好きなことを話す
Re Normal Radio パーソナリティーのけいです。
パーソナリティーのしんぺーです。
この番組では、周りからちょっと普通じゃないよね、と言われがちな言語学研究者で大学教員のけいと、車椅子ユーザーで元上場企業の管理職しんぺーの2人が、世の中にあふれる普通という言葉にツッコミを入れながら、本当にこれって普通なの?と問い直し、解体して楽しんでいく雑談ラジオです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい。今回はですね、いつもだったら結構下調べをして、お話をする準備をするんですけど、今回は特に何も決めず、今、とっさに決めたテーマで話をしていきたいと思います。
はい。
はい。では、しんぺー君に問います。
はい。
何が好きですか?
唐突。唐突だね。笑
はい。
何が好きですか?
うん。
何が好きですかって。
何が好き?
その、どういうジャンルの話?
何でもいいのよ。
何でもいいの?
好きなものとか好きなことでも、うん。パッとして思い浮かぶもの。
何だろうな。音楽聴くの好きだし、服も好きだし。
結構おしゃれとかなんか、おしゃれ好きだよね。
服買うの好きだね。なんかその、おしゃれかどうかはわかんないけど、服見るのとか買うのとかは好きだね、結構。
服買うのが好きだった頃はなんかもう、十何年前みたいな感じなんだけど。
大学生?
そうそうそう。
多分最後になんか服、これいいなとか思って買ったのって多分それぐらいかもしれない。下手したら。
ほんと?
うん。
いや、そうなんだよね。
結構、まあでもなんかあんまり長続きするものもないんだよね。正直。
長続きするって、服のジャンルも結構変わるってこと?
あーごめん、なんかその服とかじゃなくて。
あー別のことでってこと?
趣味、趣味とか、なんか新しいの始めたりとかで、なんか結構長く続けてるってあんまりない気がするな。
もしかしたら最近楽しんでいるグーグルマップで急にポツンと世界のどこかに飛ばされて、その場所がどこかを当てるというジオゲッサーというゲームは長く続ける可能性はある。
音楽の趣味
あるかもね、もしかしたら。
あーそっかそっか。
面白いよね。
あれめっちゃ面白いね。
あの、この番組を撮るためにこうDiscordっていうツールを使って喋ってるんですけど、それで通話しながらワイワイ言いながらこれどこだよとか言いながらね、やってます。
ね。
いやーあれ面白いね。
ゲームやる?結構。
いやー、だから本当に久しぶりに何かゲームに課金したっていう意味では、そのジオゲッサーがめっちゃ久々にゲームに課金した。
で、あのプレステとか持ってないよ、筐体系は。
あ、そうなの?
持ってない持ってない。
で、好きなゲームっていうパネルでポンとかテトリスとかぷよぷよなんだよね。
うわー。
一番苦手なやつ。
え?嘘?なんで?一番楽しいじゃんあれ。
いやーダメなんだよぷよぷよとか本当に。
そう?そうなの?
なんか、あのー、何においてもそうなんだけど、その、多分どっちかっていうとさ、その瞬発力系なのね、僕が。
だから、あの、そのさ、将棋とか囲碁とかさ、オセロとかもそうだけどさ、ああいうなんか先読み系のやつ本当に苦手でさ。
そうなんだ。
全然ダメなんだよ。
じゃ、格ゲーとかは好き?
ああいうのは好き。
格闘ゲーム。
あー。
いや、ストリートファイターやってみたいなっていうのはめっちゃ思ってる。
あー、なるほどね。
うん。けど、あの、ジオゲッサーの方が多分好きなんだと思う。
まあ単純に知識つくしね。
それも面白い。
そう、あれは。やっぱなんか、しかもちょっと旅行してる感があるじゃん。
うん。
あれがなんかなかなかたまらんなっていう。
まあ確かに。
うんうん。
それ、でもさ、ゲーム好き、なんていうのかな、あの、音楽とかさ、映画とかさ、服とかってさ、なんか超顕著なんだけど、
あの、趣味なんですか?って聞かれて、
うんうん。
答えづらいよね。
え、なん、そうなの?
あの、なんだろうな、好きって言えるほどのレベルなのかなって毎回思っちゃうびょうがあってさ。
あー、いやー。
あー、確かにあの、マジでファッションに命かけてる人ってすごいもんね。
うん。
なんか、値札とか見ないで買ってる感じあるよね。
あるね。
何か、音楽とか映画とかもそうだけどさ、なんかその、もうなんか、あの、なんていうんだろうな、
あの、雲の上の人みたいな人たちいるじゃん。
なんかその、詳しすぎてさ、
あー、確かに。
もう超オタクですみたいな人たちに比べたら、なんかそうでもないけど、
まあ、比較的その、自分の中では好きな、趣味の中では好きな方に入るようなみたいなのとか、
マジでどうやって答えたらいいかわかんないんだよね。
あ、でも最近ね、僕大学生と接することがもちろん多いじゃん、仕事から。
うん。
え、あのね、気づいたけど、音楽好きって、なんかこう、自分の趣味で音楽好きっていうように言う人がすごい減ってる。
え、そうなの?
