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2020-10-29 41:27

#25 家事シェアの始め方【三木智有さん/家事シェア研究家】

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【まとめ】三木家の家事分担の内訳は?/ネットワーキングやイベント管理も家事/家事分担には2パターンある/「主婦型(主夫型)」の鍵はスケジュールブロック/「担当型」の鍵は締め切りの設定/子どもの挑戦に対して「ママペイ」でポイント付与/家事シェアを始めるなら「パラレル家事」から/家事のイライラ原因は「負担」と「不満」/「ルール作り」よりも「課題の共有」/家事シェアは目的ではなく手段/ゴールは家族全員がそれぞれ心地よく暮らせること

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♪~
こんにちは、リセッターリストの山本香里です。
「あの人の毎日」の時間になりました。
この番組では、山本香里がお話を聞きたいなと思う方をゲストにお迎えし、
毎日どんな風に家事を行なされているのか、ご自身の工夫やこだわりなど、毎日の家事にスポットを当ててお話を伺います。
♪~
はい、今日は最初にお知らせです。
私が代表を務める、自分でデザインする家事リスト、リセッターリストの講座ですが、
11月中旬をめどにリニューアルします。
それに伴って、現在の講座は本日10月29日で、お申し込みを一旦終了とさせていただきます。
また、無料で学べる山積み家事を解消する7日間のメールレッスンも、本日10月29日でサービス終了となります。
もし気になるっていう方は、本日中は登録可能ですので、概要欄のリンクからお申し込みください。
はい、さてさて、今週も先週に引き続き、カジシェア研究家のミキ友有さんをお迎えしています。
先週配信した回も素晴らしかったんですけれども、今週はまためちゃくちゃ役立つ内容が詰まってます。
今回はミキさんご夫妻のリアルなカジシェア事情についても、かなり細かくお聞きしましたし、
あとせっかくの機会なので、カジシェアを始めたいけれど何から始めたらいいのか悩んでるとか、
一応やってるんだけどどうもうまくいかないっていう方とか、カジシェアでお悩みの方の参考になったらということで、
その原因と解決策、すごくわかりやすく解説していただいています。
もう私自身も本当身に覚えのあることばっかりで、 ついこうね自分で決めたマイルールの押し付けをやってしまいがちなんですよね。
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もっとそのルールのもとにある課題の共有、そのプロセスの部分を丁寧に話し合っていきたいなって改めて感じました。
男性にも女性にも聞いてほしい内容になっていると思います。 ではお聞きください。
はい今日も先週に引き続きカジシェア研究科のミキ・トモアリさんをゲストにお迎えしています。
ミキさんこんにちは。 こんにちは。今日もよろしくお願いいたします。
はいよろしくお願いします。 前回はミキさんのカジシェア研究科としてのお仕事のことだったり、
あと平日のタイムスケジュールについて話を伺ったりしたんですけれども、 今回はミキさんのご自宅でのそのリアルなカジシェアについてちょっと聞いていきたいなと思っているのと、
あとあのせっかくのチャンスなのでカジシェアにお悩みの方も多いと思うので、アドバイスなんかもお聞きしていけたらいいなって思っています。
はい。わかりました。お願いします。
ミキさんのお家でのカジシェアについて、前回もねちょっと娘さんのお風呂から寝かしつけまでをセットにして交互でやるとか、
ゴールデンタイム、カジが忙しいゴールデンタイムを2人でカジを力を合わせて進めるとかってお話も伺ったんですけれども、
具体的にはミキさんの家ではカジシェア分担っていうのは、どんな風に決めてるとかっていうのはあるんでしょうか?
