらいだと、マイクロソフトのオフィスのイルカみたいなやつとか、
あれなんかお前を消す方法とか言われるやつ、ネットミームでね。
とか、そうやって言われるぐらい、一応アシスタントとして、
WordとかExcelとかのところにいるんだけど、そんなに役立たないみたいなイメージあったと思うんですよね。
でも、表現としてはイルカだったりとか、あとクリッピーっていうクリップみたいなキャラクターいたの知ってます?
とか、あとロボットみたいなキャラクターがいたりとか、
あと犬とか猫とかいたらしいんですよね。何個か選べるのかに。
海外だとクリップがデフォルトで、日本だとイルカがデフォルトだったらしいんですけど、
当時はそれぐらいキャラクターがアシストしますみたいな表現っていうのが、
AIと言われる人工無能みたいな感じに近いんですけど、
なんかこうあったかなと思うんですよね。
あれが2008年とか1年とか、もっと前かな。
それぐらいらしいんですけど、2000年代中盤から終盤らしいんですけど。
その後、2011年頃に出てきたのがSiriで、
Siriって調べると2011年に初めて出て、iPhone 4Sの頃ですね、出たらしいんですよ。
当時iOS2のバージョン的にはS5で出たらしいんですけど、
最初はどういうものだったかというと、今スクショを送りましたが、
当時スクモフィックデザイン全盛期ですよね、iPhone自体も。
24:00
Takaya Deguchi
出た当初のSiriって、ホーム画面の下の方にメタリックなマイクが出てきて、
そのマイクのスポンジ被った部分の音拾う部分がちょっと紫色で光るみたいな、
なんかちょっとロボットっぽいような表現だったみたいなんですよね。
キャラクターほどではないんだけど、
でもなんかちょっとサイバーっぽい雰囲気を感じる、ちょっとコテコテなデザインですよね。
で、そこからiOS7になると2013年ですね。
この時にiOS全体がフラットデザインになったんですけど、
ただなんかそのタイミングで今のSiriになったのかなと思ったら、実はこのタイミングではなくて、
まだこの時はマイクを踏襲して、なんかアウトラインの線画のマイクアイコンに変わって表現としては。
で、あとは最初のSiriを読んだ時に、今でも波でフワーっていう表現ありますけど、
あれの超シンプルなバージョンみたいなのがこのタイミングで入ったみたいですね、2013年で。
なのでオフィスの頃に比べると抽象化はされたけど、
でもそれでもやっぱマイクっていうメタファーと、また今でも通じる波みたいな表現っていうのはこの頃から使われてたんだなっていうような感じですよね。
で、そこから数年経って2014年頃に入ると、
Google HomeとかAlexaというかAmazon Echoとか、
ハードウェアの音声リモコン、スマートリモコン的なのが登場してきた時代ですよね、この頃。
で、この頃は表現的には、
まずハードウェアが前提になってきたんで、ソフトウェア、アプリとしてもかなり抽象化が進んだなっていう感じなんですよ。
で、Alexaの場合は、
Echo。
Echoが物理的に起動したんです。
Amazonの場合は、
青いグラデーションの線みたいなのが、ハードウェアの方にもライトとして入ってるんですよね。
反応するとあいつが光るみたいな。
で、アプリもそれが踏襲されていて、
あんまりAmazonの方ってアプリ上でも、
アシスタントの表現のイメージってあんまりないと思うんですけど、
27:02
Takaya Deguchi
実際今でも、一番下の方にグラデのラインがかかるだけっていう感じなんですよ、表現としては。
だからGoogleとかだと、Googleカラーのドットが質問してくれたりとか、会話してくれたりとか、
ドットがちょっと有機的に動いたりとかして、っていう表現なんですけど、
Amazonの方は結構かなり初期からシンプルだったんだなっていうような感じですよね。
で、この2014年のタイミングでAlexaは今の感じ、第二形態になって、
もう完全にマイクっていうのは捨てて、
有機的なちょっとニジロっぽいモニョモニョっとしたやつ、雲みたいなやつになったっていう感じみたいですね。
なので結構このハードが登場したタイミングあたりで、かなり最初期に比べるとだいぶ高中小化が進んだんだなっていうのと。
kudakurage
そうだね。
Takaya Deguchi
あとはSiriもほぼほぼ今の形とほぼ変わってないですよね、この10年ぐらい。
kudakurage
そうだね。
Takaya Deguchi
ほぼ今のベースとなる表現っていうのがこのタイミングで確立されたんだなっていうような感じですね。
なんかすみません、今日めっちゃ雷今なってる。
多分めっちゃ音が入ってると思いますけど。
kudakurage
めっちゃ雷なってますね。
僕のスンデだったらやばいんで、今。
Takaya Deguchi
っていうのが2014年ぐらいですと。
で、その後もうちょっと数年経って2016、17年ぐらいになるとチャットボットブームっていうのが来たんですよね。
で、なんであれ流行ってたのかなと思ったら、このあたりのタイミングでFacebook MessengerがAPI開放したりとか、
あとはLINEの公式アカウントみたいなのが、LINEがそういうチャットボット用のAPI公開したりとか、
そういうのがあり、チャットボットがかなり日本でもブームになっていたという感じみたいですね。
この頃って覚えてるかわかんないですけど、
なんか結構玉石混合でカオスだったな、いろんなボットがあったなみたいな印象なんですけど、
代表例としてはリクルートがパンダ一郎っていうキャラクターもののLINEボット、LINEの公式アカウントを提供していたりとか、
あとよく使うと思いますけどヤマトの公式アプリと公式のLINEの公式アカウントとか。
で、この頃のスクッション見てみると、このパンダ一郎っていうのもパンダに話しかけるみたいな感じで、
かなり会話、言葉の中身もかなりキャラ付けされてる感じなんですよね。
30:07
Takaya Deguchi
ヤマトもこの頃ってデスニアとか、そういう猫感をすげー言葉にも出してるみたいな感じで、
なんか全体的にキャラ付けかなりしてるなっていうような感じなんですよね。
だから結構オフィスの頃、イルカの頃とちょっと近いなっていうような感じですね。
ただなんか印象としてはあんま使い物になるボットいないなっていう印象もあるかなと思うんですよ。
なんかあんまり公共系にも結構チャットボット流行ってて、東京都にもね。
東京都の公式ページとか見ると右下に東京都用のチャットボットみたいなの出てきたりするんですけど、
基本的にはリンク集を呼び出せるぐらいのレベルで、そんな役立つものってあんまないと思うし、
だからこそそんな親しみを感じるものでもないかなっていうのが正直なところだと思うんですよね。
だからなのか、なんか最近ヤマトに話しかけてみると、
なんとかデスニアとか言わなくなったんだなっていうのがさっき気づいたんですけど、試してみてて。
っていうので、なんかOS的なアシスタントの表現はかなり中小化されてるんですけど、
各企業レベルでやっているこういうアシスタントっていうのは結構日本だけかもしれないですけど、キャラ付けされているような印象。
この辺かなり日本の文化の特徴っていうのが出てる気もするんですけどね。
kudakurage
そうね。
まあなんか、どっか始めたところがキャラクターっぽい感じでうまくいったから、それをみんな真似してなんかやったんですかね。
Takaya Deguchi
うん、ですね。
まあただなんかどれもそんなに定着しなかったのかなっていうような印象ではありますね。
kudakurage
まあなんかギャップがありますよね、絶対にこういうのって。
特にキャラクター付けしちゃうとさ、やっぱりハードルが上がると思うんだよね、逆に。
なんかこう受け答えに対するハードルみたいなものが。
ただなんかこの頃のやっぱりもう完全にもう決められた定型部に対してこう答えるみたいなことがほとんどだったと思うんで。
だから結構限界を感じやすいというかギャップを感じやすいみたいな。
Takaya Deguchi
そうなんですよね。
kudakurage
あるんじゃないかなっていう気がするけどね。
Takaya Deguchi
なんかそのギャップってより最近、まあ前も話したけど感じるようになったっていう話で。
やっぱり生成AIが出てから期待値がグッと上がったから。
だからGoogle HomeとかAmazonに対して話しかけてもうなんかトンチンカンな会話をされて。
まあ下手にそれがキャラ付けされてるから余計にイラッとするみたいな。
kudakurage
そうそうそうそう。そういうことだと思うけどね、やっぱり。
Takaya Deguchi
特に最近なんかアレックスさ、なんかひどくて。
33:02
Takaya Deguchi
なんかよくわかんないけど、なんか話しかけると話しかけたようなことに。
まあ例えばなんか今日の天気はみたいな感じで聞くと、
今日の天気はこれこれです。
ところで最近アレックスさではこんなことが何々できるようになりましたみたいな。
まあ要は広告的なの挟んでくるようになって。
ほんとそれイラッとするんですよ。
求めてないことをなんかキャラに乗せてダラダラ喋られるとすごいイラッとするなっていうのを。