好きって言っても、なんかこう、昔さ、その、音楽好きだって言ったやつ、結構コアなさ、バンドが好きだったり、ジャンルが好きだったりとかあったじゃん。
うーん。
うわ、そんなん知ってんの?とか、初めて聞くよみたいなバンド好きな子とかが多かったけど、みんなこうなんか今、画一化されてて。
へー。
なんか、あ、みんなヨルシカが好きなんだなーとかさ。
うーん。
あー、なんか、なに、Mrs.グリーンアップルが好きですとか、なんかそんな感じなのよ。
うーん。
でもなんか、推し活とかしてたらさ、
うーん。
もう好きじゃん、それは。
まあそれはそう、それはそう、それはそうだと思うけど、なんかみんなで同じものを好きなのが好きなのかなって思って最近。
あー、そういうこと?
そう、なんか昔っていうか僕らの頃、大学生の頃とかってさ、結構なんかみんなが知らないものを好きな自分が好きっていう子っていなかった?
うん、いた。俺めっちゃそれだったと思う。笑
そういう人だった?
嫌なやつって生まれたと思う、多分。笑
嫌なやつではないでしょ。でもなんかこう、へーみたいな、そういうのが好きなんだーみたいな、でもそれがなんかみんな違って面白いっていうのがなんかあったような気がしていて。
あー。
うーん、なんか今はなんかそういうのが少ないなーっていう感覚を感じるなー。
あー。
だってなんか昔はさ、iPodにこう曲入れてさ、そのなんか曲どんなの入れてんのとかどんなの聴いてんのとか見比べるの結構楽しかったじゃん。
うん、楽しかった。
でも今みんなストリーミングアプリで聞くからさ。
そうだね。
なんかこう入ってるとかないのよ。
ないね。
なんか、例えば自分だったらiPodに1万6千曲ぐらい曲が入ってたよね。
うん。
結構なんか相当多いし、ジャンルもすごい幅広く聞いて、いろんなもん聴いてたから、なんか音楽でなかなか他の人とお話できないってことなかったんだよ。
うん。
でもなんかそういうなんか収集する楽しさみたいなのもなんか当時はあったなって思ってね。
あーそうか、データ収集してこないといけないもんね、CDとか。
そうそうそうそう。
なんかその好きのあり方が変わったなっていう風にちょっと思ってる。
好きのあり方の変化
それは確かにそうかもね。
俺、この間ちょっと年上の人と飲みに行った時に、
うん。
あのiTunes、あのローカルのやつってまだ入ってますかって聞いて、あるよって言われて、ちょっとお互いに見せませんっつって見せたけどめっちゃ楽しかったもんね。
めっちゃ楽しいよねそれ。
めちゃくちゃ楽しかったもんね。
え、ちょっとそれは今度やろうよ。
これこれってなったから。
ちなみにどのアーティストでも盛り上がった?。
いやなんかもうお互いに全然違いすぎて、違いすぎてっていうかその一緒に飲んだ方はもうすごい結構詳しい人で、
うんうんうん。
あれもさ、当時iPhoneのストレージの容量があるからさ、限定したやつしかやっぱり入れてないじゃない。
確かに確かに。
全曲入れれないから。
限定したやつだけを見せてるから、俺もなんかさ、本当によく聞くメジャーどころの洋楽とかのやつばっかり入ってる状態で渡しちゃったから、
なんかその向こうの方は多分ほぼ知ってる感じ。
で、向こうの人見せてもらったけど、マジで全然わからんみたいな。
すげーなんかコアなバンドいっぱいいるみたいな。
まあなんかその名前は聞いたことあるぐらいの人たちもいっぱいいたけど。
でも本当は俺の好きはこんなもんじゃねえよってちょっと思ったわけね。
いや、思ってない。笑
思ってねえんかい。
うん、単純にうわハイセンス〜と思ったね。
それ楽しいよねそういう遊びね。
僕容量に限界があるからスマホには音楽入れないって決めてた。
あ、そうなんだ。
iPodに。
そうiPodに。
そうそうそうそう。
いやーねーでもだいぶ変わったよね本当に。
サブスクとか全然なんかないもんね。
そういうプレリスト作ったりとかしてないしさ今。
めちゃくちゃ僕らプレリスト作ったじゃん。
作ったっけ?