そうですね。うちの場合は割と担当がはっきり決まっているやり方をしてるんですね。
なので、日々の料理と掃除っていうのは基本的には僕の担当です。
うちの妻は洗濯物やってくれたりとか、あとは地域とのネットワーキングですね。
幼稚園とのママ友さんたちとのやり取りだったりとか、行事の管理だったりとか、
あとは例えば父御さんどうするとか、割と大事なのがお互いの両親ですね、祖父母に写真とかカレンダーとかを送るみたいな。
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っていうのが妻の担当になっています。
なるほど、そっか。今全然家事のことで、写真のこととかイベントの管理とかってすっかり私、頭から抜け落ちてましたけど、これも家事といえば家事ですね。
家事ですし、結構大変というか、僕はもうそこがすごく苦手なので、
うちの妻はそこがうまいんですよね。
それこそ、幼稚園のママ友のLINEとか僕も入ってるんですけど、1日30件とか40件とかめちゃくちゃ流れてくるんですよ。
で、なんとなの、もう見るのも嫌なので、僕、通知も消しちゃってるんですけど、そうするとやっぱり情報から置いてかれるんですよね。
だから、ここら辺は妻がちゃんとチェックしてくれてたりとかするのは助かるし、これは俺にはできないっていうのはやっぱり思うので、そこら辺はうまいこと自分ちゃんとシェアしてますね。
なるほど、そっか、結構そういう意味での仕事量ってありますね。そういうネットワーキングというか、コミュニケーション取り合うっていうことはね。
なんかその分担は、今のお話にもあって、奥様がそういうことが上手だ、得意だっていうのもあったんですけど、
分担はそうやって、得意なこととか苦手なことみたいな感じで、お話し合いがあって振り分けたって感じなんですか?
そうですね、うちの場合は、僕の方がどっちかっていうと家事のこだわりが強くて、うちの妻は何でもいいよっていうタイプなので、
洗濯ってすごく目に見えやすい家事なんですよね。洗濯物がたまってきたからやらないと切るものがなくなるよねとか、
締め切りがすごくわかりやすい、やるタイミングも測りやすい家事。料理もそういう意味だそうなんですけど、料理って結構その毎日レシピを考えたりとか、
苦手な人にとってはクリエイティブな要素がめんどくさい部分もある。
で、掃除ってそこがすごく曖昧な家事で、気にならない人はいくらでも汚れてても暮らしていく上で支障がないというか、
困らないので、そこの部分っていうのが得意な人になった方がいいだろうなということを感じていたので、洗濯は妻にやってもらって、僕が掃除とかずっとインテリアをやってたっていうのもあって、
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部屋の住環境にはこだわりが強いので、掃除と。あとは料理はずっと好きだったので、料理参考というのは僕がやろうというようなことでなってきました。
もともとは料理はできる方がやるっていう感じだったんですね。掃除が僕で、妻が洗濯で、料理はできる方がやるだったんですけど、
僕が家にいることが圧倒的に多いので、基本僕がやるみたいな感じになってきましたね。
それは経験を重ねていくうちに自然とそういう風になっていくんですか?それとも宣言するんですか?料理はやるねとかって。
料理に関してはなんとなくそうなった感じなんですけど、掃除と洗濯に関しては話し始めました。
それで、うちの場合は妻が家事に対するこだわりが全然なかったので、言ってくれれば言ってくれることは何でもやるからっていう感じだったので、わりと話し合いはスムーズでしたね。
なるほど、分担決めがうまくいくケースと、はっきり分けずにその時々でみたいなケースとうまくいくのは、それはやっぱり夫婦によって違う感じですかね?
そうですね。うちはそんな感じでやってるんですけど、ただいまで家事シェアの話をするときには、うちの2つのパターンをご紹介していて、
いろんな方に家事の分担とかシェアどうやってやってますかって話を聞いていくと、それぞれやり方が違うんですよね。
10人というか。なんですけど、よく聞いていると、実は2種類しかないな、ベースとなるものは2種類しかなくて。
で、その2種類どっちがいいわけでもないんですけど、その2種類でうまくいってる人もいれば、うまくいってない人もいて、
それは2種類の運用の仕方が全く違うからっていうところを活動していく中で見つけて、
で、その2種類が何かというと、1つが主婦型ってうちでは言ってるんですけど、
何て言うんだろうな、全両主婦みたいな感じで、1人のママさんならママさんが家事とかを全部担ってます。中心人物です。
で、その下に紐づくようにして、パパがそれをお手伝いするとか、お子さんが手伝いするとか、家事代行さんが入ってくれるとか、
っていうような、指揮図でいうとトップダウンみたいなやり方が1つの主婦型。
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だから専業家庭とか、パパが家事全然得意じゃなくって、ママのほうが家事のスキルが高いよっていう家庭は割とこの主婦型が多い。