それでより使わなくなってるんですけど最近。
っていうなんかキャラを乗っけると期待値ちょっと上がってしまう。
なんかまあロボットにも近いのかもしれないですけどね。
なんか日本から出てくるロボットって、ペッパーとか結構人に近づける傾向にあると思うんですけど。
まあそれによって不気味さ感じてしまったりとか、がっかりさを感じてしまったりとかね。
することもあると思うんですけど。
っていうのがこの2010年代後半の頃ですよね。
この頃までは結構AIアシスタントみたいなこと言うと、
じゃあ一個キャラクター作って擬人化してみたいなことを考えてたかなと思うんですよ。
UIとかに脅す上でも。
機械自体そんなになかったけど、もしやるとしたらそうやってたんだろうなと思うんですよね。
そこでまあ2023年ぐらいから生成AIブームが来て、
いろいろこういろんな表現が増えたなと思うんですけど。
個人的に面白いなと思うところをちょっとピックアップして紹介しようかなと思うんですけど。
まず1個チャットGPTっていうのは一番オーソドックスで、
一番先に普及したっていうのもあって、
やっぱUIとしてもベースにされてるなっていうところはあると思うんですよね。
ただチャットGPTって結構使ってて思うと思うんですけど、
割とこうなんかチャットGPTに個性みたいなのはそんなないというか、
かなりこう、何て言ったらいいのかな、
無味無臭な感じな印象だと思うんですよね。
そう、まあそうですね。
実際最近出てきたMacアプリとかIOSのUIもそうですけど、
そんなに凝ったところはそんなになくて、
基本的にはチャットGPTのロゴ、
モニョモニョっとした文章みたいなロゴに対して話しかけるっていうような感じですよね。
ただなんかまあ細かいところで、
後に紹介するいろんなサービスの下敷きになってるなと思うのが、
例えばその回答に対してアクションをするみたいなのってあると思うんですよ。
36:03
Takaya Deguchi
その例えばモデルを変更する、AIのモデルを変更するとか。
救急車が。
kudakurage
雷が。なんか世紀末感があるBGMが流れてますね。
Takaya Deguchi
近くに落ちたのかな。
そう、例えば回答に対してホバーすると、
モデルを変更するとか、あと音声読み上げするとか、
あと回答を再生成するとか、あとコピーするとか、
そういうアクションが出てきたりとかするっていうのは、
結構どのSAI系のサービスにも投資をされてるかなと思うんですよね。
あとはサービス全体を見ると、
基本的にこういう系のサービスに求められるものって、
履歴を表示、よくサイドバーで出すことが多いですけど、履歴を表示するとか、
あとは何ができるか分かんない人向けに、
初期タスクみたいなのをオンボーディング用に提示するとか、
その辺は結構ChatGPTが開拓していろんなサービスに広まっていったのかなみたいなところではありますよね。
kudakurage
そうだね。
Takaya Deguchi
あと個人的に僕が最近よく使うし、面白いなと思うのはクロードなんですけど。
kudakurage
はいはいはい。クロードはいいですよね。僕も最近はよく使ってる気がしますね。
Takaya Deguchi
クロードは結構面白い、いいなと思うポイントがたくさんあって、
一つがまず開くとグッドイブニングとかハローとか言われるんですよ、その初期画面にね。
名前で呼びかけてくれたりとか、なんか結構ChatGPTよりは個性というよりはガーを感じるというか、
クロードさんというものを感じるなというのは思うんですよね。
kudakurage
はいはい。
Takaya Deguchi
あとデザインとしてもセリフ書体だったりとか、モーションだったりとか、
あとカラーもちょっとノーションっぽいちょっと温かみのある雰囲気だったりとか、
全体的になんかこう、人感まではいかないんだけど、キャラクターがいるわけではなくて、
そこまでの人っていう感じではないんだけど、それでもなんか迎え入れてくれるような、
なんかちょっと温かみのある雰囲気みたいなのは、やっぱChatGPTに比べるとかなりあるなと思うんですよね。
特にいいなと思うのが、やっぱこういう生成AI系のサービスって、
どうしても生成に時間がかかるってところが特徴としてあると思うので、
その待ち時間っていうのはどう表現するかっていうのが1個ポイントだと思うんですけど、
クロードの場合は、太陽みたいなモニョモニョっとしたマークあるじゃないですか、ロゴマーク。
39:08
Takaya Deguchi
あいつがなんかモニョモニョ動くんですよね、待ってる最中に。
その動き方もなんかすごいちょっとゆったりめで動いたりとかして、
全体的にこのモーションは今って優しく優しい感じっていうのが全体的に出てるなというのはすごい思うところで。
だからこの塩梅、すごく抽象化してるGoogle HomeとかSiriとか、
そこまでの抽象化具合ではなくて、もうちょいクロードっていうっぽさみたいなのは感じるんだけど、
とはいえキャラ物っぽくもないみたいな。
なんかその塩梅がクロードはちょうどいいなと思って。
いろいろ見ていく中ではクロードはやっぱりよくできてるなと思うんですよね、そのデザイン的にも。
アーティファクツっていうもの自体はよくできてて、
特に行動生成させるとかそういうものは便利に使ってるんですけど、
細かいところで工夫をすごく、チャットDBTに比べるとサービスとしては感じるなというのがクロードですね。
あともうちょっと別の方向性としては、パワープレキシティも最近よく使うんですけど、
パワープレキシティはもう完全にAIに対して聞くというよりは検索エンジンっていう感じの見せ方ですよね。
なので、例えば何だろうな、
AIアシスタントの事例を教えてみたいなことを検索すると、
課金するとプロサーチってものが使えて、
多段で検索してくれるみたいな、多段で調べてくれる。
まずは検索AIアシスタントの事例をまとめるタスクを走らせて、
その結果を基にして事例をサマライズするっていうタスクを走らせるみたいな、
そういう多段構成の生成をやってくれたりするんですけど、
その多段の生成をやってる中で今どの工程にいるかっていうのを示してくれたりとか、
またソースは何なのかっていうのを示してくれたり、
あと回答に対してリファレンスを紐付けてくれたりとか、出典を付けてくれたりとか、
この辺の表現は結構PowerPointキシティもそうだし、
あとGoogleがやってるノートブック、ノートブックLMっていうサービス、
これも最近日本でもトライアルできるようになってきた、
Googleのまだ実験的なサービスですけど、
PowerPointキシティの場合はウェブで公開されてるものをソースとして引っ張ってくれるもので、
42:05
Takaya Deguchi
こっちのノートブックに関しては引っ張ってくる対象を指定できるみたいなものですね。
なのでドキュメントを読み込ませて、このドキュメントの中で回答してほしいとか、
このPDF群の中から回答を作ってほしいみたいな感じでやってくれるものですけど、
ポイントとしては両方検索空間みたいなものが決まっているので、
その空間の中からどこを探しているのか、出点が何なのかを示してくれるという事例として近いかなというところですね。
あとはNotion AIとか、あとはFigmaのAIも近いかなと思うんですけど、
既にある専門性の高いサービスに対して負荷的についているAIみたいな表現。
こっちは既にあるサービスに対してアドオンで乗っかっているサービスって感じだと思うので、
そのAI自体にすごい個性があるっていうわけではない。
画がすごくあるみたいな、クロードみたいな、クロードさんみたいなのがいる感じっていうのは全然ないんですけど、
どっちかというと既にあるものに対して手伝ってくれるみたいなスタンスでいることが多いかなと思うんですよね、その表現としても。
Notion AIも基本的に今日何をお手伝いしますかみたいな感じで初期画面で聞いてくれたりとか、
あとは作っている文章に対してAIに依頼してきれいにしてもらうとか、要約してもらうとか、人間がやったことに対して手を加えてくれる。
FigmaのAI機能もそんな感じですよね。
っていうようなそういうUI的な表現が多いですよね。
だから、書いている文章に対して選択して、そこに対して要約をかけるとか、
ほばしてAIを呼び出しが出現するとか、
プロンプトではない呼び出し方法、プロンプトでAIを生成させるっていうのではなくて、
自分が既に書いているものに対して生成するだとか要約するとか、
そういう表現っていうのが結構散りばめられているなっていうような印象ですね。
Notion AIはその中でもわりと、こんにちは、今日何をお手伝いしますかみたいに聞いてくれたりとか、
あとその生成待ちの時に考え中ですみたいな感じで出てきたりとか、
ちょっと人っぽい感じっていうのは多少出そうとしているんだなとは思うんですけど、
それはNotionっていうのがCloudに結構トーンとしては近くて、
わりと温かみのある雰囲気の全体的なUIだと思うんで、
それを踏襲しているのかなというふうには思うんですけど。
45:00
Takaya Deguchi
っていうこういうアドオン的に乗っけるAIの場合は、