わからん。
いや僕は作ってた。
雨の日の。
あ、そういうこと?
雨の日の休みの日に聞くプレイリストとか。
あ、まじ?
うんなんかこう天気とか気持ちとか集中したいとか。
えーすごーいやったことないわ。
だからさ今Spotifyとかグーグルの音楽のサービスとか見ると今の気分はみたいなので選べたりするじゃん。
もう何十年も前にやってるよ俺って思ってたもん。
まあでもそうだよね。
なんかCD焼いて渡したりとかしてたもんね。
あったあった。
あったねーそういう楽しみ方がやっぱできたけど今はそのツールが発達しすぎてそういう好きのあり方はなくなったんだなってちょっと思ってる。
もうこの回顧をしだしたらおじさんの始まりかな。
かもしれない。
いやでもなんかさ好きってさその言いづらいのかなーって感じもある。
なんかそのSNSとかをさ、見てさ、その、自分が好きだと思ってることのジャンルをさ、なんかこう自分より上行ってる人とかをたくさん見るじゃないやっぱ。
気にしすぎじゃない?
いや気にしすぎなんだと思うけどでもなんか今のこのレベル感で好きって言っていいのかなーみたいな話とかよく聞くよ。
あーマウント取ってくる人が多いからかな。
うーんというかその周りにさなんかそのそんなにこう身近でさ、こう、より上を行く人なんてさ数人ぐらいの話っていうかさ、そのなんていうんだろうな、その、自分のコミュニティーの中でその自分がその当該の趣味においてどれぐらいの立ち位置にいるかみたいなのをさ多分測ってる感じがあってみんな。
あー面白い面白い。
好きのヒエラルキー
それをさなんかこうなんかこうSNSがあるがばかりにさこうもっと広い世界でさその詳しい人たちがいるたくさんいるっていうことを知ってしまうとさそのヒエラルキー的にこうどこに立ち位置があるかみたいなことがわかんなくなってさ好きって言えないみたいな事象が結構起きてんだろうなと思う。
あーなるほどねー。
なんかファンの作法とかいうかマナーというかなんかそういうのが結構うるさく問われたりすることもあるのかな。
にわかじゃんって言われちゃうしさ。
にわか上等くらいじゃダメなんだね。
でもだからそうなんだよ、なんかその、音楽とか好きなんですかって聞かれても、あの、好きですって言うようにしてる。なんか言えなかったけど。
不要意に好きですって言うのを避けてたわけだ。
そのーなんかあ聞きますけどそんなでも全然全然とか言っちゃう。
あー謙遜して喋る人多いよね。
そうそうそうでも言っちゃうとさ話広がんないじゃんそっから。
ねー。
そのレベル感も測れないしさ。
うん。
あでも好きですよよく聞きますって話したらさあ何聞くんですかって話に発展するけどさ。
なんかそこのバランスむずいなーと思って日々生活してる。
なるほど普通に好きが好きって言えない時代なのかもしれないってことか。
読書の習慣
うーん。
面白いなそれ。
好きって言っていいんだろうかこのレベルでみたいな感覚は結構あるかも。
なんかそのより沼が深いものに関しては。
あー面白いね。
うん。
面白いそれ。
結構あるよななんか読書とかもさ最近よくしてるけど。
うん。
あそう僕だから最初の質問でしんぺー読書って言うかなって思ってたの。
うん確かに。
うん。
忘れてた。
忘れてた。
もう呼吸のように本読んでる。
習慣になりすぎてた。
なんかあの。
ねうん。
ただのライフワークになってるかもしれない。
なんか趣味とかっていう。
あー。
すごいね。
そうでもなんかその本よく読みますとかって言ってもさ。
うん。
そのなんて言うんだろうな。
本とかさなんか特になんか難しくってさ。
うーん。
その可視化できないじゃん。
その知識だから。
インプットされるほうが。
はいはいはい。
なんかそれ可視化。
でもこう話してる時にさやっぱりすごい現実に出るじゃん。
あーまあちょくちょくね。
うんうんうん。
もうなんて言ったらいいんだろう。
こういろんな言葉で言い換えたりとか。
これあのどこどこに書かれてたなっていう知識を参照して喋ったりとかできるから。
うーん。
言語化、あの言語化はされるというか。
なんかその人の深みというかお形作るものなんじゃないのかなとは思うけどね。
そうね。
うん。
なんか本もなんて言うんだろうな。
うん。
もっと明確にジャンルあればいいのになって思う。
まあでも人。
音楽みたいな。
なんか小説ぐらいしかなんか分かんないじゃん。
小説なんか推理小説が好きとかさ、純文学が好きとかあるじゃん。
そこまで掘り下げちゃえばいいのか。
それは俺が小説読まんでそうななんてだけか。
昔はねもう本当に毎日本読んでるような時もあったけど今逆に読めないんだよね。
あーそうなんだ。
あのねもう言語学者じゃん。
確かに。
一個一個引っかかって読めやしないのよ。
あーそういうこと?