もう1個が、うちでやってるみたいな担当型ですね。料理はママ担当、掃除はパパ担当、洗濯はどっち担当、ネットワーキングは誰担当、みたいな感じで、
担当を決めて、ここで回していく。
だいたいこの主婦型と担当型、それぞれ微妙な違いはあるんですけど、大きく分けるとこの2つに分けられます。
ただ、うまくいくやり方っていうのは、これ2つ全く逆で、どうやったらうまくいくかっていうと、主婦型の場合は、
主婦となる人が、パパとかにお願いしたり指示を出す機会がすごく増えるんですよね。
ストレスがどういう時にたまるかって、その指示を出したり出されたりするときに一番ストレスがたまるので、
だからその指示を出すのがめんどくさくなっちゃって、自分でやって、結局自分がほとんどやってるとか、
言われたけど、今忙しいのになんでめんどくさくなっちゃったりとか、その瞬間をいかに楽にしてあげるかっていうのが運用のコツで、
なので、うちではスケジュールブロックをしましょう。主婦型の場合はパパさんが何をやるかは決めなくていいので、
何をやるかよりも、いつ動けるかっていうのをちゃんと決めておきましょう。
だから、すごく簡単に、例えば朝ごはん食べたら、今日はこの後掃除するから、あなたも一緒にお願いねとかでもいいですし、
前回話したゴールデンタイム、一緒に鍵やりましょうとか、っていう風でもいいので、
要はお願いしたりされたりするタイミングっていうのをちゃんと予約しておくことで、お願いしやすくなるし、されやすくなる。
で、もう一個担当型はどうするかって、担当型って、じゃあ食器洗いパパ担当ですよって決めたら、
やっぱりその、なんだろうな、食器洗いを担当したら、今度はいつやるかについては絶対口出してダメです。
あー。
あのー、なんだろうな、よくあるのが、いつまでご飯食べたってのをいつまでも洗ってくれないと。
いつ洗うの?まだ洗わないの?みたいなこと言われると、その担当者としての、なんていうんだろうな、
権限みたいなものを全然感じられないので、期待性がなくなっていくんですよね。
グラウンドでやればいいや、ってなっちゃう。
だから担当性と言いながら、担当させてない。
なので、担当性の場合は、何をやるかを決めたら、いつやるかは絶対口を出さない。
で、でもその、なんだろうな、そうするとじゃあいつまでも洗ってくれないんですっていう人もいるので、
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決めておくのは、締め切りです。
いつやるかじゃなくて、いつまでにやるか。
なので、寝る前までは洗い終わるようにしようとか、朝起きるまでには洗い終わってないとダメよとか、
なんかそこら辺のルール決めて、その締め切りをするから言えばいいんですよね。
締め切り過ぎてますよ、って言いやすくなるので。
なので、なんかその主婦型と担当型でやり方が全然違うので、
なんかそこら辺を少し意識してみると、動きやすくなるのかなと思います。
えー、すごい。なんかこれで結構解決するご家庭あるんじゃないかなって、今聞いてて思いました。
なるほど、なるほど。なんか、いつやるのって、やってくれないっていうのは、
私もやっぱりリセッタリストの受講生さんから、家事シェアの悩みとかはよくあがるんですけど、
そういうふうにおっしゃる方もやっぱり多いですね。
お願いしてもなかなかやってくれないとかっていうのは、だけどそれは任せなきゃダメなんですね。
そうですね。で、やっぱりただ任せっぱなしだと、いつまでもやらないっていうことになるので、
やっぱり心理学とかで言うのもそうなんですけど、
トリガー、心理学ではトリガーって言うんですけど、人って行動の引き金を引かれるとイラップするんですね。
今やってとか、すぐやってとかって言われると、だいたいイラッとするじゃないですか。
なので、この締め切りを決めることで、その自由度を持たせるというか、
そこまでの間だったら自分の好きなタイミングで動いてるよっていう採用権みたいなのがすごく大事。
で、子供のお片付けも一緒です。
遊び終わったらお片付けしなさいねとか、今すぐお片付けしてとかって言ってもだいたい嫌がるんですよね。
なので、片付けるべきタイミングっていうのを決めて、そこをルールにしていくと良くって。
お出かけの前にはお片付けを終わらせようとか、寝る前にはお片付けを終わらせようとか、
それがいつから始めたら終わらせられるかなっていうのは自分で考えさせて、
終わらなければ少しずつそれを調整していくっていう感じ。
なるほど、もうなんか「なるほど」しか出てこない。
いやーちょっとこれ皆さんメモたくさんぜひとっておいてください。もうちょっと巻き戻して。
巻き戻すって言わないのかな、今。
いやちょっと素晴らしい、いろんなアドバイスを今いただきました。
今ね、お子さんのそのお片付けの話もちょっと出たんですけれども、
美希さんのお宅には5歳の娘さんがいるということなんですけども、
娘さんも家事参加はされているんですか?