結構元となるサービスのブランドとかトーンっていうのは踏襲した感じ。
Figmaとかも結構楽しげ、FigJamのBotとかもそうですけど、
アイデアを発散させるとか、楽しげな雰囲気というか、
っていうのは出そうとしているなというふうに感じるんですけど、
だからこういうのをデザインする上では、
元となるサービスっていうのがどういうブランドなのか、
どういうトーンなのかっていうところが結構ポイントになってくるのかなというのは思うところではありますね。
kudakurage
見せ方が何が適切なのかっていうのは、
結構目的によって変わるような気がしますよね。
当たり前だと思いますけど。
じゃあ人的なものを感じるのが全て良いのかっていったら、
やっぱりそうでもないと思うんですよね。
必要以上に慣れ慣れしくしてきたら嫌だなっていう、
さっきあったような感じの例とかも含めてあると思うんだよね。
単純にちょっと中傷的な言い方をすると、
左手添えて欲しいだけなのにぐらいなのに、
慣れ慣れしくとかベタベタ触ってくるなよみたいな、
そういうことってあるじゃないですか、絶対に。
AIをどういうふうな目的で使うのかっていう文脈によって見せ方とかね、
感じさせ方っていうのは考え変えなきゃいけないとは思いますけどね、やっぱり。
Takaya Deguchi
だからその距離感ですよね。
距離感を誤ると、お前を消す方法は何だとか聞かれてしまうわけですよね。
そうそうそうそう。
だからその距離感っていうのが、そもそもAIがあるから距離感を測るっていうよりは、
そもそもサービスを全体としてユーザーに対する距離感みたいなのがあると思ってて、
ノーションの場合は結構そこが距離感が割と近いというか、
全体的に温かみのある雰囲気だったりとかっていう、
家みたいな、自分の一つの道具みたいな感じの距離感。
割と近い距離感だと思うから、
だからそういうちょっと人っぽさを出してるのかなと思うんですよね。
これがすごいゴリゴリのB2Bサービス。
経費生産をするサービスみたいなやつで、
結構距離感が近めに来られると、
いやなんでこんなベタベタしてんだよみたいな気持ちになってしまうんで。
kudakurage
ちょっと計算とか考えてほしいの、手伝ってほしいだけなのに、
それを淡々とこなしてくれればいいのに、
調子どうみたいなこと言われると、
Takaya Deguchi
いやなんかそんなどうでもいいんだ。
kudakurage
そんなどうでもいいんだ。
そういう感じになっちゃったりするからね。
Takaya Deguchi
だからやっぱりさっき振り返った2010年代後半のチャットボットブームの頃の
48:05
Takaya Deguchi
擬人化が結局めっちゃしてたけどなくなってきたみたいな、
なんかその辺の距離感なのかなと思ってて。
ヤマトに対しても、ヤマトの猫のキャラは可愛いんだけど、
でもやっぱ毎回にゃーにゃー言われると
鬱陶しいなと思ってしまうっていうのはやっぱりあると思うんですよね。
こっちはサイファイトしたいだけなのにみたいな。
kudakurage
だから逆に言うとチャットGPTなりクロードなり、
そういうのって期待してるものっていうのがまたちょっと違うじゃないですか。
もうちょっと01でクリエイティビティな発想をここにやりていきたいとかっていう、
もうちょっと違う文脈があるから、
こういうものが今のところいいんじゃないかっていうのが
ところの落としどころになってんじゃないかなって感じますよね。
Takaya Deguchi
だから機能によってトーンをちょっと変えるっていうのもあるんだろうなと思ってて、
チャットGPTの場合、割とプロンプトベースで会話するときはそっけない感じというか、
本当に側出さない、本当に言われたことに応えるっていう感じなんだけど、
最近出てきた音声で会話する機能とかだと、
人の声だったりとか、それが男性の声、女性の声を選べたりとかするっていう感じで、
声だからより人感っていうのを出してきてるなと思うし。
kudakurage
なんかでも、前もちょっと話したけど、やっぱチャットGPTの音声会話機能は、
なんか僕はすごい、今までのやっぱりGoogleホームなり、
Amazon Echoなりで体験してたなんかちょっと、
なんていうの、この行々しい感ある感じというかさ、
なんかすごい一般的に綺麗な普通のベーシックな声みたいな感じで
対話してくるじゃないですか、今のところ。
でもなんかチャットGPTの会話機能でしたときの、
なんかちょっとフランクなイケオジと会話してるみたいな、
バディ感みたいなのって、なんか今まであんま感じたことがなかったから、
なんかこれはこれでやっぱりいい体験なのかもしれないなっていう風に。
使う、それもね、使う目的によって変わる可能性はありますけど、
でもなんか別に、その時は僕はなんか特に目的意識なく、
なんかちょっと試してみようみたいな感じで、
会話をするみたいな感じでやってたんで、
そういう文脈においては少なくとも、
なんかすごい良い印象を受けたっていう感じがあったんだよね。
Takaya Deguchi
そうですね。
だからまあそういう同じサービスでも機能というか、
チャンネルによってちょっとその距離感の取り方変えてみるっていうのは、
より高度なやり方として今後増えてくるかもしれないですね。
まあだからそういう時点でなんかまあ、
こうAI機能をつけるからといって、
なんかこう日本人的な発想でキャラクターじゃあ作って、
キャラに対してプロンプトベースで会話するみたいな風に考えちゃいがちだけど、
51:01
Takaya Deguchi
やっぱそこのなんかこう元々の差別が持ってる、
ブランドとかトーンとか距離感みたいなところから、
ちゃんとそれに合わせて温度感っていうのを設計しなきゃいけないって、
まあやってることはUIなりグラフィックなりのデザインと一緒だとは思うんですけど。
kudakurage
そうだね。結局なんか最終的にはサービスのデザインになんか行き着くというかね、
AIがどうっていう考え方っていうよりは。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
ただまあやっぱちょっと今AIでチャットベースで会話するというか、
やっぱチャットGPTのイメージがすごく先行してるから、
そこに対してキャラクターとか乗っけたくなっちゃうんだけど、
まあやっぱそうではないなっていう。
まあこれまでやったことをやっぱりちゃんとやるっていうのが大事だなっていうのはこう思ったところではありましたけどね。
そうだね。
kudakurage
あとなんかそういうのをまあ仕事としてもやってて思うのは、
実際にサービスを使うエンドユーザーの人にどういう風に感じてもらいながら使ってもらうのかっていうのをどう持っていくかっていうところもなんか考えないといけないかなっていう風に思ってて。
なんか別にやろうと思えば別にそのAIは入って動いてるけど、
AIを見せる必要性も別にない可能性もあるじゃないですか。
その目的をなんか課題を解決するっていう風にあたって。
で、そこでじゃあまあAIじゃあ見せなくてもいいよねっていう形で見せていって、
まあ課題が解決できれば良いのか。
まあ逆になんか、
まあその色々と課題がまだ残ってるから、
AIが答えてますよっていうのを見せてコミュニケーションさせるのかとかっていう、
まあそのなんていうの、
サービスを使うにあたってのどういう風な気持ちに、
そのエンドユーザーがどう向き合うのかっていうのを整えていくところっていうのも
考えておかないといけないのかなっていうのは最近ちょっと僕は思ってますね。
Takaya Deguchi
そうですね。
まあゴールダイレクトってデザインじゃないけど、
まあ結局そういうユーザーにどう思って欲しいのかとか、
どういう感じになってもらいたいのか、
どういうゴールに向かしたいのかみたいなところからの、
まあ逆算でっていう、
まあそこは変わらない風変的な話だと思います。
kudakurage
まあまあ現状のね、やっぱりそのAIができることの制限というかね、
それもあるわけじゃないですか、やっぱり。
だからそういうのがあった時に、
まあ多分理想的には例えばチャットボットだったら、
まあ人が答えてるような感じで自然に受け答えができるっていうのが、
まあ一番理想な形じゃないかなと思うんですよね。
それはなんか感情的に慣れ慣れしくとかそういう話ではなくて、
まあ臨機応変に柔軟に課題解決に向かえるようにっていうようなところで答えるのが多分一番良いと思うんですけど、
まあなかなかやっぱりそこの理想にはまだ届かない部分っていうのは絶対あって、
まあそうなった時に、
まあやっぱりじゃあ結果的にはこれはAIがやってるんで限界がありますよっていうのを先に見せてあげた方が、
54:02
kudakurage
そのユーザーもそういう心構えで使うことになるので、
まあその方がいいっていう可能性もあって、
そうですね。
まあそういうなんか使う前の前提みたいなのをどう体験、
今後こういう体験がありますよっていうのをなんかこう提示していくっていうのも、
Takaya Deguchi
まあ結構重要なところなのかなっていうふうには思いましたね。
あとは全然別軸の考え方をすると、
そのプロダクトマネジメント的な観点で言うと、