なんかもう観察対象になっちゃうから。
うわーこれは表現面白いみたいな。
これなんでこうやってこの表現使ったとかって思うともうストーリーとか関係ないんでは。
職業病だ。
ダメ。
これはね、分かんない。
同感してくれる人はいるんじゃないのかなと思うけど物語を読めなくなりましたね。
うーん。
趣味と仕事の関係
でももちろんたまに読むよ。
例えば芥川賞取った作品が出たらその時の文芸春秋だっけ買ってきて読んだりとか。
まあそういうことは結構してるけど。
職業病結構妨げそうだねそういうの。
あーそうだから僕はそのしんぺーに今好きって何って聞いて自分なんだろうなって思ってたんだけど。
うーん。
その言葉について考えるのってすごく好きなんだよ。
うーん。
でもそれでいてこう締め切りがあったりこう成果をやっぱり出さなきゃいけないみたいなプレッシャーがあるからなんか単純な好きでもなくなんかやっぱ義務的になってる部分もあるし。
うーん。
でもこういろんな遊びとか趣味とかと比べるとやっぱ論文書いてる時の方が全然ハイだし。
うーん。
まあでも言語学研究が好きだもんね。
そもそもね。
好きだね。
うーん。
好き好き。
やっぱ分かんないことしかないし。
うーん。
やばいよね。
こんだけずっと言語学やって分かんないことしかないとか言っちゃったるもんな。
ふふふ。
いや本当に。
いいことじゃん。
好奇心がずっとあるってことでしょ。
やっぱやっぱ学会とか行ってもさ、60,70の先生たちがさすげえ元気なのってやっぱ好奇心が失われてないからなのかなって思うんだよ。
うーん。
そうかもね。
うーん。
僕はでもそういう生き方に憧れてしまうな。
うーん。
いやでもなんかそのさ、なんて言うんだろう。
けいちゃんはなんかこう仕事って言えるかどうかちょっと分かんないけどさ。
その仕事が好きな人?好きなことが仕事になってる人?ってやっぱすげえなって思う。
なんかこの年齢になって。
確かにそれは本当にね幸せ者なんだろうなって思うよ。
うーん。
なんかそれでこうさ自営業ってか個人事業主とかさで働いたりとかしてるの本当にすげえなって思う。
なんかその。
そうね。
なんて言うんだろうな仕事にしてもいいって思えるぐらい好きなものが見つかるって本当すごいなって思う。
僕考え事が高校生の時すごい好きで。
うん。
頭を使うって言ったら変だけどなんかこう物を読んでこれどうなんだろうあーなんだろうとかずっとそういうことをなんか哲学書読んで考えたりするのがすごい好きだったのね。
うん。
なんて言うんだろうやっぱ人と付き合ってたりするとさ友達であれ恋人であれ先生であれ大人であれいろんな感情が心の中に芽生えるじゃん。
うーん。
これがなんでなんていうそれにこうなんかちょっとこうアンコントローラブになるというかこう自分でコントロールできない精神状態になるのがめっちゃ不思議で。
うんうんうん。
なんかだってそのなんかあるイベントが起きて特定の感情の状態になるわけじゃん。
うん。
でもさほとんど自分は変わってないじゃん。
うんうんうん。
体も同じだしもちろん時間が経ってるから細胞レベルでは違うかもしれないけどそれなのにこうなんか全然自分の気持ちが支配できない時とか
同じようなことが起きてるのに全く平気な時とかあるわけよ。
うーん。
なにこれって思って。
うーん。
でなんか不思議だなーとかずっと思ってたんだよね。
うん。
でそれで最終的にまあ言葉と感情みたいなことを考えた時に形容詞結構おもろいかもってなってずっと形容詞の研究してるんだけど。
あーそうなんだ。
そう。
ちょっと待っていつって。
え?