そうですね、家事参加っていうほど立派なもんではないですけど、
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自分のことを今は自分でできるようになる練習中っていう感じですね。
お着替えだったりとか、幼稚園の身自宅だったりとか、
おもちゃの片付けとか、あとはおもちゃの段差りもですね、自分でできるように。
全然もちろんまだ練習中なので、うまくできる日もあれば、
もう何にもやらねえみたいな日もあるんですけど、
やっぱり自立するっていうところが家事シェアとか、家事っていうところの一番最初だろうなと思っているので、
なんかそこは結構自分でやってもらえるように練習時間作ってます。
なるほど。なんかその時に、また夫婦間の家事シェアと違って、
お子さんに何か教えていくとき、お片付けにしても身自宅にしても、
声がけのコツとか工夫してることとかっていうのは、
お子さんだからこその何かあったりしますか?
声がけに関しては、さっきの締め切りを決めるみたいなところもありますし、
あとはこのコロナ禍で家で始めて割と良かったのが、
ママペイって聞いたことあります?
ママペイっていう、どっかのママさんが考えたあれなんですけど、
要はお小遣いじゃなくてペイですよね。ポイントみたいな。
これやったら何ポイントみたいな。ポイント貯まったら、
例えばガチャガチャができますとかっていうような、お小遣い制のポイント版みたいなやつがあって、
もともとのペイはそういう感じで、お手伝いしたら10ペイとかっていう感じだったんですけど、
一応家事とか自分のことをやって報酬がもらえるっていうのはおかしいよねっていうふうにずっと思っていたので、
お手伝いをしたらとかっていうことではなくて、
新しい挑戦やチャレンジができたら何ペイみたいなふうにペイを設定していたんですね。
その中で、例えば幼稚園バッグとかっていうのを、何時までに準備ができるようにチャレンジできたら何ペイだったりとか、
自分の片付けとかを自分からやることができたら何ペイとかっていうふうに、
挑戦したことに関して、完成はしなくてもいいし、違いが全部終わらなくてもいいので、
そこに挑戦、チャレンジすることができたらペイをあげようというようなことをやっていて、
なので、割と野菜うちの娘嫌いなんですけど、新しい野菜にチャレンジしてみるとか、
ほんと舐めたぐらいしか食べなかったりするんですけど、それでも一応ペイを。
よくチャレンジしたねとかっていう感じで、チャレンジ報酬ですよね。
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みたいなのはやっていて、それはね、結構身自宅促進にはなったかなと思います。
いいですね。ついつい大人は結果を重視しがちで、成功したらポイントってやりやすく、思いつきやすいのでやっちゃうけど、
そうじゃなくて、やろうとした、やりかけたとか、始めたことに価値を置いて褒めるってことですね。
そうですね。そうするとまたやってみようと思うし、できたらやっぱり嬉しかったりもするし、
なので、やっぱり挑戦するっていうことに対しての、なんかこう、褒めるじゃないですけど、
っていうのはすごく大事なのかなと思ってます。
なるほど。でもこれは今後また具体的に、また家事参加とかするようになっていったりしても、
何かお料理作り始めるとか、いろんなことするときにも生きてきますね。きっとその経験が。
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあ、ここからは、ちょっとさっきもたくさんアドバイスもいただいてはいるんですけども、
さらに家事シェアで困っている方とか、例えば家事シェア一応やってるんだけど、なかなかうまくいかないとか、
あと家事シェアを始めたいんだけど、どこからスタートしていいかわからないっていう悩みを持っている方も結構多いかなと思うので、
まず始めるとしたら何からスタートしていくのがいいですかね。
例えば今現在、女性の方が家事全般をやっているけれども、本当はもうちょっとこうみんなに協力してやっていきたいんだけど、
まず何から始めましょうかっていうような悩み相談だったら何からやるといいですかね。
そうですね。
一つ一番ライトな家事シェアの方法でお勧めしているのが、パラレル家事っていうやり方があって、
同時並行で家事やりましょうねっていうことなんですけど、シンプルに。
ルールの決め方はすごく簡単で、丸々してない方が丸々振るっていう感じで、
例えば料理作ってない方が食卓の準備するとか、料理作ってない方がお風呂に入るんだったらお風呂の準備をするとかでもいいですし、
部屋の掃除をしてない方がトイレ掃除するとかでもいいですけど、
同時に動いていく習慣をつけるっていうのがこのパラレル家事になるんですね。