まあ結構今ってAI機能が入りましたっていうのはまあ一個ニュースになるわけですよ、
そのプロダクトを広めていく上で。
だからこそAI観っていうのをより出したいっていうのは、
まあ一個なんかビジネス側のニーズとしてはあるなというのが思うのと、
まああとはそのAI機能によってアップセルするっていうのも、
まあ一個課金のやり方として、
まあ最近こうやられがちだと思うんですよね、
ノーションにしろフィグマにしろ。
だからこそAIさんがこんなことやってくれますみたいな、
完全にこうAI機能をUIの中に溶かせないみたいな、
なんかあえてちょっとAIっていうのを立たせるみたいなのは、
まあ過渡期だからこそ今あるなというふうに思ってて。
そうだね。
だから実際なんかまあ仕事として、
AI機能のデザインみたいなのをやる上では、
なんかそういう、
まあ理想的にはさっきもてもさんが言ってたみたいな、
そのトーンとかその距離感に従って、
なんかまあ場合によってはAIっていうのを言い過ぎないっていうところが大事。
なんだけどその手前として今は、
なんかちょっとあえてAI感を出してみるみたいなのも、
まあ求められるな、
求められ、まあ実際今は求められてるんですけど、
ちょっと今やってないはずで。
っていうのはあるなと思いましたね。
kudakurage
うーん、そういうのはあるね。
まあなんかでも難しい。
難しいなあと思いますが、
なんかそこをね、
基本的にはエンドユーザー向けにどう作るのかっていうのを、
考えたいなあっていうふうに僕も日々やってるけど、
Takaya Deguchi
そうですね。
kudakurage
まあでも一方でね、
そのこのそのAIと対話してるからいいことっていうのをうまく表現できてるところも、
なんか出せるといいなあとか思いつつ、
まあとはいえねやっぱり、
それを出したところで誰が喜ぶのかっていうのも、
Takaya Deguchi
そうそう。
kudakurage
いろいろあるからね。
Takaya Deguchi
なんかその悪い方向性に言っちゃうと、
それこそそのチャットボットブームの頃の、
役に立たないのにチャットボット使ってますって言いたいから右下に出すみたいなことになってしまうわけですよね。
kudakurage
なんかだから、
うまくなんかそうじゃない、
なんていうの、
その体験に直接は関係しないイメージのこうエモーショナル部分のグラフィックとかで表現できるっていうのが、
まあ良いのかなあとかっていうのを思ったりしますけどね。
まあそのさっき言うとさ、
57:01
Takaya Deguchi
クラウドのなんかアイコンがモニモニ動くとか、
kudakurage
そういうものとかね。
Takaya Deguchi
確かに。
そういう意味では、
ちょっとまた紹介に戻るんですけど、
Arc Searchはやっぱりよくできてるなと思うんですよ。
まあもう何回も、
よくできてるから何回もこれ取り上げてしまうんだけど、
Arcっていうブラウザーが出してる、
IOS向けのモバイルブラウザーがArc Searchっていう名前なんですけど、
でまあArcはブラウザーなんだけど、
Arc SearchはよりAI機能が結構ふんだんに入ってるっていう立ち位置のアプリで、
ただそれなんだけど、
そのAIがすごいガガタってるっていうわけじゃなくて、
ブラウザっていう手に馴染む道具の中にすごい溶け込んでる例として、
やっぱArc Searchっていうのはすごいよくできるなと思うんですよね。
で、メイン機能はブラウザーなんで、
基本的にAIがやってくれるのは、
その検索結果の要約をやってくれるっていうのが中心となる機能なんですけど、
kudakurage
その要約のさせ方っていうのがいろんなパターンがArcの場合あるんですよね。
Takaya Deguchi
1つが、これちょっとArc Search自体もかなりいろいろアップデートが激しいので、
現時点の話なんですけど、
まず1個、Googleで何かしら検索して、
Googleの検索結果ページみたいなのが出てきますよね。
で、それの右下にGoogleとArcっていう2つを切り替えるボタンみたいなのがフローティングするんですよ、Arc Search。
で、それをGoogleの検索結果からArcの方に切り替えると、
その同じクエリでそれについて調べた結果を生成してくれるっていう機能が入ってるんですよね。
kudakurage
はい。
Takaya Deguchi
っていう、要はパーソナライズした検索結果ページみたいなものを、
さっきのPowerPlexityみたいな感じで作ってくれるっていうのが入ってて、
これは本当、これはAIですみたいな感じじゃなくて、
本当にただ切り替えるみたいな感じで、
素朴な感じでフローティングボタンが右下にあるみたいな感じのだけの表現になってるんですよ。
うん。
っていうのと、あともう1個あるのが、
すでに見てるページを要約するっていう機能で、
で、これ面白いのは折り畳みをするジェスチャーをすると要約される。
折り畳みっていうのがピンチインカ。
kudakurage
うん。
Takaya Deguchi
ズームズームアウトのときやるみたいなピンチインの動作をすると、
要はページを山折りにするみたいな感じのジェスチャーというか、
まあモーションも入るんですけど、
っていうことをすると、
それがトリガーになって要約されるっていうような感じなんですよね。
だから、なんだろう、この辺がすごいこう、
1:00:00
Takaya Deguchi
AI機能これから起動しますみたいな感じのギョギョしい感じじゃなくて、
それこそこの折り畳みジェスチャーとかって、
なんとなく山折りにしてページを紙に見立てて、
山折りにして要約する、ギュッと圧縮するみたいなのが、
なんかすごいジェスチャーと機能がすごい伴ってて、
なんかすごい気持ちいいんですよね、やってて。
それで要約されるっていう結果も、
なんかすごい関連付けがうまいというか。
なので、なんかこういう、
なんていうのかな、プロンプトに頼らない、
けどこれがAIですみたいな、
主張しすぎない感じの表現っていうのも一個あるなという感じですね。
あと、その要約ページ自体もいろいろ工夫がされていて、
フィンランドサウナとか行って、
Googleってその要約ページを生成すると、
そのフィンランドサウナについての、
こんなことが言われていますみたいな要約ページを作ってくれるんですよ。
歴史とか注目すべきスポットとか、
位置情報とか、いろいろサマライズしてくれるんですよね。
それが単なる文章でサマライズしてくれるわけじゃなくて、
そのサマライズした結果を、
カテゴリーごとになんとなく絵文字をつけたりとかして、
生成してくれるんですよ。
あと画像とか差し込んだりとかね、随時。
っていう、基本的に要約するってことは、
短時間にパッと概要をつかみたいってことだから、
そういうザッピングしやすさみたいなところで、
上手いことそのカテゴリーに合わせた絵文字を、
合わせて生成して使ってくれるとかっていう、
その辺の表現もすごい上手いんですよね、Arcは。
しかもどうしても待ち時間が発生するわけですよ、
このArcの生成も。
最近ちょっとなくなっちゃったんですけど、
以前はその生成待ちの最中に、
虹色の波っぽい表現、
シリとかがやってるような表現が入ってたりとか、
あとこれは今でもあるんですけど、
そこのときにハプティックでフィードバックがあって、
なんて言ったらいいのかな、
ちょっと心臓の鼓動みたいな感じの、
ブルップルップルっていうようなフィードバックが入るんですよね、
この生成待ちのときに。
なんとなくAI Arcさんがちょっと考えてるみたいなのが、
視覚的に出すわけではないんですけど、
触覚的になんとなく感じることができるっていう、
そういう表現も一個あるよなっていう感じですね。
これもクロードのモニョモニョがモニョモニョしてる、
待ち時間にモニョモニョしてるのとちょっと近しいですね。
だけどここもすごくArcさんが考え中ですとは言わないっていう、
そこの差事加減がすごい上手いなと思いますね。
ただ一方でさっきのArcがAI機能、
1:03:03
Takaya Deguchi
プロダクトマネジメント的にAI機能をすごく表出させたいみたいな
意向なのかちょっとよくわかんないですけど、
割とセンセーショナルな機能としてはArcCallっていうのもあって、
こいつは何か検索してると、
Arcからいきなり電話がかかってくるんですよ。
電話かかってくるの?
そう、電話かかってくるんですよ。本当にね。
で、電話に出るとArcとの対話が始まって、
そこで音声ベース、チャットGPTとかと一緒ですね。
音声ベースで会話ができて、
そこで今検索してることについて聞ける会話ができる、
質問ができるわけなんですよね。
実際初めて電話かかってくるとすごいびっくりするんですけど、
でもなんかこの手があったかっていう感じで。
この辺もこれは何だろうな、
表現としても一個は飛び道具として面白いなと思うし、
あとはArcCallって流れることによってこれ結構ニュース性もあって、
その結果Arcサーチを知ったっていう人も多いだろうし、
なかなか飛び道具的なやり方としては面白いなと思いましたね。
kudakurage
このArcCallって知らなかったんですけど、
これ別のアプリなんですか?