いつって?いつの話それ。
ここそ僕高校生の頃、あ言語学園であったのは大学生になってからだね。
でも哲学書読んだりしまくってたのは高校生の頃から。
高校生の頃。
うん。
すごいね。
でもね多分正しくは理解できてないと思うよ。
いやでも教科書以外に読む本なんてなかったの?高校生の時。
いや読めよう。
せいぜい漫画ぐらい。
いや当時太宰治とか好きだったからちょっとなんかあの心が廃れてたのかもしれない。
高校生にして。
うん。太宰治だったり坂口安吾とかさあの辺のなんかなんとも言えない暗いやつとか萩原朔太郎とかさ詩集読んだりしてたよ。
いや毎日部活のことしか考えてなかったなあ高校生の時。
それもそうよ。部活はもう部活めっちゃに振ってたけどその傍らでなんかこういう本をいろいろ読み漁ってたかな。
えー何してたんだろう高校生の時部活以外。
小説とかめっちゃ読んでたよ。
すごいね。
その頃ねめちゃめちゃ小説読んでた。
何読んでたかなまたそのさっき言ってたようなちょっと昔のね文学作品読むこともあったけど石田衣良とか読んでたかもしれない。
誰?
石田衣良とかあの池袋ウエストゲートパーク。
ああそうなんだ。
人とかあとは伊坂幸太郎とか読んでたかな。
伊坂幸太郎は大学生の時が一番読んでたかな。
重松清とかね。
うん。
いろいろ読みましたね。
めっちゃ本読んでる
いや多分しんぺーで読んでないトータルになったら。
いや全然よまだ。
いや高校生の時なんて本当に音楽聞くか部活やるか何ハマってただろうな。
高校生の頃は。
なんかハマってたとか別にないよな。
ねえ活字は読んでなかったってこと?
ほとんど読んでないと思う。
何がきっかけでなんか今みたいにすごい読書家になってんの?
読書はここ2年3年ぐらいさ。
もっと前か4、5年ぐらい前に仕事してる時に
何がしたいんだろう本当はみたいなのが自分がね。
おもしろ。
なんかいいんかなこの仕事ずっとやっててみたいなのがなんかあって。
でそれがさすごい苦しかったのよ。
おお。
なんかどうしたらいいかもわかんないし。
うん。
すごい苦しくて。
うん。
でなんかの表紙で。
うん。
えっとアリストテレスとか。
その唯識論で仏教の本になんか知らないけどネット情報でたどり着いて。
まあとりあえず読んでみるかつって読んで。
全然頭入ってこないけど何言ってるか全然わかんないしみたいな。
アリストテレスはでもおもしろいよね。
うん。
でもなんかその自分をこう、知るというかさ、
そのなんて言うんだろうあのどうしたら幸福になるんだっけみたいなのを。
うん。
なんかこう探って探ってってしてる間になんか本読み始めて。
うん。
でなんかさ、意外と自分俺が今悩んでる悩みなんかとっくの昔に解決されてるわみたいなことに気付き始めて。
うん、なるほどね。
もうすでに議論済みみたいな。
そうそうそう。
まあみんな同じことで悩んで。
うん。
みんなそれで本書いて。
解決してます。こうしたら楽になりますよっていう。
いやそうそうそうそう。
啓蒙みたいなことをしてくれてんだみたいなことに気付いてから、
なんかちょっとこれってって思うことがあったら本読みは答え書いてあるよなみたいな期待値があって。
おー。
なんか探るようになってったら読むようになったみたいな感じ。
自己の気づき
めっちゃわかるね。でもそのそれなんかさ漠然と自分たちが抱えてた疑問に唐突に答えが与えられる瞬間ってさそれにはまるときだよね。
あーそうだね。
僕なんか言語学でそれが起きたもん。
あーそうかそうかそうか。
いい天気って何?って変じゃんって思ってたの。
うんうんうん。
いい天気って言ったらみんなパッて思い浮かべるのは晴れでしょ?
でも僕そんなに晴れがすごく好きかって言うとそういうわけでもないのよ。
人に寄るじゃんっていう。
そう、家にいて雨が降ってるなんか家に行ったりするのがすごい好きだったのね。
うんうんうん。
なんかそのうちがほんと山の中にあるから、
うん。
なんか木々が湿ってそっからポタポタ水が垂れるのとかってすごく綺麗なのよ。
うんうんうん。
そういうのがすごい好きだったからね。
もうなんかすでに感受性高すぎるけどね、もうその時点で。
いや、いいやんだって。
人間ね、水とかそういう自然を見たら癒されるんだって。
いやーわかるよ。
でもなんかそれさーでも余裕があるときしか無理じゃない?
え?どういうこと?