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パパにしても何でもそうなんですけど、どういう時に家事のシェアができてないことに対するイライラが爆発するかって、
例えば夜の10時に帰ってきたパパに家族の分のご飯作ってくださいとは思わないんですよね。
朝ご飯作ってから出て行けよとも多分言わないですよね。
休みの日とかに自分が一生懸命掃除とか洗濯をしてるのに、
暇そうにソファに座ってスマホいじっている。
そんなすることを見たときに、お前なんだよそれって思うわけですよね。
結局は。
だから、
多分パパに定時で帰ってきて晩飯作ってっていうのはめちゃくちゃハードルが高くて、
そこを乗り越えなくちゃいけないものが多すぎるので、
それよりはソファに座っているお前さんの態度を変えてくれよっていうのが一番やりやすいし、
一番不満の解消にもつながっていくやり方になります。
なので一緒に動いていく。
その時のやり方として、○○してない方が○○するみたいな感じで、
では、中間化させていくということが大事かなと思います。
なるほど。それがパラレル家事っていう風に呼ばれているんですね。
確かになんか想像がつきますね。
こっち私だけがすごくやってるのにとか、反対もあるかもしれないですけど、
とにかくメインで動いている人が一生懸命やってるときに、
もう一人の人がなんかやることなさそうみたいな状態がよろしくないということですね。
そうですね。
なんかみきさんの本にも書いてあったことで、
家事育児の負荷の原因っていうのが、負担と不満という2種類に分けられるっていう話があったかなと思うんですけど、
これってどういうことですか?もう1回聞いてもいいですか?
もちろん。まさにパラレル家事にもつながってくる話ではあるんですけど、
家事の依頼だって、みんなわりと忙しいからとか大変だからみたいなことが原因だって思いがちなんですけど、
そうじゃなくて、よく見ると2つに分けられますよってことになります。
それが負担と不満なんですけど、
負担って何かっていうと、いわゆる大変さですよね。
ご飯作るのが面倒だとか、掃除が大変だとか、皿洗いすると手が痛くなるとか、
っていうような、いわゆる手間の部分です。
この手間に関しては、例えば食洗機を買いましたとか、ルンバ買いましたとか、家事代行にお願いしましたとかで、
軽減することができるんですね。
じゃあ、洗濯機も電自動だし、食洗機も持ってるし、家事代行もたまに使ってます。
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じゃあこれで家事の不満とか依頼だっていうのが全部なくなるかっていうと、やっぱりなくならない。
なんかそこにはモヤモヤが残る。
そのモヤモヤとか依頼だってなんだっていうのが、もう一個の不満になります。
この不満って何かっていうと、自分ばっかりがやらなくてはいけないとか、自分が支持しないときは、
誰も動かないとか、っていうような、いわゆる不公平感みたいなものが不満になるわけですね。
この不満はですね、食洗機もルンバも解消してくれないので、そこを解消してくれるのが、要はパートナーの役割になるんですよね。
で、パラレル家事のいいところっていうのは、負担の軽減にもつながるんですけど、不満の解消にもつながるんです。
一緒に動いてるから、チーム感が増すんですよね。
なるほど、なるほど。その両方を一度に解決してくれるっていうことですね。
そうですね。
そうか、そうやってチームで動く癖をつけていくことで、不公平感から来る不満もなくなるし、
時間的負担はもう圧倒的になくなりますよね。
そうですね、はい。
だから、例えば家事が苦手だったりとか、いわゆる家事の戦力としては、いまいちちょっと物足りないっていうパパさんもいると思うんです。
なんだけど、パラレル家事をやって、少しやってもらうことで、そこのスキルの差みたいなものを不満の解消で補うことができるので、
やっぱり、やっといてとか、後でやればいいやじゃなくて、できるだけ一緒に動いていくっていうことが大事なのかなと思います。
なるほど。なんかそうやって動いていくことで、家族みんながやるっていうマインドに自然とつながっていくのかなって、今聞いてて思ったんですけれども、
みきさんの書かれた本の第一章のところにあった、結局なんかやっぱり、自分でやった方が早いし、やっちゃお、ちゃちゃっとっていうふうなこととか、
指示出し疲れじゃないですけど、もう自分でやる方が結局早いし、文句も言わなくて済むし、みたいなところでやっちゃうと、結局チーム化を妨げていってしまうみたいなお話があったと思うんですけども、
マイルールを常に作って押し付けてしまいがちなんですけど、家族でルール作ってた方がいいよねっていうお話があったと思うんですけど、
家族でルールを作っていくことのコツというか、どういうふうに進めていくとスムーズにルール作りができるかとかっていうのは教えていただけますか?