Takaya Deguchi
いや、Arcサーチの中に入ってるんですよ、この機能。
kudakurage
入ってる。で、どういうふうに呼び出すんですか?
Takaya Deguchi
なんか僕もよくわかってないんですけど。
そうなんだ。
一応ArcCallっていうのを明示的に呼び出すこともできるのかな。
ただ突然電話かかってくることもあるんですよね。
kudakurage
いや、なんか突然電話かかってくるのどうなんですかね。
Takaya Deguchi
突然っていうのは検索中ですね。
だから多分何かしらトリガーにしてると思うんですけどね。
kudakurage
なんかそれこそイルカになりかねない要素になってしそうで怖いですけどね。
ちょっと僕もどういうものかがわかってないから。
Takaya Deguchi
ただ毎回必ずかかってくるわけではないんで、
kudakurage
多分何かしら距離感測ってると思うんですけどね、その辺は。
Takaya Deguchi
ちょっとおせっかいすぎないかなと思うんですけど。
kudakurage
ちょっと僕も具体的にどういうものなのかまだわかってないんで何とも言えないですけど。
Takaya Deguchi
ちょっと僕もあれがどういうトリガーでやってるのかよくわかってないんですけど。
kudakurage
なんかね、自分がある程度コントロールしてちょっと聞きたいなっていうときに呼び出せるっていう話であれば、
全然多分また別の話かなって思いますけど。
急にかかってきたら何か、おいやめろよみたいな感じになる気がするというか。
Takaya Deguchi
最初急にかかってきたんですよ。
だからひょっとしたら最初だけなのかもしれない。
何かその機能の存在をわかってもらうために。
kudakurage
そうね。
1:06:00
Takaya Deguchi
そんなのまだわかるけどね、それは。
っていう面白機能もあったりします。
kudakurage
あ、わかった。
Takaya Deguchi
今わかった。
電話かける仕草をすると電話がかかってくるようになりました、今。
kudakurage
電話かける仕草をする?
Takaya Deguchi
要は耳に当てる。耳にiPhoneを当てると電話がトリガーされる。
kudakurage
ほんとだ。
Takaya Deguchi
だから多分初回は勝手にかかってきて、2回目以降は自分でトリガーすると相談できるってことなのかな。
kudakurage
なるほどね。
Takaya Deguchi
まあだとしたら距離感はちょうどいいかなと思いますけどね。
kudakurage
まあ何か検索しててよくわかんないからもうちょっと聞こうと思って。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
kudakurage
で話すみたいなちょっとアーク、何かこれよくわかんないんだけどつって。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
kudakurage
話すみたいなっていうユースケースみたいなものを考えてるってことですかね。
まあまあまあそれは何か。
Takaya Deguchi
そうですね。
kudakurage
わかるような気がしますね。
Takaya Deguchi
うん。
っていう、まあやっぱこの辺やっぱうまいですね、アークは。
その実際のやりそうな動作にAI機能を紐づかせるっていう。
だけど初回は気づいてもらわないといけないからあっちから電話かけてくるっていう。
でまあこっちも、アークは基本的にAI機能に対してなんかキャラクターみたいなのがいるわけではないんですけど、
この電話かける時だけはなんかちょっとニコちゃんマークみたいなのが表示されて、
アークさんに対して会話をするみたいな感じの表現になってますね。
うん。
まあという、アークサーチはまあそうしてその、
AI機能ここにありますみたいな感じの見せ方を、
まあそのアークコールみたいな目玉機能はすることもあるんですけど、
でも基本はしないっていうスタンスで、
でまあジェスチャーとか、電話かける仕草とか、
まあそういうのに合わせてAI機能をトリガーさせるっていう、
かなり高度だなというふうに思いますね。
kudakurage
うん。
Takaya Deguchi
であとなんかフィグマのコンフィグのカンファレンスでアークの人がちょうど発表してましたけど、
まあやっぱりそういう、なんかその、
まあアークって結構なんだろうな、
その人間の創造性みたいなところとか楽しさみたいなところをこう、
割とこう表に出す、まあ人間らしさみたいなところをこうちゃんと、
クリエイティビティを発揮してもらえたみたいなところが、
まあやっぱブランドのコアにあるみたいで、
でそれとAI機能みたいなのをどううまくバランスとるかみたいな発表をちょうどコンフィグで確かしてて、
うん。
うん。
なんかなんか、
AI機能っていうとどうしても初期のSiriみたいな、
なんかそういうメタリックなサイバーな表現になりがちなんだけど、
そうではないみたいなところのバランスっていうのはなんか取ろうとしてるみたいな話をしてましたねそういえば。
で、
まああとはなんかそのAIがUIに完全に馴染んだ姿として、
まあ今現状具体化されてるものでやっぱ一番うまいなと思うのはまあApple Intelligenceですね。
1:09:01
Takaya Deguchi
まあちょっとこれはApple IntelligenceはもうOSレベルの話なんで、
まあ各アプリレベルのそのアークサーチとかとはまたちょっと違う話ではなるんですけど、
はい。
うん。
まあやっぱそのAI機能をいかに馴染ませるかみたいな中では、
まあこのApple Intelligenceはいろんなことやってるなというふうに思っていて。
で、
まあまずなんかその、
まあ元Siriですよね。
現Apple Intelligenceのそのコアの表現としては、
まあやっぱそこはSiriを踏襲してきていて、
その虹色っぽいモワモワっとしたようななんかの表現ですよね。
うん。
で、ただSiriの時代はあれがまああの画面の中央の下の方に、
あの雲っぽい感じでふわふわってした円形なものがありましたけど、
まあそれがより広がって、
今度はApple Intelligenceの場合は縁、
画面の縁に対してそれが広がったというか、
縁がこう虹色にふわふわっとなるみたいな感じ。
はい。
だからなんていうのかな、
よりこうSiriっていう位置機能なんじゃなくて、
iOS全体にそれが広がったみたいな感じの印象ですよね。
そうですね。
で、あとなんかその、
まあ一個Apple Intelligenceだけじゃなくて、
AI系の機能全体的に言えるなと思うのが、
その関与、
AIが関与したよみたいなところをどう表現するかっていうのが一個あるかなと思っていて、
Apple Intelligenceの場合は、
例えば通知をさまらずしてくれたりとか、
あ、プッシュ通知。
プッシュ通知をさまらずしてくれたりとか、
優先順位付けをしてくれてるとか、
メールの中身、
来てるメールを優先順位付けしてくれたりとか、
まあすると思うんですよね。
で、そのなんかプライオリティ付けするみたいなところ、
まあ要はAIが関与して、
勝手に並び順を入れ替えるみたいなところの機能が実行されたときは、
なんかその通常のプッシュ通知のカード、
ちょっとグレーっぽい背景になってると思いますけど、
そこが虹色のグラデーションがかかったりとかするっていう、
なんかまあこの虹色のグラデーションによって、
AIが関与しましたよっていう痕跡を残すっていうのは、
なんか全体的に多分意図してやってんだろうなっていうところはありますよね。
kudakurage
なんかいつからなのか、
このAIを表すものとしてこういうグラデーションで表現するっていうのはなんかありますよね。
その起源がSiriなのか何なのか、
ちょっと僕も調べたことないんでわかんないけど。
Takaya Deguchi
まあなんかざっと今回歴史見た感じはやっぱりSiriなのかなっていう気はしますね。
まあ2014年のAmazon Echoとか出たあたりで、
いかにハードウェアのLEDでAI感みたいなのを出すかみたいなところで、
そのグラデーションみたいなところが使われてきて、
まあそれがSiriにも取り入れられてみたいなところなのかなというふうに思いましたけど。
kudakurage
あとなんかこの、
1:12:01
kudakurage
Siri、iOSの中に入ってるSiriっていう単体の機能から
もうちょっとiOS全体に広がったっていう話は、
僕も前に似たような話してたと思いますけど、
なんか多分まだこれ統合が進んでないと僕思っていて、
もうiOSじゃなくてもうハードウェアがそういう存在になるっていうところに
Takaya Deguchi
いずれ行き着くんじゃないかなと僕は思ってるんですよね。
kudakurage
だから今ってでもSiriとiPhoneって分かれてるじゃないですか。
名前、呼び方として。
でも本当は多分それって統合される存在なんじゃないかなっていうふうに思ってて、
なんか分かんない、それをSiriと呼ぶのかiPhoneと呼ぶのかちょっと分かんないですけど、
Takaya Deguchi
なんかまだちょっとこうそこに何ていうの、乖離があるというか。
kudakurage