えーなんかそういうもんじゃないかな?なんか気づけなくない?なんかそういうものに。
あーわからない。
わからないってことだ。
精神的に余裕があるときじゃないと、なんかそういうものの美しさみたいなことに、
あー。
なんかこう気づけないよなーって思う。
だからまあ余裕があったんだろうね、その結構その。
うーん。
あの山で暮らしてるときが。
山で暮らしてるって言い方おかしいけど。笑
山で暮らしてたからおかしくない。
まあまあまあまあ。
それが結構やっぱ好きだったから、でそれでいい天気って晴れしかないの変じゃんって母親に聞いたら、
知らんとか。
そんなどうでもいいやろうぐらい雑な扱いを受けた気がするんだけど。
で、それでまあ数年後に認知言語学の本読んだらそこに答えが書いてあって。
哲学と心の健康
うーん。
人っていうのはこう理想系でものを考えると。
うーん。
例えば子供たちが野球選手になりたいって言ったら例えば今だったら大谷翔平とかイチローとか思い浮かべますみたいな。
うーん。
だから天気もいい天気って言ったときにはその国において天気がいいって言ったらまあ晴れだからもう晴れしかささない。
うーん。
みたいなことを言い出して、うーんってなって面白ってなっちゃったんだよね。
うーん。
なるほどね。
そういう意味で哲学書でなんかうわこれおもろってなったのはアランかもしれない。
うーん。どんな話?
アランの幸福論。
ほうほう。
心の調子が悪いときって体の調子も悪かったりするよね的なことが書いてあるわけよ。
あー。なるほどね。
そっかーみたいな。だからなんかこうやっぱり心の機微みたいなものとか心のそのコントロールができないこととかに思い悩んでた時期があったからそっかって。
大抵のことはなんかご飯いっぱい食べて寝たら解決するのかなみたいなことを思ったんだよ。
うーん。
すげー雑な。
なんかそこになんかこうメカニズム的なものがあるわけじゃなくてあくまでこう哲学的な話なんだそれは。
哲学的だけどでもある意味メカニズム的でもあるんじゃない?
こう心の調子が悪いってことは体の調子が悪いところがあってだからそれを直せば解決するよねとかっていうのはまさにメカニズムだと思うんだけど。
うーん。
もちろんその超哲学的な議論っていうのもめちゃくちゃ多いんだけどさ。
うーん。
それはね結構なんかそっかって他のところに原因を見出してもいいんだなーみたいな答えを与えてくれた気がして。
あーなるほどね。
そう。だからね自分そこからちょっとなんかご飯を食べるとかっていうことをすごい気にし始めてて。
うーん。
で、うーん。そうだねー。今となってはほんとご飯食べることってすごい大事だよ。好きだなっていう。
うーん。
風に思ってる。
まあでもなんかそのなんていうんだろうな読書からの発想の転換があって。
うん。
読書の影響
アクションして生活変わるとかめっちゃあるよね。
あるあるあるある。
めちゃくちゃあるよね。
うーん。
なんかそれはなんかすごい良い経験だったなーって思うね。だからまだ読んでるんだろうし。
うんうん。
で、一番人生に影響を与えたとか自分を変えたというかさ、そういう本ってある?
えー。いっぱいあるけど、なんだろうなー。まあ一つ例出すとすれば、ほんとあのHSPって単語が出始めぐらいのときに本読んで。
うん。
で、その当時さ仕事とかもさ。
うん。
その上司の目伺いながら仕事するとかさ。
うん。
結構日常茶飯事でさ、俺。
うんうん。
だから結構しんどかったわけ。毎日。
気が付くからね。
そうそうそう。
しんぺーは。
なんかいろんなとこ気使ってやるとかがしんどくて。
うん。
で、なんかその解説、HSPの人ってこういう人ですみたいな解説がほんと出始めぐらいのときに読んで。
うん。
あ、俺がやってることはそういうことねってなって。
俺のことが書いてあったわけ?
そうそうそう。
オッケーオッケーってなって。
うん。
もうだからその気にしないみたいな、その気にしないことができるようになったよね。
やったよね。鈍感力が身についたっていう感じかな。
うーん、なんか悪い言い方したら諦めなんだけど。
おー。
他の人がさ、なんでこれできるの?みたいな。
え、なんか普通に考えたらこの感覚わかるやんみたいな、苛立ちみたいなのがなくなったかも。
あー、すげー。すごくいいじゃん。
うん。だから、なんか寛容になったよねすごい。
へー。
まあしょうがないよね。
まあそれは。
わかんない人だからみたいな、諦めみたいなことができるようになったかもね結構。
なんか、本読んでる人ってどこかで諦めを覚えるの?