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はい。出来上がったルールってそんなに大事じゃなかったりするんですよね。ルールもちろん大事なんですけど、出来上がったルール自体は、
作り変えたりしなくちゃいけなくなるし、それを守れなくて違うルールに変わったりしていくので、出来上がりよりもそれを作るまでのプロセスがすごく大事になります。
そのプロセスをどうやって辿っていくかというところなんですけど、まず大切なのは課題の共有になるんですよね。
では、なんでそのルールを作ってるのかっていうところだと思うんですけど、例えば食器洗いとかでもいいと思うんですけど、食器洗い終わったらちゃんと拭いて食器棚までしまおうねっていうルールにすると。
まあ、わりと当たり前っぽいんですけど、そういうルールにしましょうという時に、でもパパさんはもしかしたら、水切りかごに置いておいたら別にいいじゃん。そのうち乾くんだし。
拭いてしまわなくても、そこからすぐ出して使えるからいいんじゃないのってなると、話が平行線になるわけです。
これで無理やりしまうもんだからで、そうしちゃうと、そのルールは守られていかないんですよね。
なので、じゃあどんな課題があるのかなっていうところで、例えばそのまま水切りかごの中に置いておくと、翌朝お弁当作ったりとかして、その時にまた洗い物が出ますよね。
それを洗ってしまう時に、水切りかごにあるものを一回食器棚にしまってからじゃないと洗い物ができない。
朝めっちゃくちゃ忙しくて慌ただしいのに、その一手間がものすごく嫌なのっていう課題感みたいなものが共有できていれば、じゃあどうしようかっていう風に、初めてそこで会話が成立する。
なので、この課題感をまずは共有した方がいい。
それも何事もそうで、ソファーの上にジャケットが脱ぎっぱなしに置いてあるのが嫌だ。
当たり前じゃないですか。嫌ですよね。見栄えにも聞くしかないし。でも嫌じゃない人もいるわけです、中には。
いや別にいいじゃん、置いてあったって。困らないし、死なしにいませんよ、っていう話なんですけど、じゃあなんで嫌なのか。
それじゃなくても自分はソファーに座る時にそれが気になるし、私がそれをあなたの部屋のクローゼットまでしまいに行かなくてはいけないのも超めんどくさいのと。
自分でしまってほしい。もしくはソファーの上にはもうない状態にしたい。じゃあどうしようか。
だから部屋に自分でしまいに行くかもしれないし、近くにハンガーみたいなのを置いてそこにかけるようにするでもいいかもしれないですし。
その課題があって初めてその課題を解決するためのルールがある、という順番なんですよね。
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だからまずはルールを共有するよりも課題感を共有する方が大事だと思います。
なのでそれができてから、初めてじゃあどうしようかって考えて、その時のルールは別に自分で用意しておいてもいいですし、そこで一緒に考えてもいいんですけど、
まずは課題を共有したらルールをつける。
あとはそのできたルールをやってみて、例えばハンガーをソファーに置いてみたんだけど、誰もそこにかけない、みたいなことも出てくると思うんですよね。
結局。ダメだと。じゃあそれどうしようかっていう風にルールは臨機応変に変えていっていいと思います。
なので、ルールに固執するよりは、そのプロセスと継続っていうところにちゃんと重きを置いた方が、自分たちなりのやり方っていうのが、そこで初めて導き出せるのかなと思ってます。
いやなんかやっぱり自分がやってきたこととか振り返っても、こういう風にしたらみんなやりやすいかなとか、一人で考えて、一人でルール作って、なんか発表して、あれうまくいかないみたいな空回り感がやっぱりあったりするんですけど、
だからその課題が何かっていうのを共有しないと、結局その新しいルールが何のためのものなのかもよくわからないし、何かね、物事を変えるっていうのは人に負荷をかけることなので、やっぱり課題がわかってないと協力されない?なかなか。
そうなんですね。だから一番危ないのが、それってママが決めたママのルールでしょ?ママが勝手にやってることでしょ?ってなると、できるときはそれ守ります?になる。
そうそう他人のルールだから、あんま関係ないんですよね、自分としては。それができたらいいよね、ぐらいな感じなので、やっぱりそこの課題感みたいなものを操縦しておかないと、
協力されてうまく守られるかどうかっていうのはそれでも難しいと思うんですけど、でもそこ抜きでは、よっぽど従順な人にしないと。