これ聞くのがパートナーとしてここにいる存在としてやっぱりまだiPhoneはあるけど、
その中に対するSiriに呼びかけるって感じがあると思うので、
多分向かう方向としては多分それが統合されて、
もういずれなんかこう端末を例えばSiriだとしたら、
なんかもうSiriに直接聞くっていうような感じになるんじゃないかなみたいなそうすると。
Takaya Deguchi
なんか一つの端末に魂が二つあるみたいな感じですね。
kudakurage
そうそうそうそう。
Takaya Deguchi
呪術回戦じゃないけど。
kudakurage
この枠はiPhoneと呼んでるんだけど、中にSiriがまだいるみたいな感じがするというか。
Takaya Deguchi
だから多分完全体になった姿はその魂が一つに統合された姿で。
そうそうそうそう。
多分もうその頃にはiPhoneとは呼ばれなくなっていて、
なんかIAIみたいな名前になってるのかもしれない。
kudakurage
なのか端末、SiriともiPhoneとも呼ばれなくなって統合されるの可能性もあるよね確かに。
Takaya Deguchi
iAssistantとかね、なんかそういう名前になってるのかもしれないですよね。
kudakurage
わかんないけどもうAppleなんちゃらみたいなものになってる可能性もあるかもしれないし。
Takaya Deguchi
まあその原型、プロトタイプ、その完全統合された姿の原型として、
なんか今結構そのスタートアップが作ってる、
ラビットとかもそうだし、
AIピン的なやつもそうだし、
AIを前提としたハードウェアデバイスみたいなもの。
まあそれがiPhoneというか、
Apple製品全体的にそうなっていくっていう未来は全然5年後ぐらいにはありそうですね。
kudakurage
だからもうGoogleとかもそのうちもうAndroidっていうのをやめて、
端末はGeminiですっていうふうに言う可能性もあるよね。
もう全部Gemini。
Gemini本がなんかわかんないけど、Geminiってしちゃうみたいな。
その方が確実にブランディング的にはいいと思うんだよね。
Takaya Deguchi
そうですね。
でなんかそれぞれの、
そのGeminiさんがやってくれることに対してなんか名前がついてる。
なんかキャシゴムマジックみたいな。
1:15:00
kudakurage
なんかまだそのなんだろう、
OS内でできることに閉じられてる感じっていうのがどうしてもあるじゃないですか。
やっぱりその、
だけどその端末自体がもうAIですっていうふうな印象になれば、
なんかじゃあこの端末についているカメラを使って、
そのAIをどうこうしようみたいな発想に広がっていくっていうかさ、
そのよりなんかそういう感じになっていくんだと思う。
Takaya Deguchi
そうですね。
それに言うとやっぱりAIが顔を出してるっていうのは本当に過渡期の出来事なのかなっていう。
kudakurage
まあなんかでも、かなり昔、
アランKだっけ?
ちょっと忘れちゃったけど、アランKだった気がするけどとか考えてた、
なんだっけ、ダイナブック構想みたいな。
ダイナブック構想をアランKであってるよね。
間違ってること言ったら嫌なんだけど。
Takaya Deguchi
そうじゃないっけ。
kudakurage
あ、あってるよね。そうそうそうそう。
そのダイナブック構想みたいなのの中であったような、
その本当の人間のアシスタント、
それぞれ一人一人のアシスタントを作るっていうような、
まあ壮大な構想があったんだけど、
でそっからね、なんか色々とそれを実現しようとして、
そのAppleからこう子会社作って色々やって失敗してみたいなのが、
あって、なんか、
まあ最終的に今のところまたそれがiPhone、スマートフォンになって、
iPhoneになって、Siriが乗って、みたいな感じになってきて、
なんかようやくあの頃思い描いてたものが、
本当に実現できそうな世の中になってきたっていう雰囲気が、
なんか出てきて、なんかすごい感慨深い感じがしますね、そういう意味では。
Takaya Deguchi
そうですね。
まあだから、そのiPhoneに今入ってる2つの魂が統合された時には、
名前が変わってダイナブックになるみたいな。
kudakurage
なんかまだその、なんていうの、
その人体生成したその入れ物とその魂っていうのがまだちょっと分かれてて、
なんかそれが本当に統合された時に、
ようやくこう人間になるみたいな、
Takaya Deguchi
なんかそういう感じがあるんじゃないかなっていう雰囲気がね、
kudakurage
なんか僕の中ではしてるんだけど。
Takaya Deguchi
まあそういう意味で、
Apple Intelligenceはかなり先を行っているなというような感じではありますね。
OSレベルだからこそできるっていうことでもあるんだけど、
ちょっとここまでの話まとめると、
なんかAIの表現の仕方としてはいくつかポイントあるなと思ってて、
まあ1個はなんかその、
AIの側をどこまで出すかみたいなところ、
そのコア表現みたいなところ。
だから完全に行き着く先は、
透明化された、もう溶け込んだ感じの世界なんだろうけど、
1:18:01
Takaya Deguchi
とはいえ、
その前の段階までは、
そのApple IntelligenceとiPhoneの関係性みたいな、
1個のサービスの中にAIさんっていうのがいるみたいな、
魂が2つある状態っていうのは、
まあNotionにしろFigmaにしろ必要だと思う。
現状は考えなきゃいけないと思うんですよね。
全体的な傾向としてキャラクターを作るっていうのは、
まあ下火になってる傾向はあるのかなとは思うんですよね。
ただラビットみたいな、
ラビットって言ってんのはなんだっけあれ。
正式名称。
R1。
ラビットR1か。
先に出たガジェットみたいな、
ラビットR1みたいなウサギのキャラクターが出てきてみたいな、
なんかそういう方向性もありはあると思うんだけど、
あれはラビットR1というハードウェアでトータルでブランディングされてるから、
まあ成り立ってるのかなっていう気もしていて。
最近の傾向としては黒子に徹する方向ではあるのかなっていうのはありますね。
ただなんかクロードみたいな、
それでも太陽みたいなモニョモニョしたマークがモーションするとか、
アークコールの場合はアークさんから電話かかってくるとか、
チャットGBTも普段はそっけないけど、
会話の時はちょっとフレンドリーさを出すとか、
なんかそういう距離感の取り方っていうのはやっぱそれぞれあるんだろうなっていうところ。
だからそのコアの表現をどうするかっていうのを1個考えるポイントかなというのと。
あと2つ目が生成の待ち時間をどうするかってところですよね。
ここも技術的に解決される可能性は全然高い。
なんかその待ち時間がどんどんどんどんモデルがスピードアップされて
縮小される傾向にはあるのかなというふうに思うんですけど、
とはいえ現状は考えなきゃいけなくて、
アークの場合はハプティクスでそれをやってたりとか、
クロードのモニモニするアニメーションとか。
あとことも前も話してたAIおしゃべりアプリみたいなやつ。
AIキャバクラみたいなこと言われてるアプリ。
あれの場合なんかうーんとかそうだなみたいな、
そういう枕言葉によって多少時間稼いでるんじゃないか
みたいなことが言われたりするけど。
そういうやり方もあるかなと思うし、
生成待ち時間をいかに待ってる感を減らすかっていうところは
1個ポイントなんだろうなという。
あと3つ目がAIの関与感をどう表現するか。
AIさんがアシスタントしてくれたよみたいなのをどう出すか。
アップルインテリジェンスの場合は
数値を並び替えてくれたら背景が虹色っぽくなってるとかね。
人間とAIが共同作業するみたいなのは、
1:21:03
Takaya Deguchi
AIがどんどん溶け込んでくるに従って考える
メイントピックになってくるんじゃないかなっていう気はするので。
そこをどう表現するかっていうのもポイントになるんだろうな。
あと4つ目がAIにお任せするタスクをどうトリガーするかっていうところ。
これまでの場合はプロンプトを書いて
チャットベースでトリガーしてたんだけど、
アークサーチの場合はそこが折りたたむっていうような
仕草になってたりとか、電話をかけるっていうような仕草だったりとか。
あとはアプリインテリジェンスの場合は絵を描いてそこに丸をつけるとか、
そういう動作。
あとは数字計算してたときにイコールを書いたら
AIが計算してくれるとか、
そういう自然にやる動作とマッチングさせてたと思うんですけど、
それぞれいろんなやり方があって、
それこそインタラクションデザインなのか、
そこはこれまで以上に考えなきゃいけないんだろうなという、
発明がいくつか必要なんだろうなというのを思うところではありますね。
ていう、その4つぐらいが今の考えどころなのかなっていうのは、
ざっと今振り返ってみて思ったところではありますね。
ていう、前もちょっと言ってましたけど、
AIbirth.designっていうサイトがあって、
僕もこれ会社で教えてもらったんだけど、
これはなかなかそういう表現の仕方として何があるか、
今どんなことをやられてるかっていうのがギャラリーになってて、
これなんかいいサイトだなと思いましたね。
まあでもなんか結局、
いろんなサイトの中で、
ギャラリーになってて、これなんかいいサイトだなと思いましたね。