えー、どうなんだろう。
うちの父、今でこそそこまで読書家ってか、うちの母の方がよっぽど本読むぐらいだけど。
うーん。
うちの父もほんといろんな本読んできた人だと思うんだけど。
うんうん。
あの人生で傷つかないためには他人に期待しすぎないことだって高校生ぐらいの時に言われたことがあって。
まあでも間違いないよね。
今、今では確かになっていうふうに思うんだけど。
うん。
いやすごい、あの、この人仏教やと思ったもんね。
父の話を聞いてさ。
うん。
いやおかしかったほんと。
まあでも確かにうちの父さんはブッダ、手塚治虫のブッダとかをすごくいい本だ、いい漫画だって言って読んでたから。
まあ仏教なテイストはあるのかもしれないんだけど。
うーん。
そんな父親に、これは読めって、僕弟がいるんだけど、僕も弟も勧められた本が一冊あるんだよ。
えー何?
内村鑑三っていうクリスチャンの書いた、
はあ。
全然、あの、後世への最大遺物っていう本が、あの、これを読むとなんか、何か自分が今から人生で意味あることを成し遂げようって思えるみたいな感じの本なんだけど。
へえ、読むわ。
僕は結構、
僕としてはとても。
あのね、すぐすぐ、めっちゃ薄いからすぐ読み終わるよ。
ほんと。
うん、でもね、なんかすごく、あの、後世への最大遺物って、まあ要は後の世の人たちに何を残して自分は死んでいくのかみたいなことを考えてる本なんだけど。
うーん。
今はやっぱなんか、それ結構でかくて。
うーん。
なんか自分が今論文っていうものを書く仕事をしてるじゃん。
うん。
一生残るんだよね、国立国会図書館とかに。
あーそうだね。
自分が生きた証が残る、思考の、なんていうんだろう、端くれが蓄積されていくっていう感覚がすごい、なんか僕は、あの、本当にね、形容詞って言語学の中でもニッチなテーマなんだけど、それでも誰かが読んでくれたりしてたらいいなって思ってたの。
うーん。
だから結構影響を与えたい、自分がね、今しんぺーに聞いたから自分も答えなきゃなという気持ちで言ったんだけど。
それはその一つで、うん、でかかったかな。
なるほどねー。
うん。
いやーでも、そういう考え方変わるみたいなのがあるからいいよね。
あとはなんかその、いろんな考え方する人がいるんだなってわかるしね。
うんうん。
その、著者のさ、思考がある程度見えるからさ。
時々なんか、こいつやべーと思いながら読むときない?
あるあるある。
村上龍とかそうだったもん。
へー。
あの人のね、愛と幻想のファシズムっていう本を勧められたことがあって。
うん。
昔学生運動もしたことあるおじさんに、自分のおじさんじゃないけどさ、勧められてさ。
うん。
読んでみたら、おーみたいな。
そう、僕らが今さ、やろうとしてるインクルーシブデザインとかさ、そういうのと真逆、エクスクルーシブデザインしてるの、社会は。
なるほどね。
やばこいつみたいな。
ゾッとしながら読むけど、まあでもやっぱ書き口が面白いから、物語として面白く読んだけど。
うん。まあでも一定そういう人もやっぱいるんだなって、慣れるもんね。
刺激としてそういうのをたまに読むの面白いかもね。
本当にこう寛容度が高くなるみたいなのは結構ある気がするなあ。いっぱい本読んで。
やっぱ世界が広がるってよく言うじゃん。読書をすると世界が広がるって。
でもその、それなんだと思うんだよね。寛容度が広がるって。
こういう考えの人もこういう説明もある、こういう理論もある、こういう考え、哲学もあるとかって知ると、
なんか社会を、世界を見た時に、ああ、あれかっていう風にこうなんかこう引っかかるものがあるとさ。
引き出しが増える感じなんだろうね。
そうそうそう。
なんか正体不明のものって人間一番嫌いなんだと思うんだよ。
怖がるしね、やっぱり。
そうそう、それが減るっていうのは面白いよね。
答えわかる、わかるっていうか、こうヒントとなるものがいっぱいあるみたいな状態が寛容なんだろうね、やっぱりその。
だね。
まあそういうこともあるかみたいなことが思えるみたいなって感じかな。
好きっていうことなんだけど。
全然喋るじゃん。
全然喋れるね。
最初、このレックを回す前は喋れるかどうかとかって。
いや、ほんとアドリブダメでさ。
めっちゃ上手じゃん、お上手じゃん。
いや、友達と喋ってるだけだからな、これ。
そうなんだよね。
友達と喋ってるのをただ垂れ流すというね。笑
まあでもこういう時間も好き。
普通に友達となんでもないこと喋るみたいな時間もめっちゃ好き。
そういう時ってやっぱ素が出たりとか、なんか相手の素を知れたような気がして結構楽しいよね、心地が良い。
学生の時に比べてさ、人と接する時間がすごい減ったからさ。
好きなことについて
余計なんか夜友達とご飯食べに行ったりとかこうやって話すみたいな時間とか超好き。
めっちゃ幸せな気分になって家帰る、いつも。
いくらでも相手しますよ。
ゲームやりながらね。
そうそう。おい、なんでわからんとか言いながら。
そうね、て感じかね。
いや、皆さんの好きなことは何ですか?