ですね。
そうですね、やっぱり他人ごとになってしまいやすいですよね、マイルールの押し付けではね。
だからいかに自分ごとにしてもらえるかっていうのは課題の共有が肝ですね。
いやちょっとね、これほんとまだまだ聞きたいんですけど、もうお時間になってしまったんです。
ミキさん、2週にわたってお話を伺ってきたんですけれども、何か感想があればお願いします。
そうですね、やっぱり家事をシェアするっていうことで、2回目はいろいろお話しさせてもらったんですけど、家事をシェアすることも僕はその手段の一つだと思っていて、シェアすることって別に目的ではないんですよね。
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最終的な目的は多分家族みんながそれぞれ心地よく暮らせることで、誰かに負荷をかけたりとか、誰かに無理をさせたりとか、誰かが一人で無理をしちゃってるっていう状態が、極力ない状態にしていくっていうことのほうが大事だなというふうに思っているので、
いろんな方向でシェアをしながら、そこで無理したり無理させたりっていうのが制限されていけばいいのかなというふうに思っております。
なるほどです。本当に正解の形はないし、割合も50/50こそが全てというわけでは全くないですし、そのご家庭に合ったやり方を見つけていければやっぱり一番いいのかなと私も思いました。
はい。みきさんは、今日ね、家事シェアの話をたくさん聞いたんですけど、インテリアコーディネーターさんというお顔もお持ちで、オンラインで受けられる模様替えコーディネートの講座というかサービスもあるんですよね。
そうですね。やっぱり子育てをしていたりする上で、子どもが大きくなってくると、子ども部屋どうしようかなとか、学習環境どうしようかなとか、部屋の使い方どうしようかなとか、いろいろ問題というか考えなくてはいけないことって出てくると思っていて、
それに対して引っ越しとか家を建てるとかってできる人はいいですけど、そうではなくて、今ある住環境、賃貸のマンションでも子立てでも、今ある住環境の中で最大限どうやったら家族の暮らしの変化に対応させていけるかなっていうのを一緒に考えていくっていうのが、
このオンラインでやっている子育て家庭のための模様替えのコーディネートになります。
なので、ぜひホームページのほうからサービスのページに飛ぶことができますので、もし興味あればご覧いただきたいなと思います。
はい、ありがとうございます。このオンラインの模様替えコーディネートはすごく私も興味があるので、後でちょっとじっくり見てみたいなと思っています。
ミキさんの今年の夏に出版された御著書「家事で揉めない部屋づくり」っていう本があるんですけど、こちらも本当に面白くて、今日お話でたくさん紹介させていただいたこととかも前半にたくさん書いてあるので、すごく参考になると思いますので、
興味のある方はぜひリンク見てみてください。
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あとミキさんのノートとかもリンク貼っておきます。
この番組はバックナンバーも聞けるようになってますので、ミキさんが前回お話しされた分も聞けるようになってますので、よかったら探して聞いてみてください。
ということで、今回でお別れになるんですけれども、ミキさん、よかったらまたいつか遊びに来てもらえたら嬉しいです。
はい、もちろんいつでもお呼びいただければ、どこまででも。
ということで、ゲストはカジシア研究家のミキ智割さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
今回のあの人の毎日はここまでとなります。いかがでしたでしょうか。
家事をしながら家事の合間に少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
この番組はpodcastやyoutubeで配信されています。
番組の概要欄にあるフォームから是非送ってください。
リセッターリストでは、家事の効率化に役立つ無料のメールレッスンや公式LINEアカウントでスマホで管理する日用品のお買い物リストをご覧いただいています。
もし、家事を楽にすることに興味がある方は、リンクを貼っておきますのでそちらもチェックしてみてくださいね。
それではまた次回、あの人の毎日でお会いしましょう。
山本香里が届けしました。
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