kudakurage
まあでもなんか結局やっぱり最終的には、
そのサービスデザイン的な、
ゴールダイレクトデザイン的なところに行き着くものかなっていう風な気はしてるので、
今のカトキだからこういう表現が生まれてるっていう印象は、
僕は持ってるかなっていう気はしてますけどね。
もうちょっと多分だから、
AIによる機能みたいなものがサービスの中に溶け込んでいけば、
多分もっと別に何も表現する必要性のないということはないけど、
もっと普通になっていくというか、
フラットになっていくみたいな感じなんじゃないかなっていう気はするけどね。
Takaya Deguchi
それは多分もう完全単位になったときにはあるなと思ってて、
もうそのときにはもう完全に透明な存在になるというか、
なんかこうApple Intelligence自体がOSになるっていう時代、
1:24:04
Takaya Deguchi
さっき言ってた魂がその一つに統合されるっていう時代は、
逆に各アプリケーションはもう本当に、
なんて言ったらいいのかな、その一部。
その個が立たないというか、
もうApple Intelligenceというスーパーアプリの一部であるみたいな感じになってくと思うんですよ。
要はApp Intentsとかその方向性だと思っていて、
今回IOS18でApp Intentsが大幅にアップデートされたみたいな、
っていうのは結構IOSエンジニアとかでは話題になってたと思うんですけど、
要はこれまでショートカットっていうアプリがあって、
そのショートカットっていうアプリの中では各アプリ、
カレンダーアプリとか時計アプリとかそういうのの一部のタスクを切り取って、
ショートカット的に9時にアラームをかけるみたいなショートカットボタンを付けるとか、
そういうことができたと思うんですけど、
そのトリガーを今度Apple Intelligenceがやりますよっていうのが、
裏目玉機能だと思うんですよね、Apple Intelligenceの。
そうなってくると各アプリ、各事業者、
Cookpadなり各事業者が提供するのって、
アプリじゃなくてどんどんファンクションになってくんだろうなっていうふうに思うんですよ。
kudakurage
それはそうだよね。
結局だからインターフェースっていうか、
インターフェースって言ってるのは何なんだろうな、
入り口っていうのは複数必要性ないから、
アシスタント、自分の執事みたいな人は複数にいてもしょうがないわけですよ。
一人にいたいわけですよ、みんな。
だからそれはもう全部、例えば完全体になったiPhoneが、
全ての入り口を担って、
個々のサービスを使いこなす立場としていますよっていうふうな感じになるっていう話でしょ。
Takaya Deguchi
だからiOSっていう世界に限っては、
ボタンをどうこうするっていうUIデザインは、
もう事業者、僕らはやらないっていう、
とにかくファンクションを作る、
ファンクションをいかに使いやすいように設計するかっていうところに、
デザインの仕事はiOSに限ってはなっていくのかもしれない、
っていう未来はあるなとは思うんですよ。
ここまで行き着くと、
AIさんの表現みたいなのは全部Appleが考えてるので、
僕らがやることは、そのAIさんの一機能を、
ファンクションをどうやるかっていうのを考えるってところになってくるので、
それは楽しいのかどうかは分かんないけど、仕事としてね。
でも、iOSって世界においてはそうなってくるのかもしれないし、
あと…
kudakurage
ただ表現は必要なくなるかもしれないけど、
Takaya Deguchi
AIをサービスの中にどう組み込むのかっていう部分はたぶん残ってくると思うんですよね。
だから、より抽象化されてくると思うんですよ。
1:27:00
Takaya Deguchi
別にデザインの仕事はなくなるとかそういう話じゃなくて、
ボタンをどうこうするみたいな、分かりやすいUIデザインのこれ、
今Figmaでやってる仕事っていうのがなくなるんじゃないかっていう話ですね。
同じように、やっぱGoogleも、
ジェミニ?ジェミナイ?が、
こっちはUIを生成するっていうことをやりますっていう、
AI Generated UIっていうのを発表してたんですよね、ちょうど。
先々週ぐらいか。
で、こっちは、
現状今はプロンプトベースですけど、
プロンプトベースでお願いしたことに対して、
それに最適なUIをジェミニが生成してくれて、
で、そのUIを使って何か予約をするとか、
そういう行動を取るっていうようなものなんですよね。
だからこっちはなんだろうな。
一応UIは生成されるから、半透明というか。
だけどそのUI自体は別に事業者が生成するわけじゃなくて、
AIが生成、ジェミニさんが生成するっていうようなものですよね。
はい。
で、その生成するUIっていうのが、
AIがあなたパーソナライズ、ユーザーにとって最適なものをパーソナライズして生成するっていうような世界。
だから、なんかここ、これは大きい流れだなと思ってて、
結構もうiOS18、アプリインテリジェンスだけじゃなくて、
アプリのアイコンもパーソナライズされて、
ユーザーの壁画面に合わせてアイコンの色が大きく変わるとか、
あとはVision ProとかもVision OSも、
基本的に空間に合わせて空間の光の当て方とか、
その光量に合わせてUIの見え方が変わるから、
基本的にブランドカラーみたいなのはそんな押し出さないでくださいみたいなことをアップルも言ってるわけで、
っていう、各アプリ提供者が考えて、
UIをそれぞれオリジナリティあるやつをみんなが提供するっていう時代はほぼもう終わりかけてきていて、
徐々にOSスーパーアプリというか、
OSさんが考えてるものの部品を提供するみたいな、
世界に全体的には流れとしてはなってきてるなとは思うんですよね。
マクロとしてはね。
kudakurage
一定はなんかやっぱり、
もう統一的に使いやすいものを出してもらった方がいい可能性っていうのは全然あるよね。
すごく部分によっていくと、
特殊なそれに合ったインターフェースっていうのを提供した方がいいっていうのが絶対残るとは思いますけど、
でもなんか、すごいイメージとして、
もうスマートフォンにアイコンが並ぶっていうことなくなって、
ジェミニーがいるだけになってるみたいな、
多分そういうのが最終的な、理想的なのかわからないけど、
行き着く未来として一個ありそうで、
1:30:00
kudakurage
それについて話しかけられるようにプロンプトを入力すると、
それにあったファンクションを呼び出して、
インターフェース作って並べて、それをバーッと見て、
場合によってはその機能に合わせたインターフェースっていうのがアプリ提供者側から提供されていて、
それが部分部分表示されてとかっていう風な感じの未来っていうのは、
非常にありえそうな感じがするよね。
このジェミニーのAI Genuity to UIっていうのは、
一つその方向性を示してるような気がするというかね。
Takaya Deguchi
そうですね。
この構造、何かに似てるなと思って、
Web3のディセントラライズドフロントエンドっていう考え方に似てるなと思ったんですよ。
ディセントラライズドフロントエンド、分散型フロントエンドっていう考え方は、
事業者はコントラクト、メインとなるプログラムを提供するので、
それの側となるユーザーフェイシングなUIは、
それぞれ好きな人が勝手に作ってくださいねっていうものなんですよ。
で、それによって一番そのコントラクト、メインとなるプログラムが呼び出された回数が多い、
インターフェースが一番優れたインターフェースであるから、
いいでしょうっていうような、そういう話なんですよね。
で、そのUIを作った人にはそのコントラクトを呼び出した回数に応じて、
フィーを多少なんかいろんなやり方で分け与えるみたいな、ざっくり言うとそういうような考え方なんですよ。
kudakurage
なんかそれに近いなと思ってて。
Takaya Deguchi
そうだね。
ひょっとしたらWeb3のコンポーズアビリティみたいな考え方じゃないけど、
特にApp Intentsみたいなのが普及してきて当たり前になった時代って、
ファンクションベースでアプリが細切れになっていくと思うんで、
そうなってくとビジネスのやり方も変わってくるだろうなと思って。
これまでの場合、PVというかスクリーンビューみたいな回数、広告の場合ね、
とかっていうところでマネタイズするとかあったと思うんですけど、
ひょっとしたらそのファンクションをいかに呼び出すかっていう回数によってマネタイズするとか、
あとはこれまでApp Intelligenceがそのファンクションを呼び出す、
クックパッドファンクションみたいなのを呼び出すみたいなことを想定して話してましたけど、
もしかしたらアプリ同士がファンクションを呼び合うみたいなこともあり得るかもしれない。
要はWeb3のコンポーズア、ある資産管理アプリみたいなものが、
別の取引所コントラクトを呼び出すとか、スワップコントラクトを呼び出すとか、
お金を借りる機能コントラクトを呼び出すとか、
そのアプリケーション同士でファンクションを呼び合うみたいなことが、
1:33:02
Takaya Deguchi
当たり前のようにやってるんだけど、Web3の場合は。
っていうのが結構アプリ、一つのでっかいアプリがファンクションに刻まれることによって、
やりやすくなるんだろうなと思ってて。
っていう、これまではアプリがファンクションに刻まれるってことは、
アップストアってのが形変わると思うんですよ。そうなってくとね。
ってなるとこれまでのアップストアでいくらいくらで売るみたいなのも、
ちょっと形変わるんだろうなっていう気はしてて。
っていう、その辺は結構ビジネスモデル的にも変革が起こるんだろうなっていう。
だからSEOじゃなくてAIOみたいな。
AIさんにオプティマイズするみたいな世界。
kudakurage
確かにそこにコンポーザビリティの話が交わってくると、
なんかだいぶ、僕個人的には面白い感じがしますけどね。
kudakurage
だからすごく語弊を恐れずに簡単に言うと、
Takaya Deguchi
アプリケーションというかAPIを提供するみたいな感じになる感じじゃないですか、イメージとして。
kudakurage
昔マッシュアップの世界ですよね。
わかんない。どういう風になるビジネスっていうか料金体験していくのかっていうのはちょっと色々ありそうですけど、
場合によっては買い切りとかもあるかもしれないし、
使用回数に応じてお金課金していくのか、サブスクリプション的に課金しつつ使えるようにするのかとか多分色々ありそうですけど、
もしくはないとは思うけど、
プラットフォーム側、OS側、AppleなりGoogleなりがある程度支払う。
使用回数に合わせて支払うみたいな。
Takaya Deguchi
実際でもラビットR1とかって一応触れ込みとしてはサーバーサイドで
UberのAPIとか呼んでやってくれるみたいな話とかあったりするから。
kudakurage
でもそれによってさらに単純にOSが呼び出すっていうだけじゃなくて、
そのAPIを使って他の業者がまた新しい、もうちょっと上のレイヤーのAPIを作って提供するみたいなの。
で、重層的にビジネスが作られていくみたいな。
レイヤーが作られていくみたいなのは面白いなと思いますね。
Takaya Deguchi
面白い。だいぶゲームのルールが変わるけど面白いなという。
Web3の世界は結構それやってるから、
それに近いくなるのかっていう妄想ですね。
まだ完全にこの辺は妄想レベルの話ではあるけど、
kudakurage
次起こることとしてはやっぱりその辺の使用というか、
ある程度業界標準じゃないけど、
そういうものを多分策定していくっていう段階に入っていくんじゃないかなと思いますよね。
Takaya Deguchi
これまでのApp Storeにアプリを並べるっていう世界ではなくなるとは思うんですよね。
1:36:04
Takaya Deguchi
そのファンクションで刻まれるようになると。
kudakurage
まだAppleのApp Intentに関しても独自使用じゃないですか、絶対に。
だからそういうものをうまく統一していくっていうような標準っていうのが、
多分今後整備されていくんじゃないかな。
それは別にApple、GoogleとかそういうスマートフォンのOSを持っているところに限らず、
Chat GPTなりそういうもの、新しくアシスタントとか
サービスをつくろうっていうフロントをつくろうとしている人にとっても
そういうものが重要になってくるし。
Takaya Deguchi
あと気になるのはWebですよね。
今の話ちょっとWeb対象悪いっていうか、
ゲートウェイとなるのがApple IntelligenceなりGeminiなりっていうOSレベルに溶け込んだ
そういうAIさんがゲートウェイとなってファンクションを呼び出すみたいな感じになると思うんですけど、
でもそれってApple、Googleがいるからやれることで、
じゃあWebの世界って自由にいろんな人が思い思いにホームページを作るみたいなのと
ちょっと相性悪いっていうか、
ChromeがゲートウェイになるのかとかSafariがとか、
相当反するところがあるっていうか、
じゃあW3Cが統一する企画を作るのかというと、
kudakurage
かなり遠いなみたいな感覚ではありますね。
そうだね。
わかんないけど、もしかしたら現状のWebとは違う形での表現っていうのが生まれていくのかもしれないですね。
なんかさっきのGenerated UIで表現される
なんか新しいものっていうのが今できていくとかわかんないけど。
Takaya Deguchi
まあっていうだいぶ先の話ですけど、こんな妄想は。
まあでもなんか一つの形では、
kudakurage
現状はそういう似たような思想の端末っていうのは出てき始めてるわけだから、
だから全然なんかすごい遠い未来の話っていう感じもしないよね、なんかこの辺は。
そうですね。
Takaya Deguchi
だからあれかな、ブラウザをみんなこぞって作ってた時代の再来みたいな感じで、
ゲートウェイとなるAIOSみたいなのをみんなが作るみたいな感じになるのかな。
そうだよね。
なんかラビットR1がラビットを作ってて、そのラビットのサーバーからUberEatsなりのAPIを呼び出して、
UberEatsをファンクション的に使うみたいな話とかも同じかもしれない。
だからわかんないけど、もしかしたら
kudakurage
そのOSとハードウェア、スマートフォンみたいなものも分離される可能性っていうのはあるよね、逆に。
そうですね、ありそう。
1:39:04
kudakurage
自分がそれぞれ好きなハードウェアとそれに組み合わせる魂となる
AIOSをぶち込んで使うっていうような考え方。
それで、例えばARKみたいなブラウザ作ってる会社は、
AIOSの方のソフトウェアをすごく頑張って作って、
アンドロイドみたいなものを端末にぶち込んで使ってもらうようにするみたいな。
Takaya Deguchi
ティーネイジが作ったハードウェアにアンドロイド製品をぶち込んで使うみたいな。
kudakurage
とか、ARKみたいなところが
OS作ってぶち込んで使うみたいな。
Takaya Deguchi
そういう未来とかもね、もしかしたらあるかもしれない。
AIの方で個性はそれぞれ事業者の個性みたいに出せないから、
出すみたいな。
ちょっとヨタ話も入ってますけど、そんな未来を妄想していました。
特にアップインテンツはその目盤絵だなと思って。
kudakurage
そうです。
確実にちょっと前から、検索エンジンが確実にAIが置き換わっていくって言われていても、
すでに置き換わり始めてるわけじゃないですか。
ARKとか見てても。多分それがもっと拡大していくとやっぱりOSに繋がっていくとか。
もしくはそのOSがどんどん単純なスマートフォンだけじゃなくて、
スマートフォームなり、もうちょっと社会全体に拡大されていくと、
どんどんAIによる社会の支配になっていくみたいな。
そういう感じになっていくんだろうなって思って。
結局だからそこの入り口を誰が取るかみたいな競争に今差し掛かってる感じが。
Takaya Deguchi
タッチポイントを抑えてるApple、Googleは強いなって思いますね。
Amazonはその点ちょっと厳しいよね。
kudakurage
確実にシェアのあるハードウェアを持ってるっていうのが強いですよね。
だからそういう意味でみんなそのAIPになり、ラビットのR1なり、
そのハードウェアを含めたものを作ろうとしてるっていう動きがあるっていうのはそういうことなんだと思いますよね。
Takaya Deguchi
そうですね。ハードウェアを持たないAmazonとかMS、
一応Windowsあるか、みたいなところがTeenageみたいなところを買収して、
ハードウェアも含めて統合、垂直統合したものを出しますみたいなのもあるかもしれないですね。
kudakurage
それかもうあれですよね。
やっぱり思想的にそんな独占するのは良くないって言って、
Teenageが空バカを作って、みんなそこにこぞって。
一昔前のAndroidみたいな感じですよね。
今のAndroidってほぼほぼGoogleのものみたいになっちゃってるけど、
1:42:01
Takaya Deguchi
もうオープンソースでやってますみたいなスタンスがあったわけじゃないですか。
kudakurage
元の思想はそうですね。
だからそういう感じでTeenageが、じゃあうちは責任を持って空バカを作るって、
お前らみんなOS作れって言って、
もうちょっとオープンなものを市場として提供していくみたいな流れっていうのがもしかしたらあるかもしれないし、
Takaya Deguchi
あったら面白いなと思うけどね。
面白いですね。
目先のボタンを組み合わせてUIを作るとかそういう仕事はだいぶ変わりそうだなっていうのは思いましたね。
kudakurage
そうですね。
妄想もだいぶ含んで話したけど、
でもコンポーズアビリティの部分とかっていうのは僕もあんまり考えたりしてなかったんで、
確かに面白い発想だなと思って、
ちょっとその辺も視野に入れながら考えてみようかなってなんとなく思いました。
Takaya Deguchi
別に直近でじゃあなんかやるって話じゃないと思うけど。
kudakurage
そうですね。
すごい面白い話だったんじゃないかなと思いますね。
今後もいろいろと今年とか来年も含めて多分AIの動向あると思いますけど、
またじゃあなんかあったらちょいちょいAIの話もしていきましょうか。
そんな感じで終わろうかなと思います。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
Takaya Deguchi
はい。