是非コメント欄に言ってコメ稼ぎをするっていう。
まあでもなんか話戻るけどね、普通になんか自分が好きだけどレベル的には普通みたいなのあっても好きって言っていいと思う、それは。
本当にそう思う。好きなら好きって言ったほうがいい。
そのほうがなんか色々広がるよね、やっぱり。
そうそうそうそう。
いや、ほんとそう。
いや、全然漫画とかアニメとかの話するかなって思ったけど、ちーっともそっちに行く暇もなくて。笑
いや、十分、十分です。
でもさ、このラジオを聞いてる人の好き知りたくない?
いや、知りたい。
このけったいなラジオを聞いてる人たちは一体何が好きなんだって言って。笑
悪趣味だよね。笑
悪趣味って言うな 笑 悪趣味の下手物を我々は垂れ流してるわけではない。
いやでもなんか本当にみんな何が好きなんだろうね。
うーん。
なんか「好きな物」語りされる、こういうの好きでーって自分が全く接してないジャンルとかの、これのここが面白いんですよみたいな話とかされるのめっちゃ好き。
あー、いいよね。熱っぽく語ってくれるのいいよね。
そんな世界あるんだ、みたいな。
てかさ、今すげえ全然頓狂なこと言っていい?
うん。
戦争する前にさ。
戦争?
うん。戦争する前にさ。
あ、戦争?うんうんうん。
戦う人たちにさ、自分の好きなものについて語れってやってさ、
でそれをお互いの国で交換してさ、100人ぐらいの動画作って交換してさ、
戦争と好きなもの
ってやったらさ、俺戦争ってなくなる気がするんだよね。
あー。
なんか好きなもの考えたら死にたくなくなるじゃん。
確かに。
今から自分たちが戦おうとしてる人たちにもこんだけ好きなものがあるんだとか思ったりさ、
あと誰一人として戦争が好きだって人っていないんじゃないのかなって個人的に思いたいのね。
そうだね。
なんかそういうなんか条約作ればいいのに、国際法っていうかさ、
うん。
世界の決まりとしてさ、なんかそういう法なんかのがあったら面白いのになってちょっと思った。
一定こう情けみたいなのは動くかもね。
心理的なものとして。
だから戦時下におけるストレスで人がバグってさ、こう残虐な行為をしちゃうことってよくあるわけじゃん、捕虜とかに対して。
そのなんか歯止めが効くんじゃないのかなって。
なんか上層でやるべきだよね、それをね。
そうそうそうそう、上層でもやるべきだし。
メンバーでもさ、例えば捕虜を捕らえたらその人の名前とか国籍とか部隊とかを聞いた後に必ず好きなことについて話をさせる。
敵同士で話をするってしたらさ、俺その人のこと殺せないんじゃないって思うんだよ。
いやー、まあできたらハッピーだね、すごいね。
なんか綺麗事ではあるけどできたらすごいハッピーな内容だよね。
やっぱ綺麗事かね。
いやー、そのね、指揮官がサイコパスだからね、やっぱり。
戦争が起こってるっていう状況ではそうなんだろうと思うけど、でも彼らだって何かあるだろうって。
それが奪われたりさ、他の人の隙を奪うかもしれない行為を君たちしようとしてるんだぞって。
突きつけてやりたいんだよね。危ない、37歳のおじさんが喋る内容ではない。
ドラえもんとかの話してると一緒だもんね。
でもいいんじゃない?そういう大人が一人くらいいてもいいんじゃないかな。
いいと思うよ。そういう人が多くならないとなくならないし、結局。
僕も語尾にぴょんつけたら争い事なんてなくなるわけですよとかって言うわけで。
おかげで「さかぴょん」ってあだ名つけられたことあるよ。
そうなの?
東京の民間企業で働いてるときね、さかぴょんって呼んでくる人いた。
そうなんだ。
なるほどね。
ね、光栄な勲章だと思って。
いやいや、そういう風に考えるともね、大事じゃん。
大事だと思います。
こんなところですかね。
そうね。
はい、ということで。
いいのかしら、こんな話で。
はい、坂田ぴょん吉がお送りしました。
ありがとうございました。笑
ありがとうございました。
でも本当に気が向いたら皆さんの好きをコメント欄で熱く語ってください。
ぜひぜひ、はい、教えてください。
ではまた次回お会いしましょう。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございます。